君と。
ねえ、好きだよ。
その一言が言えずに何年経っただろう。もう何年も会っていない彼をいつまでも、いつまでも彼を恋慕って。いつまで、こんな切なくて苦いような思いを抱いて過ごさなければならないのだろう。
「辛い、辛い、辛い、辛い!」私はそう叫んで持っていた携帯をベッドの上に叩きつけた。ああ、またやってしまった。もう望みは捨てたはずなのに。もう希望も、奇跡もない。起こらない。あり得ない。そうやって今まで私は自分の気持ちを殺した。それなのに、それなのに。「どうしてっ、なんでこんなに辛い思いをしながらアイツを想っているんだ!?どうして、どうして....」
気付いたら夜が明けていた。昨日はえらく取り乱してしまった。私らしくもない。もう諦めたんだ。そう思いながら顔を洗い、朝ごはんを食べて歯磨きをして制服に袖を通す。学校に行かなければ。「行ってきます」と誰もいない部屋に向かって小さく呼びかける。両親は2ヶ月の海外出張中だ。そろそろ自分でご飯を作るのも面倒になってきたな、なんて考えながら学校への道を歩いていくと小学校低学年くらいの子達が5人くらいはしゃぎながらすれ違った。何故か小学校時代に戻りたくなった。あの時は楽しかったな、何も考えずにはしゃいでいられてみんながいた。彼も。なんであんなに心を殺して、諦めたのに彼は私の心から消えてくれないのだろう。今の学校には知り合いもいない、親友と呼べる人もいない。寂しい、そう思った瞬間に目から涙が溢れ出した。「会いたいよっ...」無性に彼が恋しくなった。あんなに鬱陶しかった気持ちが私の胸を締め付ける。道路にしゃがみ込んで泣いていると、頭上から声がした。「大丈夫ですか?」ああ、そうだここは道路だ。はたから見ればただの不審者だ。大丈夫です、すみません。そう言おうとして顔を上げると、
「えっ...?」彼がいた。ハンカチをこちらに差し出した彼が。声を出さなければ、声を!しかし喉に何かが詰まったように声が出ない。そんな自分に彼は優しく微笑みかけるとハンカチを私の手に握らせると「返さなくていいですよ。」と言って行ってしまった。彼は自分に気付いていない。悲しかった、でも今声を出して追いかけなければ二度と会えない。立ち上がり彼の背中を追いかけた。今だ、一歩踏み出すんだ!
「あの、いきなりでごめんなさい、俺と連絡先を交換してくれませんか?」
彼は驚いたように目を見開くと俺をハグした。「久しぶりだな!元気だったか?」思い出してくれたんだ!また涙が零れた。彼は「泣くなよ、まったく」と言って涙を拭いてくれた。
俺が、君を好きって変に思われるかもしれない。でも俺はもう自分の気持ちを殺したりしない。好きなんだ。
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はい!どうも如月です。今回初めて小説を書いてみました。最後はちょっとBL要素があるんで、不快に思った方はごめんなさい。まさかのラスト!的な感じで書きたかったんでタイトルにも書かなかったんです....
改行して読みやすくしたかったけどどこで改行したらいいかわからずこうなってしまいました。なのでひたすら続く文章と異様に多い読点、下手な文章で読みにくかったと思います、すみません。
感想とアドバイスよろしくお願いします!
如月さん(選択なし・13さい)からの相談
とうこう日:2020年7月14日みんなの答え:0件
その一言が言えずに何年経っただろう。もう何年も会っていない彼をいつまでも、いつまでも彼を恋慕って。いつまで、こんな切なくて苦いような思いを抱いて過ごさなければならないのだろう。
「辛い、辛い、辛い、辛い!」私はそう叫んで持っていた携帯をベッドの上に叩きつけた。ああ、またやってしまった。もう望みは捨てたはずなのに。もう希望も、奇跡もない。起こらない。あり得ない。そうやって今まで私は自分の気持ちを殺した。それなのに、それなのに。「どうしてっ、なんでこんなに辛い思いをしながらアイツを想っているんだ!?どうして、どうして....」
気付いたら夜が明けていた。昨日はえらく取り乱してしまった。私らしくもない。もう諦めたんだ。そう思いながら顔を洗い、朝ごはんを食べて歯磨きをして制服に袖を通す。学校に行かなければ。「行ってきます」と誰もいない部屋に向かって小さく呼びかける。両親は2ヶ月の海外出張中だ。そろそろ自分でご飯を作るのも面倒になってきたな、なんて考えながら学校への道を歩いていくと小学校低学年くらいの子達が5人くらいはしゃぎながらすれ違った。何故か小学校時代に戻りたくなった。あの時は楽しかったな、何も考えずにはしゃいでいられてみんながいた。彼も。なんであんなに心を殺して、諦めたのに彼は私の心から消えてくれないのだろう。今の学校には知り合いもいない、親友と呼べる人もいない。寂しい、そう思った瞬間に目から涙が溢れ出した。「会いたいよっ...」無性に彼が恋しくなった。あんなに鬱陶しかった気持ちが私の胸を締め付ける。道路にしゃがみ込んで泣いていると、頭上から声がした。「大丈夫ですか?」ああ、そうだここは道路だ。はたから見ればただの不審者だ。大丈夫です、すみません。そう言おうとして顔を上げると、
「えっ...?」彼がいた。ハンカチをこちらに差し出した彼が。声を出さなければ、声を!しかし喉に何かが詰まったように声が出ない。そんな自分に彼は優しく微笑みかけるとハンカチを私の手に握らせると「返さなくていいですよ。」と言って行ってしまった。彼は自分に気付いていない。悲しかった、でも今声を出して追いかけなければ二度と会えない。立ち上がり彼の背中を追いかけた。今だ、一歩踏み出すんだ!
「あの、いきなりでごめんなさい、俺と連絡先を交換してくれませんか?」
彼は驚いたように目を見開くと俺をハグした。「久しぶりだな!元気だったか?」思い出してくれたんだ!また涙が零れた。彼は「泣くなよ、まったく」と言って涙を拭いてくれた。
俺が、君を好きって変に思われるかもしれない。でも俺はもう自分の気持ちを殺したりしない。好きなんだ。
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はい!どうも如月です。今回初めて小説を書いてみました。最後はちょっとBL要素があるんで、不快に思った方はごめんなさい。まさかのラスト!的な感じで書きたかったんでタイトルにも書かなかったんです....
改行して読みやすくしたかったけどどこで改行したらいいかわからずこうなってしまいました。なのでひたすら続く文章と異様に多い読点、下手な文章で読みにくかったと思います、すみません。
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如月さん(選択なし・13さい)からの相談
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