雨が降る世界。
登場人物紹介
【一花】
主人公。名前はいちか、と読みます。
雨が降る日になにかしらの不幸が起きる。
お母さん、お兄ちゃんが小さい頃に亡くなってしまいました。
女の子で、13歳の中1です。
※一花のセリフは『』で書かせていただきます。
【優香】
一花の幼なじみ。名前はゆうか、と読みます。
女の子で、12歳の中1です。
優香は一花が雨の日に不幸が起こるの知ってます。
※優香のセリフは「」で書かせていただきます。
________________________________________________________________
今日もザーザーという音を立てて雨が降る。
はあ、嫌だな。私は雨が嫌い。
だって雨が降ると何故か不幸なことが起きるもの。
鳥のフンが落ちてきたり、体育のドッチボールでボールが顔に当たったり...。
もう散々。
「あっ、一花ー!!」
そんなことを考えていると、幼なじみの優香が叫びながらこっちに走ってきた。
『はあ...。優香、そんなおっきな声出さなくても...。』
「だってだってー!2日ぶりに会ったんだよ!?」
『いや土日挟んだだけじゃん...。』
「私にとっては土日だけでも友達に会えないの辛いのー!!」
『はいはいそーですか。』
まったく。
…でも優香はそれほど友達を大切にしてるんだろうな。そういうとこ、好き。
「そういえば今日雨だよね。一花、気をつけなよ?」
『この世からいなくなるほどのことが起きるわけじゃないし、大丈夫だよ』
「いやいや、一花けっこードジじゃん!まったくお母さんは心配だわ...。」
『私は君の子供になった覚えはありません(笑)』
私たちはそんなくだらない会話をしていると、急に大雨が降ってきた。
「うわー!!やばいやばい傘折れたー!!」
『優香、落ち着いて!あそこに屋根あるから雨宿りしよ?』
「う、うん!さすが一花...!こんなときでも冷静ですなぁ!」
「うわー!電車止まってる!」
『うわ、それほんと?まあでも最悪ホテルにでも止まればよくない?』
「ええ!私500円しか持ってないよぉ…。」
『・・・今日の不幸はホテル代か。』
くそお。
『とりあえずここから出ない?警報出てるし危ないよ、これ以上ここにいたら。ホテルいこ?』
「ふぁっ!?警報出てんの!?」
そんな会話をしながら私たちは走って何とかホテル前に着いた。
「うわーん、びしょ濡れだよー!!」
『ホテルのお風呂入ろっか。』
「うん〜(泣)」
「あ〜さっぱりした!」
『そだね〜!』
「そういえばさ、一花の雨が降る日の不幸って雨の強さ?とかによって変わるの?」
『そんなことないよ〜。』
「あはは、だよね〜!あ、話は変わるけど近くのコンビニでおにぎり買ってきていいかな?」
『おっけー。気を付けて。』
「んー!」
『待って優香!!』
私がそれを言ったときには優香はもういなかった。
なんでこんなことを言ったかというと、思い出したから。
私のお母さんとお兄ちゃんは私が小さいころに亡くなった。
偶然にも物凄い雨の日に。…そう、今日みたいな。
ちなみにどっちも亡くなる前は私のすぐそばにいた。
『今日の不幸は優香が死ぬこと...?』
私の勘だけど、嫌な予感がした。
私はすぐホテルのエレベーターに乗って、1階まで降りて外にでた。
「あ、一花じゃん!どうしたの?またびしょ濡れになって!」
私の勘は当たっていた。
車が優香に向かって進んでいる。
優香は死んじゃうの...?・・・いや、違う!
私を犠牲にしてでも優香は助ける!
『優香!』
「えっ…ってきゃあ!」
車は私を目掛けて一直線に進んでくる。
「一花!逃げて!」
『もう無理だよ、私は死ぬ。えへへ、今までありがとうね!優香。』
ドンッと言う音を立てて車は私に当たる。
「一花ー!!ごめんね、ごめんね!私のせいで…。」
『泣かない…で。私の分まで幸せに…生きてね?」
優香、泣かないでよ。
大丈夫だから。私は空の上で見守ってるよ。
…ああ、欲を言えばもっと生きたかったな。
優香ともっと遊びたかった。
やっぱり雨なんて嫌いだ___
_____________________________________________________
作者のあんこくりーむ。です。
主人公が死んじゃうやつです。気分を害された人申し訳ありません!
文才なくて申し訳ありません!
誤字ありましたかね?よければ教えてくださいね!
では!
あんこくりーむ。@短編小説書くの楽しいさん(兵庫・11さい)からの相談
とうこう日:2020年7月16日みんなの答え:1件
【一花】
主人公。名前はいちか、と読みます。
雨が降る日になにかしらの不幸が起きる。
お母さん、お兄ちゃんが小さい頃に亡くなってしまいました。
女の子で、13歳の中1です。
※一花のセリフは『』で書かせていただきます。
【優香】
一花の幼なじみ。名前はゆうか、と読みます。
女の子で、12歳の中1です。
優香は一花が雨の日に不幸が起こるの知ってます。
※優香のセリフは「」で書かせていただきます。
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今日もザーザーという音を立てて雨が降る。
はあ、嫌だな。私は雨が嫌い。
だって雨が降ると何故か不幸なことが起きるもの。
鳥のフンが落ちてきたり、体育のドッチボールでボールが顔に当たったり...。
もう散々。
「あっ、一花ー!!」
そんなことを考えていると、幼なじみの優香が叫びながらこっちに走ってきた。
『はあ...。優香、そんなおっきな声出さなくても...。』
「だってだってー!2日ぶりに会ったんだよ!?」
『いや土日挟んだだけじゃん...。』
「私にとっては土日だけでも友達に会えないの辛いのー!!」
『はいはいそーですか。』
まったく。
…でも優香はそれほど友達を大切にしてるんだろうな。そういうとこ、好き。
「そういえば今日雨だよね。一花、気をつけなよ?」
『この世からいなくなるほどのことが起きるわけじゃないし、大丈夫だよ』
「いやいや、一花けっこードジじゃん!まったくお母さんは心配だわ...。」
『私は君の子供になった覚えはありません(笑)』
私たちはそんなくだらない会話をしていると、急に大雨が降ってきた。
「うわー!!やばいやばい傘折れたー!!」
『優香、落ち着いて!あそこに屋根あるから雨宿りしよ?』
「う、うん!さすが一花...!こんなときでも冷静ですなぁ!」
「うわー!電車止まってる!」
『うわ、それほんと?まあでも最悪ホテルにでも止まればよくない?』
「ええ!私500円しか持ってないよぉ…。」
『・・・今日の不幸はホテル代か。』
くそお。
『とりあえずここから出ない?警報出てるし危ないよ、これ以上ここにいたら。ホテルいこ?』
「ふぁっ!?警報出てんの!?」
そんな会話をしながら私たちは走って何とかホテル前に着いた。
「うわーん、びしょ濡れだよー!!」
『ホテルのお風呂入ろっか。』
「うん〜(泣)」
「あ〜さっぱりした!」
『そだね〜!』
「そういえばさ、一花の雨が降る日の不幸って雨の強さ?とかによって変わるの?」
『そんなことないよ〜。』
「あはは、だよね〜!あ、話は変わるけど近くのコンビニでおにぎり買ってきていいかな?」
『おっけー。気を付けて。』
「んー!」
『待って優香!!』
私がそれを言ったときには優香はもういなかった。
なんでこんなことを言ったかというと、思い出したから。
私のお母さんとお兄ちゃんは私が小さいころに亡くなった。
偶然にも物凄い雨の日に。…そう、今日みたいな。
ちなみにどっちも亡くなる前は私のすぐそばにいた。
『今日の不幸は優香が死ぬこと...?』
私の勘だけど、嫌な予感がした。
私はすぐホテルのエレベーターに乗って、1階まで降りて外にでた。
「あ、一花じゃん!どうしたの?またびしょ濡れになって!」
私の勘は当たっていた。
車が優香に向かって進んでいる。
優香は死んじゃうの...?・・・いや、違う!
私を犠牲にしてでも優香は助ける!
『優香!』
「えっ…ってきゃあ!」
車は私を目掛けて一直線に進んでくる。
「一花!逃げて!」
『もう無理だよ、私は死ぬ。えへへ、今までありがとうね!優香。』
ドンッと言う音を立てて車は私に当たる。
「一花ー!!ごめんね、ごめんね!私のせいで…。」
『泣かない…で。私の分まで幸せに…生きてね?」
優香、泣かないでよ。
大丈夫だから。私は空の上で見守ってるよ。
…ああ、欲を言えばもっと生きたかったな。
優香ともっと遊びたかった。
やっぱり雨なんて嫌いだ___
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主人公が死んじゃうやつです。気分を害された人申し訳ありません!
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あんこくりーむ。@短編小説書くの楽しいさん(兵庫・11さい)からの相談
とうこう日:2020年7月16日みんなの答え:1件
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うえ〜〜ん 私はこの話をよんで感動しました。自分を犠牲にしてでも友達を守る一花さんはとても優しいですね。
私も一花さんのような自分を犠牲にしてでも友達を守れる人になりたいです。 ゆちゆちさん(愛知・11さい)からの答え
とうこう日:2020年7月19日
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