障害者差別反対!プロジェクト
障害を持ってる人って
障害者になりたくて生まれてきたと思いますか?
そうじゃないこと、誰だってわかりますよね?
だったらなぜ
けなして、暴力ふるって、悪口を言って、いじめるのでしょうか?
私、障害を持つ妹の姉からすると、意味がわかりません。
そういうニュースがあると腹が立って仕方がありません。
妹のために、世界中の障害者のために
ーー私はプロジェクトを起こすーー
ある日私は思いついた。
虐められている妹をどうやって助けられるのか。
私は今まで色んなことをしてきた。
委員長になって、いじめや障害のことを知ってもらったりするゲームをしたりした。
講演もした。
動画を作ったりした。
家族でポスターを作ったりもした。
でも全然ダメだった。
今思いついたこと。
それは
世界の人々が繋がって、障害者差別をなくすことだ。
一人で、家族で、学校でやっても
なくならないなら
日本、世界で団結すればいい。
そう思いついたら
やることはたくさんある。
まず、インターネットで呼びかけること。
「障害者差別反対運動」と称して、zoomやLINE、広告などで、参加を呼びかけた。
あるウイルスの影響で、講演とかで広めるのは無理だからね。
思いもよらぬことに、参加者は1日で1000万人を超えた。
もう一日、もう一日経つうちに、参加者は増えて、
一週間で1億人くらいに参加者が増えた。
いろいろな国の人、障害を持ってる人、持ってない人、ジャーナリストの人、専門家の人、スポーツ選手、大統領、………。
すごい!こんなにも私みたいに差別反対の人たちがいたなんて!
私はすごく勇気をもらった。
次は、インターネットで署名を集める。
専用の紙をダウンロードしてもらって、サインと意見を書いてもらう。
そしてそれを、専用ホームページにアップしてもらう。
「障害者の私も、子供の頃いじめられていました。そんな世の中をなくしたいです!」
「障害を持ってる友達を、みんなに冷ややかな目で見て欲しくない!このプロジェクト、絶対参加する!」
などのコメントが数多く寄せられた。
だけど、インターネットの中。
悪口も目立っていた。
「なんなん?このプロジェクトってやつ。やっても無意味やで〜ww」
「障害者って気持ちわりーねん!」
「弱いものいじめやって何が悪いん?」
最悪。
だけどわかった。
私が生きてる、この人生をかけてでも
障害差別をなくす価値はある、ということだ。
妹だけじゃなくて、世界中の障害を持つ人たちのために
私がやるべきことはひとつ。
私たちがやるべきことはひとつ。
差別反対!の声を
できるだけ大きく
広めていくことだ。
今日も、署名がたくさん集まった。
というか、予想していたより倍、いや、五倍くらいの署名が集まった。
私はそれを、大切に印刷していき、束にまとめていく。
やる気を噛みしめながら、ようやく全部まとめ終わった。
これを今から、みんなの思いと共に、
世界の中心地へ。
そのために
私は
飛び立つ。
世界中の人々の願いを
代表して。
私がやるべきことはふたつ。
願いを届けるだけじゃ、何にもならない。
世界を、
考え方を、
変えなければならない。
だから私は
飛び立つ。
いくら飛行機酔いが
辛くとも。
【十年後】
「差別 反対主義国」、日本が誕生した。
他の国でも、この考え方は今どんどんひろがっている。
私は十年前のことを思い出す。
みんなの願いが届いた瞬間。
地道にだけれど、みんなの考え方が、見方が、変わって行っているという実感。
あの頃の私に
私は褒めたい。
人種差別、障害者差別、男女差別、他にも言えないくらいの色んな差別は
あってはならないことだと思う。
それをなくしていく第一歩を踏み出せた世界中の人々の中の一員として
私は自分自身を誇らしいと思う。
まだまだ考え方を変えなくちゃいけないことがたくさんある。
君は、何ができる?
自分は何をしなければいけない?
日々、問い続けて欲しいと私は思う。
あーぴぃさん(大阪・12さい)からの相談
とうこう日:2020年7月17日みんなの答え:14件
障害者になりたくて生まれてきたと思いますか?
そうじゃないこと、誰だってわかりますよね?
だったらなぜ
けなして、暴力ふるって、悪口を言って、いじめるのでしょうか?
私、障害を持つ妹の姉からすると、意味がわかりません。
そういうニュースがあると腹が立って仕方がありません。
妹のために、世界中の障害者のために
ーー私はプロジェクトを起こすーー
ある日私は思いついた。
虐められている妹をどうやって助けられるのか。
私は今まで色んなことをしてきた。
委員長になって、いじめや障害のことを知ってもらったりするゲームをしたりした。
講演もした。
動画を作ったりした。
家族でポスターを作ったりもした。
でも全然ダメだった。
今思いついたこと。
それは
世界の人々が繋がって、障害者差別をなくすことだ。
一人で、家族で、学校でやっても
なくならないなら
日本、世界で団結すればいい。
そう思いついたら
やることはたくさんある。
まず、インターネットで呼びかけること。
「障害者差別反対運動」と称して、zoomやLINE、広告などで、参加を呼びかけた。
あるウイルスの影響で、講演とかで広めるのは無理だからね。
思いもよらぬことに、参加者は1日で1000万人を超えた。
もう一日、もう一日経つうちに、参加者は増えて、
一週間で1億人くらいに参加者が増えた。
いろいろな国の人、障害を持ってる人、持ってない人、ジャーナリストの人、専門家の人、スポーツ選手、大統領、………。
すごい!こんなにも私みたいに差別反対の人たちがいたなんて!
私はすごく勇気をもらった。
次は、インターネットで署名を集める。
専用の紙をダウンロードしてもらって、サインと意見を書いてもらう。
そしてそれを、専用ホームページにアップしてもらう。
「障害者の私も、子供の頃いじめられていました。そんな世の中をなくしたいです!」
「障害を持ってる友達を、みんなに冷ややかな目で見て欲しくない!このプロジェクト、絶対参加する!」
などのコメントが数多く寄せられた。
だけど、インターネットの中。
悪口も目立っていた。
「なんなん?このプロジェクトってやつ。やっても無意味やで〜ww」
「障害者って気持ちわりーねん!」
「弱いものいじめやって何が悪いん?」
最悪。
だけどわかった。
私が生きてる、この人生をかけてでも
障害差別をなくす価値はある、ということだ。
妹だけじゃなくて、世界中の障害を持つ人たちのために
私がやるべきことはひとつ。
私たちがやるべきことはひとつ。
差別反対!の声を
できるだけ大きく
広めていくことだ。
今日も、署名がたくさん集まった。
というか、予想していたより倍、いや、五倍くらいの署名が集まった。
私はそれを、大切に印刷していき、束にまとめていく。
やる気を噛みしめながら、ようやく全部まとめ終わった。
これを今から、みんなの思いと共に、
世界の中心地へ。
そのために
私は
飛び立つ。
世界中の人々の願いを
代表して。
私がやるべきことはふたつ。
願いを届けるだけじゃ、何にもならない。
世界を、
考え方を、
変えなければならない。
だから私は
飛び立つ。
いくら飛行機酔いが
辛くとも。
【十年後】
「差別 反対主義国」、日本が誕生した。
他の国でも、この考え方は今どんどんひろがっている。
私は十年前のことを思い出す。
みんなの願いが届いた瞬間。
地道にだけれど、みんなの考え方が、見方が、変わって行っているという実感。
あの頃の私に
私は褒めたい。
人種差別、障害者差別、男女差別、他にも言えないくらいの色んな差別は
あってはならないことだと思う。
それをなくしていく第一歩を踏み出せた世界中の人々の中の一員として
私は自分自身を誇らしいと思う。
まだまだ考え方を変えなくちゃいけないことがたくさんある。
君は、何ができる?
自分は何をしなければいけない?
日々、問い続けて欲しいと私は思う。
あーぴぃさん(大阪・12さい)からの相談
とうこう日:2020年7月17日みんなの答え:14件
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すごく共感しました。 この小説を読み終わった時に、言葉では伝えきれない思いが湧いてきました。
障がい者を差別しているこの世界を変えようと、主人公がどれだけ努力しているか、どれだけつらい思いをしているか、というところがとても伝わってきました。
あーぴぃさん、書いてくれてありがとうございました。たくさんの人に読んでもらいたいです。 しばばんさん(埼玉・12さい)からの答え
とうこう日:2020年7月18日 -
無題 この小説を作ってくださりありがとうございます!
俺自身も、トランスジェンダーで、日本では性同一性障害と言われるやつです。
障害という文字があるだけで障害者と判断し、いじめたり差別する人はいます。
障害者として生まれてきたかったわけじゃないのに。
綺麗事かもしれないんですけど、俺は障害は個性だと思っています。
みんなが違う。全く同じ人なんていないです。
でもそれが分からず障害者は気持ち悪いと言ってくる人がいる。
俺にはどうして気持ち悪いのかが分からないです。
日本は外国より障害に対する理解がまだ浅いように思います。
だから、この小説のように十年後、日本が差別反対主義になってほしいなと思いました。
素晴らしい作品をありがとうございます! 湊さん(滋賀・12さい)からの答え
とうこう日:2020年7月18日 -
(;−ω−)ウーン 貴方は壁の大きさを知っていますか?
自分は考えます
自分からは壁が小さく見えます、遠いからです
彼らからは壁が大きく見えます、近いからです
もしあなたから壁が小さく見えるのならあなたは遠いところにいるのではないでしょうか、
これは夢と現実、どちらかの距離です
最後に、どうしようもないんですか?
、さん(選択なし・12さい)からの答え
とうこう日:2020年7月18日 -
すごい すごいです。
私も、こういうプロジェクトを起こして
差別を無くしたいと思った。 摩羅さん(山形・14さい)からの答え
とうこう日:2020年7月18日
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- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
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