あめだま様
あなたは、あめだま様を知っていますか?えっ、知らない。分かりました。特別に教えてさしあげましょう。
あめだま様は透き通っていて色のついたビー玉のような物。その色は様々で、赤に黄色、水色や黄緑…他にもたくさんあります。
あめだま様に触れると、息をのむほど美しい景色を見せてくれたり、食べた事も無いような美味しい果実の味をんのうさせてくれたりとあらゆる娯楽を提供してくれます。
けれど、銀色だけは触れてはいけませんよ。
なぜなら………
私の名前は、藤田咲夜(ふじたさくや)小学3年生。今は、友達の祭理(まつり)と一緒に下校中。
祭理「じゃあ咲夜、またね!」 咲夜(私)「うん!また明日ー。」
そう言うと祭理は、私の通学路の途中で曲ってしまった。
祭理とは途中から帰り道が違ったからだ。
咲夜「あーあ。暇だなぁ。」
祭理とわかれたら、私には一緒に帰る人がいないからだ。
そんな事を考えながら歩いていると、目の前をサラサラした髪で銀色のスカートを着た女の子が通り過ぎた。
なぜか私は、その子を夢中で追いかけた。見覚えなんて無いのに…
そして、その子を追いかけて角を曲がると、その女の子は消えていた。
咲夜「あれー。おかしいなぁ。」
そんな事を言っていると目の前には、大きくて古い建物があった。
お母さんには、より道なんてしたらダメだと言われていた。けれど…
咲夜「ちょっとだけならいいよね?」
私は、好奇心に負けて中に入ってしまった。
中には色とりどりなビー玉のような物がたくさん並んでいた。
咲夜「うわー。綺麗だな。」
すると奥から支配人のような人が出てきて、「触ってもいいですよ」と言ってくれた。
赤い物を触ると綺麗な景色が頭の中に浮かんだ。
お次は青い物を触ると美味しい果実の味が口の中に広がった。
咲夜「すごい!すごい!」
私は、それが気に入りたくさんの色の物を触った。そのたびにビー玉のような物は、素敵な物を提供してくれた。
その間支配人のような人は、奥の方に行って私には見向きもしなかった。
いろいろな物を触っているうちに、銀色のビー玉のような物を見つけた。横には、「サワルナ」とかいてあるはり紙があった。一瞬迷ったが、私はそれを触る事にした。
支配人が見ていないのを確認して、私はそれを触った。
その時だった。今まで感じた事のない不快な気持ちが私を襲った。
咲夜「なにっ、こ、れ…」
私はそのまま、気を失った。
気を失う直前、あの銀色のスカートの女の子が見えた気がした。
目が覚めると、あのビー玉が並んでいた棚で一緒に並んでいた。動けなかった。何かで縛られているわけでもなかった。声も出なかった。
すると支配人が私に話かけてきた、「あなたはあめだま様になったのですよ。」と言ってきた。
咲夜(あめだま様って何?お願い助けて!)
そう心の中で言っていると、銀色のスカートの女の子が目の前にきた。そしてこういった。
女の子「あなたはあのビー玉、あめだま様になったのよ。そう私の身代わりに…。」
銀色だけは、触ってはいけませんよ。なぜなら銀色には、死んだ人の魂が宿っていて触れるとその魂の身代わりとなってしまい、やがてあなたが『あめだま様』となってしまいますよ。
えっ、なんで私が咲夜さんの話を知っているかって?だってこれは私が『あめだま様』ではなく『藤田咲夜』だったころの話ですもの。
こんにちは。作者のメロンパンです!お話は楽しんでいただけたでしょうか?この話はフィクションなのでご安心ください。感想や、アドバイスよろしくお願いします。 メロンパンさん(東京・11さい)からの相談
とうこう日:2020年7月26日みんなの答え:1件
あめだま様は透き通っていて色のついたビー玉のような物。その色は様々で、赤に黄色、水色や黄緑…他にもたくさんあります。
あめだま様に触れると、息をのむほど美しい景色を見せてくれたり、食べた事も無いような美味しい果実の味をんのうさせてくれたりとあらゆる娯楽を提供してくれます。
けれど、銀色だけは触れてはいけませんよ。
なぜなら………
私の名前は、藤田咲夜(ふじたさくや)小学3年生。今は、友達の祭理(まつり)と一緒に下校中。
祭理「じゃあ咲夜、またね!」 咲夜(私)「うん!また明日ー。」
そう言うと祭理は、私の通学路の途中で曲ってしまった。
祭理とは途中から帰り道が違ったからだ。
咲夜「あーあ。暇だなぁ。」
祭理とわかれたら、私には一緒に帰る人がいないからだ。
そんな事を考えながら歩いていると、目の前をサラサラした髪で銀色のスカートを着た女の子が通り過ぎた。
なぜか私は、その子を夢中で追いかけた。見覚えなんて無いのに…
そして、その子を追いかけて角を曲がると、その女の子は消えていた。
咲夜「あれー。おかしいなぁ。」
そんな事を言っていると目の前には、大きくて古い建物があった。
お母さんには、より道なんてしたらダメだと言われていた。けれど…
咲夜「ちょっとだけならいいよね?」
私は、好奇心に負けて中に入ってしまった。
中には色とりどりなビー玉のような物がたくさん並んでいた。
咲夜「うわー。綺麗だな。」
すると奥から支配人のような人が出てきて、「触ってもいいですよ」と言ってくれた。
赤い物を触ると綺麗な景色が頭の中に浮かんだ。
お次は青い物を触ると美味しい果実の味が口の中に広がった。
咲夜「すごい!すごい!」
私は、それが気に入りたくさんの色の物を触った。そのたびにビー玉のような物は、素敵な物を提供してくれた。
その間支配人のような人は、奥の方に行って私には見向きもしなかった。
いろいろな物を触っているうちに、銀色のビー玉のような物を見つけた。横には、「サワルナ」とかいてあるはり紙があった。一瞬迷ったが、私はそれを触る事にした。
支配人が見ていないのを確認して、私はそれを触った。
その時だった。今まで感じた事のない不快な気持ちが私を襲った。
咲夜「なにっ、こ、れ…」
私はそのまま、気を失った。
気を失う直前、あの銀色のスカートの女の子が見えた気がした。
目が覚めると、あのビー玉が並んでいた棚で一緒に並んでいた。動けなかった。何かで縛られているわけでもなかった。声も出なかった。
すると支配人が私に話かけてきた、「あなたはあめだま様になったのですよ。」と言ってきた。
咲夜(あめだま様って何?お願い助けて!)
そう心の中で言っていると、銀色のスカートの女の子が目の前にきた。そしてこういった。
女の子「あなたはあのビー玉、あめだま様になったのよ。そう私の身代わりに…。」
銀色だけは、触ってはいけませんよ。なぜなら銀色には、死んだ人の魂が宿っていて触れるとその魂の身代わりとなってしまい、やがてあなたが『あめだま様』となってしまいますよ。
えっ、なんで私が咲夜さんの話を知っているかって?だってこれは私が『あめだま様』ではなく『藤田咲夜』だったころの話ですもの。
こんにちは。作者のメロンパンです!お話は楽しんでいただけたでしょうか?この話はフィクションなのでご安心ください。感想や、アドバイスよろしくお願いします。 メロンパンさん(東京・11さい)からの相談
とうこう日:2020年7月26日みんなの答え:1件
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本みたいです! 最初の入りが、本当の本みたいですごいなと思いました。
怖いけど面白かったです。 菜奈さん(宮城・14さい)からの答え
とうこう日:2020年7月29日
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