雨上がりの夢
「ねぇ、私のこと、覚えてる…?」
ーーーーパッ。
「あぁ、まただ…。」
懐かしくて、どこか悲しげな声。
その声は私の心にじんわりとしみ、自然と涙がでてくる。
私は桃原梨樹(ももはらりじゅ)。
中学生になってから、よくこの夢をみる。
顔もぼやけてて誰だかわかんない。なのに、朝になるとなぜか涙がでている。
この夢を見た日は、学校につくまで、いや。学校でもぼんやりと考えてるんだけど。
結局、誰だかはわからないんだよね。
この夢をみるとこうだから、親友の実夏に心配されちゃった。
今日も、こんな感じで学校は終わった。
靴箱をでると、パラパラと雨が降っている。そのなかを歩いていると、
「あら、梨樹ちゃん。こんにちは。」
「あ、おばさん。こんにちは。」
隣に住むおばさん。よくあうんだけど、
この人、どうして私の名前知ってるの?
引っ越してきたの最近だよね?
お母さんとかお父さんと話してるのも見たことないし…。
「?」
「あっ!えっと、その…。そのお花、キレイですね!」
不思議そうな顔をされてしまったので、あわてて話し出す。
「ふふ。キレイでしょ。「ニゲラ」っていうのよ」
「ニゲラ…?」
「ええ。娘が大好きだったの。」
「あの。娘さん、いるんですか…?」
「…。もういないの。今日、命日なのよ。これからお墓参りに行くところなの。」
「っ!ごめんなさい…」
「いいのよ。」
おばさんは悲しそうに笑う。
!!!
全部思い出した。夢にでてくる懐かしい声、見覚えのあるニゲラ。
そうだ、きっと…。
「娘さんのお名前は…?」
「夢…。雨宮夢よ。覚えているかしら…?」
おばさんは、涙がこぼれそうだ。
そうだ。私が小学生5年生の時に、転校してきた子がいた。その子とはよく遊んだっけ。でも、1ヶ月くらいたったある日、急にまた転校していっちゃったんだっけ。きっと、その時にはもう…。
「あの。私もお墓参り行ってもいいですか?」
「もちろんよ。」
おばさんは笑った。
雨のなか、夢の眠っているところにそっと手を当てる。
「ねぇ、夢…。私………。」
「梨樹ちゃん、これ、おいてあげて。」
ニゲラを渡された。
なんでだろう。ニゲラをもつと、なんだか近くにいる気がして…。
「梨樹っ。」
「っ!?夢…???」
死んだはずの夢が目の前にいる。
「今まで、会いに行けなくてごめんなさい。やっとあえて嬉しい!」
私がそう言うと、夢は
「?
ずっと逢えてたよ。夢の中で…。」
「やっぱり、あれは夢だったんだね…」
涙がポロポロとこぼれる。
「私のこと覚えててくれて、ありがとう、梨樹…。それと、このニゲラのことも。」
「ううん。ねぇ、夢。ニゲラの花言葉、覚えてる…?遊んだとき、教えてくれたよね」
「…うん。覚えてるよ」
「「夢で逢えたら」」
私と夢が声をあわせてそういった瞬間、夢はいなくなっていた。
どうやら、夢が見えていたのは私だけだったらしい。おばさんは、すごく不思議そうな顔をしていたけど、
「夢にあったの」といったら、とても嬉しそうに笑ってくれた。
「夢で逢えたら…。」
夢は、ずっと私に逢いに来てくれていたんだね。
これからは、私も毎日逢いに行くから。
まっててーーー…。
ふと見上げた空には、キレイな虹がかかっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
初めて小説書きました!いかがだったでしょうか?
何か夢とか雨に関するものが書きたくて、あわせて書いてみました!
「夢で逢えたら」ニゲラの花言葉です。ステキだなぁって思って、絶対これは入れよう!となってこんな作品になりました。
よろしければ感想お聞かせください!
あーやさん(東京・13さい)からの相談
とうこう日:2020年7月26日みんなの答え:1件
ーーーーパッ。
「あぁ、まただ…。」
懐かしくて、どこか悲しげな声。
その声は私の心にじんわりとしみ、自然と涙がでてくる。
私は桃原梨樹(ももはらりじゅ)。
中学生になってから、よくこの夢をみる。
顔もぼやけてて誰だかわかんない。なのに、朝になるとなぜか涙がでている。
この夢を見た日は、学校につくまで、いや。学校でもぼんやりと考えてるんだけど。
結局、誰だかはわからないんだよね。
この夢をみるとこうだから、親友の実夏に心配されちゃった。
今日も、こんな感じで学校は終わった。
靴箱をでると、パラパラと雨が降っている。そのなかを歩いていると、
「あら、梨樹ちゃん。こんにちは。」
「あ、おばさん。こんにちは。」
隣に住むおばさん。よくあうんだけど、
この人、どうして私の名前知ってるの?
引っ越してきたの最近だよね?
お母さんとかお父さんと話してるのも見たことないし…。
「?」
「あっ!えっと、その…。そのお花、キレイですね!」
不思議そうな顔をされてしまったので、あわてて話し出す。
「ふふ。キレイでしょ。「ニゲラ」っていうのよ」
「ニゲラ…?」
「ええ。娘が大好きだったの。」
「あの。娘さん、いるんですか…?」
「…。もういないの。今日、命日なのよ。これからお墓参りに行くところなの。」
「っ!ごめんなさい…」
「いいのよ。」
おばさんは悲しそうに笑う。
!!!
全部思い出した。夢にでてくる懐かしい声、見覚えのあるニゲラ。
そうだ、きっと…。
「娘さんのお名前は…?」
「夢…。雨宮夢よ。覚えているかしら…?」
おばさんは、涙がこぼれそうだ。
そうだ。私が小学生5年生の時に、転校してきた子がいた。その子とはよく遊んだっけ。でも、1ヶ月くらいたったある日、急にまた転校していっちゃったんだっけ。きっと、その時にはもう…。
「あの。私もお墓参り行ってもいいですか?」
「もちろんよ。」
おばさんは笑った。
雨のなか、夢の眠っているところにそっと手を当てる。
「ねぇ、夢…。私………。」
「梨樹ちゃん、これ、おいてあげて。」
ニゲラを渡された。
なんでだろう。ニゲラをもつと、なんだか近くにいる気がして…。
「梨樹っ。」
「っ!?夢…???」
死んだはずの夢が目の前にいる。
「今まで、会いに行けなくてごめんなさい。やっとあえて嬉しい!」
私がそう言うと、夢は
「?
ずっと逢えてたよ。夢の中で…。」
「やっぱり、あれは夢だったんだね…」
涙がポロポロとこぼれる。
「私のこと覚えててくれて、ありがとう、梨樹…。それと、このニゲラのことも。」
「ううん。ねぇ、夢。ニゲラの花言葉、覚えてる…?遊んだとき、教えてくれたよね」
「…うん。覚えてるよ」
「「夢で逢えたら」」
私と夢が声をあわせてそういった瞬間、夢はいなくなっていた。
どうやら、夢が見えていたのは私だけだったらしい。おばさんは、すごく不思議そうな顔をしていたけど、
「夢にあったの」といったら、とても嬉しそうに笑ってくれた。
「夢で逢えたら…。」
夢は、ずっと私に逢いに来てくれていたんだね。
これからは、私も毎日逢いに行くから。
まっててーーー…。
ふと見上げた空には、キレイな虹がかかっていた。
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初めて小説書きました!いかがだったでしょうか?
何か夢とか雨に関するものが書きたくて、あわせて書いてみました!
「夢で逢えたら」ニゲラの花言葉です。ステキだなぁって思って、絶対これは入れよう!となってこんな作品になりました。
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あーやさん(東京・13さい)からの相談
とうこう日:2020年7月26日みんなの答え:1件
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がんどうずるぅーwww(感動する) こんにちは!
アイコンと同じような感じ!
感動します!
そういえば、私の小説読んでくれて本当にありがとうございました!
すごく嬉しいです(●´▽`●)
しかも続き楽しみにしてくれてたなんてっ…!
感謝、感謝!
ありがとうっ!
この話もとっても素敵です!
また短編小説書いてください!(できれば)
では!!また小説の回答とかで会いましょう! お鍋さん(選択なし・11さい)からの答え
とうこう日:2020年7月28日
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