【短編小説】最初で最後のプロポーズ
私には、同じ部活の先輩がいる。
その先輩の名前は、西山恋雪(にしやまこゆき)。
とっても優しくて可愛くて、モテモテ。
1日10人からは告られてる。
私の憧れの先輩で、頼れるお姉さんみたい。
「好きです!付き合ってください!」
あ、また告られてる。
「…ありがとう。でも、私は今のところ、誰とも付き合うつもりはないの。ごめんね」
でも、毎回こんな感じ。
本当に好きな人いないのかな?と、不安になる。
だって私は、恋雪先輩の同クラの、斗真(とうま)先輩が好きだから。
もしも恋雪先輩が斗真先輩のことが好きだったら…って考えると、モテモテの恋雪先輩には叶わないなって思うから。
「紗良ちゃん!」
恋雪先輩が私の名前を呼ぶ。
あ、私の名前は三上紗良(みかみさら)。高校1年生。
「先輩!こんにちは!」
私は元気に返事をする。
「あのね、今日、紗良ちゃんだけに言いたいことがあって…」
「?」
「誰にも言わないでね。…私ね、斗真のことが好きなの!応援してくれる?」
ドクン、ドクン…。
心臓がドクドク言ってる。
でも、憧れの先輩に逆らうわけにはいかない。
「…はい。頑張って下さい!」
「ふふ、ありがと!今日の帰り誘ってみよー」
…。
可愛いから、絶対惚れるに決まってる。
私は、今日の帰り、2人のあとをつけることにした。
「恋雪、お前、まだちっさいな〜」
「もう、そんなことないでしょ!斗真がおっきいだけ!」
…2人って、こんなに仲良いんだ…。
「あ、もう斗真の家ついちゃった!バイバイ!」
「おー」
しばらくして、恋雪先輩は私の姿に気づいた。
「あ、紗良ちゃん!どうしたの?」
「えっ?えーっとえーっと…」
言葉が見つからない。
「嫉妬しちゃって。斗真先輩に」
「斗真に?」
『?』な顔をする先輩。
「わっ、私、先輩が憧れの存在で、大好きで…。って、何言ってるんでしょう、ごめんなさいっ」
しばらく私のことをじーっと見つめてから言った。
「紗良ちゃん、嘘つかなくていいから。てか、嘘つくなよ!」
「っ…」
「仮に私のことが大好きでも、大好きなら私に譲ってよね」
…。
先輩はそう言って、私を突き飛ばした。
…先輩って、こういう性格だったっけ…。
────そこに、ガチャっと音がして、家から斗真先輩が出てきた。
そういえばここ、斗真先輩の家の前だ…!
「俺の家の前で何してんの?」
「えっあっ、ごめんなさい!帰ります」
先輩のせいにはしたくない。
でも、次、斗真先輩から出てきた言葉は耳を疑った。
「…恋雪。お前がやったんだろ」
「えっ!?」
「窓から見てた。そういうことする人、俺苦手だから。あと家の前でやられると迷惑」
先輩は悲しそうな顔をして、立ち去った。
「大丈夫?名前はたしか…、紗良だったよね」
…!名前を覚えてくれてる…。
「はいっ…!助けてくれてありがとうございます」
私は、思っていることを素直に言った。
って言うか、スラスラ出てきた。
「私っ、ずっと前から好きでした!」
しばらく沈黙があった。
でも、次の言葉にも耳を疑った。
「…俺も。一生懸命な君が好きだよ。一生守るから。これが俺の最初で最後の恋だ」
「私も、これは最初で最後の恋です…。っていうか、プロポーズみたいですね」
「うん。そのつもりで言った。…カップルになったばっかりだけど、俺と婚約してくれる?」
「ふふ、早いですね。もちろん、私は先輩のことが…、大好きなので…」
10年後─────。
私たちの間には、小さな天使が生まれた。
「ままとぱぱ、だいしゅき」
喋るようになったその天使は、私たちに何かを教えてくれるようだった───。
結愛です!
初めて小説書いてみました!
どうでしたか?
読みずらくてごめんなさい…
是非感想よろしくお願いします!
では、ばいちゃ〜^o^ 結愛さん(北海道・11さい)からの相談
とうこう日:2020年9月17日みんなの答え:11件
その先輩の名前は、西山恋雪(にしやまこゆき)。
とっても優しくて可愛くて、モテモテ。
1日10人からは告られてる。
私の憧れの先輩で、頼れるお姉さんみたい。
「好きです!付き合ってください!」
あ、また告られてる。
「…ありがとう。でも、私は今のところ、誰とも付き合うつもりはないの。ごめんね」
でも、毎回こんな感じ。
本当に好きな人いないのかな?と、不安になる。
だって私は、恋雪先輩の同クラの、斗真(とうま)先輩が好きだから。
もしも恋雪先輩が斗真先輩のことが好きだったら…って考えると、モテモテの恋雪先輩には叶わないなって思うから。
「紗良ちゃん!」
恋雪先輩が私の名前を呼ぶ。
あ、私の名前は三上紗良(みかみさら)。高校1年生。
「先輩!こんにちは!」
私は元気に返事をする。
「あのね、今日、紗良ちゃんだけに言いたいことがあって…」
「?」
「誰にも言わないでね。…私ね、斗真のことが好きなの!応援してくれる?」
ドクン、ドクン…。
心臓がドクドク言ってる。
でも、憧れの先輩に逆らうわけにはいかない。
「…はい。頑張って下さい!」
「ふふ、ありがと!今日の帰り誘ってみよー」
…。
可愛いから、絶対惚れるに決まってる。
私は、今日の帰り、2人のあとをつけることにした。
「恋雪、お前、まだちっさいな〜」
「もう、そんなことないでしょ!斗真がおっきいだけ!」
…2人って、こんなに仲良いんだ…。
「あ、もう斗真の家ついちゃった!バイバイ!」
「おー」
しばらくして、恋雪先輩は私の姿に気づいた。
「あ、紗良ちゃん!どうしたの?」
「えっ?えーっとえーっと…」
言葉が見つからない。
「嫉妬しちゃって。斗真先輩に」
「斗真に?」
『?』な顔をする先輩。
「わっ、私、先輩が憧れの存在で、大好きで…。って、何言ってるんでしょう、ごめんなさいっ」
しばらく私のことをじーっと見つめてから言った。
「紗良ちゃん、嘘つかなくていいから。てか、嘘つくなよ!」
「っ…」
「仮に私のことが大好きでも、大好きなら私に譲ってよね」
…。
先輩はそう言って、私を突き飛ばした。
…先輩って、こういう性格だったっけ…。
────そこに、ガチャっと音がして、家から斗真先輩が出てきた。
そういえばここ、斗真先輩の家の前だ…!
「俺の家の前で何してんの?」
「えっあっ、ごめんなさい!帰ります」
先輩のせいにはしたくない。
でも、次、斗真先輩から出てきた言葉は耳を疑った。
「…恋雪。お前がやったんだろ」
「えっ!?」
「窓から見てた。そういうことする人、俺苦手だから。あと家の前でやられると迷惑」
先輩は悲しそうな顔をして、立ち去った。
「大丈夫?名前はたしか…、紗良だったよね」
…!名前を覚えてくれてる…。
「はいっ…!助けてくれてありがとうございます」
私は、思っていることを素直に言った。
って言うか、スラスラ出てきた。
「私っ、ずっと前から好きでした!」
しばらく沈黙があった。
でも、次の言葉にも耳を疑った。
「…俺も。一生懸命な君が好きだよ。一生守るから。これが俺の最初で最後の恋だ」
「私も、これは最初で最後の恋です…。っていうか、プロポーズみたいですね」
「うん。そのつもりで言った。…カップルになったばっかりだけど、俺と婚約してくれる?」
「ふふ、早いですね。もちろん、私は先輩のことが…、大好きなので…」
10年後─────。
私たちの間には、小さな天使が生まれた。
「ままとぱぱ、だいしゅき」
喋るようになったその天使は、私たちに何かを教えてくれるようだった───。
結愛です!
初めて小説書いてみました!
どうでしたか?
読みずらくてごめんなさい…
是非感想よろしくお願いします!
では、ばいちゃ〜^o^ 結愛さん(北海道・11さい)からの相談
とうこう日:2020年9月17日みんなの答え:11件
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11件中 11 〜 11件を表示
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凄い!! 11歳でこんな小説かけるなんて凄いと思います!
これが現実だったら良いのにな〜 かなさん(神奈川・14さい)からの答え
とうこう日:2020年9月18日
11件中 11 〜 11件を表示
-
- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
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