かがみの世界
「はぁぁ・・・」
学校からの帰り道,きよ_のこと月見きよ_は周りにも聞こえるような盛大なため息をついた。今日は学年末の大きなテストだったのだ。
「ふぅ・・・またお母さんに怒られるな。」と彼女は呟く。近くを歩いた5,6人ほどの女子グループに目がつく。じっとみつめていると,女子グループは不思議そうな顔をした。
きよは慌てて視線をそらした。いつになっても,大人数でかたまってる人達は苦手だ。きよは歩くスピードを早めた。
「私は・・何がしたいんだろう。。。」
たまにこんなふうに考えてしまうことがある。自分は何がしたいのか,どうして生きているのかがわからなくなってしまう。
「うわっ!」
商店街の角をふらりと曲がると,大きな男の人にぶつかりそうになった。
「ご,ごめんなさい。」
きよから慌てていうと「こちらこそごめんなさい。」と男の人も謝った。ふぅ。ヤクザとかじゃなくてよかった…
道を真っ直ぐ行っていると,何かが落ちている。「なんだろう?」と拾ってみると,それは小さなかがみだった。落とし物らしい。
「どうしよう。」
ここは交番に行くのが正解だろう。__だがわかっているのに体が動かなかった。頭ではわかるのに,心は『それはあなたが持つべき物だよ』と言われているような気がしてくる。
きよは周りに誰もいないことを確認して,さっとポケットに入れようと__その時だった。
「うわっっーー」
突然激しくかがみが光り出した。彼女は吸い込まれるようにしてかがみに入っていったのであった…
なんだろう,ここは…
暖かい。暖かくてなんか守られている感じだ。
「ね‥おき‥」
だれ?そこで私を呼ぶのはだれ?
急に目に明かりがつく。違う,これは太陽の光?
「あっ!起きた~!姉ちゃん,この人起きたよ!!」
元気な男の子?が騒いでいる。きよがゆっくりと体を起こし,周りをみると,信じられない光景が目に映った。
「遊‥園地?」
きよが口をぽかんと開けて周りを見ていると息づかいを荒くした女の子が走ってきた。
「大丈夫?あなたったら,いきなりウーマンから落ちてきて」
「そうだよ。いきなり知らん人が倒れててぼく,びっくりしちゃったんだから!」
こら!そんな事言っちゃダメでしょ,アメーバ!などと男の子の姉らしき人が叱っている。
どうやら男の子の名はアメーバと言うらしい。いきなり現実が見えてきてきよはパニックになった。
「えっ!ここどこ?私‥は学校の帰り道にいた‥よね!?あっ,そうか,かがみを拾って!それでいきなり辺りがまぶしくなって…」
きよがあれこれ騒いでいると二人はようやく口喧嘩をやめ,きよを見た。
「ま,まず自己紹介しよう!私はロアー・シーラよ。そして,これが私の弟の」
「ロアー・アメーバです」
姉の言葉に引き継いで弟さん__アメーバが自己紹介する。
「あ,わ,私は,,ちゅきみきよでちゅ!」
慌てすぎてめちゃくちゃ噛んでしまった。ついでにこれまでこの事も話した。
姉__シーラが優しく言う。
「状況も分かったわ。説明するわ。」
シーラの説明によるとここはかがみの中の世界であって,きよの世界__現実の世界と同時にある場所であり,たまになんらかの時空が崩れてこんなふうに他の世界に迷い込むことがあるらしい。
ちゃんと元の世界に戻れるから,安心してね。シーラが言う。この言葉だけで安心できてしまう。
「でもね,成功すれば元の世界に帰れるわ。でも失敗したら…」
ゴクリ。きよはつばと息をのんだ。
「永遠に時空の中をさまよう事になるわ。ま,大丈夫よ。今の所の私の経験では99.9%大丈夫よ。すぐ帰るでしょ?」
帰りたい。時空の中なんてさまよいたくない。
「う,うん。よろしくお願いします。」
なんとか噛まずに言えた。シーラは優しく笑い,呪文を唱え始めた。我が神よ。世界が同時にありゆくのは・・
なんかゴニョゴニョ言っている。
「扉よ開け!」
きよが手を伸ばしたら,大きなかがみが出る。
「よし,成功!きよさん,ほんの10分くらいだったけど,楽しかったよ!」
シーラが笑って言う。私も笑う。
「ありがとう!さようなら!」
私はかがみの中に飛び込んだ。
お終い!最後まで見てくれてありがと^^誤字あっても見逃してほしいです(>人<;)
じゃね! いちご好きなゆーちゃんでーすさん(選択なし・10さい)からの相談
とうこう日:2023年5月15日みんなの答え:1件
学校からの帰り道,きよ_のこと月見きよ_は周りにも聞こえるような盛大なため息をついた。今日は学年末の大きなテストだったのだ。
「ふぅ・・・またお母さんに怒られるな。」と彼女は呟く。近くを歩いた5,6人ほどの女子グループに目がつく。じっとみつめていると,女子グループは不思議そうな顔をした。
きよは慌てて視線をそらした。いつになっても,大人数でかたまってる人達は苦手だ。きよは歩くスピードを早めた。
「私は・・何がしたいんだろう。。。」
たまにこんなふうに考えてしまうことがある。自分は何がしたいのか,どうして生きているのかがわからなくなってしまう。
「うわっ!」
商店街の角をふらりと曲がると,大きな男の人にぶつかりそうになった。
「ご,ごめんなさい。」
きよから慌てていうと「こちらこそごめんなさい。」と男の人も謝った。ふぅ。ヤクザとかじゃなくてよかった…
道を真っ直ぐ行っていると,何かが落ちている。「なんだろう?」と拾ってみると,それは小さなかがみだった。落とし物らしい。
「どうしよう。」
ここは交番に行くのが正解だろう。__だがわかっているのに体が動かなかった。頭ではわかるのに,心は『それはあなたが持つべき物だよ』と言われているような気がしてくる。
きよは周りに誰もいないことを確認して,さっとポケットに入れようと__その時だった。
「うわっっーー」
突然激しくかがみが光り出した。彼女は吸い込まれるようにしてかがみに入っていったのであった…
なんだろう,ここは…
暖かい。暖かくてなんか守られている感じだ。
「ね‥おき‥」
だれ?そこで私を呼ぶのはだれ?
急に目に明かりがつく。違う,これは太陽の光?
「あっ!起きた~!姉ちゃん,この人起きたよ!!」
元気な男の子?が騒いでいる。きよがゆっくりと体を起こし,周りをみると,信じられない光景が目に映った。
「遊‥園地?」
きよが口をぽかんと開けて周りを見ていると息づかいを荒くした女の子が走ってきた。
「大丈夫?あなたったら,いきなりウーマンから落ちてきて」
「そうだよ。いきなり知らん人が倒れててぼく,びっくりしちゃったんだから!」
こら!そんな事言っちゃダメでしょ,アメーバ!などと男の子の姉らしき人が叱っている。
どうやら男の子の名はアメーバと言うらしい。いきなり現実が見えてきてきよはパニックになった。
「えっ!ここどこ?私‥は学校の帰り道にいた‥よね!?あっ,そうか,かがみを拾って!それでいきなり辺りがまぶしくなって…」
きよがあれこれ騒いでいると二人はようやく口喧嘩をやめ,きよを見た。
「ま,まず自己紹介しよう!私はロアー・シーラよ。そして,これが私の弟の」
「ロアー・アメーバです」
姉の言葉に引き継いで弟さん__アメーバが自己紹介する。
「あ,わ,私は,,ちゅきみきよでちゅ!」
慌てすぎてめちゃくちゃ噛んでしまった。ついでにこれまでこの事も話した。
姉__シーラが優しく言う。
「状況も分かったわ。説明するわ。」
シーラの説明によるとここはかがみの中の世界であって,きよの世界__現実の世界と同時にある場所であり,たまになんらかの時空が崩れてこんなふうに他の世界に迷い込むことがあるらしい。
ちゃんと元の世界に戻れるから,安心してね。シーラが言う。この言葉だけで安心できてしまう。
「でもね,成功すれば元の世界に帰れるわ。でも失敗したら…」
ゴクリ。きよはつばと息をのんだ。
「永遠に時空の中をさまよう事になるわ。ま,大丈夫よ。今の所の私の経験では99.9%大丈夫よ。すぐ帰るでしょ?」
帰りたい。時空の中なんてさまよいたくない。
「う,うん。よろしくお願いします。」
なんとか噛まずに言えた。シーラは優しく笑い,呪文を唱え始めた。我が神よ。世界が同時にありゆくのは・・
なんかゴニョゴニョ言っている。
「扉よ開け!」
きよが手を伸ばしたら,大きなかがみが出る。
「よし,成功!きよさん,ほんの10分くらいだったけど,楽しかったよ!」
シーラが笑って言う。私も笑う。
「ありがとう!さようなら!」
私はかがみの中に飛び込んだ。
お終い!最後まで見てくれてありがと^^誤字あっても見逃してほしいです(>人<;)
じゃね! いちご好きなゆーちゃんでーすさん(選択なし・10さい)からの相談
とうこう日:2023年5月15日みんなの答え:1件
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すご!! まるだよ。
かんそういくね
めっつぁすごい!
私が好きなタイプの小説だ!
書いてくれてありがとうございます!
やっぱ才能やべーな まるさん(大阪・10さい)からの答え
とうこう日:2023年6月27日
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