黄色いスイセンと赤いバラ
僕は、佐々木真也(ささきしんや)。高校1年生。
まだまだ暑さが続いていたある日。その日は、体育祭があったため、先生は、背の高い僕に後片付けを頼んだ。僕が後片付けを終えた頃には、にぎやかだった校庭には、もう誰もいなかった。荷物を取りに、教室に行くと、自分の席に座り、本を読んでいる矢田美由香(やだみゆか)がいた。
「矢田さん、まだ残ってたんだ。もう遅い時間なのに、どうして?」
僕がそう言うと、彼女は立ち上がり、僕の方へ歩いてきて、
「出会った時から、佐々木くんのことが好きでした!付き合ってください!」
と言った。突然の告白に、僕は、とても驚いた。けれども、当時の僕は、彼女のことをただの友達としか思っていなかった。
「ごめんなさい。僕、まだ恋愛とかわからないから……」
「あっ、私こそ、ごめんなさい。さよなら」
彼女はそう言い、急いで自分のスクールバッグを持ち、帰っていった──。
今は、3月。矢田さんが僕に告白してから、半年が経った。僕は、当時は、彼女のことが好きではなかったが、彼女の情熱的な告白を受け、徐々に気持ちが変わり、今では、僕の方が彼女に夢中になっている。しかし、告白を断った方だし、彼女とは、あれ以来、ギクシャクしたままだから、想いを伝えるどころか、話すことさえできない。
僕は、赤いバラの花束を持ち、学校近くの公園に向かっている。昨日、矢田さんから、「学校近くの公園に来てほしい」と言われたので、僕は、そこで彼女に告白しようと思っている。
公園に着くと、もう既に矢田さんは来ていた。僕は、開口一番にこう言った。
「体育祭の時、告白を断ってしまってごめんなさい。あの時、僕は、矢田さんを友達としか思ってなかったんです。でも、あの情熱的な告白に心が揺れ動かされて、僕も、いつしか、矢田さんのことが好きになってしまったんです。だから、僕の気持ちを受け取ってくれませんか?」
僕がそう言い終えると、彼女は、目から透明な雫を落としていった。
「矢田さん……!?」
「あっ、いや、あの、ごめんなさい。嬉し過ぎて、言葉が出なくて……」
彼女は、手の甲で涙を拭き、抱えていた黄色いスイセンの花束を僕に差し出した。
「佐々木くんも、同じ気持ちになってくれたんだね……!前も言ったけど、私、出会った時から、佐々木くんが好きでした。付き合ってください!」
☆*: .。. oあとがきo .。.:*☆
双葉です(´∩。・ω・。∩`)
今回は、男の子目線で恋愛小説を書いてみたよ!
自分は女の子だから、男の子目線で書くのは、少し難しかった…。
回答は、年上・年下・タメ口・あだ名・短文・長文、なんでもオッケー☆⌒d(´∀`)ノ
この小説を読んだ感想を書いてほしいな♪*
みんなの回答待っているよ(o*。_。)oペコッ
読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪ 双葉*ふたば*#元花凜さん(岐阜・12さい)からの相談
とうこう日:2024年3月2日みんなの答え:1件
まだまだ暑さが続いていたある日。その日は、体育祭があったため、先生は、背の高い僕に後片付けを頼んだ。僕が後片付けを終えた頃には、にぎやかだった校庭には、もう誰もいなかった。荷物を取りに、教室に行くと、自分の席に座り、本を読んでいる矢田美由香(やだみゆか)がいた。
「矢田さん、まだ残ってたんだ。もう遅い時間なのに、どうして?」
僕がそう言うと、彼女は立ち上がり、僕の方へ歩いてきて、
「出会った時から、佐々木くんのことが好きでした!付き合ってください!」
と言った。突然の告白に、僕は、とても驚いた。けれども、当時の僕は、彼女のことをただの友達としか思っていなかった。
「ごめんなさい。僕、まだ恋愛とかわからないから……」
「あっ、私こそ、ごめんなさい。さよなら」
彼女はそう言い、急いで自分のスクールバッグを持ち、帰っていった──。
今は、3月。矢田さんが僕に告白してから、半年が経った。僕は、当時は、彼女のことが好きではなかったが、彼女の情熱的な告白を受け、徐々に気持ちが変わり、今では、僕の方が彼女に夢中になっている。しかし、告白を断った方だし、彼女とは、あれ以来、ギクシャクしたままだから、想いを伝えるどころか、話すことさえできない。
僕は、赤いバラの花束を持ち、学校近くの公園に向かっている。昨日、矢田さんから、「学校近くの公園に来てほしい」と言われたので、僕は、そこで彼女に告白しようと思っている。
公園に着くと、もう既に矢田さんは来ていた。僕は、開口一番にこう言った。
「体育祭の時、告白を断ってしまってごめんなさい。あの時、僕は、矢田さんを友達としか思ってなかったんです。でも、あの情熱的な告白に心が揺れ動かされて、僕も、いつしか、矢田さんのことが好きになってしまったんです。だから、僕の気持ちを受け取ってくれませんか?」
僕がそう言い終えると、彼女は、目から透明な雫を落としていった。
「矢田さん……!?」
「あっ、いや、あの、ごめんなさい。嬉し過ぎて、言葉が出なくて……」
彼女は、手の甲で涙を拭き、抱えていた黄色いスイセンの花束を僕に差し出した。
「佐々木くんも、同じ気持ちになってくれたんだね……!前も言ったけど、私、出会った時から、佐々木くんが好きでした。付き合ってください!」
☆*: .。. oあとがきo .。.:*☆
双葉です(´∩。・ω・。∩`)
今回は、男の子目線で恋愛小説を書いてみたよ!
自分は女の子だから、男の子目線で書くのは、少し難しかった…。
回答は、年上・年下・タメ口・あだ名・短文・長文、なんでもオッケー☆⌒d(´∀`)ノ
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みんなの回答待っているよ(o*。_。)oペコッ
読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪ 双葉*ふたば*#元花凜さん(岐阜・12さい)からの相談
とうこう日:2024年3月2日みんなの答え:1件
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かりりんだ~★* こんふわっ☆*+.′
奏架だぅ*.\\\\((*'ω'*))/.*
ヾ(*・・)ノ゜main
今回もとっても面白かった!
男の子目線なのにリアルでとってもキュンキュンした♪♪*+
黄色いスイセンの花の花言葉って「もう一度愛して欲しい」なのか~!
花言葉も素敵だし何もかもとっても良かった**
finish ヾ(・・*)ノ゜
読んでくれてありがと(*' ')*, ,))ペコリ
ばいちゃ♪♪+*.′ 奏架_sonoka*★+.さん(選択なし・11さい)からの答え
とうこう日:2024年5月8日
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