誰にだって生きている価値があって、特別な人間なんだよ!
「‥‥もし、僕が君と入れ替われたらなぁ‥‥」
「っ!何言ってるんだよ?」
僕‥‥佑太(ゆうた)は、幼馴染のシュウマと話していた。
僕は運動も勉強もできないし、性格だって良くない。
そんな僕は、自分が嫌いだった。
一方、シュウマは運動も勉強も無難にこなせて、性格もいい。
きっと彼女は、自分のことが好きなんだろうな。
――僕が、シュウマと入れ替わることができたら、きっと幸せなんだろうな。
そう思ったと同時に、僕の口は勝手に動いた。
「‥‥もし、僕が君と入れ替われたらなぁ‥‥」
「っ!何言ってるんだよ?」
シュウマは驚いたように目を見開いた。
「佑太?どうしたんだよ。なんで入れ替わりたいなんて言うんだよ」
「だってさ‥‥僕にとっては苦手なことが、君にとっては得意なことだろ。それに、僕と君の性格は真逆で、君の方が優しくて、明るくて、楽しいじゃないか」
「な、なんか嬉しいこと言ってくれるな‥‥」
シュウマは照れくさそうに呟いてから、ハッとして言った。
「でも!だからって俺と入れ替わりたいなんて言うなよ!」
「‥‥しょうがないだろ。こんな僕より、何でもできる君の人生の方が何百倍の幸せだろうな‥‥」
「いい加減にしてくれよ!」
俺が喋っている途中、シュウマは声を荒げた。
「‥‥え?」
「なんで入れ替わりたいって言うんだよ!佑太っていう人間はこの世界をどれだけ探したって、お前しかいないんだよ!それなのに、なんでお前は自分を否定するんだ!」
「‥‥いやだって、僕と違って、君は特別な人間だから‥‥」
「そうだよ!俺は特別な人間だ!だけど、それはお前も変わらないんだよ!お前だって、たった1人の佑太っていう人間だろ?もう二度と生まれてこない、超々スーパー特別な人間なんだ!それは誰だってそうなんだ!この世に、特別じゃない人間はいないんだ!!」
「‥‥っ」
俺が黙っていると、シュウマは優しい声音になった。
「急に叫んでごめん。‥‥だけどさ、もう自分を責めるのはやめてくれ。誰だってそうだ。誰にでも生きてる価値があって、誰だって特別なんだ。それを認めてくれ」
「‥‥ありがとう」 お日様さん(埼玉・12さい)からの相談
とうこう日:2024年5月5日みんなの答え:6件
「っ!何言ってるんだよ?」
僕‥‥佑太(ゆうた)は、幼馴染のシュウマと話していた。
僕は運動も勉強もできないし、性格だって良くない。
そんな僕は、自分が嫌いだった。
一方、シュウマは運動も勉強も無難にこなせて、性格もいい。
きっと彼女は、自分のことが好きなんだろうな。
――僕が、シュウマと入れ替わることができたら、きっと幸せなんだろうな。
そう思ったと同時に、僕の口は勝手に動いた。
「‥‥もし、僕が君と入れ替われたらなぁ‥‥」
「っ!何言ってるんだよ?」
シュウマは驚いたように目を見開いた。
「佑太?どうしたんだよ。なんで入れ替わりたいなんて言うんだよ」
「だってさ‥‥僕にとっては苦手なことが、君にとっては得意なことだろ。それに、僕と君の性格は真逆で、君の方が優しくて、明るくて、楽しいじゃないか」
「な、なんか嬉しいこと言ってくれるな‥‥」
シュウマは照れくさそうに呟いてから、ハッとして言った。
「でも!だからって俺と入れ替わりたいなんて言うなよ!」
「‥‥しょうがないだろ。こんな僕より、何でもできる君の人生の方が何百倍の幸せだろうな‥‥」
「いい加減にしてくれよ!」
俺が喋っている途中、シュウマは声を荒げた。
「‥‥え?」
「なんで入れ替わりたいって言うんだよ!佑太っていう人間はこの世界をどれだけ探したって、お前しかいないんだよ!それなのに、なんでお前は自分を否定するんだ!」
「‥‥いやだって、僕と違って、君は特別な人間だから‥‥」
「そうだよ!俺は特別な人間だ!だけど、それはお前も変わらないんだよ!お前だって、たった1人の佑太っていう人間だろ?もう二度と生まれてこない、超々スーパー特別な人間なんだ!それは誰だってそうなんだ!この世に、特別じゃない人間はいないんだ!!」
「‥‥っ」
俺が黙っていると、シュウマは優しい声音になった。
「急に叫んでごめん。‥‥だけどさ、もう自分を責めるのはやめてくれ。誰だってそうだ。誰にでも生きてる価値があって、誰だって特別なんだ。それを認めてくれ」
「‥‥ありがとう」 お日様さん(埼玉・12さい)からの相談
とうこう日:2024年5月5日みんなの答え:6件
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お日様師匠!!! ペコリ(o*_ _)o))海透花だょ(人・▽・*)**°+*
元,朱恋.花癒.夕凪海.(m*・・)mヨロシク*。゚.o。
Maine
お日様師匠!!!
今回の 短編小説…
素敵すぎる!!
たしかに
生きている価値,ある!
海透花 も
特別 な 人間なのかって
嬉しい気持ちになった!!!
Finish
|。・∪・。)ノbye+* 海透花|みとかさん(東京・13さい)からの答え
とうこう日:2024年8月19日 -
すっごく心に響きました! おはこんばんは!さくらです!
「ε心愛-ここあз#中1女子#地震怖…汗さん」と回答が被っちゃうけど
私、鬱っぽくて色々な感動漫画とか読んできたんです。
いちばん心打たれました!
ありがとうございます!
おつさくら! さくらさん(東京・11さい)からの答え
とうこう日:2024年8月11日 -
おお〜 !! ※挨拶省略
おお〜 !!
すごい… !!
言葉に表せない感動を感じたよ。
*ふわ*さんの回答と被っちゃうけど、本当に読書感想文書きたくなった(笑)
私、過去にいじめられてたの。
今まで「生きること」とか「命の大切さ」みたいなテーマの小説、
色々読んできた。
でも、これが一番、胸に響いた!
いじめとか、その他いろんなことで苦しんでたときの私に、
その言葉を言ってあげたいなぁって感じたっ☆
ありがとう、こんなにステキな短編小説を書いてくれて…! ε心愛-ここあз#中1女子#地震怖…汗さん(選択なし・13さい)からの答え
とうこう日:2024年8月9日 -
感動! ヤッホー!!お日様さんこんにちは!虹色花火だよ!
本題
とても感動しました!彼女って何でと思ったけど誤字でしたか。ありがとうございました! 虹色花火(元花火君、レインボー君)さん(神奈川・11さい)からの答え
とうこう日:2024年8月9日 -
すっご…。 「なんで入れ替わりたいって言うんだよ!佑太っていう人間はこの世界をどれだけ探したって、お前しかいないんだよ!」
「そうだよ!俺は特別な人間だ!だけど、それはお前も変わらないんだよ!お前だって、たった1人の佑太っていう人間だろ?もう二度と生まれてこない、超々スーパー特別な人間なんだ!それは誰だってそうなんだ!この世に、特別じゃない人間はいないんだ!!」
この2つがすごく心に残った。
というか響いた。
いい意味でビビッと来る?みたいな。
もう読書感想文かけるんじゃないかってレベルで((
12歳でこれとか天才!?
*ふわ* #たけのこ派さん(選択なし・13さい)からの答え
とうこう日:2024年8月9日 -
すいません誤字です! お日様だよ★( `・∀・´)ノヨロシク
この短編小説作者です!
ごめんなさい!誤字があります!
7行目の
「きっと彼女は、‥‥」
の部分は、
「きっと彼は、‥‥」です!
シュウマは男の子なのに、彼女って書いちゃいました…
なので、この部分は、
「彼女」じゃなくて「彼」だと思って読んでください!(((
じゃね☆彡
お日様さん(埼玉・12さい)からの答え
とうこう日:2024年8月9日
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