短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:4

声のない『…ごめん』

(ん、うぅ。) 目が覚めた。 (どこだろう、ここ。) 体を起こす。 (いたっ!怪我…した?じゃあここは病院?) 周りを見渡すと確かに病院みたいだった。 椅子に同じくらいの男の子が座って寝ていた。 (誰…?何でここに?) ちょんちょん。つついてみた。 (あ、起きた。) その子は泣いた。 驚いた。その子は声が出ないのだ。 「だいじょうぶ?」 …気付いてない。ちょんちょん。 「だいじょうぶ?」 驚かれた。そう。涙が止まるくらい。 (何で、かな。) もう一度言った。 「だいじょうぶ?きみ。なまえは?こえ、でないみたいだけど。」 すると、男の子は紙をくれた。 そこには、『もう一度言ったことを書いて』とあった。 それに従った。 (声が出ないから…かな。) 全て書き終えると、それを見て男の子は泣いた。声が出てないけど、大泣きしているのが分かる。 すると、名前も分からない男の子が急に抱きしめてきた。涙でぐちゃぐちゃな顔のままで。 ーーー……ごめんーーー そう呟いている気がした。 初めまして!!さっちー☆です お話、分かってもらえたでしょうか? 初めての投稿でちょっと不安です 自分なりに頑張って書いたので、喜んでもらえると嬉しいです それでは!

短編小説みんなの答え:2

純情andante

君とは幼馴染。 君はいつも、僕の隣で笑ってる。 だから僕も、笑っていられたんだ。 僕はいつも、君を見上げる。 君が特別、身長が高いわけではないのだけれど。 でも、勉強するときは、僕が君に教える。 身振り、手振りを使って。 君は笑う。 それだけでうれしかった。 君の世界に少しでも僕の声が届いたらいいのに。 _____________________________ 君とは、ずっと一緒。 君はいつもふざけて、私を笑わす。 そんな日々が毎日。 君は幼い頃から、身長が小さい。 だから私が君を支える。 勉強の時は逆だった。 いつも君が教えてくれる。一生懸命、手を使って。 それを見て、私は微笑む。 それだけでたのしかった。 君の足りない部分を、私が補えたらいいのに。 _____________________________ 真っ白な天井。ベッドから上半身を起こす。 腰を回して、ナースコールを押す。 看護師さんが来て、僕を車椅子に乗せる。 乗りなれた車椅子で、君の隣に行く。 _____________________________ とんとん。 私の身体を優しく叩く感覚がする。 目を開けると、いつものように優しく私を見つめる目と、 太陽の光を浴びたカーテンが映りこむ。 君に届けと、手を動かす。 『おはよう』 君は笑顔で 「おはよう」 と口パクをするんだ。 _____________________________ 君の聞こえない世界は全部僕が教える。 _____________________________ 君の足りない部分の分まで私が支える。 ____________________________ 足りない部分を補いたい。 あなたの身体に、こころに、 歩み寄ってあげるんだ。

短編小説みんなの答え:6

モリーの冒険

ピピピッ ピピピッ ピピピッ パチンッ なにも変わらない日々。 目覚まし時計を止めて、ご飯を食べて、遊んで、寝る。 「はぁ。」 体の奥からため息が出る。 「モリー。ご飯よ。」 「はぁい。」 朝食の目玉焼きをじっと見つめて、次に起こることを考える… 昨日と変わらないや。 「どうしたの。モリー。」 「…お母さん。僕、ちょっと勇者になってくる。」 「えっ。」 そう。この街は、魔物に囲まれた所に塀を立てている村。 たびたび騒動が起きる。だから、それを止めるため(まぁ、暇だから)にモリーは勇者になると言ったのだ。 「行ってきます。」 まずは塀から出なくちゃ。 「こんにちは。塀から出させてください。」 門番さんに話しかけると、 「いいよ。気をつけて行ってきな。」 と、許可を得た。 魔王を倒せばいい。 そうしたら、いいんだ。。 モリーは息をいっぱい吸って、 「魔王出てこーい!」 と叫んだ。 だが、流石に無理だっt と思ったら、普通にのしのし歩いてきた魔物がいた。 「お前は魔王か?」 「うん…」 と簡単に見つかった。 「勝負だ!」 モリーは、危険、怖いよりも、楽しいの方が勝っていた。 シュッモリーは、剣を構え、魔王に斬りかかった。 すると、見事にヒットした。 でも、魔王は無傷だ。 「…リーモリー!」 「…ん?」 「もう朝よ。なにやっているの?」 お母さんが、眠っていたモリーを起こしていた。 でも、あのハラハラ感、そしてあの先はどうなったか… 「お母さん勇者になってくる。」 END

短編小説みんなの答え:8

心の傷

今日も心の傷は増えていく。 力で破られ、鋭利なもので切り裂かれ、時には自分で握り潰す。 また、静かに、時には荒れながら傷ついていく。 そこから、見えない何かが何処かへ流れ続けて心が空っぽになるまえに修復する。 傷ついたところを、針を使って糸で直す。一瞬針がチクッと痛いところに刺さるが、そんな痛みは抑え込んで。 本当に辛いときは傷んだ部分を切って、そんな過去は無かったかのように、見た目が綺麗になるように、とつなぎ合わせる。 時折、同じところを傷つけられたり、うっかり触ってしまったりして。 もしくは何の前触れもなく、昔の傷を思い出す。 少し傷口が開くと、そのまま裂けていくのは案外簡単で。 何度も何度も、繰り返し繰り返し、同じ部分にある傷を治す。 自分の心の、弱く柔らかいところが分かってくると、糸なんかで補強する。 それでも貫かれることもあるかもしれない。 だが、どんどん修復が上手くなったり慣れていったりすれば、きっとこの先の傷もなんとかできるだろう。 ヒビが入ったり、きしんだり。積み上げたものが崩れることもあると思う。 そんなときも、隙間を埋めて、土台を支えて、もう一度積み直して。 たまには人と協力しあいながら。たまには休憩もとりながら。傷つかない日があるなら上出来だ。 今日も治し、直すのだ。心が壊れてしまう前に。 __________ ずっと僕が考えていたことです。 こういうのを書くのは初めてなので拙いとは思いますが、それでも読んでくださった方ありがとうございました。

短編小説みんなの答え:4

消えない夏祭り 初めて書くのでご了承ください

1.赤坂大和の思い 俺はものすごくヘタレだと思う。 ある女の子に恋をしていた。木村葵さん。彼女に会ったのは中学生のとき。俺は実行委員や学級委員など、みんなにやらされるタイプだった。 一年生の頃、木村さんと同じ実行委員になったときがあった。そして二年生のとき、同じクラスで二人とも学級委員になり、話す機会が格段に増え、俺はどんどん惹かれていった。告白しようとはしたんだけど、勇気が持てずに月日が流れていった。やがて三年生になり、受験勉強中しなきゃと言い訳をし、逃げ続け、高校はバラバラになってしまった。新しい恋を探そうともしたんだけど、なかなか彼女のことが忘れられなくって、、、そして現在、高校2年の夏を迎える。 というかもう夏休み真っ只中だ。 なんなら新しく出来た友達に今日やる夏祭りに誘われている。来るだろ?というLINEにどうしようか迷っていた。 去年は高校生活に慣れず忙しかったので行けなかった。中3のときも勉強で行けなかった。久しぶりに行こうか。 「行くよ」 とだけ返事しておいた。集合場所なんかは勝手に決まるだろう。 「にしても2年振りか」 俺は意外にもワクワクしていた。 そろそろ時間だ。俺が住んでるこの街の夏祭りは駅周辺で開かれる。結構広いほうだと思う。家からチャリで10分くらいの公園で集合になっている。そろそろ行くか。 2年ぶりに来たけどあまり変わってないな。そう思いながら結構楽しんでいた。そうそう、ここのたこ焼きはほんとに美味いんだよな。と味わっていると、中学卒業までずっと一緒にいた親友の和也から電話がかかってきた。高校1年の年越し挨拶以来だ。 「あーもしもし」 彼はいつも気だるそうな様子で、それでもどこか頼れる人だった。久々に声を聞いた。 「もしもし、急にどうしたの?」「お前今祭り来てるか?」 来てるけど、どうしたんだろ。 「うん」 「そうか。で、お前まだ木村のこと好きか?」 え?なんで?なぜ和也が知っていたのか。と疑問もあったが、それよりもこんなところでそのことを聞くとは。困惑して答えられずにいると、 「どうでもいいが、一応伝えておく。祭りに来てるぞ。」 どこにいるんだろう。 「駅前のコンビニ前のところにいたぞ。」 思考を読んでいるのか? あ、切られた。あいつはいつもそうだ。他人に興味無さそうなフリして、いつも助けてくれる。 そっか、いるのか。今、近くに。 迷うことは無い。ここでヘタレればもう二度と会えないかもしれない。 「ごめん急用!」 そう友達に告げ、走り出した。走る必要は無いかもしれない。でも、そんなことどうでもよかった。事が急すぎて頭が回らない。とりあえず走った。 そろそろ和也が言ってた場所だ。そこには忘れることの出来なかった姿があった。 「木村さん!」 「あれ?どうして赤坂くんが?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.私の気持ち 私は元々少し暗い子だったの。 親の勧めで始めた実行委員で赤坂くんという子に出会った。とても明るくて一緒にいると楽しいの。2年生になって同じクラスになった。赤坂くんと一緒に学級委員をやった。とても楽しかった。赤坂くんのおかげで私は自分に少し自信を持てるようになったの。そして私が恋してるって気づいたのは3年生後半。赤坂くんは受験勉強頑張っているみたいだったから告白なんて出来なかった。結局別々の高校に入り、お別れとなった。 私は今夏祭りに来ている。もしかしたら赤坂くんに会えるのではないか。そう思ったから。しかし会ったのは和也くん。しかも何故か彼にここで待っているように言われた。駅前のコンビニ前。その後和也くんは誰かに電話をしながら人混みに消えていった。いつまで待っていればいいのかな。そう思って人混みを眺めていた。何分たっただろう。もう動こうかと思ったとき、後ろから話しかけられた。和也くんかと思い振り返る。 「木村さん!」 「あれ?どうして赤坂くんが?」 あれ?どういうこと?なんで赤坂くん?嬉しいのと驚きとよく分からない感じ。 「あの、木村さんがここにいるって聞いて、来たんだ」 「なんで?」 「あの良かったら付き合ってください!」 「え」 「あ、間違えた。じゃなくて、、一緒に祭り回ろう」 うそ、今付き合うって? こんな不意打ちありなの?ほんとに心が騒がしい。 「はい。喜んで」 和也の目線の先には幸せそうに歩いている2人組がいた。彼らにとって絶対に忘れられない夏祭りになるだろう。珍しく和也は微笑んだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 最後まで読んでいただきありがとうございます。

短編小説みんなの答え:4

だから言ったのに

……ここは何処だろう。   何だかとても賑やかだ。 「ねぇねぇ!このぬいぐるみ可愛くない?とってみようよー!」 ガラス越しに女の子が言う。 カチャカチャッ… 「_やったあー!とれたよ!」 「友梨は本当にUFOキャッチャーが上手ね。」 フワッと抱きかかえられて視えたのは、友梨と呼ばれる可愛い女の子。 _よろしくね、友梨ちゃん。 【注意書き】 ・投げたり引っ張ったり乱暴に扱わないでください。  ・対象年齢:6歳以上 「あー、面白かった!!やっぱゲーセンって最高!!」 「次、何しようか。」 「じゃあ、外の公園で遊ぼうよ!」 「あそこ遊具全然ないわよ。」 「このぬいぐるみをボールとしてキャッチボールしない??」 「ちょっと、そんなの可哀想よ」 「いいのいいの!もう私の物なんだからー!」 _あれ?何で僕は投げられているんだろう。 僕は人を癒やす為に生まれたのに…… 痛いよ、やめてよ友梨ちゃん…… 次の日 「友梨ー!起きなさい!遅刻するわよー!もう、何回言ったと思って… キャアア!友梨!しっかりして!」 _X月X日、小学六年生の女の子が死体で見つかった。 【注意書き】 ・投げたり引っ張ったり乱暴に扱わないで下さい。 ・対象年齢:6歳以上 友梨ちゃん、可哀想に。 _だから言ったのに

短編小説みんなの答え:3

『生きる意味』って。

生きる意味ってなに? どうして死のうとするのを止めるの? ずっとずっと悩んできた。 いくら考えても分からない。 生きたくなくて泣き叫んでも、 独りで抱え込んで現実から逃げようとしても こんなどうしようもない気持ちは何も変わらない。 この世界からいなくなりたい。 そう思いながら毎日過ごしている。 「どうした?そんな暗い雰囲気で顔伏せて。」 友達の司(つかさ)だ。明るい。明るすぎて何にも悩み事なさそう。 「なんでもない。ごめん。」 顔を伏せたまま伝える。 声がなにもしなくなった。どっか行ったか。 「なんで謝るんだよ。悩み事あるんなら聞くよ? 」 「…。生きる意味って何なんだろうなって思っててさ。」 30秒ほど沈黙が続いた。 「ごめん。こんなこと相談した僕がバカだった。分かんないよね、こんなこと…」 「だから謝らなくていいってw 生きる意味ってさ、そんな簡単に分からないでしょ。 それに、意味が分かったら宗教なんて存在しないよw」 確かにそうだ。 「俺だって生きる意味なんだろうって悩んだことあるよ。 綺麗事なんだけど、生きる意味は人それぞれだし、見つけにくいものだから、 考えても仕方ないだろ。自然と見つけられるものだよ。」 何にも悩み事なさそうなのに、結構重いことで悩んでたんだな… 「司はさ、生きる意味って何か見つけられてるの? 」 「ん~…なんだろうな…俺も見つけられてないや!」 と、明るく笑った。 「まぁ、生きてたらいつかは見つけられるよ。 俺は探しに行かずにその日まで待つよ。」 僕はその日から、なにか変わった気がした。 そこから数年の月日が経った。 「司!今度の土曜遊べるか? 」 「お、ちょうど暇だ!遊ぼうぜ! 」 僕は数年前の暗い自分とは別人のように変わり、 司のように明るく、笑えるようになった。 司とは単なる友達だったが、今は親友になった。 僕の『生きる意味』は、親友と楽しい時間を過ごすこと。 あの日から数年が経ってようやく見つけられたんだ。 司がいたから僕は変われた。本当にありがとう。 どうも、湊です! 最後まで読んで頂きありがとうございます! どうだったでしょうか? 楽しんで頂けたなら幸いです! 全然小説投稿出来なくてすみません。 ネタが思い付き次第投稿するので許してください…(←全然ネタが思い付かない人) 感想お願いします!

短編小説みんなの答え:3

──────リセットおよそ100回目。

「…君は、だぁれ?」 夕凪の教室に、僕と君が二人。 「…ここは、どこ?」 君は困り顔で僕を見つめた。 「ここはね、夢の中だよ。」 君の二つ目の問いに答えてあげると、君はもっと困った顔になった。 「…夢の、なか?」 …これで、君の三つ目の問い。 「君が想像する、君の夢の世界。それが、この夢の中。」 ゆっくりと話してあげると、君はほんの少し、俯いた。 「…分からない。どうしてこんなところに自分がいるのか、分からないよ。」 四つ目。 「君が準備した、仮想世界。今日は、君が入れる日なんだ。」 もっと分かりやすくしたつもりなのだけど、君は少し悲しそうな顔になった。 「…ねぇ、君は、誰なの?」 嗚呼、一つ目の問いに戻ってしまった。 「…ごめんね。忘れてしまった。」 君が少し目を見開いた瞬間に、世界が180度回転した。 ───────リセット。 「…君は、だぁれ?」 これで、約100回目。 「…ここは、どこ?」 この困り顔を見るのも、100回目。 「ここはね、夢の中だよ。」 この返答を繰り返して、100回目。 「…夢の、なか?」 100回目。 「君が想像した、君の夢の世界。それが、この夢の中。」 100回。 「…分からない。どうしてこんなところに自分がいるのか、分からないよ。」 100。 「君が準備した、仮想世界。今日は、君が入れる日なんだ。」 百。 「…ねぇ、君は、誰なの?」 嗚呼、もうこれで何回目だろうか。 この世界の新たなリセットが近づいている。 はぁ、と息をついて、夕凪に染まった見慣れた教室を振り返る。 「ごめんね。忘れてしまった。」 また新たな世界が創造されてゆく。 眼を見開くこの世界最後の君を見つめ、僕は笑った。 ─────────リセット。

短編小説みんなの答え:2

「バレーボール」

いつか夢を見ていた。 選手として全国大会のコートに立つ瞬間を。 バレーボールの強豪校。 部員は20人。ユニフォームが貰えるのは12人。 レギュラーは全部で7人。 なんとなく、バレー部に入った。 練習なんてめんどくさいと思っていた。 やる気なんてなかった。 サボってばかりで、下手な自分を認めたくなくて。 それでも経験はあったから、 2年生で1人だけレギュラーになった。 3年生を押しのけて。 3年生の引退試合。 いつか夢にみた全国大会。 最終セット。24-09点。 あと1点取られたら負け。 ここに打たれるとわかった。 でも、ほんの僅か迷って、半歩出遅れた。 どうせ負けるじゃないかと。 頑張る意味はあるのだろうかと。 そう、思ってしまった。 それでも、本能で足が動く。だけど届かない。 たった半歩。 相手のスパイクがコートに突き刺さる。 主審の判定までの一瞬がひどく長く感じた。 ラインギリギリ。 アウトであってくれと、まだ負けたくないと願った。 主審から目を逸らした直後、 相手側から歓声が上がった。 視界が滲む。オレンジ色のコートに水滴が落ちる。 「まだいける。諦めるな。」と 背中を叩いて送り出してくれた同じポジションの先輩を思い出す。 試合に出られなくて悔しいはずなのに。 私なんかにレギュラーを奪われて辛いはずなのに。 それから私はサボるのをやめた。 あの胸が締め付けられるような瞬間を、もう経験したくなくて。 先輩のように、努力する。 あくる日のオリンピック。 私はスタメンで出場する。 ユニフォームは12番。先輩と、同じ。 どうか私の姿を先輩が見てくれますように。 私は忘れない。 自分の上手さに自惚れていたあの頃を。 先輩からの言葉を。 絶対に。 読んでくださりありがとうございました。 この物語が多くの人に読んでもらえることを祈って…

短編小説みんなの答え:3

桜のサクラ

桜森林公園に生えている桜の木のサクラは、いつもわがままで、うるさいんだ。 「私、冬ってホント嫌い!私の自慢の葉っぱが落ちちゃうじゃない!」 「まあまあ、サクラちゃん。それは、毎年のことじゃないの。」 「うるさいわね!ききおばあさんに何がわかるの!?」 同じ桜の木のききおばあさんがなだめても、サクラさんは全くいうことを聞かなくて、周りの桜の木も困っていた。 その夜。だんだんと、桜の木たちが身にまとっている茜色の葉っぱが落ち始めた。 「ああもう、最悪!なんで落ちちゃうのよ、このっ!」 「サクラ、落ち着いてよ。」 隣の木のハナがサクラに行った。ハナはサクラの大親友なものだから、さすがにサクラも口を閉じた。 「あのね、サクラ。ききおばあさんね、もうお年なんだって。だから、次の年に桜を咲かせられるかもわかんないの。」 サクラははっとした。そういえば、サクラが生まれたころからききおばあさんはいたのだ。 サクラは、黙って寝ているききおばあさんのことを見つめた。 数週間後。外はすっかり寒くなり、サクラの木たちの葉っぱはすべて枯れ落ちてしまった。 しかし、ハナの言葉があってから、サクラはこれっぽっちも文句を言わなくなった。 夜のことだった。サクラは、ききおばあさんのうなり声で目を覚ました。 「おばあさん!?」 おばあさんのほうを見ると、太い枝に大量の雪が積もり、今にも枝が折れそうだった。 「う~ん、う~ん」 お婆さんは、とても苦しそうにうなっていた。 桜は考えた。この時間なら、まだ警備員さんがいるはず。警備員団に気づいてもらえば。 「警備員さーん!警備員さーん!」 桜は必死で叫んだが、桜の木が声を出せるはずがなかった。 「お願い!気づいて!誰かーー!」 サクラは、必死になって自分の枝を揺らした。 『ザワザワザワ、ザワザワザワ、ザワザワザワ!』 何事かと駆けつけてきた警備員が、「ややっ、これは大変だ」と、すぐにききおばあさんの枝を応急処置した。 サクラのとっさの判断のおかげで、翌年、ききおばあさんはまたきれいな桜の花を咲かせることができた。 ききおばあさんを助けた桜は、志もきれいになり、今では桜の木や、公園のみんなに人気だそうだ…。 どうも!なっちゃんです♪ 短編小説初めて書きました!気に入っていただけるといいです!

短編小説みんなの答え:1

壺の亡霊 (ホラー)

 私の名前は花音。田阪見高校に通っている。  今日も家に帰って、テスト勉強して、寝る。そんな毎日だった。  「…。こんなとこにアンティークショップなんてあったかな?」  そう、私は「アンティークショップサンタ」という所を見つけた。あ、髪留めが欲しいんだった。売っているか見てみようっと。  店内はとても暗くて何にも見えなかった。その時ガシャーン!と大きな音がして近くにあった壺が割れた。どうやらバックに引っかかったらしい。私は驚いて店内から出た。  その夜から悪夢を見るようになった。  誰かに追いかけられる夢。閉じ込められる夢。などなど。  そして、悪夢を見るようになって20日目。夜中に目が覚めると、体が動かない。そして、廊下から足音がそして声も  「ねぇ?なんで壺を割ったの?」  お願い。許して。わざと割ったんじゃないの!すると目の前に白い服の女性が…

短編小説みんなの答え:1

ナイト・ダンス

私は優香。ダンサーをしている。 1人で練習していると、誰かが入ってきた。 「なんだ、雄介か。」 「優香、まだ練習してたのか?」 「ええ」 「ちょうど良かった。大事な話があるんだ。」 「大事な話??」私と雄介は小学校からの幼馴染であり、ダンスパートナーだ。 そして、恋人同士でもある。 「実は、親父がな、取引相手の会社の令嬢と結婚しろって言うんだ。」 雄介は、有名企業の御曹司である。 そういう話が出るのは当たり前だろう。 「今時、政略結婚なんて古いよな...笑。」 「だから、優香とは別れなくてはならない。」 彼はとても真剣だった。 「わかった...別れましょう。でも、最後に」 やばい、私泣きそう。でも泣いたら、雄介は困ってしまうだろう。 「最後に、一曲だけ。踊りましょう?」 「よろこんで。お受けいたします。」 ♪~♪♪~~~~ 精一杯踊った。衣装もなんもない舞台だったけど、今までで一番のダンスだった。 「ありがとう。とても、楽しかったわ。さようなら!」 私は耐えきれずに、練習場を飛び出した。 この、一夜のダンスとともに、あなたのことは忘れない。 誰もいなくなった練習場で雄介は1人、考えていた。 本当に、あれで良かったのか?と。 いや、あれで良かったんだ。 結婚の話は嘘だ。 もし、俺と優香が結婚したら、優香はダンスを諦めなくちゃならない。 そんなことになるくらいなら、別れたほうがマシだ。 俺はこの、一夜のダンスとともに、あいつのことは忘れない。

短編小説みんなの答え:3

性別って   【短編小説】

僕は相川葵。中二! 男だと勘違いしていたのはずぅっと昔からだ。おかしいのかな。 「葵は女なんだから礼儀正しくね?」 「葵は女の子っぽく生きなさい」 やめてよ_ 優「葵いたぞおおお!」 良「葵!元気ねえなw」 葵「うるせえ」 こいつは幼馴染の優と良人。今は何だか甘えたいなあ…。二人は男子で良いな。 葵「良人、あ…ぁの…」 良「うん?どした?」 何故か頬に水が流れた。もう…何で… 良「葵?どうした?」 葵「わかな…い」 優「そうか…何か辛い事あった?」 葵「性…別」 言っちゃったな… 優「性別?」 葵「ずっと、男だと思ってた。でも女だから…とか言われて…嫌だった…」 引かれたかな…。 良「…よし!よく言ってくれた!」 え? 優「葵、遊び行こ~ぜ!」 ん? __10年後 良「そ~いや、尚も大分変わったしな」 優「元は葵だったし!」 尚「もう良いからw過去の事は振り返らない!」 そういえば、あの時は引かなかったのかな。 あ、僕は男として生きてます! こいつらは変わらず親友です! こんにちは!俺もXジェンダーなので性別についての 小説を書きました!辛口も大丈夫です!では!

短編小説みんなの答え:3

手が、手が!

夜9時、家族に内緒でコンビニの前に来ていた。 北風がヒューッと吹く、寒い。 私は周りを見渡し、誰もいないのを確認した。 入ると、店員しかいない。 よし、いける!と私は思った。 真っ直ぐ、棚の方に向かう。 私の足音が店内に響く。 私はじっと商品を見つめる。 寒いからとポケットに入れた手が商品に近付く。 バチッ静電気か。 ふと、友達のことを思い出す。 「由美、辞めなって!」 「由美ちゃんならできるよ、頑張って!」 友達の協力で辞められたのに… でも、でも… 手が、手が! ごめん、友達よ。 裏切ることにはなるけど、辞められないのだ。 少しだけ…お願い! 私は商品を3つ取った。 「毎度、ありがとうございましたー」 店員は眠いのか不機嫌な感じだった。 私はそそくさと外に出た。 そうそう、これこれ! あんドーナツとモンブランと揚げパン。 どれもカロリー高いけど、美味しいよね。 前、15キロ落としたのに、最近食べ過ぎで3キロ太ってしまった。 痩せようとは思うよ?思うけど… 最近頑張ったから少しだけ、食べて良いよね。 今晩は砂糖たっぷりのミルクティーを片手にこのスイーツ達をお腹に入れるとするか。 お菓子は私のエネルギー! こんな事は友達に言えない。あっ、もちろんみんなも言わないよね? やはり、私にはダイエットが無理なようだ。 こんにちは!みぃです! 12歳、小6です。 お菓子を食べている時に思い付きました。 最後まで読んでくださりありがとうございました。 感想、待ってます。

短編小説みんなの答え:6

好きな人は【短編小説】

私は、好きな人と山登りをするため、待ち合わせ場所の駅で待っている。 好きな人は、佐伯悠(さえき ゆう)という名前で、サッカー部に所属していて、結構活躍しているらしい。足も私の倍くらい速い。羨ましい。 「ごめん、凛(りん)ちゃん!少し遅れちゃった!」 悠が待ち合わせ場所にやってきた。 「ごめんごめん!ボク、信号に引っ掛かりまくっちゃって...」 悠の一人称は「ボク」だ。何だか少しカワイイ。 「いや、気にしてないよ。じゃあ、行こうか!」 目的地の山まではまだ少し遠いので、バスで行くことにした。 「凛ちゃん、山、楽しみだね!」 「私、山登り初めてなんだよね。」 「本当に!もし山登りでわからないことがあったらボクに聞いて!」 「うん。」 私は、好きな人との山登りデートということで少し緊張している。 で悠はあまり緊張しているように見えない。 多分、私のことを友達としか見ていないからだろう。 「あれ?あそこにいる娘、多分すぐそこの高校の生徒だよね?登校中かな?」 「そうなんじゃない?制服も私にはそれっぽく見えるけど。」 「だとしたらおかしくない?だってヘアゴム赤色だったよ?あの学校ヘアゴム黒か白か茶か紺にしなきゃいけないから。」 「え?そうなの?でもあの制服着てる人がカラフルなゴム付けているとこ、私何回か見てるよ。」 「本当に?あ、でもほら、あそこの娘はちゃんと黒のヘアゴムだよ。やっぱりボクの言ってることは間違ってなかったよ。」 そんなどうでもいい会話をしていると、バスはもう目的地だ。 山を登り始めてしばらくたった、今7合目くらいだろうか。 「よし、凛ちゃん。一回休もう。ボクも疲れた。」 悠はペットボトルのお茶を一気に半分くらい飲んだ。 私もお茶を飲もうとすると、悠の服装が目についた。 「あれ?悠、スカート履いてる。」 「何?ボクにスカートは似合わないってこと?制服がスカートだからいつも見てると思うけど。」 「いや、登山用のスカートなんてあるのかと思って。」 「あぁ。そういうことか。ボクは女らしくないって非難されているのかと思ったよ。」 「いやいやそんなこと...!」 「まあ女らしくありたいと考えたこともなかったけど...」 晴は、女の子だけど、少しガサツだ。 そんなところが、私は好きだ。「恋愛的な意味で」好きだ。 この恋は叶わないかもしれないし、晴は私を本当にただの友達としか思っていないと思う。 でも、私は晴が好きだ。誰が何と言おうと、好きだ。 私達は山頂まで登りきった。 「いやぁ、凛ちゃん。やっぱり山頂って景色が良いね。」 「うん、そうだね。山登りって、今までやったことなかったけど結構楽しいんだね。」 「でしょ!またいつか、誰か誘って山登りに行くと良いよ。」 「もし誰か誘って山を登るなら、私は晴とが良いな。」 「奇遇だね、ボクもまた凛ちゃんと山登りがしたいよ。」 終わりです。(この物語はフィクションです。) 僕は久々に恋愛小説を書きたかっただけなので、そこにまつわるテーマは正直何でも良かったんです。 同姓の恋。今はこれが「特殊」なものとして扱われていますが、同姓の恋も「普通」として認められる、 個人の選択が尊重される世の中になったら良いなと思っています。 後、今回初めて叙述トリックというものを使いました。上手くいきましたかね?皆さん騙されてくれましたか? 感想、待っています!

短編小説みんなの答え:2

私の色

「もうつかれたよ.別れよう」 その1言で私の 全ての感情の色が グチャグチャに混ざって 「私」という人がこわれた いつもいつも かわいい えらいとほめてくれた言葉はいつわりですか? 私につかれたそぶりも見せないで ひきょう・・・ Γきっと君ならいい人見つかるよ」 光の感情のない言葉。 でもその言葉が空っぽの冷たい私の心を満たす 「つかれてたなら私にやさしくしないでよ・・・」 君の光のない冷たい目を見る しかし別れぎわなのにもっと好きになってしまう それから感情のない空っぽの私の心は満たされない どんどんいつわりの自分が増える 自分の色に色がかさなって 本当の自分が分からない また君のそばにいたいよ・・・ END こんにちは~! まかろぉんです がんばりました~! ぜひ回答して下さい

短編小説みんなの答え:5

秋風にのって

今は11月中旬。ただの木は紅葉になって街を彩り出した。そんな中での小さな話 私は秋野紅葉。名前のとうり秋真っ盛りに生まれた。そんな私は同じ病院で生まれた幼なじみがいる。 木田翔太。 物心ついた時から一緒にいた私たちは、今では恋人関係だ。 幸せだった。のは私だけだったかな。 「紅葉。実は重い病気になっちゃってさ。もしかしたら死ぬかもしれない。だから、俺と別れてくれ。」 「やだ...やだ!大好きだもん。別れたくなんてないよ!」 「ごめん。俺が無理なんだ。」 この日を境に、翔太は学校にも来なくなって、連絡も繋がらなくなった。 そして、半年後。彼のお母さんから手紙が届いた。 拝啓。秋野紅葉様。連絡が遅くなりすいません。先日。翔太の手術が無事成功しました。ですが、この先も療養が必要で、今の街にはもう戻りません。 今まで翔太のことをありがとうね。 私に勇気さえあれば会いに行ける。でも勇気がない。幸せだったけど、彼から連絡は来ない。私はどうすればいいんだろう。 でも、翔太しか私を笑顔にも涙にもできる人はいない。そうだ。うん。 私は翔太を求めてハガキの住所へ向かった。とても空気の良いところで、迷っていた心が少しだけ晴れた気がした。 「ここかな?」 青空寮と書かれた少し大きな建物が見えた。彼はすぐ近くにいた。 「翔太。」 彼はキョトンとした表情で私を見つめた。まるで私のことは覚えていないようだった。でもそんなはずない。だって私のたった一人の彼氏なんだもん。すると 彼のお母さんが来て説明してくれた。 手術の後遺症で、記憶の一部がなくなってしまったらしい。だから、私を傷つけたくなくて別れたのかな。 それでも、、、 「友達になってください。」 またここから始めよう。そしてまた、私のことを好きになってください。 そして、秋の心地よい風が隣で吹いた。

短編小説みんなの答え:4

イケメン男子の幼馴染を務めてます!

騒がしいグラウンドに歓声と「菊田くーん!」高い声で叫ぶ女子の声がする。 野球部での練習で日焼けした真っ黒な肌が太陽の光を浴びて僅かに光る。 「菊田 巴」 保育園からの幼馴染だ。昔は「巴」「陽ちゃん」そう呼び合う仲で、いつも隣に居たのに気付いたら遠い存在になっていた。泣き虫で、いつも私が守ってたのに今では逆に守られている側で、身長もとっくに追い越された。 私は154cmで身長止まったのに巴は182cm。「何でだぁ…?」思わず口に出た。「何が」無愛想な低音が横から聞こえる。 丁度部活終わりなのだろう。タオルを首に巻いて汗を拭いている。 女子達は巴の横にいる私を睨みながら悪口でも言っているのか、小さく口を動かしている。 「イケメン男子は困るねぇ…」少しだけ馬鹿にした笑いを巴に見せた。 「…やめろって」眉間にシワを寄せる。 「本当愛想がないんだから。」前を向いて小さな溜息混じりに言った。 「あのさ、今日一緒に帰れる?」唐突に話を変えてきたが、いつもの事。「帰れるよ。何?私の事好きなの?」ニヤニヤしながら巴を見たが黙って冷えたスポーツドリンクを飲んでいる。気の所為かもしれないけど、少しだけ顔が赤らんでいる様に見えた。 巴を待っている間、私は鞄に入れてあるスケッチブックとシャープペンシルを持って、絵を描いていた。 巴の横顔を思い出しながら。 「…きもっ」後ろから巴の声がして、スケッチブックとシャープペンシルを鞄に入れる。 「あっそ。私ずっと待ってたよ?褒めろ~?」「はいはい、偉い偉い」乱暴だけど優しさを感じる手で私の頭を撫でた。 「これで良いの?」少しだけ照れ臭そうにするのが可愛くてまたウザ絡みをしたくなる。…けど今だけは我慢しようかな 「ありがと」巴に負けないくらいの笑顔でそう言った。 「礼なんて言う奴じゃないだろ、陽は。」「は?私だってお礼くらい言えるよ!」少し強気になったのは久しぶりに巴が私の名前を呼んでくれたって言うのもあるけど、バレてないかな。 「ふーん、凄いじゃん」 「何それー!」 真っ赤に染まった空の下、2人の少女と少年の声が響く。 そこに吹いた風は、どこか優しい様な気がした。 終 こんにちは、のうです。 下手ですが読んで下さると嬉しいです! コメント、待ってます!

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