短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:4

意味怖

さくらだよー 「心霊現象」だよ~  ←ちょっとやばい空気が・・・ それではーどうぞ! 「心霊現象」 少し前の話だ。 仲間内の罰ゲームみたいな感じで俺は心霊スポットに行くことになったんだ。 そこは二階建ての空き家で、昔起きた殺人事件で住んでいた女が殺されたらしい。 んでまぁ、ちょっと勇気だして行ってきたんだ。 その家で唯一の階段がグチャグチャに壊れていたせいで事故があった二階の部屋にのぼれなかったが、それでもだいぶ怖かった。 単純に言うと心霊現象は起きた。 しかも何回も。 ドアがバンバン閉まる音がしたり、上の階からドンドンと足踏みする音が聞こえたり、なぜか鈴の音が聞こえたり・・・ 俺は耐えられずにすぐさま逃げた。 しかし後で友人にこのときの話をしたところ、実は心霊現象は先回りした友人の仕業だったらしい。 解説 階段がグチャグチャで登れなかったのに上の階から足踏みが聞こえたって事は・・・ 上からの物音は本当の心霊現象だったのです。 どうだった? 自粛中これ読んで涼しくなってね~ 好評だったらまた書くね~  コメントよろしく~

短編小説みんなの答え:1

ーあの夏の日ー

ーあの夏の日ー 私の名前は古川優衣!明日はいよいよ小学生最後の夏祭り!  ちなみに親友の芽依(メイ)と莉菜(リナ) そして、幼馴染の悠斗と一緒に行きます!      はぁ…… ずーっと悩んでる。浴衣どうしよう… 浴衣っていっても家にあるのはもう入らないし買うにしても今からじゃ遅い… それにお母さんに言うのなんか恥ずいし… 去年までは気にしないで普段着で言ってたのになんかムショーに気になる…  何?この気持ち。      あー、もうっ!!! イライラして髪をグチャグチャにした。ていうかもうこんな時間じゃん!行かなきゃ!階段を駆け下りていくータッタッタッ…  「んー!芽依、莉菜、悠斗こんばんはー!」 皆「こんばんは~」 あれ、芽依に莉菜も浴衣…?それに髪の毛もお団子で可愛いな… はぁ…(自分の身なりを見る)悠斗もいるのになぁ… ハッ、なんでこんな気持ちなの?私。 たった前までこんなこと思わなかった。「悠斗には可愛い姿見せたかったのに。」って。 何なの?この気持ち 皆「優衣?何ボーッとしてんの?笑」 「あっ!ご、ごめん!」 皆「変なの笑」 うん。楽しかった。でもなんで?なんかスッキリしない。焼きそば売り切れてたから?違う。 眼に涙が浮かぶ 自問自答を繰り返すー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夏の爽やかな気持ちと裏腹にこんがらがっていく優衣の気持ちを書いてみました。

短編小説みんなの答え:4

狐のお面と夏祭り

まだ、目から涙が溢れてくる。そう、俺はついさっき失恋してしまったのだ。一人寂しく、りんご飴を食べながら、夏祭りの屋台を眺める。 …なんだかしょっぱいりんご飴だ。 ボーっと眺めていると、人にぶつかってしまって、転んだ。 「大丈夫ですか?」 と、声がする。見上げると、狐のお面をした少女が手を差し伸べている。俺はその手を取った。 「あ、ありがとう…」 そう俺が言うと、少女が顔を覗き込んでくる。俺は、少し緊張というか、恥ずかしくなる。 「泣いてたんですか?」 「あ、うん…」 「そうだ、私一人なんですよ。一緒に行きませんか?」 そう言われ、俺は心を揺さぶられる。まぁ、このまま一人で夏祭りを過ごすなど、孤独だ。なら、この見知らぬ少女と一緒に夏祭りを過ごす方がマシだろう。 「うん、いいよ。」 「わぁ!ありがとうございます!」 少女は嬉しそうに笑う。そんな少女を見ていると、なんだか恋をしてしまいそうになる。否、もう恋をしているのかもしれない。 「じゃあ、りんご飴買いましょうっ!」 と、少女とりんご飴を買う。さっき食べたさっき食べたりんご飴より、甘い。 「こっちこっち!」 少女が俺を誘う。俺は、少女に魅了されているから、少女の後を追う。 「あはは、着いたよっ」 そう、少女と俺が着いたところは、彼岸花が咲き乱れて、真ん中に小川が流れている。すると、少女が小川を跨ぎこう微笑んで言う。 「ほら、おいで?」 俺は、直感的にヤバイと思う。だって、彼岸花に小川って… 「ご、ごめん。そろそろ帰らなくちゃっ」 そう俺が焦りながらいうと、少女は寂しそうな顔をして言う。 「そっか…じゃあ、帰っていいよ。」 俺は急いで帰ろうと、走ろうとすると、足に違和感を感じる。 「えっ…」 俺の足には何本もの彼岸花がまとわりついている。そして、少女はさっきの言葉の続きを言う。 「帰れたら、だけど。」 少女が妖艶に微笑む。俺は、今更悟った。 あぁ、もう遅かったんだ。 -----------ーー どうも、読んでいただきありがとうございます。雑魚な背後霊です。彼岸の少女に魅了されてしまった少年の話です。では、感想などよろしくお願いします。

短編小説みんなの答え:1

残酷な現実。

毎年この時期になると思うことがある。・・・私の夏休みは何だったんだと。そんなことを考えながらペンを手に持つ。私の夏休みも残り2日になった。それなのに課題に手をつけていない。手元のスマホの音がなる。目を向けると、それは親友の和也からのラインだった。「明日の夏祭り一緒にいこうぜ!夏っぽいことしてねぇからな」軽く目を通し、私は答えを打った「わかった。いいよ」 そう答えたものの中々進まない課題に絶望していた。徹夜しなくては、と思っていたが、徹夜を初めて二時間ほどで寝てしまった。目が覚めると次の日だった。またラインがきた「今日の夏祭り6時集合な。遅刻すんなよ」 「わかった」           本気でやらなければと思った。   だが、現実は甘くなかった・・・。私は必死に、必死に頑張ったが、もう少しというところで終わらなかった・・・。  ふと、目が覚めた。ここはどこだ? 辺りを見渡す。・・・思い出した。私は事故に遭い病室で寝ていたんだった。 ・・・小学校最後の夏休みを私は病室で過ごす。私は来るはずもない夏休みの夢を見ていたのだ。・・・出来ることなら戻りたくなかった現実に戻ってきたという事実。私はただ泣いた。一日中泣き続けた。

短編小説みんなの答え:1

短編小説「いつか。」

「泣くなよ。ひでー顔になってんぞ。」 泣き虫の私に、彼はよく、そう言った。 彼の名前は奏汰。私の家の二軒隣に住んでいた。口が悪くて、ぶっきらぼうで、でも本当は優しいのを知っていた。私が友達とおそろいのブレスレットをなくした時、必死に探し出してくれたことがあったから。 奏汰は小学校に上がるときに、親の仕事の都合で引っ越すことになった。引っ越す直前に会いに行った時、案の定、私はボロ泣きした。 「泣くなよ。ひでー顔になってんぞ。」 やっぱり彼はそう言った。でも続けて、 「絶対また会える、いや会う。」 と言ってくれた。 「本当に?」 「ああ、約束。」 こうして、私たちは別れた。 「由実、遅刻するわよー!」 「嘘、もうこんな時間!?」 昨日まで夏休みだったから、つい寝坊してしまった。 「行ってきまーす!」 私は急いで学校へ向かった。 「はぁー。」 走ったおかげで、予定より早く学校に着きそうだ。息を整えながら歩いていると、少し下を向いていたせいか人影に気づかず、ぶつかってしまった。 「あっすみません。」 私が謝ると低い声が聞こえてきた。 「相変わらず鈍臭いなぁ。」 顔を上げると、どこか見覚えのある顔がそこにあった。 「まさか、」 「そのまさかだよ。」 「嘘...。」 目頭が熱くなってきた。 「言ったろ?約束だって。」 「奏汰...。」 「泣くなよ。ほんと変わんねーな。」 「まだ泣いてないし。」 そういう奏汰だって、中身は昔のままだ。 「俺、お前と同じ学校に行く事になったから。」 「えっ!」 「またよろしくな、由実。」 信じられない。また一緒に過ごせるなんて。 「うん、よろしく。」 期待で胸が高なった。 あとがき こんにちは、作者のみよはです。読んでくれてありがとうございます。だいぶ展開が早く、長い話になりました。この後どうなったかは、皆さんの想像にお任せします。それでは、またどこかで。

短編小説みんなの答え:4

春、電車、 今日も君を待つ 。

君がいなくなっても私は今日も君を待つ。 ー 春。 ガタンゴトン… ガタンゴトン… 今日は入学式。 そう、私は今日から高校生になるの。 今は電車で学校に向かっています。 …あ。丁度席が空いたみたい。 加奈(よいしょっ…と。) やっぱり椅子に座ると楽だなぁ… 前を向くと私と同い年と見られる、 男子高校生がいた。 制服が違うから違う学校の子みたい。 加奈,翔(…!) 丁度私達は目が合ってしまった。 なんだかその姿がおかしくて私達は クスクス笑ってた。 次の日も私は彼がいないか探した。 昨日と同じ車両にいた。 彼から手を振ってくれたから私も振り返した。 次の日も私は彼を探した。 今日も同じ車両にいた。 彼は「寝癖がついてるよ」口パクで伝えてきた。私は慌てて寝癖を直した。 恥ずかしかったけどちょっと嬉しかった。 今日も私と彼は笑う。 そんな日々が毎日続いていた。 いつの間にか私は彼を好きになっていた。 直接話したことも無い、名前も学校も知らない彼を。 ー 冬。 今日もいつものように彼を探した。 今日は直接話してみたかったから。 それと、思いを伝えたかった。 チョコと一緒に。 ー だけど彼はいなかった。 次の日も。 その次の日も。 彼はいない。 いつもの車両を探してみても、 他の車両を探してみても、 駅でも探してみた。 だけど 彼はいなかった。 ー 5年後 春。 今日も私は彼を待つ。 未だにまだ会えていないけれど。 いつか、また、彼に会えると信じて。 ━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは(。・ω・)ノ゙ 最後まで閲覧ありがとうございます! 初投稿の by ぱんけーき です\(^^)/ (ぱんけーきと呼んでください♪) 初めて書くのでおかしい所などあると思いますが…笑 丁度暇だったので小説に挑戦してみました! 今後の小説の参考にさせて頂きたいので辛口でもOKですd('∀'*) 感想お待ちしております~! ではでは(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー

短編小説みんなの答え:5

バイバイ、青春

「残念ですが、大会はなくなりました。部活はまだ続けられます。はっきりとは決まっていませんが、小規模の交流戦を行う予定です」 中学から剣道を始めた。格好いいから、それだけで始めた剣道をいつの間にか大好きになっていた。部活に行くのが楽しみで、強くなっていくのが嬉しかった。 それが呆気なく終わった。あと一年。最後の一年だと思っていた三年生での大会は感染症のせいでなくなった。 これからのはずだった。先輩が引退して、後輩と一緒に頑張って、最後の大会で県大会にリベンジするつもりだった。 「やっぱり、なくなっちゃったね」 「…うん」 全てを掛けてきた、とは言わない。でも、大好きな部活を今のメンバーでやれることはないと思うと悔しかった。 「ね、凛は交流戦出るの?」 「うん。やっぱり、最後にやりたいから」 「そう言うと思った。もちろん、私もやるよ」 同じ部活の七海は同学年で唯一の女子だ。だからこそ二人で支えあって頑張ってきた。七海も中学から始めたのに私よりも少し上達が早くて悔しく思う時もあった。 「せっかく、頑張ったのに」 「しょうがないよ七海。しょうがないから…」 帰り道の路地で自転車を押しながら話す私たちの周りには誰もいなかった。だから、油断してたんだとおもう。気づかないうちに目に涙が溜まっていて、瞬きをした拍子にこぼれ落ちた。 「あ、あれ?」 「しょうがないのかなぁ、ねぇ凛?」 「……」 隣を見ると同じように涙を溢す七海がいた。嗚咽を堪えて私に聞いてくる七海に私は何も言えなくなった。 「悔しいなぁ、私、あんなに強くなったのに」 「そうだね。あの中学校の人と最後にやりたかったなぁ」 家の前についても泣き止めなかった。受け入れられなかった事が現実だと気づいてしまった。どうすることもできない悔しさと怒りが涙となって流れていく。 「テレビでは高校野球のことばっかり。悔しいのはあの人たちだけじゃないのに」 「最後の、さいごの大会だったのになぁ、どうして、どうしてかなぁ」 そんな事をいっていても私たちに出来ることがないのはわかりきっていて、でも文句を言わずにはいられなかった。 「きっと、今やっても上手には出来ないだろうな」 「もう3ヶ月もやってないんだもんね。せっかく頑張ってきたのに」 「七海、私たち何か悪いことしたのかな?」 「……もう、やめよ。これ以上言ってても何にもならないから」 そう言うと涙を拭いてニコッと笑って見せた。無理やり作った笑顔は口元がこわばっている。 「そうだね。高校でも剣道は出来るもんね」 私も無理やり笑った。笑わないとどうにかしてしまいそうだから。どうすることもできない怒りを誰かにぶつけてしまいそうだから。 「じゃあ、また明日ね凛」 「うん。バイバイ七海」 明日から普通の毎日を過ごすだけだ。

短編小説みんなの答え:1

英雄と新兵

まただ。 また、仲間を喪った。 遺骨を拾い上げ、壺に詰めていく。 兵士として戦う上で、死人が出るのは当たり前。それでも俺達は、命の限りに戦い続けなければならない。 ・・・分かってる。分かってるんだ。 近くの兵士に断りを入れて、火葬場を離れた。 しばらく歩いて、誰もいない事を確認すると。突然、足の力が抜けた。かくんと膝が折れ、その場に尻餅をつく。俺はそのまま、動けなくなった。 全く情けない話だ。【英雄】なんて壮大な2つ名、俺には釣り合わない。部下達が今の俺を見たら、どんな顔をするだろうな。 『あの・・・』 突然降ってきた囁き声に、バッとうつむけていた顔を上げる。 『大丈夫、ですか?』 長い黒髪を1つに束ねた、15くらいの少女だ。年齢から察するに、新兵か・・・ 『俺の事は気にするな・・・作業に戻れ』 すると少女は、強く首を横に振った。 『辛くて、寂しい気配がしました』 『?』 『・・・失礼します!』 目の前が暗くなって、確かな体温と石鹸の香りが体を包む・・・ 数秒の後、俺は、この少女に抱きしめられているのだと気づいた。 『・・・私の、母が。怖い夢を見た時に、よくこうしてくれていました。・・・多少は、落ち着くかもしれません』 ああ。 この少女は、俺をなぐさめようとしてくれたのか。 ぎゅう、と、すがるように少女の服を掴む。 名も知らぬ少女の腕の中で、何年ぶりかの涙を、俺は流した。

短編小説みんなの答え:2

黄昏と紅葉

私の名前は、紅葉(もみじ)。 私は、この紅葉街を護る鬼だ。 私は、木葉大紅葉(このはおおもみじ)の、枝に座り、街を見下ろしていた。 「最近は、闇が少ないな。」 闇というのは、黒い物体で、街の平和を脅かすものだ。 そして、今年は、その数が、少なくなってきているのだ。 無論、それはいい事なのだが、この街を護る鬼としては、放って置けない。 そんな事を考えていると、下から声が聞こえてきた。 「今日も闇は、いないんどすか?」 この声は、宮司様だ。 「はい。いないんです。」 「それは、不思議どすなぁ。」 宮司様も、この事は気にしているそうだ。 「そろそろ、私(あて)は、失礼致しんす。」 そう言って、宮司様は、紅月神社の、本殿に入っていった。 「一応、見回りに行こう。」 見回りとは、そのままの意味で、街が安全か見に行く事だ。 私は、大木を蹴り、見回りに向かった。 「おやおや、紅葉ちゃん。いつも、見回りありがとねぇ。」 「いやいや、それが仕事ですから。」 「そんな事言わないで、ほら、これ持っていっておくれ。」 「えっ?!こ、こんなのいいですよ。いつも貰ってますし。」 「ほらほら、持ってき。」 弥生(やよい)さんに、また、焼き芋を貰ってしまった。 私が、そう思い、見回りを、再開しようとした時、後ろから、 「あ、お~い。紅葉ちゃん。キミ宛ての手紙が来ているよ。」 「え?今行きます。」 「誰からか分からなかったかったから、届けようか迷ったんだよ。」 「そうなんですか。」 確かに、送り主の名前が書かれていない。 汚くなった、封筒を開くと、簡潔な文章が書いてあった。 『霜に気を付けろ。』 「どういう意味だろうねぇ。」 「はい。分かんないですね。」 「あ、長話しすぎちゃったね。見回り、行ってらっしゃい。」 「はい。行ってきます。」 私は、封筒をポケットにしまい、人手の少ない、恨鋼街(はんこうがい)に向かった。 「やっぱりいないなぁ。」 恨鋼街にもいないなんてあり得ない。 私が帰ろうとした時、後ろから声が聞こえてきた。 「お前が紅葉か。」 振り返ると、雪を纏った男がいた。 男からは、闇の気配がした。 私は、手から、大幣を出現させ、男に突進した。 「お前は、変わらないな。」 男が呟いた時、私は懐に入った。 その刹那、私は心臓を貫かれた。 「な、何で?」 そう呟いて、上を見上げた時、彼には、見覚えがあった。 「キミは生き返りたい?」 「だ、誰!?」 「僕は悠(ゆう)だよ。」 悠という少年は、狐の面を被っていた。 「で、キミは生き返りたい?」 「どういう事?」 「あれはね、キミのお兄ちゃんだよ。」 「は?私にお兄ちゃんなんていないし。もしそうだとしても、何で私を殺したの?」 「あはは。それは、キミが鬼になったから。闇になってまでもキミを助けた。流石だね。」 「けど、そんな記憶なんてないよ?」 「じゃあ、見せてあげる。」 「ねぇ、お兄ちゃん。この本読んで~。」 「うん。いいよ。」 これは...いつの記憶?少しだけ覚えがある。 「このお姫様、綺麗!」 「そうだね。これも綺麗だけど、紅葉も...月も綺麗だね。」 「何か言った?お兄ちゃん?」 「ううん。何も言ってないよ。」 私は全てを思い出した。 「思い出した?」 「うん。」 「じゃあ、それを踏まえて、キミは...生き返りたい?」 「お前が紅葉か。」 「うん。そうだよ。」 男は、少し不思議な顔をした。 反応がおかしいと思ったのだろう。 私は、手から大幣を出現させ、男に向かって突進した。 そして、懐に入った時、私は呟いた。 「ありがとう。お兄ちゃん。」 黄昏と共に、紅葉模様の浴衣を着た鬼は堕ちていった。

短編小説みんなの答え:2

好き?嫌い?それとも、嫉妬? ~あの子の好きな子~

「蓮樹~!一緒に帰ろーぜ。」 「快斗!いいよ!」 僕、坂野蓮樹。親友の革田快斗と帰るところ。 「あっ、快斗!蓮樹くん!私も一緒に帰る!」 そう言って来たのは鈴森和湊。 「おう、和湊。いいぜ。」 鈴森さんは快斗の彼女。 「そうだ!蓮樹くん。この前はありがとう。はい、これ。お礼に蓮樹くんの好きなスノーボールクッキー作ったの。食べてね。」 鈴森さんは生徒会長として気が利くなぁ。 「ありがとう。って、なんで僕がスノーボールクッキーが好きだって知ってるの?」 「だって快斗が蓮樹くんは甘党だってこの前聞いたから。あと、給食のデザートでミニタルトがでたとき本当に嬉しそうに食べてたでしょ?粉系が好きなんだな、って思って。」 さっすが、生徒会長。観察眼も優れてる。 ちなみに鈴森さんが“ありがとう。”って言ってるのはね、この前、有原美香雨と鈴森さんの衝突を解決したからなんだ。 「あ!今日、私、塾だった!ごめん。先に帰ってるね。本当にごめんね。じゃあね!」 鈴森さんはそう言って走って帰っていった。 「転ばないかなぁ。」 快斗が心配そうにつぶやいた。 「快斗はいいな~。あんなにかわいい彼女がいて。」 「おい、彼女って言うなよ。恥ずかしいだろ。」 「ごめーん。快斗、顔赤くなってる~」 「うるせぇ!」 こんなに快斗のかわいらしいところ初めて見た。 「でも蓮樹。お前だってかわいい彼女がいつかできるかもしれへんぞ。今年中に。」 「えー。僕にも彼女できるかな?」 「絶対できるって!だって蓮樹はあの有名な少年探偵の杉浦唯有のいとこだぞ?頭はキレてるし。」 「その自信はどこから出てくるんだよ…。いやぁ、でも欲しいな。彼女。」 僕にも好きな人いるんだけどなぁ。滝谷咲良。ほんわかした笑顔で癒されるんだよな。 「ん、じゃあな蓮樹!」 「じゃあな、快斗!」 「よっしゃ!」 今日は席替えの日。隣は滝谷咲良!嬉しすぎてよっしゃ、ってつぶやいちゃったよ。 「よろしく、坂野くん。」 あぁ~~この笑顔最高だぁ~~ 「よ、よろしくっ!」 「ねぇ、坂野くん。ここの問題が分からないんだけど…。教えてくれるかな?」 「滝谷さん!全然いいよ!僕、算数得意だし。」 「やったぁ。ありがとう。」 あぁ、幸せです。 僕と滝谷さんの仲は良くなっていった。 『お前だってかわいい彼女がいつかできるかもしれへんぞ。今年中に。』 快斗の言葉がよみがえる。 よし!好きな人でも聞いてみるかな? 「ね、滝谷さん。滝谷さんって好きな人、いるの?」 「え…。もう、坂野くん!やめてよ!恥ずかしいじゃない…。けど、教えてあげる!」 口を耳に当ててきた。 「………くんだよ。」 …?僕は雑音のせいで聞こえなかった。が、滝谷さんは頬を赤らめていて気まずそうな雰囲気を出してきたのでもう一度聞くのはやめておいた。 「なぁ、快斗。滝谷さんって誰が好きか知ってる?」 「滝谷?あぁ。滝谷咲良ね。え、もしかしてお前、滝谷咲良のことが好きなのか!?」 「おい、声でかいって…。」 「ねぇ咲良。良かったね。好きな人が今、前にいるよぉ。」 「え、でも私の好きな人が好きな子。いっぱいいるじゃない?」 「そうだね。ま、本人も勘付いてるけど思うけどさ。」 女子たちの会話が聞こえた。 本当に滝谷が好きな人って誰なんだ…?

短編小説みんなの答え:2

短編小説「白い小さな花」

私は、何か嫌な事があった時には決まってこの森へ来ている。 午後のお日様の光に誘われて、一匹の蝶がこの森に迷いこんだ。 蝶のまわりには、暖かく優しい木漏れ日が差している。 静かに風が吹き、ザァッと揺れる木のひとつから一枚の葉が落ちた。 少し歩くと、あたり一面に白い花が咲いていた。 白い花は陽が当たり、これでもかと言うくらい輝いている。 そこへ、さっき見かけた蝶が花の蜜を吸いにやって来た。 その蝶は、思ってもいないご馳走だ、とばかりに楽しそうに飛んでいる。 こういうのどかな光景を見ていると、嫌な事や悩みもどこかへ逃げていってしまう気がする。 さあ、明日も頑張らないと。 私は、白い小さな花を一つだけ摘んで家へと帰った。 終わり 最後まで読んでくれてありがとうございます!良ければ感想お願いします!

短編小説みんなの答え:1

1秒でもながく

僕の願い、それは「1秒でもながく」。 僕は、幼い頃から病気を抱えていた。重い病気らしく入院と退院を繰り返していた。初めて病気に気がついたとき、医者には「一生なおることはないでしょう」と言われた。母さんたちは落ち込んでいたけれど、幼い僕は病気がなおるかもしれないほんのわずかの希望を捨てないで辛い治療にも耐えてきた。でも、高校2年生になった今年の夏にその希望さえもなくなった。医者から伝えられたのは僕の寿命があと3ヵ月ということだった。希望がなくなったのなら生きている意味なんかない。なんて思ったこともあったけど、高校に入ってからはほとんどが家と病院ですごす日々。「青春」なんて言葉、普通の人には当たり前に来ることだけど僕にとっては違う。みんながやっていることを、僕は出来なかったのだから。寿命が3ヵ月と分かってからは普通に高校に通っている。普通に高校に通える日々が続くのはありがたい。それに、親も反対しないから、約1ヵ月でたくさんの場所にいった。残り2ヵ月は僕がずっとずっとやりたかったことがやりたい!けど、本当に2ヵ月で、できるだろうか?だけど、やってみる甲斐はある。友達にも協力してもらってやりかったことをかなえる準備をした。夢中になってみんなと準備をしていたから時が経つのは忘れていた。ふとした時にカレンダーを見ると僕が生きれる予定の日はあと2週間と少し。僕の病気は、ながく生きれても寿命が3ヵ月を過ぎる頃までしか生きれない。しかも最近はなんだか呼吸をするのが苦しい。それでも、残りの日数で準備を進めた。気がつくと僕が生きれる予定の日はあと3日になっていた。きっと準備は今日で終わるだろう。そして、明日にはやりたかった「卒業式」ができる。急に苦しくなったのはみんなと最後の準備をしているときだった。僕は、苦しくて床にたおれこんだ。その時、ずっとずっと心のなかで神様におねがいしていたことそれは「1秒でもながく生きて、1秒でもながくみんなといたい!」だんだんとみんなの声や姿がぼやけてくる。力が抜けきった僕の体には、かすかにみんなの声が響いていた。

短編小説みんなの答え:2

ある夏の日のこと(恋愛小説)

「ず、ずっと前から、幸一君の、ことが、す、好きでした。わ、私で、よかったら、付き合ってください!」  ど、ど、ど、どうしよう!ほんとに言っちゃった。私、太田さくら小学6年生。今、たった今、小4の転校してきた時から好きだった、小林幸一君っていう子に告白した。ここは、私たち、6年2組の教室なんだけど…       「え・・・え!!!ほんとに?そうか?」                               幸一君が私に尋ねた瞬間顔がカーッと真っ赤になったのが、はっきりとわかった。 ま、まさか…?     「は、はい、ほんと、です。」                                     どうしよう。 私こそ、ほんとに真っ赤になってそう。超恥ずいんだけど…                 「ご、ごめん。俺も、実は、ずっと好きだった。初めて会った時から…」                 う、うそでしょ!この、クラスで、いや、学年で、一番人気のある幸一君と両想いなんて!           「俺も、卒業するまでには告ろうと思ってた。でも、さくらが告白してくれた時、正直、すごくうれしかっ    た。」                                              私も、幸一君が本当のことを言ってくれて、うれしいよ…                          「で、どうするんだ。さくら。付き合うんだろ。」                            そ、そんないきなり私に言われても困るよ。                               「とりあえず、移動しよう。先生来たら大変だから。」                          そうだった!今、きっと先生は職員室にいるんだろうけど、いつ教室に帰ってくるかわからないし、会議とかがあるのかもしれないけど、絶対学校から出た方が安全だよね。                        とりあえず、学校を出てみんなに見つかりにくいベンチにとりあえず座った。                「で、今度こそどうするんだ?」                                    だから、そんなのいきなり言われたって、困るに決まってるじゃない。 でも、とりあえず私は、中学受験して、受かっても受からなくても東京に行くのは間違いないんだからそれだけは、伝えなきゃ。          「とりあえず、私は受験して、卒業したら東京に行くからそれまでは、普通の小中高生みたいなお付き合いはできないと思うんだけど…」                                        「え!でも、いつまでも俺はさくらのことが好きでいるから。」                     一瞬、幸一君の顔が曇った気がしたけど、そのあとの言葉は優しかったような気がした。            「それまでは学校ではしゃべるのが気まずいから電話でしゃべったりしたいです。受験が終わっても忙しいけど、できるだけ、電話したり、手紙書いたりします。」                           「あ、ありがとう。さくらもいろいろ忙しいんだな。でも、暇なときいつか東京で、デートしようぜ。」    「はい!!」                                                                                                 こうやって、幸一とさくらの話はいつまでも続くのだった。                                                                           作者の真優です!感想、アドバイス、ぜひぜひお願します!!     

短編小説みんなの答え:2

僕の好きな人は、

由奈「私、春人君が好き、なんだ。」 涼太「……、」 由奈「…ちょ、ちょっと何!?そっちは?好きな人誰?なんか聞いてくるから言ったのに何その反応!?」 涼太「あ、あぁ。ごめん、」 いつも通りの帰り道。 俺は幼馴染の由奈と一緒に帰っていた。 急に「涼太って好きな人いんの?」って聞かれたから「……いるけど。」って正直に答えた。 だから俺も由奈に好きな人、いるかどうか聞いただけなのに、まさか好きな人をバカ正直に言ってくるとは。 どんだけ俺のこと信用してんだよ。 …ま、それが嬉しかったりするんだけど。 由奈「……で、頼み事があるんだけど。」 涼太「は、何。」 由奈「春人君の好きな人、聞き出しといてくれない?」 涼太「は?何で俺がそんな事、」 由奈「いーじゃん、別に。涼太、春人君と仲良いんだし。」 涼太「自分で聞けよ、」 由奈「別にそれぐらい引き受けたってよくない?私の好きな人なんか、ホントは言いたくなかったけど仕方なく言ってあげたんだからね!」 いや、別に聞きたかった訳じゃねーし。 お前が勝手に言ってきたんだろ。 …けど、好きな人の頼みは断れない。 涼太「あー、もう。分かったってば。」 由奈「さすが涼太!!ありがとっ、」 …………実は春人の好きな人、っていうか彼女がいることも知ってる。 だけどそんな事を言える訳ないというのはどんなにバカな俺でも分かる。 涼太「……あんな奴より、俺のこと好きになればいいのに((ボソ 」 由奈「ん、何か言った?」 涼太「んーん、何も。」 由奈「ふーん。あ、涼太も何か恋愛のことで困ってるなら私を頼ってね!!」 ばーか。お前なんかを頼れるか。 ……俺の好きな人はお前なのに。 “Why don't you notice my feelings ? ” 「あなたは何で私の気持ちに気付いてくれないのですか。」 _________________________ アンニョンハセヨ、army & once ニダ! 小説 書かせて頂きましたー!! ちょっと切ない恋愛感情を表現した作品が書きたいなと思いまして(^^) “Why don't you notice my feelings ? ” 素敵な英文だなーと思って使わせて頂きました( ̄∇ ̄) 良ければ改善点や感想などお聞かせ下さい! 次の作品を書くときの参考にさせて頂こうと思います(^^) 最後まで読んでいただき、有難うございました!!

短編小説みんなの答え:3

スマホも仮面も愛想笑いも嘘も。

本当の自分を隠しているわたし。 S“M”Sをやっていると見せかけて流行りを一日中検索する。 話題を話さないといけないときはネットニュースを調べる。 スマホは私に必要なものだから。 クラスの話し合いになると皆と同じ考えだと嘘をつく。 学校では笑顔だけど家では引きこもりで陰キャそのもの。 仮面は私に必要なものだから。 別に好きでもない俳優の話になるとあたかも知っているかのように愛想笑いをする。 話しかけられたらとりあえず愛想笑いをする。 愛想笑いは私に必要なものだから。 嘘をついて友達を集める。 好き嫌いがないように演じてすべて嘘をつく。 嘘は私に必要なものだから。 私は本当の自分を隠し続ける。 ~end~ 作者のゆはと申します! 主人公が文だけの登場です。 ありのままの自分でいないといけないってことを伝えられたらいいなぁと思いつつ作文風に小説を書いてみました。自分のことをよく考えて自分と向き合ってみるのもいいですね! 最後までご覧頂きありがとうございました。それではお先に失礼します♪

短編小説みんなの答え:1

ありがとう thank you (恋愛短編小説)

6時間目、理科。今日は理科室でガスバーナーを使った実験だ。2人1組で実験をする。 私の名前は華蝶(かちょう)みりあ。私の今日のパートナーは幼なじみの綾瀬(あやせ)楓馬(ふうま)だ。 「くれぐれも安全に注意して実験を行うように。では実験はじめ!」 中野先生の声が理科室に響く。 ガスバーナーの使い方はちゃんとわかってるし、きっと大丈夫だろう。 2人で協力してなんとか準備は出来た。あとは火をつけるだけ。 「楓馬!ガス栓チェックして!」 「うん。大丈夫。みりあ、火つけて!」 私が火をつけた瞬間、 「みりあ、危ない!」 (私をかばう楓馬) ガスバーナーが一気に燃えた。幸い、近くにいた人がガスの元栓をすぐ閉めてくれたので火事にはならなかった。どうやら、ガスバーナーが壊れていたらしい。 しかし、 「楓馬!」 楓馬は私をかばったせいで楓馬は手をやけどした。 「綾瀬!大丈夫か?」 「中野先生、ちょっと外の水道で冷やしてきます。」 楓馬はそういうと理科室から出て行ってしまった。 「ちょっ!楓馬!」 私のせいで楓馬はやけどした。私のせいだ。 「楓馬、ごめん。わたしのせい。本当にごめんなさい。」 「みりあ、なんで俺がお前のこと守ったかわかってんのか馬鹿」 「えっ?なんで?」 「お前の脳みそ使って自分で考えろ」 いくら考えても一個も思いつかない。どうして楓馬は私をかばったのか。 「あーもういい!もう考えんな!ただ単にお前のことが好きだからだよ!わかったらさっさと理科室戻ってろ!」 えっ?えっ?えーっ! 「やだ。理科室には戻んないよ。だって私も楓馬のことが好きだから。私を助けてくれてありがとう。これからもよろしくね!楓馬!」 「ああ。勝手にしろ」 楓馬の手は治り、私たちは誰にもバレないようにコッソリ付き合ってる。だってバレたら色々めんどくさいもん! どうでしたか?誤字あったらすいません! コメントお待ちしてまーす! 最後まで読んでいただきありがとうございます。

短編小説みんなの答え:1

太鼓小説 x(カイ)談

PM8:00 私は甘音。 好きな曲はx(カイ)談。 学校に忘れ物をしたので、取りに来ている。 教室に着くと、机はなく、薄暗い教室に太鼓の達人の筐体が置かれていた。 私は言葉が出なかった。 まあでも、やるしかない。 百円玉がないのにどうやるのかと自分に問いかけていたら、廊下に人影が見えたので 私は思わず筐体の影に隠れた。 廊下を見ると、百円玉が異常なほど教室の前に置かれていた。 これを使え、ってこと……? 訳も分からず、百円玉を手にし、筐体に入れた。 太鼓を叩き、 着せかえを選び、 選曲画面に移る。 どのくらい遊んだだろうか。 時計の針は一向に進んでいない。 時が止まったのだろうか。 「そうよ。」 後ろから聞き慣れた声が聞こえた。 振り向くと、友達の志音(しおん)が目に映った。 「始めましょう。」 私は理解が追い付かず、しどろもどろになって百円玉を入れた。 志音も百円玉を入れる。 私はx談を選んだ。 志音は「おに」で始めるそうだ。 私も「おに」で始めることにした。 曲が始まる。 私は序盤の「カッ」を全てロ一ル処理で繋げた。 曲を聴きながら、太鼓を叩く。 その時だった。 私の左目が若干熱くなった。 志音はただただ判定枠を凝視している。 そして曲がサビに入った途端、 私の左目は急に熱くなった。 志音も右目が紫色の炎を帯びている。 信じられない光景に、 私はおかしくなりそうだ。 そして魂ゲ一ジが満タンになったその時、 志音の右目の炎は虹色になった。 私の目でも同じようなことが起こっているのだろう。 そう思うとあまり怖くなくなった。 あのことについては全く分からない。 でも一つだけ言えることがある。 このことが本当なら、 志音が人間でないのなら、 それが、 本当の……………、 「x談」 「怪談」なのだと。 <end>

短編小説みんなの答え:1

またいつか俺の姿を見せられるようにがんばるから

「はふぃ!?」 口に水を含んでいたため、とっさにこういった。 「今日からお試しで1ヶ月  お手伝いロボットが家に来るから。  最新式の人間男子高校生型だ。  嬉しいだろ?  言うことを聞いてくれて、  話もできる。  由子とも仲良くなれるだろうし」 「でもロボットだし…」 「ちょうど今、届いたから。  由子、箱開けてみて。」 箱の中はかなりのイケメンロボットだった カッコいい… 『起動』ポチッと! 「あ、自分で起きあがった…!  すごいっ!」 「あなたが俺の主(ぬし)の由子様?」 「主?」 「由子を主にしておいた。  …部屋はどうしよう  使われてない部屋はないし…  由子の部屋で過ごしてもらおうか。  さっきの起動ボタンで電源を切ることもできるから!さ。」 「えー!むりだよ!ロボットだとしても無理!」 「仕方ないだろー由子様~!  いいかな?  俺、ロボットだし…」 「仕方ないなぁ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「名前は?」 「あ、俺の名前はアイ。」 「やっぱりロボットだから心はないの?」 「最近は心があるロボットもあるし、  心がないロボットが心をもった例もあるし…  まあ、いまは無いかな」 「なにができるの?」 「由子様のためならほぼなんでもできるよ」 「何歳?」 「年齢はないけど見た目は高校生に作られてるみたいだね  じゃあ俺からの質問、  俺のことどう思った?」 「…かっこいいなって…思った」 「ありがとーそんな事思ってたんだ」 「あ、そーだ!お願いがあってさー。  この問題難しすぎて解けないんだよねー  アイ君はできたりする?」 「んー。俺は頭の中で検索ができるから解けるけど…  由子様の為にならないよ?」 「いいのいいのー!」 「仕方ないなぁ…  主の命令はほとんど聞かなきゃいけない決まりなんだ…  次からは自分でね」 「ラッキー!」 「あ、この答えは〇〇だよ!」 「ありがとうー!」   それから時は流れ、1ヵ月経った。 お試しの期間が終了した。 買うかどうか決める日。 だけど 買えるはずもないと思う。 最新式だし、値段がとても高すぎる。 そして予想通り買わないことになった。 「由子様…お別れだね」 「そんな事言わないでよっ!かなしいじゃん」 「由子様、いや、由子。俺、気がついたんだよ。   「ん?」 「俺は…  由子が好きだ」 「心がないんじゃ…」 「でも、思ったんだよ。  本当に由子が好きだって思った。  俺、由子のおかげで心ができたよ  由子ともっと話したいと思った。」 「そんな事言ったら…余計かなしくなるよ…」 「由子、手紙、受けとって。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アイ君が、家からでて、1年。 手紙は、まだ呼んでいない。 ふと、テレビをつけてみた。 『ロボット歌手、アイ。』 その歌詞は、どこか懐かしかった。 「ありがとうございましたー!  アイさんが作詞した曲、いいですね」 「ありがとうございます。  これは、俺に昔、優しくしてくれた  人間の女の子を思い出して曲を書いたんです。」 「そうなんですね  続いては〇〇さん…」 「アイ君?なの?」 私は手紙を読みたくなった 『由子へ  俺は、明るくて笑顔が可愛い由子が  大好きでした。  俺が由子の家を出て行ってもたくさん笑ってください  またいつか、由子に俺の姿を見せられるように、  俺は、ロボット歌手になろうと思います。  楽しみにしていてください  由子は、今は俺のことどう思ってますか?  アイより』 「私も…好き、!」

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