短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:3

手と、涙、補助輪。

手を差し伸べてほしい。 お願い。こんな暗いとこ、やだよ。 1人でいたくない。 助けて。 そう願っていた。望んでいた。 一番最初に差し伸べられたのは、綺麗な手。 嬉しくて、手をとろうとする。 自分の手が目に入って我にかえる。 薄汚い、泥にまみれた手。 いやだ。来ないで。 私とあなたは一緒じゃない。同類じゃない。 あなたに私を理解できるはずがない。 私の心の汚れた部分を、あなたは自分の手を汚したくないから触りもしないんでしょ? 笑顔で差し伸べるくせに、いたわった後に、「あなたのため」を口実にして私の手を離すんだ。 知ってる。何回も騙された。 離していい?って聞いてよ。 補助輪なしなんて、いきなりは無理だから。 また転んで、暗闇に落ちてく。 私の心を知ったフリして、なんにも知らないんだ。 「大丈夫。無理しないでいい。」 そんな言葉は風船より軽い。 落ちる私を置いて「偽善」だけが宙に舞う。 あんたと同類じゃないから。偽善者じゃないから。 慰めてくれる友達の方が、よっぽどあなたたちより嬉しいよ。 けど、そんな友達も、いないんだ。 暗い部屋。カーテンからのぞく弱い光。 その光を掴みたくて、手が空を切る。 生きてける気がしないんだ。将来だってきっとこんなふうにベッドに横たわってるだけなんだ。 いっそ今死んだ方が楽かもしれない。けど、死ぬ勇気もない。 役立たず。これにきっと私はなる。 許してね。 笑ってみる。目から涙が溢れる。 布団をかぶる。 夢を見た。 勉強ができない。親に「頭が悪い」って言われる。 そんな私と同じ境遇の子なんていないと思ってた。 いつも通り、暗い部屋にいて、でもカーテンなんかない。 2回目の手。どうせ綺麗な手だろうと思っていた。 また、同じ手だろうって。 でも違った。 私と同じ、汚い手。 同類。 手をとってみて、こびりついた泥を感じて。 「安心して。」 言われた言葉は、それだけ。 信じていい。昔、今の私と同じ境遇だった人。そんな気がした。 暗い部屋が明るくなって、手を引いてくれた女の人は嬉しそうに笑った。 「私と同じ。一緒に頑張ろう。」 「同じ」、「一緒に」が落ちる私を捕まえて、また私を自転車に乗せる。 涙が出てきた。 目覚ましの音。 薄暗い部屋。カーテン。 久しぶりに、部屋から出てみよう。 持ったドアノブが、汗で滑る。 スルッ。 ガチャ、と音がして遠い昔に見た二階の廊下が現れた。 明るくて、目に染みる。 涙が出てきた。 一階で掃除機の音がする。 これが大きな一歩だろうと、小さな一歩だろうと関係ない。 歩み出せたことに変わりはないのだから。 コメント どうも、地縛霊デス。 短編小説は世の中への不安や不満を書いてマス。たまに恋愛やらファンタジーやらも。 少しでも皆さんの世間への考え方が変わったりしましたらうれしいデス。 読んでくださりありがとうございました。 感想くれたらうれしいデス。 では、またの機会にー。 by小指ぶつけたのが捻挫みたいになって心配な地縛霊

短編小説みんなの答え:7

意味がわかると怖い話

美良です!では書いていきます。 ~快速電車~ オレは普通のサラリーマン。 遠いので、ふつうの電車より早い、快速電車で通勤している。 乗っている時、他の人と目が合う度に自分だけ早いから申し訳なく思う。 一見怖くないように思いますよね? でも、よく読んで考えてみてください。次は、意味を書きます。 意味 快速電車は、普通とても速い。 それなのに、目が合うなんてとんでもない。その、“目が合った人”というのは、 本当に“人”だったのでしょうか― ~完~ コメントよろしくお願いします!

短編小説みんなの答え:10

私を慰めて

今日、学校でいじめられた。 私を慰めて 今日ある薬を拾った日に日に大きくなるくすり・・・  ゴク・・・ 今日、学校で靴を盗まれた。 私を慰めて 大きくなった人気になりたいやり方は知ってる・・よ💛ぐしゃ 今日、親にいじめられた。 私を慰めて また大きくなったいじめられたくない友達はい・ら・な・い・・・ぐしゃ 今日、先生が注意してきた邪魔者は私の視界に入るな・・・ぐしゃ     今日、隣の子が話かけてきた。うざい。消えろ・・・ぐしゃ 親が邪魔になった。サ・ヨ・ナ・ラぐしゃ 私を慰めて、私をなぐさめて、わたしをなぐさめて、わたしを・なぐ・さめて? 今日、孤独になった。 誰も慰めてくれなくなった。私しか、いない世界・・・     もう、慰めてもらう必要は、ない。ふふっ   今日、橋から飛び降りる。 慰めないで こんな私サ・ヨ・ナ・ラバシャッ                                                                                                                             こんにちわ、こんばんはみなさんは 慰める の意味が分かりましたか?これは私みるくぷりんが思い描いてる自殺したい人の頭の中です。慰めるは死なないで、生きてという声のこと孤独になりもうその声が聞こえなくなったことで決意を固めたみたいです。みんなもこういう人がいたら慰めてあげましょうかという年上のアドバイスです。

短編小説みんなの答え:1

(短編小説)星月夜

私は胡桃(クルミ)。十四歳。 実は私、好きな人がいないんだ。 勿論、恋をしたことも無い。 恋…?なんだろう。私には分からない。 恋占いとか、よく本にある。 でも、実際にやったこととか無いし、やろうとも思わなかった。 …ちょっと、見てみようかな。 【あなたの自室から星が多く見えるほどいいでしょう】 見えるかな? 今日は曇っている。星は…見えない。 次の日。 学校で、とある同級生が私に告白してきた 急だったから、思わず驚いた。 分からなかったからとりあえず 「いいよ」って。 今日の星は… ひとつ、ふたつ、みっつ… 昨日より、いいかも。 次の日。 告白してきた同級生、隼(シュン)くん。 優しい。あと、一緒にいるとなんだか落ち着く。 隼くんは何が好きなんだろ。 胡「あ、あなたは何が好き…?」 隼「俺?俺は、胡桃が好き!」 胡「あ、あはは…ありがと…?」 (やだ、返し方分かんない…!どうしよ) 隼「俺もさ、君のこともっと知りたいから、じゃーそうだな。」 隼「胡桃が好きなのは?」 「んーと…」 (隼くんって答えるべき?え…でも緊張するし…) (どうしよどうしよ…!) 胡「し…隼くん!」 隼「マジ?ありがと!」 胡「う、うん」 (ちょっと、照れてる。) 隼「…無茶振りでごめんな。昨日。驚いただろ。」 隼「話したことも無い奴に急にさ」 胡「いいの!隼くんとすぐに打ち解けられて良かったよ」 隼「そっか…。ま、まぁ、俺が無茶振りで告白した意味はいずれ分かるさ。」 隼「今は、笑って過ごそうぜ」 胡「…?うん…」 「今は」?ずっと笑って過ごせればいいじゃん。なんでだろ。 隼「今日はもう遅いから帰ろうぜ。」 胡「うん…。」 今日の星、五個。 今日は天気が良かったもんね。 この恋占い、ホントなのかな…。 次の日。 隼「胡桃ー!」 胡「隼くん!」 隼「今日はさ、言いたいことがあるんだ」 胡「何?」 ードタッー 急に雰囲気が変わり、小声で話しかけてきた。 胡「ひっ」 隼「…誰にも言うなよ。」 隼「誰にも。身内にも言うな。」 胡「どうして…?」 隼「俺、明日、死ぬ。」 ……………? ……………………………??? 胡「は、はい?」 隼「ごめん。言ってなくてごめん。言いたくなかった。ごめんごめんごめん…」 隼「俺、実は持病持っててさ」 隼「余命つきの」 胡「え………」 (どういうこと??死ぬ??え………) (や…やだ…私に「好き」を教えてくれた人が…いなくなって…やだ…) 今日の星。 雨。何にも見えない。 次の日。 病院…。 (やだやだやだやだやだ!どうして?どうして…?) 隼「胡桃…。最後に、言いたいことがある」 胡「なんでも言って!なんでも聞く!だから言って!」 隼「落ち着けって…まだ…大丈夫だから」 隼「…ありがとな。最後に笑って過ごせて良かった。」 隼「…ありがとな!」 胡「やだ、やだやだ」 や………だ 今日の星。 土砂降り。暗闇。ずぶ濡れ、びしょ濡れ。 次の日。 空には、虹がかかっている 今日の星。 満天の…星空 涙が止まんなくて… 星月夜…………… 美しい夜空に涙を流し…。 明日は晴れますように。

短編小説みんなの答え:3

カミサマ.... あと心の1秒、生きていたい。

『もうすぐ私、死ぬ。でも、誰にも言わないで...』 こんなこと言ったら、拓三くん、戸惑うよね... ずっと学校に行けていない私。行きたくないんじゃない。 行きたい。 でも、行けない。どうせみんなにはズル休みだと思ってる。 だって、私はみんなに嫌われている。 しょうがない。 1年に10日行ければいい方、そんな私だから。 ただ1人、光葉 拓三くんだけが、私を好きでいてくれた。 だから、拓三くんだけには悲しい顔を見せたくない。 悲しい顔にさせたくない。 だから、この事は言っちゃダメ。 私ですらこの話のたびに、泣いている。 泣いたら悲しい顔を見せてしまう。 だから、その時が来るまで、誰にも、何にも言わないでいる。 そう決めた。 こんなことを病室の窓からいつも学校を見て考えている。 私、田中 真奈美。一応、中学2年生。 勉強は、頑張ってしているつもり。 でも、きっとみんなとは比べ物にならないほど、追い付いていない。 私には、小さい頃からの持病がある。 治ると思っていたけれど、進行していている。 つまり、もう治らない。 ずっと分かってた。いつかこうなる事。 学校にも行けなくなって、家にも居られない。 病院で意味のない治療を受け続けないといけない。 ただただ、辛い私なりの死の道を歩むだけ。 いつも思ってしまう。 どんな人でもみんな、死へ向かっている。 死の道を歩んでいる。 でも、この道を歩きたくなかった。 きっとその前に曲がり道もいくつかあったはず。 でももう、まっすぐの道しかない。 なら早く、死の目的地まで行きたい、そう思う。 「「トン、トン、トン」」 誰か来た。この時間だと...学校も終わってる。拓三くんだ。 「まなちゃん?どう、少し良くなった?」 ううん。どんどん悪くなってる。でも、そんなこと言えない。 『うん。少しいつもよりいい感じ!』 「良かった~。無理しちゃダメだよ!」 『う、うん..』 拓三くんが来てくれると、とても嬉しい。 でも、拓三くん、私といて楽しいのかな?幸せなのかな? どうせもう死ぬんだから、別れた方が拓三くんのためなのかな... 『拓三くん?私といて楽しい?幸せ?』 「どうしたの?まなちゃん。」 『こんな私といるより、他の女の子といた方がいいと思って...』 「嫌いなの?俺の事...」 『ち、違う!大好きだよ!でも...』 「他の事考えよ。前向こう!」 『うん..。』 どうして拓三くん、私といて楽しいの?幸せなの? 学校にも、お出かけにも行けない。 私といても... 「まなちゃん、また下向いてるよ。大丈夫?話してみなよ!」 『う、うん。』 「分かるよ!なんか隠してるよね?本当に平気?」 『で、でも...拓三くんには言えないっ!』 「なんで?信用できないの?」 『そうじゃなくて...拓三くんに傷付いてほしくないの...』 「...気になるけど、聞かないでおく。」 『ご、ごめんね。いつか、その時が来たら教えてあげるから...』 あっ、その時って言っちゃった。 気づいてもおかしくない。 でも、でも、拓三くんは優しい目で私を見ていた。 どこか悲しそうで優しい目。 きっとバレちゃった... っっ...!拓三くん、泣いてる... 『拓三くん、泣かないでよ..』 もう私、ダメだ。拓三くんに悲しい顔をさせてしまった。 私の顔もどんどん悲しくなっていく。 「まなちゃん、そんな事、1人で抱えちゃダメだよ...」 『悲しい気持ちにさせたくなかったの... うぅぅ...』 なんか、クラっとした。 目の前が見えない。 「まなちゃん!..ちゃん!....ちゃんっ!!」 『た..く..み...くん.....』 「..さん。.....かさん。...田中さん。」 ん?ベットだ。 やっぱり倒れちゃった。 病院の先生がお母さんと拓三くんに何か話してる。 「そうですか。今までありがとうございました...」 「本当ですかっ!何か手は...」 泣いてる... そっか、もうすぐ死ぬんだ。 「...っ!まなちゃんっ!」 『た、拓三..くん...』 「お前は死なない。絶対に死なないっ...!」 『ご、ごめんね...悲しい思い、させないって決めたのに...』 「良いんだよ...お願いだからまなちゃん、死なないで...」 『ごめんね...お願いっ..許して....』 『!?』 拓三くん、私を抱き締めてくれてる。 なんか、これまでの思い出が一気によみがえってきた。 涙が止まらない... 『拓三くんっ!私が死ぬまで離さないで!ずっとぎゅっとしてっ!』 「まなちゃん...お前は死なないっ!」 『離さないでっ!離さないでっ!ずっと、ずっと!』 カミサマ...本当にいるなら、1秒でも長く生きていたい。 拓三くんといたい。 叶えてください...

短編小説みんなの答え:0

夜明けの時刻

長針が一周し、短針が半周した頃、太陽が昇ってきた。 私は蹲ったまま、その光を背で受けていた。 瀟洒なサンルームに光が差し込む様子はとても美しかった。 だが、私にとってそれは苦痛だった。 朝日が昇る。どこにも、誰にも、平等に。 今にも壊れそうな世界を救った天才や、膝を抱える私にも平等に。 平等ほど残酷なものは無い。 朝日は少しずつ姿を現していた。 夜が終わってしまう。 明日が来なければいいとは思わなくなった。明日にとって、今日は昨日となるのだから。 それでも、太陽は嫌いだった。 頑張っての呪いに首を締め付けられながら私は今日も生きることになるのだから。 朝日は希望だなんて誰が言ったのだろう。 明けない夜はある。私は今でも明けない夜に一人取り残されている。 級友たちが進学や勉強について会話に花を咲かす中、私は自分の能力に絶望し、学校に行く気力すら吸い取られてしまったのだから。将来のために勉強をしようにも鉛筆を握った途端、ぽろぽろと涙が止まらなくなる。 落ちこぼれの私にとってやればできる子というのは一番聞きたくないフレーズだった。 太陽が私たちを照りつけ、朝が来たことを伝える。 その輝きはまるで、頑張って生きろという太陽のふりをした悪魔からの贈り物のようだった。

短編小説みんなの答え:2

怖い話(作りました)

また明日ねー 私達はは最近この団地に引っ越してきました お帰り奈菰、もうお友達出来た? ただいま!お友達出来たよー、ねずこっていう子 近所の人もいい人ばかり、引っ越してきて良かったね(またおすそ分けもらっちゃった) そういえばおとなりさん会った? いつもお留守なのご挨拶したいのにね 引っ越してきてから一週間 団地だし和室だから仕方ないけど、押し入れって何か地味だなー ん? 煙!?おとなりさん火事? 違う寝よ ひゃあ 血で赤く染まったワンピースの腕無し女 痣だらけ赤い涙 首が取れそう!? 翌日おとなりさんに警察がやって来た 警察の話によるとおとなりさん自殺したそう 犯人は殺害疑い逮捕 妻を殺したらしい 赤い涙は彼女の助けの叫びだったんだ ※アドバイスお願いします  辛口は控えて頂けると嬉しいですO(≧∇≦)o! 沢山の回答お待ちしております。

短編小説みんなの答え:1

何故に君は。

もう、やめてくれ。 僕のことを弄ばないでくれ。 僕に急に優しくなったかと思ったら、次の日には急に冷たくなる。 ねぇ、君は僕のことどう思ってるの? もう、君のこと嫌いになりそうだよ。 憂鬱な気持ちのまま、家を出る。 空は僕の心の中の様に、どんよりと曇っている。 君に会えるのは嬉しい。実際、君といる時は、悩みなんてどうでもよくなる。 けれど、家に帰ると、また憂鬱な気持ちになるんだ。 そもそも、僕は本当に君のことが好きなのかな? わからない。 僕は悩み続ける。 ゴールはあるのだろうか? わからない。 でも、君といると、そんなことどうでもよくなるんだ。 どうして? それは君が好きだから。

短編小説みんなの答え:1

理不尽なる運命

鈴木まりな、5歳。先月再入院、一度完治したと思われるがんが再発。 がん細胞は、身体全体に広がり、余命、後二週間。 終末医療に切り替える。3階担当に打ち合わせ済み。 パソコンに文字を打ち終え、息を吐く。 まりな、私の担当患者。がんに侵され、もう死を見守るしかない状況。 彼女のぷっくらした餅みたいなほっぺも、どんどんやせ細っていく。キャンデーをせがみに病室へ来る彼女の小さな足音も聞かなくなってきた。 来年はランドセルを買ってもらうと楽しげに話していた彼女はとても痛々しく感じる。夏の終わり、ヒグラシがなきわめくこの季節すら彼女はこえられないというのだ。 どうしたら、いやどうしようもない。 俺の母は乳癌であっけなく死んだ。それからだ、医者を目指すようになったのは。 たくさん勉強して、たくさん人を救うんだ、そう思っていたのに。そう信じていたのに。 現実は非情だ。この子は何もしていないのに、何故辛い治療に、病魔に耐えなくてはいけないのか。 彼女の両親らも見ていて痛々しい。5歳、まだまだ可愛い年頃だ。しかもまりなは最愛の一人っ子。母親は病室で寝泊まりしているが、ときどき辛そうに待合室で嗚咽をこぼしているところを見る。 父親もいつになったらおうちにかえれるの?、と言われ、苦しそうに顔を歪めている。正直言って、見ているこっちも辛い。 頭を抱える、夜勤は嫌いだ。こうやっていろいろ考えてしまう。 あぁ、少し横になろう。そう思って席を立とうとしたとき。 ポケットのphsが鳴った。まりなのいる3階からだ。置いた眼鏡をひったくて廊下へ駆け出す。冷たい明かりが薄気味悪い廊下をほのかに照らしている。 3階へ行くと、看護師らがいた。話を聞くとまりなの容態が悪いらしい。 急いで病室へ行き、まりなを見る。まりなの頬はりんごのように赤く染まり、小さな息がハッハと微かに聞こえる。 まずい、恐れていた事態だ。.....もう長く持たないだろう。持って、半日か。無意識にいつまで持つか考える自分が憎らしい。 すぐに状況を伝え、まりなの親に来てもらうよう頼んだ。 まりなは微かに意識があるようで、熱い熱いと繰り返していた。まりなの額を撫でると薄目を開け、私を見つめた。 せんせ?、か細い声が聞こえる。 できる限り優しく、なんだい?と答える。 「夢で、ね、お姫様、に、遊ぼ?って、言われた、の。」 目を嬉しそうに細めながら続ける。 「かわいくて、たのし、そなんだ。」 そうだね、と繰り返し、小さな頭を宝物を抱えるように抱きしめる。小さいけれどとても温かく、この熱が冷めてしまうなんて信じられなかった。 親が病室に来たので、状況を説明すると夫婦ともども崩れ落ちた。 後、少しです。と告げると彼らに三人だけでいてもいいですかと聞かれたのでどうぞと言った。 多分、これが最期の対面だ。まりなの隣に行き、手を握り、「これが終わったら、お姫様、先生にも紹介してね。」と言った。意識が混沌としているため返事はないが、微かに強く握られた気がした。 じゃあまた後でと残し、部屋を出た頃には涙を押さえられなかった。患者に同情するなんて医者失格だ、と笑うがすぐに嗚咽が漏れる。 数時間し廊下で待ってた私にまりなの両親が来た。死亡確認をし、手続きを終え、また宿直室に戻ったのは日が昇るくらいのこと。 悲しいやら疲労やらがどっと押し寄せてきてどれから処理したらいいかわからない。 死亡確認をするために触れた顔の冷たさが指からどうしても離れなかった。気味悪い温度だが、なぜか今はこの温度を失いたくなかった。 医者は辛い職業だ。無条件な死に立ち会わなくてはいけない。様々な矛盾に出会わなければいけない。単純ではないのだ。 それでも立ち向かってあらがっていかないといけない。 死を間近にしてる人はまだまだいる。戦わなければいけないのだ。 彼女があっちの世界で楽しくくらせますように。 願うのはただ、それだけ。

短編小説みんなの答え:2

20年越しの手紙

僕は涼。今、12歳だ。ここは、修学旅行先のホテルだ。もう、夜10時。消灯を過ぎている。しかし、僕は友達と、怪談話や好きな人の話をしている。僕には好きな人がいる。とは言っても、片想いだが。好きな人の名は、葵。今年初めて同じクラスになった。葵のことが好きだ、好きだが、告白できずにいる。 12月のある日、葵に手紙を書いて、ポストに入れた。しかし、ポスト内の袋の取り付けが悪かったみたいで、袋に入らなかった。返事はもちろんなかった。僕は、葵に振られたかと思った。 中学生になった。僕は3組、葵は5組。どうやら疎遠になってしまったらしい。廊下ですれ違う程度だ。僕は、あの日の手紙を忘れかけていた。 あの日から20年、私は、遠く離れた大都市で仕事をしていた。そんなある日、小学校の同窓会の招待状が届いた。私は、12年ぶりに、あの町に戻った。12年前はなかったショッピングモールがある。そして、あのポストの近くを通った。撤去されるらしい。撤去作業が進んでいる。同窓会会場は、町の大通りをもっと進んだ先だ。会場についた。懐かしかった。久々に昔の思い出に入り浸れることができた。 1ヶ月後、葵から連絡があった。ポストの撤去作業員が、20年前の手紙を発見し、葵に届いたらしい。まさか20年経って届くとは。20年前、修学旅行で、葵がいた部屋も、好きな人の話をしていたらしい。そして、僕が好きだと言っていたらしい。でも、葵は、僕にその事実を言ってなかったらしい。言ってくれてよかったんだよ…葵。

短編小説みんなの答え:7

初カレなんです♪♪(駄作ですが、見たけりゃどうぞ。)

私、成宮 莉子!(なるみや りこ) 実は先週、初めての「彼氏」ができました!!キャー(≧∀≦) 名前は、桜井 隼人。(さくらい はやと) 超絶イケメン!頭脳明晰!体力抜群!…そしてドS! 非の打ちどころのない少年! ………と思いきや! なんとなんと!!隼人は、『キス魔』だったりするのです!! 隼人いわく、「好きな人にしかしない」らしいけど、その正体は未だ謎…… でもね!私は、そんな彼が大好きなんです! 大大大大大大大大大大大好き!なんです!分かってください…この気持ち…… 「………さん……みやさん………成宮さんッッ!!」ガタンッッッッッッッ!! 『うわあああああああああああああああああっ!!』 ガッッッシャーーーーーン!! 周りから、「あちゃー」という声。 どうやら私、いすから転げ落ちたみたい!テヘペロ ←馬鹿 「授業中、寝るんじゃありませんっ!」 先生の怒る声が、耳にキンキン響く。 床に打ちつけたお尻が、まだ痛くて起き上がれない。 『あっ……す、すいませ~~ん。あはは、あはは……』 周りは、みんな私のことを見て笑ってる。恥ずっ!! 「次からちゃんとするよーに!」 『は……はい……。』 今はただ、隼人が別のクラスだったことが心から嬉しい。 見られてなくて良かっっっっった~~~~~!! 私がこのことを自分から話さない限り、隼人は一生この事実を知ることはない……。 い~ひっひ!……しめしめ…… 放課後……… 「ねえ、お前授業中イスから転げ落ちたってほんと?」 ……って。バ、バレてるーーーーーーーーーーーーーー!! 『え、な、なんで。え、なんで、知って…』 「いやぁ~~、お前のクラスの女の子たちが教えてくれたんだよ~!  いや、まあ?オレ、モテるし?モテちゃうし?  普通にしてても、女子寄ってきちゃうし?」 『あー、これ完っ全にうざい奴だわー。モテ自慢とかうざいわー。』 「うるせえ!モテるんだから仕方ねーだろ!」 『はい、うざいー!はい、うざいやつ来たー、これー。』 「いや…………っておい!話、すり替わってんじゃねえか!  イスから転げ落ちた話はどこ行ったんだよ!」 『……ん~~。北極あたり?』 「北極か~。じゃあ、探すの難しいね~……じゃねえんだよ!」 『もう、うるっさいな~!  落ちました!転げ落ちましたよ!それが何か!』 私は怒ったふりをして、プイッとそっぽを向いた。 「うわ~、逆ギレ~!」 やっぱ楽しいな…!隼人といると。 「ねー!ねぇって。莉子~!」 隼人は、なんだかんだ言って優しいからなー。だからモテるんだろな~。 「おーい、莉子ちゃ~ん?聞いてる~?」 もう、隼人ってばしつこいんだから!←(とか言って、ホントは嬉しいヤツー。) 「もー、莉子ー!すねるなって!」 『もう、しつこいっ……!』 私は、普通に振り返った。そう、普通に!普通にだよ! そしたら、思いの外、隼人の顔がすぐ近くにあって!…… 気付いたら… 唇が重なってた。 私は驚いて、隼人の肩を強く押した。 唇は離れたけど、私の顔は、真っ赤っか。 『いやっ……な、なんで。そ、そんな近く…に…』 「ごめ~ん、振り向かないから。お・か・え・し。」 私の顔は、さらにもっと熱く赤くなった。 『‥…っ////』 言葉が出なくて、涙目でずっと隼人のことを見てた。 すると、隼人が口を開いた。 「いいか、よく聞けよ。莉子。」 「俺がどんなにモテて、どんなに告られても、」 「俺には、お前だけなんだよ。分かる?」 私は、その言葉が、一生大事にしたいくらい嬉しかった。 『……はっ?な、何よ、急に!』 私は、強い口調で言い返した………つもりだった。 「ぷふっ………。バレバレだよ、莉子。  嬉しいんだろ?隠さなくていいのに。」 『なぜバレたっ!!』 「か・お。」 『クッソ!顔か!じゃあこれからは顔を隠して話そう。』 「いや、なんでだよ!」 ……嬉しい。ほんとに嬉しい。 こうやって何気ない会話を、隼人と共に過ごせてることが。 ………何より嬉しいよ。 だからずっと一緒にいようね! 初・彼氏!

短編小説みんなの答え:3

君だけの空に浮かぶ雲になりたい。【恋愛系】

好きな人がいた。その人の名は悠介。彼は私、桜の幼馴染みでサッカーが大好きだった。でも彼は不治の病にかかり、サッカーを嫌々辞めた。 病気になってから彼は変わった。あまり食事も摂らず、ずっとベッドの横の窓から見える空だけをずっと見ていた。私がお見舞いに行ってもずっと空を見ている。 「…悠介、お見舞いに来たよ。」 「…あぁ、桜か。ありがとう。」 「…」 「…」 なんともいえない空気が流れた。 「…悠介はさ、ずっと空、見てるけど飽きないの?」 「…飽きない…かな。」 「…ふぅん。」 「…」 「…雲になりたいなぁ、私。」 「…なんで?」 「だって雲になったら悠介がずっと見ていてくれるでしょ?」 「…あはは、なんだそれ。鳥じゃ無いんだ。」 「鳥はすぐ飛んでいっちゃうからね。それに比べて雲はゆっくり飛ぶから。」 「…桜は俺にずっと見ていてもらいたいの?」 「…うん。そうかも。…私ね、悠介が好きなんだ。」 私は内心照れつつも、ふふっと微笑んだ。 「…えっ」 悠介が顔を真っ赤にしてこちらを向いた。あぁ、久しぶりに私を見てくれたね。          ーend-

短編小説みんなの答え:1

6年3組 忍君!!

 ―六年三組 ここには、『忍君』がいる。 『忍君』は…何というか、  おばけ?  幽霊?  怪奇人間? といったところ。 特に、害のある霊というわけもなく、 うちらと普通に授業受けちゃってるし。 そんな『忍君』との生活は、こちら↓ ♪キーンコーンカーンコーン 「あー。嘘ー。テストの点数4点だったー!!」 「え。マジ?じゃぁ、呼びますか。」 「ちょっと待って。昨日私、『忍君』呼んじゃった。」 「あ、それは危なかった。じゃぁ、私の命を捧げるとしようか。」 ・・・ そう。『忍君』を呼ぶときは、色々と用事があるため、月一だけ。 それ以上呼んでしまうと、あの世行き。。。とのこと。 そして、『忍君』を呼ぶときの歌がこちら↓ 「「さーとのーこころはいちばんめー もものはーごときもそーだててるー  このひここのひささげればー いのちかたどもよぶごときー」」 「「忍君!助けてくださーい!」」 「はぁ。また?今から、仕事あるんだけど。」 毎回そう言って出てくる忍君は、 結構、私達と見分けがつかないほどの好青年で、美少年。 そして、その後の会話がこちら↓ 「ねぇ。忍君。私、昨日のテストで4点取っちゃったの。  だから、お願い!このテスト、100点にして!」 そう。忍君は、クラスの人らの願いを、あーして・こーして 叶えちゃう優れもの。 「お任せあーれ。」 そういって、やる気0の忍君は、願いを叶える…というところ。 忍君は、新光田小学校の6年3組、掃除道具入れにしか出てこない。 ―でも、もしかしたら、あなたの学校にも潜んでいるかも! その時は、願いだって何でも叶えていいけど… 約束を破らないようにご注意を…  小説を書くのは、2度目です。  もしよかったら、コメントをお願いします。

短編小説みんなの答え:1

二度と会えない友達

「助けて!雄介!」目の前で友達が叫ぶ。だけど僕は助けてあげられなかった。 僕は夏休みが嫌いだ。その理由は小学生のころ大切な存在を失くしたからだ。 あれは小学四年生だったころのことだった。僕は友達と海に釣りに行った。そこは大人から行ってはいけないと言われていたところだった。僕「ねえ、本当に大丈夫?」 友達「大丈夫だって!見つかったら逃げればいいんだから!多分・・・。」 僕「逃げるって言っても逃げる所海なんだけどね・・・。」 一時間くらい釣りしていた時だった。友達が釣り竿を海に落としてしまった。 友達「あ、やっべ!わりい釣り竿海に落としてしまったから泳いで取りに行ってくるわ。」 僕「え!?危ないから僕のかすよ。二本持ってきてるから。」 だがそれを聞かず海に飛び込んだ。だがすぐに海に顔を出した。 だけど様子がおかしい。友達がおぼれていた。 「がはっ…!助けて!雄介!」そうさけんでいたが助けてやれなかった。「待ってて!大人呼んでくる!」といい大人を呼びにいった。 だが大人を呼んで来たときにはもう遅かった。近くにいた大人が救出していた。友達は…「溺死」だった。 あの時僕の足が陸上選手みたく足が速かったら友達は助かっていたかもしれない。あれから九年。僕は消防士になった。 もう二度と友達みたく大切な人を失くない。 あとがき。はーいどうも。マグロ大好き少女です。今回初めて短編小説書かせていただきました。 もし良かったらよかったところを書いていただくと嬉しいです!よろしくお願いします!

短編小説みんなの答え:3

ドッペルゲンガー

「ドッペルゲンガーって知ってる?」 「自分と同じ人がいて会っちゃうと死んじゃうってやつでしょ。」 「そうそう。でもね昔こんなことがあったんだって。」 「葵さぁ、昨日の夕方駅前のカフェにいたでしょぉ~。」 「舞子、何いってんの昨日の夕方は家で雪とLINEしてたし。」 「うっそだぁ~。だって葵みたいな可愛い顔はなかなかいないよぉ。」 「ありがと。だけどほら、履歴残ってるでしょ。写真もあるし。」 「それって…ドッペルゲンガーじゃない?」 「雪、いつの間に?」 「ごめん…盗み聞きしてた。」 「で、ドッペルゲンガーってあの?」 「うん。自分とそっくりな人と会ったら死んじゃうってやつ。」 「ちょっと…怖いこと言わないでよ。」 「でもさぁ~、本当にドッペルゲンガーならやばくなぁい?対処法とかって確かなかったよねぇ~。」 「それが実はひとつだけあるの…。」 「何!?教えて!?」 「ドッペルゲンガーを殺すの…。」 「殺すって一体どうやって?」 「ドッペルゲンガーはね、人間に限りなく寄せてあるから人間と同じような条件で死ぬの…。」 「でもさぁ、葵が殺そうとしたらぁ、殺す前に葵が死んじゃわなぁい?」  「そう、だから…私と舞子でドッペルゲンガーを殺そう…?」 「だねぇ。葵には死んでほしくないしぃ。」 「舞子。雪。ありがとう。」 「そうと決まれば作戦会議ぃ。」 「ねえ、雪。寄せてるってことは私がよくいるところにいるんじゃない?」 「そうかも…。」 「葵がよくいる所ぉ?公園とかぁ?」 「確かに、私よく公園でラテ飲む。」 「じゃあ、公園で張り込みして包丁持ってきてグサッてかんじでいい…?」 「うん。お願い。気を付けてね。」  「任せてよぉ。」 「舞子…あれじゃない…?」 「ん?確かにあれだぁ。」 「じゃあ…いくよ…!」 「バタバタバタバタ」 「キャアァァァァァァァ!」 「ふぅ…ふぅ…。殺…せた?」 「うん~。じゃあ~、川に捨てようかぁ。」 「なんで…?」 「だって一応は人間に寄せてあるんでしょぉ?騒いじゃうかもだからぁ。」 「うん…。これで助けられたかな…。」 「じゃあ、もうドッペルゲンガーはいないの?」 「うん。」「もちろぉん。」 「ありがとう!」 「大切な友達のためだから…。」 「じゃあ、帰るねぇ~。」 「「「バイバーイ」」」 「…………。」 「ふふ。助かっちゃった。二人ともありがとね邪魔者を消してくれて。双子の妹の茜がいると私の顔の価値が半減しちゃうじゃない?にしても…二人とも馬鹿だね。ドッペルゲンガーなんているわけないのに。」 「葵……さん?」 「ん?何……!!!!!?」 「クスクス」 「(なんで…?私と同じ顔?茜?いや、さっき舞子たちが殺したはず。まさか…ドッペルゲンガー……。)」 「じゃあね。」 「バタッ」 「(いるはず…ない。ドッペルゲンガーなんて。)」 「ドッペルゲンガーはいなくても幽霊はいるんだよ。お姉ちゃん♪」

短編小説みんなの答え:3

─人身事故─ あなたがいなくなっても__

「電車がお客様と接触しました。暫くお待ちください」 まただ。人身事故で、電車が遅れている 家に帰るのが遅くなってしまう 僕は、スマホで親に連絡をした 『人身事故で家に帰るの遅れるかも』 数分後に、親からメッセージが返ってきた 『また、人身事故なの? 全く、死ぬときさえも人様に迷惑かけるなんて やめてほしいわね。 気をつけて帰ってくるのよ』 僕は無言でスマホをしまった 欠伸を噛み殺して無意識に空を見上げる なんの変哲もない雲が楽しそうに流れていく 死んでしまったあなたは なんのために、生きたのでしょうか 今まで頑張ってきたことも、 全て無駄にしてしまったのでしょうか? 僕が空を見て、物思いに耽っていると、 近くから舌打ちが聞こえた 最近の世の中も恐ろしくなったものだ あなたの死へ舌打ちをするなんて 労ってやることさえも、できないのでしょうか? そうだ。 あなたが死んだって こんな世界は廻るんだ ビルの隙間から、太陽が顔を覗いた 電車の車体が太陽の光を反射して、美しく輝く 僕はのろのろと、ホームへ行こうとしていた足を止めた 時間がかかるなら、バスで帰ったほうがいい ただ、その前に、瞳に焼き付けておきたかった 何を? 道端に目を落とすと、白い花束がある 誰がなんのために置いたのか、 はたまた、落としたのか 僕には分からない あなたが抱えてきた痛みも苦しみも悲しみも 僕には分からない ただ、 此処に置かれた花に 偽善者みたいに手を合わせることが あなたへのせめてもの報いになるのでしょうか あなたが幸せを願って、飛び込んだのなら その幸せは誰もが願う、当たり前のようなものだけれど その当たり前の幸せをつかめた人はいるのだろうか 『何処にもないよ』 あなたからの声が聞こえてきた気がした 太陽が沈んでいった 太陽が沈むって、よく言うけど 本来沈んでるのは地球なのにね。 あなたの走馬灯の中に 当たり前のような幸せはあったのでしょうか あなたの旅立ちに 他の人が舌打ちを送るなら 僕には花を送らせてください あなたがいなくなっても 廻り続けるこの世界で 当たり前のような幸せを いつか、必ず、掴んでください__

短編小説みんなの答え:2

ひとり暮らし・意味が分かると怖い話

私はれいな。大学3年生であり年齢は21歳。今日からひとり暮らしのため、いまは大学の近くのアパートにいる。 私「ここが、私だけの家か。」ひとり暮らしといっては、どのように生活が出来るか緊張をしている。 実家から持ってきたアルバムを奥の部屋に入れる。私「あとでアルバムを見ようか。」 『楽しみ』だという気持ちを隠さずに、少し笑った。 物を置く事に1時間くらいの時間がかかった事で、自分の部屋に入ってベッドに寝っ転がった。 私「はぁ…。母さん達に電話するか。」 プルルルルルルルルルルルルルル 母さんの電話に繋がった。 私「母さん。もうアパートに着いたよ。」 そう言った瞬間、何の声がないままで電話が切れてしまった。 私「え?」おかしいと思ってまた電話をかけた。 プルルルルルルルルルルルルルル 音が鳴り続けているけど、こんな音でも繋がらない。~アルバム~ すぐそこの棚にある、アルバムを手に取った。 私「懐かしいなぁ(笑)」と笑って小学校の時の運動会の徒競走を見ている。 私「この時って1位n」 プルルルルルルルルルルルル 突然電話が鳴った。しかも母さんだ。 私「母さん、どうしたの?」 ○「オマエノ母さんはもうイナイ。」不気味な女の声。 私は声を奇妙に思った。そんな事は気にしないようにして、アルバムの 写真をずっと見詰めている。私「あ、お母さんだ。」 これはお母さんが私を抱きしめている時。 私「お母さんと私、めっちゃ笑ってるじゃん。(笑)」すると、ドアから ドンドン!!!と音がした。私は怖がり、震えた手でドアノブに触れて ドアを開けたら……。女「お前ぇぇぇええええええ!!!!!!!!!」 って目の前に白いワンピースで髪の長い女がいた。女は血のついた包丁をだし、私は「ぎゃああああああああああああぁぁぁ!!!!」と 恐怖を感じた。目の前にいる女は母さんにとてもそっくりだった。

短編小説みんなの答え:2

お母さん大好きだよ

私の名前は東條美華。 お母さんが美しくて華のある人生を送ってくれますようにって思ってつけたんだってさ。 でもそんなお母さんはもういない お母さんは正直言ってブスだった。 だからいつもクラスメイトに 「お前の母ちゃん、ブッサイク~ブス菌がうつるぞ~」 とか言って来た。クラスメイトにそう言われて泣いて帰って来た私にいつもお母さんは 「ごめんね。お母さんがブスだからごめんね。」 って言ってくれた。お母さんは何も悪くないってわかっているのに私は 「お母さんのバカ!」とか「こっちこないで!」とか反抗ばっかりした。 「授業参観に来ないで!」って言った時もあった。 お母さんは優しかったから私がどんなことを言っても怒らなかった。 本当はすっごく悲しかったと思う。 中学、高校に入っても私はグレた。こんなに悪くなった私にもいつもお母さんは謝ってきた。私はお母さんが嫌いだった。高校を卒業したらすぐ上京して就職した。仕事の仲間はみんな優しかった。そんな楽しい毎日を過ごしていたある日だった。 「東條さん!大変よ!お母さんが事故にあったって!」 職場にそう一本の電話がかかって来た。 「えっ!どこの病院ですか?」 「〇〇区のM病院だって!」 わたしは病院に走った。(もう!あんなに反抗ばかりしてたのになんで私のことを)そう思いながらも病院に走った。 「お母さん!」 「美華さんですか?お母さんはもう。。。」 お母さんは亡くなってしまっていた。 「美華さん。お母さんが手紙を持っていました。読んでください。」 「美華ちゃんへ 久しぶりね。元気でがんばっていますか? あなたの美華って名前はね、お母さんがつけたのよ。 お母さんはブスだからこの子には全てが美しくそして華のある人生を送って欲しくてみはなって名前にしたの。あなたは美しく育ってくれた。お母さんのことでいじめられてしまってごめんね。私は美華ちゃんが本当はすごく優しい子だって知っています。大好きです。 美華ちゃんのことが大好きなお母さんより。」 最後まで読んで私は泣いてしまった。 「お母さんごめんなさい。反抗ばかりしてごめんなさい。お母さんは何も悪くないのに、ほんとにごめんなさい。お母さん大好きです。」 私は涙が止まらなかった。ずっとずっと泣いていた。 時は過ぎて私は結婚して優華という娘を産んだ。 優華が小学校に上がる前にお母さんのお墓に行った。 「お母さん天国で元気にしてますか? 私の娘の優華も今年から小学生です。 優華って名前は優しい子になって華のある人生を送って幸せになって欲しいって思いからつけました。お母さんも優しく見守っていて下さい。」 そう空に誓うと太陽の横でお母さんが笑った気がした。 お母さん、ありがとう。 優華と私をずっと見守っていてね。 どうでしたか? 感想お待ちしてます。

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