君と私だけの秘密の美術室
「こんにちは。井高野乃葉です。よろしくお願いします。」
ここは極街私立中学校。
私はここに転校してきた。
お父さんの転勤だ。
一見怖そうな担任の先生だったけど。
「さあ、席に座って。」
今は優しいイメージだ。
促されて席に行く。
「友永くん、井高さんをよろしく頼むよ。」
友永くんと呼ばれた私の席の隣の子は。
「わかりました。」
とうなずいた。
その時。
「いやーん、井高さんに友永くんがー」
「やだー、転校早々友永くんを取るなんてー」
席のあちこちから私を非難する声が聞こえてくる。
な、何?
私は嫌な予感がした。
次の日から私はクラスの女子に無視されるようになった。
友永くんは普通だったけれど。
せっかくの学校生活で友達ゼロなんて嫌なのに。
話しかけたらいじめられそうで怖い。
そんな思いでいっぱいだった。
そんなある日。
「ねえ、井高さん。今日のお昼美術室で食べない?」
友永くんが声をかけてきた。
ちょっと驚いた。
でも、すぐにうなずく。
そして昼休み。
美術室に行くと。
「おーやっときた。」
友永くんがこっちを向いた。
「ごめん…遅かったよね。」
「ううん。俺、意外とのろまな奴が好きだったりする。」
なんていきなりいうから。
赤くなってきちゃって。
「やだあ、やめてよ。そんな話。転校してきた生徒にさあ。」
冗談ぽく笑ってみた。
「転校とか、関係ないじゃん。」
友永くんが笑わない。
なんだか気まずいなあ。
「俺のせいで、友達ができないこと、知ってるんだぜ。だから。」
友永くんは私を見た。
「うちのクラスの女子に、ずるいとか、付き合ってもないのに言われるくらいなら、まじめに付き合っちゃおうぜ。」
ぽかん。
ええええええええええええええええええええええええ!
つ、つ、付き合う!?
「友永くん、わ、私のこと好きなの!?」
「好きっつうか、優しいところがいいなって思ったっつうか、かわいいし、礼儀良さそうだし、清楚そうじゃん。」
「だからそれを好きっていうの!」
び、びっくりするー!
付き合うかどうか、考えよう、うん。
「じゃあ、付き合えよ?」
攻めるように言われて背筋がビクッとする。
私の答えは…
「わかった。付き合うよ。」
嬉しかったんだ。
友永くんがここまでしてくれるなんて。
「じゃあ、毎日昼はここでな。もちろん秘密だぞ。」
「うん!」
私と友永くんの秘密ゲット!
「で、あー下の名前なんだっけ。」
「野乃葉だけど。」
「野乃葉。お互い下の名前で呼び合おう。」
そういえば友永くんの下の名前って何だろう。
「翔だ。」
「翔…くん。」
なんだか恥ずかしい!
翔くん、翔くん、翔くん。
「野乃葉。これから、俺の彼女としてよろしく。」
「よ、よろしく。」
私たちはグータッチした。
〜一年後〜
「翔ー!」
私は教室から顔を覗かせる。
「野乃葉はいいねえ。翔くんと昼で。」
友達の砂田阿澄だ。
彼氏は他校なんだって。
「おー野乃葉!」
「さて、今日は何日でしょうか。また、なんの日でしょうか。」
「もちろん覚えてるさ。俺が告白した日。」
「大正解、さ、美術室行こう。いつものように。」
私たちは肩を並べて歩いた。
作家さんさん(北海道・14さい)からの相談
とうこう日:2020年6月9日みんなの答え:3件
ここは極街私立中学校。
私はここに転校してきた。
お父さんの転勤だ。
一見怖そうな担任の先生だったけど。
「さあ、席に座って。」
今は優しいイメージだ。
促されて席に行く。
「友永くん、井高さんをよろしく頼むよ。」
友永くんと呼ばれた私の席の隣の子は。
「わかりました。」
とうなずいた。
その時。
「いやーん、井高さんに友永くんがー」
「やだー、転校早々友永くんを取るなんてー」
席のあちこちから私を非難する声が聞こえてくる。
な、何?
私は嫌な予感がした。
次の日から私はクラスの女子に無視されるようになった。
友永くんは普通だったけれど。
せっかくの学校生活で友達ゼロなんて嫌なのに。
話しかけたらいじめられそうで怖い。
そんな思いでいっぱいだった。
そんなある日。
「ねえ、井高さん。今日のお昼美術室で食べない?」
友永くんが声をかけてきた。
ちょっと驚いた。
でも、すぐにうなずく。
そして昼休み。
美術室に行くと。
「おーやっときた。」
友永くんがこっちを向いた。
「ごめん…遅かったよね。」
「ううん。俺、意外とのろまな奴が好きだったりする。」
なんていきなりいうから。
赤くなってきちゃって。
「やだあ、やめてよ。そんな話。転校してきた生徒にさあ。」
冗談ぽく笑ってみた。
「転校とか、関係ないじゃん。」
友永くんが笑わない。
なんだか気まずいなあ。
「俺のせいで、友達ができないこと、知ってるんだぜ。だから。」
友永くんは私を見た。
「うちのクラスの女子に、ずるいとか、付き合ってもないのに言われるくらいなら、まじめに付き合っちゃおうぜ。」
ぽかん。
ええええええええええええええええええええええええ!
つ、つ、付き合う!?
「友永くん、わ、私のこと好きなの!?」
「好きっつうか、優しいところがいいなって思ったっつうか、かわいいし、礼儀良さそうだし、清楚そうじゃん。」
「だからそれを好きっていうの!」
び、びっくりするー!
付き合うかどうか、考えよう、うん。
「じゃあ、付き合えよ?」
攻めるように言われて背筋がビクッとする。
私の答えは…
「わかった。付き合うよ。」
嬉しかったんだ。
友永くんがここまでしてくれるなんて。
「じゃあ、毎日昼はここでな。もちろん秘密だぞ。」
「うん!」
私と友永くんの秘密ゲット!
「で、あー下の名前なんだっけ。」
「野乃葉だけど。」
「野乃葉。お互い下の名前で呼び合おう。」
そういえば友永くんの下の名前って何だろう。
「翔だ。」
「翔…くん。」
なんだか恥ずかしい!
翔くん、翔くん、翔くん。
「野乃葉。これから、俺の彼女としてよろしく。」
「よ、よろしく。」
私たちはグータッチした。
〜一年後〜
「翔ー!」
私は教室から顔を覗かせる。
「野乃葉はいいねえ。翔くんと昼で。」
友達の砂田阿澄だ。
彼氏は他校なんだって。
「おー野乃葉!」
「さて、今日は何日でしょうか。また、なんの日でしょうか。」
「もちろん覚えてるさ。俺が告白した日。」
「大正解、さ、美術室行こう。いつものように。」
私たちは肩を並べて歩いた。
作家さんさん(北海道・14さい)からの相談
とうこう日:2020年6月9日みんなの答え:3件
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きゃあステキwww 個人の感想です!
面白かったです!
さすがですね! ハッピーさん(選択なし・11さい)からの答え
とうこう日:2020年6月13日 -
変なとこ指摘するけど はじめに主人公から読者へ語りかけるような書き方をすることで主人公の印象を自然に読者に与えておいて、後で別のキャラにそれを語らせて読者の共感を得るという構造。普通に頭いいと思いました。
それと6行目の逆説がどこにかかってるのかわからないです。
内容は普通。
ん?さん(奈良・14さい)からの答え
とうこう日:2020年6月11日 -
うーん… タイトルが、そのまますぎる気がします。
人が読みたくなるような、
引き込むタイトルをつけると良いと思います。
また、「けど」は「けれど」に直さなければ、正しい日本語は使えていません。
昼で→お昼で にしなければ
このだけ文が壊れてしまいます。
大正解…のところは、
さすがにタイトルに合わせた感が出てしまいます。
普通にお話する時、
こんな風にお話しないでしょう?
実際に近づけた方が
読みやすいのです。 ninanoniさん(秋田・15さい)からの答え
とうこう日:2020年6月11日
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