とんでもない秘密の夜
リュトナって名前にしてるけどリュノアです
この小説、一回あげたことあった…かもしれないけど、
わからないので、あげちゃいます(><)
ーーーーー
私は綺麗な月に照らされて、周りの自然豊かな土地を見回した。
もう真っ暗なこの時間帯。
私がいるのは学校の屋上だ。
ガクガクと震えて力な入らない足。私はグッと唇を噛む。
ここから飛び降りるというのに、こんなに震えてどうする。でも…怖い。
じゃあ生きる? いや、そんな考えはもうとっくに捨てた。
「ははっ、学校で死んだら七不思議にでもなるのかなぁ」
乾いた笑いを止めると、私は前へ傾いた。
(さよなら)
心の中で呟いた。
…と、その時。私の背中に痛みが走った。
「っ!?」
私は少し顔を歪めながら、そろりと目を開けた。
すると前にあったのは、見覚えのある顔だった。
綺麗な顔立ちに、澄んで青く見えるような凛とした瞳。
昔から全然変わってない。
いや、前よりカッコよくなってる。
(でも、なんでここに?)
私は少しだけ驚いたように目を見開き、小さな声で尋ねた。
「…凛?」
凛は私をみて、切なくて儚い、そんな光を目にともしていた。
かれこれ半年ぶりの再会が、まさかこんなところとは思ってもみなかった。
「何してんの?バカ?」
凛はすっかり力も強くなっていて、この押し倒された状況から抜け出すのは難しそう。
私はしょうがないから、降参した。
「なんで、凛がここにいるの?」
驚きすぎて、震えが止まっていた。
不思議な安心感に包まれながら、わたしは尋ねていた。
凛はちょっとだけ悪戯っ子のように笑った。
「お前が単純すぎるからでしょ」
…いつもそうだった。
凛はエスパーのように、必ず私の居場所に来てくれた。
そして、唯一私の話を最後まで聞いてくれる人だった。
そんな凛は、いつも優しくて怒らない。
でも今、凛は少し怒っているようだった。
「なんで俺に何も言わなかったんだよ。」
私はちょっとだけ苦笑いしていった
「凛、忙しそうだったから」
そう言うと、私は素直にごめんと謝った。
凛は、「はぁ」とため息をつくと、急に私のおでこにキスをした。
「っ!?」
私は急接近してきた凛に、顔を赤くして目だけで抗議した。
凛は、ちょっとだけ真剣な目で言った。
「俺は、今も昔もお前が好き。
だから、勝手にいなくなるな。ちゃんと守るから。」
私はさらに熱くなる頬の体温を感じてあわあわしながら、
でもはっきりと言った。
「私も…好き。」
凛は、目を丸くした後、最高にかっこいい笑顔で笑った。
そして、凛は私に唇を重ねた。
そんな、私に生きる希望をくれた、秘密の夜。
ーーーーー
ありがとうございました
アドバイスあれば、コメントにお願いします リュトナさん(兵庫・14さい)からの相談
とうこう日:2020年7月25日みんなの答え:0件
この小説、一回あげたことあった…かもしれないけど、
わからないので、あげちゃいます(><)
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私は綺麗な月に照らされて、周りの自然豊かな土地を見回した。
もう真っ暗なこの時間帯。
私がいるのは学校の屋上だ。
ガクガクと震えて力な入らない足。私はグッと唇を噛む。
ここから飛び降りるというのに、こんなに震えてどうする。でも…怖い。
じゃあ生きる? いや、そんな考えはもうとっくに捨てた。
「ははっ、学校で死んだら七不思議にでもなるのかなぁ」
乾いた笑いを止めると、私は前へ傾いた。
(さよなら)
心の中で呟いた。
…と、その時。私の背中に痛みが走った。
「っ!?」
私は少し顔を歪めながら、そろりと目を開けた。
すると前にあったのは、見覚えのある顔だった。
綺麗な顔立ちに、澄んで青く見えるような凛とした瞳。
昔から全然変わってない。
いや、前よりカッコよくなってる。
(でも、なんでここに?)
私は少しだけ驚いたように目を見開き、小さな声で尋ねた。
「…凛?」
凛は私をみて、切なくて儚い、そんな光を目にともしていた。
かれこれ半年ぶりの再会が、まさかこんなところとは思ってもみなかった。
「何してんの?バカ?」
凛はすっかり力も強くなっていて、この押し倒された状況から抜け出すのは難しそう。
私はしょうがないから、降参した。
「なんで、凛がここにいるの?」
驚きすぎて、震えが止まっていた。
不思議な安心感に包まれながら、わたしは尋ねていた。
凛はちょっとだけ悪戯っ子のように笑った。
「お前が単純すぎるからでしょ」
…いつもそうだった。
凛はエスパーのように、必ず私の居場所に来てくれた。
そして、唯一私の話を最後まで聞いてくれる人だった。
そんな凛は、いつも優しくて怒らない。
でも今、凛は少し怒っているようだった。
「なんで俺に何も言わなかったんだよ。」
私はちょっとだけ苦笑いしていった
「凛、忙しそうだったから」
そう言うと、私は素直にごめんと謝った。
凛は、「はぁ」とため息をつくと、急に私のおでこにキスをした。
「っ!?」
私は急接近してきた凛に、顔を赤くして目だけで抗議した。
凛は、ちょっとだけ真剣な目で言った。
「俺は、今も昔もお前が好き。
だから、勝手にいなくなるな。ちゃんと守るから。」
私はさらに熱くなる頬の体温を感じてあわあわしながら、
でもはっきりと言った。
「私も…好き。」
凛は、目を丸くした後、最高にかっこいい笑顔で笑った。
そして、凛は私に唇を重ねた。
そんな、私に生きる希望をくれた、秘密の夜。
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ありがとうございました
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とうこう日:2020年7月25日みんなの答え:0件
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