赤い薔薇の恋
【赤い薔薇の恋】
私は如月瑞希(キサラギ ミズキ)。
中学一年生。私には好きな人がいる。それは、学校1イケメンと高学年の人からも言われている、向山陽向(ムコウヤマ ヒナタ)君だ。陽向君とは幼なじみだ。昔からずっと一緒に遊んでいた。家も近所だった。その時は好きなんて気持ちはなかった。でも、だんだん好きだって気持ちが出てきたのだ。
多分、私の片思いだ。ずっとそう思っていた。絶対この恋は叶わないと思っていた。でもとある春、思いもよらない出来事が起こったのだった。
友達と休み時間、廊下を歩いていた。
(あ、陽向君だ・・・)
思わず、すれ違う時にチラッと見てしまう。
(うぅ・・・やっぱりかっこいい!)
私は告白したいと思っていた。でも、もし振られた時どうしようかと思い、迷っていた。
別の日。
机に座って次の授業の準備をしていた。
すると誰かが声をかけてきた。振り向くと陽向くんだった。
「瑞希、今度一緒に勉強しない?ほら・・・瑞希は勉強苦手でしょ?俺も勉強得意ってわけじゃないけど・・・テストまでに一緒に勉強したいなって思って・・・」
「え・・・!いいよ!いつにする?」
嬉しかった。一生一緒に遊んだりすることは出来ないんだろうなって思っていたから。
「んじゃぁ・・・今週の土曜日とかどう?待ち合わせ場所はA図書館で!どうかな?」
「いいよ!午前10時にそこに行くよ。」
「分かった、じゃ、」
(やったぁぁ!早く土曜日にならないかな・・・)
そして土曜日。
「あ、瑞希!いたいた!」
「陽向君!」
「・・・」
「・・・」
(やばい・・・話が続かない・・・顔が赤くなっちゃう・・・)
「・・・えっと、じゃあ、図書館に入ろうか、瑞希。」
「う、うん!」
そこから私達はしばらく勉強をしていた。
「ひ、陽向君・・・ここ分からない・・・分かる??」
「あ、分かる分かる、ここはこうして・・・」
「ありがとう・・・!」
(勉強してる陽向君、近くで見ると本当にかっこいい・・・)
そして、帰り道。
家が近いので、一緒に帰った。
「・・・あ、あのさ。これ、貰ってくれない?」
「ん?」
渡されたのは、赤い薔薇の押し花が入ったしおりだった。
「瑞希、本読むの好きだろ?だから・・・その・・・使ってくれないか?」
「ありがとう!使わせてもらうね!」
そして、私達は家に帰った。
(このしおりは、ずっとずっと持っていよう!)
月曜日。
私は学校で本を読む時は、そのしおりをいつも使っていた。
ある日。
私はふと思った。
(もう・・・告白しちゃおうかな・・・?)
そして、私は告白しようと決めた。
(学校1イケメンだし・・・ライバル多いし・・・振られないかな・・・?でも、やるって決めたらやる!)
次の週の火曜日の放課後。
私は告白した。
「どうしたの?瑞希」
「あの・・・陽向君、私、前から陽向君のことが好きだった!だから・・・その・・・付き合ってください!」
「・・・・・・」
「えっと・・・だめ、かな・・・」
「・・・ごめん・・・」
「え・・・そっか・・・こっちこそ、ごめんね!」
「・・・先に言わせてごめん・・・」
「・・・え?」
「俺も、瑞希のことずっと前から好きだった。だから、、、俺も言う。俺と付き合ってください!」
「え、!はい!もちろん!」
(やった・・・!まさか・・・両思いだなんて・・・)
そして、次の日。
「陽向君、今日一緒に帰ってもいい?」
「いいよ!」
帰り道。
「あのさ、前に渡したしおりあるじゃん?」
「うん・・・!それがどうしたの??」
「使ってる・・・?」
「もちろん!(笑)」
「なら嬉しい!そのしおりの中にさ、赤い薔薇の押し花あったじゃん?赤い薔薇の花言葉って知ってる?」
「え・・・知らないなあ・・・」
「花言葉は『貴方を愛しています』だよ。」
ーーーーーーーーー
作者の彩葉です!恋愛系小説を書かせて頂きました!
ご意見、ご感想、アドバイス等ありましたら、お願いします! 彩葉さん(東京・12さい)からの相談
とうこう日:2020年8月12日みんなの答え:2件
私は如月瑞希(キサラギ ミズキ)。
中学一年生。私には好きな人がいる。それは、学校1イケメンと高学年の人からも言われている、向山陽向(ムコウヤマ ヒナタ)君だ。陽向君とは幼なじみだ。昔からずっと一緒に遊んでいた。家も近所だった。その時は好きなんて気持ちはなかった。でも、だんだん好きだって気持ちが出てきたのだ。
多分、私の片思いだ。ずっとそう思っていた。絶対この恋は叶わないと思っていた。でもとある春、思いもよらない出来事が起こったのだった。
友達と休み時間、廊下を歩いていた。
(あ、陽向君だ・・・)
思わず、すれ違う時にチラッと見てしまう。
(うぅ・・・やっぱりかっこいい!)
私は告白したいと思っていた。でも、もし振られた時どうしようかと思い、迷っていた。
別の日。
机に座って次の授業の準備をしていた。
すると誰かが声をかけてきた。振り向くと陽向くんだった。
「瑞希、今度一緒に勉強しない?ほら・・・瑞希は勉強苦手でしょ?俺も勉強得意ってわけじゃないけど・・・テストまでに一緒に勉強したいなって思って・・・」
「え・・・!いいよ!いつにする?」
嬉しかった。一生一緒に遊んだりすることは出来ないんだろうなって思っていたから。
「んじゃぁ・・・今週の土曜日とかどう?待ち合わせ場所はA図書館で!どうかな?」
「いいよ!午前10時にそこに行くよ。」
「分かった、じゃ、」
(やったぁぁ!早く土曜日にならないかな・・・)
そして土曜日。
「あ、瑞希!いたいた!」
「陽向君!」
「・・・」
「・・・」
(やばい・・・話が続かない・・・顔が赤くなっちゃう・・・)
「・・・えっと、じゃあ、図書館に入ろうか、瑞希。」
「う、うん!」
そこから私達はしばらく勉強をしていた。
「ひ、陽向君・・・ここ分からない・・・分かる??」
「あ、分かる分かる、ここはこうして・・・」
「ありがとう・・・!」
(勉強してる陽向君、近くで見ると本当にかっこいい・・・)
そして、帰り道。
家が近いので、一緒に帰った。
「・・・あ、あのさ。これ、貰ってくれない?」
「ん?」
渡されたのは、赤い薔薇の押し花が入ったしおりだった。
「瑞希、本読むの好きだろ?だから・・・その・・・使ってくれないか?」
「ありがとう!使わせてもらうね!」
そして、私達は家に帰った。
(このしおりは、ずっとずっと持っていよう!)
月曜日。
私は学校で本を読む時は、そのしおりをいつも使っていた。
ある日。
私はふと思った。
(もう・・・告白しちゃおうかな・・・?)
そして、私は告白しようと決めた。
(学校1イケメンだし・・・ライバル多いし・・・振られないかな・・・?でも、やるって決めたらやる!)
次の週の火曜日の放課後。
私は告白した。
「どうしたの?瑞希」
「あの・・・陽向君、私、前から陽向君のことが好きだった!だから・・・その・・・付き合ってください!」
「・・・・・・」
「えっと・・・だめ、かな・・・」
「・・・ごめん・・・」
「え・・・そっか・・・こっちこそ、ごめんね!」
「・・・先に言わせてごめん・・・」
「・・・え?」
「俺も、瑞希のことずっと前から好きだった。だから、、、俺も言う。俺と付き合ってください!」
「え、!はい!もちろん!」
(やった・・・!まさか・・・両思いだなんて・・・)
そして、次の日。
「陽向君、今日一緒に帰ってもいい?」
「いいよ!」
帰り道。
「あのさ、前に渡したしおりあるじゃん?」
「うん・・・!それがどうしたの??」
「使ってる・・・?」
「もちろん!(笑)」
「なら嬉しい!そのしおりの中にさ、赤い薔薇の押し花あったじゃん?赤い薔薇の花言葉って知ってる?」
「え・・・知らないなあ・・・」
「花言葉は『貴方を愛しています』だよ。」
ーーーーーーーーー
作者の彩葉です!恋愛系小説を書かせて頂きました!
ご意見、ご感想、アドバイス等ありましたら、お願いします! 彩葉さん(東京・12さい)からの相談
とうこう日:2020年8月12日みんなの答え:2件
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
2件中 1 〜 2件を表示
-
あ、あれ...?鼻血が...?? こんにちは、さふらんU・x・Uです☆
あの、作者様、天才で御座いますか?あれ...?鼻血が....??
(⊃/*\\ ` ///)シ
↑鼻血ぶしゃー
きゅんきゅんの天才ですね、
そうとしか考えられません(⌒ω⌒)
花言葉とかきゅんの王道ですね....。はあああああ好きいい
( ⊃ //////)シ
説明もわかりやすいし、
内容もめちゃきゅん...(はぁと)
はい!!!もう10000点あげちゃいます!!!問答無用っっっ!!!!!
また彩葉さんの小説待ってます(((O(*゚▽゚*)O)))
さふらんU・x・Uさん(選択なし・10さい)からの答え
とうこう日:2020年8月14日 -
花言葉!王道ですよね! とっても面白いです!幼馴染と花言葉は最高ですよね!
楽しませてもらいました! kitty♪さん(東京・11さい)からの答え
とうこう日:2020年8月13日
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
2件中 1 〜 2件を表示
-
- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
- カテゴリごとの新着相談
-
-
- AIと話せるならどんなことを話してみたい?06月26日
-
- 学校のiPad07月20日
-
- どうすれば…07月20日
-
- 緊張のほぐし方を教えてください!07月20日
-
- ペットが熱中症なりそう07月20日
-
- 読書感想文の書き方がわかんなーい!!07月20日
-
- どうすればいい?07月20日
-
- 目が大きくなる方法ってありますか?07月20日
-
- 後輩が部活にきません(吹奏楽部)07月20日
-
- 韓国語習ってる人に質問です!!07月20日
-
- みんなの好きな女優さん教えてください!07月20日
-
- 好きな人をドキドキさせたい!07月20日
-
- 前髪切りすぎて変になっちゃった…07月20日
-
- 夏休みの過ごし方!07月20日
-
- おすすめのペンポーチ(長文)07月20日
-
- 最初と最後04月24日
-
- また会える方法?07月20日
-
いじめで困ったり、ともだちや先生のことで不安や悩みがあったりしたら、一人で悩まず、いつでもすぐ相談してね。
・>>SNSで相談する
・電話で相談する
・>>地元の相談窓口を探す
18歳までの子どものための相談先です。あなたの思いを大切にしながら、どうしたらいいかを一緒に考えてくれるよ。