【ファンタジー】【短編小説】
※フィクションです※
※何でも許せる人お読みください※
※つまらないなと思ったら、コメントに書くのではなく、
スルーしちゃってください。私の豆腐メンタルが壊れるのでw※
※良ければ感想をコメントしてください※
とある世界の、とある国。
そこでは、「魔女」が人々に災いをもたらすと言い伝えられている。
「魔女」とは何か。
「魔女」は、いわゆる「感染症」だ。「魔女」と接触したり、「魔女」の力を受け取ったり
すると、己も「魔女」へと変貌してしまうのだ。
国民が感染する事を防ぐために、この国では「魔女狩り」という、
魔女を見つけたら処刑するおきてがある。
「ソア」と「ルカ」も、「魔女」である。
ソアとルカは幼い頃から仲が良かった。二人は、15歳になった今でも、
ずっと一緒にいる。
「ねえルカ、このお花、綺麗じゃない?」
ソアは花が好きだった。いつも、可愛らしい花冠をかぶっている。
「そうだね。…そういえばさ、昨日出た新曲聴いた?最高だったよ!」
対してルカは、音楽が好きだった。いつも、おしゃれなヘッドホンを首にかけている。
こうして平凡な日々を送ってきた二人だが、「魔女」という事に変わりはない。
どれだけ善く生きていても、「魔女」という理由だけで裁判にかけられる。
それでもソアとルカは、楽しく生きていた。
ある日のことだ。いつもは二人でいるソアとルカだが、今日はソアしかいなかった。
行くあてもなく、ソアはぶらぶらと商店街を歩いていた。
(ルカがいれば、もっと楽しいのにな……)
そう考えていた。ふと遠くを見ると、近所のおばあさんが焦ったようにこちらへ来ていた。
「どうかしたんですか?」
ソアは尋ねた。
ーーーーーーーーー
ソアはおばあさんから話を聞いた。ソアはおばあさんに挨拶も言わず、
ふらふらと商店街を去った。
(ルカには…もう会えない……)
おばあさんは、ルカが裁判所に連れて行かれるのを見たという。
ソアは泣いた。泣き崩れた。
「ルカ……。会いたいよ…」
夕日がソアに降りかかる。まるで慰めているかのように…
それから、数ヶ月が過ぎた。
ソアは裁判所に連れて行かれた。警官に怪しまれ、とうとうしっぽをつかまれたのだ。
(ルカも…同じ光景を見たのかな…)
国民達がソアを見ている。軽蔑の眼差しで。
(ルカ……)
ソアは目を瞑った。「死」がすぐそこまで来ている……
気づくと、そこは広い花畑だった。
遠くに、人影が見えた。ソアには、あれが誰だかすぐにわかった。
「ルカ!」
ソアは大声で叫び、彼女のもとへ走っていった。
「見てソア、私、頑張ってソアが好きそうなお花畑探したんだよ!」
ルカはにこにこと話した。彼岸花の花畑。
「彼岸花のお花畑なんて、聞いた事ないよ〜」
ソアは笑顔で言った。
「でも、私、このお花畑大好き!」
二人は微笑みながら、広い空を歩き始める。
彼岸花の花言葉。それは、「悲しい思い出」「再会」と……
「想うはあなた一人」。 ちょこちっぷさん(選択なし・12さい)からの相談
とうこう日:2020年8月25日みんなの答え:1件
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とある世界の、とある国。
そこでは、「魔女」が人々に災いをもたらすと言い伝えられている。
「魔女」とは何か。
「魔女」は、いわゆる「感染症」だ。「魔女」と接触したり、「魔女」の力を受け取ったり
すると、己も「魔女」へと変貌してしまうのだ。
国民が感染する事を防ぐために、この国では「魔女狩り」という、
魔女を見つけたら処刑するおきてがある。
「ソア」と「ルカ」も、「魔女」である。
ソアとルカは幼い頃から仲が良かった。二人は、15歳になった今でも、
ずっと一緒にいる。
「ねえルカ、このお花、綺麗じゃない?」
ソアは花が好きだった。いつも、可愛らしい花冠をかぶっている。
「そうだね。…そういえばさ、昨日出た新曲聴いた?最高だったよ!」
対してルカは、音楽が好きだった。いつも、おしゃれなヘッドホンを首にかけている。
こうして平凡な日々を送ってきた二人だが、「魔女」という事に変わりはない。
どれだけ善く生きていても、「魔女」という理由だけで裁判にかけられる。
それでもソアとルカは、楽しく生きていた。
ある日のことだ。いつもは二人でいるソアとルカだが、今日はソアしかいなかった。
行くあてもなく、ソアはぶらぶらと商店街を歩いていた。
(ルカがいれば、もっと楽しいのにな……)
そう考えていた。ふと遠くを見ると、近所のおばあさんが焦ったようにこちらへ来ていた。
「どうかしたんですか?」
ソアは尋ねた。
ーーーーーーーーー
ソアはおばあさんから話を聞いた。ソアはおばあさんに挨拶も言わず、
ふらふらと商店街を去った。
(ルカには…もう会えない……)
おばあさんは、ルカが裁判所に連れて行かれるのを見たという。
ソアは泣いた。泣き崩れた。
「ルカ……。会いたいよ…」
夕日がソアに降りかかる。まるで慰めているかのように…
それから、数ヶ月が過ぎた。
ソアは裁判所に連れて行かれた。警官に怪しまれ、とうとうしっぽをつかまれたのだ。
(ルカも…同じ光景を見たのかな…)
国民達がソアを見ている。軽蔑の眼差しで。
(ルカ……)
ソアは目を瞑った。「死」がすぐそこまで来ている……
気づくと、そこは広い花畑だった。
遠くに、人影が見えた。ソアには、あれが誰だかすぐにわかった。
「ルカ!」
ソアは大声で叫び、彼女のもとへ走っていった。
「見てソア、私、頑張ってソアが好きそうなお花畑探したんだよ!」
ルカはにこにこと話した。彼岸花の花畑。
「彼岸花のお花畑なんて、聞いた事ないよ〜」
ソアは笑顔で言った。
「でも、私、このお花畑大好き!」
二人は微笑みながら、広い空を歩き始める。
彼岸花の花言葉。それは、「悲しい思い出」「再会」と……
「想うはあなた一人」。 ちょこちっぷさん(選択なし・12さい)からの相談
とうこう日:2020年8月25日みんなの答え:1件
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感動が…!!! とっても良いお話しでした!
全然つまらんことないよ!!
自信持って行こうゼェーイ!
友情に感動しました!最高!
夕日が……まるで慰めるかのように
の表現が素敵です!!
素敵な小説をどうもありがとう! みおりぬ☆さん(選択なし・14さい)からの答え
とうこう日:2020年8月26日
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