やっと…(微ホラー)
『え?プロデューサーさんストーカー被害受けてんの?』
P「あぁ、そうなんだよ…」
「プロデューサーさん!?」
私はプロデューサーという言葉に惹かれて机の下から飛び出した。
『「うわぁーっ!?」』
『な、なんだよ…まゆ!びっくりさせるなよ…』
「あ…ごめんなさい。奈緒ちゃん、プロデューサーさん…まゆったら、つい…」
私はアイドルだけど、プロデューサーという言葉に反応するくらい、プロデューサーさんのことが大好きで、常にプロデューサーさんの情報を求めている。ちなみにプロデューサーさんの仕事机の下は、私の定位置になっている。
P「…いつからいたの?」
「ずーっと居ましたよ。プロデューサーさんが帰ってくるのを待ってました」
『相変わらずだなぁ…ってか、ストーカーって…まゆのこと?』
「今はしてませんよ。ここじゃアレですし、場所を変えましょうか」
私たちは事務所から近場のカフェへと向かった。
奈緒ちゃん、プロデューサーさん、私の順でプロデューサーさんを挟んで移動した。私は特に警戒し、前の様子を確認しながらカフェへと向かったが、変わったことはなく、怪しい人もいなかった。何事もなく、無事にカフェに着いた。
P「2人とも、何を頼む?」
『コーヒーで』
「まゆもコーヒーで」
P「じゃ、コーヒー3つで」
店員『かしこまりました』
『…それで?プロデューサーさんはどんなことされてるんだ?』
P「あぁ…毎日知らない人から無言電話がかかってきて…」
「大変ですね…まゆが毎日電話したいくらいなのに…」
『…って、やっぱ犯人お前なんじゃないの!?』
「プロデューサーさん、スマホ貸してください」
P「え?良いけど…何するの?」
《〜♪(電話かける音)》
「決まってるじゃないですか。ストーカーさんとお話するんです」
『はぁ!?ちょ、待て!何考えてるんだよ!やめやめ!今すぐ…』
《ガチャ》
「あ、もしもし?ストーカーさんですかぁ?」
『遅かったー!』
「あの、こういうのやめてもらっていいですかぁ?まゆ、この電話の持ち主さんとお付き合…」
?『まゆさんですよね?』
「…え?」
店員『コーヒーお待たせしました』
?『私、まゆさんの大ファンなんです。女優時代から…』
「え、なんでその事を…」
確かに私は昔女優をやっていた。でも、なかなか芽が出ず、数年前に女優を辞めてアイドルに移った。
?『私、いつもまゆさんのこと見てたんですよ。昔から、ずーっとです。でも、なかなかまゆさんは私のことを見てくれなくて…当たり前ですよね。ファンは私以外にも沢山居る訳ですし…まゆさんはプロデューサーに夢中らしいですし…』
背筋が凍るのを感じた。言葉の一つ一つに恐ろしい意味が込められている…そんな気がする…
?『でも!』
「きゃっ!」
『わあっ!』
《ガチャン!》
P「大丈夫か!?まゆ!」
相手の声質が突然変わり、びっくりしてコーヒーをひっくり返してしまった。
?『ガガッ…きゃっ!わあっ!ガチャン!…大丈夫か!?まゆ!』
「っ!?」
相手の電話から、私と奈緒ちゃんの声、コーヒーをひっくり返した音…そしてプロデューサーさんの声が少し遅れて聞こえた。
まさか…
まさか、この人…同じカフェ内に居る…?
そして、この人の狙いはプロデューサーさんではなくて…
私…?
そう思って私は恐る恐る、ゆっくりと振り返った。
すると、電話中の髪の長い女と目が合った。
その女はニタリと笑いながら電話越しに呟いた。
『やっと…私のことを見てくれましたね』 みくさん(選択なし・15さい)からの相談
とうこう日:2020年10月5日みんなの答え:2件
P「あぁ、そうなんだよ…」
「プロデューサーさん!?」
私はプロデューサーという言葉に惹かれて机の下から飛び出した。
『「うわぁーっ!?」』
『な、なんだよ…まゆ!びっくりさせるなよ…』
「あ…ごめんなさい。奈緒ちゃん、プロデューサーさん…まゆったら、つい…」
私はアイドルだけど、プロデューサーという言葉に反応するくらい、プロデューサーさんのことが大好きで、常にプロデューサーさんの情報を求めている。ちなみにプロデューサーさんの仕事机の下は、私の定位置になっている。
P「…いつからいたの?」
「ずーっと居ましたよ。プロデューサーさんが帰ってくるのを待ってました」
『相変わらずだなぁ…ってか、ストーカーって…まゆのこと?』
「今はしてませんよ。ここじゃアレですし、場所を変えましょうか」
私たちは事務所から近場のカフェへと向かった。
奈緒ちゃん、プロデューサーさん、私の順でプロデューサーさんを挟んで移動した。私は特に警戒し、前の様子を確認しながらカフェへと向かったが、変わったことはなく、怪しい人もいなかった。何事もなく、無事にカフェに着いた。
P「2人とも、何を頼む?」
『コーヒーで』
「まゆもコーヒーで」
P「じゃ、コーヒー3つで」
店員『かしこまりました』
『…それで?プロデューサーさんはどんなことされてるんだ?』
P「あぁ…毎日知らない人から無言電話がかかってきて…」
「大変ですね…まゆが毎日電話したいくらいなのに…」
『…って、やっぱ犯人お前なんじゃないの!?』
「プロデューサーさん、スマホ貸してください」
P「え?良いけど…何するの?」
《〜♪(電話かける音)》
「決まってるじゃないですか。ストーカーさんとお話するんです」
『はぁ!?ちょ、待て!何考えてるんだよ!やめやめ!今すぐ…』
《ガチャ》
「あ、もしもし?ストーカーさんですかぁ?」
『遅かったー!』
「あの、こういうのやめてもらっていいですかぁ?まゆ、この電話の持ち主さんとお付き合…」
?『まゆさんですよね?』
「…え?」
店員『コーヒーお待たせしました』
?『私、まゆさんの大ファンなんです。女優時代から…』
「え、なんでその事を…」
確かに私は昔女優をやっていた。でも、なかなか芽が出ず、数年前に女優を辞めてアイドルに移った。
?『私、いつもまゆさんのこと見てたんですよ。昔から、ずーっとです。でも、なかなかまゆさんは私のことを見てくれなくて…当たり前ですよね。ファンは私以外にも沢山居る訳ですし…まゆさんはプロデューサーに夢中らしいですし…』
背筋が凍るのを感じた。言葉の一つ一つに恐ろしい意味が込められている…そんな気がする…
?『でも!』
「きゃっ!」
『わあっ!』
《ガチャン!》
P「大丈夫か!?まゆ!」
相手の声質が突然変わり、びっくりしてコーヒーをひっくり返してしまった。
?『ガガッ…きゃっ!わあっ!ガチャン!…大丈夫か!?まゆ!』
「っ!?」
相手の電話から、私と奈緒ちゃんの声、コーヒーをひっくり返した音…そしてプロデューサーさんの声が少し遅れて聞こえた。
まさか…
まさか、この人…同じカフェ内に居る…?
そして、この人の狙いはプロデューサーさんではなくて…
私…?
そう思って私は恐る恐る、ゆっくりと振り返った。
すると、電話中の髪の長い女と目が合った。
その女はニタリと笑いながら電話越しに呟いた。
『やっと…私のことを見てくれましたね』 みくさん(選択なし・15さい)からの相談
とうこう日:2020年10月5日みんなの答え:2件
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こわかった一 いやぁ一、思わず回りを見わたしてしまいました...
すごくお上手でした!
ファンになりました!
これからもホラ一係?書いてください!
年下からごめんなさい!それでは、また!
ばいちゃ! あ一さん(青森・8さい)からの答え
とうこう日:2020年10月7日 -
怖いです! 怖いです!そのまま色々なホラー?書いて下さい!
ファンになりましたWWW 楓さん(千葉・11さい)からの答え
とうこう日:2020年10月6日
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