恋愛バトル
私は保垣 鸞奈(ほがき らんな)。どこにでもいそうな普通の中学1年生。今超絶大人気俳優、光梨 優(ひかりなし ゆう)のガチ勢ファン。あの人って優しいし、超イケメンだし、声が美声で私の恋人の条件がすべて当てはまってるからこの人を好いている。でも、一つ問題があるの。それは、自分の他に彼を好いている人がいる。それは友達の西富士 恵(にしふじ めぐみ)という女の子。あの子は私より可愛いくて、羨ましい。そんな恵を思い浮かべながら、学校に向かった。その日私は、恵と喧嘩していた。
私:「ちょっと恵!それ私の優様の写真なんだけど!?取らないでよ!!」
恵:「はぁ!?これはあたしの優様の写真!!なのよ!?嘘つくんじゃないわよ!!!」
私&恵:(カッチーン!)
「「いいわよ!絶対この恋愛バトル、買って見せるんだから!!!!!そして、来月31日勝負!」」
と、恋愛バトルが始まった。私と恵は、優に対しての愛をお互い負けないために夢中でいた。授業が終わると、いち早くスマホをいじって、優に見とれていた。
そして、恋愛バトル当日。
私は不安だったが、なぜか恵は余裕そうにニヤニヤと不気味な笑みを浮かべる。まるでお前は負けだと言っているようだ。だが、私も負けじとなって、とても鋭い目つきで恵を睨んでやった。そして5分後、優本人がやって来た。そして遂に、バトルが始まった。真ん中に優が立ち、上に私、下に恵が立った。
「よーい、ドン!」と言った瞬間、お互い走って優に飛びついた。恵がころんだ。来た!と思い、私は優に触れた…と思った。だが、感覚がない。目線をあげると、恵が高笑いをしていた。
「あっはっはっはっは!残念!それはダミーよ。私が勝ちね。鸞奈、これから優様は私のもの。さあ、とどめよ!」
と言い、恵は剣を振り上げ、私目がけて振り下ろそうとした。
あまりのショックで、私は気を失った。幻覚だろうか。7年前に亡くなった姉の美愛(みあ)が見える。美愛は微笑んでいる。
美愛:「鸞奈、逃げ出してはいけないわ。最後まで食らいつくのよ。」
優のファンとして、こんなところで敗れるわけにはいかない!!!!!
私は目をカッと見開いた。
恵は驚き、膝立ちで動けずにいた。そこを狙った。「おりゃあああああ!!!」
優は驚いているようだった。
目を開けてみた。恵は倒れていた。私が恵を揺さぶると、恵はかすかに目を開けた。恵はかすれるような小さな声で囁いた。
__________________________________________________________________________________________________________________________
恵:「鸞奈、ごめんね。あの時、言い過ぎ、たわ。」
私:「そんなことない!私のほうがひどかったわ!」
恵:「責めないで、よ。鸞奈、悪くない、でしょ?」
私:「私が悪いの!もうやめて!」
恵:「そろそろ、力尽きそう。鸞奈。ありがと、う…」
恵の言葉を聞いたのは、これが最後だった。
恵は精一杯の微笑みを浮かべて、この世を去った。
恋愛バトルに勝ったのに、全然嬉しくない。
きっと恵は天国へ行ったのだろう。もし私が恵なら、地獄に行っていただろう。
それから2か月間、私は毎日を長く感じながら過ごしていた。
ある日、電話が来た。
「もしもし。光梨優です。穂垣鸞奈さんですか?」
私:「はい。ご用件は何ですか。」
優:「実は、母からの伝言を伝えたくて。
『鸞奈さん、お友達の恵さんを失って大変お悲しみいたしましょう。ですが、どんなことが起きようとも、恵さんは天から見守っておりますよ。鸞奈さん、あなたが悲しむと、恵さんも悲しみますよ。彼女は後悔せず、あの道を選んだのですから…』と。では。」
《プーッ プーッ・・・》
電話が切れると、私は墓場に駆け出した。[ニシフジメグミ]と文字が彫られた墓に、何度もずっとおじぎをした。すると、恵の暖かい手が触れたような気がした。
⦅鸞奈、大丈夫。あたしはいつでも鸞奈を見守ってるからね。いつか、あたしが助けてあげる…⦆と言っているようだ。
私は家に帰り、窓を見つめた。
私の涙が透き通る窓に流れ星のように流れた。
end… ミノ撲!さん(大阪・10さい)からの相談
とうこう日:2023年5月27日みんなの答え:1件
私:「ちょっと恵!それ私の優様の写真なんだけど!?取らないでよ!!」
恵:「はぁ!?これはあたしの優様の写真!!なのよ!?嘘つくんじゃないわよ!!!」
私&恵:(カッチーン!)
「「いいわよ!絶対この恋愛バトル、買って見せるんだから!!!!!そして、来月31日勝負!」」
と、恋愛バトルが始まった。私と恵は、優に対しての愛をお互い負けないために夢中でいた。授業が終わると、いち早くスマホをいじって、優に見とれていた。
そして、恋愛バトル当日。
私は不安だったが、なぜか恵は余裕そうにニヤニヤと不気味な笑みを浮かべる。まるでお前は負けだと言っているようだ。だが、私も負けじとなって、とても鋭い目つきで恵を睨んでやった。そして5分後、優本人がやって来た。そして遂に、バトルが始まった。真ん中に優が立ち、上に私、下に恵が立った。
「よーい、ドン!」と言った瞬間、お互い走って優に飛びついた。恵がころんだ。来た!と思い、私は優に触れた…と思った。だが、感覚がない。目線をあげると、恵が高笑いをしていた。
「あっはっはっはっは!残念!それはダミーよ。私が勝ちね。鸞奈、これから優様は私のもの。さあ、とどめよ!」
と言い、恵は剣を振り上げ、私目がけて振り下ろそうとした。
あまりのショックで、私は気を失った。幻覚だろうか。7年前に亡くなった姉の美愛(みあ)が見える。美愛は微笑んでいる。
美愛:「鸞奈、逃げ出してはいけないわ。最後まで食らいつくのよ。」
優のファンとして、こんなところで敗れるわけにはいかない!!!!!
私は目をカッと見開いた。
恵は驚き、膝立ちで動けずにいた。そこを狙った。「おりゃあああああ!!!」
優は驚いているようだった。
目を開けてみた。恵は倒れていた。私が恵を揺さぶると、恵はかすかに目を開けた。恵はかすれるような小さな声で囁いた。
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恵:「鸞奈、ごめんね。あの時、言い過ぎ、たわ。」
私:「そんなことない!私のほうがひどかったわ!」
恵:「責めないで、よ。鸞奈、悪くない、でしょ?」
私:「私が悪いの!もうやめて!」
恵:「そろそろ、力尽きそう。鸞奈。ありがと、う…」
恵の言葉を聞いたのは、これが最後だった。
恵は精一杯の微笑みを浮かべて、この世を去った。
恋愛バトルに勝ったのに、全然嬉しくない。
きっと恵は天国へ行ったのだろう。もし私が恵なら、地獄に行っていただろう。
それから2か月間、私は毎日を長く感じながら過ごしていた。
ある日、電話が来た。
「もしもし。光梨優です。穂垣鸞奈さんですか?」
私:「はい。ご用件は何ですか。」
優:「実は、母からの伝言を伝えたくて。
『鸞奈さん、お友達の恵さんを失って大変お悲しみいたしましょう。ですが、どんなことが起きようとも、恵さんは天から見守っておりますよ。鸞奈さん、あなたが悲しむと、恵さんも悲しみますよ。彼女は後悔せず、あの道を選んだのですから…』と。では。」
《プーッ プーッ・・・》
電話が切れると、私は墓場に駆け出した。[ニシフジメグミ]と文字が彫られた墓に、何度もずっとおじぎをした。すると、恵の暖かい手が触れたような気がした。
⦅鸞奈、大丈夫。あたしはいつでも鸞奈を見守ってるからね。いつか、あたしが助けてあげる…⦆と言っているようだ。
私は家に帰り、窓を見つめた。
私の涙が透き通る窓に流れ星のように流れた。
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とうこう日:2023年5月27日みんなの答え:1件
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命懸け… 恋愛バトルに命までかけるの!?
やっぱ恋愛となると本気になるなぁ…
男子はそこまで熱くないけど女子は熱すぎ!
でも熱い愛こそ冷たい最後を迎えるというから気を付けないと… ちっぽ/初投稿!/ヨロシクネさん(選択なし・10さい)からの答え
とうこう日:2023年7月9日
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