また会う日まで
「ねぇ、田中さん。実は、言いたいことがあるんだけどさ。」
桑田さんが真剣な顔で俺に話しかけた。
「何?桑田さん。」
「僕、引っ越すんだ。」
「え?嘘だろ?」
突然の引越しの報告。俺は、耳を疑った。
俺の名前は田中ゆりみ。中2の生活が終わり、絶賛春休み中。
春休みの間ずっと暇だから、ずっと好意を寄せている桑田さんを誘ってスタバにやってきた。
3年になる前に告白して、あわよくば付き合おうと思っていたのだが_____
「嘘じゃないよ。本当に引っ越すんだ。」
「えぇ、まじかぁ」
遅かった。完全に遅かった。もう少し早くに告白していれば。
「どっ、どこ引っ越すの?」
恐る恐る聞いてみる。近いところだと良いなぁ。
「北海道だよ。」
はい、田中ゆりみの恋終了のお知らせ。
「えぇ!?なんでそんな遠くに!?」
「北海道のとある高校に行きたくてさ。」
「へ、へぇ。行けると良いねぇ」
俺も北海道行こうかな。
「ち、因みにいつ行くの?」
「明々後日に行くよ。」
「そっかぁ」
明々後日ってことは、春休み終わって学校に行っても桑田さんにはもう____
「ねぇ、お見送り行っていい?」
「え?いいけど」
「よっしゃ!ありがとう!」
俺は笑顔でキャラメルフラペチーノを飲み干す。
「あ!もうこんな時間だよ。そろそろ帰ろう。」
そう言って桑田さんは、俺の手を引っ張り、家まで送ってくれた。
俺の家の前まで着くと桑田さんは「じゃ!」と言い帰って行った。
桑田さんの姿が見てなくなった途端、俺は涙が溢れた。
これが、最後の____
___引越し当日___
「桑田さん。今までありがとう」
「こちらこそ。楽しかったよ。」
桑田さんは、泣いている俺の顔に手を当て、涙を拭いてくれた。
「田中さん、そんな泣かないでよ。」
「だって、だってぇ」
「せっかくの綺麗な顔が台無しだ」
「え?」
俺は涙が引っ込んだ。そして、顔が熱くなっていることに気づいた。
「田中さん、僕のこと好きなんでしょ?」
「ば、バレてる!?なんで!?」
「なんでって。授業中とかいつも見られてたし、話す距離とかも異常に近かったしさ。」
「雄太ー!もう少しで電車閉まるわよー!」
「あ、はーい。じゃ、もう行くね。」
「あ、うん。」
桑田さんは、俺に背を向け、電車に乗って行った。
行ってしまう。離れてしまう。せめて、俺自身の口から好きだと言いたい。
「桑田さん!あの、私!」
桑田さんは少し驚いたような顔で振り返った。そして、すぐに笑顔になった。
「久しぶりに「私」って言ってくれたね。」
俺はハッとした。
「僕、一人称が私だった田中さんの方が好きだな。」
俺____いや、私は何故か照れ臭くなってしまった。
「好きよ、桑田さん!」
私は、少し恥ずかしい気持ちを抑え、気持ちを伝えた。
「ありがとう!僕も好きだよ!」
桑田さんは笑顔でそう言うと電車の中に入って行った。
そして、ドアが閉まり、すぐに発車した。
私は悲しさや嬉しさ、恥ずかしさなどが混ざり、しばらく不思議な気持ちに浸っていた。
さようなら、桑田さん。
また会う日まで、元気でね。 ゆりみさん(神奈川・14さい)からの相談
とうこう日:2023年6月4日みんなの答え:2件
桑田さんが真剣な顔で俺に話しかけた。
「何?桑田さん。」
「僕、引っ越すんだ。」
「え?嘘だろ?」
突然の引越しの報告。俺は、耳を疑った。
俺の名前は田中ゆりみ。中2の生活が終わり、絶賛春休み中。
春休みの間ずっと暇だから、ずっと好意を寄せている桑田さんを誘ってスタバにやってきた。
3年になる前に告白して、あわよくば付き合おうと思っていたのだが_____
「嘘じゃないよ。本当に引っ越すんだ。」
「えぇ、まじかぁ」
遅かった。完全に遅かった。もう少し早くに告白していれば。
「どっ、どこ引っ越すの?」
恐る恐る聞いてみる。近いところだと良いなぁ。
「北海道だよ。」
はい、田中ゆりみの恋終了のお知らせ。
「えぇ!?なんでそんな遠くに!?」
「北海道のとある高校に行きたくてさ。」
「へ、へぇ。行けると良いねぇ」
俺も北海道行こうかな。
「ち、因みにいつ行くの?」
「明々後日に行くよ。」
「そっかぁ」
明々後日ってことは、春休み終わって学校に行っても桑田さんにはもう____
「ねぇ、お見送り行っていい?」
「え?いいけど」
「よっしゃ!ありがとう!」
俺は笑顔でキャラメルフラペチーノを飲み干す。
「あ!もうこんな時間だよ。そろそろ帰ろう。」
そう言って桑田さんは、俺の手を引っ張り、家まで送ってくれた。
俺の家の前まで着くと桑田さんは「じゃ!」と言い帰って行った。
桑田さんの姿が見てなくなった途端、俺は涙が溢れた。
これが、最後の____
___引越し当日___
「桑田さん。今までありがとう」
「こちらこそ。楽しかったよ。」
桑田さんは、泣いている俺の顔に手を当て、涙を拭いてくれた。
「田中さん、そんな泣かないでよ。」
「だって、だってぇ」
「せっかくの綺麗な顔が台無しだ」
「え?」
俺は涙が引っ込んだ。そして、顔が熱くなっていることに気づいた。
「田中さん、僕のこと好きなんでしょ?」
「ば、バレてる!?なんで!?」
「なんでって。授業中とかいつも見られてたし、話す距離とかも異常に近かったしさ。」
「雄太ー!もう少しで電車閉まるわよー!」
「あ、はーい。じゃ、もう行くね。」
「あ、うん。」
桑田さんは、俺に背を向け、電車に乗って行った。
行ってしまう。離れてしまう。せめて、俺自身の口から好きだと言いたい。
「桑田さん!あの、私!」
桑田さんは少し驚いたような顔で振り返った。そして、すぐに笑顔になった。
「久しぶりに「私」って言ってくれたね。」
俺はハッとした。
「僕、一人称が私だった田中さんの方が好きだな。」
俺____いや、私は何故か照れ臭くなってしまった。
「好きよ、桑田さん!」
私は、少し恥ずかしい気持ちを抑え、気持ちを伝えた。
「ありがとう!僕も好きだよ!」
桑田さんは笑顔でそう言うと電車の中に入って行った。
そして、ドアが閉まり、すぐに発車した。
私は悲しさや嬉しさ、恥ずかしさなどが混ざり、しばらく不思議な気持ちに浸っていた。
さようなら、桑田さん。
また会う日まで、元気でね。 ゆりみさん(神奈川・14さい)からの相談
とうこう日:2023年6月4日みんなの答え:2件
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アラマァッッ(?) こんにち!
ちぅなんだぞー)^o^(ガオ-
ゆりみちゃ!よろしくね♪
*○*○*○*○*○*○*○*○
まずは
タイトルうるさくてごめっ!笑
許して(TT)ゴメ
とてもいい作品だったよ!
てか結構さ-
『また会う日まで』
ていう作品出てるのよ-
でも過去1と言ってもいいくらい
素晴らしかった!
でも
みんなのもいいけど…
てかこんな
キュンキュンラブストーリー
味わいたぃ…☆
まぁこんなちぅ
夢の中の夢の夢の…
だわ…
とにかく!
いいラブストーリー
だったよ-(≧∇≦)
*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
でわ
ここまで読んでくれてサンキューっ!
ばいっぴ-)^o^(マタアオウ.' ちぅさん(兵庫・11さい)からの答え
とうこう日:2023年7月13日 -
すごぉ...! Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*)
☆*: .。. o本題o .。.:*☆
すごぉ...!
プロの小説家レベルじゃん☆彡
クオリティ、レベチ!!
マジで、やばぁ...!
凄すぎる!!!
語彙力がない感想でごめんね。
Have a nice day(*^^)v
Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪ 兎乃*うの*#元雲羽#同性に恋しているさん(岐阜・12さい)からの答え
とうこう日:2023年7月13日
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- 【「相談する」「相談に答える(回答する)」ときのルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。

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- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。 - すでに回答された内容を、ほぼそのままコピーして自分の回答として投稿されることが増えています。このような投稿はやめてください。またそのような投稿は今後公開しません。
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