君との思い出を忘れない。
「好きです。付き合ってください。」
夏の風が、漂う公園で、君に、告白された。
(…本当に!?
誠くんが、、、私を!?)
もう、答えは決まっていた。
「よ、よろしくおねがいします。」
私・夢花も、ずっと前から、好きだった。
同じクラスになってから、背が高くて、スポーツも勉強も得意で、明るくて元気で、それでも優しくて、、、そんな誠くんが好きだった。
***************************
「緊張してるの?大丈夫だよ。」
ドキンッ…ドキンッ
私達は、今、家の近くのショッピングモールにいる。
初デートだ。
私は、この初デートにとっても緊張している。
でも、今日に限って、お腹と頭が少し痛かった。
でも、休むわけには行かない。
私は頭痛薬を飲んで、家を出た。
「どこから行く?」
「誠くん…」
「ん?」
「少し頭が痛く…て…」
ズキンッ
ふらっ
目の前が真っ暗になった。
「…か! 夢花!」
「うう…」
「夢花!?大丈夫か!?」
「ここって…」
「俺んち。」
「でも…っ!」
私は起き上がった。
でも、めまいがしてくらくらする。
その瞬間ー。
私を優しく包み込んだ。
誠くんが。
「大丈夫?
だめだよ。もっと寝てなきゃ。」
「…う、うん……」
それから、一時間ちょっと、私は寝た。
そのおかげで、頭痛は治まった。
「大丈夫?なにか食べれそうなものある?」
「少しなら食べられる。ありがとう。」
「いや、全然。」
その日は、誠くんの家で過ごして、夕方の5時くらいに、頭痛とお腹の痛みが収まったので、家まで送ってもらった。
「あ、、ありがとう。」
「ううん。
お大事に。」
そして、私が歩こうとした瞬間。
グイッ
私を、胸の中に閉じ込めた。
「危なっかしくて目が離せない。
ずっと、俺のそばにいて。」
唇と、唇が触れ合った。
私達は、やさしいキスをした。
それから、私達はほぼ毎日遊んだ。
図書館で勉強デート、遊園地、お祭りのキス、最寄り駅のカフェ。
私達は幸せだった。
こんなことになるまでは。
朝、私はいつもどおり、学校へと向かった。
すると、友達の紗織が真っ青な顔で涙目になりながら、、、、
こんなことを言ってきた。
「夢ちゃん!」
「なに?どうしたの?そんな深刻な顔して。」
「誠くんが、、、行方不明になったって」
え?
…嘘でしょ?
なにかの間違い?
これはドッキリ?
「そん…な…ドッキリ…やめて…よ」
「ドッキリ…ひっぐ…なんか…じゃ…ひっぐ…ない…よ?」
涙を流しながら答える紗織。
「そんな!」
私は学校を飛び出した。
私は、近くの公園に行った。
ここは、初めて告白されて付き合った…場所。
すると、木になにか引っかかっているのを見つけた。
手紙だった
その手紙を開けてみると、
ー夢花へ
俺は、こうなることを知っていたんだ。
実は、俺は、夢花の元・彼氏なんだ。
そう、前に病気でなくなった。
この手紙を受け取ってくれることも知っていた。
俺は、もう一度、君にあいたかった。
合うために、ここに来た。
これを伝えられたから、俺はいなくなる。
もともと、俺がいなかったように設定してある。
今まで、ありがとう。
さようなら。誠ー
「え?」
涙が出た。
そんな
こんなのってないよ。
そう、私には中2のときに彼氏がいたけど、病気でなくなってしまった。
私は、その日、一日中泣いた。
あれから、5年という月日が流れた。
私は、あのことよく覚えている。
不思議なことに、次の日はみんないつもどおりで、誠くんの机もロッカーもなくなっていた。
泣きたいくらいショックだったのを覚えている。
でも、私はあの日、決めたんだ。
これからも、前向きに生きていこう、誠くんの命を無駄になんて絶対にできない。
ありがとう!誠くん!
私はそう思いながら、あの日、告白されたときと同じように、かすかに笑った。 KAHOさん(東京・14さい)からの相談
とうこう日:2023年6月12日みんなの答え:1件
夏の風が、漂う公園で、君に、告白された。
(…本当に!?
誠くんが、、、私を!?)
もう、答えは決まっていた。
「よ、よろしくおねがいします。」
私・夢花も、ずっと前から、好きだった。
同じクラスになってから、背が高くて、スポーツも勉強も得意で、明るくて元気で、それでも優しくて、、、そんな誠くんが好きだった。
***************************
「緊張してるの?大丈夫だよ。」
ドキンッ…ドキンッ
私達は、今、家の近くのショッピングモールにいる。
初デートだ。
私は、この初デートにとっても緊張している。
でも、今日に限って、お腹と頭が少し痛かった。
でも、休むわけには行かない。
私は頭痛薬を飲んで、家を出た。
「どこから行く?」
「誠くん…」
「ん?」
「少し頭が痛く…て…」
ズキンッ
ふらっ
目の前が真っ暗になった。
「…か! 夢花!」
「うう…」
「夢花!?大丈夫か!?」
「ここって…」
「俺んち。」
「でも…っ!」
私は起き上がった。
でも、めまいがしてくらくらする。
その瞬間ー。
私を優しく包み込んだ。
誠くんが。
「大丈夫?
だめだよ。もっと寝てなきゃ。」
「…う、うん……」
それから、一時間ちょっと、私は寝た。
そのおかげで、頭痛は治まった。
「大丈夫?なにか食べれそうなものある?」
「少しなら食べられる。ありがとう。」
「いや、全然。」
その日は、誠くんの家で過ごして、夕方の5時くらいに、頭痛とお腹の痛みが収まったので、家まで送ってもらった。
「あ、、ありがとう。」
「ううん。
お大事に。」
そして、私が歩こうとした瞬間。
グイッ
私を、胸の中に閉じ込めた。
「危なっかしくて目が離せない。
ずっと、俺のそばにいて。」
唇と、唇が触れ合った。
私達は、やさしいキスをした。
それから、私達はほぼ毎日遊んだ。
図書館で勉強デート、遊園地、お祭りのキス、最寄り駅のカフェ。
私達は幸せだった。
こんなことになるまでは。
朝、私はいつもどおり、学校へと向かった。
すると、友達の紗織が真っ青な顔で涙目になりながら、、、、
こんなことを言ってきた。
「夢ちゃん!」
「なに?どうしたの?そんな深刻な顔して。」
「誠くんが、、、行方不明になったって」
え?
…嘘でしょ?
なにかの間違い?
これはドッキリ?
「そん…な…ドッキリ…やめて…よ」
「ドッキリ…ひっぐ…なんか…じゃ…ひっぐ…ない…よ?」
涙を流しながら答える紗織。
「そんな!」
私は学校を飛び出した。
私は、近くの公園に行った。
ここは、初めて告白されて付き合った…場所。
すると、木になにか引っかかっているのを見つけた。
手紙だった
その手紙を開けてみると、
ー夢花へ
俺は、こうなることを知っていたんだ。
実は、俺は、夢花の元・彼氏なんだ。
そう、前に病気でなくなった。
この手紙を受け取ってくれることも知っていた。
俺は、もう一度、君にあいたかった。
合うために、ここに来た。
これを伝えられたから、俺はいなくなる。
もともと、俺がいなかったように設定してある。
今まで、ありがとう。
さようなら。誠ー
「え?」
涙が出た。
そんな
こんなのってないよ。
そう、私には中2のときに彼氏がいたけど、病気でなくなってしまった。
私は、その日、一日中泣いた。
あれから、5年という月日が流れた。
私は、あのことよく覚えている。
不思議なことに、次の日はみんないつもどおりで、誠くんの机もロッカーもなくなっていた。
泣きたいくらいショックだったのを覚えている。
でも、私はあの日、決めたんだ。
これからも、前向きに生きていこう、誠くんの命を無駄になんて絶対にできない。
ありがとう!誠くん!
私はそう思いながら、あの日、告白されたときと同じように、かすかに笑った。 KAHOさん(東京・14さい)からの相談
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めっちゃ感動するぅ〜!! Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*)
☆*: .。. o本題o .。.:*☆
めっちゃ感動するぅ〜!!
もう、ずごずぎで、ごうぎゅうぢぢゃう〜(涙)!!((言えていないぞ
Have a nice day(*^^)v
Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪ 兎乃*うの*#元雲羽さん(岐阜・12さい)からの答え
とうこう日:2023年7月19日
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