私を認めてくれますか?
ー推し活は正義!まじで、推しがいるって最高!ー
テレビからそんな音声が流れてきた瞬間、母さんは、リモコンを持ってチャンネルを変える。
父さんも、私に見せつけるかのようにありがとうと礼を言う。
私は、いわゆるオタクというやつだ。
とあるゲームのキャラが大好きで、たくさんグッズを集めている。
だが、両親はその楽しさが全くわからないらしい。
正直、あんたらにはわかるわけ無いですよねーとかって、心のなかで八つ当たりしているのが現状。
最初、私が推しに出会ったときは、とっても可愛くて、とっても輝いて見えた。
だけど、両親は気持ち悪いっていう。私が勝手にやってるんだから、口出しすんなよって思う。
人それぞれ好みとか違うじゃん。なんで、認めようとしないのかなぁ?
協調性とか、人間の基本中の基本って習わなかったの?
とかって、罵倒してやりたいとこだけど、そんなことしたらめんどくなるからパス。
私はたしかに猛反対を受けたけど、君らの価値観押し付けるって、脳みそ金魚以下なん?
みたいなことを匂わせていったら、なんか、そのときはなんとかなった。
未だに、嫌味を言われたりはするけど、何回もゲームで煽られたり、なんなりを繰り返した私だ。
はっきり言って、雑音がうるさいなーとしか思わない。
そしたらある日、両親に話があるって言われた。
ちょくちょく陰口のように嫌味を言われることはあったものの、直接言われたことがないから、少しびっくりした。
私「で、話って何?推し活のことだったら、何回も言ってる気がするんだけど?」
母「あんた、もうそろそろ受験勉強をしなきゃいけない時期に入るのよ!?」
父「いい加減、そんなものやめなさい!!!」
私「、、、はぁ、何だと思ったらそんなことかよ、時間のムダって分からないのかぁ。」
父「そんなことじゃない!いい高校にはいって、ちゃんと稼げるようにならないと生きていけないんだぞ!」
私「いや、日頃から勉強してるじゃないですか。塾にも行ってるし。常にトップだし。」
父「それだけじゃ足りないと言っているのだ!そんなことに使っている時間があるなら、勉強をするべきだろう!?」
私「足りないって君ら馬鹿?」
母「は?」
私「だから、お前らは馬鹿かって言ってるん。」
母「あんた、親に向かってよくそんな口叩けるわね!」
私「高校の受験はAちゃんと取ってます。学校も常に成績トップです。塾でもトップです。君らこそ、ひそひそと嫌味言ってきたじゃん。」
私「親として、恥ずかしいとも思わないんだ、可哀想にー。てか、自分らこそ、勉強しろって言われてできんの?」
母「あんたね、、、!」
私「何?ようやく自分らがしてきたこと反省してきた?」
両親『、っ、、!』
私「話は終わり?じゃ、もう部屋戻るね、時間の無駄。」
そして、てくてくと部屋へ戻っていった。
高校受験が何だの、ちゃんとお前らの指示通りに塾だって通ってるのに。
やるべきことはちゃんとぜんぶこなしてるのに、なんで勝手に制限されなくてはいけないのだろうか。
好きなものを好きというの何が悪いのだろうか。
私には全く持ってわからない。それで、お前のことを心配して言ってる?なんだよそれ。
そう思いながらも、ゲーミングPC達を起動する。
ユーチューブを開いてっと、、、。
チャ録は今、、15万人。
広告も付いてるから、それなりに稼いでる方だよー。
Twitterのほうは、フォロワーさんが24万人。
こっちでは、結構いろんなやつ投稿してるから、フォロワーが多いんだよねー。
えっと、、、
『両親に推し活否定された、、、。マジぴえん』
っと、こんなんでいいだろ。投稿しとこー。
そしたら、すぐにコメントがついた。
『ちゃんとやることやってるなら、問題なくね?』
『オタ活の楽しさがなんでわからないのかなぁ?』
『オタ活してる民として、それは許せない!価値観の問題でしょ!』
ここのみんなはやっぱり優しい。
私を認めてくれる。私の居場所は、こんな狭苦しい家じゃない。
広くて温かい、この場所にあるんだ。
私は、この画面を見て、そう思えた。
確かに、アンチとかいう奴らもいるけど、でも、そのアンチは私じゃなくて、フォロワー達が倒してくれる。
ここの人達は、、、私を認めてくれた。
こんな現実なんかより、大切なもの。
今日も私は、みんなに、問う。
『私を認めてくれますか?』
-end-
〈おまけ〉
A「ね、ほしまるちゃんの動画見た?」
B「見た見たー!オタ活否定されたから、両親にブチギレてみたってやつでしょ!」
A「そう!ほしまるちゃん、まじかっこよかった!」
B「それなぁー!一生推す!」
結果!現実でも、彼女はちゃんと、認められていた! ほっしーさん(福岡・13さい)からの相談
とうこう日:2023年8月24日みんなの答え:1件
テレビからそんな音声が流れてきた瞬間、母さんは、リモコンを持ってチャンネルを変える。
父さんも、私に見せつけるかのようにありがとうと礼を言う。
私は、いわゆるオタクというやつだ。
とあるゲームのキャラが大好きで、たくさんグッズを集めている。
だが、両親はその楽しさが全くわからないらしい。
正直、あんたらにはわかるわけ無いですよねーとかって、心のなかで八つ当たりしているのが現状。
最初、私が推しに出会ったときは、とっても可愛くて、とっても輝いて見えた。
だけど、両親は気持ち悪いっていう。私が勝手にやってるんだから、口出しすんなよって思う。
人それぞれ好みとか違うじゃん。なんで、認めようとしないのかなぁ?
協調性とか、人間の基本中の基本って習わなかったの?
とかって、罵倒してやりたいとこだけど、そんなことしたらめんどくなるからパス。
私はたしかに猛反対を受けたけど、君らの価値観押し付けるって、脳みそ金魚以下なん?
みたいなことを匂わせていったら、なんか、そのときはなんとかなった。
未だに、嫌味を言われたりはするけど、何回もゲームで煽られたり、なんなりを繰り返した私だ。
はっきり言って、雑音がうるさいなーとしか思わない。
そしたらある日、両親に話があるって言われた。
ちょくちょく陰口のように嫌味を言われることはあったものの、直接言われたことがないから、少しびっくりした。
私「で、話って何?推し活のことだったら、何回も言ってる気がするんだけど?」
母「あんた、もうそろそろ受験勉強をしなきゃいけない時期に入るのよ!?」
父「いい加減、そんなものやめなさい!!!」
私「、、、はぁ、何だと思ったらそんなことかよ、時間のムダって分からないのかぁ。」
父「そんなことじゃない!いい高校にはいって、ちゃんと稼げるようにならないと生きていけないんだぞ!」
私「いや、日頃から勉強してるじゃないですか。塾にも行ってるし。常にトップだし。」
父「それだけじゃ足りないと言っているのだ!そんなことに使っている時間があるなら、勉強をするべきだろう!?」
私「足りないって君ら馬鹿?」
母「は?」
私「だから、お前らは馬鹿かって言ってるん。」
母「あんた、親に向かってよくそんな口叩けるわね!」
私「高校の受験はAちゃんと取ってます。学校も常に成績トップです。塾でもトップです。君らこそ、ひそひそと嫌味言ってきたじゃん。」
私「親として、恥ずかしいとも思わないんだ、可哀想にー。てか、自分らこそ、勉強しろって言われてできんの?」
母「あんたね、、、!」
私「何?ようやく自分らがしてきたこと反省してきた?」
両親『、っ、、!』
私「話は終わり?じゃ、もう部屋戻るね、時間の無駄。」
そして、てくてくと部屋へ戻っていった。
高校受験が何だの、ちゃんとお前らの指示通りに塾だって通ってるのに。
やるべきことはちゃんとぜんぶこなしてるのに、なんで勝手に制限されなくてはいけないのだろうか。
好きなものを好きというの何が悪いのだろうか。
私には全く持ってわからない。それで、お前のことを心配して言ってる?なんだよそれ。
そう思いながらも、ゲーミングPC達を起動する。
ユーチューブを開いてっと、、、。
チャ録は今、、15万人。
広告も付いてるから、それなりに稼いでる方だよー。
Twitterのほうは、フォロワーさんが24万人。
こっちでは、結構いろんなやつ投稿してるから、フォロワーが多いんだよねー。
えっと、、、
『両親に推し活否定された、、、。マジぴえん』
っと、こんなんでいいだろ。投稿しとこー。
そしたら、すぐにコメントがついた。
『ちゃんとやることやってるなら、問題なくね?』
『オタ活の楽しさがなんでわからないのかなぁ?』
『オタ活してる民として、それは許せない!価値観の問題でしょ!』
ここのみんなはやっぱり優しい。
私を認めてくれる。私の居場所は、こんな狭苦しい家じゃない。
広くて温かい、この場所にあるんだ。
私は、この画面を見て、そう思えた。
確かに、アンチとかいう奴らもいるけど、でも、そのアンチは私じゃなくて、フォロワー達が倒してくれる。
ここの人達は、、、私を認めてくれた。
こんな現実なんかより、大切なもの。
今日も私は、みんなに、問う。
『私を認めてくれますか?』
-end-
〈おまけ〉
A「ね、ほしまるちゃんの動画見た?」
B「見た見たー!オタ活否定されたから、両親にブチギレてみたってやつでしょ!」
A「そう!ほしまるちゃん、まじかっこよかった!」
B「それなぁー!一生推す!」
結果!現実でも、彼女はちゃんと、認められていた! ほっしーさん(福岡・13さい)からの相談
とうこう日:2023年8月24日みんなの答え:1件
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オタクの話…! はろっー☆元來実の咲桜/sakuraだよっ!
学校めんどww
(*ゝ_●・*)ノ=s=t=a=r=t=!==============
最初の1文を短編小説コーナーで見た瞬間、「それな!!!!」と思って気づいたらタップしてました!
ほしまるちゃん?はオタクだけど否定されて、ある日ブチギレたんだよね。
さくらも否定されたらボコす勢いでやりたくなるけど、さすがに両親までやる勇気ない、、、
ほしまるちゃんは強いと思うし、これあらも両親さんに左右されることなくオタ活をやってほしいと思います!
あと勉強1位すごい、、
(*ゝ_○・*)=f=i=n=i=s=h==============
それでは!桜の花びらをプレゼント! 咲桜/sakuraさん(東京・9さい)からの答え
とうこう日:2023年10月10日
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- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
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