初雪のふる校庭で。
私、山本咲凜(やまもとさり)。今年の春から中1になるんだ。……って、まだ冬の2月なんだけど。
私ね、最近なやみがあるの。……聞いてくれるかな。
ーーーーーーーーーーーーーー一
これは−私・咲凜が小6の秋頃の話。
いつもいつも近所で小3の松原歩夢(まつばらあゆむ)と遊んでたんだ。
そんなある日、私がゲーム出来ない事知っておいて
歩「なぁ咲凜、ゲームしよー」
とか言ってくるからね、
咲「歩夢、なんで私がゲーム出来ない事知っておいてそんな事言うの!?」
って強く言い返した。そして言った直後、しまった、と思った。
歩「あ、ごめんっ。わざとじゃないんだ。でも咲凜だってそんなに強く言う必要ないじゃん。」
咲「言いわけしないで!」
歩「っ、言いわけじゃない!」
咲「もう勝手にして!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
って、ささいな事で大ゲンカになっちゃったの。
それ以来、歩夢と喋れてなくて。
私、あの時の事、すごく後悔してるの。だからいつかあやまりたいな、って思ってたんだ。
……でも、どうやってあやまればいいのか分からない。
咲「あ、そう言えば。」
もうあさってで歩夢の誕生日だ。2月14日。バレンタイン。
…………………………………………………………………。
あっ、そうだ!
誕プレとチョコと手紙をー緒に渡して、私、卒業するから
「今までありがとう。」
って言えばいいんだ。じゃ、さっそく用意しよう。
ー2日後ー
…よし、okかな?
あとは渡すだけ、っと。
−よし、歩夢の家に到着。
……だめだ、手がふるえてチャイムが押せない。
どうしよう、とあたふたしていた時。
?「ん?咲凜ちゃん?」
ふり返ると歩夢のお母さん・松原歩波(まつばらほなみ)さんが買い物袋を手に持ち、立っていた。
咲「あの、歩夢、いませんか?」
波「歩夢、咲凜ちゃん探しに咲凜ちゃんの家行ったよ。いまか−」
咲「ありがとうございました!」
波「えっ、ちょっ…」
そうだったんだ、歩夢、待ってて。
咲「えっ、いない、ここにも。おかーさーん!歩夢きてなーい?」
咲母「え?歩夢くん?咲凜探しに学校行ったよ?」
咲「え?そうなの。ありがと!」
咲母「ちょっと?」
私達の通う愛聖小学校(あいせいしょうがっこう)に行ったんだ!
咲「歩夢ったら!……あっ、」
雪だ。初雪。綺麗だなぁ。……ってそんな事考えてる場合じゃない!急ご
咲「ハァッ、ハァッ。歩夢。亅
歩「え?咲凜?咲凜…良かった…グスッ…グス……」
咲「グスッ…ねえ、歩夢、お誕生日おめでとう。あと、今まで家ではともかく、学校で遊べて楽しかった。ありがとう!あと、秋頃のケンカ、私が悪かった。ごめん。」
歩夢は泣くのも忘れて、しばらく呆然としていた。
歩「手紙と誕プレありがとう。そして学校で遊んでくれてありがとう。……と、ケンカ、僕が悪かった。ごめん。」
咲「ううん、私が悪いよ………」
そして、私達は初雪のふる校庭でわんわん泣きながら抱き合った。
30分ぐらいしてから歩夢は泣くのをぴたりと止め、こう言った。
歩「咲凜。ずっと好きだった。付き合って。」
咲「ありがとう。歩夢。私も好きだった。お願いします。」
そう。私が待ち望んでいたのはこの言葉。
ーあとがきー
はじめまして。このお話の作者・凜歩です。
長いお話ですが、どうだったでしょうか。コメント、お願いします! 凜歩Rihoさん(選択なし・10さい)からの相談
とうこう日:2023年9月24日みんなの答え:2件
私ね、最近なやみがあるの。……聞いてくれるかな。
ーーーーーーーーーーーーーー一
これは−私・咲凜が小6の秋頃の話。
いつもいつも近所で小3の松原歩夢(まつばらあゆむ)と遊んでたんだ。
そんなある日、私がゲーム出来ない事知っておいて
歩「なぁ咲凜、ゲームしよー」
とか言ってくるからね、
咲「歩夢、なんで私がゲーム出来ない事知っておいてそんな事言うの!?」
って強く言い返した。そして言った直後、しまった、と思った。
歩「あ、ごめんっ。わざとじゃないんだ。でも咲凜だってそんなに強く言う必要ないじゃん。」
咲「言いわけしないで!」
歩「っ、言いわけじゃない!」
咲「もう勝手にして!」
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って、ささいな事で大ゲンカになっちゃったの。
それ以来、歩夢と喋れてなくて。
私、あの時の事、すごく後悔してるの。だからいつかあやまりたいな、って思ってたんだ。
……でも、どうやってあやまればいいのか分からない。
咲「あ、そう言えば。」
もうあさってで歩夢の誕生日だ。2月14日。バレンタイン。
…………………………………………………………………。
あっ、そうだ!
誕プレとチョコと手紙をー緒に渡して、私、卒業するから
「今までありがとう。」
って言えばいいんだ。じゃ、さっそく用意しよう。
ー2日後ー
…よし、okかな?
あとは渡すだけ、っと。
−よし、歩夢の家に到着。
……だめだ、手がふるえてチャイムが押せない。
どうしよう、とあたふたしていた時。
?「ん?咲凜ちゃん?」
ふり返ると歩夢のお母さん・松原歩波(まつばらほなみ)さんが買い物袋を手に持ち、立っていた。
咲「あの、歩夢、いませんか?」
波「歩夢、咲凜ちゃん探しに咲凜ちゃんの家行ったよ。いまか−」
咲「ありがとうございました!」
波「えっ、ちょっ…」
そうだったんだ、歩夢、待ってて。
咲「えっ、いない、ここにも。おかーさーん!歩夢きてなーい?」
咲母「え?歩夢くん?咲凜探しに学校行ったよ?」
咲「え?そうなの。ありがと!」
咲母「ちょっと?」
私達の通う愛聖小学校(あいせいしょうがっこう)に行ったんだ!
咲「歩夢ったら!……あっ、」
雪だ。初雪。綺麗だなぁ。……ってそんな事考えてる場合じゃない!急ご
咲「ハァッ、ハァッ。歩夢。亅
歩「え?咲凜?咲凜…良かった…グスッ…グス……」
咲「グスッ…ねえ、歩夢、お誕生日おめでとう。あと、今まで家ではともかく、学校で遊べて楽しかった。ありがとう!あと、秋頃のケンカ、私が悪かった。ごめん。」
歩夢は泣くのも忘れて、しばらく呆然としていた。
歩「手紙と誕プレありがとう。そして学校で遊んでくれてありがとう。……と、ケンカ、僕が悪かった。ごめん。」
咲「ううん、私が悪いよ………」
そして、私達は初雪のふる校庭でわんわん泣きながら抱き合った。
30分ぐらいしてから歩夢は泣くのをぴたりと止め、こう言った。
歩「咲凜。ずっと好きだった。付き合って。」
咲「ありがとう。歩夢。私も好きだった。お願いします。」
そう。私が待ち望んでいたのはこの言葉。
ーあとがきー
はじめまして。このお話の作者・凜歩です。
長いお話ですが、どうだったでしょうか。コメント、お願いします! 凜歩Rihoさん(選択なし・10さい)からの相談
とうこう日:2023年9月24日みんなの答え:2件
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すっごく上手だよ! こんちゃ!将来の夢は小説家の、楽々でぇ〜す!
恋愛小説好きなんだよね〜(タイプは何でも)
初雪が恋の予感を出していましたね。
情景がすごく浮かび上がります!
次作も期待しています!
バイバ〜イ! 楽々さん(栃木・12さい)からの答え
とうこう日:2023年11月20日 -
めちゃくちゃ上手!! どーも(`。・ω・。)元紗蘭の花凜だよっ*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。
よろしくねっo(。・ω・。)o
*本題*
めっちゃ上手!!
おつかりん(`・ω・´)ゞ 花凜さん(岐阜・12さい)からの答え
とうこう日:2023年11月20日
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