・・・逆行?
僕は佐々木 連。今年の4月で小学6年生になる。性別は男だ。
僕はいつも不真面目で成績はそこそこ。クラスで真ん中ぐらいだ。
ちなみに両親の名前は母さんが伊藤 里奈で、父さんが佐々木 優。
僕は両親と一緒に日々まともな生活を送っている。
否、送っていた。
あの日、僕のまともな生活はきれいに音を立てて崩れ落ちたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある日、僕は美少女になっていた。
どうしてこうなったのかはどうしても思い出せないが、この美少女には何か見覚えがあるような気がする。
夢かともおもったが、どうやら寝違えたらしく、首が痛かったから夢ではなさそうだ。
僕は2023年の3月にいたはずだったが、壁にかかっているカレンダーを見るとどうやら今は1973年の8月らしい。
―親世代?
ということで、自分がどこにいるのか、だれなのか、何歳なのかを確かめるために、部屋を調べてみようと思った。
調べた結果、僕は同い年の運動神経抜群&成績 No.1、名前は伊藤 紗良という天才少女になったらしい。
―伊藤?伊藤といえば、母さん?―
さらに調べてみると、どうやら僕は母さんの姉になっていたらしい。
母の姉になるという気分は、なんとも不思議なものだ。
朝の7時になったから部屋を出てリビングへ行くと、僕が知っているのより数十年分若い叔父叔母がすでにいた。
「紗良、おはよー♪」
「おはよう♪」
「父さん、母さん、おはよう♪」
「悪いけど、里奈を起こしてきてくれない?また寝坊しているみたいなの」
「えーっ、母さんがいってよー。私、おなかすいた!」
女子になっているということを忘れないで、ちゃんと「私」といえたことに少し安心。ただ、一番心配なのは普段の態度と同じようになっているか、ということだった。でも、両親の反応からしていつもこんな態度らしい。
「お姉ちゃんなんだから、妹の世話もして!」
「もう、しかたがないなぁ!」
そういって「里奈の部屋」と書かれた札がかかっている部屋へ向かう。
「里奈!朝だよ!おきて!」
「え〜、もうちょっとだけ〜」
「だめ!朝ご飯抜くよ!」
「えっ!?まじ!?」
そういってガバッと起き上がると
「ちゃんと起きたから朝ご飯置いといてよ!」
といった。
はいはいと軽く返事をして、僕は僕の朝ご飯を食べにリビングへ戻った。
母さんってこんなかんじだったんだな〜
しばらくして4月1日になり、新学期が始まった。
僕は6年4組、母さんは3年3組に組み分けされた。
僕は天才少女になってしまったので何とかして学力を上げなければならないため、ものすごく頑張って教科書をすべて暗記し、通知表などを見直して学校での性格を調べたりした。
どうやらかなりメリハリがあるらしく、休み時間はものすごく明るいが、授業中はまじめキャラらしい。
もともとの僕はいつも不真面目だったから、授業中はまじめに集中しているように見せるために努力をした。
学校が始まってからわかったことといえば、僕はモテていて、相当な人気者らしいが、それに嫉妬した人たちから悪口をいわれたりしていて、どれも無視していたらいい、ということだ。
そんなこんなで1ヶ月が経ったある日、僕は自分がもともと住んでいた場所に行こうと思った。
この世界で天才美少女として暮らすのもいいが、やっぱり元居た世界にもどりたい。
両親には「遊びに行く」という理由で僕は家を出た。
歩いていると、「僕」が見つかった。
―え?
気が付くと、僕は「僕」に戻っていた。
そして、目の前に紗良がいる。
―あれ?
「僕たちは、いつか、どこかで…」
そういったのはどっちだったか。おそらく両方だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのあと何があったのかは覚えていない。
気が付いたときには、僕は自分の部屋の布団で寝ていた。
END
読んでくれてありがとう!
文章おかしいかもしれないし、誤字脱字あったらごめんね!
最後の意味はご想像にお任せします!
以上、短編小説 初投稿でした! Rey(旧みいろです!名前変えました!)さん(選択なし・12さい)からの相談
とうこう日:2023年10月10日みんなの答え:1件
僕はいつも不真面目で成績はそこそこ。クラスで真ん中ぐらいだ。
ちなみに両親の名前は母さんが伊藤 里奈で、父さんが佐々木 優。
僕は両親と一緒に日々まともな生活を送っている。
否、送っていた。
あの日、僕のまともな生活はきれいに音を立てて崩れ落ちたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある日、僕は美少女になっていた。
どうしてこうなったのかはどうしても思い出せないが、この美少女には何か見覚えがあるような気がする。
夢かともおもったが、どうやら寝違えたらしく、首が痛かったから夢ではなさそうだ。
僕は2023年の3月にいたはずだったが、壁にかかっているカレンダーを見るとどうやら今は1973年の8月らしい。
―親世代?
ということで、自分がどこにいるのか、だれなのか、何歳なのかを確かめるために、部屋を調べてみようと思った。
調べた結果、僕は同い年の運動神経抜群&成績 No.1、名前は伊藤 紗良という天才少女になったらしい。
―伊藤?伊藤といえば、母さん?―
さらに調べてみると、どうやら僕は母さんの姉になっていたらしい。
母の姉になるという気分は、なんとも不思議なものだ。
朝の7時になったから部屋を出てリビングへ行くと、僕が知っているのより数十年分若い叔父叔母がすでにいた。
「紗良、おはよー♪」
「おはよう♪」
「父さん、母さん、おはよう♪」
「悪いけど、里奈を起こしてきてくれない?また寝坊しているみたいなの」
「えーっ、母さんがいってよー。私、おなかすいた!」
女子になっているということを忘れないで、ちゃんと「私」といえたことに少し安心。ただ、一番心配なのは普段の態度と同じようになっているか、ということだった。でも、両親の反応からしていつもこんな態度らしい。
「お姉ちゃんなんだから、妹の世話もして!」
「もう、しかたがないなぁ!」
そういって「里奈の部屋」と書かれた札がかかっている部屋へ向かう。
「里奈!朝だよ!おきて!」
「え〜、もうちょっとだけ〜」
「だめ!朝ご飯抜くよ!」
「えっ!?まじ!?」
そういってガバッと起き上がると
「ちゃんと起きたから朝ご飯置いといてよ!」
といった。
はいはいと軽く返事をして、僕は僕の朝ご飯を食べにリビングへ戻った。
母さんってこんなかんじだったんだな〜
しばらくして4月1日になり、新学期が始まった。
僕は6年4組、母さんは3年3組に組み分けされた。
僕は天才少女になってしまったので何とかして学力を上げなければならないため、ものすごく頑張って教科書をすべて暗記し、通知表などを見直して学校での性格を調べたりした。
どうやらかなりメリハリがあるらしく、休み時間はものすごく明るいが、授業中はまじめキャラらしい。
もともとの僕はいつも不真面目だったから、授業中はまじめに集中しているように見せるために努力をした。
学校が始まってからわかったことといえば、僕はモテていて、相当な人気者らしいが、それに嫉妬した人たちから悪口をいわれたりしていて、どれも無視していたらいい、ということだ。
そんなこんなで1ヶ月が経ったある日、僕は自分がもともと住んでいた場所に行こうと思った。
この世界で天才美少女として暮らすのもいいが、やっぱり元居た世界にもどりたい。
両親には「遊びに行く」という理由で僕は家を出た。
歩いていると、「僕」が見つかった。
―え?
気が付くと、僕は「僕」に戻っていた。
そして、目の前に紗良がいる。
―あれ?
「僕たちは、いつか、どこかで…」
そういったのはどっちだったか。おそらく両方だった。
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そのあと何があったのかは覚えていない。
気が付いたときには、僕は自分の部屋の布団で寝ていた。
END
読んでくれてありがとう!
文章おかしいかもしれないし、誤字脱字あったらごめんね!
最後の意味はご想像にお任せします!
以上、短編小説 初投稿でした! Rey(旧みいろです!名前変えました!)さん(選択なし・12さい)からの相談
とうこう日:2023年10月10日みんなの答え:1件
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初投稿?! ななかです!
タイトルどうり、初投稿なのにすごいびっくりしました。
終わり方がおしゃれでいいなと思いました。
すごいです! ななかさん(大阪・11さい)からの答え
とうこう日:2023年12月12日
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- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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