永遠のキズナ
「茉那!今までありがとう!」
「道花ぁ、泣かないでよぉ」
そういいながら、私の目からは、あまじょっぱい水がぼろぼろと出てきていた。
「中1になって、2か月しか一緒にいられなかったけど、忘れないでね!」
「もちろん!永遠の友達だよ!」
私は茉那。中1だよ!小さい頃も含めて、これで転校は6回目。多すぎるよねぇ…
*
「静かにしなさい。みなさんのお待ちかねの転校生を紹介するわよ。いらっしゃい」
私は、最初のイメージが大事だとお母さんに教えてもらった。
「東区から来た、門倉茉那です。」
「じゃぁ、茉那さんは、杉本さんの隣の席ね」
「えぇっと、よろしくお願いします。」
「うん!よろ〜!私杉本澄乃!仲良くしよー」
ーーーーー*中休み*ーーーーー
「ねぇねぇ!茉那ちゃんって、好きなスポーツ何?」
「部活何にする?」
「茉那ちゃんってt…」
「はいはーい!そこまで、こんないっぱい質問したら、茉那ちゃん困るて」
私は感づいた。澄乃が声をかけたところで、みんなが一斉に黙る。だから、澄乃は、このクラスのリーダーだ。
澄乃に気に入られなければ。
「じゃぁ、茉那ちゃんは、前の学校で何て呼ばれてたの?」
「茉那ッちとか、茉那とか…けど、今はこの学校にいるから、何でもいいよ!」
「う〜ん、けど、私は茉那ッちがいいなぁ!みんなはどう思う?」
「いいと思う!」「澄ちゃんセンスいい!」
ほら、澄乃の意見に反するものはいない。
ーーーーーーーー*次の日*ーーーーーーーー
「はい!この学校はいいわねぇ。また、転校生が来たわよ!いらっしゃい!」
「東区から来た矢野道花です。」
「道花ぁ?!」
「ま…な…?」
「うわぁ!道花じゃん!お久ぁ〜!」
「…」
「茉那ッち?あれホントに友達?無視するなんてひどいやん」
「え…うん。友達。」
「じゃぁ、矢野さんは茉那さんの隣ね」
「はい…」
「道花!部活何にする?私テニス部に入ろうと思うんだけど!」
「…楽しそうね」
「え?」
「茉那ッちぃ関わんないほうがいいよ!私たちと遊ぼ!」
「え、あ、うん…」
「ほら、次の時間たいくだからさ、着替えなきゃ」
「あ、本当だぁ」
「更衣室いこぉ」
「あ、私も一緒に行く…」
「何?」
澄乃が低い声で言った。これは相当やばいなぁぁぁぁ…
「茉那。覚えてないの?」
「うぇ?あ、えっと、澄乃ちゃんごめん!先行ってって!」
「はぁい!あ、百合ぃ!待ってぇ一緒に着替えよ」
「道花どうしたの?雰囲気変わったね…何と言うか、、、」
「覚えてないの?祥子の事。」
「しょーこ!知ってるよ。覚えてる!私の友達!」
「ほんとに、忘れたのね。祥子のことを、私と茉那でいじめてたのよ。」
「え、え、え?友達ぃ、じゃないの?」
う〜ん?なんかあったけ…
そうだ、祥子は昔から、地味なことが好きだった。例えば石集めや、虫観察。私と道花には、とても一緒にできなかった。
だから、いじめた。それで私は祥子に殺されそうになった。雪ヶ池に突き落とされた。
水面がキラキラしているのを見ると、吐き気がするんだ。だからかな?
それで、私が少しの期間の記憶がなくなって、道花がそのいじめと同じことをされて、飛び切り元気だった、道花が、クマができ、髪の毛がぼさぼさになっているんだ。
「道花。ごめんね。」
「いや、もう大丈夫。終わった、こと。だから、」
「もう一度、もう一度友達になってくれる?」
「もちろん!」
あぁ、この空気覚えてる。2か月前と同じだ。
目から、あまじょっぱい水。つまり涙が出てきて、無意識に、道花を抱いていた。
再会。した。道花と もちみさん(東京・10さい)からの相談
とうこう日:2023年11月7日みんなの答え:1件
「道花ぁ、泣かないでよぉ」
そういいながら、私の目からは、あまじょっぱい水がぼろぼろと出てきていた。
「中1になって、2か月しか一緒にいられなかったけど、忘れないでね!」
「もちろん!永遠の友達だよ!」
私は茉那。中1だよ!小さい頃も含めて、これで転校は6回目。多すぎるよねぇ…
*
「静かにしなさい。みなさんのお待ちかねの転校生を紹介するわよ。いらっしゃい」
私は、最初のイメージが大事だとお母さんに教えてもらった。
「東区から来た、門倉茉那です。」
「じゃぁ、茉那さんは、杉本さんの隣の席ね」
「えぇっと、よろしくお願いします。」
「うん!よろ〜!私杉本澄乃!仲良くしよー」
ーーーーー*中休み*ーーーーー
「ねぇねぇ!茉那ちゃんって、好きなスポーツ何?」
「部活何にする?」
「茉那ちゃんってt…」
「はいはーい!そこまで、こんないっぱい質問したら、茉那ちゃん困るて」
私は感づいた。澄乃が声をかけたところで、みんなが一斉に黙る。だから、澄乃は、このクラスのリーダーだ。
澄乃に気に入られなければ。
「じゃぁ、茉那ちゃんは、前の学校で何て呼ばれてたの?」
「茉那ッちとか、茉那とか…けど、今はこの学校にいるから、何でもいいよ!」
「う〜ん、けど、私は茉那ッちがいいなぁ!みんなはどう思う?」
「いいと思う!」「澄ちゃんセンスいい!」
ほら、澄乃の意見に反するものはいない。
ーーーーーーーー*次の日*ーーーーーーーー
「はい!この学校はいいわねぇ。また、転校生が来たわよ!いらっしゃい!」
「東区から来た矢野道花です。」
「道花ぁ?!」
「ま…な…?」
「うわぁ!道花じゃん!お久ぁ〜!」
「…」
「茉那ッち?あれホントに友達?無視するなんてひどいやん」
「え…うん。友達。」
「じゃぁ、矢野さんは茉那さんの隣ね」
「はい…」
「道花!部活何にする?私テニス部に入ろうと思うんだけど!」
「…楽しそうね」
「え?」
「茉那ッちぃ関わんないほうがいいよ!私たちと遊ぼ!」
「え、あ、うん…」
「ほら、次の時間たいくだからさ、着替えなきゃ」
「あ、本当だぁ」
「更衣室いこぉ」
「あ、私も一緒に行く…」
「何?」
澄乃が低い声で言った。これは相当やばいなぁぁぁぁ…
「茉那。覚えてないの?」
「うぇ?あ、えっと、澄乃ちゃんごめん!先行ってって!」
「はぁい!あ、百合ぃ!待ってぇ一緒に着替えよ」
「道花どうしたの?雰囲気変わったね…何と言うか、、、」
「覚えてないの?祥子の事。」
「しょーこ!知ってるよ。覚えてる!私の友達!」
「ほんとに、忘れたのね。祥子のことを、私と茉那でいじめてたのよ。」
「え、え、え?友達ぃ、じゃないの?」
う〜ん?なんかあったけ…
そうだ、祥子は昔から、地味なことが好きだった。例えば石集めや、虫観察。私と道花には、とても一緒にできなかった。
だから、いじめた。それで私は祥子に殺されそうになった。雪ヶ池に突き落とされた。
水面がキラキラしているのを見ると、吐き気がするんだ。だからかな?
それで、私が少しの期間の記憶がなくなって、道花がそのいじめと同じことをされて、飛び切り元気だった、道花が、クマができ、髪の毛がぼさぼさになっているんだ。
「道花。ごめんね。」
「いや、もう大丈夫。終わった、こと。だから、」
「もう一度、もう一度友達になってくれる?」
「もちろん!」
あぁ、この空気覚えてる。2か月前と同じだ。
目から、あまじょっぱい水。つまり涙が出てきて、無意識に、道花を抱いていた。
再会。した。道花と もちみさん(東京・10さい)からの相談
とうこう日:2023年11月7日みんなの答え:1件
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友情の物語、、、良いね!! こんちゃ☆こーぽーだよー☆
友情、、良いねえ、、最近友情の話読んでなかったしなあ、、
あと最後にアドバイス!!
澄乃ちゃんを最後に出して欲しかったかな☆
あとセリフ、誰が言ってるのかどうかわからないから、名前、書いた方がいいかなー☆(キャラが似てるときとか)
それ以外、、ほんとに感動しました☆また書いて頂けると光栄!!
応援してます☆頑張ってください☆ こーぽーさん(大阪・10さい)からの答え
とうこう日:2024年1月16日
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