。
ぽつん__と雨が降る日。私、時川 恋夢(ときがわ れゆめ)はもぞもぞと動く袋を見つけた。
ゆっくりと近づいて持っていた傘でちょんとつついてみる。
ビクッとその生き物?は跳ねた。えぇい。もう開けてやらあっ!そこら辺のガキんちょのごとく
思いっきり袋に飛びかかりパッと袋の口を開ける。そこには、耳まで口がさけて、目はランランと赤く燃えた化け物が...
ということもなく少し濡れて毛がぺちゃんとなった茶色い犬がいた。
放置するのはかわいそうなので連れて帰って洗うことにした。
「母さんただいま〜犬拾ったんだけど飼っていい〜?」
「あんらぁ〜♪れゆめちゃんが生き物を飼うなんて珍しいじゃなぁ〜い♪いいわよ♪お世話はちゃんとするのよ♪」
と見事な親バカっぷりを添えた許可を貰った。早速風呂場に犬を連れて行きわしゃわしゃと洗っていく。
最初は温かいお湯にびっくりして震えていたが次第に気持ち良くなってきたのか終わる頃にはもっとお湯よこせぇ〜とでも言いたげな顔でこっちを見ていた。
茶色の犬だと思っていたのはひどい汚れのせいだったようで今では真っ白で綺麗な毛並みだ。
しっかりタオルで水を拭いて乾かしてやるとふわっふわのぬいぐるみのようになった。よしっ。
お腹すいてるだろうなぁ...。なんか冷蔵庫あったかなぁ...。水を平皿に注ぎ、出すとぺちゃぺちゃと音を立ててすぐに飲んだ。
ササミくらいなら冷蔵庫にもあるし...。ごそごそと冷蔵庫を掻き回すようにしてササミを見事掘り当てた(?)
犬は満足げに綺麗に食べ尽くしたあと「くわぁっ」とあくびをして私の膝の上で寝てしまった...。
あ、名前付けなきゃだな。ん〜...。大福みたいな色してるし、袋に入ってたからフクかな。
明日からどうしよう..。そう色々考えてる内に寝てしまった。
「...て!...きて!..起きて!!」朝からなんだろ〜...って、ん!?んだこの状況は。
今私は、銀髪の無駄に()顔が整った人に起こされている。「ふぁっ!?誰...ですか!?」
「フクですよ。ほら、あの白猫です!弱っているところをれゆめさんに助けてもらったのです!だから恩返しに何か一つ願いを叶えさせてください!」
「え...ちょ待って...フクぅぅっ!?なんで喋れるの!?立ってる!?しかも人間!?イケメンだしいぃっ!ブフォッッ_(:3」z)_」
「あ〜あ〜w落ち着いてくださいw僕はそうです。話せて人間の姿にもなれますw魔法使いの犬なのでw」 「ぬぇっ!?魔法使い!?本当にいたんだぁ...!」
「はい。いますよ。近くにも意外といるんですよ。2丁目の薬屋さんとか...近所のKIZNANパン屋さんとか...おっと企業秘密を...。今のことは忘れてくださいませ」
「はいはい!提案!フクも人間界気になることあるだろうし交互に質問しあうのはどう?」「いいですね!」てな感じでかれこれ暮らし始めて数ヶ月...。それは初雪の日のことだった...。
「フク〜!今日ね、雪降ったの!一緒に遊ばない!?」「れゆめよかったねwけどこんなイケメンと遊んでたら嫉妬されちゃわない?w」
「え〜w嫉妬も何もご自由にお持ち帰りください〜的な?」「おいw持ち帰りってw」というような冗談を言い合う仲にもなっていた。
だか急に黙るフクを見て私は「どうかしたの?」と思わず尋ねた。「あのね...。僕、れゆめに助けてもらったでしょ?で、ご主人様から『初雪の日までに恩返しをしてから帰ってきなさい。』ってテレパスを受けて...。
どうしてもれゆめと離れたくなくてさ...。言うの遅くなってごめん...。だからさ、願い言って?今までありがとね...!楽しかった。」
「そっかぁ...。私も楽しかった...。こちらこそありがとう。願いかぁ...。それってなんでもあり?」「願いを増やしたりするようなずる賢いのはだめ。」
「ん〜...じゃあ、これで!フクと一緒にいたい!」「...!?」「だって魔法使いの犬はまだたくさんいるでしょ?私、フクと一緒にいたいから。」
「れゆめ...!ありがとう!けどね、ご主人様の元を離れると契約が切れて人間の姿や、人語を話せなくなっちゃうの。それでも一緒にいてくれる?」「もちろん!フクはフクだもん!!」
「その願い、受け入れた。これでもう話すのは最後だね。今までありがとう。それと...大好き___」ボフンッ...フクが犬に戻った。
「うん...。フク...。本当は私も好きだった...。けどこれからは一緒にいられるよ?もっとはやく言ってよ..w」「ワンっ!」そっちこそはやく言ってよwそんな感じに聞こえた。
どもぉぉお!アンダーバー様大好きぃ!作者の琥珀きゅんですっ☆(((
感想どしどし待ってまぁぁぁすっ! 琥珀_Kohakuさん(岐阜・12さい)からの相談
とうこう日:2023年12月5日みんなの答え:2件
ゆっくりと近づいて持っていた傘でちょんとつついてみる。
ビクッとその生き物?は跳ねた。えぇい。もう開けてやらあっ!そこら辺のガキんちょのごとく
思いっきり袋に飛びかかりパッと袋の口を開ける。そこには、耳まで口がさけて、目はランランと赤く燃えた化け物が...
ということもなく少し濡れて毛がぺちゃんとなった茶色い犬がいた。
放置するのはかわいそうなので連れて帰って洗うことにした。
「母さんただいま〜犬拾ったんだけど飼っていい〜?」
「あんらぁ〜♪れゆめちゃんが生き物を飼うなんて珍しいじゃなぁ〜い♪いいわよ♪お世話はちゃんとするのよ♪」
と見事な親バカっぷりを添えた許可を貰った。早速風呂場に犬を連れて行きわしゃわしゃと洗っていく。
最初は温かいお湯にびっくりして震えていたが次第に気持ち良くなってきたのか終わる頃にはもっとお湯よこせぇ〜とでも言いたげな顔でこっちを見ていた。
茶色の犬だと思っていたのはひどい汚れのせいだったようで今では真っ白で綺麗な毛並みだ。
しっかりタオルで水を拭いて乾かしてやるとふわっふわのぬいぐるみのようになった。よしっ。
お腹すいてるだろうなぁ...。なんか冷蔵庫あったかなぁ...。水を平皿に注ぎ、出すとぺちゃぺちゃと音を立ててすぐに飲んだ。
ササミくらいなら冷蔵庫にもあるし...。ごそごそと冷蔵庫を掻き回すようにしてササミを見事掘り当てた(?)
犬は満足げに綺麗に食べ尽くしたあと「くわぁっ」とあくびをして私の膝の上で寝てしまった...。
あ、名前付けなきゃだな。ん〜...。大福みたいな色してるし、袋に入ってたからフクかな。
明日からどうしよう..。そう色々考えてる内に寝てしまった。
「...て!...きて!..起きて!!」朝からなんだろ〜...って、ん!?んだこの状況は。
今私は、銀髪の無駄に()顔が整った人に起こされている。「ふぁっ!?誰...ですか!?」
「フクですよ。ほら、あの白猫です!弱っているところをれゆめさんに助けてもらったのです!だから恩返しに何か一つ願いを叶えさせてください!」
「え...ちょ待って...フクぅぅっ!?なんで喋れるの!?立ってる!?しかも人間!?イケメンだしいぃっ!ブフォッッ_(:3」z)_」
「あ〜あ〜w落ち着いてくださいw僕はそうです。話せて人間の姿にもなれますw魔法使いの犬なのでw」 「ぬぇっ!?魔法使い!?本当にいたんだぁ...!」
「はい。いますよ。近くにも意外といるんですよ。2丁目の薬屋さんとか...近所のKIZNANパン屋さんとか...おっと企業秘密を...。今のことは忘れてくださいませ」
「はいはい!提案!フクも人間界気になることあるだろうし交互に質問しあうのはどう?」「いいですね!」てな感じでかれこれ暮らし始めて数ヶ月...。それは初雪の日のことだった...。
「フク〜!今日ね、雪降ったの!一緒に遊ばない!?」「れゆめよかったねwけどこんなイケメンと遊んでたら嫉妬されちゃわない?w」
「え〜w嫉妬も何もご自由にお持ち帰りください〜的な?」「おいw持ち帰りってw」というような冗談を言い合う仲にもなっていた。
だか急に黙るフクを見て私は「どうかしたの?」と思わず尋ねた。「あのね...。僕、れゆめに助けてもらったでしょ?で、ご主人様から『初雪の日までに恩返しをしてから帰ってきなさい。』ってテレパスを受けて...。
どうしてもれゆめと離れたくなくてさ...。言うの遅くなってごめん...。だからさ、願い言って?今までありがとね...!楽しかった。」
「そっかぁ...。私も楽しかった...。こちらこそありがとう。願いかぁ...。それってなんでもあり?」「願いを増やしたりするようなずる賢いのはだめ。」
「ん〜...じゃあ、これで!フクと一緒にいたい!」「...!?」「だって魔法使いの犬はまだたくさんいるでしょ?私、フクと一緒にいたいから。」
「れゆめ...!ありがとう!けどね、ご主人様の元を離れると契約が切れて人間の姿や、人語を話せなくなっちゃうの。それでも一緒にいてくれる?」「もちろん!フクはフクだもん!!」
「その願い、受け入れた。これでもう話すのは最後だね。今までありがとう。それと...大好き___」ボフンッ...フクが犬に戻った。
「うん...。フク...。本当は私も好きだった...。けどこれからは一緒にいられるよ?もっとはやく言ってよ..w」「ワンっ!」そっちこそはやく言ってよwそんな感じに聞こえた。
どもぉぉお!アンダーバー様大好きぃ!作者の琥珀きゅんですっ☆(((
感想どしどし待ってまぁぁぁすっ! 琥珀_Kohakuさん(岐阜・12さい)からの相談
とうこう日:2023年12月5日みんなの答え:2件
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
2件中 1 〜 2件を表示
-
琥珀さん〜〜〜♪+*☆* (*o_ _)o*))
ど-もですっ♪♪
@元.歌夜,瀬里菜の紫羽だょ☆+*
2/11(日)から,バレンタイン&誕生日限定ニクネ,
*紫羽*に改名してますっ♪☆*
2/18(日)は,紫羽の誕生日♪♪
11歳になります☆
(* ・∪・*)ノヨロシク.。○o〇
*******************
琥珀さん.′.′.′.′
めちゃくちゃ,上手すぎて,心に残った~~~♪☆*
素敵な短編小説だねっ♪☆*
読んでくれてありがとう(人・∪・*)☆
またキズなんで会おうねっ♪
(*>ω<)ノ゙♪バイバイ(*・・)β 紫羽 | Siu@元.歌夜,瀬里菜さん(千葉・10さい)からの答え
とうこう日:2024年2月17日 -
琥珀さんだ! こんちゃっ(^^♪花凜だっちゃヾ(*。・ ω < 。*) ノ゙
☆*: .。. o本題o .。.:*☆
とても面白かったよ!
アドバイスをするとしたら、
・小説に顔文字は使わない方がいいと思う
・小説に、「w」は使わない方がいいと思う
かな。
読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪ 花凜*かりん*#元澄実#ふぬってる奴さん(岐阜・12さい)からの答え
とうこう日:2024年2月16日
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
2件中 1 〜 2件を表示
-
- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
- カテゴリごとの新着相談
-
-
- みんなの好きな短歌は?11月29日
-
- Safariについての質問です01月12日
-
- どうすれば、、、?※重い内容注意01月12日
-
- 困っています01月12日
-
- 親の神対応教えてほしい!01月13日
-
- 中学受験したいけど、、、01月12日
-
- スキー教室と生理が被りそう!!01月12日
-
- かぜ、どうしたら早く直る?01月13日
-
- 高校に入学してからの部活について、、、、01月12日
-
- みんなの好きなkーpopアイドル教えて!01月13日
-
- プロセカ好きな人集まれ!01月12日
-
- 先輩に告白したい、、!!01月12日
-
- 肌荒れやばい、、、、01月13日
-
- 【大至急】高校受験について教えて!01月13日
-
- ポケモンカードが気になる!01月12日
-
- あの場所で 〜笑顔と感動の物語〜09月30日
-
いじめで困ったり、ともだちや先生のことで不安や悩みがあったりしたら、一人で悩まず、いつでもすぐ相談してね。
・>>SNSで相談する
・電話で相談する
・>>地元の相談窓口を探す
18歳までの子どものための相談先です。あなたの思いを大切にしながら、どうしたらいいかを一緒に考えてくれるよ。