キツネお面の叫べないカナリア
ここ、、、は、、?
どこ?
「おいおい、ここどこだ?」
「わかんない。さっきまで教室にいたのに、、」
「なんでこんな場所に」
「おい、、開けろ!」
「だ、、だれか、、」
誰もが思う。何でここに来たか、、でも、私はわかる。
『なぜならここは私が作ったセカイの中だから』
【プレイヤー】
駿(しゅん)
周りは困惑している。俺だってそうだ。さっきまで部屋でテレビを見ていたのに、、急にテレビが砂嵐状態になって、、
気が付いたらここにいた。あたりを見渡しても困惑している人ばっかり、、全員で6人、、、あれ?さっきは7人だったはず、、
そう思っていると突然目の前にキツネのお面をかぶった、14歳ぐらいの女の子がいた。
『プレイヤー諸君、こんにちわ〜〜』
「なんだ?」
「女の子?」
「今すぐここから出せ!」
お面?そうか、さっきのうちの一人はキツネのお面をしていたのか!
『自己紹介するね。ここの村を管理しているキツネだよ』
「そんなことはいいから!」
『どうやら悪い子がいるみたいだね。お仕置きしなくちゃ』
そういうと、その子は拳銃を取り出した。なんで?誰もが思う、、そこにいた人たちの空気が変わった。
もう、どこにも余裕ぶっているそぶりはなく、むしろ怖がっている風に、、、
『わかった?じゃあ、このセカイの説明をするね』
誰も反論するものはいなくなった。周りを見ると震えていたり、中には真面目に聞いている者もいた。
キツネは戸惑うことなく説明する。
『このセカイから出ることはできない』
一瞬にして皆の血の気が引いた。じゃあ、、一生このままってこと?
『ここから出る方法はただ一つ。このセカイのどこかにある、叫べないカナリアの心の中を見つけること』
「カナリア?」
「叫べないってどういうこと?」
「心の中?」
『困惑するだろうね。このセカイには、カナリアが全部で七匹いるんだ』
『でも、そのうちの一匹が鳴けなくなり、やがてそのカナリアの心の中が作られた』
『今回、それを君たちに探してもらいたい』
「そのためにここに連れてきたのか?」「そんなことだけの問題で?」
『文句はなし。それに、その場所を見つけないと元の場所に戻れないのだから』
『質問はある?』
「あの、もし見つかって帰れたら、その時の時間ってどうなるのですか?」
メガネのいかにも優等生らしき女の子が言った。
『それはここに来た時間帯に戻すから今日、11月26日の午後5時となる』
「はいはい!あーしも質問!キツネっちは普段どこにいるの?」
『普段は庭園にいる。お前たちが呼んで、その時気が向いたら行く』
「その庭園ってあーしらは入れるの?」
『入れない。っていうかどこか見つけられないだろうな』
『他はないか?』
誰も話さない中、一人手を上げた。少しまん丸い子だ
「あの、、食べ物とかってあるの?」
『一応ある程度の食材は揃っている。食べたかったら自分で作るか、私を呼んでくれればいい』
「あ、ありがとう!」
キツネは続けた。
『あと、個人スペース、リビング、図書室などの部屋もあるから確認するように。足りなかったら翌日には追加する。
それじゃあ』
「ま、まってくれ」
思わず声をあげてしまった。
「追加するとはどういうことだ?」
『そのままの意味だ。ここは私が作ったセカイだ。それくらいのことはできる。では、またあとで』
「とりあえず状況はわかりました。早くその『カナリアの心の中』を見つけないといけません」
「でも、どこにあんのか、、」
「と、とりあえずみんな自己紹介しましょ。もしかしたら長い付き合いになるかもしれませんし、、」
そうして、俺たちはそれぞれ名前と学年を言い合った。どうやら全員、中学生、高校生のようだ。
中1があんず。中2はいなく、中3が俺(駿)とみずき。高1がななみとかずや。高2がはるとだ。
一応、キツネにも聞いたのだが、何も教えてくれなかった。まるで正体を隠しているかのように、、
【キツネ】
『早く気付いてくれ。私が、「叫べないカナリア」だってことに、、』
『も、もう時間がない、、わ、私が虐待されている子だって気づいて、』
『君たちを呼び出したのは、、そのためなんだよ』
『この能力はあとこれで最後なんだ、、』
『気づいてくれ、、頼む』
終わり
読んでくれてありがとうございました。感想待ってます。 るなさん(大阪・13さい)からの相談
とうこう日:2024年1月6日みんなの答え:3件
どこ?
「おいおい、ここどこだ?」
「わかんない。さっきまで教室にいたのに、、」
「なんでこんな場所に」
「おい、、開けろ!」
「だ、、だれか、、」
誰もが思う。何でここに来たか、、でも、私はわかる。
『なぜならここは私が作ったセカイの中だから』
【プレイヤー】
駿(しゅん)
周りは困惑している。俺だってそうだ。さっきまで部屋でテレビを見ていたのに、、急にテレビが砂嵐状態になって、、
気が付いたらここにいた。あたりを見渡しても困惑している人ばっかり、、全員で6人、、、あれ?さっきは7人だったはず、、
そう思っていると突然目の前にキツネのお面をかぶった、14歳ぐらいの女の子がいた。
『プレイヤー諸君、こんにちわ〜〜』
「なんだ?」
「女の子?」
「今すぐここから出せ!」
お面?そうか、さっきのうちの一人はキツネのお面をしていたのか!
『自己紹介するね。ここの村を管理しているキツネだよ』
「そんなことはいいから!」
『どうやら悪い子がいるみたいだね。お仕置きしなくちゃ』
そういうと、その子は拳銃を取り出した。なんで?誰もが思う、、そこにいた人たちの空気が変わった。
もう、どこにも余裕ぶっているそぶりはなく、むしろ怖がっている風に、、、
『わかった?じゃあ、このセカイの説明をするね』
誰も反論するものはいなくなった。周りを見ると震えていたり、中には真面目に聞いている者もいた。
キツネは戸惑うことなく説明する。
『このセカイから出ることはできない』
一瞬にして皆の血の気が引いた。じゃあ、、一生このままってこと?
『ここから出る方法はただ一つ。このセカイのどこかにある、叫べないカナリアの心の中を見つけること』
「カナリア?」
「叫べないってどういうこと?」
「心の中?」
『困惑するだろうね。このセカイには、カナリアが全部で七匹いるんだ』
『でも、そのうちの一匹が鳴けなくなり、やがてそのカナリアの心の中が作られた』
『今回、それを君たちに探してもらいたい』
「そのためにここに連れてきたのか?」「そんなことだけの問題で?」
『文句はなし。それに、その場所を見つけないと元の場所に戻れないのだから』
『質問はある?』
「あの、もし見つかって帰れたら、その時の時間ってどうなるのですか?」
メガネのいかにも優等生らしき女の子が言った。
『それはここに来た時間帯に戻すから今日、11月26日の午後5時となる』
「はいはい!あーしも質問!キツネっちは普段どこにいるの?」
『普段は庭園にいる。お前たちが呼んで、その時気が向いたら行く』
「その庭園ってあーしらは入れるの?」
『入れない。っていうかどこか見つけられないだろうな』
『他はないか?』
誰も話さない中、一人手を上げた。少しまん丸い子だ
「あの、、食べ物とかってあるの?」
『一応ある程度の食材は揃っている。食べたかったら自分で作るか、私を呼んでくれればいい』
「あ、ありがとう!」
キツネは続けた。
『あと、個人スペース、リビング、図書室などの部屋もあるから確認するように。足りなかったら翌日には追加する。
それじゃあ』
「ま、まってくれ」
思わず声をあげてしまった。
「追加するとはどういうことだ?」
『そのままの意味だ。ここは私が作ったセカイだ。それくらいのことはできる。では、またあとで』
「とりあえず状況はわかりました。早くその『カナリアの心の中』を見つけないといけません」
「でも、どこにあんのか、、」
「と、とりあえずみんな自己紹介しましょ。もしかしたら長い付き合いになるかもしれませんし、、」
そうして、俺たちはそれぞれ名前と学年を言い合った。どうやら全員、中学生、高校生のようだ。
中1があんず。中2はいなく、中3が俺(駿)とみずき。高1がななみとかずや。高2がはるとだ。
一応、キツネにも聞いたのだが、何も教えてくれなかった。まるで正体を隠しているかのように、、
【キツネ】
『早く気付いてくれ。私が、「叫べないカナリア」だってことに、、』
『も、もう時間がない、、わ、私が虐待されている子だって気づいて、』
『君たちを呼び出したのは、、そのためなんだよ』
『この能力はあとこれで最後なんだ、、』
『気づいてくれ、、頼む』
終わり
読んでくれてありがとうございました。感想待ってます。 るなさん(大阪・13さい)からの相談
とうこう日:2024年1月6日みんなの答え:3件
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わぁお.......!!! こんにちののか〜!
ノノカだの〜
よろしくの〜
<本題>
めっちゃすごかった!
だれか気づいて........! ノノカさん(選択なし・8さい)からの答え
とうこう日:2024年3月15日 -
だれか気づいてあげて〜〜〜〜 続きめっちゃ気になるwどっかでキツネちゃんが気づいてもらえるといいな・・・ハラハラ みるみるぽんぽんさん(選択なし・12さい)からの答え
とうこう日:2024年3月10日 -
凄過ぎる…! こんちゃっ(^^♪双葉だよ(。・ω・。)
【本題】
凄過ぎる…!
読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪ 双葉*ふたば*#元花凜#ふぬっている奴さん(岐阜・12さい)からの答え
とうこう日:2024年3月9日
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