いつもと違う日
初投稿
私は飛んでいた、赤い空を、私は泳いでいた、黒い海を、私の目の前に鳥が現れる
鳥は口を開けて鳴いた、いや、鳴くと思ったと言った方が正しいかも知れない
「ジリリリリ、ジリリリリリ」
聞き覚えのある音、私はそれで正気に戻った
目の前の景色が一瞬で崩れて、次の瞬間には白い壁が目に映った
前にある窓のカーテンは空いている、朝だ
時計を見てみるとam6:00と表記されている、ベッドから起きてメガネをかける
眠たい
もう一度寝たいという欲望が頭を支配する、しかしその欲望を無視して私は洗面台へ進む
蛇口から水を出し、顔に水をかける
冷たい、タオルで顔を拭き、まだ重たい体を動かしながら外へ行く準備をする
鏡を見てみると私が写っていた
私の名前は濱 映姫 ただの学生だ、学生だった
ある日私は学校が嫌になり不登校になった
しかし今日こそは!
今日こそは学校に行ってやるぞと決めた日であった
ボサボサの黒髪をそのままにして、白い服を着て、外へ出る
「眩しッ」
いつも部屋の中にいた私には眩しいくらいの光が目に映り、目を閉じずにはいられなかった
手で顔を隠し、一歩進もうとした時
「にゃーお」
私の耳にはそう聞こえた、いや、私にしか聞こえてなかったのかもしれない
声の鳴った方向を見てみる、そこにあるのは車だけであった
ありえないとわかっていた、猫なんて此処にいるはずは無い
何故ならばこの世界にいる生き物は人間だけなのだから
ドイツで機械に性格を与える実験が成功して以来、機械の進歩は止まることを知らなかった
日本で自立神経を持ったAIが初めて開発された時、その時に気づくべきであった
人間にはまだ早かったと
そこからはもう想像できるであろう、人間と機械の大戦争が始まった、人類が今まで使ってきたあらゆる戦法、戦術、兵器が使われた、最終的には人間が勝利した、しかし今はこの有様である
そんなことを考えながら歩いていると、駅に着いた、駅には不思議な魅力がある
まるで過去に行ったかのような雰囲気を出してくれる、私は駅が好きだ
駅の中に入ると掃除マシーンがこちらに話してきた
「最近外は寒くなってきたから服着なよ?」
私はこの掃除マシーンと知り合いだった
「そう?私はそう感じないけどな、じゃあね」
掃除マシーンはポカーンとした顔でこっちを見てきたが、私には関係ない
駅の階段を降りていると、道の横に見知らぬ少年がいた、別に特別なことでは無いが、何故か気になった
「僕、今から何処に行くつもりなの?」
私は気になって話しかけてみた
「、、、、、、駅」
ボソボソと話していてあまり聞こえなかった
「駅って、、、、何駅?」
聞き取れなかったのでもう一度質問してみることにした
「迷い駅」
少年がそう言った瞬間、駅の中が真っ暗になった、停電?いや
この時代に停電なんてあり得ない
ならこれはなんなのだ?
そんな事を考えていると、手に何かが当たり、体が飛び上がる
「何!?何なの!?」
私は恐怖に耐えられずに叫び出した
すると、電車のガタンゴトンという音がして、いつの間にか目の前に電車内の光景が広がる
震える体を動かして外の景色を見てみる、私は信じられなかった
いや、これが現実と信じたくなかったのかもしれない
外はまるで絵本で見た日本のようになっていた、一面が畑、畑、畑である、
あり得ない、こんな事、全て科学で解決できるのでは無いのか?私は混乱した
「お嬢さん、あんたここの人じゃ無いね?」
少年らしき声が聞こえて、その声のなる方を向いた
そこには中学生程の年齢と思われる少年が1人、刀を携えていた
服は抜刀隊のような服を着ており、手には軍手をつけている
「あ、、、、え?、、、」
私はもう一度混乱した、私の身には何が起こっているのだろうか?
「心配しないで、うちはあんたを送り返すためにここに居るの」
呆気に取られていると少年が話し始めた
「貴方は不幸にも別世界の境に入ってしまったんだよ」
「貴方を送り返してあげる」
少年は私の手に何かを落とすと、その場から去っていった
次の瞬間に、私の目の前は真っ白になった、私は黒い海を泳いでいた、赤い空を飛んでいた
そんなありもしない記憶が私の脳に入ってくる、黒い鳥が私の目の前に現れる
「ジリリリリ、ジリリリリ」
私はその時に察した、これは夢であると
周りを見てみると白い壁が見える、私は戻ってきたのだ
安堵のため息をすると体をベッドから起き上がらせる、しかし何かを握っている感覚がした
手を見てみると、手には白い紙が貼られていた、、、、、
END
普通に長くなって中途半端になりました、許して下さい 作者さん(その他(海外)・12さい)からの相談
とうこう日:2024年1月12日みんなの答え:1件
私は飛んでいた、赤い空を、私は泳いでいた、黒い海を、私の目の前に鳥が現れる
鳥は口を開けて鳴いた、いや、鳴くと思ったと言った方が正しいかも知れない
「ジリリリリ、ジリリリリリ」
聞き覚えのある音、私はそれで正気に戻った
目の前の景色が一瞬で崩れて、次の瞬間には白い壁が目に映った
前にある窓のカーテンは空いている、朝だ
時計を見てみるとam6:00と表記されている、ベッドから起きてメガネをかける
眠たい
もう一度寝たいという欲望が頭を支配する、しかしその欲望を無視して私は洗面台へ進む
蛇口から水を出し、顔に水をかける
冷たい、タオルで顔を拭き、まだ重たい体を動かしながら外へ行く準備をする
鏡を見てみると私が写っていた
私の名前は濱 映姫 ただの学生だ、学生だった
ある日私は学校が嫌になり不登校になった
しかし今日こそは!
今日こそは学校に行ってやるぞと決めた日であった
ボサボサの黒髪をそのままにして、白い服を着て、外へ出る
「眩しッ」
いつも部屋の中にいた私には眩しいくらいの光が目に映り、目を閉じずにはいられなかった
手で顔を隠し、一歩進もうとした時
「にゃーお」
私の耳にはそう聞こえた、いや、私にしか聞こえてなかったのかもしれない
声の鳴った方向を見てみる、そこにあるのは車だけであった
ありえないとわかっていた、猫なんて此処にいるはずは無い
何故ならばこの世界にいる生き物は人間だけなのだから
ドイツで機械に性格を与える実験が成功して以来、機械の進歩は止まることを知らなかった
日本で自立神経を持ったAIが初めて開発された時、その時に気づくべきであった
人間にはまだ早かったと
そこからはもう想像できるであろう、人間と機械の大戦争が始まった、人類が今まで使ってきたあらゆる戦法、戦術、兵器が使われた、最終的には人間が勝利した、しかし今はこの有様である
そんなことを考えながら歩いていると、駅に着いた、駅には不思議な魅力がある
まるで過去に行ったかのような雰囲気を出してくれる、私は駅が好きだ
駅の中に入ると掃除マシーンがこちらに話してきた
「最近外は寒くなってきたから服着なよ?」
私はこの掃除マシーンと知り合いだった
「そう?私はそう感じないけどな、じゃあね」
掃除マシーンはポカーンとした顔でこっちを見てきたが、私には関係ない
駅の階段を降りていると、道の横に見知らぬ少年がいた、別に特別なことでは無いが、何故か気になった
「僕、今から何処に行くつもりなの?」
私は気になって話しかけてみた
「、、、、、、駅」
ボソボソと話していてあまり聞こえなかった
「駅って、、、、何駅?」
聞き取れなかったのでもう一度質問してみることにした
「迷い駅」
少年がそう言った瞬間、駅の中が真っ暗になった、停電?いや
この時代に停電なんてあり得ない
ならこれはなんなのだ?
そんな事を考えていると、手に何かが当たり、体が飛び上がる
「何!?何なの!?」
私は恐怖に耐えられずに叫び出した
すると、電車のガタンゴトンという音がして、いつの間にか目の前に電車内の光景が広がる
震える体を動かして外の景色を見てみる、私は信じられなかった
いや、これが現実と信じたくなかったのかもしれない
外はまるで絵本で見た日本のようになっていた、一面が畑、畑、畑である、
あり得ない、こんな事、全て科学で解決できるのでは無いのか?私は混乱した
「お嬢さん、あんたここの人じゃ無いね?」
少年らしき声が聞こえて、その声のなる方を向いた
そこには中学生程の年齢と思われる少年が1人、刀を携えていた
服は抜刀隊のような服を着ており、手には軍手をつけている
「あ、、、、え?、、、」
私はもう一度混乱した、私の身には何が起こっているのだろうか?
「心配しないで、うちはあんたを送り返すためにここに居るの」
呆気に取られていると少年が話し始めた
「貴方は不幸にも別世界の境に入ってしまったんだよ」
「貴方を送り返してあげる」
少年は私の手に何かを落とすと、その場から去っていった
次の瞬間に、私の目の前は真っ白になった、私は黒い海を泳いでいた、赤い空を飛んでいた
そんなありもしない記憶が私の脳に入ってくる、黒い鳥が私の目の前に現れる
「ジリリリリ、ジリリリリ」
私はその時に察した、これは夢であると
周りを見てみると白い壁が見える、私は戻ってきたのだ
安堵のため息をすると体をベッドから起き上がらせる、しかし何かを握っている感覚がした
手を見てみると、手には白い紙が貼られていた、、、、、
END
普通に長くなって中途半端になりました、許して下さい 作者さん(その他(海外)・12さい)からの相談
とうこう日:2024年1月12日みんなの答え:1件
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
1件中 1 〜 1件を表示
-
世界観が好き まじで小説にして売りたいくらい神
世界観がこの世の人が作ったとは思えないくらい
大好きですっ!!!!!
古参として推します。
これからもどんどん描いてくださいね!待ってまーす♪ 船長推しさん(東京・18さい)からの答え
とうこう日:2024年3月14日
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
1件中 1 〜 1件を表示
-
- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
- カテゴリごとの新着相談
-
-
- みんなの好きな短歌は?11月29日
-
- 公文バッグってもらえないの?01月11日
-
- 直したいんだ。01月11日
-
- いじめをいつまでも引きずってるのが悪い?01月12日
-
- 私の安らかな睡眠学習の時間がぁ…。01月11日
-
- なんかいい勉強方ってありますか?01月11日
-
- どうすればいいですか?01月12日
-
- 肩幅が広すぎる、、、01月12日
-
- 卓球部に入ってる中学生の先輩に質問です01月12日
-
- 魔男のイチって知っていますか?!01月11日
-
- 告白について、、01月12日
-
- 垢抜けたいです、質問返しお願いします!01月12日
-
- みんなが最近ハマってること01月12日
-
- あの場所で 〜笑顔と感動の物語〜09月30日
-
- 漢字検定は何級から受ければいい?01月12日
-
いじめで困ったり、ともだちや先生のことで不安や悩みがあったりしたら、一人で悩まず、いつでもすぐ相談してね。
・>>SNSで相談する
・電話で相談する
・>>地元の相談窓口を探す
18歳までの子どものための相談先です。あなたの思いを大切にしながら、どうしたらいいかを一緒に考えてくれるよ。