聞こえることのない『ごめんね』
私は、安藤小恋(あんどうここ)。中学2年生。
私の学校では「こっくりさん」が流行っていた。
「莉奈!こっくりさんやろうよ!」
「えぇ…やだよ〜!呪われたらどうするの?」
「呪われやしないよ!私が付いてる限り!」
「そういう、小恋は怖くないの〜?」
「えっ、ま、まぁね!」
内心怖かったけど、好奇心が旺盛な私にとって、始めてやるこっくりさんは、
関心しかなかった。
「んまー、いいよ!あっ、小恋、琉人の事聞くつもりなの?」
「ち、違うし!////」
「ほら〜!照れちゃって!ま、頑張りなよ!」
この時の私は、莉奈が私の恋を本気で応援してくれていると思っていた。
_それは、中休みのうちに一転した。
莉奈も、熱い目線で琉人君を見ていることを知ってしまった私は、
こっくりさんで試すことにした。
「今日の放課後、こっくりさんやろっか」
「今日かぁ…いいよ!」
ーーーーー放課後ーーーーー
教室の仲がざわついている一方で教室の片隅だけが、冷たい空気になっていた。
「やるよ…じゃぁここに人差し指をおいて、離しちゃだめだからね、」
「うん、もちろん!小恋が動かすのもだめだよ!」
「わかってる。」
呪文を唱え始めた。
しかし、呪文を言い終わってもこっくりさんは現れなかった。
「こないみたいだね!」
しかし、私はあきらめきれずに自分の指で動かし始めた。
「うわぁ、来ちゃったよ。」
「え、えぇ…」
莉奈は本気でこっくりさんがいると思っていないらしく目を見開いている。
まずは、簡単な質問から…
「こっくりさんこっくりさん、莉奈が好きな食べ物はなんですか」
私が知っていることを質問して、信用性を深めていく。
「すごいね、これ、本当だよ。じゃぁ、」
『こっくりさんこっくりさん、莉奈が好きな人は琉人ですか。』
私が動かしているこっくりさんは、「は」「い」と動いた。
「えっ、違う!ちが、う!私は、琉人の事好きzy…」
「私の恋、応援してくれるって言ってたくせに!嘘つき!本当は心の底から、
失敗しろって思ってたんでしょ!」
「違う!私はッ…もう、小恋なんて知らない!」
「指、離したら呪われちゃうんだよ!死んじゃうんだよ!」
私は、ちゃんと儀式をしてから、「自分」のこっくりさんを、返した。
次の日。私はどれだけひどいことを莉奈にしたのかはまだ知らなかった。
その日は、莉奈は学校に来なかった。
先生「みなさんに、悲しいお知らせがあります。」
なんだろうと、教室中がざわめいている中、私だけが顔をしかめていた。
「関口さんが、関口莉奈さんが、交通事故で亡くなりました……」
けど、なんで?こっくりさんは来ていなかったのに。
その夜、私は血の気が引くような思い出を残した。
〜END〜
読んでくれてありがと♪
なんで、こっくりさんは来ていなかったのに呪われたか、気になるよね〜?
それは、小恋が動かしていたんだけど、途中からこっくりさんが来たの。
小恋が知っている質問だから、こっくりさんも知っている。
で、血の気が引くような思い出っていうのは、莉奈の怨念で、小恋が_
って感じ!
それじゃ、ばいちゃッ(・・★) 凛空#ゆきだるまさん(東京・11さい)からの相談
とうこう日:2024年1月21日みんなの答え:0件
私の学校では「こっくりさん」が流行っていた。
「莉奈!こっくりさんやろうよ!」
「えぇ…やだよ〜!呪われたらどうするの?」
「呪われやしないよ!私が付いてる限り!」
「そういう、小恋は怖くないの〜?」
「えっ、ま、まぁね!」
内心怖かったけど、好奇心が旺盛な私にとって、始めてやるこっくりさんは、
関心しかなかった。
「んまー、いいよ!あっ、小恋、琉人の事聞くつもりなの?」
「ち、違うし!////」
「ほら〜!照れちゃって!ま、頑張りなよ!」
この時の私は、莉奈が私の恋を本気で応援してくれていると思っていた。
_それは、中休みのうちに一転した。
莉奈も、熱い目線で琉人君を見ていることを知ってしまった私は、
こっくりさんで試すことにした。
「今日の放課後、こっくりさんやろっか」
「今日かぁ…いいよ!」
ーーーーー放課後ーーーーー
教室の仲がざわついている一方で教室の片隅だけが、冷たい空気になっていた。
「やるよ…じゃぁここに人差し指をおいて、離しちゃだめだからね、」
「うん、もちろん!小恋が動かすのもだめだよ!」
「わかってる。」
呪文を唱え始めた。
しかし、呪文を言い終わってもこっくりさんは現れなかった。
「こないみたいだね!」
しかし、私はあきらめきれずに自分の指で動かし始めた。
「うわぁ、来ちゃったよ。」
「え、えぇ…」
莉奈は本気でこっくりさんがいると思っていないらしく目を見開いている。
まずは、簡単な質問から…
「こっくりさんこっくりさん、莉奈が好きな食べ物はなんですか」
私が知っていることを質問して、信用性を深めていく。
「すごいね、これ、本当だよ。じゃぁ、」
『こっくりさんこっくりさん、莉奈が好きな人は琉人ですか。』
私が動かしているこっくりさんは、「は」「い」と動いた。
「えっ、違う!ちが、う!私は、琉人の事好きzy…」
「私の恋、応援してくれるって言ってたくせに!嘘つき!本当は心の底から、
失敗しろって思ってたんでしょ!」
「違う!私はッ…もう、小恋なんて知らない!」
「指、離したら呪われちゃうんだよ!死んじゃうんだよ!」
私は、ちゃんと儀式をしてから、「自分」のこっくりさんを、返した。
次の日。私はどれだけひどいことを莉奈にしたのかはまだ知らなかった。
その日は、莉奈は学校に来なかった。
先生「みなさんに、悲しいお知らせがあります。」
なんだろうと、教室中がざわめいている中、私だけが顔をしかめていた。
「関口さんが、関口莉奈さんが、交通事故で亡くなりました……」
けど、なんで?こっくりさんは来ていなかったのに。
その夜、私は血の気が引くような思い出を残した。
〜END〜
読んでくれてありがと♪
なんで、こっくりさんは来ていなかったのに呪われたか、気になるよね〜?
それは、小恋が動かしていたんだけど、途中からこっくりさんが来たの。
小恋が知っている質問だから、こっくりさんも知っている。
で、血の気が引くような思い出っていうのは、莉奈の怨念で、小恋が_
って感じ!
それじゃ、ばいちゃッ(・・★) 凛空#ゆきだるまさん(東京・11さい)からの相談
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