ヒミツな親友
私、春野向日葵!(はるの ひまわり)小六の凡人だ☆それにしても、面白い名前じゃない!?春のひまわりって春か夏か分かんないね!しかも誕生日は冬なんだよ?生まれた日はとっても寒くて、夏のポカポカな陽気が恋しくなったらしいんだよね。ま、気に入ってるけどね!今日は12月1日。誕生日は12月14日だからあともうちょっと。
それにしても、今日はよく寝た−!私はグーッと腕を伸ばした。
「お腹すいたぁ。今何時?」
時計を見るとまだ、6時15分だった。今日は土曜日だ。
「早く起きすぎたかー」
することがなかったから、二度寝しようと布団に潜り込んだその時_
「いやーーっっ!!!」
へええ!!??なんか、天じょうに穴が空いて、人が落ちてきた!!!
「えっ?ええっ?なになにーーっ!!」
ドスンッ
「ふえっ」
うっ……押し潰された…なんなの!?
「ちょっと…一回どいて………重い…」
「ああ。ごめんなさい。」
その人(多分人?)がヒョイと私からおりる。身軽になった私はバッと起きあがってたずねた。
「あなた誰?なんで天じょうから落ちてきたの?どういうこと!?」
私はめっちゃ混乱していた。頭がパニック!
「突然上から落ちてきてしまって悪かったわ。私は霊香(れいか)よ。異世界から来たの。で、ここはどこ?」
へ??イセカイ…ってことは宇宙の外側!?そんなスケールの大きい話なの…?
「ここは…地球…だけど…」
「ふぅ〜ん。外の世界ってわけね。あなたの名前は?」
「私は、向日葵。春野向日葵。」
「へぇ。いい名前ね。」
え?初対面の人なら必ず面白いって言うのに。
「あら、そうなの?」
「え??えっとなんのこと?」
私、なんか言ったっけ。心の中では驚いてたけど…?
「私はね。人の心が読めるの。」
ええーーっ!!!異世界の人だからまさかとは思ってたけど…ほんとに?
「ええ。ほんとよ。」
「すごいすごいッ!!」
私はめっちゃ興奮しちゃった。だって異世界だよ!すごくない?!
「で、なんでここに来たの?」
「それがねぇ…紫透(しずく)に怒られたのよ…」
「ん?しずくって?」
「紫透も異世界に住んでるの。それで今日、ちょっと実験してたら失敗して。それで頭を冷やせって追い出されたわけよ」
霊香ちゃん…怒ってるけど、これは霊香ちゃんが悪いよ……
「なによ。向日葵まで。そうそう。紫透がね、一つ、魔法をくれたの。その魔法でこの星の人に住んでる人を幸せにしてこいってね。変な条件ね」
「ちょっ、ちょっと。それって…」
「だから、決めたの。私、向日葵を幸せにしてみせるわ!!ドヤッ」
「ええ!!私!!?」
もっと他の人を幸せにしてあげた方が……
「どうして?」
それは…
「私なんかより、もっと困っている人がいるでしょ?だからその人に」
「………」
霊香ちゃん、黙っちゃった。怒っちゃった??
「いえ。怒ってないわ。あのね、向日葵。自分のことを「なんか」なんて言っちゃだめよ。私、向日葵の願いをかなえたら、他の困ってる人のところへ行くわ!ドヤッ」
「私もかなえてもらっていいの?…」
不安になっちゃった。霊香ちゃんになにか支障はないのかな?
「その点は大丈夫。紫透に頼むから」
「そっか、なら…」
「大丈夫ね。期間は、そうね。…2週間くらいでいい?」
えっ
「2週間!!?ちょうど私の誕生日だ!!」
「そうなの?じゃあお誕生日プレゼントね」
それから、私たちはどんどん仲良くなった。私以外の人には霊香は見えていないみたい。あ、私も呼び捨てで呼んでいいよって言われたんだ!うれしい!
〜それから2週間後〜
今日は私の誕生日でもあり、霊香が帰っちゃう日でもある。私は朝からそわそわしていた。私の願いを、霊香はオーケーしてくれるかな?私の願いは霊香も気づいてないと思う。
「さあ。願いを聞かせてもらおうかしら」
いよいよだ。
「私の…願いは_霊香と一緒にいたい_」
霊香の反応がおくれた。でもすぐにわれに返って、
「どういうこと?」
と聞いてくれた。
「私、霊香と一緒にいて霊香のことが、かけがえのない存在になった。やっぱり、さびしい。一緒にいたいよ、霊香」
それから沈黙が続いた。
「__私だって一緒にいたいわ。でも、向日葵。あなたはここにいなくちゃいけないの。宇宙を出てはいけないのよ。私は助けに行くの。」
分かってる。でも!
「さびしいよ…霊香なしじゃ…」
「向日葵」
霊香が目線を合わせると、肩に手を置いた。
「向日葵、自信を持ちなさい。あなたならできるはずよ。私からのお願い。いつもの明るい、さんさんとしたあなたに戻って。私も安心する。」
「分かった。じゃあたくさんの人を助けてね。私からのお願い。」
「分かったわ」
その途端、霊香から光がはなたれた。
「「またね」」
私たちは、ヒミツな友達に手を振った。 蜜柑さん(静岡・11さい)からの相談
とうこう日:2024年4月9日みんなの答え:3件
それにしても、今日はよく寝た−!私はグーッと腕を伸ばした。
「お腹すいたぁ。今何時?」
時計を見るとまだ、6時15分だった。今日は土曜日だ。
「早く起きすぎたかー」
することがなかったから、二度寝しようと布団に潜り込んだその時_
「いやーーっっ!!!」
へええ!!??なんか、天じょうに穴が空いて、人が落ちてきた!!!
「えっ?ええっ?なになにーーっ!!」
ドスンッ
「ふえっ」
うっ……押し潰された…なんなの!?
「ちょっと…一回どいて………重い…」
「ああ。ごめんなさい。」
その人(多分人?)がヒョイと私からおりる。身軽になった私はバッと起きあがってたずねた。
「あなた誰?なんで天じょうから落ちてきたの?どういうこと!?」
私はめっちゃ混乱していた。頭がパニック!
「突然上から落ちてきてしまって悪かったわ。私は霊香(れいか)よ。異世界から来たの。で、ここはどこ?」
へ??イセカイ…ってことは宇宙の外側!?そんなスケールの大きい話なの…?
「ここは…地球…だけど…」
「ふぅ〜ん。外の世界ってわけね。あなたの名前は?」
「私は、向日葵。春野向日葵。」
「へぇ。いい名前ね。」
え?初対面の人なら必ず面白いって言うのに。
「あら、そうなの?」
「え??えっとなんのこと?」
私、なんか言ったっけ。心の中では驚いてたけど…?
「私はね。人の心が読めるの。」
ええーーっ!!!異世界の人だからまさかとは思ってたけど…ほんとに?
「ええ。ほんとよ。」
「すごいすごいッ!!」
私はめっちゃ興奮しちゃった。だって異世界だよ!すごくない?!
「で、なんでここに来たの?」
「それがねぇ…紫透(しずく)に怒られたのよ…」
「ん?しずくって?」
「紫透も異世界に住んでるの。それで今日、ちょっと実験してたら失敗して。それで頭を冷やせって追い出されたわけよ」
霊香ちゃん…怒ってるけど、これは霊香ちゃんが悪いよ……
「なによ。向日葵まで。そうそう。紫透がね、一つ、魔法をくれたの。その魔法でこの星の人に住んでる人を幸せにしてこいってね。変な条件ね」
「ちょっ、ちょっと。それって…」
「だから、決めたの。私、向日葵を幸せにしてみせるわ!!ドヤッ」
「ええ!!私!!?」
もっと他の人を幸せにしてあげた方が……
「どうして?」
それは…
「私なんかより、もっと困っている人がいるでしょ?だからその人に」
「………」
霊香ちゃん、黙っちゃった。怒っちゃった??
「いえ。怒ってないわ。あのね、向日葵。自分のことを「なんか」なんて言っちゃだめよ。私、向日葵の願いをかなえたら、他の困ってる人のところへ行くわ!ドヤッ」
「私もかなえてもらっていいの?…」
不安になっちゃった。霊香ちゃんになにか支障はないのかな?
「その点は大丈夫。紫透に頼むから」
「そっか、なら…」
「大丈夫ね。期間は、そうね。…2週間くらいでいい?」
えっ
「2週間!!?ちょうど私の誕生日だ!!」
「そうなの?じゃあお誕生日プレゼントね」
それから、私たちはどんどん仲良くなった。私以外の人には霊香は見えていないみたい。あ、私も呼び捨てで呼んでいいよって言われたんだ!うれしい!
〜それから2週間後〜
今日は私の誕生日でもあり、霊香が帰っちゃう日でもある。私は朝からそわそわしていた。私の願いを、霊香はオーケーしてくれるかな?私の願いは霊香も気づいてないと思う。
「さあ。願いを聞かせてもらおうかしら」
いよいよだ。
「私の…願いは_霊香と一緒にいたい_」
霊香の反応がおくれた。でもすぐにわれに返って、
「どういうこと?」
と聞いてくれた。
「私、霊香と一緒にいて霊香のことが、かけがえのない存在になった。やっぱり、さびしい。一緒にいたいよ、霊香」
それから沈黙が続いた。
「__私だって一緒にいたいわ。でも、向日葵。あなたはここにいなくちゃいけないの。宇宙を出てはいけないのよ。私は助けに行くの。」
分かってる。でも!
「さびしいよ…霊香なしじゃ…」
「向日葵」
霊香が目線を合わせると、肩に手を置いた。
「向日葵、自信を持ちなさい。あなたならできるはずよ。私からのお願い。いつもの明るい、さんさんとしたあなたに戻って。私も安心する。」
「分かった。じゃあたくさんの人を助けてね。私からのお願い。」
「分かったわ」
その途端、霊香から光がはなたれた。
「「またね」」
私たちは、ヒミツな友達に手を振った。 蜜柑さん(静岡・11さい)からの相談
とうこう日:2024年4月9日みんなの答え:3件
![※23:00〜6:00は回答の投稿はできません](/soudan/v2/images/btn_answer_ng.png)
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
3件中 1 〜 3件を表示
-
おー! おいしいサクサクくろわっさんです。
クロワッサン最高!!
本題
「私の…願いは_霊香と一緒にいたい_」
で、多分向日葵は宇宙に行くのだろうと思った。
でも、あえて結末を切なくしているとは天才。
…ん?
まってまって年齢11才!?
二年前の私が書いているようなものだと!?
天才すぎやろ((
それではー クロワッサン食べてきます! おいしいサクサクくろわっさん(選択なし・13さい)からの答え
とうこう日:2024年6月30日 -
素敵…! 蜜柑さん!小説読ませていただきました!
心にぐっときましたー
天才か?
また小説楽しみにしてます! 璃空光/Riaruさん(北海道・11さい)からの答え
とうこう日:2024年6月30日 -
泣ける こんにちは!アッピーです!
向日葵と霊香の友情に泣けました!短文ですみませんm(_ _)m
ではまたキズなんで(・∀・)/ アッピーさん(広島・11さい)からの答え
とうこう日:2024年6月30日
[ まえへ ]
1
[ つぎへ ]
3件中 1 〜 3件を表示
-
- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
-
- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
-
- 回答には相談に対する回答内容を投稿してください。過度に自己紹介等が書かれている場合は、スタッフにて削除・非公開対応を行わせていただきます。
- ニックネームを頻繁に変更して、「元○○」というような説明を記載することはやめてください。
- 1部のユーザーになりすましの投稿が行われています。なりすましの投稿はやめてください。
![※23:00〜6:00は相談の投稿はできません](/soudan/v2/images/sendng_subbtn.png)
![実施中のアンケート](/images/smp/survey_list_t.png)
- カテゴリごとの新着相談
-
-
- AIと話せるならどんなことを話してみたい?06月26日
-
- インスタ始めたいんだけど、、、07月15日
-
- 3人組つらいです。07月16日
-
- 意味がわからない⁈07月15日
-
- 【至急】父親が勝手に部屋に入ってくる…07月16日
-
- 高校受験07月15日
-
- 教えてください。※男子厳禁07月15日
-
- 風邪で07月16日
-
- 自分が違うのかな07月15日
-
- aespaについて教えてください!!!07月15日
-
- プロットアニメ好きなひといますか?07月16日
-
- 彼氏と別れてしまった07月16日
-
- みんなが今までに見たヤバい夢は?07月16日
-
- サンキューマートでオススメの商品は?07月15日
-
- 四つ子たちのひみつ04月21日
-
- 才能も何も無い私はどうすればいい?07月15日
-
![いろんな相談先があります](/images/bnr/bnr_sos.png)
![子供のSOSの相談窓口](/images/bnr/bnr_sos_2.png)
いじめで困ったり、ともだちや先生のことで不安や悩みがあったりしたら、一人で悩まず、いつでもすぐ相談してね。
・>>SNSで相談する
・電話で相談する
![24時間子供SOSダイヤル(通話料無料)](/images/bnr/bnr_tel.png)
・>>地元の相談窓口を探す
![チャイルドライン](/images/bnr/bnr_sos_3.png)
18歳までの子どものための相談先です。あなたの思いを大切にしながら、どうしたらいいかを一緒に考えてくれるよ。