姉と弟の本音
僕の名前は、鈴谷 真央(すずや まお)。小学6年生だ。
僕は自分で言うのも何だが、努力家だ。勉強や運動、芸術系のことも努力で全部こなしてきた。
容姿は…お姉ちゃんによると元々良かったらしい。僕は運が良いんだ。容姿以外なら基本的に努力次第だろう。
だが、そんな僕にもとても嫌いな人がいる。それは…
私の名前は、鈴谷 麻理(すずや まり)。中学2年生。
私の得意なことは、『目で見て覚える』こと。一度目で見た沢山のことを自分の手で実践することができる。
容姿はいいが、正直それはとても嬉しくないことだ。なぜなら、大好きなあの人に振り向いてもらえないからだ…
その大好きなあの人。それは・・・
僕鈴谷真央は、今病室にいる。目の前には冷たくなった母がいるんだ。
『どうして…どうしてだよぉ…。』
僕は弱々しい声を出しながら、頭をグジャグジャとした。悲しいよりも怖い。
僕の父は、僕が3歳の時に病気で亡くなってしまった。
そして、母は不慮の事故で亡くなったのだ。なんて運が悪いんだ。どうしよう…
僕がこんなに悩むのには理由がある。僕が嫌いな人と同居しなくてはならなくなると思うからだ。
そう、僕の嫌いな人は姉の鈴谷 麻理。彼女は天才型なんだ。
僕は、努力家だったから全部努力で身につけてきたんだ。なのに、姉は目で見た沢山のことを一発で実践することができる。羨ましい。
そんな嫌いな姉だから、僕は…僕は…ふ、不安なんだ。
私は知っていた。母が亡くなったのをいち早く叔母から聞いていた。
昨夜の晩に亡くなったことを告げられた。真央に言うのは明日の学校が終わってからにしようと思って、学校が終わったあと真央がいるのを
確認したうえで告げたんだ。ショックだっただろう。真央は、母のことが誰よりも大好きだった。
今も母にすがりついて弱々しく泣いていた。私も今同じ気持ちだが、姉として我慢しなくてはならない。辛い。
でも、真央とこれから暮らさなくてはならないこと、きっと真央は嫌だと思っているのだろう。
私は、真央のことが大好きなのに…そう、私の大好きな人は弟の鈴谷 真央。いつも努力をして沢山のことをできるようにしていく
彼のことが私は大好きだった。カッコよくて、キラキラしているアイドルのようだった。私もいっそ努力をしてみたかった。
彼とおんなじ立場になってみたかった。姉に酷いことを浴びせられ、そのうえ父も亡くなった。メンタルはぼろぼろになっているだろう。
はぁ…私ってなんて役立たずなんだろう。弟を元気づけられる何かはないものか…。
……あ、お姉ちゃんだ。僕はお姉ちゃんが病室にやってくると、僕はそっぽを向き、ツーンとした空気にさせてしまった。
『真央、これからどうしよっか。』お姉ちゃんが僕に聞いた。
僕は、『叔母さんのところに僕は引き取ってもらうことにした。』と言った。
さっき、叔母さんが来て『真央くんを引き取りますよ。』と言った。
嬉しかったけど、内心お姉ちゃんはどうするのか気になった。多分お姉ちゃんも僕と同じように叔母さんに引き取られるんだろうけど。
でもお姉ちゃんは、『私は、祖父母の家に引き取られることになったよ。』と。
僕は一瞬耳を疑った。でも、何度聞いても同じことが聞こえるだけだった。ど、どうして??
祖父母の家は、近くに公立の進学校(中高一貫校)があるから、お姉ちゃんはそこに行ったら良いと勧められていた。
元々学校でもその私立の学校に推薦されていたから、祖父母の家に引き取られるように言われたそうだ。
僕らは釣り合わない姉弟。だからこそ別れるのは寂しい。
だから、僕は今日こそ本音を言う。お姉ちゃんと過ごす最後の日になるから。
『お姉ちゃん、大好きだよ。』
お姉ちゃんは答えた。
『私も真央のこと大好き。』
僕らはずぅっと抱きついていた。
〜あとがき〜
ちゃお〜っ!ぽめさんだよ☆
今日は初めての短編小説書いてみました!!!
意外と面白いよね!すごくハッピーエンドだとぽめさんは思ったけど、
みんなの感想も聞きたいな!よろしくねっ!
以上!ぽめでした〜
ばいばい(・ω・)/ ぽめUo・ェ・oUさん(選択なし・12さい)からの相談
とうこう日:2024年4月26日みんなの答え:2件
僕は自分で言うのも何だが、努力家だ。勉強や運動、芸術系のことも努力で全部こなしてきた。
容姿は…お姉ちゃんによると元々良かったらしい。僕は運が良いんだ。容姿以外なら基本的に努力次第だろう。
だが、そんな僕にもとても嫌いな人がいる。それは…
私の名前は、鈴谷 麻理(すずや まり)。中学2年生。
私の得意なことは、『目で見て覚える』こと。一度目で見た沢山のことを自分の手で実践することができる。
容姿はいいが、正直それはとても嬉しくないことだ。なぜなら、大好きなあの人に振り向いてもらえないからだ…
その大好きなあの人。それは・・・
僕鈴谷真央は、今病室にいる。目の前には冷たくなった母がいるんだ。
『どうして…どうしてだよぉ…。』
僕は弱々しい声を出しながら、頭をグジャグジャとした。悲しいよりも怖い。
僕の父は、僕が3歳の時に病気で亡くなってしまった。
そして、母は不慮の事故で亡くなったのだ。なんて運が悪いんだ。どうしよう…
僕がこんなに悩むのには理由がある。僕が嫌いな人と同居しなくてはならなくなると思うからだ。
そう、僕の嫌いな人は姉の鈴谷 麻理。彼女は天才型なんだ。
僕は、努力家だったから全部努力で身につけてきたんだ。なのに、姉は目で見た沢山のことを一発で実践することができる。羨ましい。
そんな嫌いな姉だから、僕は…僕は…ふ、不安なんだ。
私は知っていた。母が亡くなったのをいち早く叔母から聞いていた。
昨夜の晩に亡くなったことを告げられた。真央に言うのは明日の学校が終わってからにしようと思って、学校が終わったあと真央がいるのを
確認したうえで告げたんだ。ショックだっただろう。真央は、母のことが誰よりも大好きだった。
今も母にすがりついて弱々しく泣いていた。私も今同じ気持ちだが、姉として我慢しなくてはならない。辛い。
でも、真央とこれから暮らさなくてはならないこと、きっと真央は嫌だと思っているのだろう。
私は、真央のことが大好きなのに…そう、私の大好きな人は弟の鈴谷 真央。いつも努力をして沢山のことをできるようにしていく
彼のことが私は大好きだった。カッコよくて、キラキラしているアイドルのようだった。私もいっそ努力をしてみたかった。
彼とおんなじ立場になってみたかった。姉に酷いことを浴びせられ、そのうえ父も亡くなった。メンタルはぼろぼろになっているだろう。
はぁ…私ってなんて役立たずなんだろう。弟を元気づけられる何かはないものか…。
……あ、お姉ちゃんだ。僕はお姉ちゃんが病室にやってくると、僕はそっぽを向き、ツーンとした空気にさせてしまった。
『真央、これからどうしよっか。』お姉ちゃんが僕に聞いた。
僕は、『叔母さんのところに僕は引き取ってもらうことにした。』と言った。
さっき、叔母さんが来て『真央くんを引き取りますよ。』と言った。
嬉しかったけど、内心お姉ちゃんはどうするのか気になった。多分お姉ちゃんも僕と同じように叔母さんに引き取られるんだろうけど。
でもお姉ちゃんは、『私は、祖父母の家に引き取られることになったよ。』と。
僕は一瞬耳を疑った。でも、何度聞いても同じことが聞こえるだけだった。ど、どうして??
祖父母の家は、近くに公立の進学校(中高一貫校)があるから、お姉ちゃんはそこに行ったら良いと勧められていた。
元々学校でもその私立の学校に推薦されていたから、祖父母の家に引き取られるように言われたそうだ。
僕らは釣り合わない姉弟。だからこそ別れるのは寂しい。
だから、僕は今日こそ本音を言う。お姉ちゃんと過ごす最後の日になるから。
『お姉ちゃん、大好きだよ。』
お姉ちゃんは答えた。
『私も真央のこと大好き。』
僕らはずぅっと抱きついていた。
〜あとがき〜
ちゃお〜っ!ぽめさんだよ☆
今日は初めての短編小説書いてみました!!!
意外と面白いよね!すごくハッピーエンドだとぽめさんは思ったけど、
みんなの感想も聞きたいな!よろしくねっ!
以上!ぽめでした〜
ばいばい(・ω・)/ ぽめUo・ェ・oUさん(選択なし・12さい)からの相談
とうこう日:2024年4月26日みんなの答え:2件
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感動 絵里奈です。名前覚えて行ってください。
うわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
これを読んでいる途中に涙が出て来そうになってしまって
これを打っている今もすごく涙が出ていきそう。
この短編小説を見た中でこのような兄弟が出てくる話が
一番すきです。
絵里奈(えりな)さん(静岡・9さい)からの答え
とうこう日:2024年11月25日 -
いい話! ヤッホー!!みんなにとって今日1日がいい日になりますように!虹色花火だよ!
本題
とてもいい話でした!初投稿!?すごいです!ありがとうございました! 虹色花火(元花火君、レインボー君)さん(神奈川・11さい)からの答え
とうこう日:2024年7月24日
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- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。
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