聞こえなくても頑張ろう!(恋愛です)
私は耳郎美玖(じろうみく)中2だよ。実は私難聴があるの。いつも補聴器をつけて暮らしているんだ。でもそんな私にも好きな人はいるわけで。名前は吉沢優陽(よしざわゆうひ)とっても優しいんだ!
ある日
「おっはよー美玖」
「あ、芹香おはよう」
この子は成瀬芹香(なるせせりか)私の大親友!
「おはよう〇〇さん」
「おっおはようございます優陽さまっ」きゃああああ!!
さすが優陽・・・挨拶しただけでめっちゃ騒がれてる!かっこいいもんね。
キーンコーンカーンコーン
予鈴だっ、座らなきゃ!
「おはようございます。今日のHRは来週から始まるプール学習について話したいと思います。―――」
えっ!?来週からプールなんて聞いてないんだけど!!補聴器つけらんないじゃん!!
1週間後
「―――はい、それでは自由に水泳を始めてください。」
「ねえ優陽、先生なんて言ったの?」
「自由に泳いでいいって。美玖聞こえないかもしんないし一緒に泳ごうか?」
「いいの?芹香に聞いてくる!」
「アピールするチャンスじゃん!行っといで!頑張れよっ」
「ありがとう!」
二人共聞こえやすいように耳の近くで大きめな声で言ってくれてる!優しいな。
「いいって!」
「おっけー」
あれ?誰か何か言ったかなぁ?
「ねぇ誰か何か言った?」
「女子たち喋ってたけど、多分美玖関係ないよ」
「よかったー」
「優陽、クロールでいいかな?」
「そーだね」
しばらくして
「では、授業を終わります。各自着替えて教室に戻ってください。」
「戻っていいの?」
「いいって」
よし、早く着替えy「ねえ美玖さん!」
「どうしたの?早川さんに桜木さん」
「ちょっと来てくれないかな?」
この子達は・・・プール、見学組か。
第3体育館
うっわー・・・ここほぼ使われてなくてほぼ廃墟なんだよねぇ・・・怖っ
「バッカじゃないの、こんなとこまでのこのこついてきてさ。うちらが話しかけてる時点で悟れよ。」クスクス
「えーっと・・・何が?」
「ほんとに馬鹿ね。私達はね、あんたを監禁するつもりで来たの。」
「えっ・・・なんて?」
「だーかーら!うちらは、あんたを監禁すんの!」
「なんでぇ!?」
「優陽様に近づくからよ。良かったわね―優陽様に近づく口実があって。まあ、当然の報いってワケ。じゃーね、お馬鹿さん!」
ガチャン
あ、鍵閉まった。え、てかさっむ!そっか、着替えてないから・・・!
ガタガタ
凍死しそう・・・!
「まじで美玖ダッサ!」「優陽様、こんなきもい女に近づかれて可愛そすぎる!」「いや、マジそれな」
あ、外にいるんだ、話し声がちょっと聞こえる。内容はわからないけどどうせ馬鹿にしてるんだろうな・・・
「ねえ3人とも、ここで何してるの?」「あっ優陽様・・・!」
「いつからいたんですか?」「最初からだよ」「えっ・・・」「もちろん、監禁したところも見てたから」
あれ、優陽いる・・・?声聞こえんと不便だな
「だって、あんな女が優陽様に近づくのが悪いんです!下心が見え見えなんです!」
「下心があるのは俺のほうだと思うよ」
「えっ・・・?」
「だって美玖の難聴でも健気で頑張ってるとことか辛いのを見せないとことかかわいいしすごいなって思ってたんだよ。近づきたいのは美玖にばれてたかもしんないけどさ、俺だって頑張ってたんだよ?だから・・・俺の好きなやつを侮辱すんなよ!」
どうしよう。最後、優陽が大きい声を出したからか聞こえてしまった。えっ、好きなやつ、って・・・もしかして、私のこと?もしかして、もしかするのでは。だったら・・・両思い!?
ガチャガチャ
鍵開いた・・・優陽かな。ていうか・・・こんな真っ赤な顔みられたくない・・・!恥ずかしくなって、体育座りの中に顔をうずめてしまう。
「美玖・・・!聞こえたら返事して・・・いた!・・・生きてる・・・よね?」「うん・・・」顔を見せないで、ということに集中!
「おーい」「なーにゆうふぃ・・・はめておぉ・・・」優陽に顔をひっぱり出されてむにゅーてされた。気をつけてたのに。顔赤いのバレちゃうじゃん・・・。
「顔赤いよ?熱ある?」「ないと思うよっ」あーもう、最悪、人生終わった。
「え?じゃあなんで・・・さっきの聞こえてた?距離近くなかったのに」
「私はそんなに重くない難聴だし、あんな大声だったら流石に聞こえるよ?」
「えぇーっ・・・」
「ねえ、優陽。」
「どした?」
「私も優陽のこと、好きだよ。」
「ほんとに?」
「うん、ほんと。」
「じゃあ、今から美玖は俺の彼女ってこと?」
恥ずかしいけど、私はこくりと頷いた。
そしたら、急に優陽がキスしてきた!
「恥ずかしいよ!」
「ごめん、美玖がかわいすぎて」
「はあ!?」
キャラ変わりすぎじゃない!?
「離さないから、覚悟しといて」
これから甘々な日々が始まりそうです・・! アイさん(東京・11さい)からの相談
とうこう日:2024年6月11日みんなの答え:2件
ある日
「おっはよー美玖」
「あ、芹香おはよう」
この子は成瀬芹香(なるせせりか)私の大親友!
「おはよう〇〇さん」
「おっおはようございます優陽さまっ」きゃああああ!!
さすが優陽・・・挨拶しただけでめっちゃ騒がれてる!かっこいいもんね。
キーンコーンカーンコーン
予鈴だっ、座らなきゃ!
「おはようございます。今日のHRは来週から始まるプール学習について話したいと思います。―――」
えっ!?来週からプールなんて聞いてないんだけど!!補聴器つけらんないじゃん!!
1週間後
「―――はい、それでは自由に水泳を始めてください。」
「ねえ優陽、先生なんて言ったの?」
「自由に泳いでいいって。美玖聞こえないかもしんないし一緒に泳ごうか?」
「いいの?芹香に聞いてくる!」
「アピールするチャンスじゃん!行っといで!頑張れよっ」
「ありがとう!」
二人共聞こえやすいように耳の近くで大きめな声で言ってくれてる!優しいな。
「いいって!」
「おっけー」
あれ?誰か何か言ったかなぁ?
「ねぇ誰か何か言った?」
「女子たち喋ってたけど、多分美玖関係ないよ」
「よかったー」
「優陽、クロールでいいかな?」
「そーだね」
しばらくして
「では、授業を終わります。各自着替えて教室に戻ってください。」
「戻っていいの?」
「いいって」
よし、早く着替えy「ねえ美玖さん!」
「どうしたの?早川さんに桜木さん」
「ちょっと来てくれないかな?」
この子達は・・・プール、見学組か。
第3体育館
うっわー・・・ここほぼ使われてなくてほぼ廃墟なんだよねぇ・・・怖っ
「バッカじゃないの、こんなとこまでのこのこついてきてさ。うちらが話しかけてる時点で悟れよ。」クスクス
「えーっと・・・何が?」
「ほんとに馬鹿ね。私達はね、あんたを監禁するつもりで来たの。」
「えっ・・・なんて?」
「だーかーら!うちらは、あんたを監禁すんの!」
「なんでぇ!?」
「優陽様に近づくからよ。良かったわね―優陽様に近づく口実があって。まあ、当然の報いってワケ。じゃーね、お馬鹿さん!」
ガチャン
あ、鍵閉まった。え、てかさっむ!そっか、着替えてないから・・・!
ガタガタ
凍死しそう・・・!
「まじで美玖ダッサ!」「優陽様、こんなきもい女に近づかれて可愛そすぎる!」「いや、マジそれな」
あ、外にいるんだ、話し声がちょっと聞こえる。内容はわからないけどどうせ馬鹿にしてるんだろうな・・・
「ねえ3人とも、ここで何してるの?」「あっ優陽様・・・!」
「いつからいたんですか?」「最初からだよ」「えっ・・・」「もちろん、監禁したところも見てたから」
あれ、優陽いる・・・?声聞こえんと不便だな
「だって、あんな女が優陽様に近づくのが悪いんです!下心が見え見えなんです!」
「下心があるのは俺のほうだと思うよ」
「えっ・・・?」
「だって美玖の難聴でも健気で頑張ってるとことか辛いのを見せないとことかかわいいしすごいなって思ってたんだよ。近づきたいのは美玖にばれてたかもしんないけどさ、俺だって頑張ってたんだよ?だから・・・俺の好きなやつを侮辱すんなよ!」
どうしよう。最後、優陽が大きい声を出したからか聞こえてしまった。えっ、好きなやつ、って・・・もしかして、私のこと?もしかして、もしかするのでは。だったら・・・両思い!?
ガチャガチャ
鍵開いた・・・優陽かな。ていうか・・・こんな真っ赤な顔みられたくない・・・!恥ずかしくなって、体育座りの中に顔をうずめてしまう。
「美玖・・・!聞こえたら返事して・・・いた!・・・生きてる・・・よね?」「うん・・・」顔を見せないで、ということに集中!
「おーい」「なーにゆうふぃ・・・はめておぉ・・・」優陽に顔をひっぱり出されてむにゅーてされた。気をつけてたのに。顔赤いのバレちゃうじゃん・・・。
「顔赤いよ?熱ある?」「ないと思うよっ」あーもう、最悪、人生終わった。
「え?じゃあなんで・・・さっきの聞こえてた?距離近くなかったのに」
「私はそんなに重くない難聴だし、あんな大声だったら流石に聞こえるよ?」
「えぇーっ・・・」
「ねえ、優陽。」
「どした?」
「私も優陽のこと、好きだよ。」
「ほんとに?」
「うん、ほんと。」
「じゃあ、今から美玖は俺の彼女ってこと?」
恥ずかしいけど、私はこくりと頷いた。
そしたら、急に優陽がキスしてきた!
「恥ずかしいよ!」
「ごめん、美玖がかわいすぎて」
「はあ!?」
キャラ変わりすぎじゃない!?
「離さないから、覚悟しといて」
これから甘々な日々が始まりそうです・・! アイさん(東京・11さい)からの相談
とうこう日:2024年6月11日みんなの答え:2件
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いい話ー! 今日も良い日になりますように♪#★Miu☆です!
とってもいい話!耳が聞こえない人の頑張りが分かった気がします!いい話ありがとうございます! #★Miu☆(元ハチワレ☆、モモンガ☆)さん(選択なし・11さい)からの答え
とうこう日:2024年9月19日 -
すごいです! こんにちは!
ニックネーム同じですね。
――☆本題☆――
キュンキュンしました!
もっとこういう話かいてほしいです。
――☆終わり☆――
またキズなんであいましょう! アイさん(その他(海外)・12さい)からの答え
とうこう日:2024年9月17日
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