恋する乙女とメガネくん
「やっぱ舞香さん美しい…」
「まさに高嶺の花というか、そんな感じだよな…女神…」
「けど舞香さん…」
「あの地味な、田代誠のことが好きなんだよな」
「おはよう、誠くん」
「おはようございます。戸城さん」
誠は舞香の前の席だ
舞香にとって、好きな人が前の席だなんてのはとんだご褒美だ
「そういえば…誠くんはいつもメガネかけてるけど、視力悪いの?」
「まあ、そうです」
ああ、誠は今日も可愛い
舞香はとてつもなくイタズラしたい欲求に駆られた
「ほいっ」
「あっ、ちょ」
つい出来心でメガネをとってみたところ、
舞香の体に衝撃が走った
「やめてくださいよ、外したらほんとに何にも見えないんですから…」
か、かわいい!!!
「かわいい…」
「はっ、え…?」
「あっ」
つい口から漏れてしまった声を押さえるに口を押さえた
が、時すでに遅し
誠も舞香も、目を逸らし真っ赤になって固まっていた
授業中
舞香はとても悩んでいた
そう、それはそれは悩んでいた
数学なんか必要ないだろう、なぜ学ぶのだろう
「わからないんですか?」
前を向くと、誠がくるっとこちらに振り向いているではないか
「わからないわ。教えてくれる?」
「仕方ないですね。ここはこうで…」
説明する姿がなんとも愛おしい
「で、ここは…って、聞いてます?」
「えっと…最初からお願いできるかしら」
「はあ…貴方って人は…」
体育の授業
ダンス、しかも男女ペアだなんて
苦痛と喜びが入り混じる授業
舞香にとってはどうだろうか
「私がペアでほんとにいいの?」
「まあ、組む人いませんし…」
もちろん、天国である
手を繋いで、曲に合わせて踊って…
…だが、舞香はそれどころではなかった
なぜなら、誠はぱっと見普通に踊っているが、
ずっと目を逸らしているわ耳は赤いわで可愛すぎるからだ
もう一生こうしていたい…そう思った
昼休み
いつもご飯を食べる友達が休み
=死を意味する
だが舞香にとっては好都合でもある
誠をご飯を一緒に食べようと誘う理由ができるから
「誠くん、私今日一緒に食べる人いなくて…
良かったら一緒に食べない?」
「構いませんが…僕でいいんですか?」
「ええ、逆に誠くんじゃなきゃ…いや、なんでもないわ」
「そうですか」
一緒に食べる権利を勝ち取ったはいいものの
照れてるのがバレないようにしてるが故にうまく話ができない
「その…」
「戸城さんは、恋愛とか、興味あるん、ですか」
!?!?!?!?
激アツだ、これはやばいぞ、激アツすぎる
「んー、そうね…」
私は…
「逆に、誠くんは?」
だああああもう私のバカ!今告白チャンスだったでしょうに!!
悶絶しながらも平静を装い、とりあえず誠に質問を投げかける
「僕は…別に、興味ないわけじゃないです」
「じゃあ、好きな人いるの?」
「…いますけど」
NOOOOOOOOO!!
これはどうなの!?両思いなの!?片想いなの!?!?
「ほら、チャイムなっちゃいますよ。早く食べましょう」
「え、ええ。そうね」
「…そういや、田代も舞香さんのこと好きなんだってさ」
「は?両思いかよ!羨まし」
「じゃあなんで付き合わねぇんだよ」
「さあ。まああの関係だからこそいいのかもな」
せかせかとお弁当を頬張る二人を、
クラスメイトはのんびりと見守っていた ぬづさん(愛知・12さい)からの相談
とうこう日:2024年6月23日みんなの答え:4件
「まさに高嶺の花というか、そんな感じだよな…女神…」
「けど舞香さん…」
「あの地味な、田代誠のことが好きなんだよな」
「おはよう、誠くん」
「おはようございます。戸城さん」
誠は舞香の前の席だ
舞香にとって、好きな人が前の席だなんてのはとんだご褒美だ
「そういえば…誠くんはいつもメガネかけてるけど、視力悪いの?」
「まあ、そうです」
ああ、誠は今日も可愛い
舞香はとてつもなくイタズラしたい欲求に駆られた
「ほいっ」
「あっ、ちょ」
つい出来心でメガネをとってみたところ、
舞香の体に衝撃が走った
「やめてくださいよ、外したらほんとに何にも見えないんですから…」
か、かわいい!!!
「かわいい…」
「はっ、え…?」
「あっ」
つい口から漏れてしまった声を押さえるに口を押さえた
が、時すでに遅し
誠も舞香も、目を逸らし真っ赤になって固まっていた
授業中
舞香はとても悩んでいた
そう、それはそれは悩んでいた
数学なんか必要ないだろう、なぜ学ぶのだろう
「わからないんですか?」
前を向くと、誠がくるっとこちらに振り向いているではないか
「わからないわ。教えてくれる?」
「仕方ないですね。ここはこうで…」
説明する姿がなんとも愛おしい
「で、ここは…って、聞いてます?」
「えっと…最初からお願いできるかしら」
「はあ…貴方って人は…」
体育の授業
ダンス、しかも男女ペアだなんて
苦痛と喜びが入り混じる授業
舞香にとってはどうだろうか
「私がペアでほんとにいいの?」
「まあ、組む人いませんし…」
もちろん、天国である
手を繋いで、曲に合わせて踊って…
…だが、舞香はそれどころではなかった
なぜなら、誠はぱっと見普通に踊っているが、
ずっと目を逸らしているわ耳は赤いわで可愛すぎるからだ
もう一生こうしていたい…そう思った
昼休み
いつもご飯を食べる友達が休み
=死を意味する
だが舞香にとっては好都合でもある
誠をご飯を一緒に食べようと誘う理由ができるから
「誠くん、私今日一緒に食べる人いなくて…
良かったら一緒に食べない?」
「構いませんが…僕でいいんですか?」
「ええ、逆に誠くんじゃなきゃ…いや、なんでもないわ」
「そうですか」
一緒に食べる権利を勝ち取ったはいいものの
照れてるのがバレないようにしてるが故にうまく話ができない
「その…」
「戸城さんは、恋愛とか、興味あるん、ですか」
!?!?!?!?
激アツだ、これはやばいぞ、激アツすぎる
「んー、そうね…」
私は…
「逆に、誠くんは?」
だああああもう私のバカ!今告白チャンスだったでしょうに!!
悶絶しながらも平静を装い、とりあえず誠に質問を投げかける
「僕は…別に、興味ないわけじゃないです」
「じゃあ、好きな人いるの?」
「…いますけど」
NOOOOOOOOO!!
これはどうなの!?両思いなの!?片想いなの!?!?
「ほら、チャイムなっちゃいますよ。早く食べましょう」
「え、ええ。そうね」
「…そういや、田代も舞香さんのこと好きなんだってさ」
「は?両思いかよ!羨まし」
「じゃあなんで付き合わねぇんだよ」
「さあ。まああの関係だからこそいいのかもな」
せかせかとお弁当を頬張る二人を、
クラスメイトはのんびりと見守っていた ぬづさん(愛知・12さい)からの相談
とうこう日:2024年6月23日みんなの答え:4件
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最ッ高!!!! 両思いな二人を陰で見守っているクラスメートが良き!!(笑)
結構前から見守ってる感があって」面白いです!!
天・才☆が居ますよここに!!!
これからも頑張ってください!!!!! れもれもん。さん(愛媛・12さい)からの答え
とうこう日:2024年10月5日 -
きゃぁぁぁぁ … /// #love ユーフォ 椛蒔 だみょん.
元,龍花×朱恋×海透花×椛紗×朱琶.(m*・・)mヨロシク*。゚.o。
<<<Maine+*
いゃ なにこれ !?
超 めちゃ 可愛すぎる ///
やばい,心臓 持たない.(((
とっっっっても 可愛い 短編小説 だった ><
>>>Finish+*
( ・・Λ" bye.。 椛蒔Uもみじ #朱琶 #改名さん(東京・13さい)からの答え
とうこう日:2024年10月3日 -
可愛いー! こんにちは!るるです♪
覚えといてくれると嬉しいです!
早速本題!
なんだかほんわかしてて可愛いなーって思いました。
全体的にこんなの漫画でありそーだし、あったらすごく面白くて
可愛くていいなって思います!
素敵な小説読ませてくれてありがとう! るるさん(宮崎・13さい)からの答え
とうこう日:2024年10月3日 -
めっちゃ良き! スノ担なおです。
めっちゃ良きすぎる!
もうプロ!
これからが楽しみです!
じゃーねー。 スノ担なおさん(三重・11さい)からの答え
とうこう日:2024年10月3日
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- 【「相談するとき」「相談の答え(回答)を書くとき」のルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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- 「短編小説投稿について」をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
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- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
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