短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
神の考えたこと
この状態は無。 周りには何もない そんな場所から一つの火の玉が生まれる。 火の玉はやがて、ビッグバンという爆発を起こす そして数億年、地球が生まれる 私は、神。 宇宙の様子を見守っている。 私の一日は、100億年ほど。 生き物は、必ず死を迎える。 神はというと? 当たり前ながら、死なない。つまり不死身ということだ。 さて、今日あったことを話していこう。 今日、地球という星が少し他の星と違ったので地球を観察することにした。 地球には、空気があり、海がある。自然もあるし、生き物もいる。 そんな地球の話。 地球には、恐竜が存在していた。それまた神の興味があるようなものだったが神はつまんなそうにつぶやく。 「この程度か。」 少し考えてから、神はそこら辺にあった石を地球に落としてみた。 地球には大気があるので、近くにおいてから離せば、そのまま落ちることができるのだ。 石はやがて、地球に墜落する。 石は隕石となり、恐竜に大きな被害をもたらす。 しばらくして地球はスノーボールアースになった。 神はそれを見つめ、記憶の中に入れる。 「面白い実験台だ。ここにサルを二匹入れてみよう。」 サルを二匹入れた終えた神は、ゆっくりと体を倒し目をつぶり、少し仮眠をとる。 少しして神はむっくりと起き上がる。 寝起きで機嫌が良いのか、口のはしをきゅっと上に持ち上げ、まるで好奇心あふれる子供のような顔で、いそいそと地球を見に行く。 地球の様子を見た途端、機嫌がよかった神のトーンが下がる。 地球は、人間に支配されていたのだ。 神は気づく。サルが時間をかけて人間に進化したと。 地球をよく観察すると、周りにスペースデブリ(宇宙のごみ)が大量に散らばっていた。 他にも、地球には陸にごみが捨ててあったり、他の動物をいじめたり、地球温暖化を進め、人間同士で戦争をしていたのだ。 「信じられん。人間がこんなにもおろかだったとは。少し買いかぶりすぎていたのかもしれんな。」 神は考えた。このまま生かしておいて良いのか。 存在自体ないものにする?いやそんなのはつまらない。 神は決めた。だんだんと太陽を膨張させよう。 人間はどうするか。 明日になったら黒焦げか。 人間は知らないのだ。自分の運命を。そして自分たちの過ちを。 その夜、地球でのニュースが始まっていた。{…太陽が地球まで届くのにあと、3日ほど!NASAやJAXAなどが対処しようにももうわずかな時間しか残っておりません!!三日間で愛す人と共に過ごしてください!} その様子を神はじっと見つめ、不気味に笑っていた。
いつか、君と親友に_
私の名前は秋苺梨、羽花(あいり、はな)。勉強もスポーツも普通で、あんまり目立たない中学1年生。私自身、目立ちたくないからいいんだけど。 私のクラスは、1年B組。このクラスには、王女様のような存在の女の子がいる。その子の名前は桜蘭月紅、四葉(さらつぐ、よつば)。四葉は、勉強は普通だけど、スポーツが得意。優しいし、友達もたくさんいる。おまけに可愛い女の子。 そんな四葉から、さっき、「ちょっと2人だけで話をしたいから、昼休みに屋上に来て」と言われた。私、なにか悪いことしたかな… 昼休みになって、私は屋上に行った。四葉はもう来ていた。ツインテールの髪を風にゆらしながらたっている姿は、同い年なのに、私よりも、すごく大人っぽい。四葉の姿に見惚れていたら、四葉が私に気付いた。なんて話しかければいいんだろう。そんなことを考えていたら、四葉が話し始めた。 「私、友達が欲しいの」 えっ?四葉は友達がたくさんいるじゃん。そう言おうとして、言うのをやめた。四葉の表情が気になった。見ていたら切なくなった。 「だから、羽花、私と友達になって。」 いいよ。そう言いたかった。誘ってくれて嬉しかった。でも、こんな普通の私が、こんなにキラキラした、人気者の女の子と友達になっていいんだろうか。心配で、 「いいの?」と聞いてみた。 四葉は、「うん!」と言ってくれた。私、クラスの人気者と友達になれた!そう思うと嬉しかった。 いつの間にか、私たちは泣いていた。そして、2人で笑い合った。 四葉は、「今日から、またよろしくね!」と言って、手を差し出してきた。 私はもちろん、「うん!」と言って、手を握り返した。 この日から私は、『友達』のことが、好きになった。この先、ずっと友達でいるだろう。 あの時、私たちは、誓った。 『いつか、君と親友に_』と。 ________________________ こんにちは!小6のMOMO★です! よかったら、コメントをください。 では、バイバーイ(*⁰▿⁰*)
友達
私の一番の友達「れな」 私は、いつものように赤いランドセルを背負いドアを開け家を出た。 横断歩道を渡り、踏切を越え教室の扉を開ける。これは、いつものことだ。 扉を開け「おはよう」と一声かける、 私の一番の友達「れな」は、朝が遅く 朝の会が始まっても学校には、 まだ来ない。これも、いつものことだ。 先生がうつむいたまま教室に入ってくる 「先生から、1つ大事な話があります。 真剣に聞いてください」と言われた。 教室は、静まり皆は、口を閉じた。 「昨日、れなが天国へ飛び立ったという。」 私は、信じられなくたった数秒で、涙が溢れ返ってきた。 「そんなバカな」 この言葉が心に響き渡る。 涙を流しまだ瞳に涙が残ったまま、1時間目の授業が始まった。 2.3.4と授業が終わっていった。 いつもなら「れな」が一緒に給食、 食べよ!と言ってくれる時間だ。 当たり前だがそんな言葉は、言われなかった。 私は、涙を残したまま1日が終わっていった。 次の日も、「れな」は、来なかった。 分かっているけれど、どうしても信じられなかった。 昼休み私は、「れな」との思い出の場所に向かった。 そこは、小学1年生のころ初めて「れな」 と喋った場所だ。 そこには、ある石が置いてある。 それは、2人で何時間もかけて削った 「ハートの石」 気づけば石が2人の宝物になっていた。 私は、また涙が溢れ返ってきた。 すると・・・ 「懐かしいねその石」 と聞いた事のある優しい声が聞こえてきた。 この声は、「れな」 「れな!」 「久しぶり」 とまた優しい声が返ってきた。 「ごめんね。私が小さい子を助けようとしたはめに」 「れな」は、道路に飛び出そうとした小さい子を助けようとして自分を犠牲に死んだらしい。 私は、我慢してた涙がボロボロ流れてきた。 「おいで」 とれなに抱きしめられた。 「私がここに居られるのは、ここまでクラスの皆を頼んだよ。」 強い風が吹きそこには、もう「れな」は、居なかった。 「うん」 と一声かけ、教室に戻った。 最後まで見て見ていただいてありがとうございました。 感想を書いていただけると、嬉しいです!
『今度は俺が入れてあげる。りんごも、君の口にも』
「おーい、大丈夫かー」 小春の猫なで声に、いつもなら突っ込む咲人だが、今現在彼にはそんな余裕はないようだ。 「うるさいやめ、て、はあ、響くから、」 ソファの上でそう言い返すのが精一杯の咲人は、同居している小春が目を覚ました時には既に唸っていたのだ。 昨日の夜、咲人は地元の友達がこっちに遊びに来たとかで意気揚々と飲みに出かけた。 帰ってきたのは午後9時頃。大学生というのもあるが、飲みにしては帰りが早かった。 そして彼は手に持っていたコンビニ袋から、お酒とお菓子を取りだして、飲み直すと高らかに宣言した。この時点でやめろと止めておくべきだった、と小春は後に後悔する…いや、後悔するのは咲人本人だけであって小春はむしろ弱った咲人を見れるのでラッキー。けれど、僕の分だけじゃなくて小春ちゃんにもお土産、と甘い言葉と甘いお菓子にちょろい小春は流され、結局一緒に飲んだ。 小春は、ポテトサラダにりんごを入れる入れないで軽く論争になったところまでは覚えているが、日付けが変わる前に自分が先に寝落ちしたのだろうと思った。ちなみに小春は入れない派。いやそんなことはどうでもいい。その後彼がどれだけ飲んだのかは知らないが、小春が朝目覚めた時にはソファの上で死にかけているやつがひとりいた。 「ううっ、はあ、気持ち悪い、」 目元までかかる直毛の髪をかき上げ、大きな目には涙の膜を張っている。小柄でそんなにお酒にも強くない咲人。こいつ吐きかねない、と小春は立ち上がり床に放り出されたままのコンビニ袋を手に取る。 「喋ると吐くよ。昨日何時まで起きてたの」 「おぼ、覚えてない、今日まで、起きてた、」 「馬鹿じゃないの」 突き放した言葉をかけながらも、ビニール袋と冷蔵庫から持ってきたスポーツ飲料を持ってくるあたり、さすが彼女だとも言える。普段発揮されることの無い私の優しさを存分に受けろ、と言わんばかりに小春は偉そうにしながら咲人の隣に座った。 いつもは小春より一枚上手な態度ばかりを見せる咲人だが、この時ばかりはさすがに弱りきっていた。そのせいでペットボトルのキャップひとつも開けられずに小春から馬鹿にされたのは誰も知らなくていい事実だ。 お昼は小春が咲人のために、お粥を作った。 小春が料理を作ると、材料よりも絆創膏の減りの方が早いので料理担当はいつも咲人。包丁を使う行程がないお粥は無事に完成し、完璧に姉モードの小春が咲人の口までスプーンを運ぶ。 「やめてよ、弟みたいにするの」 だいぶ落ち着いてきた咲人だが、毛布にくるまる姿はまるで風邪で休んだ弟。隣で、優しい姉とは程遠い笑みを浮かべる小春。 「ほら、はよ口開けて」 姉と言うよりほぼ母親だ。 小春の口調はともかく、食べさせられることに慣れない咲人は不覚にも少し緊張している。 「え、あ、あー」 控えめに口を開く咲人は少し赤くなっている。いくら見た目が中性的でも中身は男の子、やっぱり甘えてる感があって小春の顔もまともに見れていない。 「偉いねえ、咲人君」 面白がるように子供扱いする小春。 「治ったら覚悟しといてよ」 伝える気があるのかないのか、咲人がつぶやいた声に小春は聞き返す。 「え、なんて?」 咲人はわざと、言葉を変えた。 「」 やっぱり一枚上手だ、彼の方が。
【短編小説】何色にも染まれる透明でいたかった。
私は昔から人の顔色伺って、愛想笑いをして生きてきた。そうしないと生きていけない気がした。そうしないと親にも友達にも先生にも嫌われる気がした。 だから私は何色にも染まれる透明でいたかった__。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 私の名前は戸山依透。とやまいと、と読む。って、自己紹介してる場合じゃない。 「理音ー、今日も長原くん超かっこよくて!まじすき!」 「いいねぇ…話しかけてみなよ!」 私の前で私を入れずに話をする理音と奏。元は3人グループとしてやっていた。3人でどこかへ行って遊んで話してご飯食べて。でも、いつからかな。拗れていってしまった。私今いらないよな、私空気と化してるよな、と毎日思う。でもそんなこと言えない。ただでさえ誰とも仲良くできず、自分の取り柄もないのだから、表面上だけでも仲良くしていないと。2人の色に染まっていないと。 そう思っていた。 「依透、今日は理音休みだって」 奏に名前を呼ばれたのなんていつぶりだろう。理音が休みだなんて正直どうでもいい。でも相槌を打っていないと、しっかり返事をしないと、嫌われる。 「そっか、残念だね…」 「ね。あー依透。日焼け止め貸してくんない?忘れたわ」 せっかく高いの買ったのに。最初に使うのが奏か。しかも奏、たっぷり使うんだよね。でも貸さないと。失望されるかも。 「いいよ。はい、」 「ありがと、…はい、」 都合良くすり寄ってきて、都合良く帰っていく。でも私もそうかもな。自分が2人の色に染まれるように、必死にすり寄っていった。例え相手をされなくとも。 「あんさ、戸山」 「え、あ、長原くん、」 隣の席の長原くん。確か、奏が好きな子。 「お前さ、ずっと人の顔色伺ってる感じする。愛想笑いすげぇし、辞めたら?それ、」 …は?私がずっとしてきた努力を無駄にされた気分だ。でも図星なのが悔しい。 「人間、何色にも染まれなきゃ駄目なんだよ。だから私は人によって色を変えてるだけ。人に合わせて色をつくってるだけ。そうしないと私は生きてけないの。」 早口で捲し立てる感じになってしまった。あぁ、長原くんに嫌われる。そう思った。本音で話すと嫌われる。自分の色を出すと怒られる。 「誰が決めたん。何色にも染まれないと駄目だって」 長原くんは真剣にこちらを見ていた。瞳の中に曇りはなく、自信に満ちた顔に見えた。 「決め、てはないけど、そうでしょ。愛されるためには、自分を無くしてでも他人に合わせないと」 「戸山は何色が好き?」 「…え、」 突然予想外な質問をされると流石に動揺する。 「あ、赤かな、」 「そう。俺は黄色が1番好き」 一体何の話をするんだ。赤が好きなら何だって言うんだ。 「戸山は赤が好き。その他にも赤が好きな人なんていっぱいいるでしょ」 「…そうだけど…何で突然そんな」 「色は相手によって合わせるんじゃない。どんな色でも好きになってくれる人は絶対いる。突然他の色に気が移ることがあるように、突然関わりのなかった人が戸山を認めてくれることだってあるんだ」 それから私は長原くんと関わることが増えた。今では「私の長原くんなのに」「最低」などと奏や理音に悪口を言われるけど、私はもう気にしない。 何色にでも染まれる透明に依存することはもう辞めた。私は私の色で生きて、それを認めてくれる人に出会おうと思う。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 初めまして!翠です! どうだったでしょうか? 小説書くの初でむずすぎました( ; ; ) コメント、アドバイスお願いいたします。
初めて愛すことが出来た貴方へ。
私の右目に光が宿ったあの日、彼は星となって消えていった。 12月23日___ 私は今までの人生で「楽しい」と思えたことが1度でもあっただろうか? 生まれてからすぐ親に捨てられ、孤児院で過ごしていき、友達は出来ずに、14歳の時にようやく見つかった里親には1ヶ月も経たずに呆れられ、ひとり暮らしを始めた15歳。義理の父に毎月お金だけ送られて、あとは会うことすらなかった。 そして何より、私は病気で右目が見えなかった。 高校1年生。 知らない間に始まっていた先生の話。賑わっているみんなの声。転校生が来るらしい。でも私は興味も無い。どうでもいい。 そう思っていたのもつかの間、教室に入ってきた転校生に私は目を奪われた。 ああ、これを一目惚れと言うんだ。 私は初めて目が奪われるという体験をした。 それから私と彼が仲良くなるのに時間はかからなかった。席が隣になったというのもあるが、彼はとても人当たりがいい。嘘を吐いていないと言うことがすぐにわかる。 こんな私とも話してくれる。なんて素敵な人なんだろう。 彼といるだけで心の底から笑えた。毎日が彩っていった。 私は初めて会ったあの日から彼のことが好きだった。 高校3年生。 私の親(義理)は結構な金持ちなので、目を治せるくらいの財産はあった。 私の右目が見えないのはどうでもいいらしいが、めんどくさいことになったら嫌だから、卒業をする前に目の手術を受けることになった。 彼にそのことを話した時、何も言わずにただ手を握りしめてくれていた。 12月23日。手術当日。 「こんなにあっさり目が見えるようになるなんて、笑」 そういえば、彼に初めて会ったのもこの日だったな。 せめて最後に彼と会いたかった。 その方が元気が出る。 この手術が終われば両目で彼のことを見れる。 『手術が無事に終わったら、告白をしよう。今までの想いを全て彼に伝えよう。』 私は手術室に入っていった___ 「お疲れ様です!無事に成功しましたよ!」 そんな言葉が聞こえてきた。右目が見えるようになったんだ。 両目が使えるってこんな気分なんだな。 ほんのちょっとだけ、笑顔になれた。 私は早く彼に会いたかった。この想いを伝えたかった。 「手紙を預かっているわよ。」 看護師さんにそんなことを言われた。 誰からだろう? 見てみると、一目で彼からだとわかった。 この字体は彼しかいない。 はやる気持ちを抑えながら、ゆっくりと読んでいった。 気づいたら、私の目からは大量の涙が溢れていた。 彼には生まれた頃からの持病があった。余命宣告もされていたみたいで、もう長くは無い。 いてもたってもいられずに、私は病院から出て走り出していた。 前に学校が終わったあと一緒に話したことがあるから覚えている。 ここだ、彼の家は。 バクバクと心臓がうるさい。 深呼吸をし、勇気をだしてインターホンを鳴らした。 私の右目に光が宿ったこの日、彼は星となって消えていった。
おもわせぶり。
わたしに気がないのに。 わたしのこと、見てないくせに。 わたしなんてどうでもいいくせに。 どうして、そんな優しくするの…………。 気が無いんだったらいいよ。 片思いのままでいい。 思わぜぶりされるよりは、ずっとマシ。 でも。 わたしがこの恋を終わりにすればいい。 そんなの誰にだって分かってる。 だけど。好きだから。 意識しないようにしても、毎日いいところを見つけちゃう。 好きな気持ちがヒートアップしていく。 止められないんだ。誰にも。 わたしに気がないんだって分かっていても、 君が優しく接してくれるから。 少しでも期待しちゃうんだ。 いつか振り向いてくれるんじゃないかって、 毎日LINEで話しを振る。 君に振り向いてもらうために おしゃれだってした。可愛くなる努力もした。 「だけど。振り向いてくれなかったから」 涙が込み上げる。 色んな感情が込み上げてきて、雫が頬に落ちる。 「でも。諦めきれなくて」 彼の目を見る。大きく見開いた目。 そんな戸惑いの表情も、可愛いって思っちゃうんだよ。 「大好きだから…………っ」 雫がぽたり、ぽたり、と地面に落ち、コンクリートを湿らせていく。 彼の戸惑いの表情。 「諦めきれないよ」 涙をぬぐい、自嘲気味に笑った。 「叶わないって分かってるのに…………………バカでしょ、わたし」 何度もアピールしたよ。気づいてたんでしょ? 優しく接してくれて、ちょっと期待して。 「ごめん。そういう目で見たことない」 そうして振られる。ん、と涙を流しながら笑って。 「分かってる。………これからは、わたしに優しくしないでね」 力なくそう言った。でもこれでいいんだ。 きっと、諦められるから。
好きって知ってるでしょ?
「嶺生くんの好きなタイプって、どんな感じ?」 学校の帰り道。 私・汐崎楓悠は、クラスメイトで幼馴染の好きな人でもある白川嶺生と歩いている。 1ヶ月前、告白した。 返事は… 「俺も、ふうちゃんのこと、好き。でも、付き合うのは、もうちょっと経ってから。」 曖昧だと思いながらも、長年の片想いから解放された嬉しさで満たされていた。 ただ、いつになったら付き合えるかなー?って考えちゃう。 「俺ー?俺は、みんなに優しいけど、俺にしか見せないとこがある子。つまり、ふうちゃん!」 こんな風に、時々思わせぶり(?)な態度を取ってくるもんだから、付き合いたい!ってずっと思っちゃって、国語の授業とかそういう眠くなる授業に集中できない。 「ふうちゃんは?好きな男子のタイプ!」 「私、は…今の好きな人に全部揃ってるよ。自覚して?」 照れを隠せなくて、語彙力皆無な回答をしてしまった。 「知ってる。でも、言ってほしい!言わないと、好きって何百回も言わせる!」 「(// //)」 「ふうちゃん、可愛すぎ~!」 可愛いのはお前だろぉ! そう、私の好きな人は、とーっても可愛いのだ。 顔はイケメンで、中身は可愛い、みたいな? そんな嶺生が、どうしようもないほど、好きすぎる。 好きって知ってるでしょ…? 嶺生、私のこと、どう思ってるの…? その時、隣で足音が止んだ。 私も止まったら、嶺生が、私の方を見た。 「え?なにー?」 「告白の返事、し直していい?」 ドキン。 心臓が飛び跳ねる。 「いいよ。」 「俺、ふうちゃんのこと、大好きだから。付き合う覚悟、もうできた。付き合お。」 そう言って嶺生が私の手をとって、恋人繋ぎをしてきた。 嬉しすぎて、びっくりしすぎて、思わずその場に座り込んでしまった。 「どうしたんだよ~!ふうちゃん、可愛い!(笑)」 「ううん、嬉しすぎて…。ありがと、私も、嶺生くんのこと、大好き。」 甘酸っぱい恋物語のスタートは、通学路の銀杏並木だった。
短編小説
私はこの春中学生になった。新しい環境で頑張っている。私は科学部に入った。そこで、ある先輩に対して、今まで感じたことのない感情を抱くようになった。私、あの先輩が好きなのかもしれない。ある時、数学の問題をその先輩に聞くと、いい説明ではなかったけれど、一生懸命教えてくれた。なんだか胸がキュンとする。 ある日、体調が悪かったが、大事な話し合いのある日だったので何とか学校へ行った。頭が痛くてきつかった。熱も少しあるみたいだった。4時間目の移動教室の帰り、限界だった。とても気持ち悪かった。体が熱かった。倒れそうだった。その時、たまたま、あの先輩が通りかかった。そして、私に手を振った。その瞬間、私の顔色が悪いことに気づいたのか、近づき、大丈夫?と聞いてくれた。しんどいです…と答えると、保健室につれていってくれた。行く途中、吐き気に襲われて、しゃがみ込んでしまった。そしたら先輩が背中をさすってくれた。私は我慢できずに吐いてしまった。それでも、先輩は嫌な顔ひとつせずに優しくついていてくれた。その後、ふらふらしていたので支えてもらいながら保健室まで行った。保健室では何度も吐いた。体温を測ると39度を超えていた。だから、その日は早退した。家で寝ていたら、だんだん良くなってきた。次の日には熱もだいぶ下がっていた。そして、翌々日から学校に元気に登校した。こんなにすぐ元気になれたのは、なぜだろう。もしかしたらあの先輩のパワーなのかもしれない。さらにあの先輩が好きになった。その先輩に再び会った時、お礼を言った。そして、告白した。いいよと言ってくれた。嬉しくてたまらなかった。これから、もっともっと学校生活が楽しくなるに違いない。彼氏がいるだけで、この世界は、光輝く。私の未来は、きっと明るい。
感動の再会はいい事ばかりではない。
10年前。 私が小学四年生の時だった。 その時 転校してきたのが「真澤悠斗」だった。 悠斗は少しやんちゃで、優しかった。 私もだいぶ仲良くなった。 あぁ、そう言えば、悠斗ん家はお金持ちなんだってなんて噂がで回る程。 だが、夏休みの時だった。 悠斗はアメリカに行ってしまった。 「あぁ、もっと話したかったなぁ。」 なんていつもの事。 そして今。 私は20歳。普通に街を歩いていた時、突然 “ある男”にぶつかってしまった。 「あ、ごめんなさい!」 「いえ。別に結構ですが…」 その日は何も思わなかった。 次の日、また“ある男”とぶつかった。 「すみません。無事ですか?私は大丈夫です」 「あ、はい。無事ですが…」 その日も何も思わなかった。 次の日もまたまた“ある男”にぶつかった。 「今日も?!あれ?もしや。あの、名前は?」 「真澤悠斗ですけど…聞く必要あります?」 「あ、失礼しました。ごめんなさい」 「フッ、しょうもねぃな。」 その日は気付きた。“ある男”は真澤悠斗だと。 その日の夜、友達の「葉月」に連絡した。 「夜分遅くごめんね! あのさ、小4の時、真澤悠斗って人居なかったかな? 何か今日、その人と会ったんだよね。」 「え?真澤悠斗! あの人じゃん。転校生の!アメリカ行った人! 歩美、仲良かったじゃん! で?で?どんな事が起きたの? 感動の再会ってやつだよね?あー凄い!」 「いや、別に… 向こうは私だって気付いてないからさ。」 「なーんだ。そんなのか。」 次の日もそのまた次の日は悠斗に会わなかった。 そして、悠斗のお姉さんと連絡が取れた。 「こんにちは!悠斗の姉の柚月です! 歩美ちゃんで良いかな? 実は悠斗とは余り喋ってなくて…ごめんね。 だけどはい!これ!悠斗のLINEだから…」 「柚月さん!ありがとう! でも、なんてメールすれば…」 「あー、大丈夫だよ。 悠斗、ああ見えて昔の人と連絡がとれれば結構喜ぶほうなの。 だから、何でも良いよ。 歩美ちゃんの事は私が言っとくから。」 「ありがとうございます!じゃあ早速送ります」 「こんにちは! 真澤悠斗さんですか?間違ってたらごめんね 私は阪本歩美です。小4の頃に同じでした! 私の事、覚えていますか?」 「こんにちは。真澤悠斗です。 失礼ですが、僕は阪本歩美さんという名前が覚えていません。 多分、僕の記憶喪失です。」 なんと、悠斗は記憶喪失になってしまった。 翌日、お姉さんからLINEが届いていた。 「歩美ちゃん、伝え忘れてたんだけど… 実は1週間前に悠斗が頭を打ったそうで 記憶喪失になってしまったの。 だから、名前と家族だけ覚えたんだって。 本当にごめんね。 歩美ちゃんの事、覚えてないんだ。」 「そうですよね。私も、昨日メッセージが来ました。 “僕の記憶喪失です”って。」 「本当にごめんね。」 「いえ、大丈夫ですよ。」 (せっかく会えたのに…どうして) 「ピコッ!」と大きな音がスマホからした。 悠斗からのメッセージ。 「こんにちは。 僕、昨日によく考えて阪本歩美さんを思い出しました。 小4の時、4年2組でしたよね。 僕は転校してすぐにアメリカに行ってしまった」 私の心は勢いが止まった様に感じた。 (ドックンッドックンッドックン) 音は止まった様に感じて止まらない。 次の日、悠斗はまたアメリカに留学しに行った。 また、感動の再会は来るのだろうか。 “感動”だからって良い再会ではなかった。 それを私が“今”知った。
私の愛した弟
「お姉ちゃん!!」と言いにこやかに笑う君のこと。 たまに意地っ張りな所があって、でも誰にでも人懐っこい君のことが私は大好きだった。 ある土曜日の朝、 「お姉ちゃん、行ってくるね!」 そんな言葉を残して弟はいつもの様にミニバスケチームの練習に向かった。 その日は、隣町の赤バスケットボールクラブとの合同練習だ。 弟は、合同練習でないとできない試合をすごく楽しみにしていた。 ー数時間後。 私の家の固定電話に電話がかかってきた。 私はあまり使わないので番号を教えている人も少ない固定電話になぜ電話がかかってきたのだろうと戸惑いつつも電話に出てみた。 すると、電話をかけてきた主は焦った声で 「リョウくんが試合中に相手の攻撃のボールを胸に受けて意識を失いました」と叫んだ。 人違いだと思った。まさか、私の弟のことではないと思っていた。 しかし、私は只事ではないと考え、真っ先に弟のチームの黒チームの練習場、黒小学校に向かった。 本当に私の弟だった。 本当に私の弟が倒れていた。 私は涙で体を纏わせるほど泣いた。 とっさに、弟に駆けつけ周りで救急処置をしてる人を思い切りどかして「リョウ!!リョウ!!」と叫んだ。 すると、微かに弟の唇が動き笑っている様に見えた。 その後、「おね、ちゃん」と苦しそうに私の名前を読んだ。 いつもの弟のニカっとした笑い方や話し方とは違く、苦しい中無理をして笑い話している。そんな風に感じた。 私はそんな弟の顔に手を当てて泣いた。 しかし、弟の体はどことなく冷たく私はさらに弟にかかるほど号泣した。 その後、救急搬送された病院で弟の死亡が確認された。 朝までは、私と同じ様に朝ごはんを食べて元気に練習へ向かった弟。 いつも人懐っこくて明るい弟が死んでしまった。 私は、生きているということが怖くなった。 でも、私は今自分が生きていることが誰かのためになったり今という時間を大切にして生きようと思うことが弟のためにもなると気づいた。 だから私は、誰よりも明るく生きることを大切にした弟の人生を引き継いで、自分のこれからの人生を全力で楽しもうと自分に誓った。 初めての作品なので、自信がないのですが感動していただけたら嬉しいです。 もし、アドバイスや質問・感想などがあれば気軽にコメントいただけたら嬉しいです。
一人用の傘
俺はずっとひとりぼっちだった。 俺はイギリス人と日本人のハーフだ。だから俺だけ髪色が違うとからかわれ、いじめられた。 だけど、ヒロはそんな僕をかばってくれた。 でも、そのせいでいじめの標的がヒロに変わってしまって。 やがてヒロは一人ぼっちになっていって。 俺はそんなヒロを救いたかった。 でも、またいじめられてしまうのかと思うと 助けられなかった。 放課後大雨が振った。ヒロはいじめっ子に傘を壊されてしまった。 ヒロが雨に濡れながら一人で帰っているのを後ろから見た。 今はヒロ一人だから、とヒロに近づいて 「風引くぞ。入るか?」と。傘を差し出してみた。 少しでもヒロを助けたかったから。 でもヒロは「その傘、一人用だろ。」といい、入ってくれなかった。 ああ。僕のことを恨んでいるのか。 そりゃそうか。僕のせいで、いじめられたんだから。 それでも僕は、ヒロの力になりたくて、ヒロに信頼されたくて、 一人用の傘を閉じて折った。 そして僕はヒロの手首を掴み、走り出した 「おいっ!何してんだ!あれ、お前の傘だろ!?」 ヒロはそう言いながらも僕を見て一緒に走ってくれた。 「雨の下ならもうひとり分くらい空いてるだろ?」 僕はそう言った。 僕とヒロは二人でびしょ濡れになりながら笑い、走った。 以上です。小説を書いてみようと思い書いてみたのですが、、、どうですか? 感想お願いします!
瞬間
もう毎日が嫌だった。学校ではいじめられ、家では暴力なんて日常茶飯事。 何で産まれてきたのって何回も思った。 でも、あなたが同じクラスになってからわたしは180度世界が変わったように見えた。 「おい、やめろよ」 そんな初めの一言。それだけでわたしは救われた。 みんないじめっ子にターゲットにされるのが怖くて救いの一言なんてかけてもらったことはなかった。 「お前来いっ!」 「え?」 手を引っ張られ走ったあなたの背中。初めて「好き。」と「産まれてきて良かった。」 と思った瞬間。
忘れていたころの記憶
僕は満開の桜の中にいた。 頭上には真っ青な空。 桜の花の一枚一枚が、鮮やかな色を持っている。 その桜の満開っぷりに見入っていると、どこからか視線を感じた。 視線の先を見ると、そこには同い年ぐらいの小柄な女の子が立っていた。 髪はそこまで長くはなく、きれいな色の服を着ていた。 僕はあの子をどこかで見たことがある気がした。 何か話している。ここからでは聞こえない。もう少し近づいてみよう。 すると女の子は僕から離れていく。どうしたんだろうと僕は思った。 女の子はこの満開に咲く桜の木の道の奥へ奥へと進んでいく。 僕はつられるようにして、女の子の後を追っていく。 しばらくして、女の子は立ちどまった。 僕はこの景色を見た途端、驚いた。 表現できないような、素晴らしい光景だった。 同時に、この景色は絶対に造れないな、とも思った 霧に包まれたような、それでもこの景色は夕日のように輝いている。 「これを見て。」初めて女の子が話した。 女の子に言われた通り、見てみる。 何か懐かしいような、忘れてはいけないような、 見覚えのある、とても居心地の良いものが、そこにあった。 見たことがある。僕はこれを見たことがある。 「これは…?」とぼくは聞く。 すると女の子は微笑む。バラのような笑顔だった。 「これはあなたの記憶。ずっと忘れていたあなたの記憶。」 そして、それを僕に渡す。 僕は見つめる。これが僕の記憶なんだ、ずっと忘れていた僕の記憶。 「私は桜。あなたに春を届けに来たの。」 桜が風に乗り、僕の頬をかすめる。 夏の緑の葉、秋の真っ赤に紅葉したもみじ、じっと春を待つ、冬の木。 そうか僕は…。 僕はすべてを思い出す。 あの女の子…桜は、僕の初恋の人。 こんなところにまで、僕を探しに来てくれたんだ。 宇宙一の感謝の気持ちを伝えたい。 忘れていたころの記憶、楽しかったころの日々。 僕は微笑んでいる彼女の手を掴む。 もう離さないよという気持ちを込めて。 帰ろう、僕達の世界に。
冷蔵庫での出来事
ある夜のこと。冷蔵庫たちはワクワク、ドキドキとしていた。 夜といえば晩御飯。この晩御飯で選ばれ、子供に食べてもらえる野菜こそ、勝ち組の野菜なのだ。 コ「私は勝ち組ね。あの子はコーンスープが大好きだもの」 キ「いやいや、僕だよ。だって、僕は水がある分何本でもポリポリと食べれるんだから」 二「私だって。すりおろしたらとっても甘いんだから!」 ト「野菜って言ったら誰もが私のことを言うでしょうね。赤くてみずみずしいまさに『野菜』という感じですわ!」 ナ「私は紫色のミステリアスな色ときたら。私を天ぷらにしてみて。とってもとろっとろになるのよ!」 玉「私だって!涙を流さなくていいの…。レンジでチンで醤油バターで、おいしくなるの」 優しいコー菜、パリッとした緑色のスーツを着たキュウ太、ちょっときついニンナ。 女王様気分ののトマ子とミステリアスなナス美、泣き虫な玉代。 野菜たちにとって、人間たちに廃棄されず食べてもらえるのが最大の喜びである。 また廃棄されるのが最大の悲しみである。そのために野菜たちは強い強い味方をつけている。 それは「作る人」である。料理を作る人が作る料理は運任せ。が、おいしく魔法をかけてくれる人を野菜たちは愛し、そ して頼りにしていた。 じ「あらあら、ピーマンがいないわねぇ」 ジャガイモのじゃが子が言う。じゃが子は勝ち組中の勝ち組だった。 ポテト、サラダ、スープ…幅広く使われる彼女はまさにトマ子よりも女王様気分だった。 そしてひどく陰湿ないじめをする者でもあった。 ピ「…僕なんて、きっと美味しくないよ」 ピーマンは泣きじゃくっていた。子供はピーマン「だけ」が嫌いなのだ。だから、大人にしか食べてもらえない。 じ「そうやって泣いているから。あっ、そろそろ冷蔵庫のドアが開くわ!さあ、私を手に取りなさい!!」 エプロンをきた女性がじゃが子を手に取った。 女「あら、傷んでるわ、これ。残念だけど…」 女は生ゴミ入れにじゃが子を入れた。じゃが子は全てが深く傷つき、自分の傷んでいるところを改めて見つめた。 女「トウマー。今日はピーマンの肉詰めよー」 子「ええっ、ピーマン?嫌だよ」 女「おいしくしてあげるから」 そして女・トウマの母はピーマンを1番奥から引っ張り出し切って肉をつめ、美味しく作り上げた。 子供は喜び、ピーマンの肉詰めを食べすすめた。美味しくて、三つも食べてしまった。 冷蔵庫はそれをみていた。なぜなら同じ食卓に並んだのだ。ナスのとろとろ焼き、コーンスープ、玉ねぎのレンジでチン した醤油バター。ニンジンのすりおろしときゅうりとトマトの輪切り。 それぞれの野菜が望んだ料理に生まれ変わったのだ。 野菜たちはピーマンに優しく微笑んだ。ピーマンは嬉しそうな顔で子供の口へ運ばれた。
ねえ、聞いて!
「愛してる」聞こえてる? 夜中にベランダに出て言ってみる。 「はぁ。」いつになったら届くのかなぁ…始めはこんなのではなかった。 私が遠くに引っ越すことになってその時は「「毎日夜電話しよう!」」と言っていた。でももうやっていない。私がかけても電話は出ない。そんなこと言っている間に1年がすぎた。夏休み地元に行くことになった。やっと会える!その時は…嬉しくて仕方がなかった。でも君は見つからなかった。君の家についた。両親が家のなかまで入って。と言ってくれた。なぜか嫌な予感がした。そこにはきみの写真と線香があった。 「え?…」頭が真っ白になった 「どうして?」うそでしょ…でも君が亡くなったというなら話がつながる。君からの電話がなかったのは、亡くなっていたから。私からの電話がつながらなかったのは出るも何もこの世に存在していなかったから。親たちが別の部屋で話し合っているところ私はこう言った。 「私、死ぬなんて聞いてないよ。なんでかなぁ。あ、もしかして私が何も言わずに遠くに言ったからかなぁ」泣きながらそういう。「ごめんね。最後まで会えなくて。本当はねあったらこう言いたかったんだよ。」 「好きだよ。ずっと」そう言うときみの声がした 「俺も。また、お前がばーさんになって天国にきたらちゃんと付き合おう」 「うん!」悲しかった。でも君の声が幻でも聞こえたからちょっとは平気になったんだ。
転生したら○○になりたい
………わたしは、もう死ぬのか。後、数年の命しか残ってない。そうお医者さんに告げられた時、信じられなかった。 信じたくなかった。もう数年も病院。夫は毎日お見舞いに来てくれるが、それで病気が治るわけがない。 結局何もできずに月日だけが過ぎてしまった。 そして、わたしの人生最後の日。 あぁ、たくさん思い残したことがあったな。もっと生きたかったなぁ……。 その願いは叶うことなく、安らかに眠りについた。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 目を覚ましたら、綺麗な川が流れていた。川の向こう岸には、神様がいる。 「君はたくさん思い残したことがあるようじゃ。その思い、しっかり受け取ったぞ。転生したら何になりたい。そのものに なれるようにしてあげよう。ただし今の記憶は消され、新しい人生を歩むことになる。……それでもいいか?」 「はい!生きられるならなんでもします。よ、よろしくお願いします!!!!!!!!」 わたしは大声で言った。 「よかろう。では、もう一度だけ楽しんでこい」 その時、わたしは意識が遠のいていくのを感じた。 -ー------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「真由、大丈夫?あなた、大病にかかって、後数年の命しか無いのよ?」 そういうのは母だ。ここは病院だろう。 「うん。大丈夫だよ」 このやりとり、どこかで聞いたことある。でも、気のせいだろう。 それから、3年後。わたしは死んだ。 またあの場所に来た。相変わらず綺麗な川が流れていて、向こう岸には神様がいる。 「か、神様?どういうことですか?またあの出来事が起こってわたしは、死にましたよ?」 「君の心の奥底にあるのが、その頃に戻りたいという心だったんだよ。」 ああなんだ。そんなことか。これは、自分で選択したことだったんだ。 そう思った瞬間、意識が遠のいていった。 ああなんだ。そんなことか。これは、自分で選択したことだったんだ。
恋は楽しい?だけじゃない、
「先輩のことが、すきです。付き合ってください!」 言われた男子はゆっくりと口を開いた。 「こんな僕だけど……」 その空気に耐えられなかった私は逃げるようにその場を離れた。 「あーあ、最悪だ……。」 私の人生最初の初恋は、あっけなく失恋した。 私の名前は鈴音莉音(すずねりおん)。中学生で、青春まっさかり…と言いたいけれど、好きな人が告られているのを見ちゃって、失恋しました。告られていたのは鈴歌咲真(すずかさくま)幼馴染で私の初恋の人。家が近いのと、親が仲いいのもあってよく遊んでた。名字が一文字違いで、幼稚園の時「家族だー!」て、からかわれもしたっけ、そういうとき、咲真が守ってくれるんだよね。 「なんでそういう事言うんだ!バカにするな!」 って。今ではいい思い出だな。 咲真は全国トップ10に入るくらいの成績で、おまけに身長高いから基本スポーツはほとんど得意。 そして、告白してたのが優香(ゆか)。わたしの後輩。身体能力がずば抜けて、私なんかすぐ追い越される。勉強も学年一位だそうだ。 それに比べ、私は成績いつもギリギリだし、優香よりも、身体能力はきっと低い。つりあうわけがない。 本当は、おめでとうって言うべきだって分かってるよ。幼馴染と後輩が付き合ったら、おめでとうっていわないと、……でも苦しい。なんでだろう。わかってる、わかってるのにな、すごく苦しいのはなんで? 「好きだったよ……グスッ、うぅ」 なんで、涙、とまれ、分かってたじゃん。優香が咲真を好きなこと。相談もされたし、ずっと前から。 「ううっ~、」 ダッダッダッ え…なに?誰か来る?やだな。泣いてるときのこんな顔見られんの。 「莉音!」「咲真?なんでここに?」 「なんでって、教室にもいないし、心配して探してたら、こっちに行く莉音を見たってきいて……」 「ふーん、彼女ちゃんはおいてきて良かったわけ?」 「は?彼女?」 「優香に告白されて、返事…してたじゃん。こんな僕だけど、……って。」 「違っ、誤解だ!」「何が?付き合うでしょ、あの空気。いいよ、別に、落ち込んでなんかないし。」 嘘だ。さっきまで泣いてたけど、平気なふりしないと。 「こんな僕だけど、好きな人いるんだ。ごめんね。」「え?」 「そういったんだよ。で、僕が好きなのは莉音、君だよ。……僕と、付き合ってください!」 え、本当に?なんで?ていうか答えなきゃ。 「よろしく……お願いします。」 その後に見たのは、はじけるような咲真の笑顔だった。 読んでくださり、ありがとうございました。書くの初めてなので、変なとこあっても目をつぶってください。(汗) コメントもお願いします。(他の人が嫌な気持ちになることは書かないでください。)