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短編小説 題名『朱音と麻里』
「おはよう」
挨拶(あいさつ)が教室からたくさん聞こえてくる。笘居朱音(とまい あかね)は小学4年生。この北方小学校(ほっぽうしょうがっこう)に転校してきたのだ。教室に入るのをためらう理由は、クラスに馴染めるか(なじめるか)、心配だったからだ。朱音は、今回で3回目の転校だった。しかし、転校を2回もしても友達が一人もできなかった。だから、ここでも友だちができるか心配で、教室に入りたくなかった。家に帰りたい。だが、ここまで来たからには、教室に入らないといけない。
朱音は、先生のあとに続いて教室に入った。クラスのみんなが、物珍しそうにこちらを見ている。
(このクラスに馴染めるかな・・・)
不安をつのらせながらも、先生に促されて挨拶をした。ここの印象で、今後の生活が大きく変わるんだ。
「こんにちは、笘居朱音です。趣味は、読書です。このクラスのみんなと仲良く1年間を過ごしたいです。よろしくお願いします」
まぁ、よくできたほうかな。間違えないで言えたし。
「じゃあ、笘居さんの席は、あそこね」
先生が指さした席は、教室の窓側の1番後ろの隅っこだ。隣には、優しそうな男の子が座っている。朱音は、先生が指さした席に向かった。
「よろしくね」
朱音は隣の男の子に挨拶をした。頭をペコリ、と下げる。男の子は気づいていないようだ。先生の話が終わり休み時間になった。朱音は友達を最低でも一人はつくろうと心に決めていた。しかし、クラスの会話になかなか入り込めない。朱音は仕方なく席に座ってぼーっとしているしかなかった。そんな時、
「あ、あの、朱音ちゃん」
と声をかけてきた女の子がいた。朱音は心の準備ができてなく、
「あ、えっと、なにか用?」
と声が上ずってしまった。声をかけてきた女の子は、朱音の身長と同じくらいの、身長が低い子だ。その女の子は、
「朱音ちゃんは、どこの学校から来たの?」
と質問をしてくる。朱音は、話しかけてくれたのが嬉しくて、
「えっとね、雁田丘小学校(かりだおかしょうがっこう)から来たんだ」
「そうなんだ!よろしくね。あっ、私は花園麻里っていうんだ」
「麻里ちゃん、よろしくね」
それから二人は、商店街にお出かけしたり、遠足で一緒に見学したり、楽しい日々を送った。ある日、麻里は1日中泣いていた。朱音が理由を聞くと、
「私、引っ越しするの」
突然の言葉に朱音は驚いた。
「えっ!どこに」
「それが、結構遠くらしくて…。朱音と離れ離れになっちゃう。そんなの嫌だよ」
朱音は、麻里に掛ける言葉が見つからなかった。いつも一緒にいた麻里とはその後、一言も喋らなかった。
次の日。麻里は笑顔で朱音のことを出迎えてくれた。
「あれ、麻里。ごきげんだね。どうしたの?」
朱音が聞くと、麻里は待ってましたと言わんばかりの大声で、
「それがね、私があんまり無くから、お父さんとお母さんが、引っ越しをやめてくれたの!」
朱音は、全身の力がふっと抜けるように感じた。
「あぁ…良かった。本当に良かった…」
それから二人は、いつも通り仲良く学校生活を楽しみました。
おしまい
※この小説の間違っていたところ、面白くなかった所があれば、遠慮なく教えてください。コメントの仕方は、「質問に答える」と書いてあるところから、投稿してください。感想も投稿してくれると嬉しいです!
すみれさん(沖縄・14さい)からの相談
とうこう日:2024年2月11日みんなの答え:4件
「おはよう」
挨拶(あいさつ)が教室からたくさん聞こえてくる。笘居朱音(とまい あかね)は小学4年生。この北方小学校(ほっぽうしょうがっこう)に転校してきたのだ。教室に入るのをためらう理由は、クラスに馴染めるか(なじめるか)、心配だったからだ。朱音は、今回で3回目の転校だった。しかし、転校を2回もしても友達が一人もできなかった。だから、ここでも友だちができるか心配で、教室に入りたくなかった。家に帰りたい。だが、ここまで来たからには、教室に入らないといけない。
朱音は、先生のあとに続いて教室に入った。クラスのみんなが、物珍しそうにこちらを見ている。
(このクラスに馴染めるかな・・・)
不安をつのらせながらも、先生に促されて挨拶をした。ここの印象で、今後の生活が大きく変わるんだ。
「こんにちは、笘居朱音です。趣味は、読書です。このクラスのみんなと仲良く1年間を過ごしたいです。よろしくお願いします」
まぁ、よくできたほうかな。間違えないで言えたし。
「じゃあ、笘居さんの席は、あそこね」
先生が指さした席は、教室の窓側の1番後ろの隅っこだ。隣には、優しそうな男の子が座っている。朱音は、先生が指さした席に向かった。
「よろしくね」
朱音は隣の男の子に挨拶をした。頭をペコリ、と下げる。男の子は気づいていないようだ。先生の話が終わり休み時間になった。朱音は友達を最低でも一人はつくろうと心に決めていた。しかし、クラスの会話になかなか入り込めない。朱音は仕方なく席に座ってぼーっとしているしかなかった。そんな時、
「あ、あの、朱音ちゃん」
と声をかけてきた女の子がいた。朱音は心の準備ができてなく、
「あ、えっと、なにか用?」
と声が上ずってしまった。声をかけてきた女の子は、朱音の身長と同じくらいの、身長が低い子だ。その女の子は、
「朱音ちゃんは、どこの学校から来たの?」
と質問をしてくる。朱音は、話しかけてくれたのが嬉しくて、
「えっとね、雁田丘小学校(かりだおかしょうがっこう)から来たんだ」
「そうなんだ!よろしくね。あっ、私は花園麻里っていうんだ」
「麻里ちゃん、よろしくね」
それから二人は、商店街にお出かけしたり、遠足で一緒に見学したり、楽しい日々を送った。ある日、麻里は1日中泣いていた。朱音が理由を聞くと、
「私、引っ越しするの」
突然の言葉に朱音は驚いた。
「えっ!どこに」
「それが、結構遠くらしくて…。朱音と離れ離れになっちゃう。そんなの嫌だよ」
朱音は、麻里に掛ける言葉が見つからなかった。いつも一緒にいた麻里とはその後、一言も喋らなかった。
次の日。麻里は笑顔で朱音のことを出迎えてくれた。
「あれ、麻里。ごきげんだね。どうしたの?」
朱音が聞くと、麻里は待ってましたと言わんばかりの大声で、
「それがね、私があんまり無くから、お父さんとお母さんが、引っ越しをやめてくれたの!」
朱音は、全身の力がふっと抜けるように感じた。
「あぁ…良かった。本当に良かった…」
それから二人は、いつも通り仲良く学校生活を楽しみました。
おしまい
※この小説の間違っていたところ、面白くなかった所があれば、遠慮なく教えてください。コメントの仕方は、「質問に答える」と書いてあるところから、投稿してください。感想も投稿してくれると嬉しいです!
すみれさん(沖縄・14さい)からの相談
とうこう日:2024年2月11日みんなの答え:4件
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-
すごい!お上手! こんにゃん!S.Kだにゃ!
-*^本題^*-
すごいお上手です!
ですが、改行や空白などを利用して、読みやすくすればもっと良い小説が書けると思います!
内容は、本当によかったです!
それじゃあ、バイにゃん! S.Kさん(福島・11さい)からの答え
とうこう日:2024年8月21日 -
とても上手でいいけど タイトルにもある通りとても上手でいいけど展開が予想できるというか
鉄板ネタというのがいいのか…
分かりやすかったかな
いいと思うよ
あと「私があんまり無くから」→「私があんまり泣くから」
ほかの登場人物や麻里が転校しちゃった、二人の関係が…など
見たかったですな tomatoさん(沖縄・10さい)からの答え
とうこう日:2024年4月20日 -
素敵なお話です...! こんにちは!うさモフと申します。
私も全然上手くなくて人のこと言えないんですが参考程度にしてほしいです。
上から目線になってしまうかもしれませんが...。
単純に無駄な文章がなくて読みやすかったです。文末表現にもばらつきがなかったですし...。
ただ、麻里ちゃんが出てきた時点で大体の物語の展開が予想できてしまいました。勿論、このままでも十分面白いですが、予想もつかないような事件や少し変わった登場人物なんかを途中で差し込むとより良くなるかもしれない...。
あと、引っ越しをやめることを主人公に伝えるタイミングに少し違和感があります。
その間の二人の気まずい描写をもう少し付け足す。あるいは引っ越しギリギリにそれを止める主人公の行動などを入れると、二人の仲がより深まる描写も入れられます。
最初の方に出てきた隣の席の男の子も気になりました!主人公や麻里ちゃんと何か関係を持たせてほしい!
こんな感じでしょうか...?
不快に思われたらすみません...。でも、ほっこりする素敵な物語でした! うさモフさん(静岡・13さい)からの答え
とうこう日:2024年4月18日 -
とっても良いと思う! こんちゃv(*'-^*)ゞ・'゚☆
苺鈴だう+.o(。*・ω・*。)o.+
O o。.本題.。oO
一つだけ漢字が間違ってるところがあって、、
「私があんまり無くから」を「泣く」っていうのにすると良いよ!
あと「麻里が転校したけれど今も仲良し」っていうのでも良かったと思う!
でもとっても良かった☆彡
読んでくれてありがと(*>ω<) ペコペコ♪♪
ばいっちゃ(o*・ω・)o♪
#苺鈴〆Marin*#低浮上#スノ担さん(東京・11さい)からの答え
とうこう日:2024年4月17日
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