兄弟
ー星sideー
僕は三島 星(みしま せい)。中学3年生だ。
ガチャ
「だだいまー。」
はぁ、せっかく勉強に集中しているのに、なんでこんなときにこの低脳は帰ってくるのだろうか?
「...んだよ、星。俺のこと睨むなよ...悲しいんだけど。」
この低脳は恥ずかしながらも僕の兄、三島 空(みしま くう)高校2年生。ちなみにこいつは現役不良少年だ。
「...キモっ...」
「んだよ!おまえ、兄貴を敬うこともできねのか?」
「はあ?お前みたいな低脳を僕の兄と思いたくないね。僕より賢くなってからそういうことを言ってくれるかなぁ?
まぁ、低脳の空にはできないと思うけどw」
「...」
フッ、黙ったなw今日も僕の勝ちだ。
あっ!そうーだ!今日買ってきたプリン食べよ。
...って思ったのに...
「...ない。」
「はぁ?」
僕の...大好物のプリンが...
「ない!」
誰だ。誰が食べた。
「空!おまえ食べただろッ!!」
「はぁ、なにがだよッ!!」
「プリンだよ!!」
「ハッ、たかがプリンこときでそんなキレるなよww」
「プリンごときってなんだよ!!低脳のくせに!!あっ、低脳だからプリンの尊さが分からないのかwかわいそうにww」
「プリンに尊いもねえよww」
ッ...!もういいや、家出しよ。
「空のバカッ...!!!もうおまえみたいな低脳知らない...!!!」
ガチャ
「...あっ、おい!!星!!星!!」
ー空sideー
「.....やっちまった...」
いつものようなただの口喧嘩だと思っていた。
―「空のバカッ...!!!もうおまえみたいな低脳知らない...!!!」
そういいながら家を出て行った星の姿を思い出す。
あぁ、俺はなんてことを―
ガチャ
「だだいま。ってあれ?星は?」
「にぃちゃん...どうしよう...」
俺は長男の三島 海(みしま かい)に相談することにした。
「―ってことがあって...」
「は?」
「ごめん...にぃちゃん...」
「いや、謝るのは俺の方だよ。俺...」
「...え?」
え?にぃちゃんが?
「俺から星にレインで謝るわ。」
「...俺も!!!星に直接謝ってくる!」
ガチャ
ー星sideー
はぁ、はぁ、はぁ、疲れた。
低脳のせいで、今日の僕のスケジュールが台無しになった...
ピロン
ん?レイン?って海にぃ!?
急いでトーク画面を開くとそこには衝撃のことが書いてあった。
『星。空から話を聞いた。星のプリン俺が食べちゃったんだ。ごめんな。あと、帰ってきてほしい。本当にごめんな。』
「...え!?」
空が食べたと思ていた...
じゃあ、僕、空にひどいことをしたんだ...謝らないと...家に帰らないと...!!!
ポツポツ....ザアアアアアアアア
「うわっ!雨降ってきたし...」
走ろうとした、その時―
ガシッ
後ろを振り返ると、そこには鼻息を荒くしたオッサンが立っていた。
「君、ひとり?」
「...そうですが、なにか?」
「君、ハァハァ、美形だねッ...!よかったら、ハァハァ、僕ちゃんと一緒に来てよ...」
...は?え?何?は?いや、行くわけないじゃん。この変態ジジイ、僕をなめているのか?
「けっこうです。僕は急いでいるんです。」
「え...あっ、僕ちゃんとしたことが。僕ちゃんのせいで君が濡れちゃった...おわびに一緒に来てくれるかな?」
は?
「さっきも言いましたが、けっこうです。」
はぁ、懲りない変態ジジイだ。
「じゃあ、強制的に連れていくね...ハァハァ..」
そう言って変態ジジイはその手で僕を強く引っ張った。
連れていかれる...助けて...!!!空...!!!海にぃ...!!!
グハッ
―え?
「星ッ...!!!無事か?」
「空...」
「このやろう...!僕ちゃんをバカにしたな!」
「はぁ?お前みたいな変態に俺の大事な弟連れていかれてたまるかよ!!!あ゛ァ!!!」
「ヒッ...すみませんでした...!」
大事な...弟...
空は僕みたいな素直で可愛いくもない奴の事、ちゃんと弟としてみてくれているんだ...
「星、その...あれだ...その...」
「「ごめんなさいッ...!!!」」
え?ハモった?
「...ッ、ハハッ、アハハハハハハハ」
「ブッ、なに笑ってんだよ、星ww」
「アハハッ!!!空とハモったのが嬉しいんだよ...!!!」
「なんだそれwww」
いつもまにか雨はやんで、僕たちの心の中のようにすっきりと晴れていたんだ。
+......+FIN.+......+
+あ・と・が・き+
はろー作者の愛羅ですっ☆
兄弟愛って本当にすごいよね!
書いてて、この3兄弟いいなー。って思った!
感想・アドバイス待ってます♪
読んでくれてありがと♪バイバーイ(@^^)/~~
愛羅+あいら#推しは神様+..・+さん(三重・14さい)からの相談
とうこう日:2024年5月21日みんなの答え:1件
僕は三島 星(みしま せい)。中学3年生だ。
ガチャ
「だだいまー。」
はぁ、せっかく勉強に集中しているのに、なんでこんなときにこの低脳は帰ってくるのだろうか?
「...んだよ、星。俺のこと睨むなよ...悲しいんだけど。」
この低脳は恥ずかしながらも僕の兄、三島 空(みしま くう)高校2年生。ちなみにこいつは現役不良少年だ。
「...キモっ...」
「んだよ!おまえ、兄貴を敬うこともできねのか?」
「はあ?お前みたいな低脳を僕の兄と思いたくないね。僕より賢くなってからそういうことを言ってくれるかなぁ?
まぁ、低脳の空にはできないと思うけどw」
「...」
フッ、黙ったなw今日も僕の勝ちだ。
あっ!そうーだ!今日買ってきたプリン食べよ。
...って思ったのに...
「...ない。」
「はぁ?」
僕の...大好物のプリンが...
「ない!」
誰だ。誰が食べた。
「空!おまえ食べただろッ!!」
「はぁ、なにがだよッ!!」
「プリンだよ!!」
「ハッ、たかがプリンこときでそんなキレるなよww」
「プリンごときってなんだよ!!低脳のくせに!!あっ、低脳だからプリンの尊さが分からないのかwかわいそうにww」
「プリンに尊いもねえよww」
ッ...!もういいや、家出しよ。
「空のバカッ...!!!もうおまえみたいな低脳知らない...!!!」
ガチャ
「...あっ、おい!!星!!星!!」
ー空sideー
「.....やっちまった...」
いつものようなただの口喧嘩だと思っていた。
―「空のバカッ...!!!もうおまえみたいな低脳知らない...!!!」
そういいながら家を出て行った星の姿を思い出す。
あぁ、俺はなんてことを―
ガチャ
「だだいま。ってあれ?星は?」
「にぃちゃん...どうしよう...」
俺は長男の三島 海(みしま かい)に相談することにした。
「―ってことがあって...」
「は?」
「ごめん...にぃちゃん...」
「いや、謝るのは俺の方だよ。俺...」
「...え?」
え?にぃちゃんが?
「俺から星にレインで謝るわ。」
「...俺も!!!星に直接謝ってくる!」
ガチャ
ー星sideー
はぁ、はぁ、はぁ、疲れた。
低脳のせいで、今日の僕のスケジュールが台無しになった...
ピロン
ん?レイン?って海にぃ!?
急いでトーク画面を開くとそこには衝撃のことが書いてあった。
『星。空から話を聞いた。星のプリン俺が食べちゃったんだ。ごめんな。あと、帰ってきてほしい。本当にごめんな。』
「...え!?」
空が食べたと思ていた...
じゃあ、僕、空にひどいことをしたんだ...謝らないと...家に帰らないと...!!!
ポツポツ....ザアアアアアアアア
「うわっ!雨降ってきたし...」
走ろうとした、その時―
ガシッ
後ろを振り返ると、そこには鼻息を荒くしたオッサンが立っていた。
「君、ひとり?」
「...そうですが、なにか?」
「君、ハァハァ、美形だねッ...!よかったら、ハァハァ、僕ちゃんと一緒に来てよ...」
...は?え?何?は?いや、行くわけないじゃん。この変態ジジイ、僕をなめているのか?
「けっこうです。僕は急いでいるんです。」
「え...あっ、僕ちゃんとしたことが。僕ちゃんのせいで君が濡れちゃった...おわびに一緒に来てくれるかな?」
は?
「さっきも言いましたが、けっこうです。」
はぁ、懲りない変態ジジイだ。
「じゃあ、強制的に連れていくね...ハァハァ..」
そう言って変態ジジイはその手で僕を強く引っ張った。
連れていかれる...助けて...!!!空...!!!海にぃ...!!!
グハッ
―え?
「星ッ...!!!無事か?」
「空...」
「このやろう...!僕ちゃんをバカにしたな!」
「はぁ?お前みたいな変態に俺の大事な弟連れていかれてたまるかよ!!!あ゛ァ!!!」
「ヒッ...すみませんでした...!」
大事な...弟...
空は僕みたいな素直で可愛いくもない奴の事、ちゃんと弟としてみてくれているんだ...
「星、その...あれだ...その...」
「「ごめんなさいッ...!!!」」
え?ハモった?
「...ッ、ハハッ、アハハハハハハハ」
「ブッ、なに笑ってんだよ、星ww」
「アハハッ!!!空とハモったのが嬉しいんだよ...!!!」
「なんだそれwww」
いつもまにか雨はやんで、僕たちの心の中のようにすっきりと晴れていたんだ。
+......+FIN.+......+
+あ・と・が・き+
はろー作者の愛羅ですっ☆
兄弟愛って本当にすごいよね!
書いてて、この3兄弟いいなー。って思った!
感想・アドバイス待ってます♪
読んでくれてありがと♪バイバーイ(@^^)/~~
愛羅+あいら#推しは神様+..・+さん(三重・14さい)からの相談
とうこう日:2024年5月21日みんなの答え:1件
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面白すぎる!!!!!!! キズなんハマり中のパンケーキです!
兄弟、面白すぎ!感動しなきゃいけないんだけど、笑いが堪えられない!
プリンを食べただけで家出するなんて、、、笑!!
星が中二病っぽいのも面白い!低能ww
w付けすぎて軽く見えるwwww
とにかく面白すぎるので小説化待ってます!!!!!!! パンケーキさん(兵庫・13さい)からの答え
とうこう日:2024年8月27日
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