短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
君は、知らない。
君は、知ってる? 君とすれ違うたびにドキドキすること。 目が合うだけで嬉しいこと。 君と会うために学校に行ってること。 話せなくても幸せなこと。 君は、きっと知らない。 ─────────────── 君は、覚えてる? 悲しいときに元気をもらったこと。 ふとした優しさに救われたこと。 初めて話したときのこと。 君は、きっと忘れてる。 ─────────────── でも、いいんだ。 君が知らなくても、忘れてても。 だって、君がいるだけで充分だから。 幸せだから。 ─────────────── もし、 キセキが起こって 知ってくれたら。 思い出してくれたら。 その時は、言うんだ、 「好きです。」 ─────────────── 君は、知らない。 男でも、男を好きになること。 君は、知らない。 僕でも、君を好きになること。
私の一つの恋
はぁ、私は七瀬聖良(ななせせいら)高校3年生だ、私は一人の男の子に恋をしているかもしれない、でもこの恋は忘れたい…なんでかは、中学3年生の、ある放課後私は一人の男の子に告白されたのだ、その男の子はクラスで人気者だった田中蓮(たなかれん)だった私はokをしてしまったのだが彼はこう言った「残念でした~嘘告白でーす」私の胸はギュッと苦しまれるように痛くなったそれがトラウマで、恋をしたり、するのが怖くなって、男の子とも話さないようになってしまった…それから、丸2年間は、恋をしていないでもそんな私は気がつけば高校3年生にまでもなっていた。でもこんな私にも優しくしてくれる男の子がいたそれは高校の入学式の時に再会した、赤ちゃんの時からお母さん同士が家も近くで、仲が良かったため、幼馴染となって赤ちゃんから、保育園までは仲良くしていたでもある日、私はお父さんの事情で家を引っ越すことになったそれで今となって高校の入学式でたまたま再会したのだ。ちょつとずつだけど彼のささやかな優しい行動に、少しずつ恋に落ちていったのだった。それが男の子に恋をしてしまったのかもしれないと思った理由だ、でも私はあのトラウマが忘れられない気持ちもあったそれで私は考えた、彼に似合うカップルになるために、2日後まず私は、髪を変えたショートにしてみたりした、それから次は重い前髪を切ろうとした。私は2、3年ぶりに前髪をきった私じゃないみたいにそう思えた。その後、メイクもしてもらった。美容師さんはこう言った「元がいいから全てが楽しかったです!」私はそう言ってもらえて嬉しかった!洋服もえらんで もらったり何着か買った私の高校は私服高校なので、買った服教えてもらった髪の巻き方、メイク全てを自分全ての力で、頑張った!お母さんから、「すごいめちゃくちゃ変わってるよ!」と言われた頑張った甲斐があった。それから私はこう思った、思ったことは二つあって、一つ目は、彼を惚れさせたい、二つ目はトラウマの田中蓮というあの男に復讐をしてやりたいそうおもった。それから高校に行くと私が通った横でザワザワと「誰あれ」と騒いでいるのが聞こえた。誰やら田中蓮が告白をしてきた私は振ったそれが気持ちよかった。最後に、綺麗になった私しで、彼に告白をした、返事は素敵な笑顔で、okをしてくれた。それが嬉しくて涙が出た努力した甲斐があった改めてそう思った みなさんこの作品を見てくれてありがとうございます!
永遠転生
大雨の日だった。私は死んだ。最後に見た景色は、みんなの青ざめた顔のだった。何か言ってるように見えた。 (あれ?ここはどこ?)私が目を覚ましたのは病院の中だった。何か言おうとしても声を出すことができなかった。目めをひらくことも。よくわからなかったが、(あ、「転生」か)と、すぐ気付いた。 それと、家族が話してる内容で、父さんが死んだのがわかった。(まぁ、私には関係ない話だけど。) 私は育った。2歳ぐらいまでは。2歳になったら、いきなりお母さんが子育てをやめたのだ。私は状況を分かってなさそうな兄に頑張って育てられたが、1年でまた私は死んだ。 END 「こんぐらいかな」私は手を膝に置いた。3歳で絶対死ぬ私は、今までで174597668回転性をしていて、ここに来たら前世の日記を毎回書くと決めている。初めて生まれてきたときの夢の、小説家になるために。 私の名前は大山恵美だ。ほとんど1ケタ台の時の記憶を覚えてない中、最初の名前と夢だけは覚えている。
空色には、七色の虹を
始業式。 紙が配られる。樹奈は目をゆっくりと開けた。 5年3組。美幸と同じ。佐那もいる。 ああ、と思う。去年も、おととしも。いじめてきた子。 また今年も。自分みたいな子はいないんだろうな。置いてきぼりになるんだろうな。 次の日は音楽だった。 樹奈が苦手な合唱。 そこには清がいた。清は、歌はすきだった。だけど、歌うのは、苦手だった。今日も、みんなにオペラ、オペラ、とからかわれている。その子は瑠璃色の目で、じっと古ぼけた、音楽準備室を見つめる。今までも、私と同じ、からかわれている、助けてあげたい、とおもう。おもむろに先生を見上げると。先生は、無表情だった。 意を決めて、「酷い」という。」そしたら、美幸たちはは口々に、「へえ、樹奈って清のこと好きなんだあ」といってにやにやする。そうじゃない、と思う。清の、瑠璃色の目の奥に、小さな涙ができていた。先生は、いつも通りのニコニコ笑顔だ。そして地獄の音楽は、終わった。でも、清が、「先生、なんなんですか、いじめられてる人をほっとくって、どういう脳してるんですか。」といった。先生は虚を突かれた顔をして、無視したが、みんなの顔には、動揺があった。 帰りに、清に大丈夫?ってきいてみた。そしたら、さっきは、かばってくれて、ありがとう。と、ほほえみながら言った。そして。ぽっけから、そっと何かを取り出した。「これ、ぼくが作ったチョコクッキー。よかったら食べてね」といって渡してくれた。 その日は一緒に帰った。きれいなそらには、きれいな虹ができていた。次の日からは、いじめはなくなった。 終わりに どうでしたか。下手だったら、ごめんなさい。よかったらよんでみてね。
『さようなら』と少女は言った。
あの娘が言ったとき、もう直ぐお別れだって悟った。 この世界で仲良くなったあの娘、里音ちゃん。私に一番最初に声をかけてくれたのは、彼女だった。 「『星羅』って言うんだ。何だか、神秘的な名前」 彼女は微笑んで、「私、里音。よく、『りお』って間違えられるんだけど、ほんとは『さとね』っていうの。『りお』って呼ばれてるから、星羅ちゃんも『りお』でもいいよ」 「里音、ちゃん…」 中道 星羅。この世界での私の名前。 「アメリカから来ました」 自己紹介を終えると、「つまり、キコクシジョかぁ」とか、「こっちのことあんまり知らないってことだよね」とか、余計な言葉が耳に入る。 何となく他の子たちが近づいてこない中、彼女は気落ちしないで話しかけてきた。 私が周りからの視線を気にすると、「子供っぽいんだから、男子たちったら」とあの娘は呆れたように眉を寄せた。だけど、淡い瞳はいくつかに固まっている女子グループを見ていた。 「ここが理科室。人体模型、本格的過ぎて怖いの」とか、「体育の先生が凄く熱血で、グラウンド何周も走らされんの。陸上部はもっとやらされるらしいよ」とか、色々なことを付け加えながら校内をあの娘は一緒に歩いてくれた。 それが心地よい。今、彼女は私だけに話しかけている。私のことを気にしてくれている。 ――友達になりたい。 そんな考えがふっと頭をよぎって、慌てて首を振った。 私は友達なんて、作ってはいけないのだから。 「友達って、羨ましいなぁ」 そっと呟いたその一言に、彼女は軽く目を見張った。 「何言ってんの、私たち、もう友達だよ」 ああ、と深く、浅く、息を吐く。 これが友達なんだ。 私は微笑み返して、「そうだね」と答えた。 古びた屋上に忍び込み、私たちはお弁当を広げた。といっても私は校内で買ったものだけど。 里音のお弁当は綺麗にラッピングされていた。「お疲れ様、里音」と書かれたメモが挟まっていて、丁寧に詰められた食材へ目がいく。 「どうしたの?」 私は肩をすくめた。クシャッと、プラスチックの容器が潰れる音がした。 そのときだった。里音の目が暗く濁る。 『見つけたぞ…今すぐ出ないとこの星ごと爆破する』 ノイズ混じりの耳障りな声。 「わかったわ。この星は、出る」 ――さようなら。 心の中で囁いた。 私は一通の手紙を残して、この世界を去る。最後に友達の姿を目に焼き付けて。つぅっと、熱いものが顔をつたった。 これを見つけられるかは彼女次第。あの場所に手紙を差し込む。 ――貴方は穏やかに暮らせますように。 里音へ 貴方の記憶の中に、もう既に私はいない。それはわかってるの。 この手紙を読む前に、破り捨てても構わない。だけど私は最後に伝えたいんだ。 私はある星の王女として生まれたの。国はとても栄えていた。けれど、兄のエックが王の座についてからは国は荒れていったの。ついには戦争にもなり、私たちは敗れた。 色々な星を逃げまわっているうちに、貴方に出会った。 短い時間だったけれど、仲良くしてくれて、友達になってくれて、ありがとう。 中道 星羅より ・*・*finish・*・* こんにちは。雪月花です。 最後までお読み頂き有難う御座いました。 この話の続きは…是非ご自分でご想像ください。 アドバイスや感想、宜しくお願いします。
亡き友を想い・・・・・・
私は、甘露実栗(あまつゆみくり)。 私の親友・愛沢実莉(あいざわみのり)は先月、帰らぬ人となった。その日、昼休みまではいつも通りだった。朝、実莉と登校して、授業を受け、屋上のベンチで昼食のお弁当を食べ・・・・・・。そして、この後、実莉は痛ましい悲劇に遭った。 実莉は、屋上から突き飛ばされた。私は、その瞬間を見てしまった。実莉が驚いた顔で、落ちていくのを──。実莉を突き落としたのは、同じクラスの泉琴莉(いずみことり)。 琴莉ちゃんは、可愛くて人気者の実莉を妬んでいた。だからって、あんな酷いことをしないでほしい。世界にたった一人の、私の親友を殺してしまうなんて──。 ある肌寒い日の朝、私は久しぶりに屋上に行ってみた。実莉が死んでしまってから、ずっとトラウマがあって、行けなかったのだ。 屋上の扉を開けると、あの頃と全く変わっていない景色が目に入った。 (実莉が生きてた時、よくこのベンチに座って恋バナをしたな。あっ、あそこにある落書きも、まだ残ってる。そして、あっちは・・・・・・。) 実莉が、琴莉ちゃんに突き飛ばされた所だ。 (考えると辛くなっちゃうから、考えないようにしよう。) 私は、ベンチに座って、空を見上げた。 (今日は、空が綺麗だなぁ。少し霧がかかってて、それもまたいい感じだと思う。) 「私達、ミルク色の世界にいるみたいだね。実莉。」 私は、隣に顔を向ける。けれども、そこには誰もいない。 (そうだ。実莉は、もうこの世にいないんだ──。) そう考えていたら、知らず知らずのうちに泣いていた。実莉のことを思い浮かべるだけで、目から透明な雫がこぼれ落ちていく。 髪に冷たい物が触れたと思ったら、雪が降り始めていた。しんしんと積もる雪。 (まるで、私の心の中みたい。この冷えていて切ない感じが、今の私の気持ちに似てる。) 私はそう思い、また涙を流した。
【30min.】掌で季節は巡る
天頂の方から送り込まれた光が、硝子を通って柔らかいベージュを泳いでいる。水色の影を作る瓶から生まれた雫が伝って、暖かいブラウンに模様を描いた。 セミ合唱団の覇権は、もうヒグラシに移ったようだ。 「ねぇ、もう夏が終わるよ」 少年の言葉に呼応するように、太陽がぐるりと動く。青のキャンバスは橙に色替えをしたようだった。 「もうそんな季節か」 青年は椅子に座ったまま背伸びをした。遠くで鈴のような音が聞こえる。まだ夜じゃねぇのに。そう言いながら笑った。 赤みを帯びたベージュに、ひらりひらりと秋の影が落ちる。彼らが上を見上げると、硝子の先に葉がそっとあった。二人は目を合わせ、小さく笑った。 「そろそろ、秋も終わるね」 赤い赤い太陽は静かに、且つ堂々とその姿を消した。黒という表現が一番しっくりくる、そんな黒ではない色が外を覆い尽くし、白を基調とした鮮やかな輝きが点々とそこにいた。 「暑いよりかはマシかもしれねぇ」 小さなドーム内の灯りと星以外は闇。そんな中、光を受けながらふわりと舞い降りる白いものがあった。それらは、暗い地面にすぐ溶けていった。 「もうすぐ、暖かくなってくるね」 太陽の沈んだ所とは真逆、山際がうっすらと白んできた。段々と空が明るくなり、光の球は上がってきた。外は地面も山も新緑が彩っていた。 「やっと春だな」 遠くに見える木の一部は薄桃の飾り付けがされている。草原は点描画になった。淡い空では鳥のオーケストラが開催されている。 春だと青年は笑った。春だねと少年も笑った。無邪気な笑い声が、硝子にやわく溶けていった。 そしてまた夏が、秋が、冬が、春が。来ては過ぎ去っていく。巡っていく。永遠に飽きない二人に、見守られながら。
好きにならなければ・・・
~サイド結~ 私は、佐野結。私には、幼馴染の海斗が好き。でも、ずっと片思いなんだよね・・・しかも、親友の咲葵も、海斗のことを好きということがわかった。大好きな親友の咲葵がライバルに・・・咲葵は、可愛くて、勉強も運動もできる。それに比べて、私は、可愛くもない、勉強も運動もできない・・・咲葵には勝てないんだろうな~。 ~サイド咲葵~ 私は、工藤咲葵。私には、好きな人がいる、海斗って言う、かっこよくて、頭もいいし、運動神経もバツグン☆でも、親友の結も海斗が好きって言ってた・・・海斗と結は幼馴染だから、海斗は結のほうが好きだと思う。悔しい・・・でも、あきらめないで、頑張ってる! ~サイド海斗~ 俺は、篠原海斗。俺には好きな人がいる、咲葵っていう。すごく可愛い子なんだよな~。絶対俺なんかに興味なんてない。悲しいけどな。でも、俺は好かれるように努力を積み重ねてる。いつかは、咲葵の彼氏になりたいな。 10月22日 海斗の誕生日🎂 ~サイド咲葵~ 私は、海斗の誕生日を祝うために、海斗の誕生日パーティーをやる、海斗の家に向かった。心臓がうるさいくらいドクドクしてる。家についた時には、「海斗、好き♡付き合ってください!」という言葉が出ていた。 ~サイド海斗~ 「海斗、好き♡付き合ってください!」と咲葵が言った。びっくりした。両思いだったんだな・・・。俺は、すぐに「俺も好きだ!付き合おう!」と言っていた。嬉しい。誕生日に彼女ができるなんて。 ~サイド結~ 海斗の家についたら、咲葵と海斗が話しているのが見えた。本当は良くないけど盗み聞きしてしまった。「海斗、好き♡付き合ってください!」と「俺も好きだ!付き合おう!」のと言っていたのを聞いてしまった。ショックで、その場に立ちはだかってしまった。両思いだったんだ・・・。片思いって辛い・・・。こんな思いするなら、好きにならなければ、よかったのにな~。 END
追憶
僕は今日も坦々と生きている。といってもごく普通の日常だが。えっと、自己紹介が遅れてしまった。僕の名は紫苑(シオン)だよろしく。さて早速本題なのだが、これは僕の独り言だと思って聞いてくれ。僕は昔、大好きな人がいた。その人の名は、世界(セカイ)という。その名の通り、世界中の人々を笑顔にしたいと、ずっと言っていた優しい人だった。引っ越してきた僕の家と彼女の家は隣だったから、すぐに仲良くなった。ずっとずっと一緒に遊んでいた。そして中学3年の冬に、彼女は音楽を始めた。前から音楽に興味を持っていたそうだ。そして順調にデビューして楽しい日々が続いた。とある日、彼女に「なんで音楽を始めたの?」と訊いてみた。すると、彼女は「誰かさんを救いたいから。」と答えた。僕は(誰かさんって誰だ?)と思いながらも昔から優しいところは変わっていないと感じた。そして半年後、彼女の誕生日に彼女は、その「誰かさん」のための曲を本人に聞かせるらしい。その日の夜、彼女から電話が来た。僕は電話を出た。そして出たのは、彼女の母親だった。僕は、そのことを知らずに電話を出たので、鼻をすするような音がするのを不思議に思った。そして衝撃な事実が僕の耳に割り込んだ。「世界が、今日、亡くなりました。」え...僕は、母親号泣した後のような声でその事実を告げられた。「誰かさんに自信―作を聴かせるって言って出て行って、その途中車にはねられて…」僕はそのとき人がなくなる悲しみを初めて知った。――2日後、悲哀に満ちた心のまま、彼女の遺品を見た。その中のメモ帳の1ページ目にこう書かれていた。「紫苑が幸せになれますように」と、その瞬間、涙が頬を伝う。僕は「とある誰かさん」が僕自身なのだと確信した。けれど、その所為で彼女が死んだ。僕はぬぐいきれない罪悪感や悲しみを感じたまま自信作という曲の歌詞を見る。君を救いたい、君が大好き、そんな言葉ばっかり出てくる。それじゃあ前に言えよ。なんでそんな心配されるのかって?僕の親は育児放棄していた。そんな僕を思ってしてくれたのだろう。けど、そんなの悲しすぎる。僕はさんざん神を呪った。けど現実は何も変わらなかった。それから十数年、僕は世界の墓に毎年通っている。僕はその度世界の墓の前で「幸せだよ」と呟く。世界は僕の追憶の中にいる。僕の名の紫苑の花言葉は、「君を忘れない」なんだって。完※これはフィクションです。
本当の恋
私は秋野真央。 今から初恋の相手に告白します。 「雪乃先輩、好きです。」 「あー。。。」 雪乃先輩は、少し黙ってあと、口を開く。 「いい、けど、」 え?いい、の? 付き合って、いいの? 「でも、俺、婚約してる人、いるんだよね。」 こん、やく? あの漫画とかで聞く、婚約? 雪乃先輩は、町一番のお金持ちで、大きい屋敷に住んでいる。 そう考えたら、婚約者の1人、おかしくないのかもー。 「あ、そう、ですか。婚約者と、幸せに、なって、くだ、さい。」 泣くな。 雪乃先輩の前で、泣くな。 私の恋は、終わったのだから。 ーぽつり あ。 ほおが濡れてる。 「さようなら。」 私はむりやり笑った。 うまく笑えてないと思う。 でも、雪乃先輩には、幸せになってほしかったからー。 大雨が降ってきた。 でも、いい。 今はびしょ濡れになりたい。 「待って!真央ちゃん!」 後ろから、大好きな人の声。 ぎゅっー。 抱きしめられる。 雪乃先輩、あったかいー。 って!雪乃先輩には婚約者がいるんだから! 私は雪乃先輩をつきはなす。 「雪乃先輩!私なんかじゃなくて、婚約者と、こうゆう事はした方がいいんじゃないですか!?。」 「真央ちゃん、ごめん。婚約者なんて嘘。」 ーえ? うそ? 「俺、信じられなかったんだ。真央ちゃんが、俺のこと好きなんて。」 「そんなうそつかないでくださいっ、私、好きなのに。」 「ごめん。ほんとに、好きなんだよね。」 私はうなずく。 私たちは、雨が止んだ虹のしたで、甘いキスをした。 「俺も、真央ちゃんのこと、好きだよ。」 もう終わったと思った私の恋は、まだ終わっていなかった。
夜に私が見た光景
殺し屋って実在するのかな? 今までの私の答えは、うーんどうだろうねという歯切れの悪いものだった。 だけど今は絶対に、いる!と答える。 だって、たったいま目の前で黒スーツの女の人が男の人を百貨店の屋上から突き落としたのだから。 「はぁっはぁっはぁっはぁっ……」 急いで階段を駆け降りる。 今は、23時。百貨店は閉まっているので、いま百貨店にいるのは関係者くらいだ。 そして店の準備もだいたい終わった時間だろうから、私以外誰もいない……はずだった。 「こんにちは」 「ひっ!」 階段の踊り場で立ち止まる。目の前には、先ほどの黒スーツの女の人が。 「え、え、えーと、私この百貨店の関係者でして!別に何もみてないですよほんとに……」 いや何も見てないならこんなこと言わないだろと心の中の自分がツッコむ。 それに挨拶も返さずになにをぺちゃくちゃ喋っているんだ私は。 黒スーツの女の人が眉を片方あげながらこちらをみている。 「お名前は?」 「ひっ!あ、えと、仲田梨音です。なしにおとで、りのんって読みます……」 「……なるほど。」 黒スーツの女の人が顎に手を添えて少しうつむく。 まさか殺す人リスト的なのに私の名前も載っているとかないよね? 先ほどから足がブルブル震えて、歯もガタガタ鳴っている。 「あなた、何歳?」 「えっ、えっと、22歳で、今年で23になり、ます、け、ど……」 尻すぼみになってしまったのは、途中で黒スーツの女の人が目を見開いたからだ。 もしかして本当に殺す人リストに載っているとか…… 「ねえ、あなた」 「ひぇっ!」 「あなた、西宮中学に通ってた?」 私の心臓がバカみたいに早くなる。 だって当たっていたんだから。 もしかして私殺される? 「え、えーと……はい……」 私がそういうと黒スーツの女の人がカッと目を開いた。 「あっはははははははははは!!足ぶるぶる震わせてほんと面白い!!マジで怖がってんじゃん!!」 「ほ、ほぇ?」 急に黒スーツの女の人が笑い出したのに驚いて間抜けな声がでてしまう。 「もしかして、私が殺し屋とかだと思ってた?」 黒スーツの人が涙を拭いながら言う。 涙が出るほど面白かったの? 「え……えと……はい……」 この言い方だと黒スーツの女の人は一般人だったのかな。 屋上の風景を思い出す。 たしか、柵に立っていた男の人の足をどけるように、黒スーツの女の人が手すりに腕を乗せて寄りかかっていた。 よくよく考えると、黒スーツの女の人は男の人に触れていなかった気がする。 私には、霊感があるから幽霊が見えるのだ。 もしかしたらあの男の人が幽霊で、黒スーツの女の人はただ手すりに寄りかかっただけなのかもしれない。 黒スーツなのは、喪服を売っているお店で働いているからとか? だんだんそう思えてきた。 その方が、よっぽと自然だ。 きっと私は仕事で疲れてしまって、変な勘違いをしてしまったんだろう。 「ごめんなさい、変な勘違いして……」 私がお辞儀すると、黒スーツの女の人がいいよいいよと笑った。 「ねえ、踊り場は狭いし、一旦屋上に戻らない?外で話そう。ここだと声も響くし。あと、タメでいいよ、同い年だし。」 「うん!」 「あ、名前伝え忘れてたね。私は中野柚乃果(なかの ゆのか)。西宮中学出身だよ。ほら、1年A組の。」 「えっ柚乃果ちゃん!?」 驚いたのは、同級生だったからではない。 柚乃果は笑いながら屋上の扉を開ける。 「ほら、どうして固まってるの?ほら、来なよ。」 「えーと、うん……」 なんだか背筋に寒気が走った。だって、だって。 「梨音ちゃん、最初は気づかなかったよ!質問攻めしてようやくわかった」 柚乃果が苦笑しながら笑う。 それに対して私は曖昧な笑いしか返せない。 確かに、顔立ちには昔の面影が残っている気がする。兄弟もいないらしいし、きっと本人だろう。だけど、だけど…… 「柚乃果ちゃん、交通事故にあったはずなのに……」 ぽろっと、口から出ていた。 まずいまずいまずい。なにも言わないでやり過ごそうと思ったのに。 「……バレちゃった、か。」 柚乃果がこちらを向いて寂しそうに笑う。そして、急にこちらを睨んだ。 「死んだからって仲良くしてくれないなんてひどいね。」 「いや、そういうことじゃなくて!」 「梨音もやっぱいらない。ばいばーい。」 気づいたら、目の前に地面があった。
鏡花水月
黒く染まった足を 水面に入れた。 月の中へ。 光を手に入れよう。 泡。泡。 そして全てが藍かった。 月へ。 水面が揺らいでいる。 偽物だった。 なんて遠い存在。 光が欲しい。 結局はひとりだった。 視界が悪い。 そしてそのまま闇に━━ 身を委ねて。 お似合いだと思う。 でも 光が欲しい。 光れたら━━━━
愛と絆の感動の物語
ー瑠璃起きなさい遅刻するわよ 「バハッやば!おかあ!おは!」 「瑠璃やっと起きた、遅いぞ」 「おにぃには言われなくないね」 「瑠璃早く彼のところに行ってきなさい」 「はーい」 私の名前は宮崎瑠璃!僕の家族は 父・ソウスケ、母・ミヤコ、兄・リクトがいる。ほんとは姉もいた。 だけど3年前亡くなってしまった。 今向かっているのは私の彼氏。宮本廉のところへ。 廉とは2年前に付き合った。 「おっと、ついた!」 ピンポーン 「はーい、おお!いらっしゃい!」 「こんにちわ~」 「廉ー!会いにきたよー!」 廉は去年重い病気・心臓病にかかっている。 「瑠璃…ごめんな、」 「いや、全然気にしてないけど?」 「ならよかった」 一応廉はおでかけはできる、まだ大したことないのだ。 「廉?どこか行こ?」 「いいよ」 「あの、新しくできたショッピングモォル行こ?」 「おぉけ」 そして、私瑠璃と廉でショッピングモォルを楽しんでいた。 するとー…… バタッ 「廉!?廉しっかりして!廉!」 「瑠璃……たす…け…て。」 ピーポーピーポー 廉は病院へ運ばれた。先生からは、 「廉さんは、これから入院ですね。」 「は、い、」 私は言葉はいっさい出なかった。 廉はこれからどうなるのだろう。 ーそれから1ヶ月後ー 廉にお見舞いに行った。 廉は意識はなかったでも声をかけた。 「廉?ねぇ?返事してよ…」 「私ね、高校受験合格したの、」 「廉と合格したかっなー…」 「んん…」 「廉!?」 「こ…こ」 「ここは病院だよ、」 私は廉が気がつくと涙が止まらなかった。 このまま意識がなくて起きなかったらと 思っていたから、 「俺は、なぜここに…」 「前のショッピングモォルで倒れたんだよ、」 「ェ、ごめんな、」 「平気、廉余命後…5日…」 「……え、」 「あの、廉に伝えたいことあるの」 「廉、今までありがとう、 廉に出会えて幸せだったよ、 私廉がいなかったら、いなかったら、 こんなにいい生活できなかったよ。」 「俺も。」 ーそして最終日ー 「廉…ほんとに今までありがとう。」 「あぁ、俺もだ。最後の最後に言わせてくれ。」 「俺が死んでも頑張れよ?辛い時は俺を考え…」 ピーピー 「廉ーーーー!!!!!〈叫び〉」 私は廉がいなくなってから 真面目に頑張れた。 ーOWARIー ーあとがきー どーでしたか?自分でも泣きそうになりました笑 長くなってしまったー感想よろぴぅ! モォルのところはアレンジした! 瑠璃は今頃何をしているのだろうか? 気になるねー 読んでくれてありがとお! ばいー!またのお話楽しみしとけ!笑
小説って云うか、詩かな?
ぽつぽつと、雨音が響く 梅雨特有の土の匂い この匂いは嫌いではない むしろ好きだ 雨によって体が この匂いによって心が洗い流されて行くような気がするからだ 誰だって汚れた処はある 誰だって 知らぬ間に罪を犯してる 雨はその全てを洗い流してくれるんじゃないかって 自分はずっと信じてる 晴れよりも 曇りよりも 雪よりも 雨が好きだ ~雨の論文~
揺らぐ水面。
「お前、なんでそこにいるの?」 「控えめに言って、いなくなって欲しい」 自分の席にすら座れず、廊下を歩いても出でけ。と。 家に帰っても、親が仕事でいないのを良いことに、 邪魔だとか、会いたくないって。 なら、家にくるなよ。 「死んじゃえば?」 そう言われたのは、結構はやかった。 家から近くに、綺麗な川があった。 橋からでも、川の中が見えるほど、綺麗だった。 「死ぬなら、ここが良いんじゃね?」 自然とそんな言葉が聞こえてきた。 確かに。って、前の自分だったら、そう思ってた。 すると、いつものあいつが来た。 「なんでいんの?死ぬの?」 急に雨が降り出した。濡れた髪で、目の前が見えない。 「なんで、質問形なの?死んで欲しいなら、キッパリと言えよ」 いつもより、堂々とした口調で言えた。 「ここから、落ちて欲しい?」 雨で揺らぐ水面を見ようと、髪をどかす。 「落ちろよ。」 気づけば、逆さになった街が見えた。もう死ぬんだ。 嗚呼、おしまいか。敗北か。 水の中に落ちて、奇跡なのか、意識はあった。でも、苦しい。 これが、死ぬってやつか。その時だった。 「やっぱ待てよ!」 流される自分の腕に、グッと引っ張られるような感覚が伝う。 おでこは、切って。頭は打って。 自分は助けられて。 傷だらけの僕を、あいつは見る。 「悪い。許さなくていいから。」 「うん。でも、助けてくれて、、、。」 「それ以上言うな!みんなにも言うから」 まだ、雨が降っている。
「風」のような君
とても暑い7月のことだった。 私・宮橋リナ(ふじばれりな)のクラスに転校生がやってきた。1学期のちょうど終わりに転校生なんて珍しいと私は思った。しかし、彼はそんなこと気にすることもなく「風間レオ(かざまれお)です。よろしくね。」と言い、ぱちんとウィンクした。その動作に私は目が釘付けになってしまった・・・。ハッとして周りを見るとクラスの女子のほとんどが私と同じようにレオくんに釘付けになっていることに気づいた。 でも、本人はそのことに気づかない様子で私の隣の席に座った。私の隣は元々空席だったからだ。「よし、授業始めるぞー」という先生の声でみんなは我に返り準備を始めた。私もレオくんを盗み見ながら準備を始めた。すると、一瞬目があったような気がした。 帰りのホームルームが終わり、帰る時間になると、何故かレオくんは靴箱とは反対の方向に歩き始めた。私はレオくんが靴箱の位置を間違えているのだと思い「レオくん!」と声をかけた。しかしレオくんは「ついてきて」とだけ言っただけでまた同じ方向に歩き始めた。 しばらくして屋上についた。 「見てて」 レオくんはそう言うと指をくるくるとまわした。次の瞬間、強く風が吹き付けた。 レオくんは私に微笑んだ。 <どきん どきん> 心臓の音が大きく聞こえる。風が思いっきり体当たりをしてくる。 その日からだ。私がレオくんを追い始めたのは。 ー15年後ー 結婚した彼は今日も風を吹かせている。私の隣で私とおそろいの指輪をつけながら。
キミとはバイバイ
空想してしまう。君と一緒に入れるのなら。笑っちまうな。叶わないのに。 涙を流したら、拭けばいい。今はそんな常識は通らない。 君は大丈夫と言っているが、そんな装いは僕に笑顔の仮面をつける。 君がいたから世界が変わった。彩られた。晴れても、雨が降っても。そんな時、恋心が芽生えた。ドキドキが止まらない。もしかしたら…何度も何度も何度も心の中で繰り返した。 何年か経って、僕は変わった。綺麗なスーツを着て、操り人形みたいに動く。君は嫌いだろ。けど、君はそんな僕でも愛してくれた。 みんなも君を愛した。そして君は『キミ』になっていった。 もう、キミの世界から抜け出せない。そんな僕に反吐が出る。キミの笑顔を見ると虚しくなる。お幸せそうで何より。結局、離れられないや。ダメだな。 さよなら。結論はこれだろ。さよなら。わかってるよ。さよなら。わかっているのに。 胸にしまって、言い出せずに、忘れたフリして、誤魔化してる。キミと一緒歩んでいける未来と、一人で歩む未来が戦っている。 また、燃え出す。走る。君が好きだ。キミが好きだ。君が好きだ。すぐ消えるけど、夢見させてくれ。こんな気持ちいらないな。欲しくないな。キミだけじゃなくて、僕にも悪いな。 空想してしまう。君と一緒に入れるのなら。笑っちまうな。叶わないのに。 涙を流したら、拭けばいい。そんなの知らないよ。涙なんか拭かないや。 もう、忘れちまおう。そうしよう。 バイバイ。 僕は、ゼロに戻った。
命
中学二年生の軒波叶望(のきなみかのん)は、 両親たちと一緒にキャンプ場に来ていた。 叶望は、最近YouTubeに動画を投稿するのが趣味になった。 「今日は何を撮ろうかな~! パシャ 写真を確認する。 「よく撮れてる!」 「あれ?」 よく見ると、叶望の後ろに、うごめいて見えるおばあちゃんが写っていた。 (おばあちゃんなんていないはず・・・) はキャンプ場に私たち一組しか来ていないはずだ。 叶望はこのことを両親に話した。 「たしかに、それは不思議だねえ。」 「うーん・・・」 そのあと、叶望はスマホで調べてみた。 「幽霊!?」 そこには、「このキャンプ場のおばあちゃんの霊が出る」と書かれていた。 しかも、そのおばあちゃんは追いかけてきて、最後には行方不明になるらしい。 両親に話すと、 「幽霊なんているわけないじゃない。」 「もしいたら、YouTubeで撮ったらバズるかもよ!?」 なんて返事が返ってきた。 「やっぱり、幽霊なんていないよね。」 「でも、もしいたらスマホで撮ろう!幽霊が撮れたら、バズるしね!」 軽い気持ちでそう言った。 「一人でいない方がいい」 突然、知らない男の子に声をかけられた。 結構カッコいい。 「あの」 振り返ったころには、少年はいなくなっていた_。 少し後。 後ろに視線を感じ、私は振り向いた。 そこには、おばあちゃんがうごめいて追って来ていた。 「きゃっ!」 (でも、写真を撮らなきゃ、) おばあちゃんは、あと3メートルまで距離を近づけていた。 写真を撮るボタンを押そうとした、その時、 ガシッ! 不気味なおおばあちゃんに腕をつかまれた。 「きゃっ!」 そのまま、不気味なおばあちゃんに引きずられる。 おばあちゃんなのに、異常なほど力が強い。 「助けてっ!」 声は届かない。 深い森だ。 「だから言ったのに」 どこからか、少年の声が響いた。 さっき会った少年だ。 少年が来ると、不気味なおばあちゃんは姿を消した。 「あの幽霊は、キミが一人でいるときに襲う。だから一人でいるなと言ったのに。」 叶望の体は、引きずり回され傷だらけになっていた。 「あ、ありがとうございます・・・。」 地面にはひびの入ったスマホが落ちている。 「まったく。こんなもののために、命を落としそうになるなんて。」 叶望には、その言葉がとても重く感じた。