短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
不幸平
キミは、この世界、どう思う? ボクはね、この世は不公平だと思うんだよ。 キミから見れば、公平かも知れないけど。 イジメを受けている子だっているんだよ。 それが公平だと言えるなら... 今から、飛びます。 小五の時、ボクはいじめられてたんだ。 みんなから、 「死ねよ!お前、虐待されてんだから、生きる意味なんてねぇんだよ!!!」 とか言われてたんだ。 最初は、何なんだよこいつら、と思ったけれど、日に日にエスカレートしていくイジメ。 ボクには、味方がいないんだって分かった。 ボクは、虐待されていたから、頼るところも無かった。 みんな蔑む様な目でボクを見るんだ。 先生も見て見ぬフリ。 そういうのがね、ボク達いじめられっ子は、大っっっっっっっ嫌いなんだよ。 誰かに助けを求めても、ボクの事を嫌いになる奴ばかりが増えていく。 言ノ葉は、鋭利なナイフの様にボクの心を刺していくんだ。 あーもう面倒くさいなーwww もうね、ボクおかしくなっちゃったんだ。 でね、一年後・・・ 机に「死ね」や、水をぶっかけられたり、もう、体も心もズタボロ。 そしてね、ボクは思ったんだ。 飛び降りればラクになれるって。 そして、今に至っている訳さ。 ボクはね、別に答えは求めていないんだ。 だってそれは、この世が不公平だから。 あともう一つ。それは..... ボクが消えた事で何も変わらないから。 ザァザァ雨の中、頬を流れる水滴は、何なのか。 屋上の柵を越え、未知の領域へと足を伸ばす。 「待って!!!」 後ろから声が聞こえた。 いたのかな。私の味方。 でも、もう、止まれない。 ボクは、屋上から飛び降りた。 スローモーションの様になってゆっくり堕ちていく。 死ぬ時は、ゆっくりになるって本当なんだな。 今までの景色が見えてくる。 あぁ、これが走馬灯か。 結局、良い事なんてなかったな。 心に残るのは、最後に「待って!!!」と言った少女。 その時、ボクの心に一つの願いが実った。 ーーーーーーーーー生きたいーーーーーーーーーー でも、もう助からないんだ。 目から、涙が流れた。 涙は、雨と一体化していく。 そして、地面が近くなった時、ボクは呟いた。 「さようなら。不幸平なこの世。」 キミも知らぬうちに誰かを傷つけていたりしていないかな。 そして、いじめられているから死んじゃおうなんて思っている子はいないかな。 そして、いじめられっ子の代わりに復讐しようとしている子はいないかな。 いじめっ子、いじめられっ子、復讐者。 誰にも良い事なんて無いんだよ。 だから、みんなはこんな事は、しないでね。 きっと..........きっと、後悔する。 だから、絶対にしないでね。 これが、ボクの最後の言ノ葉。
あの日、あの時、なくなった。地味に怖い話
あの日、あの時、なくなった。私は春風 結愛(はるかぜ ゆうあ)ある晴天の日車にはねられてなくなった。「足がなくなった 」 ある雨の日包丁で人参を切っていたとき停電になった途端になくなった。「指がなくなった」 ある曇りの日病院に行っていた時にナクナッタ。「私が亡くなった」 読みずらいデス
卒業
私「会いたいな」 気づけばそんなことを呟いていた。 私は真里奈(まりな)中学3年生。 もうすぐ卒業。 卒業といえば… ~~~~~~~~~~~~~~~ ~小学6年生・ある日~ ?「真里奈!一緒に帰ろ」 彼は蓮(れん)初めて同じクラスになった男の子。私を好きらしい。 何度も私に告ってくる。が、私は何度も降っている。でも、 おかげで、ちょっと気になってきている。 私「うん!」 なんだかんだいって、私はこのやりとりが好きだったし、蓮と喋りながら帰るのもすごく楽しかった。 これが、毎日続いた。卒業の少し前までは。 ~卒業の少し前~ 私「蓮~帰ろー」 蓮「は?なんで?嫌やし」 最近蓮が冷たい。私を嫌いになったみたい。 そういえば、中学受験して違うとこに行くって言ってたっけ? 私「そ…っか。うん。じゃね」 蓮「…」 友達曰く、蓮は私を忘れようとしているらしい。 ちょっと寂しい。 また、こんなのが、毎日続いた。 ~卒業式終わり・帰り~ 運動場に止めたママの車で正門に向かって、帰ろうとしていた。 その時、蓮が蓮のお母さんと運動場に向かっていたところにすれ違った。 蓮とはあれから喋っていない。 みていると蓮は手を軽くあげた。 そして軽く振った。 口パクでバイバイって言っている。 私も車内から軽く、手を振った。 手を下げると涙がこぼれた。 もう会う事は、ないんだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 今、私には好きな人がいる。 悠(ゆう)。私の片思い。 蓮と私をよく知っている人。 告る勇気はない。振られるのが、怖いんだ。その時思う。 あの時…蓮は、どんな気持ちで… 何度も降った自分が何故か恥ずかしい。 私は手紙を書くことにした。 ー蓮へー あの時はごめんね。 告るってことにどれだけ勇気がいるか。 今、悠を好きになって知った。 好きになってくれて、ありがとう。 ー真里奈ー ~中学の卒業式終わり~ 私「悠!卒業オメ~!!」 悠「おう!真里奈もオメ~!!」 2人「笑笑」 やっぱり私、好きだな…悠。 私「あの…良かったら、ボタンちょうだい…だ…第2…」 悠「?いいけど」 プチッ悠が第2ボタンをちぎる 悠「はいっ!なんで欲しがるんだか~(?)」 私「ありがとう!あ、あのね、悠と、私って高校違うんだよね…」 悠「あぁ…そーだなぁ…まー、また遊ぼーぜ!w」 私「うんうん!!遊ぼっ!」 2人「笑笑」 でも…あんまり遊べないよね…高校違うとあんまり会えないし…でも! 私「あと…1つだけ…言ってもいいかな…?」 悠「おぅ勿論!なんでも~w」 ドキドキ… 心臓が今にも破裂しそうな勢いで鳴る。 今じゃないと…だめなんだ! 私「悠!私と…私と付き合ってください!」
好きになった人
わたしは恋をした。 女の子に。 その子は、近所の家の桜ちゃん。一つ上の高校1年生。去年までは一緒にちゅうがくにいってた。 いつも優しくて一緒にいると楽しい。悩み事も聞いてくれるし、私も桜ちゃんの悩みを聞いたりする。 最初はお姉さんってかんじで、でもだんだん変わったの。桜ちゃんといると胸がぎゅっとなって、顔が赤くなっちゃう。 でも、、私は女の子。桜ちゃんも女の子。好きなんていったらきっと引かれるんだ。きっと、思春期だから、すこしの気の迷い。 そう思うと桜ちゃんと話すのが悲しくなった。 ある日、桜ちゃんと話していると、「どうしたの?元気ないね。なんかあった?」ってきかれた。 きづかれてしまった。どうしよう。なにか嘘をつこうと考える。桜ちゃんが好きなんていったら嫌われてしまう。どうしよう。 でも、つけない。桜ちゃんには嘘はつけない今まで何でも話してきたから、 「あのね、引かないで聞いてほしい。」 「ん?なになに?」 「私!桜ちゃんが好き!!」 「え、、」 「ごめんね女の子なのに、、。わたしへんだよね。」 「変なんかじゃないよ。 私も同じ。かのんが好き。」 「え、、。」 「つきあってください。」 こうして私と桜はつきあうことになった。私が桜と同じ高校に受かって、毎日一緒に学校いって、、。今とっても幸せ。 いまなら自信を持っていえる。私は女の子だけど、女の子の桜ちゃんが好き!!
お手紙
「行ってきます、お母さん…」 桜色の振袖で、仏壇のお母さんに言った。 桜田美羽(さくらだみう)20歳。 今日が成人式。 お母さん、みてくれてるかな。 「美羽の振袖姿みたいな」って言ってたな。 「お母さん、そろそろ行かないと、」 そういうと鍵付きの引き出しから宝物を出した。 お母さんからの最期のプレゼント。 お手紙、封筒をそっと撫でて、あの日を思い出した。 大好きな美羽へ 『おかーたん!みうおてがみかいたの! おかーたんにあげる!』 小さい頃の美羽はそう言ってよく私に手紙をくれたね。 いつも、おかあさんだいすきって書いてくれて嬉しかったよ。 それからも毎年誕生日におめでとうの手紙をくれたね。 最近は老けたとか老人に近づいたとか、そんなことも書いてたね。 それでも嬉しかった。 でも、私は1度も手紙なんてあげられなかったね。 ごめんね。 美羽の好きな所、書こうかな。 ・優しいところ ・人を気遣うところ ・笑顔が素敵なところ ・少しだけ幼いところ 他にもたくさん、たくさん。 美羽、大好き! 最初で最期の手紙だね。 美羽、16年間ありがとう。 美羽をおいて逝くなんてダメな母親でごめんね。 これからも美羽は美羽らしく、がんばれ! 美羽のことが大好きな母、桜田美奈(みな) 「ふぅー、書きたいこと全部書けたかな? 美羽は分かってくれるかな…」 病院のベッドでほとんど寝たきりの私(美奈)は、娘、美羽に最期の手紙を書いた。 「美羽へ」 大きく、心を込めて、宛名を書いた。 思い残すことはもうない。 手紙をテーブルの上に置いた。 私はとても眠くて、深い深い眠りについた。 「お母さん、お母さん、お母さんっ」 16歳のある日、お母さんが亡くなった。 大好きなお母さんがもういないなんて信じられない。 その時、お母さんの担当だった看護師さんが、 「こんにちは。美奈さんの娘さんの美羽さんですよね? お母さんを助けられなくてすみませんでした。 それから、美奈さんは亡くなる直前に熱心に手紙を書いていたんです。 どうぞ。」 封を切って読むと、涙がこぼれた。 大好きなお母さん、今までありがとう。 そう思った。 手紙を読み終えて時計を見ると、まだ時間があった。 今度は私もお母さんに手紙を書こうかな。 ーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは!なっちゃん!!です! どうでしょうか? タイトル仮なので募集します! あと、アドバイス、感想などいただけると嬉しいです!
私が嫌いなあの子と大好きな君
なーんか。嫌だな。この子。 私の前で、私があくびを噛み殺しているとも知らずにペチャクチャ一人で話している。 「…それでねっ、その男子何て言ったと思う?『君のことが好きだ』だって~!!」 「…へぇ」 「もぅ、モテすぎて困るなぁ~」 はっ。幸せ者だな。 それが、嘘告とも知らずにこんな喜んで。 ――私、杉崎澪(すぎさきみお)が話してる相手は、恐らくクラス一、学年一ウザいと有名の三城羅音(みしろらおん)だった。 何かと話を聞いてくれる私にべたついて来る。 今日も告白(嘘告だけど)された自慢をしに来たらしい。 私にとっては良い迷惑だわ。 たまに罰ゲームなどで、羅音に告白する男子がいる。 そして、本人は全く気づいてないと…。 「でもでも~、私が好きなのは黒羽君だから断ったんだっ」 「黒羽君」という単語に反応してしまった。 黒羽君というのは、黒羽大翔(くろばひろと)君のこと。 とびきっきりのイケメンという訳じゃないけど、笑顔で爽やかな男子だ。女子と話してるのはあまり見かけないけど、私は密かに思いを寄せていた。 …なのに。 「私が黒羽君に告ったら、女子達が泣いちゃうからさぁ~」 何が、「泣いちゃう」よっ。 話したこともないくせに! 私は、一度大翔君と話したことがある。 部活の帰り道、ボロボロで弱った子猫が私に寄ってきたのだ。家がマンションだから飼うことは出来ないが、背中の汚れをはらってあげたり、コンビニで買った肉まんをちぎってあげた。 その肉まんを無我夢中で食べてる子猫を思わずぽけ~っと見つめてると、後ろから「あれ?」と声がした。振り返ると、一瞬飛び上がりそうになった。 大翔君が部活のバックを持って立っていたのだ。 「うちの学年の子だよね?…わっ猫だ~!」 大翔君は、まるで無邪気な少年のようにその、子猫を見てはしゃいだ。「の、野良猫みたい…。うち、猫とか飼えなくて…」 緊張しながら言う。この子猫に感謝! と、大翔君が悩んでいるような仕草をしながら、言った。 「こいつ。まだ小さいのに可愛そうだよな…。よし!俺が飼うよ」 「ええっ!?」 思わず声が裏返った。 私が、大丈夫なの?と聞くと、ニカッと爽やかな笑顔で「大事にするから安心してよ!」と言ってくれたのだ。 その瞬間私は大翔君がもっと好きになった。あの時の大翔君のとびっきり、爽やかでかっこよくて、でも優しい笑顔は私だけが知っていたいと思った。 だから、廊下などですれ違うと私は毎回ドキドキするのだ。 「君って、あの時の…」と話しかけて来ないかと…。 でも、大翔君は私の顔なんか忘れたみたいに、いつも通り過ぎていく。 その度に私は胸がちくりと痛む。でも、諦めるつもりはない。思い出してもらうまで頑張るつもりだから! 「澪もそう思うよね?」 突然現実に引き戻された。 羅音の顔がどアップになるのは、かなり不快だった。 だから、怒ることもなく褒めることもなくぼそっと言った。 「泣くのはあんたかもね」 「…は。何よっ!」 私は呆れたような哀れむような目を羅音に向け、無言で席を立った。 無論、私が座ってた席は自分の席だったため、しばらく廊下を放浪することにした。 ただ、どこに行くかも定めずに歩いていると、階段の曲がり角から黒羽君が歩いてきた。 ドクンッ。 黒羽君がどんどん近くなる。 授業に使う道具を取りに行くよう言われたのか、大きな荷物を一人で抱えている。 心臓の音が鳴り止まない。(もちろん、鳴り止んだら怖いけど) そして、ようやく真横に黒羽君が来た。その、横顔は変わらず前を見ていた。 今…しかない。 私は、屋上から飛び降りる勇気で、すぅっと息を吸い__ 「手伝うよ!」 そう手を指し述べた。振り返った黒羽君は、あの時と同じように考える仕草をした。 どうやら、癖のようだ。 そして。 「あぁ!猫に肉まんあげてた子!?」 そこかいっ、と私はずっこけた。そして、笑いながらも「そうだよ」と笑顔で言った。 黒羽君に負けないくらいの笑顔でね。 END どうも!作者の利久です~(*’▽’) 「私の嫌いなあの子と、大好きな君」読んでいただきありがとうございます。羅音ちゃんみたいな、女の子身の回りに意外と居ますよね(笑)そして、黒羽君は私の理想な男の子です!とびきりのイケメンじゃなくて良いんですよ、皆さんのタイプの男の子はどんな感じですか? 感想やアドバイスがあれば、書いてくださると私はずっこけます!…じゃなくてw飛び上がります!頑張って書いてみたので、よろしくお願いします。
【短編小説】友情って
「絶対あいつ詩のこと好きだよ!」 勝手に決めつけないで。 「だよね!詩がうらやましいわー。」 あんたたちは、私と翔の何を知ってるの。 「告っちゃいなよー。応援してるよ!あ、もしかしてされたい派?」 いやだーとお気楽そうに笑う彼女らに適当な笑みを投げかけ、半ば無視して去る。 「え、何?無視?協力してあげようとしてるのにキモっ。」 「それなー。独り身の私たちを哀れにでも思ってんじゃん?ウザっ。」 あっという間に手のひらを返され、冷ややかな、楽しそうな視線を向けられる。無表情で立ち去る。私も随分慣れたものだ。 翔のことが好きだとか、応援してほしいだとか、何も言っていないのに、どこでどのように間違った解釈をされたのだろうか。 後ろから、彼女らが私の悪口を言っているのが聞こえる。この距離だと聞こえることが分からないのか。それとも、わざとなのか。どちらでもいい。彼女らはバカだということが改めて分かっただけだ。 薄っぺらくて、何の価値もない彼女らの友情。意味なんてないのだろう。1人になりたくないのだろう。弱いのだろう。 翔とは小学四年生の時に出会った。私は転校生として小学校に入ってきた。転校生という異物は狙われやすい。私は、いつものように当たり障りのない交流をしていた。 だが、どこかで間違ってしまったらしい。 悪いことをした自覚はなく、不思議で仕方なかったが、起こってしまったことはしょうがない。元々すぐに嫌われる私は、いじめられてもいないし、気に留めずに一人で過ごしていた。達観した子供だった、今もだが。少なくとも自分はそう思っている。 話がずれてしまった。 翔との記憶はそこにはない。私の翔との最も古い記憶は小六の卒業間際にある。 彼と、自然な流れで一緒に帰ったのだ。 そこから翔との友情が始まった。 隣を通ったら挨拶。互いに一人の時は話し、帰る。別に普通のことだ。一人でいるよりは楽しかったし、本当は一人が嫌だったことにも気付いた。素直に私はその友情を受け入れた。 しかしまあこれらのことを思春期に入りかかった年のクラスメイトが目ざとく見つけたわけだ。もちろん噂になった。 今までは放っておいてたくせに、騒ぎ立てる彼らに、ただただ面倒くさいと思った。 「よっ。」 翔は、いつも最高のタイミングで現れる。良い意味でも、悪い意味でも。 「やっほ。」 「また詩さんは一人ですか。」 翔がチラッと先程の彼女らを見る。 「あいつらバカだな。」 死ぬほど価値観が合う翔といると、妙な安堵感がある。 「まあね。」 「一緒に帰ってやろうか。」 「余計なお世話。」 と、言いながらも一緒に帰る。 話しながら、翔を見る。 出会った頃より、随分と男子っぽくなった。背はのび、声は低くなり、喉仏がよく動く。手や、背中がゴツゴツして大きい。 彼女らがそういう対象として見るには充分で、私がそう思われるのもおかしくはない。私も大分あの人たちの心に歩み寄れるようになった。静かに心の中で考える。 私も女子っぽくなったのだろうか。 翔は私をそうやって見ることがあるのだろうか。 私が翔をそうやって見る日が来るのだろうか。 異性との友情は成り立たないのか。成り立ってはいけないのか。 幼なじみと言えるほど、長い付き合いはない。だけど一番信じている。 翔の顔を見る。 彼との友情が、少しでも分厚く、価値のあるものであるように。少しでも長く続くように、願った。
彼岸の花屋敷 (考察待ってます)
烏が鳴き、空も橙色になった頃に秋祭りが始まった。 着慣れない浴衣を着て、 下駄をからん、ころんと鳴らして神社へ皆向かう。 秋祭りでは、まず神主と村長が話し合い生け贄を決める。 生け贄は必ず、10歳以上16歳未満の少女。 皆が村長と神主の話し合いが終わるのを待った。 震える少女。少女を抱きしめる親。 世間話をする老人。遊び回る少年。 色々な人がいるが全員、どこか儚い空気を纏っていた。 そして、今年の生け贄は私になった。 安心して泣き出す少女。私を慰める親。微笑む老人。私に指を指し、からかってくる少年。 すると、神主が彼岸花を私の髪につけた。 真っ赤な彼岸花。 そして、私は神主に神社の裏の森に連れられた。 私が森を歩いていると、いつの間にか神主はいなくなっていた。 それにしても深い森だな、と呟くと足に何かが引っ掛かり、私は転けてしまった。 地面に手をつこうとすると、手が地面をすり抜けた。 私はそのまま、くるっと一回転した。 一回転した先の光景は、赤い彼岸花が咲き誇っていた。 真っ赤な彼岸花の奥には、綺麗な川がある。 私が呆然としていると、霧の奥に建物を見つけた。 私は彼岸花を掻き分けながら必死に進んだ。 その建物は、大きな屋敷だった。 でも何故か、屋敷の周りだけ彼岸花は咲いていなかった。 私は屋敷の戸に手をかけた。 重く、冷たい戸がゆっくりと開く。 開いた隙間から入り、中を見ると色んな花があった。 牡丹に、菫に、紫陽花。 私が上がると、綺麗な女の人がいた。 女性は私にそっと微笑みかけると、黒百合を差し出した。 私は訳が分からず、女性の顔を眺めていた。 すると、女性が私の手に黒百合を握らせた。 そして、女性がゆっくりと口を開いた。 「黒百合の花言葉」 私は黒百合の花言葉を必死に思い出した。 あっ 「そういう事ですか」 と私が言うと、女性はにっこり微笑んだ。 私は屋敷を出て、川を渡った。 その先には、あの神社があった。 皆変わっていない。 ただ一つ変わっているのは、 私の体が透けていて、浮いているという事だ。 _終わり
花火大会 手を繋いで
私は【明菜(あきな)】! 私には、彼氏が出来たのである! その彼氏の名が【涼太(りょうた)】である! 去年に私の方から告白をして、なななんと、【OK】貰っちゃったんです! でも、一つだけ悩みが。 涼太の方から、手を繋ごうとしてくれないんです…。 私からは一回だけ…! でも、やっぱり彼の方から手を繋いで欲しいんですよ! そんなことを考えていたら、ブルブルっと携帯が鳴ってメールが来た。 涼太からだ! 涼太『明日、花火大会。』 涼太『暇なら一緒に』 涼太『行かないか?』 なんでこんなに途切れてるんだろう?もしかして、恥ずかしいのかな? 涼太、可愛い! 明菜『行く!絶対行くよ!何時にどこ待ち合わせ?』 涼太『6時に〇〇公園で待ち合わせとか?』 明菜『了解!ありがとね!楽しみ~!』 涼太『じゃあ、また明日な。』 明菜『うん、また明日ね!』 会話を終え、携帯を置く。 明日は花火大会だ! 〈次の日〉 やっと6時。 もうすぐ、涼太に会える!やったぞ、私! 今日は張り切って浴衣を着てみた! 涼太、どんな反応するかな。びっくりするかな。可愛いって思ってくれるかな。 駆け足で家を出て、〇〇公園に着いた。 すると、浴衣姿の涼太が見えてきた。 「涼太、お待たせ!」 そう言って私が手を振ると、涼太も振り返してくれた。 「…か、可愛い」 涼太が目を逸らして言った。 もう、照れるじゃん! 「涼太も似合ってるよ。かっこいい。」 涼太は、顔を赤らめた。 「ほ、ほら、行くぞ。俺、かき氷食べたい。」 「私も!苺かな?それともメロン?迷う!」 私が言ったら、涼太は吹き出した。 いつも静かで大人しい涼太の笑顔。どんどん好きになっていくよ。 かき氷を食べたあと、射的をしに行くのだ! でも、さっきより混んできたな。人の波に飲み込まれそうだよ。 その時、 「ひゃっ!?」 ど、どうしよう…!涼太が見えなくなっちゃった! ほ、本当に人の波に飲み込まれちゃった!? でも、あんまり動いたらダメだよね。その場で待機しよう。 すると、後ろから手を掴まれた。 目の前には、涼太がいた。 「怖い思いさせたな。ごめん。」 「だだだ、大丈夫!涼太こそ平気?」 「うん。それにしても混んできたよな。あそこのベンチで花火見るか。」 「う、うん!」 私は、それよりもあることで頭が一杯だった。 手、繋いでる。 嬉しい。嬉しいよ、涼太。私の夢が、一つ叶った。 そんなことを考えていると バーーン ドンっ わぁぁ!綺麗な花火!こんなの、生まれて初めてだよ! その時、涼太は私の耳元で囁いた。 「明菜。…好きだ」 *あとがき* こんにちは!初投稿、初小説のシマエナガでーす! 皆さんは、シマエナガという鳥は知っていますか? 白くてもふもふでとても可愛いですよ~! ええと、関係ない話でしたね。笑 この話は、涼太と明菜の青春を書いたお話です。 この話を書いていると、とてもかき氷が食べたくなってきます。笑 花火を見ながらかき氷。これ、私の憧れなんですよ~!(花火大会行ったことない) あとがき長過ぎました。笑 では皆さん、体調に気を付けて、元気に過ごしてください! では!
[短編小説]遠距離恋愛中
「学校の桜、綺麗だよねぇ」 私は池田桃花(いけだももか)。 「ああ。学校のくせに桜に金かけてんのかな」 「コラっw」 「来年も一緒に見よーな」 「うんっ」 彼は、綾瀬涼太(あやせりょうた)。 幼馴染だけど、私は「恋」として好き。 でも、幼馴染という関係を崩したくないから、告白はしないかな。 勇気が出たら告白するつもり。 ───この桜の木の下で。 「桃花。大事な話があるんだ」 「え…?」 胸がドキドキしてきた。 もしもこれが告白だったら…? ラブストーリーだったら…。 「俺…、病気かかったんだ。1ヶ月っていう余命宣告もされて…。約束したのにごめんな…」 「え…」 言葉が出なくなった。 余命宣告という言葉だけ、頭をグルグル回る。 「待って…。え、ちょっと待って…。どうゆうこと…」 「混乱しないで。俺がここからいなくなるだけだから。お前はいつも通り元気に過ごしてて」 笑顔を見せるけど、どこか誤魔化してるような…、悲しいような、泣きそうな、いつもと違う笑顔だった。 ~1ヶ月後~ 私は、ぼんやり桜を眺めた。 涼太…。もういないよね。 私が一筋の涙を流した瞬間…。 「桃花ッ!!」 涼太の大声が飛ぶ。 「え…、涼太…、なんでここに…」 「死ぬ前に、お前に会いたくて。死ぬ直前って、好きな人とかに会いたくなるよな?俺は、お前に会いたかったから」 「えっと、それって…」 「お前のことが好きだよ。恋として」 ドキドキ…。 「死ぬとか言わないでよ。ぐすっ。でも、私も…。恋として好きだよ…」 2人で笑って、泣いた。 私たちを繋いでくれた、思い出の桜の木。 私たちは、遠すぎる、でも近いような、遠距離恋愛中。
(短編小説) 孤独の狼
僕は狼。いや、人狼と言った方がいいのか。 僕はとある国の小さな田舎町に住む普通の「人」だった。 町の皆や家族と楽しく暮らした。 だがあるとき、 隣町は、僕達の町に散々被害ばかり出した。 というのも、動物、食料、何かを作る材料も、奪ったのだ。 自分達の事なら何が何でも奪う、悪い奴らだ。 度々僕達の町の皆は死んでいった。 僕の家族は占い師。 未来を見通す能力を持つ。僕も能力を持つ仲間だ。 家族は町の皆に「このままじゃ町は滅びる」と言ったそうだが、 町の皆は聞かなかったらしい。 次第にこの町は滅びた。 なんとか助かった僕と僕の家族は、どうしようか迷ったそう。 住む場所も、食料も無い。 …ここからは悲しい話だが、 親は僕を山奥に置き去りにし、どこに行ったか未だに分からない。 僕は幼いながらも山奥を進んだ。 すると一匹の狼に出会った。この出会いはのちに僕を変える。 狼は僕を育てようと思ったのか、他の狼と共に暮らす日々が始まった。 確かに、僕は狼なんかじゃない。「人」だ。 だから最初は他の狼に怪しまれたりもした…。 僕は人の言葉も狼の言葉も分かる。 だから、親狼は僕に色々と頼んだりもした。 僕は大きくなり、「人」が住む今ある町に行くこともあった。 その辺りは随分変わり、全く違う場所だった。 僕は、基本、「人」は愚かだと思う。 頭が良いのは、良いこと悪いこともあるんだ、と。 ーーーーー ある時、「人」の僕と同じくらいの男の子が森に迷い込んだらしく、 僕は案内をすることになった。 男の子は僕を見ると羨ましそうにした。 なにが、「凄い、かっこいい」だ…。凄くもかっこよくもない。 人狼がかっこいいか? 男の子は歩きながらこんな話をした。 「僕の町、みんなが楽しく暮らしている」と。 ふいに、涙が止まらなくなった。こんなことを思いっきり言いたくなった。 「僕は、孤独なんかじゃない!」 …いや、孤独だ。狼はただの動物だ。 自分を保護しただけ。育てただけ。 本当の家族はどこに行った? 山道から、夕日がさす。気付かぬうちに夕方になっていた。 男の子は、町に向かった。「ありがとう」、と言い。 僕が帰る頃には、もう夜だった。 一瞬、僕はなんなのだろう、と思った。 「人」なのか、「狼」なのか。 …月は山を照らす。 僕は、分かった。 …月は僕を照らす。 「僕」は「僕」だった。
最低理論
「最低理論」それは僕が今から語る理論だ。 最低理論は最低な事をする奴は何故そんな事をするのかと言う理論だ。 何故するかは今は解明中だ。だからこの理論は完成していない。今、クラスでいじめられている子がいる。それを観察している。一つの観察日記として。今日は水をぶっかけられたようだ。「水をかけていた。嘲笑いながら。」と日記に記す。これを初めて約1ヶ月だ。先生に提出すれば「いじめは対処できるんじゃ無いの?」「もしかして楽しんでる?」とか思うかもだが一回1週間ぐらい経った頃に見せた。だが先生の感想は「そんな事ないだろう?坂野咲と上原達は仲良く遊んでるじゃないか。」だった勿論言い返した。「そんな事ないです。本当ですから!信じてください!今日もきっとしますよ!目で見たら信じますか?!」と何かを起こしそうな場所に連れて行ったが今日に限って何も起こらなかったのだ。きっとメンバーの誰かが上原に行ったのだろう。 そもそも坂野咲 美玲はお金持ちの子なのだ。とても優しく、大人しい子なので親に言えないんだろう。日記は1ヶ月続いてるがほぼ同じことの繰り返しだった。夏だから水をかけられるのはまだマシだろうが冬になれば寒くて風邪をひいてしまいそうだ。それまでにどうにかしたい。が、俺ひとりの力じゃどうせ前と同じ結果だろう。友達に手伝ってもらう?そんな事は出来ない。手伝ってくれる奴なんて俺の友達にはいないからだ。 日記は結局1年経った。そんな時いじめられていた坂野咲 美玲は 「自殺」した。 「最低理論は結局完成はしなかった。研究していた彼女は死んでしまったのだから。何回も「オトナ」に、「先生」に言えば良かったのだろうか。何回もいじめっ子達に言えば良かったのだろうか。どうすれば良かったのかだろうか。」 あれから12年たった今でも思う。俺の自分の日記には「結局、理論は完成しなかった。そして彼女も救えなかった。」と最後に書かれていた。悔し涙がノートに落ちる。 12年経って「オトナ」になった今なら理論は完成するだろう。 ペンでノートに書く。 「最低理論の答えなど無いだろう。いじめっ子もいじめられる子も人間で、人間はそう言う生物なのだろう。 ヒトは昔からそう言う生物だ。強い者が残り、弱い者はただ一生を終えるだけだ。歴史の本を読んだってそうだ。強い武士は勝ち残り、権力を持たない農民は飢えに苦しむ。上が権力を持ち、民を支配する。今の世ではそんな事は少ないが「学校」という階級制がある場所ではそれが起こり得ないのだろう。 それが29歳の俺が出す「最低理論」の答えだろう。」
肝試し(ホラー系)
あーあ、今年初めて聞くセミの鳴き声は学校で聞くことになっちゃったな……まぁ私の頭が悪いのが原因だけど。 私は梨奈(りな)。中三のいわゆる「あたおか系女子」だ。頭が悪くて…………夏休み補習に出てる。今ちょうどテストやってるんだけどもう終わっちゃった。 暇で窓の外を見る。緑色の葉っぱが風に煽られて舞落ちていく。それも私には綺麗に思えなかった。 帰宅。私は一言「ただいま……疲れた……」と呟き手を洗い2階の自分の部屋に滑り込む。鞄を床に投げ捨てベットに横たわりスマホを見る。 暑い。エアコン……ついてないじゃん。「チッ」舌打ちをして冷房をつけた。そうだ、喉が渇いた……私は面倒臭いなと思いながら1階へ行き冷蔵庫を開けて麦茶を取りだしコップに注ぐ。その場で飲まずに自分の部屋に戻って飲んだ。 あ、有紗(ありさ)からLINEだ…… 有紗「今さ、クラスLINEで明後日の夜肝試し行くっていう話が出たんだけど梨奈も行く?」 んー、まぁそうよね。今年は夏気分味わってないし……少しくらいなら…… 梨奈「行こっかなー?今年は私補習で遊んでないしwあ、てかどこ行くの?」 有紗「あ、来るー?じゃあ明後日の午後11時北川小学校に集合で!」 梨奈「OK!」 ───翌々日─── 有紗「ごめん……今日行けなくなっちゃった……」 梨奈「どうしたの!?」 有紗「体調崩した」 梨奈「大丈夫!?」 有紗「うん……でも梨奈の家の近くには瑞希(みずき)ちゃん住んでるから一緒に行けば良いんじゃないかな……」 梨奈「じゃあそうする……無理しないでね!お大事に!」 有紗「ありがとう」 はぁ……有紗は行けないのか……瑞希ちゃんか……苦手なんだよなぁ……とりあえず瑞希ちゃんにも連絡入れよ…… 梨奈「瑞希ちゃん、今日有紗が行けなくなったらしいから一緒に行っていいかな?」 瑞希「うん!良いよー」 梨奈「ありがとう」 午後10時30分。そろそろ家出るか。 梨奈「今から家出るから家の前まで行くね!!」 瑞希「良いの??ありがとー」 着いた……北川小学校ってこんな不気味なの??まぁ廃校なだけあるよね…… グラッ! 「うわっなn……」 え。夢か…… あーあ、今年初めて聞くセミの鳴き声は学校で聞くことになっちゃったな……まぁ私の頭が悪いのが原因だけど。
騙されて、裏切られて、でも好きで。
『おかけになった電話番号は現在…』 これで5回目。あぁ、騙された。 私は、ツー、ツー、と鳴っているスマホをベッドに放り投げ、机につっぷした。 「俺の母さん、重いガンを患(わずら)ってるんだ。でも家には金が無いから手術代が払えない。どうしよう。」 きっかけは、この言葉からだった。 私は、陸斗(彼氏)の母のガンを、どうしても治してあげたいと思い、陸斗の言葉を信じて、貯金額500万を全額渡した。 そこからだった。 何度もメールを送ったり、電話を掛けたりしたけれど、陸斗が出ることは一度も無かった。 つまり私は、騙されたのだ。 新人だった頃から、必死で働いて貯めてきた大切な500万が、一瞬で、ぷつんと消えた。 私は、陸斗の家の住所を知らない。 陸斗の母の顔や名前、そもそも陸斗に母親なんているのかすら知らない。 あぁ、騙された。私は所詮、財布扱いだったんだ。 あぁ、馬鹿みたいだ。こんなことごときで500万をドブに捨てるなんて。 でも私は、まだ陸斗のことが好きなのだ。 春に付き合い始めて、夏には、二人でプールや祭りに行ったり。秋には、ブドウ狩りにも行った。 陸斗との数々の思い出が、忘れられない。 「…陸斗…」 思わず私は、私を裏切り、私を騙した彼氏の名を呼ぶ。 その直後、一通のメールが届いた。 陸斗からだった。 『ひより、元気?今、無事に手術終わった!成功したよ。母さんも元気!電話とメール、出られなくてごめん。母さんが救急車に運ばれた時に俺も同伴したんだけど、スマホ忘れちゃって。そのまま付きっきりだったから…心配かけたよね。ごめん。明日、会いに行くわ。』 それを読んだあと、私の頬(ほお)に涙がつたった。 ************************* 読んでくれてありがとうございます。 良かったら、感想、アドバイスよろしくお願いします。
[短編小説]正夢 (少しホラーかもしれない)
「奈由香!待って!危ない!」 ギギーッ ーーーーーーーーーーーーーーーー ハッ! 夢か… 今日は奈由香と遊ぶ日。 遊ぶ当日に嫌な夢を見たなぁ… ーーーーーーーーーーーーーーーー 「お待たせ~奈由香早いね」 「楽しみだったんだもーん!」 「!」 夢の中と同じ服装…! 正夢!? ま、まぁこの服 奈由香が着てるとこ何回も見たの…かな。 「あ、この服? 新しい服なんだよー 可愛いよねー」 新しい… なんで夢に出てきたんだろう。 「奈由香… 私正夢見たかもしれない。」 奈由香なら、信じてくれる。 「え、どんな夢?」 「もしかしたら正夢じゃないかもしれないけど… 奈由香が同じ服を着て… 遊んでたときに 信号が赤の時に渡ってしまって車が突っ込むっていう…」 「えー! まあ気をつければ…ね。 どうしよう、帰る?」 「帰ろう。」 「仕方ないね。でもさ~帰りくらい楽しもうよ!」 そう言って、奈由香は横断歩道を渡り始める… 信号は……… 赤。 ギギーッ! 「奈由香!待って!危ない!」 そう叫んだ時には遅かった。 ーーーーーーーーーーーーーーー この話を聞けば、本当に私が正夢を見たと思うでしょう? 違うの。 全て私が仕組んだこと。 横断歩道を渡る時、最初からわかっていた。 信号が赤だったこと。 私が奈由香を押して先に渡らせた。 だって、最近奈由香が私から離れていって ずっと他の子といたような気がしたんだもん。 それが嫌だった。 仕方ないでしょ? まあ、これで私から本当に離れてしまったけどね。
お前、お前って誰だよ!!(ちょっとキュン、ちょっとコメディー
「お前さ、テストどうだった??」 「うーん…和樹と私の秘密だよ??」 「俺と、お前の秘密ね、おっけ、おっけ」 「20点)ボソッ」 「wwまじ!?俺より悪いじゃねえかよwwお前って、マジ笑えるわ」 はぁぁぁぁ… 私は、下田 沙羅(しただ さら) 今、幼馴染で、私の好きな人でもある 西沢 和樹(にしざわ かずき)と帰ってます。 でも、こういう私にも、悩みが… あるんだよねー… そう!それは… 私のこと名前で呼んでくれない! いっつも、いっつもお前、お前ばっかり!! ほんっとにねえ!! 和樹のバカ野郎! バーカバーカ あ、これ以上言ったら和樹が怒る これぐらいにしておこう。 「なぁお前さぁ、マジで頭悪いよなぁww」 そうです、そうですっ!! 言われなくてもわかってますよー! このバカ和樹!! (また、怒られちゃうな) ほんとに和樹の言う通りで、 0点を取ったことがあるくらいの頭の悪さで… 和樹は、すごく賢いけど… こんな私とは釣り合わない… そう思っていたんです。 ーーー翌日ーーー 「さよーなら!!」 ふー… やっと学校終わり!! 和樹と帰れる! 何の話しよー?? 「和樹っ!」 「お、帰ろ」 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「な、なぁ…話があるんだ…」 「何?」 「あのさ…お、お前のことが好きだっ!つ、付き合ってくれ!!」 きゃぁぁぁぁ! 告白!? 「私も好きだったよ、和樹!」 言っても和樹は全然返事をしてくれない。 「え!?!?和樹君…私もずっと好きだったの!!」 !?!?!? …ちょっと… 「私が告白されたんですけど… 取らないでくれます?」 と、私が言う。 「俺も好きだった!!」 はああああああ!?!? 二人は、手をつないで、帰っていく。 それは、あきらかにカップル。 まさか… 私、勘違いしてた!? ということは… 私一人で変なこと言ってたってこと!?!? うっわー! 恥ずかしいやつじゃん!これ! でもでもそもそも、 和樹が悪い!! だって、お前しか言わないもん! お前って言ったら、誰かわかんないっつーの! …… こんなに叫んでも、和樹には届かない… 「まいっか!」 私は、軽い女。 失恋してもまた新しい恋を見つける。 でも、このことはずっと忘れられない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは! 作者のりてるんです! 感想、よろしくお願いします!
あなたとの夏は永遠に(恋愛~)
君との夏は、忘れない。 そして、君のこともー・・・。 2年前の夏。 私はまだ、中学3年生だった。 「好きです!よかったら俺と、付き合ってください」 君からの告白。 私は君の事が好きだったから、もちろん即おっけーしたんだっけ。 初めての恋、初めての彼氏。 デート行ったり、誕生日一緒に過ごしたり。 幸せな日々だった。 なのに。 君は突然いなくなったの。 あれは、ちょうど君の誕生日の1日前。 8月29日の出来事・・・ 「夏樹?おーい夏樹!」 「ニナ!来てくれたの?」 「もちろん!はいこれ、お見舞い。体、大丈夫なの?」 そう、夏樹は入院してる。 小さい頃からの、心臓の持病があるんだって。 それが最近悪化しちゃって、近くの病院に入院してるってわけ。 お見舞いに行く? そんなの当然。だって大好きな夏樹のためだもん! 入院してるのは辛いけど、会えるだけで幸せ。 「ありがとうっ」 そう言って夏樹は、太陽のような笑顔を浮かべた。 元気そうで良かったな、と内心安心する。 「明日は夏樹の誕生日だね!またくるね!ばいばーい」 そう言って、私は病室を後にした。 また明日も会おう、そう約束したのに。 翌日病室に入ると、信じられない光景が飛び込んできた。 夏樹の使ってたベットを、沢山の機械、たくさんの人が囲んでいる。 そして、みんな泣いているの。 その瞬間、私は全てを悟った。 病室の真っ白いカーテンがふわっ、と揺れた。 今、私の心も真っ白い。 ただただ目に入ったのは、白くなった彼氏の顔だった。 どうしていなくなったの? もっと一緒に居たかった。 もっと話したかった。 もっと、もっと・・・ もっとを言い出すとキリがなくて、どんどん溢れ出す気持ちが涙になって出てくる。 「好きだったよ・・・」 そう言って目を開けると、何も入っていなかった花瓶に「シオン」が入っている。 シオン?なんで・・・? あ、もしかして、夏樹? そういえば、今日は夏樹の誕生日だよね。 会いに来てくれたのかな・・・? シオン。その花言葉は、「あなたを忘れない」。 「ずっとずっと、忘れないよ。これからも、ずっと好きだからね・・・。会いに来てくれて、ありがとう」 シオンが風に吹かれて揺れ、 そう言って夏の青空を見つめると、どこからか 「俺も好き。ずっと忘れないから」 という声が聞こえた気がした。 ーーーーーーーーーーーーーーー あーやです^^* 最近、花言葉使った作品流行ってますよね!?(しらんけど 感想、アドバイスなどお願いします(*^^*)
釣り合わない関係でも釣り合うんです
ワクワク新学期が始まり、 ドキドキ恋が始まる季節。 青い春_アオハル_青春_セイシュン_ 私の名前は松島紫織音。(しおね)。 学校では目立つことない私。 そんな私が恋した相手は美男子 宮田涼。(りょう)。学校でも有名。 外を歩けば乙女たちのキャーキャーコール。 そんな宮田君に恋した私がバカだ。 (私の恋は叶いっこないの…?) あ、また宮田君が乙女に囲まれてる。 「俺は紫織音の彼氏になる予定だから」 微かに聞こえた宮田君の声。 宮田君から聞こえた声は吃驚仰天する 内容のものだった。 「ふぇーー////!?」あ、思わず声が。 「紫織音いたんだ…悪いけどその、、 好きだ。俺と付き合ってほしい…」 「もぇ!?も、もちろんです!!」 こんな釣り合わない性格と見た目でも 叶う恋はあるんです。皆、諦めないで