短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
正しい愛と、本当の愛
題名『自業自得の私』 「好きです。付き合って下さい!」 中学1年の多恵は、同級生で近所に住む男子、大和に言われた。 「もちろん!」 大和を振り向かせようと努力してきた多恵は、もちろん大和と付き合うことを決めた。 2人でするたわいのない会話は、楽しかった。 ひたすらゲームの話をするゲーマーな大和。それを「知らん」とクールに言い放つ多恵。でも延々とゲームの話をする大和。割り込みで都道府県の話を始める多恵。 止まらない、オタクな2人のちぐはぐな会話(?)。 2人とも、こんな気の置けない関係の異性ができるのは初めて。毎日幸せだ。 「新型コロナウイルスは終息したとみられます」 ニュース画面を睨みつけながら、多恵の心臓はバクバク。 (ついに…行くか) 早速次の日、多恵はリュックに荷物を詰め込みこっそり家を抜け出た。 多恵には、大和を好きになるよりずっと前から温めている作戦があった。 それは、元担任で、今は結婚してマッサージ師になったらしい、美人な星来(せいら)先生に謝りに行くこと。 問題児なせいで迷惑をかけたこと、もう諦めたけど実は先生が好きだったこと。 謝るべきことが沢山あった。謝れたら死のうと思っていた。 世界一大切な存在である星来先生を傷つけた命なんて、罪深いから…。 先生に迷惑をかけたことを謝り、最後に言う。 「じ、実は…。も、もう諦めたんですけど、私、先生のことが…恋愛的に、好きでした」 「実は先生も、多恵ちゃんのこと恋愛的に好きだなーと思ってた。良かったら付き合ってくれない?」 先生が発した、まさかの言葉。 「不倫になるけど」 先生が赤面しながら俯いて言った。 「先生ッ…!私、同性年の差遠距離、しかも先生は結婚してるし、絶対叶う訳ないって諦めてたから…実は、彼氏作っちゃってるんですよ」 もう先生に迷惑をかけないよう、正直に言った。しかも先生、不倫なんて…。 「ごめんなさーい!」 多恵は断ると、帰りの新幹線の駅へ向かって走った。 バクバク。バクバク。 (私はこんなにも愛されていたなんて!) 振ったけど、先生が想ってくれていたことは嬉しい。死ぬなんてことは考えられない。思いっ切りプリンセス気分。 生きる希望が生まれた。 (あれ、そういえば大和の存在って何だろう。先生と付き合えない原因の1つの邪魔者なの?でも私が先に大和を好きになったし…自業自得すぎ) という、モヤモヤした気持ちも同時に生まれた。 大和と多恵、2人で夜の遊園地デート。 観覧車に乗り、イルミネーションされた光り輝く園内を見渡す。 まだモヤモヤした気持ちもあり大和とのデートに最初は気が引けた多恵だが、やはり大和との会話は楽しく、モヤモヤなんかどうでもよくなってくる。 そもそも、先生には旦那さんがいる訳だし、大和だって私を愛しているのだからいいじゃないか。どうせ、先生と結ばれる運命じゃない。 結ばれたら、沢山の人が悲しむ。 「多恵」 紅く頬を染めた大和が立ち上がる。同時に、観覧車がぐらっと揺れる。 「ちょ、危な…」 そう言いかけた多恵の頬に、大和は手を伸ばす。 「俺ら…ずっと一緒にいような」 多恵の頬も紅く染まる。 そして、2人の唇は近づき…。 「やめてっ!!」 結ばれなかったら、私が悲しむ! 多恵は大和を振り払った。 尻餅をついた大和はゆっくりと立ち上がり、音もなく席に座る。 「ありがとうございましたー」 観覧車を降りると、多恵の顔色を伺う大和をよそに、多恵は遊園地の出口へまっしぐらに走った。 冬の夜の冷たい空気を突っ切るようにして、ひたすら走る。 ごめんね、大和。 ごめんね、先生。 せっかく恵まれてるのに、その恵みをちゃんと受け取れない私で。 不幸でも、自業自得だよね…。 都会の夜へ消えてゆきたい。 沢山の車が行き交う交差点。 私の足はいかにも自然に、道路の真ん中へと向かう。 さよなら、さよなら… ガシッ。 多恵の腕を、大きな手が掴んだ。 多恵が振り返ると、そこには… 「大和…」 「ありがとう。でも、私…!」 ~ こんにちわ!作者の深谷ねぎ。だよー! ①感想 ②アドバイス、良かったところ ③この先多恵が誰と結ばれるのか、予想! を教えてね。
ゴミ袋(ホラー)意味怖です!
俺は、真斗(まさと)。妻の彩未(あやみ)は、とても優しい。ケンカだってしたことない。もうすぐ子どももできる。子育てが楽しみだ。お腹が目立ち始めたころ、彩未の様子がおかしくなった。俺が帰っきても、以前なら、『お帰り!つかれたでしょ。はい、ごはん』と言ってくれたのに、今は、『お帰り~ごはん適当にたべといて』だ。差が…まぁ、いつかは変わってくれるだろう。そう思っていた。ある日のこと。もうすぐ赤ちゃんが生まれるという日。朝、彩未が、『ゴミ袋出しといて~たくさんあるからねー!よろしく!』俺は、『わかった!』と返事する。だが、彩未は、聞こえないふり(?)をしている。テーブルには、俺の分だと思う朝食が置いてある。ゴミ袋は、やけに多い。しかも、とても重い。俺の体重くらいあると思う。彩未は、まだ何か料理している。お弁当だと気づいた。だけど、俺はお弁当なんていらない。会社の近くのお店で食べる。彩未は、どうかしてしまった。ゴミ捨てを終えて家に 入ると、彩未が台所でうずくまっていた。『お腹…痛い…』俺はビックリしたが、すぐに救急車を呼び、彩未を病院に連れて行った。彩未はずっとうなっていた。痛い、真斗、助けて…時々お腹を抱えてずっとさけんでいた。『うぅー…痛いーーー!!!』そして、うめいていた彩未が息をはいたとたん、部屋に産声が響いた。俺は嬉しくてたまらなかった、のもつかの間、彩未は顔を赤らめて、赤ちゃんを見つめた。そして俺は、全てを察した。 どうだったでしょうか。意味がわかったら、回答お願いしまーす!
夏のスタート
夏の暑い昼時、わたしはバスに揺られていた。 夏休みという自由な時間をわたしは完全に持て余していた。 暇をつぶすべく何の行く当てもないままバスに乗りこんだ。 「あの、すいません」・・・ 「あの」・・・ 「あの!」 「!!!!えっ!!」 私は思わず大きな声を出してしまった。 まさか自分にかけられていたことばではないと思っていた。 隣の席に座っていた見知らぬ男の子がどうやら話しかけてきたのだ。 「なっなんですか・・・?」 わたしは聞き返した。 「急にこんなこと言うのもなんなんですけど・・・・・・」男の子はためらいがちにこう切り出した。 ごくり・・・・ 「君にひとめぼれ・・・してしまいました。」 え。一瞬わたしの周りの時が止まる。 「は、はあ。」 実に間の抜けた声をわたしはもらしてしまった。 男の子をじっと見てみる。 夏なのに白い肌、たれめがちのかわいい目、全体的に整った顔。茶色よりの黒髪。 ・・・・・・これは・・・・どうやら私はイケメンに告白されてしまったようだ。 わたしの夏はきっとここからスタートする。 おわり
アイスクリーム、好き?
「アイスクリーム、好き?」 _____________________________________ 『うわぁぁぁん!』 夏の公園に響くのは、近くを通る幹線道路の騒がしさとそれに負けない僕の大きな泣き声。 1人になってしまった僕は、泣きじゃくっていた。 「ねえねえ。」 『…ふぇ?』 「君さ、アイスクリーム、好き?」 綺麗な女性だった。 夏をまとった彼女は、アイスクリームを小さな手に握らせてから、僕を抱え上げた。 「一緒にお母さん、さがそっか。」 この後、母親は見つかった。 本当に、よかった。 ____________________________________________ 「ねえ、蒼太!」 『え?』 「アイスクリーム、いる?」 『…うん!』 僕が自分のことを…実の母親に捨てられたことを知ったのは10歳の時だった。 その実の母親に代わって、彼女は僕を育ててくれた。 ”母さん”には感謝しかない。 『母さん…』 「え?」 『ありがとな。』 「…何、それ?」 『別にぃ?』 夏の風は、アイスクリームの甘い香りをさらっていった…。
大好きって、辛いよ。
好きで好きで仕方ない。しゃべれない日は悲しくて悲しくて。でも、それ以上に会いたい。って気持ちになる。 ずるいよ。こんなに私を好きにさせるなんて。よし。頑張って伝えるんだ。 「優太くんへ あのね。優太くんが笑ってると私も笑顔になるし、泣いてると私も悲しくなるんだ。そんな気持ちにさせてくれたのは優太くんが初めてだよ。だからこれからは隣で笑っていたいです。大好きです。」 「咲。ありがとう。でも、まだ友達でいたいかな。ほんとに嬉しかった。これからは咲のこと、友達として以外で考えてみるからそれまで待っててくれ。」 なにそれ。もっと好きになっちゃうじゃん。嬉しくなっちゃうじゃん。 待って。涙で顔やばい!でも笑顔で答えなきゃ。 「分かった!待ってるね。」 待つよ。優太くんが私に振り向いてもらえるまで。この涙がいつかいい思い出になるように、これからも頑張ろ。 そう心に決め私はにこっと笑いかけた。
【短編小説】 僕が彼女の名前を呼ばない理由
僕は、付き合い始めて3年の彼女の名前を、まだ一度も呼んだことがない。 僕の名前は、山本春樹。高校2年生だ。 僕には、彼女がいる。三浦里菜。同級生だ。 彼女とのデートは、必ず、と言っていいほど、同じ場所に来る。そこは、コーヒー店。 学校が違うから、そんなに頻繁に会えないから、2週に1回だけ、そのコーヒー店で、会っている。 6月2日 里菜「そういえばさ、ずっと思ってたんだけど、どうして春樹は、私のことを名前で呼ばないの? いつも、君、君、君。どうして?」 春樹「あ~。確かにね。それには少し理由があるんだ。言わないけど。」 里菜「ふうん。」 まあ、聞かれた1回目はこんなもんだった。 6月16日 里菜「私の名前、まだ呼んでくれない?」 あ。そうだった。昨日、メールで、里菜から、「私の名前、いつか呼んでくれる?」って聞かれて、「いつかね。」と返したんだった。 春樹「今日は、呼ばないよ。昨日も言ったけど、いつかね。」 里菜「待ってるからね。」 そんな調子で、3カ月が過ぎた。 10月24日 里菜「いい加減私の名前、読んでよ~」 春樹「もう少しだけ待ってて。」 里菜「いつまで待てばいいの!理由も言うわけじゃないし!どうして呼んでくれないの!呼んでほしいんだよ!私は!なんで?なんでそんなに呼ばないの?理由言ってよ!今日言わなかったら、あんたと私は別れるよ。」 違う、僕は、里菜のことが嫌いなんじゃない。好きだ。好きだけど、呼ばないんだ。 ______8年前__________ 僕には、一人のお姉ちゃんがいた。名前は、里菜。事件はある日、突然起こったんだ。 4月1日 スイミング教室の帰り、僕は、お姉ちゃんと並んで歩いていた。 横断歩道に来た時、僕は、目を疑った。 赤信号なのに、白い杖を持った人。目の見えない人おばあさんがが歩いている。 危ない!そう思った。僕はお姉ちゃんに伝えた。お姉ちゃんは、「待ってて。」とだけ、言って、道路に飛び出していった。 飛び出した瞬間、大きなトラックが、お姉ちゃんに近づいてきた。 「おばあさん、危ない!」 お姉ちゃんは叫んだ。でも、ダメだった。 トラックにおばあさんも、お姉ちゃんもひかれてしまった。 救急車を呼んだ。 病院に着いた。 間に合わなかった。 二人は、命を落とした。 泣いた。僕は、赤ん坊のように泣きじゃくった。 悲しかった。なんで、もっと早く気づいてあげなかったんだろう、って。思った。 泣いた。泣いた。ひたすら泣いた。 もう届かない。どんなに泣いても、二人には届かない。 エイプリルフールだったから、嘘だと、思った。でも、これは、嘘じゃない。現実だった。 このことを里菜に話すと、分かってくれた。僕は、そのことを思い出したくなかったから、君の名前を呼ばないんだ、と伝えた。 里菜は、許してくれた。 僕は、このままじゃだめだと思った。認めなきゃいけないと思った。 だから、 「僕が、このことを認めるためにも、君の名前を呼ばせてほしい。いいかな。」 里菜は、静かに、こくり。と、一度だけ、うなずいてくれた。 「ありがとう。里菜。」 作者のクララです。 どうでしたか? 直したほうがいいところなどあればコメントください! 感想も送ってくれると嬉しいです! では^^
お 告 げ [意味深ホラー?]
「ねぇねぇ。」 白いワンピースに麦わら帽子を被った女の子がいた。 私は首を少しかしげてみせた。 「ねぇねぇ。私の話…聞いてよ」 長くなりそうな予感が漂った。 『ごめん。時間が来ちゃって…』 嘘をついて手を合わせた。 「…。じゃあまた明日ね…」 “明日”に戸惑ったがそれよりこの女の子はかなり危ない気がする。 ーーーーーーーー次の日 「ねぇねぇ。」 またいつのまにかいる女の子。 『用件があるなら早くしてくれない』 「…あなたが逃げたんじゃない」 演技はお見通しだったみたいだ。 私は勇気をだしてみた。 『なに?教えてよ』 女の子はズンと顔を近づけた。 「希望がなくなっちゃったね~。」 『どういうこと?』 「……私の話を聞かなかったから。」 私は背筋が冷たくなるのを感じた。 「教えてあげようとしたんだけどなぁ。……………さようなら。」 ーーーーーーーーー ?「はぁ。死神も疲れるわね」end ~やっぱり意味深はうまくできませんw改善点などお願いします!~
雨の中
「雨だ」 車に轢かれて死んだ私は現世に戻ることになった。神様の厚意で。 家族に会わせてあげるとのことだった。きっと、私の嘆きようがすごかったからかな? 「だって、最後にお父さんにぶつけた言葉が嫌いなんて」 そんなの、死んでも死に切れない。 それにしても、私はお金と傘を持っていない。 服はブラウスにスカートだけど、濡れて服が透けるのは避けたい。 家族に会いたいが、このままで行けるはずもない。傘を万引きするわけにもいかないし、どうしよう。 困っていた時、 「傘、どうぞ」 と目の前に差し出された。 傘を差し出してくれたのは、私と同い年くらいの可愛い男子だった。その男子に私は戸惑った。 「いい……の?」 男子は笑顔で頷いた。 「でも、何で?」 「だって、困ってたじゃん。傘が無くて。それに」 男子はそこで言葉を止めた。 「それに?」 私が促すと、 「俺の姉ちゃんにそっくりだったんだよ。本当に姉ちゃんに見えた。姉ちゃんなわけないのに。姉ちゃん、一週間前に交通事故で死んじゃったから。 姉ちゃんが最後に父さんに投げつけた言葉が嫌いだったんだよ。それで、父さんの目の前で車に轢かれた。 父さん、初めの三日間は生ける屍だった。仕事はきっちりこなしてたけど、生気が無いって言うのかな、魂が抜けたみたいだった。でも、四日目から変わった。いつも通りの、冗談を言って明るい父さんに戻った。 自分がこんなんじゃ、姉ちゃんが悲しむからって元に戻ったんだよ」 思わず、私は黙ってしまう。 その通りだよ、正司(まさし)。 その姉ちゃん、私だよ。 沈黙に耐えられずに、私は言った。 「そのお姉さん、名前は?」 「鈴穂(すずほ)」 私は笑顔を作った。 「偶然ね。私の名前も鈴穂なの」 正司の動きが止まった。 目が見開いて、口があんぐりと開いている。 「姉……ちゃん?」 「うん。神様から家族に会ってって」 正司は何が何だか分からないような表情をした。それから、泣き出した。 私は正司の背中を撫でながら言った。 「正司。私はいないけど、楽しく暮らしてね。それと、お父さんに伝言。嫌いって言ってごめんね。お父さん、見守ってるから仕事、頑張ってって」 正司が頷いたのを見て、私は手を叩いた。 ピタッと雨が止み、私はジャンプした。
【短編小説】一つの幸せ
私が通っている塾は、恋愛禁止の塾。 その塾は本気で有名校、私立校を目指している人が集結している所でもある。 私、藍は幼い頃から親の期待に応えるために毎日頑張っていた。 ゲームができなくなっても、 友達と遊べなくなっても、 私は毎日頑張っていた。 「はじめまして。今日松井さんを担当する、日比野源(ひびのげん)といいます。」 「松井藍(まついあい)です。よろしくお願いします。」 「では勉強を始めます。大学受験ですよね?」 「はい。」 かなり普通な会話だが、藍は、ドキドキしていた。 藍は、小さい頃から恋愛をしなかった。というより、親がさせなかった。 恋愛は勉強の邪魔。藍はいつもそう言われてきた。 この塾に入ったのだって塾内恋愛禁止だという決まりがあったからだ。 だから親は 個別にしたし、先生も女性にした。 今回ばかりは油断してしまったのだろう。と藍は思った。でもその油断がいけなかった。 3時間の個別指導が終わったあと藍は、先生に恋をしていた。 しっかり丁寧に教える態度、自分の知ってる事は全部出来る限り教えようとする態度、藍の事を思いやる態度も、藍は全て好きになってしまった。たった3時間だけだったけれど、藍はその先生を好きになった。 他の人から見れば薄情だなと思うかもしれないけど藍は先生を好きになった。 でも、きっと駄目だ。 親がだめという。 生まれて初めて親が憎くなった。 でも、叶わないという真実は何一つ変わらなかった。藍は、気づいていたのだ。 あれから2年後 日比野は結婚していた。 そして隣にいる妻は妊娠していた。 「パパ、この子の名前、どうする?」 「うーん、藍菜はどうだ?」 「え、、、うん、なんか意外だね!でもいい名前。それって誰かの字?」 「ああ」 日比野は静かに思い出した。 俺には好きな子がいた。まだ二十歳の頃か。まあ、2年前だが。俺は塾講師をしていた。その子は藍と言ってとても可愛く、でもどこか切ない子だった。 だから俺はそっと紙の端切れに書いた。 あてもなく『頑張れ』と。 その子はビックリしていたけれど俺に微笑んでありがとうと言ってきた。 その瞬間俺はあの子が好きになった。 自分の娘にも、藍と名付けるほどだ。 そしてある日あの子が塾に来た時告白した。けれどその子は謝った。多分塾内恋愛禁止だったからだと思う。 「藍って字、あの子のこと?2年前に一度だけあなたが担当した。」 「は、、、?どうして知ってんだ?同じ講師だったとしても、個別だし、よく覚えてるな?」 「私あの子に救われたもん。」 妻は静かに思い出した。 源の妻、私は2年前幼なじみの源に想いを馳せていた。 源はよく話す友達で、私はいつの間にか好きになっていた。 でも二人で講師のバイトを始めて2ヶ月ぐらいしたら、源は私と塾内で話さなくなった。塾内では恋愛禁止だけど、バイト期間が終わったら告白しようと思ってた。なのに源が私と話さなくなった理由を知った途端嫉妬心で狂いそうになった。源は塾の中の子を好きになってしまっていたの。焦った。そしてある日その子に呼び出された、怖かった。 「大丈夫です。あなたの気持ちはわかります。断りますから」 その時は信じられなかったのと、嫌味を言われてるのかと思ったけれど、、、 違ったのね、、、ありがとう 妻は源にもわかるように丁寧に一言一言話した。 源は涙を流した。 あの子は気遣ってくれてたんだ。 そして最後に二人は 「「ありがとう」」 と言った。 藍は、成人して二十歳になった。 先生。私ももう二十歳になったよ。 先生は今幸せですか?私はいつまでも先生が好きです 藍の心優しさが一つの幸せを生み出したのだ。end 長文でした!ここまで読んでくれた人感謝です!この話はどうでしたか、辛口、タメ口全然オッケーです!よろしくお願いします
『抽象と自分』
本を読むのが好きだ。特に小説が好きだ。 小説はいいものだ。この生来意味を持たない文字という記号が、自分の脳に全く別の場所、全く別の人の心までも伝えてくれる。 書くのも好きだ。 しかし、自分の場合はあまり、人に伝えるつもりで書かない。 むしろ、自分が自分の脳の中に新しく世界を作り、場所や心を覗きに行く、そんなもののように思える。 これは、自分の中でフィクションと定義づけられているものだ。 フィクションの記録は、抽象の具現化である。 無から有を生み出す作業とは、よく言ったものだ。 しかし、完全な無ではないから、やはりよく言ってないものだ。 抽象を生み出すのは、空気と自分の手だ。 例えば、空気を手のひらでなぞり、球体を創り出す。パントマイムのイメージだ。 正面に立つ他人には、何が何だかわからないだろう。 しかし自分には、くっきりと手のひらサイズの球体が見えている。 これが抽象だ。そしてこれを、「球体」という文字で紙に書く。色を入れてもいい。赤い風船、青いボール、地球、電球、太陽…。 これがフィクションの記録で、抽象の具現化だ。 そしてこれは、自分である。 ここまで話したところで、 「何言ってるの?」 と言われてしまった。 仕方がないことだ。 これは、僕にしか見えない抽象であるから。
鏡
「華花、学校遅れるよ!朝ごはんは?」 「ちゃんと食べたよ。あ、お母さんマフラー、リビングにあるから取って!」 私の日課は姿鏡の前で支度をする事。このアンティークの姿鏡は病死した祖父が趣味で集めた物だ。 しっかり制服を着て、忘れ物が無いか確認して、今はとても寒いので防寒も忘れない。木で出来たお洒落な縁を眺めていると直ぐに時間が経ってしまう。 「…っと、出来た。やべ、時間だ」 階段を駆け下りて玄関に向かう。少しカーブした階段を降りるときに転びそうになるのは毎度のことだ。 「いってきまーす!」 家を飛び出して、所々凍っている地面に気を付けながらバス停まで走る。朝の人が少ない時間なので全力で走っても迷惑にはならない。ローファーは走りにくいが我慢するしかない。 住宅街をでて道路沿いを走る私の横を乗ろうとしているバスが通りすぎていった。まずい。このバスには乗れないかも… 「間に合って!」 嫌な考えを振り切って、最後尾まで必死に走る。ドアが閉まる前にバスに乗り込み、荒くなった呼吸を整えながら見慣れた人の横に座る。 「あ、おはよう。今日も元気だね」 「おはよう、ございます。寒いね…ですね」 「ふっは」 「ちょ、なんで笑うんですか!?」 吹き出すように笑った男の人…橘さんは口角を上げてさらに笑っている。少しの間肩を震わせていた橘さんは、私の方を見てまた笑った。 「いや、だって。柳さんこの前までタメ口だったのになぁって」 「それは、橘さんが年上だなんて知らなかったからですよ!」 「俺が大学生だけどって言ったときの顔、思い出しちゃって。ごめんごめん」 隣に座るようになってから話すようになった橘さんのことを最初は同い年位だと思っていたが、先週まさかの大学生だということが判明した。 「あ、今日も走ってきたでしょ」 「何で分かるんですか?」 「髪の毛、掛かってないよ」 そう言って、結べなかった髪の毛を耳にかけ直してくれる。冷たかったはずの耳までが一瞬で顔が温かくなる。 「はい、出来た」 「ありがとう。ああ、ありがとうございます!」 「別にタメ口でいいのに」 こういうくだらない会話を毎日している。昨日学校であったこと、昨日見たテレビ番組のこと、面白かったこと。20分ほどすると、あっという間に私が降りるバス停に着く。少し名残惜しいけどお別れの時間だ。 「じゃあ、また明日」 「うん、バイバイ」 _____ 今朝は早く起きれた。余裕を持ちながらバス停まで来たのに、今日は橘さんが乗っていない。こんなことならゆっくり寝ていねばよかった。 毎朝どうにかしてあとバスに乗っているが、実はもう少し遅くても学校には間に合う。半年前に早く学校に行く用があったときに初めて見てから橘さんのことが気になっているのだ。 話すようになったのは、本当にたまたま私が落とし物をしたから。次の日に声をかけてくれたのだ。それから毎日と言っていいほど話すようになった。 「どうしたら可愛くなれるのかな…」 今までお洒落に興味がなく、どうすればモテるのかさっぱりわからない。どうやって連絡先を聞けばいいのかすらわからないのだ。 「メイク…してみようかな」 周りの可愛い子達がしているメイク。難しいことは出来ないけど、少しだけならできる気がする。放課後に友達を連れてお店に行くことにしよう。 _____ 「はぁ、メイクむず」 いつもの鏡の前で覚えたてのメイクをしてみる。こんなのを大人になったら毎朝やらないといけないと思うと大人は大変だ。 「この鏡を前に使ってた人は、きっと美人で、お化粧上手だったんだろうな」 古いけど暖かみのある鏡は私にはあまり似合わない。もっと落ち着いた大人の女性の方が似合うだろう。 「でも、振り向いて欲しいし!」 よしっ!と気合いを入れて立ち上がり、鏡をよく見てから、とりあえず友達に教えて貰うことにした。 _____ 「で、ですね。友達に薦められてメイクしてみたんですけど、もう散々 で…」 いつものようにバスで会った橘さんにメイクの話をする。どんな話でも楽しそうに聞いてくれるから何でも話してしまう。うっかり好きとか言ってしまいそうだ。 「柳さん、その鏡大切なんだね」 「あれ、私そんな事言ってました?!」 いつの間にか鏡自慢になっていたらしい。せっかくなので前に取った鏡の写真を橘さんにも見せた。 「お洒落でしょ。これが似合う位素敵な女性になります!」 「…似合ってると思うけど」 「…え、今なんて?」 恥ずかしそうにする橘さんを見て何も言えずにいると私の手に橘さんの手が重なった。 「…もう十分素敵ってこと。嫌かな?」 「全然、嫌じゃない、です」 手を繋いだだけなのにとても幸せに感じた。
幼なじみ三角関係!
これは私の忘れられない夏におきた甘酸っぱい恋の物語_ 「行ってきまーす!」 私は靴を履いて外へ飛び出した。 んーっ夏って感じ。 セミの合唱が耳にずっと流れる。 え?なんでこんなに機嫌がいいって? それは今から幼なじみの晴(はる)と菜々(なな)と遊ぶから! 最近は忙しくて遊べなかったんだよね。 だから嬉しい( ´ ▽ ` ) 「菜々達~待った?」 公園に入ると急いで2人の元へ駆け寄った。 「全然!今来たところ。ね!晴!」 「うん。」 あーなんか懐かしい!! 「外暑いね~中行く?私の家いいけど。」 「え、マジで?行きたい!外暑すぎ。」 まだ来たばっかだけど2人とも暑いみたい。 「私も行きたいかも。」 「なら行こっか!」 菜々の家も久しぶりだなぁ…。 菜々の家に向かいながら私達はこんな話をしてた。 「好きな人いるの~?晴って。」 菜々が聞いた。 「一応いるけど。」 !?!? 予想外な言葉に思わず目を見開く。 「意外!」 「ね!」 「いないイメージあった?」 「「うん!」」 私と菜々の声が揃う。 「お前ら仲良すぎかよw」 晴の言葉に2人でクスクス笑う。 いいな、こういうの。 楽しい! 「あ、ついたよ。」 こんな近かったっけ? 「お邪魔しまーす。」 ドキドキ。 「あ、いらっしゃい!久しぶりね!晴くんと沙良(私)ちゃん。」 にこにことお出迎えをしてくれる菜々ママ。 「本当ですね!お久しぶりです!」 私も菜々ママににこっと微笑んで見せた。 「久しぶりですね!」 晴もふんわり微笑んだ。 「えーっとじゃあ私の部屋きて!」 菜々の部屋も久しぶりだなぁ。 緊張する! ガチャ。 開ける音とともに綺麗に整頓された部屋の中が見えた。 「うわあ…綺麗!」 つい本音が溢れる。 「本当?ありがとう。最近掃除してないけどね。」 菜々が苦笑いをした。 「にしては綺麗じゃん。」 うんうん! 晴の言う通り! 「ありがとwジュース持ってくるからまってて。」 そう言うと菜々は部屋を出て行った。 「久しぶりだよね、菜々の部屋。」 「だな。」 机の上まで綺麗…。 私の部屋とは大違い! 「なあ、沙良。」 「何?」 いきなり真剣な顔をする晴。 「ここで悪いけど、俺の好きな人誰だと思う?」 晴の好きな人? 「えー誰だろ。わからない。」 晴の好きな人って予想つかないもん。 「正解言ってもいい?」 「そんなスラッと言えるんだねw」 「うん、覚悟できてるし?」 いつもと違う…? 「そう?なら、どうぞ。」 誰だろう。 なんか気になってきた。 「俺の好きな人は…お前。」 ??? 一瞬何を言われたかわからなかった。 「え?」 「沙良が好き。はっきり言うと、好きすぎてやばい。」 は!? ちょっと待って!? 好きすぎてやばい?え!? 頭の中がぐちゃぐちゃになる。 「嘘…?」 「本当。こんなとこで悪いけど、俺と付き合ってくれない?」 きゅ、急すぎない!? 頭が追いつかない。 「無理…?」 晴のこと好きだけどそういう好きじゃない。 「ご、ごめん!晴のこと、そういう風な好きでは見れない…。」 手に汗がにじむ。 顔、あげられないよ…。 「そう、だよな。大丈夫!わかってたし!」 無理やり笑ってるようにしか見えない。 その時。 ガチャ。 「私は、晴のこと好きだよっ…!」 !?!? そこには菜々の姿。 え、菜々!? もしかして菜々、晴のこと好きなの? 「え?」 晴が目を見開いた。 「私と付き合わない…?」 これ、三角関係ってやつ? 「でも、俺。」 「晴!私の分まで菜々を幸せにしてほしい。」 私がフラれたみたいだけど今は別にいいや。 「沙良…。」 「…付き合うことはできない。ごめん。でもまだ菜々を好きになる確率もある。その時まで待っててくれる?」 「はいっ!」 晴…。 なんていい人なんだろう。 もし、好きな人ができたらこんな人がいいな。 菜々、晴、付き合うと決まってないけど幸せになってほしいな! ~完~
桜一ひら
私の名前は優華(ゆうか)。 今日は、家族で、ピクニックに来ていた。 私には、可愛い可愛い、弟がいる。 弟が、 「姉ちゃんは、食べないの?」と聞いてきた。 一瞬可愛くて、倒れそうになったけど、私は姉なので、 「うん。私は、大丈夫。」 と答えた。 お母さんが、 「桜を見てきたら?」 と聞いてきた。 弟は、いつの間にか、弁当を、食べ終わっている。 そして、私に確認する様に、 「行くよね!?」 と聞いてきた。 こう言われたらもちろん... 「うん!!行こっか!」 「姉ちゃん!待ってよ!!」 という弟の声を背に私は、延々に続く.....様に見える桜並木を走り抜けた。 「綺麗だね」 ここで一番大きな桜、龍舞桜だ。 私は、「そうだね」という言葉を返し、再び桜を見た。 それにしても、本当に綺麗な桜だ。 幻想的な風景に夢かと錯覚しそうになる。 その時、龍舞桜の花びらが一ひら落ちてきた。 それが、ふわりと私の手に乗る。 その刹那、頭がフラフラし、私は倒れた。 「姉ちゃん!!姉ちゃん!!!」 という弟の声が遠くなっていくのを感じながら私は、静かに目を閉じた。 「此処は?」 私は、桜に囲まれている場所で目を覚ました。 そして奥から、 「此処は、龍舞ノ国よ。」 私は、声がした方を見た。 そこには、美しい女性が、座っている。 「あなたの名前は?」 私が問うと、彼女は、 「私は桜よ。」 と答えた。 「龍舞桜と関係があるの?」 不意に私は聞いていた。 そうすると桜は、 「ふふ、知りたい?あの日の事を?」 私は興味があったので、聞いてみた。 「ふふ、そう、あれは、赤い月の日だった。 此処を司る龍が居たの。その龍は、国を守っていたけど、龍は、呪いを持っていたから、人々を苦しませていたの。 そして、その日、龍は、人々に撃ち殺されたの。そして、龍は、もがきながら舞ったわ。 でも、人々は、呪いがかなり聞いていて私以外死んでしまったの。私は巫女だから。」 話がまったく違くて私は、呆然と口を開いた。 すると、桜の口から思わぬ言葉が出た。 「だから、成敗しないとね」 「え?」 「まだ気づかない?だってあなたの名前、龍華(りゅうか)でしょ」 「何をいってるの?」と口を開きかけた時、桜が、幣を持って突進して来た。 その瞬間私は、全てを理解した。 「ここは?」 「みんな!姉ちゃん目覚ましたよ!!!」 弟の元気な声が響く。 どうしたんだろう。あ、そっか。私倒れたんだ。 みんなが「心配したじゃない!!!」 と、抱きついて来る。 「く、苦しい」と言ったが聞こえてないのか離さない。 手をどかそうしたが力が入っていなかった。 どうしたんだろうと思った時、桜の言葉を思い出した。 まさか、と思い、もう一度家族の体を触るとみんな冷たくなっていた...
知らないままで。
午後5時30分。 昼頃、あんなに青かった空は、霞んだような淡い色に変わっていた。 遠くを見れば、空の端はピンクやオレンジになっていたり。上を見上げれば、雲もピンクになっていたり。 この気持ちを表すには。 「ノスタルジックって言えばいいかなあ?」 私が空に響き渡るように言うと、「変に難しいこと言うよね、あんた」と後ろから小さく聞こえた。 鈴のような声。振り返れば、声の主は柵の内側にいて、細々とした小さな花を手に抱いている。 若葉ちゃん。私の友達。 「だってピッタリじゃない?ほら、空綺麗でしょ?」 若葉ちゃんは「そりゃ綺麗だけど」と言って、音もたてずにゆっくりと立った。立った若葉ちゃんは、私よりほんの少し身長が高い。 そのまま若葉ちゃんは軽々と柵を越えた。 静かな空気が漂う中、若葉ちゃんの手の花が舞う。 「そっか……もう、さよならしなきゃ」 私は若葉ちゃんの手を握った。白くて、今にも消えそうで。 「じゃあ、せーので行こう」 このまま。いつまでもこのままで。 「せーのっ」 世界の凄惨さなんて知らないまま。 この手の感触と、一瞬は忘れないまま。 まるで花弁のように、私と若葉ちゃんは夕映に染まった。
永遠の刻を、あなたとともに。
『・・・俺を、お前の物にしてくれ』 首を傾けて、首筋を差し出す。 彼女は驚いた顔をして、数回瞬きを繰り返した。 『・・・噛んで、いいの?』 小ぶりな口元から覗く犬歯が、鋭く伸びるのが見えた。 『あなたも、こうなっちゃうよ?』 彼女の瞳孔が、猫のように縦長に変化していく。 『・・・お前が、俺の隣にいてくれるのなら』 永遠に死なない、おぞましい化け物に成り果てたとしても、 『構わない』 ガリッ 『ぅあ・・・っ』 鋭い痛みに思わず喘ぐと、優しい腕に抱きしめられた。 血が、吸われていくのを感じる。 ゆっくりと痛みが引いて、代わりに身体を満たすのは・・・言いようもない、心地よさ・・・ 『・・・ごちそうさまぁ!』 私に吸血されて、気を失った幼馴染みを抱きかかえる。 『私とあなたは、これからずーっとずっと、一緒だよ。』 耳元で囁いてやれば、彼の口元が僅かに綻んだ。 さて、あなたのためのご飯を用意しなくっちゃね。 ゆっくりと伸び始める犬歯を確認して、私は小さく微笑んだ。
美しく散る華
私は苺花。心臓病の高校生。ベットに横たわっていたら同級生の南さんが来た。 「苺花ちゃん、、、、お見舞いに来たよ」 「ありがとう南さんがお見舞いに来るなんて珍しいね。どうしたの?」 「えっと。たまたまだよ?」 南さんは目を反らした。えっ?何で目を反らしたの? 「苺花さん、、、、こんにちは!」 同じ班だった三門君が来た。 「こんにちは。何故来たの?」 「う、うん」 三門君は短い返事をした。 その後もクラスメイトや知り合いが来て病室はいっぱいになった。 「苺花ちゃん。大丈夫?」 「必ず待ってるからね!」 そんな声が飛び交う。 「苺花。皆さんが来てくれて良かったわね」 お母さんが病室に入ってきた。 「皆さんにお礼言いなさい」 お父さんもいる。 「皆さんありがとうございます。本当に」 私は頭を下げた。 「具合悪くなるから寝なさい」 お母さんに言われて私はうなずいた。 「うん。皆さんありがとうございました。お母さんお父さん大好き」 私は布団をかぶった。 涙が溢れてくる。これは多分最後の皆との別れだったのだ。 きっと両親はこれから治りそうもない病気に苦しむ私を安楽死させる。だからそれを私に言うと嫌がるから秘密にして最後の別れに皆を呼んだ。そんなことだろう。 私は薄々気づいていた。でも抵抗はしない。 私の生き方は抵抗できない美しく散る華だから。仕方ないのだ。 小説家志望のRaburaibuです!どうでしたか?コメント待ってます!
月が綺麗ですね。
「月スゴー・・・」 「来てよかった!」 私は星野萌枝、12歳。修学旅行で、月観察中。 「終わりー皆中入れー」 「えー!!短いな。。」 「萌枝!ちょち顔貸して!」 「あ、え、うん」 私は友人の花菜に呼ばれ、スマホを出した。 「月が綺麗ですねってググって見て!」 「・・・えー!こんな意味が・・・」 月が綺麗ですね。とは、夏目漱石が愛しています。という言葉がないときに遠回しに表現したもの?らしい。。 「さりげなくさ、雄太先輩に告んなよ!」 「いやー・・・」 [ガラッ] 「星野ー!佐々木雄太って人が呼んでるぞー」 雄太先輩に呼ばれるなんて、、、 「星野、いい?」 「ベッベランダに行きませんか?」 先生寝てるし、大丈夫。。 「月、スゴいね。」 「はい、、、あの、、、」 雄太先輩が私の方をむく。 赤面したのに気付き、お互い反対を向く。 「「あ、あのっ!」」 「あ、先輩からどうぞ、、、」 「いや、星野から、、、」 私から!?え、、、 「えと、、、つっ月が綺麗ですね、、、」 「え、、、」 先輩が照れてる。。意味わかるのかな? 「お、俺、、、も、、、月が綺麗ですね、、、」 ___________________ 作者のマメゴマです! 感想、訂正がありましたらよろしくお願い致します!タメ口OKです!
好きだよ君が
私は恋をしているのだ。 「ねぇ。今日いっしょに帰ろぅ!」 私は小さいころからずっといっしょにすごしてきた太一に.恋をしていた。 「いいけど…」 「空一!悪いけど今日はゆうと帰るからほかの人と帰ってくれ!」 「分かった~」 「3人でもいいけど‥」 私は小声でいった。 太一は聞こえなかったのか.いった 「帰るぞ」 私は小走りをして太一においついた。 私は.太一を見つめた。 「どうした?」 (へ) 「え.なんにもないよ」 「で!今日はなんのよう?」 あ.わすれてた 「あ.あのね。ママがおかしのあまリがあるよっ!て」 「もらってっていってたの」 太一はよだれをたらしながらいった。 「まじ~!早く帰ろうぜ!」 太一は.走りだした。 「まって~」 「早くしろよ!」 「ちょっとなにしているのよ!」 太一は私の手をにぎりながら走っていた。 「ん?あ!お前足おそいだろ.だから!」 〃私はほおを赤らめながら走った。 -一一一一一一一一一一一一一一-一一一一一一一一一- ~家~ 「うっめ~」 も~ 「ゆっくりおちついて食べて!」 「はいはい」 (あともう一ついうことがあるんだ) 「太一!」 「ん?!」 がんばれ私! Γ私…私!」 太一はふしぎそうな顔をしている。 「どうした?」 「私!太一がスキで…」 おそるおそる太一を見た。 とてもまっ赤な顔をしていた。 「おれを?」 私はうなずいた。 「大好きなの!太一を!」 太一は私にやわらかい笑顔を私に向けた。 「おれも好き.ゆうのことが大好きや」 「え.ほんと?」 「あぁ」 この後私たちはだきあった 私は今とてもしあわせだ。 私は太一の笑顔を目に焼きつけた