短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
気づかなかった小さな恋の始まり
私は高野花凜(たかの かりん)。小5。 ある日、カフェで友達とゲームをしていると、友達が 「ごめん。お母さんの都合で家に帰らなきゃ。急にごめんね。また明日!」 と言って帰ってしまった。 私も仕方ないので帰ることにした。 帰る途中、横断歩道があるのだが、そこに友達の名前が裏に書かれたキーホルダーを見つけた。 信号は変わったばっかり。時間はまだある。 よし。 拾おう。 かがんで、手に取って、次は立つだけ.... きゃあ!!!!!!!!! 誰かとぶつかった。 顔をあげると、イケメンのクラスで人気男子、河野洋(こうの よう)君がいた。 「大丈夫?、足」 と言われ、足を見ると、血が出ていた。 「だっ、だっ、大丈夫です!」 そう言って、私は走って家帰ってしまった。 あれが、小さな恋の始まりだったとはは知らずに。
春夏秋冬、君に恋をする。
これは昔々のそのまた昔のボクの話。 甘くてほろ苦い、恋の味を初めて知ったボクの話。 たった一年間だけの話──。 とても肌寒く、地面は真っ白に覆われた季節、ボクは恋をした。 真っ白な雪よりも白い肌、綺麗になびく黒髪、宝石みたいな瞳。 気づいた頃には君の事ばかりを考えていて、「ああ、これが恋なんだ」って実感する。 でも───。 ボクは恋しちゃいけないんだ。 それから時は駆け足に過ぎて行った。 あの寒い冬からはもうすぐて一年が経とうとしていた。 春──桜と笑顔な君も、 夏──汗ばんでアイスを頬張る君も、 秋──食欲旺盛な君も、 冬──朝に弱い君も、 全部全部......大好きだ。 でもボクは恋しちゃいけない。 だって──神様のコだから。 神様が恋をすると、恋した相手ばかりを幸運に導き、周りの人々を妬みや嫉妬などで不運にしてしまう。 だから、神は恋をしてはならないのだ。 でもボクは......。 あの子をいくら救ってきたのか。 周りをどれだけ巻き込んだのか。 「これ以上人々を巻き込む訳には行かないし...。」 そう考えたボクが出した答はただ一つだった。 "あの子を天国へ行かすこと" そうすればボクは君ばかりを救うことは無くなる。 そうだよ...。ボクは恋しちゃいけないんだよ...。 ──やってしまった。 肌寒い季節だが、少しだけ暖かく感じたのは気のせいだろうか。 君は人間。ボクは神。どうせ顔なんて見られることは無いのにな。 そしてボクはこの恋を最後にするために小さな声で呟いた。 "さようなら、大好きだったよ"
夜の2人 BLです。
BLです。 ーーーーー 愛おしい 夜。 いつものように腕枕をし、もう片方の手でラニの腰を俺に寄せる。 今日は頭をぽんぽんと叩いてやった。 ラニがこちらを見た。 「どうしたんだ?」 そう、聞いてくる。 「別に、気分だっただけだ」 「ふーん」 肌触りの良いふわふわの銀髪。 …良い香りだ。 「…俺の匂い好きなのか?」 「…ん」 「そっかぁ。もっと嗅いでいいぞ」 「…うるさい」 柑橘系の、甘い香りだった。 こいつの家の御用達の…シャンプーだったかな。リンスだったかな。 どちらだったか。 「…お前の匂い、俺好きだぜ」 ふいに、言われた。 「ジャスミンみたいなさぁ…えへへ、爽やか、って言うんだろうな、こういうの」 「…そうか」 いつもは真昼の太陽のような笑顔も、少し恥じらっていると夕焼けのような雰囲気がある。 「なぁ、ラニ」 「なんだ?」 ああ。 此方にだけ向けている笑顔が、 愛おしい。 お前が 俺だけのものであったら。 「…なんでもない」 「えーっ、気になるだろぉ…」 「ほらさっさと寝ろ。明日も学校だ」 「まーいいか…おやすみ」 「ん、おやすみ」 なんて言おうとしていたか。 そんなことを思いながら、目を瞑った。 ーーーーー 感想お願いします。
初めての ともだち
私は 新井 そら。今日から中学1年生。 自分で言うのはおかしいけど、すっごく爽やかで明るい名前でしょう? スポーツも勉強もなんでもできる明るくて可愛い女の子。 そんな子がこの名前にピッタリだと思う。 でも …… 私は、スポーツが大の苦手で不器用で、勉強はそこそこ 可愛くもないしスタイルも悪い、暗くてじめじめした女子なの。 名前負け、だよね。 おかげで友達は今まで誰もいない。 小学校では昼休みには自分の席で読書して、移動教室も1人。 遠足の班作りなんて地獄だった。 今日から中学校生活がスタートするけど、友達を作るなんて絶対無理だろうな… そう思いながら静かに教室に入り、席に座る。 片付けが終わったので読書をしていると 「そらちゃん、始めまして!」 いきなり隣の席の子が話しかけてきた。 でもそれはよくあること。 名前だけ見て、仲良くなれそ~とでも思うのか、初対面の人はよく私に話しかけてくるけど、 暗くてつまらない子だと分かるとすぐ離れていく。 正直、またか、って感じ。 そら「初めまして…」 ??「私はね、希望の希に空で、のあって言うの!加藤 希空!よろしくね~!」 加藤希空ちゃん…かわいい名前… 明るくて可愛くて、ぴったりな名前だ。 そら「そ、そうなんだ、ね。」 のあ「そらちゃん、〇〇小?」 そら「う、うん、」 〇〇小から来ている子は1番多い。 加藤さんはどこから来たんだろう… のあ「そうなんだね!…じゃあ、友達いっぱいいていいね、」 加藤さんは呟くように そう言った。 そら「…い、ない、よ、」 思わずそんなことを言ってしまった。 やっちゃった…初対面なのに… それでも私は止まらない。 そら「…名前は、かわいいねってよく言われるけど、実際は暗くてスポーツもできなくて、友達なんて今まで1人もいないよ…」 のあ「…私ね、小学校の時いじめられてて、ちょっと遠い学校から来たの。だから、友達ができたことないんだ。この学校では明るくがんばろうって思って… そらちゃん。友達にならない、?」 そら「え、、うん、!なろう、!」 __________________________________ ~10年後~ 「そら~!!あのねあのね、美容師の資格とれた…!!」 「わぁぁっ、のあおめでとう!!実はね…私も看護師の資格がとれたんだ…!」 「わぁぁぁおめでとう!!じゃあパーティーだパーティー!さすが世界一の親友!」 「そらこそ…!私の宇宙一の親友だよ!」 これからも、ずっと。
夢オチ【無限ループ】
はっ。また夢…よかった… 「ご飯できたよー!」 「はーい」 駆け足で階段を降りていく。 その時だ。足を踏み外したのは。 「うわぁっ!」 「大丈夫!?」 * …夢か。 「ご飯できたよー!」 「はーい」 夢みたいなことにならないように気をつけないとね。 駆け足…とまではいかないが少し急いで階段を降りる。 え?もうこんな時間!? 「いただきます!ご馳走様でした!」 やっべ、急げ急げ。 「行ってきまーす!」 外に出たその瞬間ー うわっ車!?どうしよ避けれなー * また夢… 「ご飯でき」 「分かってる!」 ドタドタドタ 「分かってるって…」 「いただきます!ご馳走様でした!行ってきまーす!」 「ちょっと!全然食べてないじゃない!」 今度は待とう…正夢かも… あっ!さっきの黒い車! やっぱり、正夢だったんだ… ー5分後ー もうすぐ学校!急がないと! グサッ え? 刺された?誰に? …意識が… * また…夢…? さっきからずっと正夢ばっかり… 本当に夢?もしかしたら無限ループとか… ー10分後ー 学校にはついたけど…ちゃんと警戒しないと。 あっ、友達きた。 「おはよーってえ!?え!?ちょっと待って!」 ナイフ持ってる… 何かした?怖いからやめてよ… ー10分後 はぁっ、はぁっ。 「ちょっと帰ってきた…」 え、お母さんまで… グサッ なんで…どうして… いつになったら『夢』から覚めるの… "永遠に"続く
守れなかった約束。
足がガクガクと震える。 「ど、…どうして…旬くん…」 管に繋がれているあなたは、もう動かない。 ____私、約束、守れなかったよ、旬くん…____ ・・・・・ 私は古祝紗羽(こいわい さわ)。 私はいつも、廊下の最後の病室にいる。 小さい頃、病気にかかってしまったからだ。 治る確率は低く、運が悪ければ一生病院から出られない。 私、治るのかな。 いつもそう思い、窓から、近くにある公園を眺めていた。 もー、全っ然捕まんなーい!ちょっと早く逃げようよ!きゃー、あっぶな~… 良いなぁ。私も外で走り回りたいな。 おやつなんて食べることは許されず、身体も自由に動かないこの身だ。 そんなこと、できるわけ、無いか。 でも私は唯一の友達がいる。 斎藤旬(さいとう しゅん)くん。 カッコよくて、不器用で、でも優しい旬くん。 知らぬ間に、好きになっている。 まぁ私なんかには釣り合わないだろうけど。 ギィィィィ… 「紗羽ぁ、大丈夫か?俺だよ、俺」 「オレオレ詐欺みたい」 「そう?俺としたことが!」 「どーゆーこっちゃ」 こういう、何気ない会話が大好き。 そんなふうに言われたら、きゅんってしちゃうじゃない。 「調子はどう?元気か?ご飯食べてんのか?」 旬くんが質問攻めだ。 「んー、大丈夫。ご飯はまぁまぁ」 …あれ?旬くん、顔色悪いな。大丈夫かな? 「旬くんこそ。顔色悪いよ」 旬くんがたじろいだ。やっぱり…! 「やっぱ、紗羽にはわかっちゃうのか~」 旬くんが頭を掻く。 「どうしたの?元気?体調悪い?」 「おいおい。質問攻めかよ~」 「さっき旬くんも質問攻めだったよ?ね、大丈夫?」 「ん…だ、大丈夫!」 旬くんは嘘が下手だ。すぐに分かるんだから。 「どうして隠すの?」 「実はな…ちょっと最近体調悪いんだよね…」 やっぱり! 「まぁ大丈夫。熱もないし、心配しなくて大丈夫」 「ほんと?」 「ったく、紗羽には勝てないなー」 旬くんはこう言った。 少し前から体調が悪く、検査すると病気にかかっていた。 病気は進んでおり、治るかわからない。 「旬くん、…」 「な、約束しよう。どっちも回復するってさ。 約束だよ?健康になって、デートでもしよう?」 「なッ」 しゅしゅしゅ、旬くんっ!? 今告白ですか?待って待って待って待って! 「じゃあな。またあした来るって」 バタン。 旬くんったら。やっぱり不器用なんだから。 そういうところが、大好きなの。 ・・・・・ ダンダンダン!ガチャッッ こんな時間に誰なの?朝早くに誰? 「紗羽ちゃん、紗羽ちゃん!旬が、危篤なの!」 …え。 危篤って、旬、そんな。そんなわけっ… 私は車椅子で病室を出た。 同じ病院らしく、エレベーターで上に行った。 がちゃっ 「旬くんっっお願い、どうして…」 旬くんがうっすら目を開けた。 「さ、わ…さわ…俺は、紗羽が好きだ…」 「え、え、嘘、私もっ」 「ごめんな…いっぱいいろんなところに、い、けなくって…」 「良いから生きてよ!旬くん、私達約束したじゃない!」 「紗羽…大好きだよ…天国で、見守ってる…」 旬くんは眼を閉じ、私の手を握った。 ぽろぽろ、涙がこぼれた。 「旬くんっっっ」 私も、大好きだよ…旬くん。 おしまい、そして始まり。
【短編小説】届かない嘆き(文字数ギリ)
ねぇ神様。なんで自分じゃないといけないの? 今日も辛い1日が終わったよ。 昨日とおんなじように 泣かないように 強く強く目を瞑る やれと言われても何にもできない 笑えと言われてもどうも笑えない この辛さを表す ぴったりな言葉すら見つからない 勝手に引きこもって 勝手にくるしがって 勝手に心に蓋をする いつか誰か この気持ちをわかってくれる人が現れるの? みんな明るいことを言う。 「大丈夫だよ。」 「何とかなる。」 「泣いていい。」 みんな明るいことを言う できないから苦しいのに いつか誰か この気持ちをわかってくれる人が現れるの? いつしかその人が現れて 話を聞いてくれるとして 明日はげんきに笑えるの? いつしかその人が現れて 話を聞いてくれるとして 自分はしっかり話せるの? 言えない事だらけの心に 表せない事だらけの心に また明日には開く蓋をして 夢の中へと眠りにつく 夢の中でも苦しみ出す 以前の後悔引っ張って 「そんなことない」 「わすれていいよ」 こういう言葉を投げ捨てて 「学習しなさい」 「頭に叩き込め」 こういう言葉を拾ってた 失敗しかない毎日で 叱られてばっかりで でもこっちは一生懸命やってるんだよ そっちはそっちで叱っとけ そんな身勝手な空想で 言葉はどんどん途切れてく 夢でしかない言葉たち 今から言おうと思っても 見えない壁が邪魔をする できればずっと夢にいたい 明日は来ないでほしいから ここなら言葉は言いたい放題 ここにいれば心の傷も癒えていく 現実世界は甘くない 正解なんてないからさ 現実世界は甘くない でもいつか支えてくれる人が現れる そうやって見えない希望に かける意味は果たしてあるの? いつしかその人が現れて このせかいをあまくして 明日はずーっと寝ていたい いつしかその人が現れて このせかいをあまくして 明日はずーっとしあわせで そんな身勝手な空想に また蓋をして眠りにつく いつしかその人が現れて 話を沢山聞いてくれて 明日は元気に笑ってる そうやって妄想する
かわいい幼馴染
わたしは左藤かりん、中学一年生。わたしには、岡崎知也という幼馴染がいる。 知也とは、誕生日が同じということで仲良くなった、3歳からの大親友だ。 今も、「ともや」「りんちゃん」の呼び名で、呼び合っている・・・はずだった。 ある日のこと。 朝、教室のドアを開けた。 そこに待ち構えていたのは、クラスの一軍女子たち。 あの、入れないんですけど・・・早くどいてもらえますか・・・? とか思っていたら、急にこう言われた。 「陰キャが調子乗ってんじゃねぇよ。これがどういうわけか説明しろ!!」 差し出されたのは、一枚の写真。そこには、いつもとどおり知也と下校している、私の姿があった。 「これがどうかした・・・?」 「どうしたもこうしたもねぇよ!!どうしてお前なんかが!どうしてお前なんかが!」 ドンッ ドンッ 「・・・・・け、蹴らないで・・・」 この日から、わたしはクラスの女子からいじめを受けることになった。 わたしの机に落書きがあるのは、日常茶飯事。 この前は、椅子にたっぷりのハンドクリームがぬってあって、スカートにべったりとついた。 ある日わたしは、いじめを始めた女子に聞いた。 「どうして、わたしにこんなことをするの?」 「あ?心当たりがねぇのかよ」 「ごめんなさい。まったくないの・・・」 「・・・お前が、知也くんと喋るからだ」 「え?」 「みんなの憧れの知也くんと!!お前なんかが喋るのが気に食わない!」 そうか、知也って、中学に入ってからモテ始めたのか・・・ ・・・・・そうだよな。かわいいもんな。 ちょっと前までは、ひとりじめできたのに・・・ もう、だめなんだ・・・・・・さみしいな。 次の日。 「りんちゃーん!今日、一緒に帰ろう!」 「ともや!」 本当は一緒に帰りたいけど、だめなんだ。 わたしのためにも、知也のためにも、もう一緒には帰れない。 「ごめんね」 素通りしようとしたら、不意に腕をつかまれた。 「りんちゃん、好きだよ」 えっ・・・? 「りんちゃんは可愛いから、正真正銘のカップルですーって言ったら、納得してもらえるんじゃないかなぁ? きっといじめもおさまると思う。ぼく、りんちゃんがいじめられてるところ見るの、だーいきらい!」 ・・・・・・本当に、ともやはかわいいんだからっ! 「わたしも大好きだよ!」 今までも、これからも、ずっと!
この恋の絶対値はいくつだ!?
「絶対値、それは基準である0から、どれだけ離れているかを示す値! つまり、恋の基準とは、普通の恋のストーリーからどれだけ離れているかを示す値、それが恋の絶対値よ!」 「そんなんだから振り向かれないんだよ、佑依。」 一番の親友にここまで言われよう日が来るとは、一生の不覚だ。 そう、この私、佑依は文系少年「谷崎敦」に恋をしている! そして、私は数学力では誰にも負けたことのない理系女子。 「この時点で絶対値は10、離れている!」 恋は似た者同士がするらしい。けれど私と敦は一寸も似ていないときた。 「数学女子代表の佑依さーん。まず話しかけにいったらどうですか」 「い、いやあ、まず話すための条件を満たすためにね、、」 「ねーねー、敦くん、佑依があなたと話したいって」 有無を言わさず話しかけに行く親友。まだ心の高まりのグラフを書いていないのに! 「どうしたの?佑依さん」 この瞬間、佑依と敦の恋の絶対値が、1、埋まった。
キミは1次元から来たワタシと仲良くしてくれた。
__ワタシは5歳の時に1次元から来た。 1次元はヨコセンしかないセカイ。 3次元はニンゲンという生き物が 普通にくらしている次元だ。 __ワタシはニンゲンではありません。 1次元からきました。アワイです。 オヤは′′アイ′′に′′ワン′′の頭文字(ワ)を 組み合わせたみたいです。 小学校に入った時に発した言葉。 この言葉を聞いたクラスの みんながドン引きしている。 ナンデ... ニンゲンではない。と、 1次元から来たって言っただけなのに。 それから学校に行く度に 「1次元の人だぁ。」 「どうせ何にも出来ないんでしょ」 そう決めつけられてる。 『サベツ』っていうやつだ。 1次元から来るワタシは ′′ナミダ′′というものは出ない。 だから、泣けなかった。 __悲しい。 ただその言葉だけみんなに発した。 だれも、ワタシの言葉は聞いてくれなi 「アワイ、さん??大丈夫??」 1人の涙を流して、顔を真っ赤にして ワタシのことを守ってくれている、 いや、心配してくれる友達がいるんだ!! 心配してくれた友達がとめてくれて、 あの後、[1次元]という言葉は1度も聞かなくなって、 ワタシに対してのサベツも無くなった。 そして、前に心配してくれた友達と、よく一緒に遊ぶようになった。 ワタシは自分の気持ちを発することの大切さを学んだ。
ある、雪の日の物語。
「あのさ」 え、と私は振り返る。 そこには、君がいた。 「おれさ、実は──」 君はちょっと照れくさそうに斜め下を見てから、言った。 「お前のことが、好きだ」 また夢か。 あの頃の夢を見るのは何回めだろう。 もう、君に会うことはないのに。 6年前。 私には、かけがえのない大好きな人がいたんだ。 でも、もう会うことはないだろう。 君はあの日、遠いところにいってしまったから。 カーテンを開けると、そこには真っ白な世界が待っていた。 そういえば、君が告白してくれた時も、きれいな雪が降ってたね。 「おい」 雪の降る朝、運命は突然にやってきた。 誰? 声のした方を見ると、1人の男の子がいた。 「お前、変わってないな」 男の子はフッと笑った。 その笑い方。 もしかして......と、私は思った。 どこか優しい印象を与える目。すらっとした身長。 そして...その笑い方。 「久しぶり。6年ぶりか?」 ニコッと男の子は笑った。 それで、私は確信がつく。 「本当に?」 思わず問いかけることしかできなかった。 ああ、と、彼は笑った。 「瀬川雪。正真正銘だ」 雪くん......! 「元気だったか?氷花(れか)」 そう言われた途端、私は涙が止まらなくなった。 君には、もう会えないんだと思った。 私は一生、このままで生きていくんだと思った。 「泣くなよ」 そういう君も、涙ぐんでいる。 「雪くん。雪くん」 「なんだよ」 雪くんは優しい瞳で私を見た。 私は笑いかける。 「大好き」 6年間変わらなかった、愛を君に。 「おれもだよ」 彼はそう言って、私を抱きしめた。 雪の日のお話です! 最近寒いですねぇ。 そんな日に、心があったまる物語を書いてみました! ぜひ読んで下さい!!
仮面屋さん
私はいろいろな仮面を売っている仮面屋さんだ 私自身も仮面をしている 私が仮面屋さんになりたい・・・そう思ったきっかけは中学校のときだった 周りはみんな仮面をかぶっていた でもかぶっていない子がいた その子はありのままの顔でみんなと接していたけど 正直周りからはあまり好かれていなかった そして、我慢できなくなったのかしばらく学校に来れなくなってしまった そしてその子も仮面をかぶるようになった 私はその時から仮面は自分にとっての安全装置?みたいなものになった だから誰にでも簡単に仮面をかぶれるような環境を作りたい その思いで仮面屋さんを続けている 仕事内容としてはたどり着いたお客様に最高の仮面を提供するというものだ 長い間続けているといろんなお客様がくるもんだ ある日せっかくこの仮面屋にたどり着いたというのに 「仮面はいりません。私には必要ありません」 なんて言ったのだ。理由を聞くと 「仮面つけてたって苦しいだけじゃないですか。ありのままの顔で人と接したいじゃないですか」 といった 世の中にはいろんな人もいるものだ でも私はその人の考えもなんだか分かるような気がした でも仮面をかぶらないと私だったら生きていけない・・・ それから複雑な感情がずっと毎日私のなかで渦巻いていた 何が正解なんだろうか
アイドル
私は努力していた ダンス、歌唱力、顔のスキンケア、 その他もろもろも なのにあいつのことは抜かせない私は宮野綾アイドルだあいつは優花かわいいし歌唱力も高いしダンスもできる私と同じくらいなのにあいつは 少し背が高くて 少しかわいくて 少しスタイルがいい そんなに変わらないのに私はあいつには かなわない 握手会もいつもありがとう!だいすき を使い回し使っている でも私はひとりひとりメッセージを変えてるなのに、なんで? 私は一人、信用できる友人に相談した 返信はこう『そんなにきにすんなよ!』 って、こっちは悩んでんだよ真剣に 「ねぇあやちゃんどうしたの?」 あいつだ 「なに?」いつものように冷たく返した「真剣な顔してたからどうしたのかなって」 「別に…」「そっか!」明るい声 他のメンバーはなんであんなやつに話しかけてんの?という顔をしていた そして、私の悪口を始めた 「ライブはじめるよはやく配置について」 今日はライブの日 私は、配置についた その瞬間歓声とペンラの光だった 私は青あいつは黄色のペンライトだ あぁ…今日もあいつのペンラの方が多…い 違う私のペンラの色の方が多い… 夢にでてきたこの瞬間 これからもアイドル人生を歩んでいく…。
創造のガラスペンと崩壊のインク
地球が出来て間もない頃 1人の神様が地球に生命を生み出そうと考えた 神様はこの地球で生きる生命を見てみたいと思ったのだ 虚空から神様が生み出したのは一つのガラスペンとインク ガラスペンにインクを付けて、描きたい生命を想像し空にガラスペンをなぞらせば 想像した生命を創り出せる 哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類… 数多の生命を創り、何度も進化を見守ってきた そうやって神様は何千年も賭けて地球を作り上げてきた いよいよ地球が楽園の惑星になる頃に神様は失敗した インクを地球にこぼしてしまったのだ 何の変哲もないインクならよかったが、神様のインクは…神様のインクだけはこぼしてはならなかった ガラスペン自体に生命を創り出す力は無い ガラスペンには、邪の力を抑えて聖なる力に変える力が宿っている インクには、あらゆる生命を創り出す力がある、しかしその力は邪悪でガラスペン無しには使えなかった そんなインクをこぼしてしまった… 地球には、瞬く間に害悪が蔓延った 病気、公害、汚染、犯罪、戦争、飢餓… 楽園とは程遠い、質素な幸福と莫大な絶望が共存する惑星が誕生した 害悪に飲まれていく地球見て神様は 『こんなはずじゃ無かった』 そう云うしか無かった 結局は、生み出す力はあろうとも、それを制御する力が間に合っていないのは、人間も神様も同じ いずれ地球は崩壊する その原因が人間で無いことを祈るばかりだ
助けたいじめられっ子が・・・
私は木乃香(このか)。現在小6。得意なことはボクシング。そして今は三瀬君のがいじめられてるんだ。 「この、ゴ〇、ア〇、ク〇ww」 バンッいや、足でけるのは・・・ 「げほっ、げほっ、」 はぁ、校長先生に話しに行くか。 ガラガラガラ 「なんじゃあ?あぁ、君は三輪木乃香ちゃんだね。どうしたんだい。」 ここの学校の校長先生は優しい。 「あ、あのっ・・・」 そして今まであったことを話した。 「・・・はぁ、あの先生が。教室に連れて行ってくれるかね。」 「はい。」 ガラガラガラ わお。滅茶苦茶青ざめた顔・・・ウケる・・・ 「だ、誰よぉ、チクったの!!」 「・・・三瀬君をいじめた・またそれを言わず、無視した人全員来なさい。」 ゾロゾロゾロ・・・ ま、まぁ、全員だよね・・・ すると三瀬君が、 「あ、あのっ、ありがとうございました。」 「ううん、人として当たり前だよ。」 「///」 「?」 ー高校生ー 「きゃー三瀬君~」 そう言えば、思い出すなぁ・・・って言ってる場合じゃない!!どうして小学校の時にいた三瀬君がぁ?!しかも結構顔変わってる!! だってあんなの直ぐにわかったよ!!だってめちゃくちゃ優しいもん!!あの時もだよ!! え、もしかして好きなんじゃないかって?・・・そうだよ・・・/// 「なぁ、三輪。」 「ん?なに?」 「三瀬が今日の放課後屋上に来てってさ。自分から言わないのは恥ずかしいからだってよ。」 「いいけど・・・」 「おっけーじゃあそう伝えておくわ!!」 なんか三瀬君に言い残したことなんてあったっけ・・・? ー放課後ー 「ね、ねぇ、僕のこと覚えてる?・・・整形したし、分からないか・・・」 「あ、あのっ、三瀬君でしょ?小学校の時にいた!!」 「うん、そう。」 ぎゅっ 「あの時は、ありがとう、その後転校したでしょ?実はあの時に整形したんだ。・・・親にこれの方がいいって。やってみたら、 こんなことになっちゃったわけ。僕は、もういじめた子たちとは付き合う気ないから、全部断ってる。誰にも今まで気が付いたことない。三輪ちゃんが初めてなんだ。」 「へぇ、そうなんだ!!」 なぁんだ、もう話は終わりか。 「あと、さ。」 「?」 「僕、ずっと三輪ちゃんのことが好きでした、こんな僕で良かったら付き合って、欲しいな・・・///」 え?もしかして、両想い?! 「うん、こんな私なら喜んで!!」 「・・・好き。」 チュッ 「///」 「・・・可愛い・・・木乃香。///」 なでなで 「///」 「木乃香さっきから照れすぎ。僕も照れちゃうじゃん・・・///」 二人はずっと頬を赤らめたとさ。 ≪あとがき≫ ども、穂乃*#ほの*(#^.^#)です!! 感想送ってください!!
春夏秋冬
春。 学校の運動場には一本の桜の木が植えてあり、入学式や卒業式の時にはみんなに笑顔を与えてくれる。 夏。 夜…いや、朝からでも虫の声があちこちから聞こえてくる。 1、2年生は授業で近くの公園に虫取りに行く。 秋。 湖の近くには紅葉や銀杏の木がたくさん立っていて、多くの観光客から注目を集める。 冬。 寒くてカイロを持ったりタイツを履く子が増えてくる。 雪が降り積もった日は1時間目を潰してみんな外で雪遊びをした。 春夏秋冬、どの季節も同じ位置でも違う景色が見える。 空が毎日違う表情をしているのと一緒だ。 この景色が、未来でも変わらずあるといいな、 --------------------------- なんか短編小説っていうか詩みたいになってすみません…、、m(_ _)m この小説は、私が住んでいる熊本の春夏秋冬の景色を書きました。 読者の皆様の住んでいる「ふるさと」の景色をぜひ回答欄で教えてくださると嬉しいです!
いいはさみ
「皆さん、いいはさみって何だと思いますか?」 小学三年生の担任の寿先生は道徳の時間、急に話し始めた。 一人の生徒は、 「切れ味のいいもの!」 と元気に言った。 先生は首を横に振った。 他の生徒は、 「両利き用のはさみ??」 と心配げに言った。 しかし先生はそれにも首を横に振った。 「じゃあ、なんですか?」 と生徒は質問した。 「では、人で例えましょう。いい人ってどんな人でしょうか」 寿先生は優しく微笑み、そう言う。 「優しい人」「誰も傷つけない人」「助けてくれる人」 生徒たちがどんどん答えます。 「では、難しい言葉を使いますね。一部の人間が社会的に見たら優しい人とは、どんな人でしょう?」 「・・・?警察とか?」 生徒が不思議そうに答えた。 「そうですね。助けられた人は、優しい人と答えるかもしれません。ですが、つかまってしまった方は、理由があったのかもしれませんし、いろいろあって、実際警察がいろいろ怒られてしまったこともあります」 生徒は真剣に聞いている。 「では、いいはさみって何でしょうか。はさみは人を助けます。ですが、それと同時に人を傷つけます。切れ味のいいはさみは、より切りやすく、紙もすいすい切れますね。ですが、その切れ味のいいはさみは、人をもより深く傷つけることもできます」 生徒は息をのんだ。 ようやく質問の真の意味が分かったのである。 「では、もう一度聞きますね。 皆さん、いいはさみって何だと思いますか?」 生徒は誰一人答えられなかった。 実はもっとあったんですが、文字数が・・・
予知能力で見た私と君の未来 ~神からのお告げ~
私は、杉原杏奈。予知能力を持つ15歳!私は今日、見たくもない未来を見てしまった。 それは、私と親友、町田あゆの未来。あゆはスポーツ万能で、20歳になったら、テニスのために留学するって言ってた。私は応援していた。スポーツをしているあゆの顔はいつも笑顔だったから。私は家に帰って5年後の未来を見た。あゆは、留学のせいで事故死してしまう。未来は嘘をつかないとわかっている私は、あゆに言った。ところがあゆは、信じてくれなかった。「杏奈は、そんなに私が留学するのが嫌なわけ?自分ができないからってできる人を恨むの、やめた方がいいよ。」私はショックだった。あゆのために言ったのに。それからみんなからも邪悪な目で見られた。 5年後、あゆの母から連絡があった。「杏奈ちゃん、あゆが事故で病院に搬送されたから、来てちょうだい!」と。私の言った通り。みんなは信じなかったから悪い。神のお告げに背を向けてはならないと知らなかったのか。 「杏奈、ごめん、、杏奈のことを信じていれば、、、、、」みんなが謝ってきた。あゆも泣いている。私は毒々しい笑顔で笑う。「私はずっと隠していたが、予知能力の神だ。神のお告げに逆らったお前らは死に値する。」その言葉を発したら、皆は即死したのであった。皆が死に、しんとした病室で杏奈は微笑み、消えた。