短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
闇夜の誘い
中学2年生の桐谷亮介(きりたにりょうすけ)は、ある晩、友人たちと一緒に廃校となった古い学校へと足を踏み入れた。 彼らは探検気分で廃校内を歩き回る中、次第に不気味な存在を感じ始める。足音や影が追いかけてくるような感覚に苛まれ、彼らは怯えながらも進んでいく。 廃校の教室に入ると、亮介は窓から漏れる明かりが目に入った。彼は友人たちと一緒に明かりのもとに歩み寄ると、そこには古びた本棚が現れた。 興味津々で本棚を開いた瞬間、亮介たちは真紅の本が現れるのを見た。本は何気なく開かれ、突然、不気味な笑い声が廃校内に響き渡った。 亮介たちは突如として闇夜に引きずりこまれ、異次元の世界へと迷い込んでしまう。そこで彼らは、死や殺人の描写はなくとも、恐怖の連続を体験し始めた。 闇に包まれた世界で亮介たちは生き残りをかけて逃げ惑い、自分たちを取り巻く謎を解き明かすために奮闘する。 果たして彼らは闇夜の誘いを逃れ、元の世界へと戻ることができるのか。この物語は、彼らの運命と勇気についての物語である。 *あとがき* こんにちは((。´・ω・)。´_ _))愛暖だよ(o・ω・o) 今回は、ホラー小説! どうだった? 私、ホラー系全般苦手だから、ホラー小説を書く時は、いつも書きながら震えている(笑)。 回答は、年上・年下・タメ口・あだ名・短文・長文、なんでもオッケー☆⌒d(´∀`)ノ みんなの回答待っているよ(*´∇`*)ノ″ 読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪
友達は、嬉しさを2倍に、辛さを5倍に。
作・モモンガ うち、荒口 康太(あらくち こうた)。 あ、一応男だよ?うちっていうの変? …まあそんなことはどうでも良くて 明日林間学校があるんだ! うち、本当は臆病で怖がりなんだけど 蓮美(はすみ)がいるから 何でもできる強いやつ?いわゆるカッコつけ みたいなのを演じてるつもり。ああ、蓮美? …蓮美は、、うちが、まっまあそこまで言えば なんとなく分かるだろ? 言うの、恥ずいから///。誰にも言うなよ? ーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーー 校長「はい、今日は無事に晴れましたね 今日は待ちに待った林間学校です ワタクシはやはりカレー作りが楽しみですね___」 あーまた長ーい話かぁ うちはこっそり蓮美の顔を見る。 でも誰かにバレるんじゃないか、そう思って すぐに目をそらした。と、 ??「なあ、康太」 と樹(いつき)が話しかけて来た 康太「どうした樹」 樹 「校長の話長くねー?」 康太「まじそれなーw」 あ、共感してくれる人いた。 なんか嬉しい ーーーーーーーーーその日の夜ーーーーーーーーーー 午後9時。就寝時間だ。 部屋にいるのは 康太・樹・陽翔(はると)・優希(ゆうき)の4人だ 誰もうちが蓮美のことあれなのは知らない。 優希「ぉぃ、あのー…」 樹 「どうした」 優希「恋バナしねぇ?」 うち、びっくりしたよ。 だって今までうちのクラスでそんな話出たことないもん 樹 「いいよー」 陽翔「おおべつに。」 優希「康太は?」 ええええぇぇ!!?? そんなあっさり言っていいもんなの? だっだっだってすっ好きな人バレるんでしょ??? うちやだよ でもみんなOKしてるし… 康太「おっ…おう」 優希「よし、じゃー始めるか 樹お前の好きな人は誰だ??」 樹 「おっ俺?…えー」 優希「おいおい 恥ずいのかー?」 樹 「ぐーーっ…まゅ…」 陽翔「誰??聞こえないぞー」 樹 「真由美だよ真由美ぃぃぃ」 うぇ、うるさい 女子の部屋はドアの正面にあるから下手したら 聞こえてるな…と思っていたら、先生が来た。 うげっ 何でも喋る海老原先生じゃん!! 先生「おお?恋バナか?聞かせてくれよ」 優希「こいつ(樹)の好きな人は真由美らしいですよ」 樹 「言うなよ!!」 先生「はっはっっはっは」 優希「じゃー次!陽翔!」 陽翔「残念でしたね俺好きな人いないんですよー」 優希「最後は…^_^康太ぁぁぁ!」 先生「康太のは俺も聞きたいな」 なんで先生が聞きたいんだよぉーー ホントは言いたくない。でも… ここで言わなかったらなんか弱虫な感じがする。 康太「ぇーーーと」 4人「…」 康太「誰にも言うなよ 絶対にな」 4人「うん。」 康太「は す み」 うわーー言っちゃった やっぱり恥ずかしい/// 優希「いったーー!!」 先生「顔赤っかww」 樹 「そんな恥ずい?」 康太「誰にも言うなよ絶対に」 先生は足早に部屋を去っていった。 なーんか怪しい。 ーーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーー ホテルを出発するときに女子が集まってきた。 うちはメッチャ焦った。 ・・ だってバレたかもしれないと思ったからだ。アレが。 康太「どっどうした?」 女子「荒口の好きな人、聞いたよ」 まずい、ガチでやばい。 こいつら蓮美とも仲いいから絶対チクられる。。。 でっでででも誰から聞いたんだろ。 康太「だっ誰から聞いた」 女子「えびTから」 ぐっ…やられたぁ こっこれは遠まわしに告ってるようなもんだ。 顔に出すな顔に出すな… ーーーーーーーー林間が終わった次の日ーーーーーーーー まだあれを思い出すと恥ずい。 と思っていたら女子たちが来た。 女子「後で理科室来て」 ?!?!何でだ? 先生からの伝言か? おこられんのか? 康太「いつ行けばいいんだよ」 女子「んーーー…じゃー今」 康太「今!?!?」 じゃーって言ってたってことは先生の伝言ではない… だってこいつらが時間決めてるんだもん うちは理科室に向かった。 先生がいると思っていた理科室には蓮美がいた。 どうしたらいいんだ??さっき聞いておけばよかった… うちはあることをひらめいた。 やるなら、、いまだ。 心臓がドクドクなる。 康太「蓮美…」 蓮美「こっ康太?!」 康太「…」 蓮美「どっどうしたの?」 康太「好きだ」 蓮美「え」 康太「返事はいらないから! お前のことが好きだぁぁ!!」 蓮美「え、え、え、、」 理科室を飛び出して猛スピードでトイレに向かった。 個室に入って息を整えた。 落ち着け…落ち着け…落ち着けっ… うち、今絶対カッコつけたわ。 嬉しさを2倍に、辛さを5倍に。幸せを10倍に。
愛されたことのないあなたへ
「私はきっと誰からも愛されていない」そんな考えを捨てることができたのはある人がいたから。私の運命を変えてくれたから。 女side 「…」今日も無言で歩く帰り道。感情って何? 幸せって何?私には感情がない。ないというのはおかしかったね。感じたことがないんだ。うれしいも、悲しいも、楽しいも。言葉の意味は知っている。だけど、いまいち実感がわかない。学校行事の集合写真に写る私の顔は、いつも何も考えていないようだ。となりにいるクラスメイトはすごい笑っている。なんでだろう。なんでこんなに楽しそうなんだろう。 男side いつも真顔のあの子には、何か秘密があるのだろうか。あんなにかわいい顔をしているのに、なんで笑顔がないんだろう。考えれば考えるほど、あの子のことを知りたくなる。窓側の1番端の席でいつも何かを考えているようだ。話しかけてみたい。でも、話しかけないで そんなオーラが漂っている。そういえば4月の自己紹介、あの子はなまえだけをいい、すぐに席に座ってしまった。その時はよほど気にならなっかたが、いまはとてもきになる。 女side 今日は天気がいいな、なにかいいことがあるのか?そんな少しの希望を持ちながら、学校に向かった。机の中を見ると、手貝が入っていた。(放課後屋上に来て)ああ、ついにいじめられるのか。いかないと怒られそうだから、行かないと。放課後になった。屋上に行くと、 なんか見覚えがある人がいた。あっ、ほいくえんのときのひとか、いや、元友達のいとこか。「なんですか」 男side 「俺の名は、まだ明かさないあなたは、何を考えているのか、今日聞きたいことがある、答えたくないものは黙っててくれ」「一つ目、誕生日は」「2月6日です。」「どこに住んでるのか」「南団地の方」「家族は」「いません」「いないって」「両親は事故で、祖父母は、病気で亡くなりました。」 そうか、だからいつもさみしげだったんだ。窓側でなにか考えていたのは、家族のことを思っていたからなんだ。さらに俺は、その人柄にひかれた。そして俺は、決めた「あなたのことをもっと知りたくなりました。、その、あの、俺と付き合ってくれないか」 女side 告白された、異性と話したのも生まれて初めてだ。お母さんも、孫が見たいとずっと言っていた 「お願いします」「あのあなたのお名前は」「俺の名前は牧野、清寿だ」サッカー部エースの清寿さんに告白されるとは思ってなかった 「あなたの名前は」聞かれたので答えた「心川愛です」愛という名前なのに全く愛されていない。そんなことを思っていると「俺があなたにありったけの愛情を与えたいです」そう答えてくれた彼を見ると、満面の笑みだった。初めて私は、愛されている、愛してくれる人がいると分かった。彼と一緒なら、一生大丈夫。そう思って、てをつなぎ、歩き出した。 「お母さん、お父さん見てる? 私を愛してくれる人がいたよ。あの人となら大丈夫。安心してみていてね。」気が付くと、空に向かって叫んでいた。
幽霊の人間の恋
「起きて!」 その言葉で、私は目が覚めた。 上を見ると、あなたがいた。 私のたった1人の理解者。 幽霊である「彼」 5年前両親が亡くなってから見えるように なった。 彼は私が一晩中泣いていた時に現れた 「僕がそばにいる」 「だから、泣かないで」 初めて会ったのに ずっと前から知っている気がする それから一緒に暮らした。 だんだんと彼のことを好きになってしまった 私は人間。 彼は幽霊。 叶うわけない 20歳になって 気持ちを伝えた 「私、あなたが好き」 彼は目を見開いた 彼の体が薄くなる 「僕も好き」 「来世では、一緒になろう」 そう言い残して 泣いて笑って 消えていった それから子供が生まれた 生まれた子供はあの人の面影があった。 わたしは1人じゃない 生まれてきてくれて ありがとう
まだ誰も知らない、この場所で(恋愛)
学校が終わった。何をしようか。 「遥(はる)ちゃん、今、暇してるね?」 …誰? 「僕はねぇ__っと、呼ばれちゃった!!とりあえず来て!」 困惑。だけど向こうも困っていそうだし行くしかない…。 謎の乗り物に乗らされた。今がチャンスか… 「ところで君は何者なの?」 「ふふん、知りたい?」 「うん。自己紹介もしてないのに名前知られているし…」 「怖がらせっちゃったのかも!?ごめんね!」 「いや、それはいいんだけどさ」 「ならよかったよ。僕は…カトだよ」 カト…。加藤みたいだな… 「遥ちゃん、ついたよ。」 ついた先は、想像以上に現実的な世界だった。 「ふんふん、意外と普通でしょ?」 「うん。で、何をすればいいの?」 「とりあえずこれを着て。裸になってからね」 「え…?」 「大丈夫!僕はみんなに遥ちゃんのことを話してくるから、この中で5分くらいで着替えて」 「わ、わかった…」 _________________ 「遥ちゃーーん!着替え終わった?」 「うん、サイズもばっちり」 「よかった。じゃあついてきて」 向かった先には、見慣れた顔が一人。 「え、っと…」 「あ…」 「遥ちゃん、知り合い?」 「一応…。」 「?どうしたの?喧嘩でもしてるの?」 「えと、いや、ちがくて…」 どうしよう…。言っていいのかな…? 「元カレです」 っぐ…余裕で言うじゃない…。 「元カレ!!もてるのね~遥ちゃん^^」 うわあん…逃げたい。 「持てるわけじゃなくて、ただ…って、どうでもいいじゃない!で、何すればいいのよ。」 「こわ~い、遥ちゃん!」 「仕方ないでしょう…」 「ははは。まあ、遥ちゃんと唯人くんには、これを作ってもらうよ。じゃ、その紙に書いてある通りに作ってくれたらいいから、僕たちはこれで。」 …ひどすぎる。けど、帰り方もわからないし、やるしかないね。 「遥、とりあえず、これ。」 「どーも。」 「…やっぱり、怒ってる?」 「知らないわ」 「ふーん…」 _________________ 「なあ、遥。」 「ん?」 「俺、やっぱ遥が好きだわ…というか、」 バチーーーーン!と、音が響き渡る。が、カトたちには聞こえていない様子。 「いってぇ…」 「ふざけるんじゃないわよ!浮気したのはそっちじゃないの!!」 「…ごめん、逃げられなくって。あの女から…。」 「だから、逃げる逃げるって何よ…。」 私が逃げたいくらい…だけど、カトたちがいるから逃げられない… 「じゃあ、俺の話、最後まで聞いてくれる?」 「…わかった」 「俺、家にいとこが居候しててさ。そいつ、2つ上なんだけど、昔っから俺が恋愛的に好きみたいで。で、その日はたまたま二人で家にいたから、買い物を提案…というか、拉致されたわけよ。それで、腕組まれて出発ってわけ。で、しかも恐ろしいのが結束バンドを見えない位置でやや緩め、しかし抜けないようにつけられて。トイレに行くときは外せたけど位置情報アプリで監視…。逃げたら即ばれだったから、あきらめてた。ってところかな。」 「ふーん…そのいとこは?根拠は?」 「全部、家族は知ってるよ」 「そっか。ちょっと、考えさせて。」 _________________ 「やあやあ、遥ちゃんに唯人くん。」 びっくりした。 「話は終わったかい?」 は…はなし?もしかして…? 「僕、ぜーんぶ知ってるんだよね。」 「じゃあ、また10年後に会おうね!」 そうして、私はたちは現実に戻った。 _________________ …うまれた。 全部知っていたということは、カトは、私の子供だったのかな。 「遥!お疲れ様!」 「唯人…ありがとう。双子だって。きっとカトと…」 「俺を連れてきた、サトちゃんだね。」 向かい合って、笑った。
魔王城にて
「な~だからさぁ~、いいじゃん!」 「はぁ…」 俺は勇者。まあなんやかんやあって魔王を倒しに来た訳だ。 大体分かっただろ?さっすが俺。説明分かりやすいな! でさ、今魔王倒そうとしてたんだけど… 「おやつのケーキ半分あげるよ」 「なんで?怖っ」 なーんか和解しようってうっせーんだよぉ… 色んな交換条件出してくるけど和解するつもりはない! てかそっちが先悪いことしたんだろ。 …でも、ドーナツくれるって時は一瞬迷ったな。 あ、ほんの一瞬。マジで一瞬だから。10秒くらい! 『チャッチャラーン』 ?? 「ドッキリー」 え? 「そんな訳ないじゃん。馬鹿なの?」 マジで何こいつ腹立つなぁ。 今のチャッチャラーンってなんだよ… 「とりま契約書サインして!」 「だ、か、ら!」 「え~勇者の癖に戦う事を望むんですかぁ~?」 「そういう事じゃねぇ!」 何こいつマジで… めちゃくちゃ煽ってくんじゃん。 「それって貴方の感想ですよね」 「何が!?」 ひろ◯きっずかよ。 『チャッチャラーン』 またぁ? 「「「ドッキリー!」」」 え?村人めっちゃいる… 「TBSの、モニタ◯ングです」 めちゃくちゃパクるの好きだなオイ。 「魔王が和解しようとしてきたら、和解する?倒す?でした!」 そういう事。 もー、なんだよ… え?じゃあ俺勇者じゃないの?え?え? そして何事もなかったかのように村人達は去っていった。
重すぎた愛 ※結構ドロドロしてます
”ねぇ重すぎじゃない?” 彼女の口から出た言葉に俺は硬直した 俺は琴原穂高(ことはらほだか)大学一年生 今俺の隣りにいる彼女は同じサークルの花園七花(はなぞのななか) 交際歴は三ヶ月と続いてるのか続いてないのかはわからないけど 俺なりに愛情表現だってしたし、なんでだよ 「重すぎってなんだよ俺は七花が心配で、、、」 「そうゆうとこだから」 冷たい彼女の視線俺はただ呆然するしかなかった それから彼女は俺と距離を置き始めた それを親友の佐藤奏汰(さとうかなた)に言ってみた 「穂高は花園にどんなことしたの?」 「まず位置情報は共有させて遊びに行くときは誰といつどこで何時に行って何時に帰るかも言ってもらうようにしてるあと、、」 「え、ちょっと待て」 「なに」 「それいつからしてんの?」 「付き合い始めたときから」 「やば穂高ただのメンヘラだよ」 「は?」 「あとってことはまだ色々あるんだろ?」 「毎日絶対メッセージのやり取りと電話はするようにしてる」 「メンヘラ以上じゃん」 「以上って、、」 「いやー花園三ヶ月も我慢したのかよすげーなー」 なんて言って、俺が悪者みたいになってる 「いや、でも俺は七花のことを思ってだし、心配だし」 「そーゆーとこだろ」 奏汰は去っていった 俺は何が悪いのかが理解できなかった そのとき七花が来た 「七花!分かってくれたのか!?」 「え?私は何を分かればいいの?あなたのメンヘラさ?ならもう分かってるから」 「は、、」 「もう別れるさようなら」 その次の日から七花はサークルを辞めたらしく俺の連絡手段は多分すべてブロックされている 最後まで俺は何が悪いのかが理解できずに七花のことを好きでいた 家に行って、インターホンを押して今日も言う ”愛してるよ七花”
還らぬ旅へ
紗代、愛していた。僕は君が大好きだった。 時は昭和。日本は、米国との戦をしていた。20歳以上の男児は赤紙が来たら、戦地へ行かなければならない。 21歳の僕も、もちろん赤紙がくれば、逝くことになる。愛人がいたとしても。 「雄太郎、甘味処に行きたい。甘いものが食べたい…。」紗代は、甘いものが大好きで、戦前はキャラメル、ビスケットをよく駄菓子のばあさんのとこに一緒に買いに行った。今は甘味は手に入りづらく、駄菓子のばあさんのとこはもう閉店している。最近は甘味を食べていなかった。僕は紗代と甘味処についた。くりいむソウダを飲み、代金を払い、紗代の妹用にラムネを買って、帰った。この日々がずっと続けばいいなと思ったが、そんなことはあるはずなかったんだ。 「間宮雄太郎、明日の午前10時ごろ、米国軍を撃ちます。」と商店街の人々に宣言をした。1番近くに、涙を流した紗代が立っていた。「雄太郎、逝かないで。ずっとそばにいて。結婚して、貴方と子供と暮らしたかった。」僕は紗代を抱きしめ、黙って去っていった。
キミは幻
私・新浜 天音(にいはま あまね)は、昔から入院を繰り返していた。 「はぁ、はぁ。」 夜は、どうも苦手だ。 体が熱い。それ以上に、孤独な感じが怖い。 一人になると、お母さんから聞いた話がよみがえってくる。 私にはお兄ちゃんがいたけど、私が生まれる前に病気でなくなってしまったらしい。 私も、死んでしまうんじゃないかって、怖くなる。 暗闇の中、誰かが言った。 「大丈夫」 そこには、あの子がいた。 毎日、私と遊んでくれている、あの子が。 伊織(いおり)、というらしい。 私の一つ年上で、ある日突然現れて、わたしをなぐさめてくれた。 でも、私以外の人がいるときには、呼んでも、全く来ないから、 家族に紹介しようとして、「誰もいないぞ」って笑われた事もあった。 ある日、伊織くんがクマのぬいぐるみをくれた。 明るい色で、持ち運べるサイズだった。 伊織くんは、自分のことについて、あまり語らなかったけど、私には、たくさんの物をくれる。 私は、クマのぬいぐるみをギュッと抱きしめた。 退院の日が来た。 奇跡みたいだった。ほとんど治らない病気なのに。 でも、ちょっと、伊織くんのことが気になった。 手術が終わった日から、ずっと現れてくれなくなっていた。 さよならも言わずに。 その時、お母さんが、私が握っているクマのぬいぐるみを見て、びっくりしたような顔をした。 「そのぬいぐるみ、ちょっと見せてくれない?」 お母さんは、クマのぬいぐるみをじっと見ている。 「そのぬいぐるみ、伊織くんからもらったの。」 そう言うと、お母さんは、はっとした顔になった。 「これは、私が、伊織に、あなたのお兄ちゃんに、あげたものなの。」 その時、「天音はもう、一人でも大丈夫」と聞こえた気がした。 私は、お兄ちゃんが、見守ってくれていたのかも、と思った。 おしまい
越える、ガラスの世界
xxxxxx年 世界は美しく終焉を迎えようとしている この世界では全ての物質がガラスに変化するという現象が起きている 地球はガラスに侵食され続け、今の世界で生物が生きていけるのは日本しかない そしてその日本もあと九十年後にはガラスになる 生き残っている学者は水や植物や生物のガラスを必死に研究してる 「意味はないと思うけどな」 俺は幼なじみのリンに退屈そうに言った リンはしばらくキョトンとしていたけどそうは思わないみたいだ 「もしかしたらガラスじゃ無くなるかも知れないし、無理だったとしても研究し続けている学者さん達には感謝しかないよ」 そういって一面に咲く彼岸花を指でなぞった 「見てー、この彼岸花白いよー珍しいね、もって帰ろうかな」 「不吉だなー…止めときなよその辺の花でいいじゃん」 「赤い彼岸花と白い彼岸花は別物なんですよーだ」 ブチッ 「あーあ、最高に最低だな」 相変わらずだな…リンはガラスが怖くないのか…? 前もそうやって転んでガラスの地面に触ってしまって 一度ガラスになりかけて左足を割った癖に 今のところガラスは、侵食したガラスに触ると自分もガラスになる事、ガラスになっている部分を割って体と離せば侵食は止まることが分かっている リンが侵食されていく自分の左足を割って判明したんだよな それで何が出来るって話だけどな 一ヶ月して、学者が研究で新たなことが分かったと言い出した 『ガラスは私が開発した薬品で元に戻る』 正直信じられなかった、もしガラスじゃ無くなるならと考えていた…自分が馬鹿だった 『ただこの薬品は七十年後に効き始める計算だそれに人間に効くかもまだわからない』 フッざけんな期待させやがって この学者無能にも程があんだろ 『人間にも効くのかの実験には人間がいる、その実験にはxxx市のリンさんを使いたい』 ―――やっぱり無能だこの学者は…! 次の日俺は学者の所へ殴り込みにいった 「まじでふざけんなよ、なんでリンなんだよ!?他にいんじゃねえか」 「君がそう思うのも納得だ、だけどリンさんは唯一ガラスになりかけて生き残った人だ、実験に一番適正がある」 「こっの…!」 「もういいよ、ゆうくん私は平気だから、もう無茶しないで…?」 俺は知ってる、リンが平気と言うときはリンが平気じゃないって事 「リンが実験体になるなんて俺は許さない、けどもし実験で世界が変わるってんなら俺を使えよ」 「「―――え?」」 学者もリンも訳が分からないといった顔をした 「君がそうしたいと言うなら構わないが…ほんとにいいのか?失敗したら君が死…」 「うるさいな、いいんだよリンが生きていけるなら、その為なら七十年くらい余裕だわ」 実験にはリンじゃなくて俺が使われることになった リンは、少し悲しそうな怒っているような表情を浮かべた 実験の日 「そろそろだな…」 「…」 「なあ、あのときに無茶言ってごめんな、どうしても許せなかったんだリンが成功するかもわからない実験に使われるのが」 「…ううん、いいのそんな事は…でも私も嫌なんだよ…ゆうくんがいなくなるかもしれない事が…」 この時にリンが泣き出してやっと、俺の自分勝手さに気がついた 俺はリンの事を考えすぎてリンの事を考えて無かったんだ けど、もしも七十年後にガラスじゃない世界が広がるなら…隣に当たり前のようにリンが居てくれるなら… 「なあ、リンもし実験が成功したら…ガラスじゃ無くなった世界を手に入れたら…その時は――俺の隣でいつまでも笑っていてくれません…か」 俺が恥じらいながらいったダサ過ぎる言葉を聞いてリンは笑ってくれた 「約束ね」 そう言って小指を重ね合わせた 「――――時間だ」 「うん」 「…七十年後に会ったら一発殴って俺の目を覚ましてくれないか?」 「注文が多いなー今日は…、それくらい全然いいよ、一発殴ったら「おかえり」って言って抱きしめてあげるからね」 俺はこの時に見たリンの精一杯の笑顔と、月明かりに照らされて輝いていたガラスの彼岸花を忘れない
優しいお日様
私を演じる矢崎花と君を演じる安田優。 出会いは高校一年生の春だった。 「初めまして。安田優って言います。今日から学校のプリントとか持ってくる係です」 礼儀正しくも愛嬌のある話し方だった。 関西のほうの訛りが所々入っている男の子。私は喘息が酷くて幼い頃から何度も入退院を繰り返している。高校は五月ぐらいには行けるだろうか。 「何の病気なん?」 「大したことないんだけど、喘息」 「大変やろ。知り合いにもおってん。花ちゃんみたいに入院はしてへんかったけどな。あ、図々しいかな。いきなりちゃん付けとか」 人との距離感分からんってよく言われるんだよねぇと頭を掻いていた。 「ちゃん付けでもいいよ。好きに呼んで」 「ほんまに?じゃ、花ちゃん」 口を大きく綺麗な半月の形にして笑った。 「私は優くんでいい?」 「うん。よろしくな」 目の前に出された大きな手。私は自分の小さな手を出して握手を交わした。 このとき私のちっぽけな胸が少し高鳴っているのを感じていた。 「花ちゃん!」 笑顔でいつも病室に入ってきてくれる彼。彼から学校の話の話を聞くのはとても楽しかった。 「桜綺麗」 「でしょ?いつもこの病室でお花見してるの」 「一人で?」 「うん」 「今年からは二人やな。俺と花ちゃん」 「そうだね」 優くんが窓を開けるとひらりと蝶のように桜の花びらが私のベッドにやってきた。今日の天気は快晴。お日様の優しい香りも窓から通り抜けて私の鼻腔を擽る。 「優くんは部活してるの?」 「軽音楽部」 「楽器弾けるの?」 「ドラムとギターとピアノ。色々出来ちゃうんやで。今度ギター持ってきて弾いてあげるわ」 約束、と小指を出して私を見つめる。私は彼の小指と自分の小指を絡めて、約束、と呟いた。 彼は満足そうにくしゃりと一つ笑顔を見せる。この笑顔が好きだなぁなんて思っていたら、楽しい時間はあっという間で面会時間は終わりに近付いていた。 「また明日」 彼は元気な声で部屋を後にした。 開けた窓から私は顔を覗かせて桜の木の下を歩く彼の姿を見ていた。 空は少し黒い青い空。彼にはたくさんの空の中でも嘘みたいに青い空が一番似合うと思った。 「いやぁ、暑いね」 私は五月に退院出来なかった。そのまま季節は夏に移り変わり、外の蝉のうるさい声をまた病室で聞かなければいけない。でも、優くんと一緒ならそれも苦ではなかった。 「アイス食べる?」 そう私が言うと、目を輝かせて優くんは頷いた。私は気を利かせて売店でアイスを買っておいたのだ。チョコアイスとイチゴアイス。どちらも私の好きな味だ。 「どっち食べる?」 「俺イチゴ貰っていい?」 「どうぞ」 誰かとアイスを食べるのは久しぶりで嬉しかった。それも好きな男の子と一緒だから尚更だ。 「土曜日に来るの珍しいね」 「ギターの練習あったんよ。そういえば約束してたよな。何聞きたい?」 彼はギターケースからアコースティックギターを取り出す。 「おまかせで」 すると私の知らない曲を弾き始めた。 そして柔らかな声で歌い上げる。 二分程の曲が終わると私に笑顔を見せた。彼の顔はいわゆる塩顔ですっとしているが、笑うと可愛らしく目の横に皺が入るから愛おしく思う。 「花ちゃんの歌」 「私の?」 「そう。デビューしたらこの歌CDにして皆にお披露目するって決めてるんよ。それまでは花ちゃんだけしか知らない曲やねん」 「CDの名前は決まってるの?」 「そうやなぁ。…You're the oneとか?ちょっとキモいかな」 頭を掻きながら苦笑して視線を逸らした。 「どういう意味?」 「Google先生に聞いてみ」 私は言われた通り、調べてみると一番上に「お前しかいない」と出てきた。 「これって恋愛的にとらえて?」 「あぁ!腹括るわ!!」 優くんは思い切り椅子から立って深呼吸をした。 「一目惚れしました!花ちゃんが好きです。俺と付き合ってください!!」 病室の外にも響き渡るくらいの声量で告白された。人生で初めての告白だ。 「会える時間も決まってるし迷惑かけると思う」 「そんなんどうでもええねん!俺が会いに来ればいいだけや!本当にめっちゃ好きやねん!」 耳を真っ赤にしながらそう言ってくれることが私は嬉しかった。 「私も好き」 「まじで?」 私は頷く。優くんは私が好きな笑顔になって、私を抱き締めた。そのときお日様の優しい香りがした。あの春、窓から風に乗ってした香りは優くんのものだったのだ。 「面会時間もうなっちゃうな」 「明日も来るから待ってて」 私の頭を撫でてはにかんだ。私も釣られてはにかむ。彼が病室から出たあと、私は窓を開けて彼の姿を見送る。それがルーティンになっていた。時刻は午後五時。だけど空はまだ明るい。 「今日の夜もあなたのように優しくありますように」 私はそっと呟いた。
君がいるから
私は未海(みみ)!陰キャやってます!! でもそんな私にも好きな人がいます。 名前は天道陸。クラス一のお調子者&陽キャ。 今私のクラスでは「ねえ、今の生活楽しい?」という意味わからん言葉が流行っていて... 「なあなあ未海!!」 !?陸から声かけられた!? 「なっ何...!?」 あああああ!!!普段人と全然話さないから、怖い感じになっちゃったあああ!!! 「ねえ、今の生活楽しい?ww」 うわ、そういうことか。陰キャの私に言ったらどういう反応するかってことね。どうりで周りに人がいっぱいいるわけだ。しかも笑いながら。 ほんとは陸がいるから楽しいけど、みんなに囲まれてる中で楽しいなんて言ったらどうなることだろう。ここは無難に... 「...普通だけど?」 あああああ!!!またやっちゃった!!冷たい人だって思われちゃったあああ!!! 「ふーん...」 ?なんだろ、元気ない?そういえばこの前ネットで、好きな人と仲良くなるには相手のことを知るのが大事!まずは質問をしてみよう!っていうのがあったな...試してみよっ! 「りっ......陸...は...?」 あああああ!!!陸は友達いっぱいいるし、楽しいに決まってるじゃあああん!!! 「...楽しいよ」 やっぱり。楽しいに決まってる。本の続きでも読もう。私は何をやっても失敗するんだ。大人しくしておいたほうが... 「君がいるから!!!」 !!??びっくりした!急に大声出さないでよ。...ん?今、君がいるからって言った? 「未海がいるから...楽しいんだよ」 えっ私がいるから?もしかして...告白!?いやいや、相手は陽キャ。陰キャの私への罰ゲームかなにかだろう。 「...未海がさ、本読んでて楽しそうだったら、俺も楽しくなる。悲しそうだったら悲しくなる」 え、待って。これガチのパターン? 「掃除中、みんながふざけて遊んでるときも、未海だけはちゃんと掃除してた。先生が困ったときは、いち早く助けに行ってた」 やば...これ現実だよね...? 「毎日の生活の中で、一喜一憂する未海がいてくれたおかげで、楽しかったんだよ...!...未海。好きだよ」 告られた。陰キャの私が。しかも好きな人から。 「わっ...わたし...」 「未海。ねえ、今の生活楽しい?」 返事、さえぎられちゃった。まあいい。質問の答えはもう決まっている。 「楽しいよ。でも、これからもっと楽しくなるよっ!君がいるから!!」 ~こぼれ話~ 「楽しいよ。でも、これからもっと楽しくなるよっ!君がいるから!!」 ワァァァァ パチパチパチ... ヒューヒュー! 「え!?なんで...」 「ほんとは告白のためにみんないたんだ。みんなが応援してくれてて」 そうだったんだ...じゃ、お礼言わなきゃ! 「みんな...ありがとうっ!!」 フフッ... え...! わあ... 「え...みんなどうしたの?私、変なこと言った!?」 「いや?未海さんって、結構明るい人なんだなぁって。いつも本読んでるから、暗めかと思っちゃってたの。ごめんね」 「ううん。私こそごめんね。いっつも本読んでて、印象悪かったよね。.....友達に...なってくれない?」 『もちろんっ!!』 どうでしたか~ 今回は主人公目線で書いてみました! 1番最後の二重かぎかっこはみんなが言ってます! 短い小説にしようとしたのに長くなっちゃった(´・ω・`) めちゃ読みづらいと思うけど許してね! (^ ^)/~ばぁい
大嫌いで、大好きなあなた。
初投稿です! 「ただいまー」クリスマスイブの夜、朝から出かけていた翔太が帰ってきた。真っ先に私に向かってくる。と、私の知らない匂いがした。 (なに、この匂い・・・知らないようで懐かしい感じの、不思議な匂い・・・) 「ん?どうしたの?なでてほしい?」 (違うわ。) この匂いが不思議で仕方ないのよ、ねえ、なんの匂いなの?ーと、私の頭の中にひとつの確信がよぎる。 ー浮気 (ー!) 翔太・・・やだ、そうだったの・・・? 毎日毎日、「大好き」「世界で一番愛してる」とかいってくるくせに…ウソだったの…? 私は翔太のそばにいられなくなって、部屋を飛び出した。「ミィ!」翔太が私を呼ぶ声が響いた。 窓際の床がひんやりと冷たい。まるで今の私のココロのようで。ため息がこぼれ落ちて、空気の中に溶けて消える。 翔太なんて、大嫌い。もう許さないんだから・・・!窓の外に視線をやると、月が淡い光を放っていた。それをぼんやりと眺めていると、後ろから歩いてくる音が聞こえてきた。 「ミィ・・・ここじゃ寒いよ。部屋行こう、ね」 「・・・」イヤよ。・・・こないでよ。 「・・・ミィ、あのさ、もしかして・・・」 なによ・・・ほんとに浮気してたの…? 翔太が口を開く。思わず身構えてしまう。 「猫カフェ行って、ほかの子に会ってきたこと、匂いでわかっちゃった…?」 ー!やっぱり。そうだったの…? 「でも!でもね、俺は、ミィにあげるクリスマスプレゼントを探してて…で、友だちが猫カフェで働いてるから、そこでいろいろ教えてもらってたんだよ、だから…浮気、ではないよ」 ・・・どうして、思ってることがわかっちゃうのかしら。浮気してるのかって疑ってたこと、バレバレね。 「はい、これ。プレゼント」 翔太はそっと私の前に、先がふわふわとした猫じゃらしと、魚のぬいぐるみを置いた。 「・・・!」 ー私のこと、たくさん考えてくれてたのに、そんな翔太を疑うなんて。まったく私、子猫みたいじゃない。 私は、魚のぬいぐるみをくわえて、翔太に向けて笑顔を見せた。 「ありがとう」と、「大好き」をー伝えたくて。
キャンディーシュガー
「どーもー キャンディーシュガーでーす 実は今告白したいと思ってる人がいて…」 今自分の目の前でコントを始めたのは、相方の佐藤ひなた。 何でこんなコントをしているのかと言うと… 3年前の春 入学してからしばらく経ったある日 「ねぇねぇ!雨野ってまだ部活決まってないってマ!?」 「うん。マ。」 「お願い!一緒にコンビ組んで漫才やってくれない?」 「…いいよーやるかぁ!」 「おー!」 「いや、そこはツッコめよ 簡単に決めすぎでしょ それで漫才師目指すとかマジ?」 「いや、自分ボケ側だから。ってか自分やっぱ選ぶ目あるわぁー雨野のツッコミ最高wってか、まだ漫才師目指すとは一言も…でも雨野にその気があるなら、目指すかー!」 「ちょ待って まだ決めたわk」 「大丈夫 もうネタは考えてあるから! じゃあ最初の合わせは明日の放課後中庭で!またねー」 そう言ってひなたは一冊のノートを俺に手渡してきた その場の雰囲気に飲み込まれ半分 ノート一冊分のネタの熱量に感心半分でコンビになり、今日、卒業式の日まで続いたこの関係 始めは芸人のネタをとにかく見まくって研究 その後はネタ作りから合わせ 毎週水曜 裏庭がライブ 観客は0か1 それでも3年間続けてきて、この後も大学に通いながら、育成場にも通うつもり たまたま両方の親が理解してくれたのと、2人ともアルバイトして、育成場の学費は自分達で出す約束でやっと。 でも、ひなたに明日の卒業式のあと屋上にって呼び出されて気付いた もしかしたら明日でお笑いだけの相方じゃなくなっちゃうかもって。 正直、お笑い以外の相方として見たことはなかったけど、自然と断るって考えはなかった だから、きっと好きなんだろう、 そんで冒頭に戻る 「実は今告白したいと思ってる人いて…」 「だれだれ?」 「黒髪で…」 「うん。それ大体当てはまる」 「テストは毎回3位以内で…」 「おぉ優秀だね」 「なのに芸人目指してて…」 「波瀾万丈!」 「名前が、あ から始まる人!」 「いや自分やないかい!」 「返事は?」 「自分でいいなら…よっよろしく、////」 恥ずかしくて視線を逸らす 「え?は?ぅっえ?ホントにいーの?」 「…それコンビ組むときのくだりでやるはずの反応でしょ」 そう言って視線を戻したとき… 「ひっ、うぅっ...ぇっひっく」 「?! ちょっ泣かんでよ」 「ぅっだってぇぇ…っごっことわられっ…ておもっ…てっ」 まさかコント風に告られるとは思って無くて、アドリブのツッコミを入れてたけど、まさか断られる覚悟で告ってきてるとは思わなかった いつもひなたの熱量には感動させられっぱなしだ その後しばらく、自分までもらい泣きしそうになりながら、相方と…いや、恋人と肩を抱き合っていた 大学を卒業後、2人は無事に「キャンディーシュガー」としてデビューを果たした どーもーありがとうございましたー! ×ーーーーーーーーーー×ーーーーーーーーー×ーーーーーーー×ーーーーーーーー×ーーーーーーーー×ーーーーーーーーーーーー×ーーーーーーーーーー× コント「告白」楽しんで頂けましたか? ちなみにこの話、男女問わず楽しめるように、どの組み合わせでも読めるように工夫しております! 1番こだわったのはコンビ名!雨野→あめ→キャンディーで、佐藤→砂糖→シュガーです笑 ぜひ気付いた人がいたら教えてくださーい
君が愛おしくて苦しい
君のきれいな指、すぐ鼻を擦っちゃうくせ、意外に真面目なところも、幼稚な笑顔も、僕だけが知っている君であってほしくて 朝の占いを重視してしまうのもこの胸の高鳴りのせい 今までは友達が好きな人の相談をしてきてたらもう告白しちゃえ!なんて言ってたけど 今はわかる あと少しの勇気が出せないんだ 好きです この四文字を言うためにどうすればいいんだろうなんてずっと考えて 叶わない恋かもしれないそんな事を考えてはひとり苦しんで 今日二人きりで帰れることになったのにまともに話せなくって このまま二人きりでいたいずっとずっと 君のことを知るたびに胸が高鳴るのは君が愛おしいから このままの関係でいい そんな僕じゃなくて 好きですって言って二人きりで過ごす時間が増えるのがよくて 君が電車から降りていくそれを駆け出して追う 好きです、君のことが愛おしくてたまらないんです この次の日から君と僕の距離がもっと近くなったのはこのときはまだ知らなかった
この夜が過ぎるまで
この夜が過ぎるまで、どれくらいの 時間があるのだろうか。 私の命は 2年前から言われてたから心の準備は 出来ていて、怖いという気持ちは すっかりなくなっていた。 しかし、そろそろ意識もなくなって 何も考えられなくなると思うと 息苦しかった。 無意識に涙が出て笑えた。 「…怖いんだ、」 私の余命はあと1時間。 夜が明けるまで、私は静かに待つ。 恋人もいないし、友達と言える友達も いない。私には家族だけ。 そんなことをぼんやり考えていると、 1階からばたばたと音が聞こえた。 ガチャ、というドアを開ける音が聞こえると 1人の男の子がたっていた。 男の子と言っても、私と同じくらいの年齢。 「…誰ですか?」 と言い終わる前に彼は言った。 「好きです」 「…は?」 「だから、好きです。」 私は困惑した。私の余命はあと1時間ほど だと言うのに。 私の余命の話をしようとすると さえぎるように彼は、 「君があと1時間ほどしか生きられないのは知ってる。だからこそ、一緒にいさせてくれないかな、」 その男の子は私をなぜ好きになったのか などいろいろ話をしてくれた。 たまに笑える冗談なども混ぜて。 あと数分しか生きられないことを 忘れさせるまでに。 私は意識が遠のいていくのがわかった。 あ、と思って彼の方をぼんやりとした視界で見ると彼はほんのり笑っていた。 確かに笑っていた。 そうだ、私が最後まで楽しくいれるように してくれたんだ、 私は最初で最後の恋をした。
世界で一番愛されたぬいぐるみ、メリーちゃん。
わたしの名前は糸風なぎさ。11才になったのにまだ人形はしゃべると信じている。要するにメルヘン少女だ。 わたしがもっているぬいぐるみコレクションの中でも特にお気に入りのものは小さい、かわいいワンピースをきたおばあちゃんが買ってくれた手ぬい人形だ。わたしはその子を「メリーちゃん」とよんでいた。メリーちゃんはいつでも、どこでも一緒だった。 旅行の時も遊びに行く時も、泣くときも一緒。もちろん寝る時も。 翌年。なぎさ家は引っこすことになった。県境をこえるから転校になる。そこでわたしの小さい荷物はすべてわたしのキャリーケース2つにおさまるようにいれた。ごみ袋に入れたにもつもたくさん。そのあとすぐゴミ収集所においた。 「メリーちゃんがいない!」 引っこしてベッドにメリーちゃんを置こうとしたのだが、いない。わたしは必死になってさがした。キャリーケースの中、引き出しの中、洋服のすき間・・でも、いなかった。少し泣いてしまった。メリーちゃんがいなくなったらわたしの5さいからの半分以上の思い出が消されてしまうきがしたからだ。 その日は、泣きながらベッドで寝た。メリーちゃんの夢をみた。 「メリーちゃん、ごめんね。ほんとうはゴミ収集所にすてたくてすてたんじゃないの。ほんとうにごめんね。」 わたしは言う。 「なぎささん・・・。わたしもはじめ『なんですてたの・・?』と悲しみました。でも連れていかれるうちにおもったんです。なぎささんはそんな人じゃない。わたしを勝手にすてたりしない、とね。だから、これから毎日わたしの体がちっちゃいから小さい幸せしか送れないけどこれまでわたし、メリーを愛してくれた恩返しとして小さな幸せをたくさん差し上げるようにがんばりますね。 なぎささん、本当にわたしお店で売れなかったんです。「気持ち悪い」という人もたくさんいました。なぎささんのおばあちゃんにかわれても愛されないんじゃないんだって。でも、あなたはもらった日からわたしを愛してくれた。目をキラキラさせながら肌身はなさずわたしを色んなところに連れて行ってくれた。愛してくれた。うれしかった。本当に、本当にありがとう。」 メリーちゃんは涙を流しながら言った。そして、うっすら、うっすらきえていった。わたしもいった。 「メリーちゃん、大好きだよ!」 「メリーちゃん!」 はっとして起きた。また、泣いてしまった。メリーちゃん、大好きだよ。だから、もどってきてよ。とつぶやくとお母さんが 「え!?すごい!なぎさぁ~ベランダに来てちょうだい!」 と言ってたのでしぶしぶいくと、 「きれい・・・・・」 きれいなツバキがさいていた。なぎさは、ツバキが大好きだ。きっとこれはメリーちゃんが送ってくれた幸せだ。 メリーちゃん、ありがとう。ありがとう。と心のなかでしみじみ思っているとき・・・ 「ピンポーン。」 と音がした。わたしは「え?」と思った。このわたし達の家の住所を知ってるのはサラリーマンのパパだけだ。 インターホンで見た感じパパだ。ママがはあい、とでると 「なぎさ、おまえが、さがしていた、めりー、ちゃん、あった、ぞ」 と。ていねいに差し出されたのは昨夜夢で見たメリーちゃん。 「メリーちゃん・・・!メリーちゃん!」 わたしは大声で泣いてしまった。メリーちゃん・・・よかったあ。そのとき、声がした。 「わたしはあなたを信じています、なぎさ。わたしもあなたが大好きです。めぐりあえてうれしい。」 「メリーちゃん、わたしもっ!」 メリーちゃん、大好き!言葉では言えないほどにね。わたしもあなたを愛してる。
RPG 【怖め】
俺は勇者。正確に言えば、 今勇者になったばかりだ。 俺はこの国の魔王を倒すために 訓練に訓練を重ねてきた。 その実力が、今発揮できるのだ! 【仲間を探そう】 まずは仲間探し。 俺はとことこと歩いていると、 一人のいじめられている村人 を見つけた。 「何しているんだ!」 俺はその人を助けて、 その人と仲間になった。 次は魔法使いの仲間が欲しいな、 なんて考えて森の中の洞窟を 探ると、一人の少女が 鳥と戯れていた。少女は、 魔法が使えると言った。 俺はその少女を仲間にした。 【魔王の城へいざ突入!】 魔王の城はいろんな魔物たちが うようよしていたが、 それも村人、少女と力を合わせて 宝の鍵を持って魔王の部屋に入った。 【魔王と戦おう!】 「みんな、いくぞ!」 驚くほど大きな羽を持つ魔王と、 俺たちは力を合わせて戦った。 すると、魔法使いの少女が魔王に 弾き飛ばされた。 「大丈夫か!」 少女は必死に顔を上げている。 (あれ……?) 俺は少女の顔が何か おかしいことに気がついた。 動きが、鈍い? 『あーあ、バグっちゃったか。』 なんだ、この声。 そんなことより、少女の様子がおかしい! 助けなければ…… 体が、思うように動かない。 俺の体は自然と魔王に剣を 刺そうとしている。 今すぐ、助けなければいけないのに。 「……いて……っといて……」 少女が何かを呟いている。 「……ほっといて、私のことなんて どうでもいいでしょう。 お前は私の名前も知らないくせに」 「え……」 俺は衝撃のあまりにまともに喋ることが できなかった。 まずい、魔王に倒される。 そう思った瞬間、俺の目の前は真っ暗になった。 勇者は シんで しまっ た!! 勇者を 生き返ら せル? はい >ホームに戻る 「なんだこれ……」 『あーあ、つまんねーゲームだったなぁ』 ブチッ