短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:3

喪失

2月。 無機質な部屋の窓から見えたのは、鮮やかな晴天だった。 朝のひんやりとした空気。 これほど物が少ない部屋なら尚更だ。 青く澄んだ空は、見ているだけで心が浄化された。 それと同時に、あまりに綺麗な景色を前に自分の醜い姿が露になっていくようで、後ろめたい気持ちになった。 暫くすると飽きてきて、先程起きたばかりだと言うのに再び毛布にくるまる。 鳴り止む事の無い機械音。 綺麗で悲しい、朝だった。 8月。 静かな波の音が聞こえる。 夕日が沈みつつある海辺で、独り立っていた。 「、、、お兄ちゃん。」 6ヶ月前のあの日、あの時の景色を私は忘れない。 いや、忘れられない。 下を向くと、水面には私の顔。 まるで生気がない、恐ろしい顔をしている。 ふと、遠い日の思い出が木霊した。 「ナズナ!こっちこいよ!」 「ま、待ってよお兄ちゃ、、、痛っ」 「うおっ、、、ったく、しょーがねえなあ。ほい」 「うう、、、お兄ちゃ~ん」 「もう泣くな。兄ちゃんが守ってやるから。」 「、、、はは。」 嘘つき。 ずっと一緒って、約束してたのに。 いいや、違うよね。ごめんね。 私が言いたかったのは______,,, 「守ってくれて、ありがとう。」 むし暑い海辺には、波の音だけが響いていた。

短編小説みんなの答え:5

推しの妹になりました!

とっ、尊うとすぎ! 私、宮下愛花.推しのライブに来てます. 「さぁ、いよいよ、クライマックスだよ.プリンセス.」 と言いながら、さしのべるようなポーズをしている. プッ、プリンセス.ヤバイ、心臓がもたないよ. ー番人気の曲を歌い、あたリは熱狂. 「また、会おう。今曰がプリンセスの大切な曰になりますように.大好きだよ!」 「きゃああああ」 ちょっ、大好きは反則ですよ. けど終わちゃった.おこづかいためて、ようやく行けたのに、もう…。 夢から覚めない体に、頬をたたく。 寒い北風が吹く。まあ、まだ2月だし. 「美花?」 へっ?美?花? 「来てたんだ、俺のライブ」 ライブってことは、つっつまり、この人私の推し? ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、どう接っせすれば… 「は、あの、そ…の、わっわた、」 「何してんの?口説いる?のお兄ちゃん」 暗がリでよく見えないけど、この人、わたしにそっそっくり!! 「うわ!ごめんなさい.人ちがいでした.」 あわてて去っていく推しに、妹?と私が残った。 「ねえねえあなた…」 「おはよう.美花」 天使の美声にクラッとする。 あっ、言っとくけど私は愛花じゃない、今は美花になっている。 実は、あの後美花さんが、 「こうかんしようよ」 てな、感じで今こうかんしています. どうやら、兄がきらいらしい. やばいじゃん?、大丈夫、バレてない. あぁ~、推しの妹最高。 実はドSで、人参がきらいで、チョコが大の好き. そんなこと、毎日知れて、うれしい. だからなのか、テレビの声が聞こえなかった. 「二ュースです.宮下愛花さんが、先日から見つかってません」

短編小説みんなの答え:7

陽キャな私と隠キャな私

私、島江長 有翠華(しまえなが あすか)!お洒落大好きな高2! 「有翠華!おはよー!」 「有翠華!あのさあのさ!」 私、、自分で言うのも何ですが、陽キャ!こう言ってる間にも、、、、 「有翠華ちゃーん!課題教えてー!」 「今日初めてこのカチューシャしたんだけど、有翠華ちゃん、どーかな!?」 って、みんなの相手をすると、めっちゃ疲れる。 あーぁ!隠キャになりたい! 私は芽乃 翡凪(めの ひな)。読書大好きな高2です。 みんな、陽キャの有翠華ちゃんの虜だ。 自分は隠キャだ。取り柄は勉強だけ。私の友達は教科書ノート筆箱! もう!陽キャに転生したーい! ドンッ! 「すみませんっ!」 「ちゃんと前見て歩けよー」 「っやっ!!!!!」 「えっ!?芽乃?」 「「っっっっっっっっっっっっあああああああああ! 」」 いってー! 「おい!芽乃!」 えっ!? 体が、、、、芽乃になってる、、、、 体が、有翠華ちゃんになってる、 どうして?どうして! 「芽ー乃!?」 ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!? そこから、私達の入れ替わり生活が始まった。 「おかえりー翡凪!」 「たっ、ただいま!」 ふぁー!、芽乃、ちゃんとやってくれてるよね!? 「た、ただいまー。。」 「うるさい!有翠華!」 え、、、? 「あ、あの、、有翠華ちゃん、、、、」 「昨日、上手くやってくれた!?」 「なんか、、、、、!」 「あぁ、うち、そう言う家だから!」 信じられない、有翠華ちゃんの、家族が! 「これより、令和4年度、凛月高校、第99回、卒業式を始めます。」 ーそれからー 私達は、2人で暮らしている。 入れ替わりは、家を出た瞬間に直った。 有翠華は、あの毒親から逃げられた。 今、私達は幸せだ! みんなも、辛い事は相談して!

短編小説みんなの答え:7

叶わない恋だってわかってるよ…

「好きです!付き合ってください!」 「はい!喜んで!」 私は、告白現場を見てしまったのだ。 私はとても、ショックでした。 告白していたのは、私の好きな人。 告白を断らなかったのが、私の友達。 ずばり、【三角関係】だったってこと!! あ、ごめんなさい。私の名前は、佐藤 梨奈(さとう りな)13歳(中2) 友達の名前は、田中 結奈(たなか ゆな)14歳(中2) 好きな人の名前は、鈴木 春輝(すずき はるき)14歳(中2) なの。うう…悲しい… 私は、春輝の妹ちゃんになりたい! 母「……起きなさい!……梨乃!」 梨乃「り…梨乃…?りのってだぁれ?」 母「はぁ。あんたのことよ。」 梨乃「はっ!」 春輝「はぁ。やっと起きたの?梨乃。おっそ。早く一緒に学校に行くよ。」 梨乃「あ、はい…」 え!え!?もしかして、春輝の妹ちゃんになれた!?やったぁ! だけど…中1…もう一回学習しないといけないのぉ!? -登校中- 梨乃「えあ、あの。お兄ちゃん…」 春輝「お兄ちゃん~?お前が言うなんて感動だよ…泣いっつも春輝なのに…」 梨乃「ああ。えと…私…じゃなくて、梨乃って部活なんだっけ?」 春輝「俺と同じバスケ部だろ。忘れんなよ。オラッ」 梨乃「(あ~ご褒美~って…痛い!)痛いよお…やめて!泣泣」 あ、そういや、私の友達の妹と同じクラスだったよね。1年4組だ! 友達の妹ちゃんの名前は…美桜(みお)ちゃんだったよね。 -クラス到着- 梨乃「美桜ちゃん、おはょ~」 美桜「梨乃ちゃん!おはょ!ねえ、知ってる?」 梨乃「ん?」 美桜「なんか、2年5組の梨奈先輩と、誰かが入れ替わっちゃったらしいんだけど…」 ええ!それりのじゃ~ん…噂話とかやめろよな。 梨乃「ししししししししししし、知らないよ!春輝先輩に彼女できて、春輝の妹ちゃんになりたいとか思ってないよ!?」 美桜「そんなこと言ってないんだけどw莉乃ちゃんぉもしろぃね。」 梨乃「ありがとん♪」 -放課後-(家にて) 梨乃「(はぁ。春輝の妹になったのは、いいけど…怪我とかめっちゃしてるよね…りの…なんでなの…)」 春輝「オラオラオラオラ~オラ!」 梨乃「……なんで殴るの!春輝らしくないよ!いつもの春輝は、こんなんじゃないよね!学校と家で違うとか理不尽だよ!?殴るとか普通に論外。私は、春輝のことが好きだったのに!結奈と付き合っちゃったもんね。仕方ないこと?私には仕方ないことじゃない!悲しい。私って生きてる価値ないって言いたいの?」 春輝「は?お前急にどうしたんだ?ああ!結奈に告ったのは、罰ゲームだよ!?まじにしてるの?やばいね。 まあ、嘘コクしてる俺も相当やばいけど…」 梨乃「えっ…そうだったんだ。なんかごめんね。」 春輝「あ!知ってた?梨奈ちゃん!梨奈ちゃんに告ってきた、蓮(れん)さ、あれ、嘘コクだよ!やばいよね。俺もだけど… 実はね、俺…梨奈ちゃんのことが…ずっと前から…」 ??「はぁはぁ。夢か!夢ぇ!?夢ぇ…」 結花(ゆか)「はあ!夢!?私も春輝のこと好きだけど…絶対無理だよねええええ」 母「うるさいわよ?」 結花「あっ、すみません…」 END 最初は、告白されて落ち込んでいた梨奈ちゃん。 そして、「春輝の妹ちゃんになりたい!」って願って、本当の事実を知っちゃった。 それが夢で、結花ちゃんは…どうなったのかな? 実は、春輝との関係は…春輝と彼氏だった?春輝は先生だった?春輝は部活の先輩だった?後輩だった? などなど…考察してみてください! Hello! My neme is 優斗/Yuto 【る-る】 タメ口 敬語 甘口 感想 ○ 下ネタ 辛口 個人情報 × 【主人公の名前の振りがな!】 佐藤 梨奈 さとう りな 田中 結奈 たなか ゆな 鈴木 春輝 すずき はるき 梨乃 りの 美桜 みお 蓮 れん 結花 ゆか ※この話は全てフィクションです。 見てくれてありがとうございます!m(._.)mアリガトウゴザイマス! ではsee you!

短編小説みんなの答え:8

歌に込めて、伝えさせて。

私は 歌川 姫奈(うたがわ ひな)。 中学2年生だ。 私には好きな人__彼氏がいる。 おっ、来た来た。 「ヤッホー姫奈!」 この陽気な男子こそ、私の彼氏、 夏野 陽音(なつの ひなと)。 名前通り、夏の太陽のように明るい。 そして、私と同じく音楽が好きだった。 出会いは、今年の1学期最初の、音楽の時間だった。 リコーダーの練習をしたのだけれど、クラスのほとんどが上手く吹けない。 そんな中、私はリコーダーを完璧に吹いてしまったもんだから、注目を… クラスの”半分”から浴びた。 では、残りの半分の人はどこを見ていたかというとー そう、陽音だったのだ。 音楽の先生が、 「2人、前に来て、吹いてみてください」 その時、初めて陽音と目が合った。 そして、少し、会話した。 「君も、音楽好きなの?」 「そ、そうなの。」 これが、初めての陽音との出会いだったのである。 ~10年後 姫奈は24歳になった。~ 私は、陽音の写真の前に立った。 できたよ。あの曲。 陽音は、2年前、永遠の眠りについた。 交通事故で。 その前、陽音と約束した。 一緒に、曲を作ろうって。 私が歌詞を、作曲を陽音が担当することになっていた。 でも、陽音が作曲中に亡くなってしまったので、続きはわたしがやった。 だけど…。 もし、陽音が最後まで作曲していたとしたら… 今出来上がっている、私が途中から作曲した楽譜と、同じ楽譜ができていたんじゃないかな。 ~END~ おはこんっ!柚乃です! 恋愛系は初めてなので、大目に見てくれると幸いです! 呼んでくれてありがとう!回答のほうもよろしく!

短編小説みんなの答え:4

あの蝶のように

私には、生まれつき自由がなかった。両親は、私のことをモノとしか見ていない。ストレス発散機械みたいに。 ほかの子の家庭と違うところを口にすると、「あんたがいるだけで迷惑なのに、口答えしてんじゃないわよ!」と。 いつも淡い期待だけ抱いて、その期待はもろいガラス細工のように儚くこわれる。 生きている価値あるのかな。と思う時もある。だけど、友達がいるから。 友達はいつも私の味方をしてくれる。「そんな親ひどい!」「私たちは味方だよ!」って。 あと、本とか。本は期待を裏切らない。その時間だけ、幸せな時間に浸れる。だけど、その時間すらも、いずれ儚く散るとはその頃の私は知る由もなかった。 ある日、両親は、借金を抱えていたことを伝えられ、夜逃げすると言われた。 友達のこととか思うと悲しかった。だけど、私は生きたかったから。 友達の家の前に「ごめんね。」という置手紙だけ残して、逃げた。 あれから数年後、いま私は働いている。両親の借金を返すために。両親は、楽して返したいがために、私が頑張ってコツコツと集めたお金や、本を売りさばいて借金を返した。だけど、そんなお金だけじゃ返せるわけもなく、ついに、「お前が働いて借金を返せ。」と言われた。両親に逆らうのは怖かったから、仕方なく働いていた。そして、借金をすべて返せた。が、「あんた役に立てるじゃない、私達の生活に使うお金稼いで頂戴ね?」「そうだぞ、やっとお前が役に立てるんだから。必要とされたかったんだろ?」と言って両親は、ゲラゲラと汚い笑みを浮かべた。だけど、私はいつの日かに見たあの蝶のように、自由に自分の人生を歩むことを夢見ていた。だから私は、あの蝶のように自分の力で立つんだ、と心に決めて両親にこう告げた。「私はもうあなたたちに必要にされたいと思ってない。それはもう昔の話。私は決めた。自分の力で立つの!」「チッ!勝手にすればいいじゃない!」そう言って両親は部屋にこもった。 あの時、その決断をしてよかった、と今思う。なぜならまた、両親は借金を抱えたからだ。今は自分でしたいことをしているから私にはもう関係ない。そして、私に勇気をくれたあの蝶に、感謝したい。

短編小説みんなの答え:6

来世は一緒に

これが最後になるとは思わなかった。 もっと君と入れると思ってた。 「唯斗なんて大っ嫌いっ!!!」 「…っ!ごめん。」 「……」 「また落ち着いたら連絡して」 これが君との最後の会話だなんて。 思わなかった__ 私は彼に背中を向けた。 その時__ ドンッ 鈍い音が周りに響き渡った。 「え?」 思わず振り向くと そこには血だらけで横たわっている優斗がいた。 「え…」 「きゃあぁぁぁーっっ!!!」 「ひき逃げだ!!」 「誰か救急車を…!」 「人が轢かれた…」 周りがあたふたと動き回ってる。 でも私だけ動かなかった。 動けなかった。 「優…斗…?優斗…?返事してよ…ねぇ」 その時の私は信じられなかった。 優斗が死ぬなんて。 そんな訳ない。 私は救急車に乗って付き添いとして病院に向かった。 「あ、あの、優斗の部屋は…!」 「…優斗さんですね。024号室です」 「ありがとうございます……!」 私は急いで教えられた病室に向かった。 そこにはベッドの周りにたくさんの医師がいた。 「あの、」 「!」 「あの、優斗は…?!」 「…すみません…」 「え…」 「今は意識が飛んだ状態です。元に戻らず亡くなる可能性が高いです…」 「…」 私はその場で泣き崩れた 「…うわぁぁぁぁんっっ!!」 「……陽菜…?」 「え…ポロポロ」 「優斗…?起きたの、?」 「陽菜…ニコッ」 「優斗、!優斗!!」 さっきまでいた医師たちはいつの間にか居なくなっていた。 「陽菜…そんなに泣かないで?」 「無理だよ…」 「俺、多分もう…無理だ。ポロ」 「そんな訳ないっ!!」 「…」 「ごめんな。さよなら、陽菜、!ニコッ」 そう言い君は二度と目を覚まさなくなった。 「優斗…!いかないで…!お願い、!目を覚まして…ポロポロ」 でも君は起きなかった。 「来世で、また一緒に…!」 「生きようね」 そんな優斗の優しい声がした気がした。

短編小説みんなの答え:2

光のなかに

【わたし(海子)は朝起きて、海に行き朝焼けを見に行くことにした。一人だと嫌だから、幼馴染である良夜(りょうや)を起こしに行った】  わたしはそーっと、鍵の隠し場所である_鍵の隠し場所は小さい時に教えてもらったのだ_自転車のカゴの裏側から鍵をとり、裏口を開けて中に入った。多分、おじさんは今もう漁に行っていて、この家にはおばさんと良夜だけだ。  わたしは二階の良夜の部屋に忍足で入り込んで、そっと良夜のほおをつついた。眠りの浅い良夜は、結構すぐに反応してぱちっと瞼を開いて、綺麗な桑染色の目をあらわにさせた。 「うん、なんだ海子か。寝込み襲いに来たのか?」 「そんなわけないでしょ」 寝起きのくせによく頭から冗談が出るなと思いつつ、面白くてわたしは笑った。 「なんで来たんだ?」 「ねえ、朝焼け見に行こうよ」 わたしは返事になってないだろうなと思いつつも、目的をはっきり言った。良夜はやっぱりわたしの唐突な言葉に、澄んだ目を大きく開いて、首を少し傾げた。 「ほら、ちょうどいい瞬間が終わっちゃうよ」 「やっぱり名前通り海が大好きなんだな。海の子だし」 「いいから早く」  良夜は「わかったわかった」とうざったそうに返事しつつも、もう着替えを始めている。そうやってすぐに人のために動いてくれるのは、良夜のいいところだと思う。流石に着替えを見る趣味などなかったから、わたしは黙って廊下に出て待った。  すぐ準備を終えた良夜に、わたしは「ほんとごめんね」と呟きつつも、悪いけどあまり申し訳ないとは思っていなかった。今日の朝焼けはきっと綺麗だろうなと、それだけしか考えていなかった。 「ねえ、もう太陽出始めちゃってるよ。もうちょっと速く走れるでしょ、陸上部なんだから」 「朝からそんな速く走れる海子の方が陸上部入れそうだけど」 そんなやりとりをしている間にも、太陽はもう遠慮なく出てしまう。本当に速く走れないのだろうかと思ったけれど、これ以上急かすのはなんだか流石に申し訳ない気がして、わたしはもう何も言わずスピードを上げた。 後ろで「おい、なんで速くすんだよ」という声がしたが、もちろん無視した。目の前に海が広がっていれば、何も周りが見えなくなる。それは悪いくせだというのはわかっているけれど、やっぱり治る気はしなかった。  やっと浜辺に着いた私たちは、急いで、いつもの場所に座り込んで、準備をした。そろそろ太陽の顔が少し見える。わたしの目がいつも以上に輝いていたのは、後で良夜が教えてくれて、初めて知った。それくらい楽しみだったのだ。  東の空が、急にすごく明るくなった。途端に、海も浜辺も家並みも、全てが朝焼け色、いや、わたしたちの影以外のもの全てがこの太陽の色に染め上げられた。良夜もこの光景に圧倒されているのだろう。何も言わなかった。やっぱり、海と空、そして時間は繋がっているのだ。そう感じられる瞬間だった。  一分ほどその状態で固まって、それからやっと現実世界に引き戻されたわたしは、隣で良夜はぼうっとわたしを見ていた。なんだろうとわたしも見返すと、我に返ったように良夜が一瞬はっと息を吸った。 「どうしたの」 聞いても良夜は少し俯いて、喋らなかった。もう一度尋ねようとした時にやっと口を開けたくらい、その間ずっと黙っていた。 「なんか、海子が光って見えた。なんだろう、綺麗だった」 どういうことかわからなかったけど、良夜もわからないのだろう。なんだかわたしたち二人とも不思議で不思議でたまらな い気持ちになった。だけど、何だか胸がきゅうと締めつけられたような、それでいて心地いい、そんな感覚になった。 なぜだろう。そんなこと考える暇もなく、なんだか眩しくて、わたしたちは帰ることにした。  「なんか、あっさり終わったね」 うん、とわたしは軽く返事をする。さっきの浮ついた心がなんだか言葉に滲み出てしまいそうだった。わたしたちは結局、帰り道も何も喋り出すことなく、いつも通り学校に行った。 まさかあれが最期になるなんて、誰も思いもしなかった。良夜はその三日後トラックに轢かれた。  今では知っている。あれが、恋だということも。その時伝えておけばよかった。 あとで知ったことだけど、良夜の部屋の机にはわたしあての手紙があったらしい。そこにはこう書いてあったとか。 「好き」 それを知ったとたん、わたしは涙が溢れた。そして、後悔してもどかしくて、苦しかった。 ああ、戻れるなら、君に伝えたい。君がわたしに伝えたかったように。 ちゃんとこの口で「好き」と。

短編小説みんなの答え:4

幸せだった一年間。

私には、好きな人がいる。その名は・・・立鳥零くん!って知らないかー。    零くんは、顔が良くて、優しくて、あと、落ち着いた性格なの!あとは勉強ができて・・・わー!!早く零くんに会いたくなってきたーーー!「お母さん、行ってきます!」 そうして私は駆け出した。 ちょっと遅刻気味だな・・・まぁ早めに行けば間に合うか!ってあれ??学校ってどっちに道だっけ?「まだ始業式から2日しかたってないもんね。右の道だよ。」後ろにいた人が教えてくれた。同学年かな?「あ、ありがとう。・・・え!?」いや嘘ですよね!?だっだってさ!私の目の前に、、、、ほほ笑みを浮かべた零くんの姿があるのよーー!!!「?そういえば君って、同じクラスの林本さんだよね?気づけなくて、ごめんね?」そ、そんな可愛い顔で見られると、、許せる以外、無いでしょ!!「大丈夫、私こそ、気づけなくてごめんね。」「気にしないで。そうだ、いきなりなんだけど・・・僕と友だちになってくれない?」えー!?まさかのそんなことってある!?「いいけど、なんで?」「クラスの人、みんな優しいんだけど、よく僕からは引いているような気がするんだ。例えばこの前、遊びに誘ってもほとんど来なかったし。」あぁ、それはみんなが零くんに惚れてしまっているからね・・・。でもこんなチャンス、逃す訳にはいかない!「私は引かないよ!だから、安心して。」「うん!」そうして、わたしたちは友だちになった。  零くんとの毎日は最高だった。零くんといると、楽しかった。そのうち私は、告白を考えていた。最近琴音ちゃんってよんでもらっているし、私も零くんってよんでるくらい仲良くやってるし、よーし!やるか!!  「その・・・零くんのことが好きでした!!私と、付き合ってくれませんか?」「えっとね・・・僕も好きなんだけど・・・」ん?だめだった?「実は僕、余命1年なんだ。だから長くはいられないんだけど、それでもいい?」嘘・・・そんな事実があったなんて・・・!でも、私の好きな気持ちは変わらない。「それでもいい。だから、付き合ってください!」「もちろん!ありがとう。琴音ちゃん。」 零くんと付き合った。 その嬉しさのせいか、私は零くんが余命1年ということをすっかりと忘れていた。  それを思い出したのは、数カ月後のことだった。零くんが、いきなりデート中に倒れたのだった。「零くん!零くん!」   それからも、私は病院に通い続け、できる限り、零くんと話したりもした。  でも、そのときはすぐに訪れた。「ねぇ零くん、死なないで・・・。お願いだから、ねぇ、、」私が余命1年ということを覚えていれば、喧嘩なんかしなければ、、治療法とか、、考えていれば、、、、、あなたともっと、生きれたかもしれないのに・・・・・・「こ、と、ね。」「どうしたの?名前で読んでさ・・・」「ふふ、愛、し、て、る。」「私も、愛してるよ!!」私と零くんがキスをしたあと、零くんは、ゆっくりと息を引き取った。                         あなたにとって、幸せとはなんですか?

短編小説みんなの答え:3

告白の場所(短めコメディ)

わたしの名前は加東鈴(かとうすず)。高校1年生。特に好きな人はいない。 つい最近同じクラスの友達、町野かおる(まちのかおる)が同級生の長野大揮(ながのだいき)と付き合っていた。 まじで付き合ってるの?と思うぐらい恋人さなさげで例えばクリスマスの日、大揮がクリスマスプレゼント何あげるんだろうと思ったら バイトがはいちゃってバイト先の規格外のいもの半分をかおるにあげたり、チョコのお返しの日、ホワイトデーには 自動はん売機でジュースおごって。ホントあいつら何やってるんだろう。とおもった。 今気分転かんに馬術部の周りを歩いている。かおるが飛んでいるマリン号はきれいな白い毛なみのうまでよくかおるに似合ってる。 何か変なにおいがただよってきた。行ってみると友達の石川正義(いしかわまさよし)が馬糞をかたずけている。 くさいから学校にもどってホルン(吹奏楽部)ふこうと思ったとき、 「まって、鈴」 とまさ(正義)に言われた。 「なに?」 「大揮たちの恋愛、うまくいってる?」 「うーんWWやばい。でもあんな青春過ごせたらなあ、っておもう」 「そうだね。」 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 「いっそ、俺ら付き合わね?」 「は?・・・・・」 わたしはまさが言ったことがよくわからなかった。だって・・・だって・・・ 「告白の場所が馬糞の前・・・・。は?」 もうまさ・・・・・。あんたの天然さにはあきれる。 一応おさななじみで性格もわかりやすいのでOKにしといたとさ。 あとがき よんでくれてありがとう!くすっと笑ってくれたらうれしいです! また、キズなんで!バイバーイ!

短編小説みんなの答え:4

3人の大切な人_。

うぅ。ううぅぅ。 あーあ。私の恋は終わったんだ。 私、組崎奏音(くみざき かなね)高1。入学式で一目惚れした人に告白したら振られました。 この恋は告白がうまくいかなかったら諦めると決めていた。諦めよう。 -次の日 唯愛「奏音~?元気出してぇ」 奏音「……」 杏月「奏音~!美味しいの食べ行こ!」 奏音「……」 由良「奏音!虫っ!」 奏音「……」 唯杏由「「「…?」」」 親友の唯愛(いちか)杏月(あづき)由良(ゆら)は私を慰めてくれてる。 入学式に話しかけてくれた3人。好きな人を初めて打ち明けた3人。特別な3人の友達 今は話す気分じゃない。   ガラッ__ 奏音「…!志音君…」 志音(ゆきと)君とは私の好き'だった'人。昨日振られた人。 気まずいなぁ。席隣なんだよね… -放課後 唯愛「奏音!ちょっと話そ-!」 唯愛の明るい笑顔を見ると昨日閉めたはずの涙腺がゆるむ。 奏音「唯愛-!どぉしよぉぉ」 それから何分泣いたのだろう 杏月「志音もひどいよね!?こんな可愛い奏音を振るなんて」 由良「そ-そ-!奏音のいい所の1つも知らないの?」 唯愛「志音は奏音のいい所知らないなんて損だね」 由良「志音のばかめ」 そんな風に話が進む 奏音「ちょ!志音君のこと悪く言わないで!」 唯杏由「「「…ははは!奏音はいっつも優しいなぁ」」」 唯愛「自分が辛くても相手を優先しすぎちゃう」 杏月「素直」 由良「顔に出やすい純粋」   私のこと? 奏音「…!!みんなありがとぉ!元気出た-!志音君は運命の人じゃなかったんだね!なんか良かったかも」 いつも私のそばには最強な3人がいる。 優しくて明るい唯愛。 しっかりしてるけど抜けてる部分もある杏月。 頼れるお姉ちゃんキャラ由良。     いつまでも一緒にいられますようにっ 奏音「みんなだぁーいすきだよっ!!」 私の大切な親友。ずっと仲良しでいられますように。

短編小説みんなの答え:4

母のカメラ

母は先日カメラを買った。携帯電話もまだガラケーの母にとってカメラは新鮮だったのだろう。 毎日のように、写真を撮っていた。 まだカメラを買って1、2週間の時メモリが足りなくなったので、データ移行をしたいらしい。 「ねえねえ。データどうやって移せばいいかな?」 その時テレビに夢中だったせいでついとがった口調で 「うるせぇな!! 説明書読めば分かるだろ!」 「そう…………だよね。」 そんな母が先日亡くなった。 遺物を整理していたら、カメラが出てきた。一体何を撮ったんだろうと中身を見たら…。 (俺ばっかりじゃん。) ごめん。母さん。 大切にしてくれてありがとう。 ーーーーーー母に ただそう言いたかった。

短編小説みんなの答え:3

私たちの、青春の色

そろそろ、サクラが美しい季節になってきた。それと同時に、私たち・新入生も晴れて入学となる。 私たち4人組は、トコトコとサクラが綺麗な公園の前を歩いて新しい学校に向かっていた。 自己紹介が遅れたね。私は氷霧由那(ひょうむゆな)。そして隣にいるのが私の好みのタイプで、私が好きな人の氷田理央(ひょうたりお)。そして氷木都羽(ひょうきとう)と氷伊美佐(ひょういみさ)。都羽と美佐は、中3の頃に晴れてカップルとなっている。 まだまだ肌寒かったが、理央の隣にいるとすごくあつかった。 私たち4人は、幼馴染である。どうかな、幼稚園の時から、ずうっと一緒だった。隣とか、家が向かいとかでよく遊んでいたけど、最近は関係が何故か少しずつ、変わっていっている。 ともあれ、私たちは成績が同じくらい優秀(?)なので高校も奇跡的に同じになった。 でも、みんな進路は違っていた。 理央はスポーツが得意なので陸上選手。世話好きな美佐は小学校の先生。ゲーマーな都羽はゲーム開発者権YouTuber。 だが、私は決まっていなかった。別にこれといった得意なことがなかったからだ。 別に好きな人と一緒に陸上を走るとか、親友と一緒に小学校生活をリベンジして楽しむとか、ちょっとだけ興味があるゲームとYouTubeをやってみるとか、そんなのは別に、なんでもいい。でも、なんだか透明な感じがした。 どうだろう、理央はエネルギッシュな感じがするから赤かな。優しいお母さんみたいな美佐は、黄色とかピンク?個性派だけどクールな都羽は、青あたりかな。 でも、私は何色なんだろ。 「ね、ね。そろそろ告ったらどうなのよ、由那」 「えっ!」 ったく、ほんと美佐は恋バナ好きなんだから。ピンクはこのことも意味してんの。 「ひょ、う、む!」 「きゃっ、と、都羽?あ、あんた美佐じゃ……」 「ええー?だってそれだったらつまんないもん。で、どうなんだよ?バレバレだよ?」 「えっ、えぇー!!」 「ほんと、由那はわかりやすいんだから」 嘘!今の、今の、今の、理央に聞こえてないよね!?ね!?だ、誰かそうだって言ってよ! 「いい加減告ったらどうなの?」 「僕が聞いてあげよっか?」 「……都羽、お願い」 「おっけー!」 あーーーもうっ。みんなに任せるなんて、バカバカ!なんて私は透明なの!? 「好きな人、発表しまーす!」 な、なんで宣言するの?で、ニヤッとした顔で拍手を送る。 「デレレレレレレ、デン!ひょ・う・む・ゆ・なさんでーす!」 「え、ええ!?」 「氷霧由那よ、氷霧由那」 「はいぃ、告白しておいでー!」 もぉ、罰ゲーム!?スピード感、抜群…… あーーもうじれったいな。 「えーっとぉ、うーんとぉ」 我ながら、ほんと透明です。不透明じゃありません。スケスケです。 この顔、みたことあるなぁ。この、美佐も、都羽も、みーんなやってるこのニヤッと顔。 「ほんと、由那は透明だなぁ」 ぐさっ。 「わかってるよ。……あなたが好きです。だろ?言いたいセリフ」 ぎくぎくっ。 「答え?あー、OK」 「「うぇーーい!!」」 「キャ」 いやいや、待って待って!なんであんたたち、美佐&都羽が出てくんのよ? 「と、透明って、何?」 「は?わかりやすいってこと。別にお前の色持たなくてもさ、ほら、由那は感情に合わせて色をコロコロと変えることができる。それが良さじゃない?」 「そうね」 「うんうん」 「ほ、んと……?」 透明。 悪い色じゃ、ないってこと? むしろ、いい色ってこと? 「透明が、ピンクが、黄色が、赤が、青が、特別いいっていうわけじゃない。“人それぞれ、その人特有の、その人にしか出せない色”を持っているから、人はそれぞれ違うんだよ。つまりは、自分の色がわからない人は、適当に、自分自身というパレットを用意して、絵の具をそこにぶちまけていけば、いい色が作れんだよ」 「そうね、理央の言うとおり。よかったじゃん、いい彼氏もててさ!」 「う、うん!!」 透明。私の、自分だけの、オリジナルの色。他の色には、真似できない色。 私たちの青春の色は、少なくとも、私たちには金色も銀色もある、レインボーに輝いていた。 みんなの、自分だけの色は、何色?

短編小説みんなの答え:5

肯定

「人のために無茶ばかりしなくてもいい」  彼の言った言葉が私の心に堆積し始めたのはいつの頃からだろう。  私は当時悩みの渦中にいた。勉強をすればするほど底なし沼に堕ちていってたからだ。それ以来、私に対する態度を苛烈なものに変えた親に耐えかね、天の上まで行こうと画策した。 いざ吊るとなると気が滅入って先に進めない。迷いに打ちひしがれていたところで後ろからくぐもった嗄声が飛び込んできた。 「あんた、そこで何をしている」 夜中の公園に人なんているほうがおかしい。思わずどきっとした。折り畳んだ段ボールに座るその男は、口調は怖いが悪い人なんて感じは全くしなかった。 いっそのこと、全部言ってしまおう。私は男に一切を打ち明けた。 「そうかい。そりゃ追い詰められないほうがおかしいぞ。特に若いのだったらな」 「…え?」 疑問の語を飛ばすと、彼はさらに言葉を続けた。 「俺が思うにあんたはむちゃをしすぎんだ。それで精神が疲弊していくのをあんたは気づいてたはずだ。でも親や教師を喜ばせるために本音を騙り、自らを欺き、さらには底なし沼への片道切符を切ってしまった」 私は何も言い返せなくなってしまった。むしろこれまで蓋をしてきた、奥底の感情が"私"を気づかせてくれた。瞬間、私の視界は鮮やかに色づいた。 「あんたに教えときたいことがある」 「…なんでしょう」 「人のために無茶ばかりするな。他人のために生きることを悪いとは言わんが、自分を守ってやれるのは自分だけだ。よく覚えておきなさい」 「…はい!」  月日は流れ十五年。彼の教えを胸に私は生きている。そして、希望を掴んで見せる。 -完-

短編小説みんなの答え:4

あの日から、私の人生は輝きだした

初めて、心から思ったことを口に出せた日… 姉の雪、妹の優愛。雪と優愛には違うところがあった。それは親に愛されているか愛されていないかの違い。雪は優秀な術者の家庭に生まれたが、術者の力はなかった。結局は出来損ないだ。反対に優愛は優秀だった。だからか、姉妹の立場が逆になっていた。  ドンッ! ビシャ、「あっはwおねーちゃんどんくさ、こんなんだから婚約者が決まらないんだもんね~?」本当にその通りだ、、、「あ、でもぉ~私が狙ってる当主の秋斗さまとの仲深まってる途中だから、邪魔したら許さないよ?」当主の秋斗さまとは、篠宮 秋斗。一流の術者で今年、当主に任命された。だから、女性たちはその玉の輿を狙って当主の婚約者の座を、争っている。そして、優愛も狙ってる。しかも、最有力候補だ。もちろん、出来損ないの私は入っていなかった。もうあきらめた。愛されたいとも何度も願った。あんな親でも愛されたいと、だけど、つらい現実を突きつけられる。なんて神様は意地悪なのだろう。だから本音を見せることも表情を見せることもなくなった。 ふふ。優愛が意地悪な笑みを浮かべたのを気付かなかった。 バシッ!「お姉ちゃんひどい!私が憎いからって私をたたくなんて!」バタバタ、両親が近づく音が聞こえる。 ドスッ!「うっ」「お前は何をしているんだ!可愛い優愛を叩いて」「そうよ、もうすぐ可愛い可愛い優愛と当主様のお見合いなのに。」「今までは情けをかけたが、もういい。家から出ていけ。」「はい」ありがとうございました。と言って家を出て行って、少し走ってから、止まって息を整えたその時、「どうしてここに娘がいる。」ばっと、顔を上げると、秋斗様だった。だけど、秋斗様ははっと息をのんだ。「君、私の花嫁になってくれませんか?」「え?」「一目惚れ、でしょうか、それに術者としての力がありますよ。」「そんなことはないはず…」使えた…何で…「各家に報告するから、本家に行こう。それにお披露目会もしよう。」、、、そして、お披露目の日、案の定優愛は叫んだ。「出来損ないのあんたが、なんで…。私と秋斗さまは思いあっていたのに!」そう言って術を発動したが。強い術にはじかれてしまった。「お前と思いあっていたつもりはない。」うそ…と言って優愛は膝から崩れ落ちた。逆に両親は、「雪。帰っておいで、」と優愛に話しかけるような口調でそう言った。そして、私は初めて思ったことを口に出した。「嫌だ!あんな家に帰りたくない!」そう言うと、両親は怒り狂ったが取り押さえられた。その後、秋斗様の手を取った。 二人は幸せそうに微笑みあった。

短編小説みんなの答え:8

「俺はふわりの彼氏だよ?」

私はふわり。 イケメンで人気の伊織と付き合ってるの。 でも伊織が好きな女子が私のことをずっと虐めてくるの。 伊織は私とは他の高校に行くから伊織はずっと私のことを気にしてるけど・・・ ー高校生ー 実際に二人とも合格して高校生になった。 虐めはもっと増えてー 私は不登校気味になった。 伊織にはなんか申し訳なくて言えなかった。 ”頑張ってな?学校?” って約束したのに・・・ 私ってば・・・最低・・・ ーそんなある日ー 最近は頑張ってきてるんだ。 ばんっ! 痛っ・・・ 「お前なんかずっとここにいろ!伊織様をとった罰だ!」 ガチャっ! スマホも何も持っていかれちゃった・・・ 今は文化祭。しかし文化祭はこことは真逆の方法。 今日は伊織と回る予定だったのにー ざぁぁぁぁっ 雨が降り始めた・・・ 寒い・・・最近寒くなり始めてるからなぁ・・・ 「・・!ふわり!」 う、ううっ・・・ 意識が・・・遠のいていく・・・ ばたっ ー伊織sideー 屋上の鍵を借りて屋上に来た。 ここの学校、私服でよかった・・・ 「ふわり?ふわり?」 意識を失っただけか。 脈はまだある。 早く病院へー ーふわりsideー 「・・り!ふわり!」 「・・・ん?」 「大丈夫か?!」 「うん、私はー」 「・・・嘘つくなよ!」 「?!!」 「・・・俺のせいだろ?ふわりが苦しんでるの。」 「ち、違う、し。」 「・・・ふわり、最近は頑張ってきているだろうけどその前まで不登校、だったんだろ?」 「・・・なんで、わかるの?伊織だけにはわかってほしくなかったのに・・・伊織に心配かけちゃうのに・・・」 むぎゅっ 「///」 「・・・俺はふわりの彼氏だよ?・・・ふわりの心配ぐらい、させてほしいな?」 「///」 「...と、とにかくさふわり。我慢すんな。大丈夫。ふわり。俺がいる。」 チュッ 「///」 「///」 「うん・・ありがと!伊織!」 「・・・久しぶりにふわりの笑顔見た。」 「・・・文化祭回れなくてごめんね・・・」 「・・・今頃言うの?でも気にしなくていいよ。ふわりの体調が一番だよ。」 「・・・うん!」 「ふわり。」 「?」 「呼んだだけ///」 ≪あとがき≫ ども!乃々愛#ののあNonoaです!! ニクネの英語がチャームぽーいんと! 感想募集中!辛口×ため口・長文◎!

短編小説みんなの答え:4

私の得意なピアノ

私の得意な、ピアノ。 ピアノが得意なのは、あの人もだ。 ─────〈奈々視点〉───── 私は、ピアノが得意。 けど、同じクラスの、美桜ちゃんも、ピアノが得意なんだって。 ある日、私は美桜ちゃんを誘って音楽室に行った。 美桜ちゃんと曲を聞き合いたかったから。 そういうのが初めてで、できると思うと嬉しかった。 そうして聞き合いは始まった。 私は、美桜ちゃんが弾いてた曲が、とても良い曲だなと思った。 だから、家に帰って、その曲を練習したんだ。 聞いてるのも気持ち良かったけど、弾いてるのも気持ち良い。 どうしても、美桜ちゃんの表現力には届かないけど、それでも良かった。 次の日、この曲を弾いた。 そして私は、「やっぱ美桜ちゃんの表現力には届かない!凄いね!美桜ちゃん!」と言った。 はっきり言うと、基本的なスキルは私の方が上だった。 そしたら、美桜ちゃんは、微妙な顔で、「ありがとう」と言った。 それから、音楽室に誘っても、来てもらえなくなっちゃったんだ。 私は反省した。 良い曲だからと人が弾いてた曲を弾くのは良くないんだな。と。 美桜ちゃんは、そういう風に捉えちゃったんだな。と。 悪いのは、私だ。 ────〈美桜視点〉───── 私は、ピアノが得意。 同じクラスの奈々ちゃんがもピアノが得意なのは知っていた。 そしてその奈々ちゃんに、音楽室でピアノの聞き合いをしようと誘われた。 正直よくわからなかったけど、それは楽しいものだろうと行った。 そして私は大好きな曲を弾いた。 そしたら奈々ちゃんは目を輝かせていて、この曲の良さを伝えられて良かったと、聞き合いも良いな、と私は思った。 次の日、奈々ちゃんが私の大好きな曲を弾いた。 正直ショックだった。 私が練習してきた曲を弾かれた。 好きなものは一人占めしたい。 そう思ってしまった。 奈々ちゃんが言っている通り、私の方が表現力はあると思う。 なのに、私はもう誘われても拒否することしかできなくなってしまった。 聞いた時、私の能力をバカにされた気分だった。 奈々ちゃんの方が、基本的なスキルができていたから。 奈々ちゃんはそんなつもりで弾いたわけではないことを、私は知っていた。 悪いのは、私だ。 ────────────── ある日私は、決意を決めて、謝ろうと思った。 奈々:美桜ちゃんの好きな曲を弾いたことを。 美桜:一人占めしようとしたことを。 「…あのさ、」 声は重なっていた。 「…あ、先どうぞ。」 「…あ、ありがとう。  ごめんね!私、あの曲が好きだからって、一人占めしようとしてた…。」 「え?悪いのは私だよ。私が弾かなきゃ良かったの。私が弾いたから、能力の差を美桜ちゃんが意識しちゃって…。…そうでしょ?」 「う…ん…。まあ、感じてないと言うと嘘になる。でも、実際のところ、上手いのは奈々ちゃんの方だし。」 「何言ってるの?私には、基本的なスキルを磨いていく良さがあると思う。けど、美桜ちゃんにだって表現力って言う良さがあるんだよ。気にするんじゃなく、自慢できるじゃん!」 「…うん!そうだね!」 このことがあったことで、お互いのメリットを知れた気がする。

短編小説みんなの答え:7

あなたの為に。

「あんな場所もう行かない。」 なるは言った。 タッタッタッ!! 「ののー?早くきなさい!!」 「偽物の仮面…?なにこれ!?」 「にんじん関係ないでしょ!!」ズコーッ 「お母さんちょっと待っててー!!!!」 私の名前は、日村のの。 中学生だ。 今日はおじいちゃんの葬式に行く。 正直、行きたくない。 仕方なく行くことにしたけど… やっぱヤダ!!!!!!!!! 「はぁー、、」 「なーにため息ついてるのよ」 「私行きたくないよーーーーー!!!!」 「まだ言ってるの!?」 車で4時間、ようやく着いた。 私の家族にしては長旅だ。 「ののちゃんいらっしゃい。」 「おばあちゃーん!」 「あらあら、また大きくなったねぇ~」 「えっへへ~」 なんだかんだ言って楽しい、、なんてね。 「ねぇおばあちゃん。あの子、誰?」 私は指を指した。 「あの子はねぇ、のののいとこだよ。」 「ふーん」 そこにいたのは、私と同い年ぐらいの 小柄な女の子だ。 「よろしく!」 「よ、よろしく…。」 「名前は?」 「なる。」 なんだか無愛想な子だな。私はそう思った。 おばあちゃんの家に来て、3日が経った。 私はとっておきの場所に なるを連れていった。 なるは嫌がっていたけど 私はどうしても来て欲しかった。 「ふぅ~着いた!!」 「ここ、どこ、?」 「ここは私のお気に入りの場所!」 「ここ、怖い。私、帰る。」 「えぇ!?せっかく連れてきたのに!?!?」 「ごめん、なさい。」 「まだいようよ!」 「帰りたい、です。」 どんどんなるの声色が変わっていった。 「まだいよ?」 「本当に、嫌。帰る。」 「もう、分かったよ!!そうすればいいんでしょ!!」 私は不機嫌気味に答えた。 帰り道の途中。 「あそこ、空気が澄んでて綺麗なのになぁ~?」 そんなことを口にした時。 なるは言った。 「あんな場所もう行かない。」 「なんでよ!!!!!!!!!私はなるに 楽しんでもらえるかなって思って連れていったのに!!」 「どこが?」 帰り道は辛かった。 気まずくて、何を話したらいいのかも 分からなくて。 そして家に着いた時、なるは言った。 「ねぇ、さっきの場所、あそこ行かない方がいいよ。」と、 「どうして?」 「あそこ、死人が出てるらしいから。」 「え!?」 「あなたの為に言ったの。」 「私も、あなたの為に連れていったの!!」 その後、私は家に帰っていない。 帰りたい。でも、帰れない。 これからずっとこの暗い檻に閉じ込められると 分かったからだ。 「あなたの為に。」

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