短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
15歳の最高クリスマス
雪が沢山降っていた夜。「サンタさんステッキ貰お!!」そう言い、クリスマスツリーに紙をつるした。10年前のクリスマス。クッキーを置いたら食べてくれて「ゆきあちゃんくっきーありがとう。そのかわりにブレスレットあげる。そうより」と手紙が置かれていた。それからクリスマスは大切な日になっていった。でも中学生になるとその手紙は途切れた。お母さんは「サンタさんは実はお母さんなのよ。これからクリスマスプレゼントはなしよ」と言われた。あの手紙、お母さんだったの?でも字的にお母さんじゃないよ。私と同じくらいの年の子が書いたんだ思う。ブレスレットは不器用な子が作ったような他のブレスレットより一回り大きい。でもビーズは今でもとても美しく輝いている。私は今でもそうくんが好き。15歳になり、イルミネーションである人を待っていた。お母さんに「あなたに会いたい人がいるらしいから駅前のイルミネーション行って来なさい」と言われた。「雪愛ちゃーん」誰…?私は5歳からのサンタ・"蒼(そう)”と再会した。「雪愛ちゃん、覚えてる?俺クリスマスに手紙送ってた蒼」「え…雪愛だけど…なんでわかるの?そうくんだよね?」「うん、蒼だよ。10年間会いたかったのに会えなかった。雪愛ちゃんと幼稚園が同じで俺は5歳でサンタになった。ずっとあげたかった」「何を…?」「手出して」蒼くんのポケットから何かが出される。「そう、くん?」それはあの時と同じブレスレットだった。10年前より美しく、丁寧に、キラキラ輝いていた。そう思うと涙が止まらなかった。「蒼くん、なんで会ってくれなかったの?私ずっと会いたかったんだよ」「ごめんね、正体がバレちゃダメって言われたから。今は会ってるじゃん?」「…10年会えなくて私は悲しかったんだよ。ずっと…蒼くんが好きだから」「雪愛ちゃん… 俺も雪愛ちゃんのことずっと好きだよ。今は雪愛ちゃんを抱きしめたい」蒼くんをよく見るととても顔が整っててどのイルミネーションよりも綺麗だった。「蒼くん…」私と蒼くんは抱き合った。「雪愛ちゃん」「何?」「俺と付き合って?」「もちろんっ」10年間の霧が晴れたような気がした。
メリーさんの電話の対処法
美沙:「で、その男の子は行方不明なんだってさ!どう?怖い!?」 玲:「…あんまりかな。」 美沙:「えー!うっそだぁ。とびっきりの話だったのにぃ…しかも最近のだよ!?さ、い、き、ん!!」 一文字ずつ言われると「最近」じゃなくて「細菌」な気がしてくる… 私、紗夜玲(さやのれい)。受験を控えた小学六年生だ。今話してるのは宇佐見美沙(うさみみさ)。幼馴染で一番仲がいい、親友だ。受験する中学も、彼女と同じ。一緒に受験している。 さっきの話に戻って……確かに最近の話だから、作り話じゃなければ実際にその男の子はさらわれてしまったわけになる。可哀想に…。作り話だといいけど。 説明ははぶくけど、凡人が聞いたらまぁ怖いだろう。美沙も私を驚かせるために、楽しませるために、「意味がわかると怖い話」を話題の選択肢に入れているから、だいぶ話し選びも上手になってる気がする。 私が凡人じゃないってことだよ。いや、私の性格はクールオブクールらしいから、それもあるのかもだけど。才能があるわけじゃないし、特殊能力があるわけでもない。でも、怖い話の実体験については、なかなかのものだと思う。 聞かせてあげるよ。私の話を聞いてくれるあなたに。 これは、私が小4の時の話。今の私とこの時の私とで大きな違いはない。 始めるよ。 玲の過去ーーーーーーーーーーーーー 母:「じゃあ玲、お留守番よろしくね。」 父:「7時には帰ってくるからなー」 弟:「ばいばいお姉ちゃん!」 その日は弟の習い事と個人懇談会(こじんこんだんかい)が重なり、いろいろあって私が夜7時ごろまで留守番することになった。 親から「火は危ないから使わないでね」「ピンポンがなっても、出ちゃだめだぞ」「帰れそうになったら、家の電話にかけるからね」と告げられた。 みんなが出ていって40分後、事件は起こった。 電話:「ルルルルルル ルルルルルル ルルルルルル」 電話がなった。私はみんなが帰ってくると考えて、電話に出た。 ?:「わたし、メリーさん。いま、あなたの住んでいる町の、市役所にいるの。」 電話:「プツッ」 焦った。足がガクガクして立ち上がれなくて、心臓が口から出てきそうだった。 玲:「どうしようどうしようどうしよう!!!」 玲:「メリーさんが、あのメリーさんが!!うちに来てくれる!!!」 私は喜びで叫び散らかした。 …今もだけど、この時はすでに怖い話マニアだったのだ。 普通の人なら恐怖で足がすくむだろうが、私の場合、喜びで足がすくむのだ。 電話:「ルルルルルル ルルルルルル ルルルルルル」 玲:「あ!!!!」 私はすぐ電話に飛びついた。 メリーさん:「私、メr」 玲:「メリーさん!?メリーさんですよね!?本物ですか!?」 メリーさん:「……。」 電話:「プツッ」 玲:「あー!メリーさん切った!電話切っちゃったぁ!…あーぁあ…。」 玲の過去終了ーーーーーーーーーー どう?面白くないでしょ。 ちなみにその後、一回も電話はかかってきてないよ。 私にとって、ある意味恐怖体験だったから、元の性格と趣味も合わせて怖い話に全く驚かなくなってしまったのだ。 みんなもメリーさんから電話がかかってきたら、あえてファンのふりをするといいかもね。 後書きーーーーーーーーー こんにちは。りぃあです☆今回はホラー…と見せかけて普通の話を投稿させていただきました。 たまにはこういうのもいいよねーとか思いまして…。 よければ感想よろしくお願いします。ばいばぁい
初デートの、この場所で。
初デートの日も、ここに来てたよね――。 私は由愛(ゆあ)、高校3年生だ。 去年から付き合い始めた怜雄(れお)くんという彼氏に誘われて、 今日は洋食レストランに行くことになっている。 (怜雄くんとレストランに行くの、久しぶりだなぁ・・・・) 最近は部活で忙しかったため、あまりデートなどはできていなかった。 だから、久しぶりに2人で出かけられるのが、私にとってはものすごく幸せです! 待ち合わせ場所のところまで行くと、怜雄くんが先に来ていた。 「ごめん、待たせちゃった?」と私が慌てて聞くと、 「大丈夫だよ」と怜雄くんが返してくれる。 こういう優しいところに、私は惚れたんだっけね。 「じゃあ、行こっか!」「うん」 私たちは、レストランへ歩き出した――。 洋食レストランにつくと、怜雄くんは、 店員さんに「予約をしたんですけど・・・・」と言っていた。 (怜雄くん、わざわざ予約してくれたんだ・・・・) 嬉しくて顔が熱くなる。 席に着き、メニューを選ぶ。 「私はミートボールパスタで」「じゃあ僕もそれで」 お互いに同じメニューを頼み、料理が来るまで、2人で他愛のない会話を交わした。 「そういえば、初デートの日も、ここに来てたよね」 私が言う。 「うん。席もここだったよね。初デートの日も、今日と同じ日付だよ」 怜雄くんが柔らかい笑顔を向けて言った。 (あ、そっか。去年のこの日に、初デートとしてこのレストランに来たんだった――) 考えていたら、料理が届いてきた。 作りたてのミートボールパスタを食べていると、 怜雄くんが急に改まった表情になった。 「由愛」と言われ、私は「何?」と聞く。 その次に怜雄くんが言った言葉は、衝撃的だった。 「別れない?」 私は凍り付いてしまう。そんな私を気にも留めないで、怜雄くんは続ける。 「部活でお互い忙しいから、別れてさ、別々に過ごした方がいいと思うんだ」 私は別れたくなかった。だけど、怜雄くんは別れたいのかな、と思い、 「別れよう・・・」と呟いてしまう。 そうして、私たちは別れた。 初デートの日もここに来て、別れた時もここに来た。 一生忘れられない、この場所。
{ 天照の神 }と[ 雨摩盧氏之神 ] {恋愛小説}
私の名前は、 {輝羅暖 麗李亞 てらのや まりあ} アマテラスの神の孫の孫の孫の、、こんなに多くは数え切れないなあ ま,とりあえずアマテラスの神の大大お祖母様って分かればいいでしょ!お母様、お父様も神様の一員なんだ もちろん私も神様! 毎日、空から見下ろしてるんだよー驚いたでしょ!麗李亞の家の家系はお母様が外人で、お父様が日本人って感じなの 親戚も違う「神」の存在 第一の親戚は今じゃ敵扱いの神なんだけどさ・・・『今じゃ』だから…アイツなんかに会うな、って言われてる 好き だった 大好きッ! 大大大大大大大大だ_______い好きッ 海士宇江 魔郷 { あまのうえ まさと } …様。雨摩盧氏之神(うまろのしのかみ)で的扱いになってて厄介だ、と大お祖父様は、言ってるけど… 好き。魔郷 親友。美月亞 依菜 {みづきあ えな}は、間近なところ。 所謂、幼馴染ってとこだ _10年前 「痛ァ,ッ“ッッ“」 [大丈夫?]、真里亞は、天空ノ公園で膝を擦りむいた 「ダイジョウブ“」 [誰か呼ぼうか?ホントに、大丈夫?] {心配しなくても、ダイジョブッ} ちょっと微妙なところで依菜が来た。 {麗李亞ーッ 見つけたーッテ 怪我してるじゃん} {もーまた、魔郷がやったんでしょ? 全くッ魔郷って奴は} (誰の仕業でもないです) [違うッて!僕じゃないっ]と、魔郷が言う…ッてその通りなんですけど {歯向かってもダメよ.もう、分かってるんだから。ね?麗李亞!} 分かってないじゃんー!なんて言えるわけ無いですよ。。事実だけど {ねぇ?聞いてる?麗李亞ってば!} 「ヘ?ぁー ん?な、何の話だっけ?」 {ほら。真里亞も言ってる‥!犯人は、、魔郷だ!} だから違うって!ぅもー こんなことが毎日あったなー 依菜はわかってないってところが面白くってw ツッコミどころも超いいし 魔郷はそれに答えるキャラ。 毎日楽しい、時間だった。 そう、『だった』んだ。今は違う。 戦争が起きていた。 ちょうど収まった頃。 麗李亞が、天空ノ公園の中央花畑にいた時。 __彼がいた 麗李亞と魔郷はお互い見つめ合った ずっと ずっと そのとき、依菜と、その友達。未奈{みな}が通りかかった {{、麗李亞ー!ってあれ}}と二人同時 {魔郷じゃない?} 依菜が言った {そうだね一体何してるんだろ…ちょっと除いてみよー!}と興味津々の依菜。 {シー!バレちゃうでしょ?}真面目の未奈が言った {わかった。シー!ね 黙っとくよ} 「ねぇ、魔郷。言いたいことがあって.言っていい?」 [べ、別にいいけど。何の事?] 「ずっと、好きだったよ 魔郷。...//」 [僕も真里亞の事好きだった…//] {うゎ 告白だ! 勇気あるなぁ~} {二人は付き合うのかな!いーなー私も彼氏欲しーぃ!} 大きな声で依菜が言った。 {ごめん未奈!思わず、はずみで言ちゃったよー未奈ー!} {シー!} 「…何か言った?」 [え? 言ってないけど、、あ!] 「どうかした‥って依菜じゃんか!ビックリさせないでよー」 {ヤバイッ バレた!逃げろー!未奈どこー?} [居たってことはまさか、さっきの話を聞いてたの?] {{ギクリッ}} 「やっぱり聞いてたんだ~!もー!待てー!」 [あ、ぁぁー!待ってよー!] 戦争は無事収まり、皆んな仲良く幸せに暮らしましたとさ。 __。゜◯○end ~最後に~ あんにょはせ~ minto ッて呼んでね-.' 感想を聞かせて欲しいです! アドバイス付お-け.' ため◎ あだ名・呼び捨て◎ 年下・年上◎ 男・女◎ 辛口× なんでも お-け Have a nice day また、 キズなんの どこかで 会おぅ~.' し-ぅ'-
未来(みく)
20xx年私は生まれました。お父さんとお母さんに「未来(みく)」という名前をもらいました。名前の由来は 「楽しい未来が待っているように。未来を明るくしてくれるように。」という意味だって教えてくれた。 幼稚園のときに習っていたピアノで頑張ったらいつもお迎えのあとスーパーで知育菓子買ってもらうのが 楽しみだったんだよ。小学校に入学したときは、近年では珍しく桜が満開だったね。 小学校ではあまり特別なことはなかったけど、キャンプとか温泉旅行とか楽しかったね。 卒業式でも、桜が満開でとっても嬉しかった。自分が桜好きなだけだけどね。 中学校の入学式にはもう桜は葉っぱだらけになっていて少し残念だったな。 でも、小学校のときにできた親友の海凪(みな)と同じクラスだったのは嬉しかった。 中学3年生。公立の偏差値70の高校に行きたいって言ったときはふたりともすごい驚いていたよね。 でもすごく応援してくれた。受験日前日のカツカレーまた食べたいな。 応援のおかげで合格したときはお祭り騒ぎだったね。 高校生になって勉強も頑張ったんだよ。 でも神様は意地悪なんだ。いきなり難病になったんだから。高校は中退しちゃったし。 入院生活はとてもつらかった。お見舞いに来てくれてるときは笑顔でいたけど、 本当は泣いていたんだよ。難しい手術を受けるんだと知ってこれを書いてます。 この手紙を読んでいるってことは、私はもう死んでいるんだね。自分では想像がつかないや。 私にみらいなんてあったのかな?皆のみらいを照らせたかな?本当に楽しいみらいが待っているのかな? 最後に言わせて、 お父さん、お母さん、海凪、その他知り合いの皆。 ありがとう。大好き。 春になったら桜を見せてね。未来より
あの時
星月水音。 私には好きな人がいる。 その人の名前は桃雪火織。幼馴染で幼稚園から現在の高校生まで同じ学校。 私はふゆきに恋をしている。でも告白はしたことがない。 告白したところで、ふゆきはこんな私を愛してくれるはずがないと思っていたから。 「え…?…今、なんて…?」 「だから、明日親の仕事の都合で引っ越すことになるんだ」 「え、うそ」 「本当だって…!」 火織が、明日…引っ越すらしい。 それも遠いところ。 そんな急に言われてもと思った。 次の日の朝、私は幼稚園の頃一緒に作ったキーホルダーを交換した。 幼稚園の頃、「いつか交換しよう」と約束していたのだ。 いよいよ火織が行ってしまう。 「火織!元気でね!また会いに来るの待ってるよ!会えるの…信じてるから!」 「うん!またいつか、会いに来る!」 私は火織が乗った車が見えなくなるまで手を大きく振った。 スゥ… あれ、なんで涙が出てくるんだろう。 あんまり寂しくないのに… …そっか、やっぱり私は、火織が好き…!このまま幼馴染はやだ! 「またいつか会いに来た時、絶対この気持ちを伝えるからね。」
私の夢は。
私は祈里(ゆめ)。13歳だ。私の夢は。。。。。。ない。願いができることが唯一の夢だ。 明日は、「将来の夢、進路発表」がある。私は特に何もないから、困っている。私に向いていることを探してみた。 でも、私はただSNSをしているだけだ。 「はあ~。」 いやだなあ、学校行かないでおこうかな。でも、お母さんに怒られるか。 まだ白紙の、発表の原稿。テキトーに、インフルエンサーにしといた。 理由もテキトーにさささっと書いた。もう寝よう。おやすみ。 「ふわぁ~あ。。。」もう朝か。学校に行こう。 「おはよー。」みんなに挨拶する。「あっ、祈里、おはよ!原稿、書いてきた?あれチョーめんどかった~!」「それなー!」 友達たちは楽しそうに話してる。ああ、いやだな~。 ついにこの時が来た。次は私の番だ。 「祈里さん、どうぞ。」 「はい!」 先生に呼ばれて立ち上がる。 「私の将来の夢は、インフルエンサーになることです。理由は~~~~~~~~~~~~~~だから、ーーーーーーーーーで、ーーーーーーーと思ったからです。これで終わります。質問はありますか。」 シーン。 誰も拍手しない。 まあ、いっか。そう思い、教卓から自分の席に戻ろうとした。そのとき! ぱちぱちぱちぱちパチパチパチ!!!!!! こんなに!?ありがとう。ぜったい、インフルエンサーになる。 あれ?夢ができてる。みんなのおかげだね。ありがとう。 6年後 私は、売れっ子インフルエンサーになった。 あの時、あの発表をしてよかった。そう思えている。 END
糸
私は 菅野 紘(かんの ひろ)。中学2年生。私は転校する事になった。友達はあまり居なかった。だが、彼氏の纚(りん)と別れるのは寂しかった。 転校当日 「じゃあね、紘ちゃん!元気でね。」 「いつでも電話しろよ!」 みんながそう言い、そろそろ教室を後にしようとした所、、、、 「紘!」 「え、、、?」 「大好きだ!!」 纚、、、、色々な感情が押し寄せて、言葉にならない。 「じゃーな!」 「うんっ!」 10年後 私は大学を卒業し、大手アパレル企業に就職した。 「うわっ!いけないいけない!時間だ。」 私は走り出す。 誰かとぶつかる。 すみませんっ!そう言いおうとしたのに、言葉が出ない。 相手も驚いた顔をしている。 そう、私の目の前にいる顔は、転校前の学校に居た、あの子。 「纚、、、、、、、、、、、、、、、」 「紘、、、、、、、、、、、、、、、」 ダメだ。感情が押し寄せて来る。 それからまた5年後 私達は結婚して、子供が出来た。 私達2人の字。纚と紘。この漢字には、糸辺がある。 この見えない糸が私達を、繋いでくれたんだ。 子供の名前は、糸優(しゆ)。糸を繋いでくれた神様の様に、優しい人になって欲しいから。 今日も、幸せ。 見えない糸 ありがとう。
呪いの石
この学園のどこかには、真っ赤な石があります。その石を持ち歩くと、可愛くなれちゃうんです。 学年全体が、この石の話で盛り上がっていた。 わたし、陽菜もちょっとだけ興味があった。 可愛くなれる…絶対欲しい。だって…。 わたしはチラリ、人が集まっているところを見た。 あそこの席は里音の席だ。クラスイチ可愛くて、クラスイチ優しい、クラスイチ人気者。 アイツが憎くて憎くてたまらない。 そりゃあ、確かに里音のほうがカワイイ。 わたしにはソバカスもあるし、小顔でもなんでもない。 でも、石さえあれば可愛くなれるんだ。 アイツより可愛くなって、クラスイチ優しくなって、クラスイチ人気者になったら、アイツ、どんな顔するんだろう。 想像するだけでワクワクする。楽しい。 そのためにも、絶対に、石をゲットしなくちゃ…! わたしは石を探しに、教室を飛び出した。 やっぱり、そうカンタンには見つからないよね。 学校の隅々まで探した。部室、倉庫、タナ。 もう疲れた。昼休みも終わるし。 一応言い伝え…っていうか、あるかも分からないんだし。 わたしはため息をついて、教室に戻ろうとした。 と、落とし物ボックスに、真っ赤に光った石があったのだ。 !!これじゃない!? わたしは落とし物ボックスに飛びついた。 一番上に、真っ赤な石があった。 これだ…! 赤い石は、魅力を感じた。 なんだろう、ステキななにかを感じる。これじゃん! 誰が持っていたんだろう?いいや、もらっちゃえ! 周囲の目を気にしながら、わたしはその石をポケットの中に入れて、にんまりと笑った。 その次の日。 朝起きて、何気なく鏡に顔を映すと、あり得ない出来事が起こった。 ソバカスが…消えてる! 鼻と頬にいっぱいあったソバカスが、なんにもなかったように消えているのだ。 なにもやっていないのに…なんで? 思い当たる理由は一つだけ。 あの石のおかげだ…! 学校に行くと、ヤケにザワザワしていた。 やっぱり里音の席に人がいっぱいだな…。 席を通った時に、ちょっとのぞいてみると、里音が泣いていた。 「はぁ?どうしたの?」 わたしが聞くと、加奈が言った。 「なんか、ソバカスができた…って」 ソバカス! 里音の顔を見ると、確かにソバカスがいっぱいついている。これって…わたしのソバカスじゃない!? 不思議な出来事だけど、絶対そうだって思った。 「そっか。ソバカスなんてすぐに消えるから大丈夫だよ」 なんて軽く言いながらも、内心すっごくうれしかった。 その後も、わたしはどんどん可愛くなった。 コンプレックスだったところは、全部里音に移動しているから。 里音はどんどん可愛くなくなっていった。いつしか、友達も減っていて、逆にわたしは友達がたくさんできていた。 毎日チヤホヤされる。なにこれ最高じゃん! 「陽菜、バイバイ!」 「うん、またね!」 わたしは家に帰ると、ベッドに寝転がった。 あーあ、里音のあんな顔見れるなんて、すっごいうれしいんだけど! もっと見たい。絶対に見たい! そうだ、わたしの幼児体形を里音に移したら…! さっそく鏡の前に行って、全身を映した。 …でも、体形は変わらない。 あれ?なんで?なんで、スラッとした体形にならないのよ! しかも、顔にはソバカスが浮かんできて、髪の毛も、元の真っ黒になっていった。 はぁ!?なんでなんで、なんでよォ! パニックになって、あわてて自分の部屋に帰った。 そして、小さいフクロに入れていた石を取りだして…ハッとした。 石の色が、赤じゃなくて黒になってる! 不気味すぎてコワい。明日、戻しに行こう…。 次の日、陽菜は学校に来なかった。 それもそのはず。 陽菜は石の呪いを受けたのだ。 この石の力は本当だった。しかし、陽菜のように悪く使おうとする人には向いていない。 逆に、里音はこの石の力を借りて、可愛くなったのだ。もちろん、好きな人に振り向いてもらうため。 陽菜はその石の呪いを受け、石の中に閉じ込められている。 どれだけ叫んでも、誰も気づいてくれない。お腹もすいた。 陽菜は、後悔した。でも、後悔したってもう遅い。 閉じ込められたらもう最後なんだ。 陽菜は泣きじゃくって、崩れ落ちた…。
このまま夜に飲まれちゃえ
どうも!猫缶です! 最後まで読んでくれると嬉しいです! 私に明日は来ますか? 心の中で誰でもない誰かに問いかける 私には明日が来るかわからない 私は高校3年生 私は病気だ 5年前からこの病院に入院している 看護師「瑠奈(るな)さん!朝ですよ!」 今日も朝が来た、、、 いつまで生きれるのかな これだけを考えて朝から晩まで外を見る 別に生きたいわけじゃないし それなりの覚悟はある けど 瑠奈「つまんな、、、」 そんな独り言をこぼすと 看護師「なら、庭を散歩してきたら? 良い運動にもなるんじゃない?」 瑠奈「行ってくるか。」 毎日毎日 同じことだけを考えて 同じことだけをして 同じように寝る なんてつまらないのだろう。 なんてことを考えながら庭へ向かう 瑠奈「、、、?だれ、、」 私の目に映ったのは とても綺麗な顔立ちをした 青年だった 湊「はじめまして。」 瑠奈「は、はじ、、めまして」 あまりの綺麗さに私は戸惑いながら 挨拶をした 湊「僕、湊(みなと)よろしくね」 瑠奈「瑠奈。よろしく」 正直、よろしくするつもりはない だって、いつまで生きれか分からないのに お互い、お別れさみしくなっちゃうじゃん 湊「僕生まれた時からここに入院してるんだ 、、 湊「君は?いつからここにいるの?」 あいつが先に沈黙を破った 瑠奈「5年前」 湊「そうなんだ。5年も前からいるのに一度も会わなかったなんて面白いね」 何が面白いのかわからない こいつとは気があわない 無理無理。さっさと部屋帰ろ。 そう思い、別れを告げようとすると、 湊「ねぇこの後お昼食べたら一緒に遊ぼうよ!ここで待ち合わせね!」 と勝手な事を言って行ってしまった めんどくさ 病室 看護師「どうだった?随分長く庭に出てたのね!気に入ったの?」 はい、これご飯ねーと言いながら看護師さんが質問してくる。 瑠奈「別に。」 素気なく返事をする どうするか。食べ終わっちゃった 行かなきゃだめだよな まぁ部屋にいてもする事ないし、いいか 湊「お、きた!さっきぶりだね!」 湊「今度は僕の病室で遊ぼうよ」 瑠奈「いいけど」 湊「着いてきて!」 湊「ここが、僕の病室!」 湊と私の病室は結構離れていた。 どちらも今は1人部屋だ。 5年もいるとたまに、同じ部屋に入院する人が来ることもある。 だけど、みんな笑顔で退院していく 私を置いて 翌朝 昨日は少し楽しかったかも、、 いつもとは違うことができた 今日もあいつと遊ぶ約束をした 今日は私の部屋で遊ぶ 数時間後 湊「今日は検査があるからもう帰るね」 この日も明日遊ぶ約束をした 数日後 あれから私たちは毎日遊んでいる 私も前とは比べ物にならないくらい 元気になった 今日も勿論遊ぶ約束をしている が、 いつまで経ってもあいつが来ない。 どうしたんだろう 体調が悪くなったとか? まあ、入院しているくらいだから体調をくずすくらいあるだろう この日はいつまで経っても湊は来なかった 次の日 流石に心配になって看護師さんに聞いてみた そうしたら 看護師「その、 言いにくいんだけど湊くんは、、、 空に旅立ったの、、、」 っ、、、! 言葉ない表せないほどいくつもの感情が湧き出てきた 悲しい 寂しい 辛い 少し前まで元気だったじゃん 最近仲良くなったばっかじゃん あいつが誘ってくれたのに 私はあいつのおかげで元気になれた かえってきてよ湊、、 どうして先にいってしまったの? 置いてかないで、、湊 湊、、、湊!! イヤだよ 湊がいないなんて、、 私、どうすれば良いの? 看護師「湊くんはね、治らない病気だったの いつも、あんなに元気に振る舞っていたけど 本当は日に日に病気が悪化していたの」 瑠奈「、え、、?」 そうなの?いつも元気そうだったよ? ずっと笑ってたよ? なのに? あんな元気な奴が? 数ヶ月後 私は退院することになった 私の家に帰れる けど、その前に、、 私は湊のお墓名前で手を合わせた。
甘い季節がやってきた。
恋ってなんだろ。恋するってなんなの? 私には『恋』というものがわかってなかった。 これは私の冬の甘い恋のお話__。 「朔翔ー!」 元気に幼馴染の名前を呼ぶ私は、橋野神葉(はしの かぐは)中2! 「寒いのに声でかっ。どーした?」 優しく問いかけてるこの人は幼馴染の相川朔翔(あいかわ さくと)中2。 朔翔とは赤ちゃんの頃からずっと一緒にいる。 「一緒に帰ろー!」 「いいよ」 こんな風にいつも一緒に帰ってるんだー! 「てかさ神葉好きな人いんの?」 「私?いないよ!恋したことないもん」 「へぇ。俺はいる」 「!?誰誰誰?!?!」 「そんながっつくなって。お前だよ。神葉ちゃんだっーの」 「…??神葉ちゃん?私?」 「wwそうだよ。告白。付き合って」 「ご、め、ん。先帰る」 朔翔が私を好き?え?あの朔翔が?頭が追いつかない それから帰ってもずっーと朔翔のことばかり考えていた。朔翔のこと考えるとドキドキして、顔が真っ赤かにな る会いたいなぁ。なんて脳裏によぎる。!?これ恋なの?!私朔翔のこと好きだったのー?!!? -翌日- 「朔翔!あの昨日の返事…」 「あぁ。どう?俺と付き合う?」 「…う、ん。お願いします」 -7年後- 「さっぶー!朔翔ー!遅い遅い!お家無くなっちゃうよぉ」 「神葉そんな急ぐなって。家は逃げねぇよ」 私たちは21歳になった。まだ結婚はしないが、将来の家を見学しに行く! 「朔翔!だぁいすきっ!」 冬は恋を教えてくれる甘い季節。みんなの恋も叶いますように。 END__。 ※注意※ この小説は短い時間で書いたため、ごちゃごちゃですがすみません。 設定は冬です
恋の花が散る瞬間。
「寒…」 もう12月。冬本番。 制服にコート、手袋、マフラー。それでも寒い。 電車ならきっと暖かいよね。 駅に向かって足を速める。 駅前に着いた。 もう街はクリスマスモード。 そこには大きなクリスマスツリーが立っていた。 クリスマスツリーの隣に居るのは…同じクラスの嶋村くんだ。 嶋村くんは私の好きな人。 降りる駅も一緒だし。折角だから一緒に帰ろうかな? 声をかけようとしたその時、 「あっ、渡辺~!」 向こうから声をかけてくれた。 私は嶋村くんに駆け寄る。 「や、やっほ-嶋村くん。 街中で大声出すにやめてくれない?もう5時だよ? あ、あの、嶋村くん、家帰るの?」 私は勇気を出して聞いてみた。 「うん。帰るよ。 あっ、渡辺って確か…駅一緒だったよね? なぁ…一緒に帰ってくれよぉ~。」 嶋村くんが急に乙女のな声を出した。 でも私はすかさず、 「うん良いよ。どうせ私1人だったし。」 と言い、2人で一緒に帰った。 ー次の日ー 「渡辺~!おはよ。」 「渡辺!一瞬これ持って。」 「渡辺、シャーペン貸して。」 明らかに嶋村くんとの距離が縮まって、接点が増えた。 それも、嶋村くんから声をかけてくれる。 その日、私は 「きょ、今日も一緒帰ろ.」 と誘った。 すると嶋村くんは 「あぁ.今日?ごめん!無理。 今度でも良いかな?」 と。そりゃぁ予定がある時だってある。 私は 「全然良いよ。また今度ね。」 と許した。 でも、これで今度一緒に帰れるから良いと思っていた。 その日の下校中、私はとんでもないものを目撃してしまった。 多くの子は先に帰っていて、辺りは静まり返っていた。 少し前に同じ程の背丈の後ろ姿がある。 私はもしかしたら?と思い、目を凝らした。 それは、嶋村くんと隣のクラスの前田さんだった。 前田ちゃんは、甘え上手でどこか憎めない、可愛い女の子。 私は瞬き一つの間に前田ちゃんは嶋村くんの彼女だとわかった。 この瞬間、私の恋の花は散った。 #短編小説. ど-も. 珠佳だよ. 読んでくれてサンキュ. 恋愛系物語。略して恋物。 書いてて楽しかったw コメントもヨロ~ またね-! 珠佳.
よくある普通の恋だけど、私には大きくて特別な恋
私は大江未有(おおえ みあ)。中学3年生で、恋をしてるの。 その男の子の名前は、大西蒼(おおにしあおい)くん!暗めだけど、消しゴムを忘れた時予備の物を貸してくれて、それから少しずつ、好きになったの。優しいエピソード、教えちゃうね。 私と蒼くん、「おお」が同じだから、出席番号順に並んだ時、絶対に前後になるの。その時、筆箱の中身をガラガラって落としたら、黙々と拾ってくれたんだ。カラーペンとか、シールとか、付箋とか、香り付き消しゴムとか、そういうのに興味があったのかな。休み時間、こう言ってくれたんだ。 「僕にも、付箋とか売ってる場所、教えて欲しいな。今度、一緒に行こうよ」 もうすごく距離が縮まった感じがして。意外と蒼くんは、フレンドリーだった。 「このカラーペン、ツインタイプで使いやすい色なのに、こんなに安いって、すごいね!」 「わあ。このシールはノートのメモとかに使えそう」 「マスキングテープの使い方攻略書とかついてるなんて、優しい」 蒼くんは、私が知らなかった文房具を教えてくれて、その店の常連客になった。 その時からかな、私がすごく告白したい!って感じたの。 普段は黙々と本を読んでる。でもほんとは、優しくて、フレンドリーで、とってもいい子。そんな蒼くんも、おすすめの漫画を紹介してくれたりした。 はぁ……。 そろそろ、告白しようかなぁ、なんて思っていた。 「決めた!!」 私は蒼くんが文房具店の常連客であることを使い、告白しようと思った。 当日。 「今日は何を買おうかな?」 「ね、ねえ」 「ん?どうしたの?」 「あ、あのさ。私、蒼くんが、好き、なんだよね」 「本当?嬉しい!……でも、ちょっと待ってて。店を出てから、言いたいことがあるんだ」 「う、ん。わかった」 私は、涙を隠すことができなかった。 月に1回のショッピングなのに、台無しだ。 「あ、あのね。僕……本当の自分を出せてないんだ」 「え?」 「今まで、騙してて、ごめん」 蒼くんは、恐る恐るかけていたメガネを外した。 そこには、ぱっちり目の、可愛らしい目が合った。 それだけではない。マスクを外して、他にも色々と外すと、美少女がいた。 小顔で、ぱっちり。口は小さくて、鼻が高くって。 明らかに、モデルだ。 「実は、僕、女なんだ。でも、どうしても、女っていうことが受け入れられなかったんだ……でも、大江さんのことは好きだよ。でも、付き合うことはできないんだ。きっと、からかわれるから……」 「大丈夫よ」 「え?」 衝撃の事実だった。 でも、ここで驚いたら、彼女失格。 「大丈夫。愛の形は、人それぞれだもん」 「……ほんと?」 「そうだ、モデルになってみたら?可愛いし。かっこよさも、メイクとか次第で、ありそう!モデルになったらジェンダーレスな服装!とかのテーマで!」 「いいね!」 「そしたら、私が編集長になるから。おしゃれには自信があるの!まずは校内で出しましょ!」 「うん!」 「名前は、そうね、gender Jewel!(ジェンダージュエル)どんな性別でも、関係なしに着れるおしゃれなコーデを考える。男女問わずに、おしゃれの宝石を生み出す、っていう意味!」 「いいね!」 「だから、モデルになってくれない?」 「うん!喜んで!」 数年後。 ジェンダーレスなファッション雑誌・gender Jewelは、圧倒的な人気だった。 そして、未有と蒼は、結婚はできないが、愛し合っていて、仕事仲間でもあった。
【短編小説】恋わずらい
「ねぇ、勇。最近どう?」 「普通。」 「あっそ。」 私の名前は高橋美結。こっちは幼馴染みの山本勇。私は勇のことが好き。ずっと好き。 「はぁ。やっぱりソプラノにつられる…」 合唱で立つ位置が隣だったとき、勇はそういった。私は気持ちがあがってしまって 「あのさ!大きい声でソプラノ歌うのやめてよね!つられるから!」 と怒鳴ってしまった。勇は寂しそうに 「はい。」 と言った。合唱が終わると 「大丈夫!!勇らしく歌えばいいんだよ!」 と付け足した。でも友だちの方へ行ってしまった。家で反省をする。勇といつ会っても落ち着けるように方法を考えるの… 「あーあ!なんなんだよ!美結に元気付けてもらったのに反応しなかった!!美結悲しかったかな…」 俺の名前は山本勇。美結のことが好きだ。ずっと好き。 背中をポンポンと叩かれて落ち着かなくなって照れ隠しするために逃げてしまった。家で反省をする。美結といつ会っても落ち着けるように方法を考えるんだ… 「いつか」 「絶対に」 「勇に」 「美結に」 「「告白するから。そのときまで」」 「待っててよ、勇。」 「待ってろよ、美結。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世界でいちばんのプレゼント
私は涙が止まらなかった。 「ありがとう。」 私の名前は、、、、ない。親がいない。私は物心ついたときはもうしせつにいた。毎年サンタさんには「名前」をお願いした。 毎日がきらいだった・・・ そんな私をすくったのは、1人の友達、かりんだった。 たん生日(私がしせつに来た日)にプレゼントをくれた。 それは、私が今までほしくて手に入らなかったもの。 「名前」だった。 それには「鈴木莉緒」と書かれた紙があった。 名前を紙に書いただけなのに。それだけなのに。 私は涙が止まらなかった。 「ありがとう。今までで世界でいちばんで、最高のプレゼントだよ。本当に、、、」 どーもみんとです! お名前ぜひ覚えてください! 1回ぜんぶ消えてめちゃあせって書いたのでもしかしたら変なとコあるかも・・・ごめん、、、 ま、読んでくださりありがとうございました!
“れい“と私は話せます
「今日でこの学校は最後だね。」 「うん…。」 私、愛美(まなみ)は、中学3年生。もう、卒業するんだ。今は友達の玲(れい)と話してる。 「…っていうかさ、今三月だよ?玲、半袖で寒くないの?」 「平気平気!…それに、これ以外の服は着れないしね。」 「そっかぁ…あーあ、卒業したくないなぁ…。」 「私も、卒業して欲しくないよ~w!」 ん~本当に卒業したくない!私が高校に行ったら、玲にも会えなくなるし… 「玲~!どうにか、高校まで一緒に行けないの??」 「うん…。やっぱり私は、……アレ、だからね。」 …アレって言うことは、やっぱ触れて欲しくないのかな… 「そっか…。でも、悪いのは玲だよ?」 「え…?」 あれ…私、こんなこと言うつもり無かったのに…。 言わなきゃ良かったかも…。 でも…やっぱり最後だし、言わなくちゃ…。 「…あの時、私が飛び出した。玲は関係無かったのに、玲は、黙って見てれば良かったのに…。 玲が私を助けたから…。」 「…っ!」 玲の傷だらけの顔が痛々しくて、私まで泣きたくなる。 「で、でも!ほら、私はいるじゃん!大丈夫だよ、愛美…!」 「それでも、明日には玲、いなくなるんでしょ…?あの時から、傷もずっと無くならないし。それに、こんなこと言ったら辛いかもだけど、…玲は生きてないじゃん!」 「……愛美、ごめんね…。私は、明日にはここにいられない。明日が……私が去年死んだ日、『命日』だからね…。」 「なんで…。私も、玲のところに行きたい…。」 私しかいない教室に、私だけの声が響いて、消えた。 ──次の日── 私は、玲がまだいる事を願って学校に向かった。 教室は運良く鍵が開いてた。 でも、やっぱり教室に玲はいなかった。 「そっか…。」 私は一言呟いて、小さな瓶を開けた。 これで、玲のところに行ける。 これ一つ、この薬を一つ飲めば…。 「ん…?」 薬を取り出したところで気づいた。 「愛美がこっちに来るのはまだだよ!私に会いたいからって、来ないで欲しい。私も、もちろん愛美に会いたいけど…。」 なんで…。そんなこと書いてあったら、玲のとこ行けないじゃん…。 苦しくなった。でも、それと同時に、少しだけ応援された気持ちになった。 これからも…、また生きることがつらくなるかもしれないけど、少しだけ生きていこうって思えた気がする。 ちょっと単純すぎるかなって思うけど…。 そう思って振り返ると、私が持って来た薬の瓶は消えていた。 私は、「ありがとね」と小さく呟いた。 ーあとがきー あんまり小説を書いたことがないので、意味がわからないところがあったかもしれません! この話に出てくる玲は、一応、もう亡くなってる子っていう設定で、なぜか仲良かった愛美とだけ話せます。 いわゆる霊(?)って感じです! タイトルと掛けてるんですが、気づいたでしょうか…? 変な小説でごめんなさい! コメント書いてくれると嬉しいです! ばいちゃ☆
明日への手紙
小学6年生、12歳。 秋城円花(あきしろまどか)。 私は小さい頃、よく“いじめ”にあっていた。 無視されたり叩かれたり悪口を言われたり… 今ではそれがトラウマになって、同じようなことが起こったり責められるとその時の記憶が蘇って来る。 今日も学校に行くとまた悪口を言われた。無闇に関わらない方がいいと思って無視した。 泣きたい日もある。それでも、私は挫けずに前を向いて生きたい。 私はいつも、「今を精一杯楽しみ、自分は自分らしく」をスローガンにして生きている。 それから、 人に嫌われないように、自分を守るためにみんなに優しくして、いつも自分より相手を優先するようにしていた。 6年生になった現在は、 優しい友達に恵まれ、悪口を言われるのは少なくなった。 どんな時も応援してくれた両親、喧嘩は多いけどたくさん遊んでくれる妹、いつも挨拶してくれる地域の方々、分からない ことを教えてくれる先生… いつも私たちを支えてくれている人たちがいるから、今私は生きていけているんだ。 あの広くて青い綺麗な空のように、私も誰にでも優しくて、いつか好かれる存在になりたいな… 今日も自分らしく頑張れ! 昨日の私より。
サーティーン
ねぇ知ってる?13を。 そうね、十の位が1で一の位が3って答えた人、真面目ね。でも、たまにこういう人がいるの。 「不吉な数字」 そうよね、だって、キリストが殺されたのは13日の金曜日。魔女の集会で集まる人数も13人。 あぁ、そうそう、私の友達も、私も、死んだのは13歳で、13日のことだったわ。 「ナナ」 「はい」 「古風校だ」 「ぇっ……」 微妙に嫌な学校に来てしまった。 私はナナ。この離島、トゥウェル島に住んでいる12歳の小6。 成績?中途半端よ。ど真ん中。 だから、良くも悪くもない学校に入ってしまった。 この島は少し変わっている。小6になると、小学最後の試練として、テストが配られる。範囲も知らないし、教科も国算理社と、あとはランダムに出る。前の学年は音楽、その前の学年は体育だったらしい。 よりによって、今回は道徳だった。長ったらしい文章を読んで、生きる力を養うのが、嫌で仕方がない。 その適応力とか、学習力とか色々で、最終的に学校が決まる。学校が決まっても、離れ離れにはならない。こんなちっこい島なら、端から端でも電車でガタゴト30分もかからない。 最上級クラスの大谷校から、最低級クラスの下北校。私は微妙で中途ハンパな、古風校だった。友達のミナは2番目の上級校の神森校だったので、少し悔やんでいた。逆に友達の最低級クラスの一つ上の草保留校のミイはほっとしていた。 ああ、もう最悪。 古風校はオンボロ。廊下はきしみ、教材は壊れ、おまけに昭和な先生まで! とにかくSHOUWAていう感じでほんと嫌だった。 そして、何より嫌だったのが七不思議だった。 怪談っていうやつね。 この学校に通う人は、13歳で死んでしまう人が多い。8、9割はそうだって聞いた。 ということは80、90%!ざっと85%の確率ー♪ああ、私ってば頭いいー♪(喜んでるのでツッコミはなしで願います。作者) 兎にも角にも、(漢字で書けてる!すごーい♪)私は死ぬかが恐ろしいのだ。 その年は、ひどく風邪が流行してしまった。 対策も何にもしていない私の学校・古風校は案の定元気ハツラツ大バカ男子と、健康で仕方がない私だけが残っている。その他の女子や閉じこもって本を読むメガネ男子はお休み。 なのでまぁ、うるさいうるさい。学級委員がいないから、しっかりしきれないし、おまけに先生まで休みという……。 あー、もう嫌だ。 「ねえ、ナナちゃん」 「何?」 「私、暇で暇で仕方がないの」 「私もだよ。だって、友達がいないもん」 「うん、その気持ち、わかるな。一緒に遊ぼうよ」 後ろから声がした。私と同じような状況に陥っている、可愛らしい女の子らしい。 私は振り向いた。私と同い年くらいの女の子で、ロングヘア。白い着物を着ていて、古風校にいるような生徒だった。 「名前は?」 「そんなのどうでもいいじゃない。友達でしょう?」 女の子はにこやかに微笑んだ。 女の子とはとても気が合った。縄跳びは同じく二重とびがとべるから、三重とびに精一杯挑戦したり、滑り台で目を閉じ、プチジェットコースター気分を味わってみたり。 休み時間なんか、もう気にしなかった。 それより、女の子と遊ぶ方が楽しかった。つまらない授業なんて、どうにでもよかった。 とにかく女の子のことで頭がいっぱいだった。 遊びたい……友達…… また、誘拐事件なのか、行方不明になった女子生徒が1人、現れた。 13歳の誕生日を間近に控えたある日、古風校で突如行方不明になった。 その女子生徒は、古風校のことを悪く思っていたらしい。天罰が降ったのだろうか。