短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
大事な紗彩
「犯人はお前だろ」 バシャッ 私は紗彩(さあや)。朝陽をわざわざ熱い場所に連れて行かないし!!そ、それにしても寒い・・・ガジャン え・・・鍵をかけられた・・・え、えぇっ・・・ど、どうしよう・・・鞄はある・・・ え、なんでこうなったかって?あ、話してなかった?じゃあ、お話しするね。 ー数日前ー 「紗彩」 「?」 「また明日ね!!」 「うん!!」 いつも、ハッピーで。とても好きな朝陽。 でもそんな朝陽を苦手な暖かい場所には連れて行かない。 だって朝陽はもともと海外で生まれたんだって、 その後その言葉を覚える前にここにきて。 その海外はとても寒い場所で逆に暖かい場所が苦手になったんだ。 朝陽はとても冷たくて。逆に私の手は暖かいから冬はいつも私の手を握ってる。 「紗彩の手、冷たいなぁ、いつでも触っていたいよ。」 って言うんだ、そんなわけで私じゃない。 ー今に至るー と、とっても寒いよ・・・ 今日、朝陽が退院するんだ。だから、気づくかな・・・ め、メールで打って・・・ 打ち終わったと同時に気を失ってしまった。 そして奇跡的に送信というボタンを押せた。 ー朝陽sideー 「さ、あや?」 体を揺らしても紗彩は返事はしない。紗彩のメールを見てきたんだ。 すぐに119当番をして救急搬送。 紗彩が無事でありますようにー ー紗彩sideー 「・・・ん?」 午前9時・・・結構寝ちゃった・・・それにしても手が温かい・・・ なんとそこには寝顔が可愛い朝陽がいた。 今がチャンスだ。そっと、静かにキスを落とした、 「・・・ん?紗彩?」 「///」 「ねぇ、紗彩。大丈夫?」 「う、うん、」 「ねぇ、さっきキスしたでしょ。」 「え?」 「さっき起きてたよ?僕紗彩のこと好きだから緊張しちゃうじゃん・・・」 「え?」 「僕は紗彩のことが好きなの!!///」 「わ、私も好きっ!!」 「うん。でさ、紗彩をやった犯人は?」 「あのね・・・」 ー屋上へー 「朝陽様をやったのはあいつです!!」 「・・・違う。」 「だってー」 「俺見たし!お前らがいるところ!!」 「?!」 「・・・これ以上紗彩と俺たちに近づくな!!」 「は、はい・・・」 「ねぇ、」 朝陽はいつもの甘い顔に戻った。 「なに?」 「なんで朝陽って一人称俺になるの?」 「・・・内緒。」 「えー」 ≪あとがき≫ 乃々愛です!!感想送ってね!!辛口×!
リボン結び
【リボン結び】 ※この話では、読者は転校生です あらすじ(?) ねえ、貴方は友情を例えるとなに? そうなの、教えてくれてありがとう。 私はリボン結びかな、あのことがあるまでは。 そう、あのことがあるまでは。 ーースタートーー 「あら?貴方、見ない顔ね。」 「そう、転校生なのね。」 「え?友達になってほしい?そうね、いきなりだけど質問するわ。」 「貴方の名前は?」 「素敵な名前ね」 「友情を例えるならなに?」 「そう。」 「私、深澤羽楜。羽楜って呼んで。」 「そういえば、これを話すのは貴方がはじめて。」 「いくわよ。 これは私が三年の頃の話。 私、親友がいたの。 とても可愛いし頭もいい。おっちょこちょいだけどそこも良いところ。 でも、そこまで出来るからモテるの。 いじめっ子の好きなこが親友に告白したの。 それが許せないいじめっ子は親友をいじめてしまった。 私は親友に、[大丈夫?辛いね。お母さんに言おう?]って言った。 それがダメだった。 親友に[同情?やめて!どうせ羽楜だって裏で笑ってるんでしょ!?] そう言われてしまった。 私はせっかく仲良くなったのに。 こんな簡単にこわれる友情が嫌い。 だから誰とも仲良くしない。 初めて作るのは大変。 ほどくのは楽。 それってリボン結び。 だから貴方とは友達になれない。」 「なに?そんなことないって?そんなことあるの!」 「だから、話しかけてこないで!!!」 先生「えぇ、今日はですねえ、転校生がいます。」 貴方「[貴方の名前]です。[貴方の好きな事]が好きです。よろしくお願いします♪」 先生「ではぁ、深澤の隣に座ってください」 貴方「よろしく」 プイッ 《放課後》 「さっきはごめん」 「でも、友達はできない。ごめんね。」 貴方は顔も良い、頭もいい、運動できる。完璧だった。 そう、私のかつての親友と同じように。 私は、嫌な予感がした。 予想通りだった。 貴方はいじめられた。 私はかばえなかった。 かつての失敗が怖かった。 でも、守った。 勇気を、出した。 「おい!なんだよ、完璧なひとをいじめてたのしいのか? そんなことしたって何も変わんねえぞ? お前らの価値が下がるだけだ!!」 「うわ、なんかやめよ。」 いじめっ子はいなくなった 「よかったわね。」 「ありがとうって?いいえ、大丈夫。あと、友達になってもいいわよ」 私は初めて友情は素敵だとおもった。 友情は、リボン結びなんかじゃない。友情は、固結びだ! 【Fin】 どうでしたか? 文章変かもですが、頑張ったので、感想など書いてください。 最後まで読んで頂きありがとうございます♪
一生、大好きだから。
イキモノの視点から…という物語書いてみました! ここはどこ? 目を覚ますと、そこは真っ暗だった。スキマからは、見たことのない景色が広がっていた。 動いてる。どこに向かうの?僕はドキドキした。 ピーンポーン ガチャリ、なにかが開く音がして、バタバタと足音も聞こえてきた。 なに?なにが始まるの?僕は一体どうなるの…? ワクワクする中、不安もあったけれど、やっぱり何かが起こるということは間違いない。 話し声が聞こえる。近くなってる! 「お邪魔します」 「わああっ、イヌだぁ~!」 「こら、来夏(らいか)!まだ座ってなさいっ」 らいか?らいかちゃん?お名前かなぁ。カワイイ名前だなぁ、らいかちゃん。 「今日からコイツをよろしくね」 「はいっ!頑張ってお世話しますっ」 張り切った声とともに、ガタンと床に置かれた。そして、今まで一緒にいたおじさんは、帰っていく。 え?ちょっと待って、置いてかないでよ。怖いよ…。 震えていると、目の前が急に明るくなった。 目の前には、目をキラキラに輝かせた女のコがいた。 …? 僕には一瞬なにがなんだか分からなかった。 「ふああっ、かわいい~!お父さんお母さんっ、ありがとう!最高のプレゼントだよ~!」 「ピアノで最優秀賞を取ったんだものね。そりゃあ、なにかプレゼントはしないと」 僕はその女のコに抱きかかえられた。 「カワイイなぁ。柴犬だぁ!そうだな、名前は……あっ、クリームはどう?おいしそうな毛色だよっ」 「いいね、クリーム!ねえお姉ちゃん、わたしも抱っこしたい!」 「いいけど、そっとだよ!落とさないでねっ」 クリーム?クリームって、僕の名前かなぁ。いい名前もらっちゃった。 「ワン!」 僕はこの家に来て初めて、元気にほえた。 僕の飼い主はらいかちゃん。中学三年生の女のコ。 最初はいっぱい可愛がってくれたんだけど、しまいに、会う機会が減って来た。どうやら部屋にこもっているらしい。 最近のらいかちゃんは黙ってばっかり。悩んでるんだろうけど…犬の僕には話してくれない。言葉は分からないから…。 役に立ちたいのに。どうすればいいのかな…。 僕はらいかちゃんの部屋に顔をのぞかせて、そっと廊下に出た。 ベツに構ってほしいわけじゃない。ただ、笑顔でいてほしい。 笑顔でいてもらうためには、どうすればいいんだろう。 最近、目がかすむ。足もフラフラするし…もう年なのかな…。 この家にきて三年が経った。らいかちゃんはもう立派な大人で、この家を旅立っていった。妹のせいらちゃんは高一で、あと二年もしたらこの家を出て行っちゃうんだろうな…。 「クリーム、大丈夫?最近元気ないね」 せいらちゃんが来た。元気なトコ見せないと! 僕はワザと元気なフリをした。そしたら…。 フラ…。 「ちょ、クリーム?クリーム!お母さん、クリームが倒れた!」 ぱったり、意識がなくなった。 「クリーム!お母さんクリームは!?」 あ…らいかちゃん?らいかちゃんの声がする。 僕は目を開けて、首を持ち上げた。目の前に、顔が真っ赤になったらいかちゃんがいた。 「クリーム、まだいてよ!いっちゃヤダよぉ!!」 ごめんねらいかちゃん。 僕、もう長くいられないかもしれない。 最近目もかすむし、疲れたんだ。 三年って、結構早かったなぁ。 らいかちゃんとせいらちゃん。出会えてよかった。楽しかった。ホントだよ、ウソじゃない。 今までいっぱいありがとう。 犬だからしゃべれはしないけど…伝わったかな。 「…ワン」 「!クリーム!」 僕は一度、ほえて…目を閉じた。 空から見てるよ、らいかちゃん。 らいかちゃんは頑張って勉強して、動物に関係する仕事についたみたい。 よかった。僕がいなくても平気だね。 僕は空で微笑んだ。 ふと、空を見上げた。クリーム…昔飼っていた犬が、いたような、気がした。 なつかしい気持ちになりながら、あふれ出てきた涙をぬぐった。 「クリーム、ありがとう。一生大好きだからね」 ●あとがき● 初めてのあとがきです!わーわーぴーぴー!初めて犬目線から物語を書いてみました。なんか最後時間なくてメチャクチャになっちゃったかもしんないです…。感想、ぜひ教えてください!頑張りますのでっ。
風との恋
私は桃。小学六年生。最近好きな子ができたの。 その子は、ちょっと変わっててね。 私の髪をぐしゃぐしゃにして遊んだり、わたしが持ってた風船を飛ばしたりするの。 やんちゃで、傘も壊しちゃったこともあった。 風吹くん。 でも、 わたしの背中をいつも押してくれる。 とっても優しいの。春になったら新しい暖かさを、夏になったら蝉の声を、秋になったら紅の葉を、冬は冷たくどこか暖かいプレゼントをしてくれる。 そんな風吹くんが私は大好き。 笑顔で、 たくさんのプレゼントを運んできてくれる。 この前は、私が他のクラスメイトにいじめられている時に、助けてくれたんだよ。優しかったな。 『桃。大丈夫?』 「うん。ありがとう吹風くん。」 春になったら生き物たちを目覚めさせて、夏になったら海の匂いを運んで、秋になったら紅の葉を巻き上げながら冬を知らせて、冬がやっときたら、儚さがどこかある、冷たく突き刺さるような寒さを創る。 そんな風が私は大好き。
意味が分かると面白い話
妖精:「私を呼び出したのはあなた?何でも願いを叶えてあげる。」 男:「え!?いいんですか?」 妖精:「願いを叶える代償に、あなたの命の次に大切な物をもらう。」 男:「分かりました!代償は先払いでもいいですか?」 妖精:「いいわよ」 その後男はお金持ちになりました。 __________________ 意味が分かりましたかー? 【解説】 男が命の次に大切にしていたのはお金。 男の全財産を先払いした後に、「お金持ちになりたい」と願ったので実質タダになります! ここまで読んでくれてありがとう☆
私のお弁当が招いた彼氏
「私のお弁当が招いた彼氏」 私は昔から料理をするのが好きだ。 毎日家族の分のお弁当を作っている。私の作ったお弁当は好評で、特に唐揚げが人気だ。 だから今日も唐揚げを作り、お弁当に詰め込む。 「行ってきまーす。」 お父さんが会社に行った。それからは洗濯物をし、学校の支度をして朝ご飯を食べる。 今日は朝ご飯がやけにおいしい。 そうだ。今日はバレンタインデーだ。 私は誰かにチョコをもらえることを期待して学校へ行った。 教室に入ると、クラスのみんなから人気がある隣の席の、齋藤啓介(さいとうけいすけ)君の周りに、女子が集まっていた。 女子はバレンタインデーのチョコを渡している。実は私も啓介君にチョコを用意している。 いつ渡そう? そんなことを考えていると、私の親友の横田香織(よこたかおり)が、「何してるの?またどうせ啓介君でしょ?」 と言ってきた。私は小さくうなずいた。しかし、こんな私の事を好きにはなってくれないだろう。 そんな気持ちの中、お昼の時間がきた。 家族からも人気な唐揚げを食べていると、啓介君が、「お弁当、おいしそうだね。」 といってくれ、照れながらも「ありがとう」と言いながら唐揚げを食べた。 そして帰りの時間 (結局誰からもバレンタインチョコもらわなかったな...) と私が帰っているとき、「これ...あげる...」 「えっ...」 私は泣きながらチョコを受け取った。 「ありがとう...!」 どうでしたか?感想を聞かせてください 見てくれてありがとうございました。
拝啓尾張の大うつけといわれたあなたへー
「今までありがとう、元気でいてな」そんな彼の言葉に私は何も言えないままだ。何が元気でいてな、なの?なんでありがとうって言うの? ホント苛々する。悔しい悲しい辛いキツい。あなたが逝ってしまうのに私はずっと立ちすくんでいる。こんな時代おかしいよ。変えてよ。誰かおかしいってい言ってよ。闘いがある時代にもう私は生まれたくない。 ーときは戦国時代。各地の大名が天下統一を成し遂げようとしていた、戦の時代。一番争いが多かった多かった時代である。私はそんな時代に生まれて、濃姫と名付けられ、織田信長と政略結婚に至ったのだ。 彼は、戦いばっかりで私とそんなに会うことがなかった。私は最初は彼にあまり興味がないから別にいい。 もっと妻らしくしなさいなど、色んな人に言われるが別に私の勝手だしどうでもいい。 でも、あの時から彼のことが好きになった。尾張の大うつけとも言われていた彼が戦に行くと、人が変わったように敵を倒してしまう。私はそんな彼を見てから好きになってしまった。でも、彼は私のことなんて気にしていない。それが心にぐさりと刺さる。 あるひ、私が病で倒れたとき彼がつきっきりで看病してくれた。その時彼といっぱい話して距離が縮んだ気がした。でも事件は起こってしまう。 1582年6月21日京都の本能寺で明智光秀による放火が起こってしまう。私はすぐに彼の傍に行った。彼は逃げてといったが私は、逃げなかった。でも逃げてしまう。そして彼は逝ってしまった。私は悲しみのどん底に居る。誰も救い出してくれない。誰も気にしてくれない。あぁ辛い。 その後の1612年信長が死んでしまってから、30年後に私も息を引き取った。 私の恋は結局実らなかった。でも、あなたが幸せなら私もいい。 ※これはあくまでも本当のことではありません。
いじめなんて。(辛い人は見てください)
いじめなんてなんの意味があるんだよ。 自己満でやってんのか? だからといって1人や2人犠牲になっていいってわけじゃねぇだろ。 俺みたいに言い返せるならいいけど、そうじゃない人もいるんだっての。 自分のために他人を傷つけて、最終的には他人に罪をなすりつける。 いっつもお嬢様気取りでやりやがって。正直気味悪いんだよ。 だからって言い返すのが大事ってわけじゃねぇけどな。 でも、嫌って時はちゃんと嫌って言わなきゃなんねぇんだよな。 じゃないとみんな気づいてくれねぇからな。 ずっとモヤモヤを自分で抱える続ける。それって結構辛いことだ。 だから死にたい、そんなこと考えてねぇか? 自分の命のことなんて考えてるんだよ。 知ってるか? 人間を始め、生き物は全部、約35億年前に生まれたんだってさ。 海の中に生まれた…微生物みたいなやつ。 そいつが、俺たち生き物の先祖ってわけ。 でもその後、地球は危険な目に遭う。 隕石が落ちてくる。酸素不足になる。地球が凍ったって時期もあったそうだ。 でも、そんなことがあっても生き残っていた生き物たち。きっと大変だったはずだ。 その大変さを、人間が死ぬことによって無かったことにする。 意図的に死んだんならなおさらな。 それに、人間が死ねば、地球上の生き物1匹がこの世からいなくなる。 もしそれが続けば、人口が減っちまう。 だから死ぬんじゃねぇぞ。 まぁ、そう上手くはいかねぇけどな。 人間に限らず、生き物には寿命がある。 寿命が尽きれば、死ぬ。それは俺たち生き物の運命なんだ。 …ま、最終的に言いたいことは、死んでもいいことなんてねぇんだ。 死んだら、歩いたり喋ったりすることができなくなる。 そんなの、もったいなくねぇか? せっかくこの世に生まれていいと許可をもらったんだから、しっかり生きねぇと。 これは全部俺が思ったことだけどな。 辛かったらまた来いよ。相談に乗るからさ。
約束したから。
私の名前は園。そのって読むの。今日から高校生活が始まろうとしています。どんなクラスなのかなー?あ、学校探検とかもいいかもしれない!そうそう、ここの制服、とーってもかわいいの!!紺色で、細いリボンがついてて、、大人っぽいスカートがついてて、、、ね?いいでしょ??私は鏡の前でクルッと回った。ふふ!「園ーー!!もう行くよ!!!」同じ高校のお姉ちゃんが、焦ったように声を上げた。別に先行っていいのに・・・ 「わかったって!今行く!!」 数十年前・・・ わたしはその!〇〇ようちえんにかよっているんだー。 いまね、わたし、こいをしているの!なまえは、、いそべゆうだいっていうんだ。ゆうだいくんってね、わたしのおさななじみで、かっこよくて、とーーってもやさしいんだ!!じつは、ゆうだいくんもわたしがすきっていってて、でも、ゆうだいくんはともだちのままがいいんだって。「いまはともだちだけど、こうこうせいになったら、つきあう。」そんなやくそくをしているよ。こうこうがたのしみ! そして数年後・・・ 私は園。小学5年生です!今、雄大くんに呼び出され、そこに向かっているところです。もしかして、、、告白とか!? 「ごめん、待たせたよね!ちょっと委員会の仕事が・・・」「ごめん!」え?いきなりどうしたの?「実は、俺、転校するんだ。」「・・・っ!・・・え?嘘、だよね?」雄大くんは静かに首をふる。でもその後、優しく微笑んで、涙ぐんでる私を抱きしめ、こういった。「幼稚園の時さ、約束しただろ?高校に入ったら付き合うって。」「うん・・・。」「また、君のもとに来るから。だから、泣かないで。」 ふうー校門が見えてきた。「じゃあ私は先行くね。行き方はわかるでしょ?」お姉ちゃんがそういった。「うん・・・!」あれ、あそこにいるのは・・・「雄大くん?」「そうだよ。」やっぱりね。それなら・・・!「雄大くん、わたしと、付き合ってください。」「もちろんだよ。よく待ってくれたね。」雄大くんはその後、小学校の時のように、私を優しく抱きしめた。 終わり
うそつき。
「ふわぁあ…」 いつものようにベッドから体を起こす。 時刻は朝の5時ちょうど。 私、如月 芽生。 ごく普通の、少し元気な中学1年生です! 突然なのですが、私には好きな人がいます。 その好きな人の名前は___ 河野 宙。同じく中学1年生。 しかも同じクラス! 私はうきうきしながらヘアセットをする。 今日もそらくんに会うんだから、しっかり整えとかないと。 中学生になって…そらくんに一目惚れしてからは、いつもこの時間に起きてる。 だって、寝ぐせとかあったら、恥ずかしいもん! 「ふんふふーん…」 鼻歌まじりに階段を降りてゆく。 「おはよう、今日もご機嫌ね。」 お母さんに声をかけられ、私は、その場でくるっとまわってみせる。 「もっちろん!」 そう返事をする声も弾む。 「お母さん、朝ごはんまだー?」 「もうすぐできるわよ、ちょっと待ってて。」 そう言われ、私は食卓につく。 早くそらくんに会いたいなあ。 そんなことを思っていると、 ピロンっ。 「ん?」 LINEだ。 『ごめん、今日学校遅れそう!先行っといて!』 LINEの相手は私の親友、川端 千愛。 いっつも一緒に登校してるんだけど、今日は遅れるみたい。 『わかった、先行っとくね。』 そう返信したあと、なにげなくそらくんの連絡先を探す。 でも… 「あるわけ、ないよねぇ…」 あるわけない。 ここに、そらくんの連絡先があったら、どんなに嬉しいことだろう。 「はあ…」 慌ただしく、玄関までつく。 あれから朝ごはん食べてたら、すっかり遅くなっちゃった。 「やばいやばい!お母さん、行ってきますっー!」 「はいはい、気をつけるのよ!」 通学路を全力で走る。 もうすでに息切れしてるけど、止まるわけにはいかない! 「あと10分!?」 道の途中にある時計を見て、思わずギョッとする。 本気でやばいよ、これ! そこらへんの人通りは少ない。 ただ、私の足音が永遠に響く。 そんな中… 「あっ、如月?」 えっ? 私の大好きな声が、聞こえてきた。 嘘、まさか…! 「そらくんっ!?」 大声で叫んでから気づく。 そらくんも、ぽかんとしちゃってる。 あ…私、そらくんって呼んじゃった…? そう、私はいつも、そらくんのことは河野くん、って呼んでるの。 そらくんって呼んでるのは、心の中だけ。 なのに、今、そのまま…! 「如月?どうした?」 顔を赤らめる私を見て、不思議そうに言う。 え、そらくん、気づいてるよね? 何事もなかったかのような反応に、一瞬戸惑う。 でも、気付いてない方が、こちらとしては都合がいい。 「そらくん、なんて呼んでくれるなんてな」 最後にぼそりとつぶやいた、そらくんの言葉は、風のせいでよく聞こえなかった。 「河野くん。その…今朝はごめんね。」 全授業が終わり、放課後。 私は、今朝のことを謝った。 言い間違えたこと。 気付いてるんだったら、そっちについて謝ったと思うだろうし、気付いてないんだったら、今朝の遅刻の事だと思うだろう。 試してるわけじゃないけど、なんだか言ってみたくなった。 「ううん、全然大丈夫だよ。」 あぁ、これじゃあどっちのこと言ってるか、わかんないじゃん! まあいいけど。 実は、本題はここから。 「あ、あの。それでさ…ら、LINE交換したいんだけど…いい、かな?」 そういうと、そらくんの表情は険しくなった。 えっ。 もしかして、嫌だった? だけどその表情はすぐに消え、今度は悩む表情になる。 「だ、だめかな?ごめん。急すぎたよね…」 だんだんしりすぼみになってく、私の言葉。 「ううん、そんなことない!」 そう返してくれたけど、どこか浮かない感じ。 大丈夫かな… そうしてLINEを交換した。 2ヶ月後。 私は、そらくんに告白することを決意した。 今日が告白当日。 ここは放課後の屋上。 目の前には、そらくんがいる。 でも、その表情は、LINEを交換したときにみたいに、浮かない表情。 それでも。 「好きです。付き合ってください。」 そよ風に乗って流れてく、言葉。 いつまで経っても返事はない。 少しの間なのに、すごく長く感じた。 「ごめん、如月とは付き合えない。」 失敗、かあ… 今にも崩れ落ちそうだった。 ここまで、頑張ったのにな。 この1年間の努力。 辛い、辛いよ… でもそんなのは表情に見せず、そらくんを改めて見る。 「ありがと。聞いてくれて。」 1ヶ月後 「今までありがとう。ずっと好きだよ。」 これが、そらくんの、最後の言葉だった。
5年越しの約束(恋愛小説)
「東京から転校してきた松原 花蓮(まつはらかれん)です、よろしくお願いします。」 私は、訳あって東京から田舎へ引っ越した 田舎なだけあって高い建物もない、田んぼが広がるばかりで空気が美味しい 皆と仲良くなろう、そう思ってたけど 皆は私を除け者にした、無視なんて当たり前のように行われた、先生は…頼りにならないね 生徒に舐められてるあんなのじゃ駄目だな 田舎の人達にとって都会から来た人は気に入らない存在なのかな…? どうしたものか…そう考えながら帰っていた時 「おい、花蓮」 そう呼ばれた そこにはクラスメイトの海斗(かいと)がいた 「帰り道一緒なら帰ろうぜ」 話しかけてきた事に驚いた、けど家が隣だった事にはさらに驚いた、それは海斗も同じだった その日から海斗と一緒に帰った クラスでも私と話してくれた、海斗はとても面白い人で、いつも笑わせてくれた 海斗とあってから私の足取りが軽くなった気がする 海斗は、私の唯一の友達 海斗が隣にいてくれるなら、笑ってくれるなら私は何でも出来る気がしてた いつの間にか…私にとっての海斗は友達じゃなくなってた、海斗は特別な存在だった 簡単に言えば海斗の事が好きだった この思いをいつか伝えれたらな… だけど、今度は海斗が転校する事になった 私は海斗の転校の話を聞いて目眩を起こした 海斗が転校…なんで?私はこれからどうしたらいいの? 海斗が転校する日の朝 私は海斗を見送る為に早起きをした いつも以上に身だしなみも整えた 海斗は着飾った私を見て笑った 「ぶはっw似合ってんなw」 「…じゃあなんで笑うのよ」 「悪い悪いw」 「…もう、今日で最後なのに…」 「――あっそうだった言わないと」 海斗は思い出したようにハッとしお前と約束がしたいといった 「5年後にはここに戻る事になってるんだ、だからさ…」 「5年後の今日、また会えたら…その時は、俺…僕と付き合ってくれ…ませんか?」 「―――っ…うん、うん!必ずだよ?絶対だよ?」 「なっ何泣いてんだよ!?泣きやめ!泣きやめよおー」 ―――あれから5年後、ちょうどその約束の日 海斗は…こなかった 当然だね、5年も先の約束なんて、私の事なんて忘れてて当然なんだ むしろこの約束を覚えていた私がおかしかった そう納得させたかったけど、後から後から涙が出てきて止まらなかった そんな私を慰める様に雨が降った 私は雨に濡れながら帰った、冷たかったけど どうでもいいや (…?) あれ、雨が止んだ? でも、雨の音はする… ――――傘?…誰の 「おい、花蓮」 聞き覚えのある声だった、けど本当に来てくれたの?こんな私のために? …でも本当にあいつなら私は… ゆっくりと後ろを振り向く ――そこには、あの頃と変わらない海斗がいた 「迎えに来たぞ…ただいま」 海斗が本当に来てくれた事、約束を…私を覚えていた事が嬉しくて思わず私は海斗を抱きしめた (暖かい…海斗はやっぱり海斗だな…) 目の奥が熱くなる 「何泣いてんだよ、泣きやめよおー」 そう言って抱き返してくれた 何いってんのよ、海斗だって泣いてるくせに …きっと、海斗も私と同じ事を考えていたんだろうな いつの間にか雨はやんでいて、太陽が顔を出していた けどそんなのどうでもよかった 私は海斗の傘に入って、一緒に帰った あの頃と同じ、だけど少し違う これからはお互い離れることはない 今もこれからもずっと一緒なんだ 「これから、よろしくね」 「おう、これからずっとよろしくな」 二人並び、指を重ね合わせる あの頃一緒に歩いた道を、景色や会話を懐かしく思いながら歩く 「…なあ、花蓮」 「どうし…!?」 海斗…ファーストキス返せこの野郎
絆と友情」
「絆と友情」 私は、あまり友達がいないそこら辺の学生だ 名前は、[若崎 利雨奈] ワカザキ リウナ である。 利雨奈 ハァ、今日も一人かぁ、読書飽きたしどうしよう。 ??? ねぇ!一人で何してるの? 利雨奈 ん…誰だ、もしかして… 利雨奈 西村 加奈? 加奈 あー、名前知ってた?あってるよ! 利雨奈 急に何… 加奈 いやぁ!まぁなんか話そ!好きな本ある? 利雨奈 えっと…○○っていう本だよ! 加奈 私もその本好きだよ!面白いよね! 利雨奈 あぁ… 何を言えばいいのかわからない。 他の人 あーもう!加奈遅れるよ!早くぅー! 加奈 はいはい! 利雨奈 行ってしまった、友達になりたかったな。 次の日 利雨奈 また一人かぁ 加奈 おはよー! 利雨奈 ふぁぁ! びっくりした… 加奈 もうぅー! 利雨奈 あのさ…私達って友達? 加奈 何言ってんのー! 友達だよ! 利雨奈 けど、他の人と仲良くしてたし、 加奈 あれは、部活仲間! 一番は利雨奈が友達だよ! 利雨奈 友情も? 加奈 友情もだよ、絆くらい友達だよ。 利雨奈 加奈… ありがとう! 終わり。
飛べない鳥
『昔』 ぼくは鳥。飛べない鳥。家族や友達のみんなは飛べるのに、ぼくだけ飛べない。 みんなはあの、青くて広くて大きな空を飛んでいる。 でも、ぼくは頑張って速く走って、虫や魚をとった。 なのに、 誰も見てはくれない。 『現在』 ぼくは鳥。飛べない鳥。ぼくはこの公園を代表する、鳥の像になった。 みんなに見てもらえると思ったのに、もう飽きられて、 誰も見てはくれない。 『未来』 ぼくは鳥。飛べない鳥。公園の像の鳥。 誰も見てくれない。 もう、生き物はいなくなった。 だから、 誰も見てはくれない。
ループなんて早く終わって。
私は、その日から人の心の声が聞こえるようになった。 「おはよう。」 そう私が言うと、クラスにいる人たちは、 (げー、地味子来し) とかそういうことを考えてる。 ずっと嫌い嫌い言われてたけどさすがに小中高全部で 嫌われるとは考えてなかった。 屋上の一人ご飯、なぜかふっと涙が出た。 理由はわからない。ただただ涙が出た。 「どうしたの?」 そう聞くのはクラス一のチャラ男と名高い仙堂幹だ。 来るなよチャラ男。 「何でもないよ。」 そう答えると、仙堂は 「泣いてるのは、何でもないじゃないよ。」 そう、答えた。今から考えると馬鹿だ。 こんな言葉一つで、好きになってしまった、自分が。 それから、数日後私は、幹がほかの女の子を連れているのを見た。 すごく親し気で、もうこれは失恋だ。 そう観葉植物に涙を垂らしながらそう思う。 帰ってくると、出来のいい妹がまだ帰ってこなかった。 しばらくすると帰ってきたが、なぜか楽し気だった。 「どうしたの?」 そう聞くと妹は答えた。 「彼氏ができたー。幹っていう高1のお姉ちゃんと同じクラスの。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・そ・う」 死んだほうがいいかな。 次の日、運よく休みの日だった。 雨が降っていた。 今日、死のう。 傘も、持たずに高層ビルの屋上まで走った。 足をもつらせながら走り、屋上についた。 下に人はいなくフェンスを飛び越え落ちた。 「次の人生があるとしたら、もっとましに生きたい。」 私は、その日から人の心が聞こえるようになった。 久しぶりに書きました。答えてくれれば嬉しいです。
紅葉
俺は栗原純希(くりはらじゅんき)。 俺の好きなやつは、、、 「あははっ」 隣でおかしそうに笑っている松井歩(まついあゆ)。 俺はこいつの笑顔が大好きだ。ずっと守ってやりたいと思う。 だからきょうもこうして、一発ギャグやモノマネをしている。 「じゃあ次は佐々センのモノマネしてやるよ。」 「やって、やって!」 信号が、青に変わった。 「ちょっとチャイムなったんだから席につきなさい!」 「あははっ、似てる!」 信号の青がチカチカと光った。 「じゃあ、次はー」 キキィィィィィィィィィィーーーードンッ! 車のブレーキ音と、鈍い衝突音が聞こえた。 「なあ、歩、近くで事故がでもあったのかなー」 そう聞こうと思った。 ー歩が、いない。ー 嫌な予感がした。いやいや、そんなわけない、と思い、振り向いた。 その予感は、適中してしまった。 脳に障害が残っている。 それが医師による診断の結果だった。 事故のとき歩と一緒だった、ということで、歩の両親に泣きながら責められた。 どうして歩が。あんなに優しい歩が、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんでー 悔やんでも、もう過去には戻れなかった。 いやいや、悔やんでもしょうがないと思い、俺は歩のお見舞いにいくことにした。 歩に謝ろう。ごめん、俺が悪いんだ。だから、一発ギャグしまーす。こうすれば歩は笑ってくれる。と思っていた。 あまかった。 病室にいる歩の状態は思ったより悪く、起きてはいるものの、顔色が悪く、ずっと天井ばかり見つめている。 いやいや、ここはめげずに一発ギャグしよう。と思い、俺は、一発ギャグをした。 歩は、笑わなかった。 だけど、俺はめげずに、毎日毎日毎日毎日、一発ギャグをした。頑張った。 1日3時間はネタを考えた。歩が笑ってくれると信じて。 けど歩は、決して笑わなかった。 「もう歩さんは、生きるのが難しいと思われます。すいませんが、家族や友人方と、最後の時間を過ごしてください。」 医者は、確かにそう言った。 今日は、歩と水族館へ行く。歩の両親にお願いして、一緒に過ごす最後の時間を、作ってもらった。 いろんな魚をみて、たくさん喋った。けど歩は一度も笑わなかった。 帰る時間になった。 今日が最後かも知れない。そう思い、ネタをとっさに考えた。割り算さえろくに解けない頭で。 「歩と遊べて、嬉シイタケ!」 、、、 正直自分でもこれは、滑ったと思った。でも、 「あははっ」 歩は、笑った。事故に遭う前とおなじ笑い方で。 「これ、あげる。紅葉。綺麗でしょ。面白かったから、あげる。」 そして歩は、そのまま帰ってしまった。 俺は、泣き崩れた。もう我慢が出来なかった。 笑った。歩が、笑った。おかしそうに。 「うわああああああああああああ」 泣き叫んだ。 その一夜明けたあと、歩は、亡くなったらしい。 俺は、もう、大人になった。 ー久しぶりに歩ん家、いくか。 「あら、いらっしゃい。」 歩の母親が出迎えてくれた。しわが少し増えている。 そして、母親に案内されて、歩の部屋に入った。 あの笑顔を思い出して、泣きそうになったが、今度は堪えた。 窓から綺麗な紅葉が入ってきた。 あの日と同じような、そんな、紅葉だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アドバイス、お願いします! 辛口は控えめで、、、
ある新米の恋のキューピットのお話
『ある新米の恋のキューピットのお話』 私は新米の恋のキューピット! 私の仕事は幸せな夫婦を沢山生み出すこと! ・・・あっ!あんなところに仲良さそうな二人っきり男女がいる! 今日はまずあの子たちがが結ばれるようにお手伝いしてあげよっと! ~数分後~ お手伝いしようと思ったのはいいものの・・・ さっきからあの子たち全然喋ってな~い! 見た感じ互いのことが好きって思ってるはずなのに~・・・ これが俗に言う「リョウカタオモイ」ってやつなのかな? ~またまた数分後~ あ~もう! 二人がドキドキするようなイベントを起こしてるのに、全然距離が縮まんないよ~・・・ 早くくっついてくれないと、こっちの心がモヤモヤして夜も眠れなくなっちゃうよ! ~そして数分後~ 結局あの子たちは別々の道を通って帰ってしまった・・・ まぁ,まだ私が生み出した夫婦はいないし、恋を成就させたこともない私には、一日でカップルをつくるなんてことは夢のまた夢なんですけどね! あ~・・・でも 初めてこう感じたなぁ。 ・・・なんか悔しいなぁ これも初めて感じたなぁ。 何が何でもあの子たちはくっつけたいなぁ・・・ こう思えるっていうのが「セイチョウ」っていうのかもな・・・ ・・・じゃあ明日も頑張るかぁ! ~数か月後~ 「あれ~?なんか晴れてるのに雨が降ってきたよ?」 「これは『狐の嫁入り』っていうのよ」 「きつねの・・・?」 「どこかで狐の女の子がお嫁に行ったんだよ」 「へ~それで雨が降ってくるの、なんか不思議だね~」 「・・・じゃあ今日の夕飯はお稲荷さんにしよっか!」 「やったー!」 END さて!どうでしたか? 実は小説を書くの初めてなんですよね・・・ 処女作なので下手かもしれませんが、楽しめてもらえていたら幸いです!
小説初投稿!「星の意味」⚠︎少しヤンデレ
私は冬野梓(ふゆのあずさ)、高校3年でもうすぐ卒業する。 卒業まであと一ヶ月。長いようで短かった高校生活も終わりが近い。 いつも通り朝ご飯を食べて登校するはずだった。 ドンッ 何かにぶつかり、その衝撃で尻もちをついてしまった。 梓「いった、なんなの?」 ?「ごめん!大丈夫か?」 梓「あんた…!」 彼は私のクラスのリーダー的存在、天乃翔也(てんのしょうや)。 好奇心旺盛で、ムードメーカー。 翔「けがしてない?お尻打ってたけど、」 梓「大丈夫、じゃあ私はこれで。(ものすごい痛いなんて言えない…)」 翔「あ、うんバイバイ!無理しないでね」 4時限目も終わり、鞄から自分で作った力作の弁当を取り出し、大好きな甘い卵焼きを頬張る。 梓「あーおいしい!やっぱり卵焼きは甘いのが1番!」 翔「甘い卵焼きすきなんだ!」 梓「へあっ!?」 突然聞こえる声に驚いて自分でも聞いたことがない声が出てしまった。 翔「ごめんごめん!そんなに驚くとは思わなくて」 梓「何?」 翔「あのね、僕と友達になって!」 梓「はあ!?何で!?」 翔「君と友達になると楽しいかなって!」 あまりにも唐突な誘いに困惑してしまう 梓「え…」 翔「ダメ?」 梓「(そんな子犬のような目で見ないで…!)わっわかった。」 翔「やった!じゃあ早速なんだけど、今週の日曜日に星見に行こ!」 梓「うん」 準備と学業であたふたしているうちに日曜日になっていた。 夕方から待ち合わせ、星が出てくるのを待った。 翔「今日は流星群が流れるらしいよ!」 梓「ふうん」 翔「あれはねーアンドロメダ座のミラクって星!僕の好きな星なんだ!」 梓「へー」 翔「星には星言葉があるんだって!調べて見てね!」 彼の楽しそうな姿を見て、少し胸がざわついた。 翔「…ねえ僕と約束してほしいことがあるんだ。」 梓「なに?」 翔「僕を忘れないで」 梓「忘れないよ」 それから彼と仲良くなり、一緒に遊ぶ事も増えた。 翔「あのさ、梓。」 梓「ん?」 翔「いや、何でもない」 卒業式の日になり、登校をしてクラスの席につく。 だが、翔也の姿はなかった。 先生「みんなに話すことがある。」 クラスのみんなの視線が先生の向く。 先生「翔也君は退学しました。」 梓「へ…?」 クラスはざわざわし始め、1人の生徒が質問した。 A「翔也君は何で退学したんですか?」 先生「家庭の事情だそうだ。」 梓「何で…」 私は、翔也が退学した事よりも、自分にそのことを話してくれなかったことにショックを受けた。 そのあと、どうやって家に帰ったのかもわからず、自分の部屋で泣き崩れた。 梓「どうしてよ!何で話してくれなかったの!…友達なのに」 私は翔也の退学を知ってから何かひっかかっていた。それがやっとわかった。 僕を忘れないで。 梓「もしかしてあの言葉って」 退学しても忘れないでってこと…? そのとき、胸が締め付けられた。 そして一つ自覚した。 私は… 梓「翔也が好きだ…」 今更、と思いながら涙を拭き、就職を決意した。 数年後 ドンッ 梓「痛っごめんなさ…翔、也?」 翔「うん、ごめんね。急に退学しちゃって。」 梓「…カフェ、行こう」 おどろいたが、とりあえず冷静に話し合おうと思った。 梓「何で退学したの。」 翔「海外にいる親について行かなくちゃならなくなったんだ」 梓「どうして言ってくれなかったの。」 翔「悲しませたくなくて。」 梓「…そう。」 受け入れる自信はなかったが、何とか抑えて世間話をした。 なんのたわいもない話をして、一息ついた。 梓「あのさ、翔也。」 こうして再会して、あの時自覚した恋心をまだ翔也が去っていかないうちに伝えようと思った。 梓「私、翔也のこと…」 翔「待って、僕から言わせて。」 その言葉に少し期待をのせうなずいた。 翔「好きです、梓が。」 梓「うん」 翔「恋人になってくれますか?」 梓「もちろん、!」 もう2度と会えない、叶わないと思っていた。 人生は何が起こるかわからない。 翔「星みにいかない?」 梓「賛成!」 梓「ここよね?前来た場所」 翔「うんそうだよ。あっ!アンドロメダ座!」 梓「ミラクある?」 翔「あるよ」 梓「(調べよう…え、ミラクの星言葉って…)」 翔「ミラクの星言葉わかる?」 梓「えっ、えっと…わからない!」 翔「…そっか。そのままでいいよニコッ」 ミラクの星言葉は…執着心と情熱的な恋。 長くなってごめんなさい!では!
「サヨナラ電話」
〈もしもし…?その?さんの電話番号で、合ってますか〉 彼女から、電話がかかってきたのは、その時が初めてだった。「彼女」と言っても、付き合っているという意味ではないが。 確かに、君のことは好きだった。 恋焦がれていた。 〈はい。曽野ですけど…。あれ?もしかして、佐藤美緒さん?久しぶりー!卒業以来だったけ〉 美緒も嬉しそうに、それに答える。 〈そうです!その佐藤美緒です。たっくん、声変わりしたねー。おめでとう!悩んでたんでしょ?みんなが低い声になっていくのに、なんでボクはー!って!私に相談してくれたよね…〉 そういえば、そうだった。 そんな頃もあったっけ。 〈でさあ。本題なんだけど…。私、余命1日なんだー〉 〈…は?冗談やめろよ…〉 冗談ではなさそうな彼女の口調。 わかっているけれど、嘘であってほしい。こんな、漫画みたいな展開なんて、ありえない。 〈違うよ!えーっと…。一年前に、人間ドック受けたんだけど、大腸ガン見つかってさあ…。お医者さんによると、女性の死亡率が最も高いらしい。で、今日と明日で私の人生さよなら!天使になっちゃいまーす!なんで、知り合いみんなに「サヨナラ電話」してるわけ。でも、みんな用事があるって言って、私の「サヨナラ」に行けないんだって。たっくんで最後〉 思わず、スマホを落としかける。 大腸癌。 確かに、女性の死亡率は高い。ボクも、一応医者なので、そのぐらい知っている。 嘘ではなさそうだ。 ますます現実的な話になってきたところで、美緒が再び喋り出す。 〈私の「サヨナラ」に付き合ってくれない?明日、貝賀病院で。嫌だったら、みんなみたいに理由つけて断って〉 死に付き合うのは怖い。 そう思うのに、ボクの口は勝手に動き出す。 〈ボクで、よければ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あれから、50年かあ…。スマホ、起動するかなあ…」 独り身お爺さんあるあるで、独り言を呟く。 この時代には、骨董品となったスマホを手に取る。 「うおっ。まじかっ」 スマホはちゃんと立ち上がった。 10Gの世の中はなんでもすぐついて、便利だ。 ちなみに、50年前は若者言葉だった「ぴえん」やら「推し」やらは、全て爺婆臭いと言われるようになってしまった。 時代の流れは残酷だ。 「まじか。ボク、こんな画面にしたっけ」 その頃推していたアイドルがスマホ画面いっぱいにうつる。 懐かしい懐かしいと言いながら、電話アプリを開き、通話を押す。 すると、もちろんプルルルルとなるーと思いきや、先ほどのアイドルの歌が流れ出す。 『呼出中』と書かれた上には、『佐藤美緒』という名前が出ている。 「まさか、君と同じ癌になるなんてね…。あの1日は、人生で一番最高で最悪な日だった」 あの日、予告どうり、君は死んだ。 ただ一人、ボクに見守られながら。 君が逝ってしまう直前、ボクは、好きでした、と告げた。 君は満面の笑みで、私も。でも、遅かったね。もっといい人と結婚するんだよ、と告げた。 それが、50年前の、今日。 そして、50年後の、今日。 あの日の、予告どうり、ボクは死ぬのだろう。 ただ一人、天使の君に見守られながら。 『呼出中』と『佐藤美緒』が真っ暗な画面に切り替わり、プツッとスマホが切れる。 充電がなくなったのだ。 でも、ボクがそれを見ることはなかった。 「サヨナラ電話、かかってきたよ。一緒に、行こ」 彼女の声が聞こえて、ボクの体の臓器から細胞まで、全てが停止する。 心臓が、74年ぶりに停止する。 「うん。…サヨナラ」 名残惜しく、後ろを振り返った後、前を向いて美緒についていく。 微かに懐かしい彼女の香水の匂いを感じながら。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めまして! 夜桜です。 将来の夢は、仕事しつつ家事しつつ小説書くことです!よろしく(>人<;) さて、今回は切ない系の恋バナにチャレンジしてみました。 個人的に、切ない・泣ける話がめちゃ好きなのですが、書くほうの自信は約1%です! なので、ご意見・ご指導あればm(_ _)m 年下・タメ口大大歓迎でございます。 ただ、他の人が嫌がるようなことはおやめください。( T_T)\(^-^ )(ご指導は歓迎!) 感想待ってまーす! では、また。