短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
意味怖話。
僕の名前は,杉澤 薫(すぎさわ かおる)。 僕には可愛い恋人がいる。 名前は椙谷 美優(すぎたに みゆ)。だれにでも優しくて,美しい女性だ。 ある日,病院から電話があった。 病院の先生 『美優さんがトラックに引かれました。すぐに来て下さい。』 病院につくと,美優がベットによこたわっていた。 薫 「美優…。お医者さん!美優は!美優はどうなるんですか!」 病院の先生 「手はつくします。ですが,お約束はできません。」 翌日,また病院から連絡があり,美優が死んだとのことだった。 薫は急いで病院に向かった。 薫 「美優…。こんな軽い体になってしまって…。」 病院の先生 「薫さん,美優さんは早く火葬してしまって下さい。あまり長く引きずると心に毒ですよ。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 意味が分かった人はコメント欄に書いてみて!
感情のない少女
少女は、知りすぎてしまったが故に、感情をなくしてしまった、 幼い頃から本が好きで、読んでいた、 源氏物語を読んで、恋と、好きと、悲しみと、憎しみと、嬉しさを、知り、 また、枕草子を読み、誇りと、可愛いと、夢を知った、、 恋愛小説を読んで、ほろ苦さと、思いが、叶う瞬間を知った、 恋をして、でも嘘だと気がついて、悲しくて、それも嘘だと知っている、、、 嬉しいと思ったら、笑えばよくて、友達になって欲しければ微笑めばよくて、 悲しいと思ったら、うなだれて、それを知ったから、 もう知ることができなくなってしまった、 みんなは、感情を持っていて、私は、イレギュラーで、言葉として出すと、 自分の思っているもの、感情とは違う気がしていた、、、 自分の感情が、嘘だと気付くとき、少女は、涙を流し、そして、 分からないから、嘘をつく、みんなに一番喜んでもらえる、嘘をつく、 幼なじみの少年に、話した、少女は、少年の、顔を見て、 今、貴方に話していることも嘘かもしれない、友達でいてくれる? そう、分からないまま、少女は、言葉を、捻り出した、 先人は、自分の中で、一番しっくり来るものを 選んだのだろうが、少女は、その言葉では、合わなかった、少年は答えた、 「お前の、言葉が嘘だったとしても、俺は、お前を信じるよ。」 その一言で、少女は、温かい何かが、自分に、しみていくのが分かった、 でも、嘘かもしれない、この気持ちが、嘘だったとき、 心を、捨てた自分に、他に、何を捨てなけばならないのだろう、 少女は、また、嘘か、分からない、言葉を出す、 だが、信じてくれたから、まっしろな衣に身を包み、 少年、いや、男、の隣で、噓ではない言葉で誓う、 「一生、佑都を、愛します、」 と、言葉にし、不敵に微笑み、 佑都は、このセピュロ(第2の地球)で、分からなくてもいい、 信じると、言ってくれた、ただ一人の、人なのだから、 神 そして感情のない女は、男に、恋という感情を、教えてもらった、 初めて、書きました、回答お待ちしております、
ぼっちちゃんはモテる?
お久しぶりたぴおかです!(*^▽^*) 久しぶりに短編書きます! 「は、初めまして…えっと、田中ヒトハです…。シュミは漢字を眺めることで、あとは、特にないです…」 みんなの前で、自己紹介をする。声は震えていたけれど、届いた、と、思う。 六年生の二学期というタイミングでこの学校に転入してきた。 一晩中考えて必死に練習した自己紹介。結構おどおどだけど…。 チラリ、クラスのみんなを見て見る。 思わず「うっ」と声に出そうだった。 ―田中ヒトハ。十二歳。 初日の自己紹介、大失敗したみたいです…! そりゃ、まさかの漢字を眺めるシュミって。今思えばばかばかしいシュミだよね…。 もっと運動とか絵を描くこととかにすればよかった。 わたしの席は一番後ろの端っこ。目立たないし、イイ感じの席。 はぁ~、と盛大なため息をつく。 うちは転勤族だから、転校なんてなんともなかった。 転校するたびに、みんな机を取り囲んでたんだけど…。 今回、あのヤバヤバシュミ発言のせいで、だーれも集まってこない。 ベツに期待してた!ショック!ってワケじゃない。 初日にして、あの自己紹介はダメだったのか…! もっとかる~い感じで…シュミは絵を描くことにすればよかったな。 でも、もう後戻りはできない。ヒマで手遊びをしていると、「アンタのせいだからね!」という声が耳に飛び込んできた。 な、なんだ? 目をぱちぱちさせて、耳をすます。 「アンタのせいで、糸がほつれたっ!アンタがハサミ振り回してたからよっ」 おお、ハサミを振り回すとは。なんとも危ない女子がいるもんだ。 どうやら手作り中の人形の糸がほつれたらしい。 「うるっさいなぁ、ちょっと遊んでただけじゃん。もう一回縫い直せば?」 その発言に、相手は顔を真っ赤にさせて怒りをこらえているようだった。 あーあ、ケンカになる。すでにケンカになっているけれど。 普通にケンカはキライだ。 わたしは立ち上がって、糸のほつれた人形を取った。 「え…」 「糸とハリ、かして」 呆然としていたそのコは、あわててハリと糸をくれた。 糸をすぐにハリに通して、目にも追えない速さで縫っていく。 もともと、手芸は好きだった。 最後に玉止めをして、糸を切る。 「ほれ。できた」 人形を手渡す。とれないようにしっかり縫い直したから、多少は取れないと思うけど…。 「あと、ハサミ振り回してたキミ。危ないってこと、分かってる?」 「へっ?あぁ、ごめんなさい…ただの遊びで!」 「ハサミはときに武器となり、人を殺そうと思えば殺せる凶器だ。今後一切、しないように」 振り回すなんて、これから一切しないようにしてほしい。あと普通に危ない。 あ、自己紹介のときシュミを手芸にしたらよかったかもなぁ…。 そんなことを考えていると、「あのっ」という声が聞こえた。 「あ、ありがとう!か、カッコいい!あなたカッコいいね!えっと…ヒトハさんっ?話しかけづらいかなって思ってたけど、全然違うんだね!」 人形を持ってそう言った。わたしは目を丸くする。 「いや、ベツに…」 「ファンです!」 そのコがペコリと頭を下げた。 ……………………えっ。 この展開で…こんな展開になりますか? 「わたしにも手芸教えてください!」 決意をしたような顔をした彼女に、わたしはパチパチと瞬きを繰り返す。 「ベツにいいけど…ファンはやめな、ファンは」 「えー、なんでですか?」 「あと敬語もやめなさい」 「分かった!」 こうして、ぼっちちゃんに友達ができた。 ハサミ女子は、ハサミを振り回さなくなった。 でも、分かっていた。 どうせ、短い付き合いだって。
気になるあの子
僕の名前は高野莉斗(たかのりと)今日はクラス替えの日だ。「さーて僕のクラスは」 紙を見ると「2年1組」また、1組か 僕は新しいクラスに向かう。クラスメイトはあまり仲良くない人ばかりだ。すると 「あ」なんと、幼馴染の海星りのかが同じクラスだった。僕はりのかが好きだったので りのかのところえいった。そして「りのか、 同じクラスだね」と言った。りのかは「そうだね」と可愛らしい声で言った。お昼になら 食堂へ行くとりのかはポツンとしていた。 僕は真っ先にりのかのとこへ行き声をかけた 「いっしょに食べる?」りのかは顔をそらし、いや、隣に座るのは恥ずかしい」といった。僕はそうかと思いながら友だちと食べた 放課後家でいるとピンポーンとインターホンがなった。出るとりなかだった。「どうしたの?」と声をかけると「あの、私リト君のことすきなの。僕はびっくりした。だが僕はやさしい声で「僕もだよ」といった。りのかはにこっとしていたが少しはづかしそうだ。 授業中暇すぎて思いついた話しですw
美しい世界へ願う
人類が絶滅危惧種となった。 理由は簡単、天災と感染病だ。 人類は大きな厄災2つに襲われた。一つは氷河期。地球全体が氷に覆われ、辺り一面の銀世界に人間は順応できなかった。 二つ目は謎の感染症。全く発見されなかった未知のウイルスが人類を襲った。感染経路は不明。人間にしか感染しないらしく、生物実験なども滞った。結局人類は完全隔離でしか対抗できず、世界中が力を合わせ協力した結果、ウイルスは絶滅し世界人口はおよそ1000分の1となった。 それでも人類は復興を願い、懸命に戦っていたが、今度はまた謎の感染症が流行り、命に別状はないものの、ほとんどの人が生殖機能を失う事となった。 自分たちの代でヒトは絶滅するだろう現実に、世界は全て諦めてしまったようだ。 現在はテロも犯罪も起きず、平和で、ただ滅亡を待つ日常が続いていた。 「いやあ、相変わらず寒いな。」 隣にいたマキノが呟く。 「手を出しているからじゃないか?いい加減やめたらどうだ、何を残したって、人類にもう未来はないんだぜ。」 「ははは、そうかもな。でもこの氷河期を終えたあと、もう一度人類が誕生するかも知れないだろ?その時に生まれ変わった僕のもとにありとあらゆる便利な道具がないなんて耐えられないな。」 「お前だけだよ、そんな未来信じてんのは。」 「そりゃ光栄。いち早くこのメモを見つけ出すのはきっと僕だね。」 もうメモどころではない物量をマキノは書き残している。科学、数学、医学に歴史、人類が滅亡を確定されてから、こいつは人類の軌跡を書き残してきた。 元々小さな古本屋を営んでいて、情報を集めるのにはさほど困った様子は見せなかったが、専門的な知識となると別だろう。きっと、俺と出会う前から、たくさん情報を集める旅をしてたのだろう。 「まあ今日は終わりにしてもう寝ろよ。凍死したって来世は来ないぜ。」 「それは怖いな。寝るとしよう。」 そう言ってマキノは眠りについた。 翌朝、朝とも分からない暗さの中、寒さの中俺は起きた。 起きるといつも遅く起きるはずのマキノはいなくて、かわりにドアが開けっ放しだった。 急ぐようなことがあったのだろうか、と思い外へ出ると、すぐそこにはマキノがいた。 「おい、そんなとこで何してるんだよ。ドア開けっ放しだったぞ。」 「ごめん、見てたらぼーっとしてた。」 「見てたって、何を?」 「ほら、前見てよ。もう夜が明けそうだよ。」 言われるがままに前を向くと、ほんの少し顔をのぞかせた太陽が見えた。 そんな少しの顔から放った光は、まっすぐに伸びた地平線を一気に照らし、ほんの少し、俺たちの顔を火照らせた。 「久しぶりに見たな…きれいだ。」 「だろう?僕も久しぶりに見た。」 二人の間にしばらくの沈黙ができたが、居心地の悪くない沈黙だった。 「もうずっと、見てなかったな。自分じゃ分からなかったけど、余裕なかったんだろうな。」 「そうだな…諦めたから余裕ができるわけじゃないのかもな。」 「それもそうだけど、ほんとはみんな諦め切れないのかもな。」 「冗談言えよ、お前以外に諦めの悪い馬鹿いるか。」 「いいや、君も諦めの悪い馬鹿だ。」 言葉に詰まった。案外そうかも、と一瞬思っていたからだ。だがそんなことはあるはず無いと、頭をぶんぶん振った。 「俺は賢いからな、お前みたいな夢は見ねえ。」 「じゃあ賭けるか?人類の未来を。」 「結果の分からない賭けがあるか。」 「じゃあ勝負しよう。」 「なんの。」 マキノは背後を指さした。 「来世であのメモを早く見つけたもの勝ちだ。」 「…はは、その勝負乗ってやろう。」 目に希望の光を湛え、お互いに笑みを浮かべた。 「だけど俺ら以外が見つけたらどうするんだ?」 「その時は…僕らのどっちかが見つけたことにしよう。」 「前世の人が報われねえな。」 そう言ってひとしきり笑いあったあと、半分ほど顔を出した太陽の光をしばらく見つめた。 「さあて、飯の準備は手伝えよ。」 「僕は夜明けの星の手記を残すことで忙しい。」 「じゃあ雪でも食うことだな。」 悪態を付きながら朝食の準備を始める。 そんな時間でふと思った。 次生まれ変わる世も、この美しい地平線の世界だといいな、と。
クリスマスプレゼント
私は花本 沙織(はなもと さおり) 私は生まれつきの障害で感情っていうものが感じられないらしい。 (沙織はなにか考えたりすることは普通にできるが感情がないため普段ぼーっとしている) 「ウレシイ」っていうものも「カナシイ」っていうものもほかの人には感じられるみたいだけど私は感じられない。 感情がなくても自分だけ違ってカナシイとは思ったりもしない。 あったらどんな感じだろうとは思う。でも一生感情っていうものを感じられないままだろうな。 でも、赤ちゃんの頃からだから、もうなれた。 慣れてるし、感情がないから何とも思わない。 「それに、もうあたりまえだって、思ってる。」 そういう沙織の心の中はかなしくもうれしくもなかった。 本心、感情が欲しいなと思っていた。 そんな中のある年のクリスマス 「明日はクリスマスか。」 ということは今日はクリスマスイブだ。 「ウレシイ」とも何とも感じない。 沙織は、ただ単にぼーっとプレゼント何が来るのかなーと考えた。 べつにプレゼントは何でもいい。 来なくても、あー来なかったんだな と思って終了。 そんなことを考えながら、眠りについた。 朝 沙織は目が覚めた。 もう朝だ。 もうちょっと寝たかったけど、プレゼントは何かが気になって仕方がなかった。 沙織は寝ぼけて壁や机にぶつかりながらもプレゼントが置いてあるはずのリビングを見に行った。 なんとか寝ぼけながらもリビングについた。 クリスマスツリーの下を見る。 「えっ!?」 え・・・そんな・・・ないはずない! 沙織の視界にははっきりと、プレゼントが置かれていないクリスマスツリーが移った。 「プレゼント・・・欲しかったのに・・・いい子にしてたのに・・・」 沙織の顔には何本ものとうめいなすじが光った。 その後沙織は5分間くらいずっと泣いていた。 実は、本人は気づいていないが沙織はクリスマスプレゼントをもらっている。 おわかりいただけただろうか。 今年の沙織のクリスマスプレゼントは「感情」だった。 感情をもらったからこそ、沙織はプレゼントが置かれていないと思ったとき泣いた。 作 抹茶
恋の先生との恋物語
私は施設で育った. 私の名前は,浦添凛花(うらぞえ りんか)16歳 私に本当の親はいない. 小さい頃に暴力を受けて施設に引き取られた 今は養子にしてくれた浦添家で育っている 高校に入学して友達は沢山できた みんな恋してるのに私はできない. 「愛し方が分からないんだよなぁ」 恋はしてみたいと思う. 「りーんかぁ」 「なぁにぃー?」 クラスメイトの杉本壱信(すぎもと いっしん) かっこいいよなぁ 「今日さ放課後屋上こいよな」 「なんでよぉー,寒いじゃーん」 「ココアあげるから」 「!!行く」 なんだろ.いっしんが呼ぶなんて珍しいなぁ __放課後 「いっしん?」 「おぉ,来たんだ」 「さすがに来るよ」 「えーと,言いたいことがあってさ」 「ん?」 「好きです.付き合ってください」 「え…」 告られた…? 「あの私施設育ちだから好きとか分からない」 「いいよ.俺が教えてやる りんかの初めてを教えてやるから」 「…でも,いっしんに私は釣り合わないよ」 「俺はりんかが好きなんだって」 「じゃあ,お願いします」 __12年後 私は結婚した.夫の名前は 杉本壱信 私は杉本凛花 「ねぇいっしん!」 「なんだよ」 「いっしんが教えてくれて良かった!」 恋を知らない私に恋を教えてくれた恋の先生 壱信と凛花の恋物語はこれからも続きます
お人形
「愛してる」 照れながらそう言った彼。 きっと、本当に気づいていないのだろう。 彼が浮気していることを、私は知っている。 それも、ずっと前から。 でも、彼との関係性を変えるつもりはない。 だって、貴方は私の大切な「お人形」なんだから。 怖がらなくて良いよ。 私のシナリオ通りに、綺麗に動いてくれれば何もしないから。 私が目立てるように。そのためだけに、彼を利用している。 向こうだってきっと同じだろう。 何度も浮気して他の女と会って何が楽しいんだろうか。 大丈夫。だって、今日で終わりだもん。 何回もシミュレーションした。きっと上手くやれる。 「じゃあね」 私は彼にそう言って、その場を離れた。 何をしたか分かっていないみたいだったから、浮気の証拠をメールで送りつけてやった。 「別れよう」という文章と共に。 どうせすぐに他の人にも広まるだろう。 これで私は悲劇のヒロイン。 ありがとう、お人形になってくれて。 「哀していたよーーー」 雪が降り頻る街で、一人呟いた。
夢見るくらいがちょうどいい
好きだ。 絹糸のように柔らかくて、濡鴉のように黒い髪。琥珀をそのまま閉じ込めた瞳。桜の恩恵をたっぷりと受けたような唇。 光に当たるとすぐに消えてしまいそうなくらいに白い肌。なにより誰に対しても清らかなその心。私は全てを好きになった。私は女。あの子も女。でも関係ない。好きという気持ちを性別なんかで抑えられるわけがない。告白したい。この気持ちをあの子に思い切りぶつけたい。その瞳に私を映してほしい。頭の中に私の情報だけが流れてきてほしい。実際には目線をそらしてるかもしれないし早く帰りたいと思っているかもしれない。でも、恋なんて夢見るくらいがちょうどいいと思う。あの子は覚えていないと思うけど小学校の頃、男の子に虐められていた私を庇ってくれた。その頃からあの子を意識してたんだ。そう考えながら公園隣の歩道を歩く。ツツジ。ユリ。アジサイ。スイレン。綺麗に咲き誇ってる。そうだ。ただの告白では味気ないし花でもあげよう。小学校の頃育てたチューリップ。可愛いし花言葉も素敵だ。よし。これにしよう。そう思いながら花屋によってピンクのチューリップを買う。チューリップをしっかり持って家に帰る。次の日。学校に花をこっそり持ってきて告白することにした。気づくと鐘は鳴っていて野球部の大きな足音が響いていた。教室にあの子はまだいる。鞄に教科書を入れていた。今だ。今がいい。そう言ってつま先を扉のレールに入れる。「おーい!」低い声が耳に割り込む。あの子は見たこともないような顔で笑いカツカツと音を立ててかけていく。2人は笑い合う。男のほうがあの子の肩を抱いてあの子の鞄を手に取る。「やっぱ――か――いいね」男が声を掛ける。あの子は照れたように頬を染め、私に一礼する。気にせず男はあの子の肩を抱く。私を軽く一睨みする。廊下を歩いていく。その様子をボーっと眺めていた。違う。あの2人は友達なんだ。仲が良い。それだけだ。――――――――――ううん。あの子と男は付き合ってる。もう分かってる。でも、告白もできないなんて思わなかった。あんなに威嚇されちゃったらね。すごく勘がいいんだな。私は恋をしてた。してるんじゃない。してたんだ。〝夢見るくらいがちょうどいい〟と達観してる感じに言いながら告白できてる場面を夢見てた愚かな娘。それが私だ。階段側を向く。固く握りしめていたチューリップの花びらが1枚落ちる。――やっぱり 好きだなぁ…
私だって、愛されたかった。
私は七瀬 叶夢(ななせ かのん)。七瀬家の長女で、現在高校1年生!! 私にはある悩みがある。それは__ “愛されないこと”だ。 妹の萌(もえ)が生まれてから親から愛情を感じない。それどころか、虐待もされる。萌は勉強も運動も出来ないし、やろうとしない。教育のストレスを私で発散してるのだろうか。どうせ馬鹿な子ほど可愛いんでしょ?? 『やめて』なんて言うだけ無駄、また殴られるだけ。 そんな時________ 恋をした、、、 相手は部活の先輩。 姫野 愛真(ひめの えま)。 相手は同性だし、叶わない恋だ。 でも恋してしまったなら伝えなきゃね。 「愛真先輩、今お時間あります?」 『叶夢ちゃん!!どしたの?』 __私と先輩は空き教室に入った。 「先輩、気持ち悪いかもしれませんが、聞いてください。」 __あぁ~ッッ……引かれるかなぁ泣 「私、先輩が好きです。loveの方で。」 『そっか、気持ちは凄く嬉しいし、私も叶夢ちゃんが好きだよ。でもそれはlikeだから。叶夢の思いには応えられない、ごめんなさい。』 振られた…、か。やっぱりそうだよね… そうだ、振られて当然だ。私が愛されるなんて夢の中だけだ。 私は両親にも、恋をした相手にも愛されることが出来ない人間だから。
チャット(ホラーっぽいけど恋愛です)
私は杉野ヒマ。絶賛恋愛募集中の好きな人もいない,女子。陰キャでもなく,陽キャもちょっと違う人間。 最近,私はスマホをもらった。でも,うまく使いこなせてない。せいぜいチャットができるぐらい。チャットを交換したのは友達と,幼馴染の隆という男子。今日もまた,チャットアプリを開く。すると,珍しく隆からメールが来ていた。 「明日遊べる?」だって。ちょっと返信に困って友達に相談。 「なんか隆から明日遊ぼみたいの来たんだけど?」するとすぐに,「告られるんじゃなーい?言っとくけど,ヒマは結構モテてるよ」と送られてきた。そんなこと信じられなかった。だから, 「そんなの気のせいだよ,私はかわいくないでしょ!」と送った。そしたらまた「いいや,モテてるね,私の好きな結城君も,可愛いよな発言してたらしいし」確かに祐樹君,こっち見て意地悪そうにくすくすしてたかもしれない。まぁ,恋愛は興味ないんだよな。 ちょっと考えてから,隆にメール。 「いいけど」 「オッケー,雪桜んとこで待ち合わせな!」 「わかった」 「楽しみにしとけよ」 「何を?」 「教えてやらないぞ」 「あっそ」 そう送って私はチャットアプリを閉じる。妙にドキドキする。またまた友達に相談。 「それは,恋愛でーす」 一瞬,世界がひっくり返ったかと思った。 <後日,友達がチャットに書きまくった文章> 「隆,告って,ヒマと付き合ったらしい」
何も無い私と正反対なあの人と
私は美術部の2年生 中学に進学してからずっと美術部にいる…のに 何一ついい作品が作れない想像出来ない 『ゆっくり自分のペースで』なんてもう何回も自分の中で唱えた聞き飽きた それに比べて、と部長の翔(かける)を見る いつも周りに誰かいて、絵も上手で… 考えれば考えれるほどに…羨ましくて羨ましくて…憎い ―今日も残って絵を描かないと、次のコンクールに間に合うように 何回も線を描いて消して、キャンバスに手を伸ばしては俯いて ああ、今になってようやく分かった 私は、この美術の世界に似合ってないんだ もう筆は握らない 絵の具だらけの手を見て不快感を感じる 『これだけやってもお前はこの程度なんだろ?』と言われた気がする 「うお!?まーだ残ってたの」 教室の入口には翔がいた…なんで 「あー…筆がカバンに入ってて戻しにきたんだ、学校の筆だからな」 …いまは翔と私だけ、いい状況 「あのー、私…退部するね」 「え?なんでよ、いつも絵熱心に描いてたのにさ」 私の中の何かが切れた… 「そんなこと言ったって!私は駄目なんだ!どんなに頑張ったって!どんなに…どんなに努力してもこれっぽちも報われない…もう嫌なんだ…私と翔を比べるの」 翔は私が怒鳴ったのに驚いてたけどすぐにいつもの表情になった それを見てまたイラッとする 翔が2つのキャンバスを持ってきた 絵で埋め尽くされたキャンバスとまっさらなキャンバス 「お前からみた俺は絵が描かれたキャンバスでお前からみた自分がまっさらなキャンバスなんだろ?」 「…そうだけど、それがなに」 「どっちのが凄いと思う?」 「決まってる、絵が描かれてる方…翔のが凄いよ、誰でもそう言う」 「じゃあよ、どっちのほうが絵を描くスペースがある」 「それは…まっさらな方」 「だろ?確かに俺は、お前から見たら凄いんだろうけど…俺はお前が羨ましかったんだ」 「…え?」 「何も無い?違う…可能性が無限大なんだ」 「俺は…自分の可能性に限界を感じてた…絵も描くのが苦しくなってた…周りの期待が重くてな」 翔がそんな事思ってるなんて… 「けど、お前はいつも熱心に絵を描いてた…何度も何度も…それが出来るお前が羨ましくて羨ましくて…憎かった」 ―この言葉に何故か親近感を感じたのは多分気の所為では無い 「こんなくだらない事いってるけど…そのくらいにお前には美術部にいて欲しいんだ…頼むよ」 私の中の何かが弾けた 淀んで見えてた教室が…空が…輝いてた …こんなに、誰かの声が透き通って聞こえるなんて知らなかった …こんなに、誰かに期待されてるなんて思っても見なかった 今までの苦しさがよぎって消えた 絵の具だらけの手が美しく見えた 世界が変わった もう一度…絵を描いてみたい…きっと凄い絵を描いてみせる 「ありがとう、翔…私まだ…頑張ってみるよ」 …涙が止まらない 「わーあ、泣くな泣くな、俺が泣かせたみたいじゃんかよ」 声は焦ってるけど表情は柔らかかった 胸の鼓動がいつもよりうるさい 翔が側にいるならどんな絵だって描ける気さえした 黄昏時の教室で二人で過ごした、私には眩しすぎる思い出
君との運命
「小泉湊(こずみみなと)さんが1週間後、転校するそうです。」 私は先生の言葉に動けなくなった。 私は小川和(おがわなごみ)。湊くんが好きだけど、 (嘘ぉ。こんなこと、ある?) ショックだった。湊くんにどこへ行くのか聞くと、 「茨城県の水戸市。」 (え?聞き間違い?だよね。大阪だもん。) とぼとぼ家へ帰るとお父さんがいた。 「あれ?早いね。どうしたの?」 「実は引っ越しするんだ。茨城の水戸へね。遠いけど仕事の関係だから仕方ない。」 もう夢のように感じた。 (や、やったぁ?) 引っ越しの日も湊くんと同じで、マンションまで同じだった。 「和!?なんで同じなんだ?」 「わからないよ!仕事違うのに…」 「ねぇ、あの、僕君のことすか好きなんだ。」 「わ、私もぉ!」 「転校生がなんと2人います!どうぞ。」 「私たちは、付き合っています!」 :あとがき: こんにちは! これからもたくさん描いて頑張ります! コメント嬉しいです!アドバイスでもいいので! バイバーイ!
馬鹿だね
理科準備室。 そこは数年前に殺人事件があった為、生徒はもちろん、先生さえ出入りを禁止されている。 誰も知らない。 いや、知ろうとしていない。 木材でできた床にはまだ血痕が残っている。 一つの瓶。 中には一つ心臓が入っている。 その心臓を見て私はいつも、馬鹿だねと呟く。 誰も知ろうとしない。 誰も知ろうとしないから犯人は捕まらない。 あぁ、やっぱり世間は馬鹿だね。
忘れられない日~父への作文~
僕は、小学6年生だ。いじめられっ子で、よくあたまをたたかれたり、殴ってきたり、そして、暴言を吐かれて毎日が苦しかった。友達も、同じくいじめられていたため、だれも助けてくれなかった。 来週の金曜日は、参観日だ。だから、みんなの親が見に来る。 ある日の一時間目、国語だった。先生は言った 「来週は、参観日です。皆さん、父のことについて、書きましょう。6年生のため、先生は、確認しません。みんなの前でも発表できる、恥の書かない作文を書いてください。休み時間にも書いてもいいです。でも、作品を見る楽しみをなくさないように、作文を書いているときにほかの人を見ないでください。作文は、来週までに書き終わってください。さぁ、書き始めてください。」 僕は、作文を書き始めた。しかし、父のことは書けなかった。だから、少ししか書けなかった。途中で休憩の時に、作文を隠して水稲のお茶を飲んだ。飲んでいるときに、いつも通り僕は、頭をたたかれた。 いよいよ当日。母が見に来た。いじめっ子が、 「何でばばぁが来るん?普通父が来るでしょ。」 僕は少し恥ずかしかった。でも、それはしょうがないことだった。そして、作文発表が始まった。僕は来ないようにとずっと願った。ま でも、その願いは、叶わない。 「〇〇さん」「はい...」 「僕の父はいません。交通事故でぼくが2歳の時に、交通事故で亡くなったからです。何も知りません。父の顔すら知りません。写真を見てもわかりません。終わります。」 それぐらいしか書けなかった。これでもっといじめられそう。助けを求めるように、先生の顔を見た。ハンカチで涙を拭いていた。周りの友達や、親、そして、いじめっ子も泣いていた。 「○○さん」「はい」「父がいない子がいることを忘れていたからこのような作文になってしまったのですよね。ごめんなさい」 すごく申し訳なさそうに言っていた。その後、いじめっ子がいじめてこなくなった。不思議すぎた。 この小説は、フィクションです。
人魚の生活
〈想像の話です。〉 私は、浜野夏海(はまのなつみ)。海の国に住む人魚。 夏海の生活、見てみますか? ************************ 「う~ん。」 窓からさす太陽の光で目がさめる。 おしりくらいまである髪をくしでとかす。 水色とエメラルドグリーンの尾びれは、太陽の光できらめいている。 今日はどんな髪型にしよう?そうだなぁ、ハーフアップにしようっと。 尾びれの色と一緒の毛布を整え、部屋を出る。 ママとパパがいる王と王妃の間まで来ると、もう朝ごはんは用意されていた。ホタテとワカメのサラダ、すりつぶした真珠のスープ、ナマコまるごと1個。私の大好物はホタテとワカメのサラダ、もちもち砂*で作ったご飯。 〈*もちもちした砂のこと。〉 人魚の朝ごはんの定番はこれ! ─────朝ごはんを食べ終わり、部屋で好きなことをする。 昼ごはんの時間。 やった~、ラーメン!! ワカメたっぷり、海の国のもちもち砂で作った麺。 ─────昼ごはんを食べ終わり、ちょっと昼寝。 夜ごはんの時間。 もちもち砂で作ったハンバーグに、シャキシャキ砂*で作ったポテトサラダ、すりつぶした真珠とワカメのスープ。 〈*シャキシャキした砂のこと。〉 ─────夜ごはんを食べ終わり、30分読書して、お風呂にはいる。 私はお風呂にはいって、体を拭き、ドライヤーをかけて、歯磨きして、10分読書して、眠る。 ママとパパにおやすみを言い、アザラシのぬいぐるみと一緒に布団にはいる。 ************************** これが私の生活。 けっこう普通じゃなかった? あなたもこの生活をすれば、人魚の心になるかもね。 ***おまけ・海の国の特産品*** ☆ワカメ ☆もちもち砂、シャキシャキ砂 ☆真珠 ☆ホタテ ☆ナマコ …など。 ***************** 海の国ではワカメがとてもとれるから、三食全部ワカメを入れるの。一時期、ワカメがとれすぎて、ワカメご飯、ワカメスープ、ワカメだけサラダ、みたいなことになったことがあるわ。 ちなみに海の国のワカメはミネラルがとっても豊富よ。 じゃあ、ここで終わろうかしら。さようなら~。
頑張ろう
「はぁ、疲れた。」 私は今日も頑張った、、、はず。水筒の水を一口飲むと、街灯が消えて静けさに包まれたテニスコートが見えた。 中学1年生になった春、私はソフトテニス部に入部した。先輩や友達、周りの人は全員優しくて、毎日がとても充実していた。 そんなある日、 「こんにちは。今日からここの顧問になります。庄司です。」 新しい顧問の先生が来た。庄司先生は、「ああだからだめなんだ」「こうだからだめなんだ」と、毎日文句ばかりだった。おまけに私の通っているテニスチームのコーチにもなり、毎日ほめ言葉もなく、文句だけを永遠といわれる日々が続いた。 段々とストレスや疲労がたまっていくのを感じた。誰にも相談出来ず、周りには明るく振る舞って我慢していた。 そんな毎日が続いて、今に至る。最近全然笑えていない。いつも笑っているまわりがうらやましい。疲れたし、退部しちゃおうかな、、、。でも、なんか悔しい。まだあきらめたくない。そう思った時ちょうどつけていたテレビから、 「頑張れ!戦う中学生!」 という声が聞こえた。 よし、もう頑張るしかない。そんな気がした。 鏡を見ると、私の顔は満面の笑みに包まれていた。
粉雪【短編小説】
粉雪のよう真っ白でさらさらしていて溶けそうなぐらい綺麗で美しい肌。そんな君が 好きだよ。 冬になりこの辺の地域は雪が降る。小さい粒が降る時もあれば吹雪にだってなる。今年は粉雪だ。「寒ーい!」「今年は何雪かな」「吹雪でも俺は半袖半ズボンになる!」「そこ張り切るところ?」 トコトコ「!おはよう」「…おはようニコ」「!ドキッ」「?」「あっおはよう」「?おはよう…」 なんか変な気持ちになったのって俺だけ…? 「七宮って肌白いよな」「わかるー!」「さらさらしているもんね」「そう?別に普通だと思うけど」「…今年は粉雪だって天気予報の人が言ってたよ」「まじか!」「今年はじゃそんなに大変じゃないね」 その時歩いていた七宮が転びそうになった。受け止めたのは俺だった。「ナイスゥ!」「大丈夫!?二人とも」「ごめんね」「いやっ!全然!七宮が無事でよかった!」 七宮の肌さらさらしていたな。それから俺は七宮の顔が気になりすぎて先生に「上川大丈夫か」と心配されてしまった。ある日俺は七宮にあることを聞いた。「七宮…」「?何」「ほっぺた触っていい?」「ん?別にいいけど…」ピト「…さらさらしている…」「……………」「……………」「んもういい?」「いいよ悪いな」「なんで触ってきたの?」「みんながさらさらしているって言うからほんとかなーって」「でさらさらしていた」「そう言うこと」 「なぁ俺好きだよ」「?誰が」「七宮のこと」「///!?」「肌白くて粉雪のように」「嘘… 私も上川くんのことが好きだよ//」「ハハッ両思いか!」「っ//うん!」 こうして俺たちは付き合うことになった。 俺は好きだよ。粉雪のように真っ白でさらさらしていて溶けそうなぐらいで綺麗で美しい肌。そんな君がまさか俺の彼女になるなんて。こんな幸せこれ以上にあるのだろうか? 夜奈です♪粉雪一回は触ってみたいなー!バイバイー!