短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:7

告白

私はある男の子のことが好きだった。 もうすぐ私は小学校を卒業。 早く告白したい! あ、あの、 ん、なに? 私はあなたがすき、すき焼きが好きなの? 好きだけど、何の話? 時はどんどん過ぎて行く。 卒業式が終わったあと ごめんね。今から屋上これる? 大丈夫だよ。 私はあなたのことが、、好きです。 俺もだよ。 ちなみに私は彼氏います。 ちょうラブラブです! 初めてだし、時間がなくぱぱっと書いたのであまり感動やキュンキュンがないかも知れませんがアドバイスやコメントなどくれると嬉しいです!

短編小説みんなの答え:7

死者との電話

僕の街ではこんな噂がある 『丑三つ時にある公園の公衆電話に死んだ人の電話番号を打つと会話ができる』 ただし、命と引き換えに 「そんなバカな」と普通の人なら言うかもしれない けど、僕は信じてる 今日僕はその公園で電話をするつもりだ 相手はお姉ちゃん 事故で死んじゃった 事故の内容は転落 川にかかる橋の横の錆びた棒を渡ろうとして落ちた お姉ちゃんがそんな危険な所を通ろうとしたのは僕がそこを通ってその先の崖で死のうとしたから 目の前でお姉ちゃんは落ちていった ―お姉ちゃんはきっと僕を恨んでいるだろうから 僕は電話でお姉ちゃんに謝って結果がどうだろうと死ぬつもり 現実に裏切られ続けて慣れてしまった 生きている価値が無いんだ 公衆電話を見つけた 早速、受話器を取ってお金を入れた 電話番号を打つ手が震える 「プルルルルル…プルルルルル」 ―ガチャンッ 「…もしもし」 …本当に、繋がった 紛れもなく、お姉ちゃんの声だった 「…お姉ちゃん、あのね僕…謝りに来たんだ、僕のせいで死んで、なりたかった獣医にもなれなくなって…全部僕が奪って…恨んでるでしょ?だから謝って、殺されにきたんだ」 …返事は無い、だけどお姉ちゃんと電話は繋がった、噂通りならこのまま死ねるはず 「―許さない」 「…お姉ちゃん?」 「―許さないわよ…勝手に死ぬなんて、絶対許さない!」 突風に突き飛ばされて公衆電話から追い出された 背中を抑えながら公衆電話に目を向ける ―ガチャンッ そこには…公衆電話のボックスの中にはお姉ちゃんがいた ぶら下がった受話器を電話の横にかけ直した後にこっちを見た 笑ってくれた …口が動いてる、けど声が聞こえない…なんて言ってるんだろう し…ぬ…こ… 『死ぬことに余生を費やすな、お姉ちゃんが心配するでしょうが』 「――!」 お姉ちゃんらしい言葉で泣いてしまった 涙がこぼれる度にお姉ちゃんとの思い出が浮かんできて余計に悲しくなる だけど、お姉ちゃんの言葉を聞いてから前向きになれた気がする もう、大丈夫 次の日、お姉ちゃんのお墓参りに来た 線香とお花を添える お姉ちゃんのお墓に手を合わせる 「行ってきます、お姉ちゃん」 去っていく男の子を見送る様に、線香の煙が揺れた

短編小説みんなの答え:3

嘘の愛と本気になっちゃった愛。

朝日の入る部屋に、一人の女性が立っていた。 女性の名前は谷澤知穂(たにざわちほ)。 メイクも服装もバッチリ、髪も大丈夫。 「行ってきまぁす」 一人暮らしのマンションの中に、声が響いた。 かつかつとヒールを響かせ、歩いてスーパーに入る。 スーパーの業務員用の部屋に行くと、 「おっはよー。てか、今日も決まってるじゃん」 同僚の千夏(ちなつ)がいた。 「別に待ってなくていいのに。見つかったらどうするの?」 「大丈夫だって。ほら行こ」 千夏は少々ざっくりしている性格である。 掃除用具入れの前に立った。 本来掃除用具が入れてあるのだが、中は… 「ちょっとコピー2はどこ?」「知らねー」「誰か赤ペンかしてよ」 和気あいあいとした職場が広がっていた。 ここは、秘密の職場だ。 「千夏、まずはボスのところに行こーか」 更に奥に進み、暗証番号を入力。ドアを開けた。 「おはようございます」 「おはよう」 中にはおじいさんがいて、忙しくパソコンのキーボードをカチャカチャ打っていた。 「今日は君たちの任務日か。今日は知穂に連絡がある」 「なんでしょう」 ここは、秘密で世界をよくする仕事、すなわちスパイの職場なのだ。 「今日からある男性と恋人になり、男性の親に接近して親の会社の内情をしるように」 「…はぁ??」 勝手にも程がある。 「いろいろ考えてモテやすそうなのはキミなんだよ」 「…御意」 「よろしい、下がってくれ。今日はショッピングモールキムラで買い物だ、行ってくれ」 ドアを閉め、千夏を見るが、 「しーらない。頑張れ頑張れっ」 千夏は座って、パソコンに向かった。 「はぁ。なんでこうなっちゃうんだー…」 知穂はため息をついた。 机には「一時にショッピングモールキムラで買い物」と書かれたメモと、洒落た服が置いてあった。 「あーあ。」 ・・・・・ 「こんにちは!」 できるだけの笑顔をして近づいた。 「キミが知穂さん!今日からよろしくお願いします!」 キラキラした笑顔の男性がいた。 「あなたが田村健さんですね!」 「そうです。あなたは知穂さんですよね」 「そうですよ。いきましょうか」 まぁ、順調だ。ボスからは”こちらが連絡し、同級生という設定で告白した”と言われた。 お金はボスからもらったし、悪い仕事ではないが… 好きでもない人とデートの真似事はキツイものである。 そのあとは買い物をし、ソフトクリームを食べた。 「そろそろ夕方ですし、帰りましょうか」 早く別れたい知穂は話を切り出した。 「えぇ、もうですか。楽しかったです」 「こちらこそ」 頭をさげ、上げると、 ちゅっ 「!?」 「君は綺麗だなぁ。それじゃあ」 田中さんは帰っていった。 いきなりキスかよ、と顔を真っ赤にして見送った知穂だった。 ・・・・・ そのあと何回かデートをくりかえし、親の会社のデータを集めた。 散々キスをされ、ハグされたが、なぜか嫌ではなかった。 心地いいと思ってしまう。 「そろそろ情報がたくさん手に入った。感謝する」 「ええ」 「別れを切り出すことも可能だ」 「え」 知穂は一瞬良いですと言おうとした。でも目を伏せ、 「いえ、大丈夫です」 と言った。 だが、 「こちらとしては別れてもらうと嬉しいんだが。情報が漏れる」 「…」 胸の中が嫌だと言っていた。 仕事のため、やむを得ないけど…嫌だ、別れたくない。 それがたとえ、仕事のための恋愛だとしても。 「なら、」 「なんだ」 「なら辞めます。恋愛のためにやめますっ」 部屋を出て職場を走った。荷物をもって職場をでて、走った。 せっかくの仕事は失ったけど、胸の中はスッキリとしていた。

短編小説みんなの答え:1

正常性バイアス

私は今日、友達と遊ぶ予定があるから朝からいろいろ準備した。今日の朝のニュースはなんだか騒がしい気がする。とりあえず、集合場所の駅に着いた。私の友達の紗耶ちゃんが、「遅いよー!早く行かないと売り切れちゃう!」と言った。 私が「大丈夫だってー、そんなにたくさん買う人いないでしょー」と言うと、彼女は少し落ち着いた。  そこから、目的のお店まで歩いていた。 「知ってた?2組の田中さん彼氏できたんだってー」と彼女が言った。私が「えー、みんな彼氏いていいなー」と言うと「わたしたち絶対できないよねーw」とふざけた感じで言った。するといきなり「あ!ていうかさ!知ってる?人間って、地震とか津波が来たら、怖すぎて動けなくなるんだって!」と言ってきた。私は「はぁ?なる訳ないじゃん。地震起きたら、すぐ避難するし。」と言うと、 彼女が「本当だから!逆に危機感とかなくなるんだって、そういうの『正常性バイアス』って言うんだよ」とすごい必死に説明してくるので、「はいはい、てかこの街ほんとゴミとか多いよねー。なんか中途半端に壊れてる建物多いし。」と適当に返事しつつ、話を変えた。こうすると大体、さやちゃんは気付かない。さやちゃんは、「わかるー、全部ちゃんと壊せばいいのに、なんで壊さないんだろ」と言った。  「早くにげろー!!津波がくるぞー!」 誰かがとてつもなく大きな声で叫んだ。  目の前から、巨大な水によって流されてくる家や車。やっと気付いた。        私達は、正常性バイアスにかかっていたことを。 朝のニュースは、ちゃんと教えてくれていたのに。 ----おわり---- 初投稿です!読んでくれたら嬉しいです あと主人公の名前はれいさです

短編小説みんなの答え:3

痛がり

ころんだ 泣いた 壁にぶつかった 痛くて痛くて 泣いた 「そんなことで泣くな」と 笑われたり、怒られたり・・・ 「ああ痛い痛い・・・」 私はとっても痛がり 勝手に人と比べて 自分はなんて・・・ 大したことないことで 泣いているんだろう 隣の席の子の 大きい傷を見た ああかわいそう 私も・・・ 「痛いな・・・ねえ痛い」 小さい傷と痕たくさん抱えて生きている 誰にも気づかれないような・・・ ああ苦しい・・疲れた・・・辛いな・・・ 唱えて唱えて 「やみ」増幅させてるだけ それがなんか自分の存在証明みたいで なんか嫌だけど 「ああ痛い・・・」 誰かが・・・きっと そう期待してしまって でもそうはいかなくて 「ああ・・・痛いよ・・・」 今日も泣く とってもとっても痛がり こんにちは 語彙力なさすぎてすみません。まさに今の自分の思いをとりま全部書いたんで変なことになってるかもしれません。 アドバイスあればお願いします。

短編小説みんなの答え:1

入学式

桜が満開の新しい通学路。今日は中学校の入学式。 私の名前は涼宮 葵(すずみや あおい)! どこにでもいる中学1年生! ハラハラと舞う桜の花びらを横目に登校しながら、 ある人の後ろ姿を見つけて「あっ!」と小さく声を上げた。 彼の名前は時雨 湊(しぐれ みなと)くん。 私の初恋の人。 声、かけてみようかな…!今1人みたいだし。 私は勇気を振り絞って声をかけた。 「みっ…湊くん!」 くるっと振り返ったその顔はいつものクシャッっと笑った笑顔だった。 「葵ちゃん!おはよう!」 「おはようっ!朝から、湊くんに会えて嬉しいな! 桜、綺麗だね!」 「!?っそ、そうだね…!」 なんだろう…今日の湊くんいつもと違う。 すっごく顔が赤いしなんかテンパってる…? 「湊くん、顔赤いよ?大丈夫?もしかして、体調悪い…?」 するとさらに真っ赤になった。 「……っ!大丈夫!」 「全然大丈夫そうじゃないんだけど!本当に大丈夫!?学校まで、私につかまっていいよ!」 「じゃぁ…」 ギュッ。 えっええええええ!?!? 手を握られちゃったんだけど!? 「オレの顔が赤いのは葵ちゃんのせいだよ」 ぐいっと手を引っ張られて、湊くんに耳元でそう囁かれた。 その瞬間ボンッと顔が爆発した。 「そういう葵ちゃんこそ顔赤いけど大丈夫ー?」 いつもとは違う、いたずらっ子みたいな笑顔で至近距離で見つめられると耐えられない…! 「みっ…湊くんのせいじゃん…!!」 思わず顔を両手で覆おうとしたけれど、片手は湊くんに握られている。 せめて片手だけでも…!と思い、握られていない方の手で顔を覆おうとしたら その手も湊くんにギュッと握られてしまった。 「可愛いから顔、隠さないで?」 「ーーーっ!からかわないでよーー!!」 恥ずかしくなって私はフイと横を向いた。 すると私の両手からスッと湊くんの手が離れた。 次の瞬間、湊くんに顔を両手で挟まれて顔の向きを戻されてしまった。 そしてそのまま、真剣な眼差しでこう言われた。 「からかってなんかないよ?………あのさ、オレ、葵ちゃんのことが好き。」 「わっ…私も、湊くんのことが好き…!」 ガバッ。そう言った瞬間私は抱きしめられていた。 「嬉しい…!葵、大好き!」 いきなり呼び捨て…!? 「私も大好きだよ。みっ……湊!」 フワリと体が離れて目が合い、2人でフフッと笑う。 「葵、行こう?」 サッと手を私の前に差し出した湊。 「うん!」 今日は私たちの中学校の入学式。 でも入学したのは中学校だけじゃない。 だって今日から私と湊は恋人1年生なんだから。

短編小説みんなの答え:2

紛れもなく君が好き。_________

こんちゃー!まこりんダヨ~∩^ω^∩ペショ. 短編小説は初投稿なので、おかしくなってたら、すいませんっ! 私,小6の山路茉子(やまじまこ)。私には,ずーっと好きな人がいる。 それは…原桜太郎(はらおうたろう)。優しくて,頭が良くて,誰にでも頑張れる……そんな君が好き。 でも,私になんか叶うわけがない。 だって!学年1モテるんだもん。私になんか……。 ある日のことだった。 私は、給食が食べ終わり,本を読んでいた。 すると、君から話しかけられた。 「ねー、茉子昼休み時間ある?」 ドキッ!心臓が高鳴った。 「う、うん。あるけどどうかしたの?」 「いや、音楽室に来てくれる?」 「うん,わかった。」 何だろう…。?疑問で仕方なかった。 『昼休み』 「お待たせ~!」 そこには,大好きな君がいた。 「で、話って何~?」 「………………………。」 「な~に?」 「俺、茉子のことがずっと前から好きでした。こんな俺でいいなら,付き合ってください!」 え、、?一瞬時が止まったかのように……静止してしまった。 す、す、すき?わ,私のことを?? 「それ,ほんと?」 「うん!」 「私も、好き!!」 思いのままに伝えた。 「ほんと!?」 「うん!」 「じゃあ、はい!」 こうして,付き合えた。信じられない……今でも。 でも,毎日,君と話せて幸せだ。 そして,気づいた。 私は、紛れもなく君が好きだ。___________ どうでしたか!?! 短編小説は初投稿だったので,心配ですシンパイ. バイチャー!

短編小説みんなの答え:7

夜、二度と会えないはずの君に、会った。

私の唇に、彼の唇が重なった。 私が顔を赤くしてると、彼はにっこり笑った。 「そういう恥ずかしがってるところも、結衣の可愛いところだよね」 結衣(ゆい)っていうのは私のこと。 彼は付き合ってから、毎日必ず「可愛い」って私に言う。 嬉しいけど、やっぱりめちゃくちゃ恥ずかしい。 付き合い始めて1年だけど、まだこの「可愛い」には慣れない。 深夜0時。 誰もいない公園のベンチに座っている私と彼。 昼間は春風が気持ちいいけど、夜は少し肌寒いな。 そう思ってたら、彼が私をそっと抱きしめた。 平均より小柄な私と、上背があってしっかりとしている彼のおかげで、 私は彼にすっぽりと埋まってしまう状態だ。 彼の胸に顔をうずめると、トクン、トクンと彼の鼓動が速く動いているのが分かった。 (いつも普通にやってる事なのに、案外緊張してるんだ‥‥) そう気づくと、自分の心臓もバクバク鳴った。 ふと、私が彼の顔を見ると、 彼も私の顔を見た。 数秒間、見つめ合う時間が続く。 しばらくして、彼がニコッと笑って、私の髪を撫でた。 「‥‥大好き」 私がぽつりとつぶやくと、彼の私を撫でる手が止まった。 「‥‥僕も」 彼の恥ずかしそうな声。 ――――その瞬間。 ピピピピ‥‥目覚まし時計の音。 「絢斗(あやと)くん‥‥」 夢から現実世界に引き戻された私は、彼‥‥絢斗くんの名を呟いていた。 亡き彼の名を。

短編小説みんなの答え:4

養子【意味が分かると怖い話】

私は界。 私は養護施設から一人男の子を引き取った。 でもその男の子はなぜか喋らない。 ある日男の子と一緒に公園で遊んでいると、 突然ベンチに座っている青年を指差して、 「ビリビリ」 と言った。 初めて喋ったが、 どういう意味か分からなかった。 翌日は嵐だった。 男の子は心配そうに窓の外を見ていたら雷が落ちた。 ちょうどつけてたテレビから、 『速報です。 20代の男性が雷に打たれました。 心肺停止状態です。』 と放送した。 1週間後一緒に水族館へ行くため電車に乗っていると、 男の子が隣に座っている女性に向かって、 「ブス」 と言った。 女性は顔を赤くした。 「やめなさい」 怒っても、 「ブス!ブス!!ブスッ!!!」 と何かを訴えている感じで言った。 「ご、ごめんなさい!」 私は男の子を抱いて電車を降りた。 その夜、ニュースで、 『○○県○○市の50代女性が殺害されました。 刃物で刺されました。』 番組にその女性の顔写真が写った。 その女性は電車で男の子が〈ブス〉と言われた女性だ。 私はちょっと鳥肌が立った。 明日男の子が幼稚園に行っている間、職場体験で海へ行くのだ。 その準備をしていたら突然、 「ブクブク」 青ざめながら私に言った。 どうしたのか分からない。 「ブクブク!!ブクブクゥ!!」 ついに泣いてしまって私に抱き着き男の子は言った。 「ママ!海に行っちゃだめ!!」

短編小説みんなの答え:1

めいどからの便り

_____ 嗚呼、どうも久し振りです。 ちゃんと読めているでしょうか? どうも筆が乗らず、今更の便りになりました。そちらでは「桜」が咲いているそうですね。 さて前置きが長くなりましたが、新しいメイド達はちゃんと仕事が出来ているのでしょうか?貴方はかなり大雑把なところもあるので私とて心配です。 貴方は私の帰りを待っているでしょうが、諦めてくださいな。ちゃんと自分で出来る様になってくださいね。 こちらには貴方の知人も居ます。例えば貴方の親友だった子とか……。 まぁ、私が居なくても元気にしてくださいね。 _________ 私は姉さんの便りを待っている。 古ぼけた赤いポストの前で、桜の花弁に埋もれながら。 私の家はここらでも有名な家系でそれなりに裕福だった。誰にでも優しく聡明な父にしっかりしていてお人好しな母。 両親はこの地域の人からも、家のメイドさん達からも慕われていた。 そんな二人の間に生まれたのが私の姉。母似の白髪に父譲りの紫色の瞳。それから性格だって優しくて聡明でしっかり者。いいとこ取りな皆の天使だった。 それなのに私は姉と違うボサボサの銀髪に赤色の瞳。不器用で頑固で意地っ張りで負けず嫌いで諦めが悪い。 父や母、姉から向けられる愛情だって真っ直ぐ受け止めきれず、どんどん歪ませて結局傷つく。自業自得なのに勝手に環境や周りの人ばかりを憎む。 私の家の当主の決め方は特殊で、一番下の子が7歳になった時に 子供一人一人が桜の木を一つ植えて育てる。 そして下の子が13歳になった時に一番長く咲いていた桜の木を植えた子が当主。 というなんとも不思議な決め方。 姉が植えた桜の木は立派で綺麗に咲いた。 対して私の木はちっぽけで弱くてなんだが不恰好に咲いた。 ____ だが 一番長く咲いたのは私の桜だった。姉よりも長く。それからは散々だった。街の人からはそりゃ勿論、不正したのなんの言われ、姉が可哀想と怒鳴られた。 姉は何を思ったか私直属のメイドになってしまったし、私は当主がどうとかもうわからなくなった。 ________ 私が15の時、姉は争いに駆り出されることになった。正直、嬉しかった。だってもう比べられることが暫くないのだから。 それから4年経っても戦争は続いている。 東の方の国と争いをしているから、今頃姉は本部の近くの医療班に居るはずだ。 それから私は大嫌いな姉の手紙を毎日待っている。あくまでもあの人の便りを、ずっとずっと、前より少しは立派になった姉妹で植えた桜の木に埋もれて。 _______ あの人から手紙が来た。 嗚呼、何4年も待たせてるんだなんて思ってしまって。 内容はなんとも姉らしくて、自分がいなくても元気で居ろとか。 少し苦笑した。 2週間後くらいに二通目が届いた。 それは目を見張るものだったけれど、やっぱり姉は帰ってこないのだなと痛感させられた。 ________ えぇ、これが二通目ですかね。 此間の便りは随分と時間をかけたのでこれはすぐ届けられるようにと書いています。 まず、しっかり当主として父さんと母さんが残した家を守ること。 そして、元気でいてくださいね。本当に。 争いに行くとなって駅まで貴方が一緒に来てくれて、いよいよ乗り込むとなった時に貴方が “ レアル姉さん ” って もう4年ぶりくらいに言ってくれた時は嬉しかったなぁ……。 今もこうして貴方に届くことを願っているけれど、実際のところめいどからの便りなんて気味が悪いでしょう。 それでも私は貴方が、貴方が幸せならいいんですよ。 ______ 実は冥土の者も生前一番大切に思っていた人に便りを二通だけ送ることができるそうだ。 実際、僕の知人のライラさんも亡くなったお姉さんから手紙が届いたそう。 「えぇ、大嫌いな姉さんからですよ。手紙にメイドからの手紙なんて気味が悪いでしょ、とか書いてあってその通りだよ莫迦、なんて苦笑してしまいましたね。本当に大嫌いでしたから。」 そう言いながら苦笑いをしている彼女はどうにも、寂しそうに、一つの桜を支えるようにして生えている桜の木を見つめているものですから、不思議で堪りませんでした。 ____ 作者です。めいどは冥土とメイドを掛けています。是非感想や考察お願いします。それと駄作ですみません。

短編小説みんなの答え:4

変身の理

僕は真田(さなだ)。名前とは逆で弱虫。 ある日突然、仲良くもない子が話しかけて来た。 …どうせまたからかいにきたんだろ… そう思っていた瞬間、彼女は化け物と化した。教室内の親友が喰われた。彼女の体は切り裂かれ、肉片だけになった。急な怪奇に驚き、上の空になった僕を見て、何も知らないクラスメイトが教室に入ってきて、僕をありったけ責めた。僕は自分が親友を殺したと勝手に思い込み、窓から池に入水自殺しようとした。でも、そんな僕を引き上げているやつがいるらしい。今更だ。もう遅い。とっくに息は止まってる。そう思った時、僕は知らない所にいた。あたふたしている所に白いローブに黒い翼を持つ人らしき「もの」に出会った。その「もの」は僕に言った 「おまえはこっち側の秘密を知ってしまった。罰を与えて地上に引き上げる。どんな罰がイイカナァァァァァ!€%@!」 僕は言った。 「障害でも何でも付けてください!」 すると「もの」は微笑んで、 「能力つけたる」 「変身の能力。」 魔法陣のようなものを僕に貼って僕を蹴飛ばした。その魔法陣には何やらマニュアルのようなものが書かれていた。 「その理を守らないと心臓ぶっ飛ぶぞ」と言われて誓った。 「絶対に破らないぞ」と しかし僕は時を巻き戻す能力なのか、親友の死体の前に立ちすくんでいた。 解説)白いローブなのは自分の心、黒い翼は他人の汚い言葉を表しているため、「もの」は言葉遣いが汚い

短編小説みんなの答え:3

後悔と終焉

昔から私は病弱だった。風邪を拗らせて入院、なんてことはよくあることだった。幼稚園に通っていた時は割と体調を崩さずに登園できていて何人か友達と呼べる人はいたが、小学生になってからは持病が見つかり、入退院を繰り返していたためクラスに居場所ができることはなかった。 小さい頃は沢山の人が見舞いに来てくれた。 美味しそうなお菓子や果物をもらったり、お花を飾ってもらったり。時には励ましの手紙をもらったりして、あまり寂しいと感じることはなかった。 今となってはそれが羨ましい。何故なら、私の見舞いにくる人なんか、もう母親しかいないからだ。しかも例え見舞いに来てもらえても、私は薬の副作用でほぼ寝たきりのため、話すこともできない。 私はただ寂しかった。何本も点滴が刺さって、段々と腕が細くなって、薬の副作用で髪が抜けて。 誰でも良いから、段々と死に近づいているという現実に怯えている私を力一杯に抱き締めて「大丈夫」の一言を私に投げかけて欲しかった。 でも、それは叶わない。それすら叶わない。もう私は愛想を尽かされてしまったのだ、きっと。 「きえたいな」 口をつぐんで考え事を始めてから何分経った時だろうか。息が苦しくなった。身体の中から耐えきれないような痛みがして、身体中が火で炙られているのかと勘違いするほど熱くなった。 どうにかしてナースコールを押そうにも腕が動かせなかった。身体が重たい。 そしてトドメを刺すかのように、尋常じゃない眠気が私を襲ってきた。 恐らくこのまま目を閉じれば私は死ぬだろう。普段とは明らかに違う種類の眠気だ。 正直、このまま死んでも良いと思った。私なんてただの穀潰しで、親に迷惑をかけるだけの存在なのだから。でも、そう思っているはずなのに、同時に生きたいとも思っている。何故なのかよくわからない。 でも、少し理解した。私はきっと死にたくないんだ。死ぬのが怖いんだ。だから必死に抗ってるんだ。ナースコールを押して助けてもらおうとしているのだ。 少し、気付くのが遅かったかもしれない。 もう少し早く気付けていたら、みんなが私に愛想をつく前に気付けていたら、結果は違ったのかもしれない。そんな後悔虚しく、私の瞼が視界を閉ざした。 私は深い深い沈黙に沈んでいった。

短編小説みんなの答え:3

理不尽な世界

この世は理不尽だ。昔から悪いことがあれば良いことがある、とか言われているが、そんなの嘘だ。悪いことなんて悪いこと続き。いいことなんて滅多に起こらない。今は第二次世界大戦中。日本はとてもだが余裕なんてない。私は夫も子供もいる。夫は、そんな中戦争に駆り出された。本音は戦争に行ってほしくない。でも、たった1人の発言で、それを食い止めれるわけでは決してない。そんな言葉が無駄であるとわかっていながら、私は嫌だ嫌だと叫び続けた。そんな私を、夫は「必ず生きて帰ってくるからね」と、大きい手で私の頭を撫でた。慰めた。子供は幼かったから、そんな私を悲しい顔を向けることもなく、見つめ続けた。夫が戦争に行ってから1日が経った。戦争に行ったのだからたった1日で帰ってくるはずもないのに、私は座ったままずっと灰色の空を見続けた。まるで空は私の心境を語っているようだ。子供は幼いにしてその気持ちを察したのか、私の頭を小さい手で撫でてくれた。この子はなんて大人なのだろうと、自分の子供に思った。私は少し元気が出た。 夫が戦争に行ってから一年が経った。子供は、4歳になった。夫に似たこともあって、とても美人でべっぴんさんだ。と、親バカのような思考に至る。 タッ…タッ…タッ… 外から足音が聞こえた。私は何気なく外を見た。そこには戦争地から帰ってきた夫の姿があった。私は目を見開いた。何も思うことなく、ただ無我夢中に夫に抱きついた。涙がポロポロと、溢れ出してきた。「…おかえり。」私はそう告げた。「…だから言っただろう?生きて帰ってくるって。」夫はそう告げた。 建物の中から、娘が顔を出した。「お、立派に育ったな!パパに似てべっぴんさんだなぁ…」と、嬉しそうでもあり、どこか悲しそうでもある顔で言った。普段無口な娘が、口を開いた。 「ママ、パパがどこかに行ってる途中、ずっと変だったよ。ずぅーっと空を見上げてたり、悲しそうな顔してた。私、大変だったよ。ずぅーっと慰めてあげてたんだからね。ママね、頭を撫でると喜ぶんだよ。」娘は言った。 夫は涙を流しながら、「そうか。お前は俺の性格までも似たんだなぁ」私は娘の言葉を聞いた瞬間、先程まで以上に涙を流した。立派に育ったね。この1年間、役立たずでごめんね。 この世は理不尽だ。昔から悪いことがあれば良いことがある、とか言われているが、そんなの嘘だ。悪いことなんて悪いこと続き。いいことなんて滅多に起こらない。 でも私は、この瞬間、その滅多に起こらない嬉しくて、楽しくて、幸せな瞬間を、大切に噛み締めていこうと感じた。

短編小説みんなの答え:1

入学式の出会い

私はこの春、中学生になる。小学校卒業と同時に引っ越したから、地元の子たちとは違う中学校に行くことになってしまった。やだな。学校に行くのが憂鬱だ。 今日は入学式。桜はもう散り始めている。 緊張と不安でいっぱいになった感情を胸に、体育館へ足を踏み入れた。 渡された紙を見ながら、指定の席へと向かう。となりの席の子はまだ来ていなかった。周りには知らない子ばかり。 「どこ小?となりよろしくね」 びっくりした…。いつのまにか、となりの席の子が来ていた。 「えっと、星蘭小だよ。よろしく。あ、小柳ゆなっていいます。」 すると、すごくかわいい笑顔を向けてくれた。彼女は相川まゆりというらしい。仲良くなれるかな。 式が始まった。たくさんの先生がいる。校長先生の話が長くて、うとうとしていると、トントンと肩を叩かれた。 誰かと思って顔を上げると、知らない人だった。名札をつけているから、先生かな。 「寝るなよ~」 小声でそう言うと、くすっと笑って歩いていった。 その姿を見て、心がキュンとなった。人はきっと、これを「一目惚れ」というのだろう。 また話しかけてもらえるかな。学校に行くのが楽しみになった。

短編小説みんなの答え:6

また,来年も 雪となって 君のもとへ 会いに行こう.

あの日,僕は,空から降ってきた. 寒い春の日,僕は,人間の女の子によって,作られた. ここまで言えば,僕の正体,分かったかな? そう.僕は,雪だるま. 誰かと会話もできない,自由に動けない,雪だるま. そんな僕に,話しかけてくれるのは, 僕を作ってくれた,女の子. 出かける時は,必ず僕に話しかけてから出かける. そんな,彼女の優しい心が大好きで,いつまでも一緒に居たかった. だけど___ 僕達,雪だるまの切ない運命. それは,容赦なくやってくる. 雪は,いずれ溶けてしまう. それと同じように,雪だるまだって… って,こんなこと考えるより,一瞬一瞬を大切にしなきゃね. あ.ほら,今日も話しかけて来てくれる.′ 「おはよう.雪だるまさん.調子は,どう?」 うん.めちゃくちゃ,良い調子だよ.′ 君には聞こえなくても,僕は,君に返事をした. すると, 「雪だるまさん.私ね.1時間後に家族で旅行に行くの.′」 君はそう言って,再び家の中に戻っていった. 1時間後___ 「じゃぁね.′雪だるまさん.また3日後に.′」 君は,そう言って車に乗り込んだ. やがて,君が乗った車は,見えなくなった. その日の午後___ 雲の中に隠れていた太陽が姿を現した. そのとたん… 僕の体が崩れ始めた. 僕は,一瞬で理解した. あぁ.来てしまったんだ.ついに. 僕の終わりが,来てしまったんだ… 最後にもう一度だけ,君の声が聞きたかった. もう一度だけでいいから. でも,もう無理みたいだ. 力がどんどん失われていく… また,また…雪となって,君に会いに行こう. だから,君も僕を待っていて. また,来年に会おう. 何があっても,必ず,君のもとに会いに行く. そう心に誓って,体の雪が,最後の一粒になるまで,君のことを思っていた.

短編小説みんなの答え:2

人生のガチャ

私は雨鈴 紗愛(あますず さら)11歳。 私の親はとても厳しい。友達と遊ぶのもダメと言い、旅行にだって行ったこともない。 細かなことで怒ってくるし強制的に塾に入らされた。 貧乏なわけではないのにほしいものすら買ってもらえず、私が持っているもののほとんどは親が好みのもので 自分が好みのものではない。 毎日が苦しく、家にいたくない。 いわば、親ガチャに失敗したのだ。 顔だって不細工だし、生まれ育った場所も私は好きではないんだ。 頭だって悪い。運動神経もゼロ。 私は親ガチャにも失敗し、顔ガチャにも失敗し、地元ガチャにも、すべてのガチャに失敗した。 なんで、私ってこんなに恵まれてないんだろう。 そう思うと心が苦しく、重くなる。泣きそうにもなった。 なんで私だけこうなんだろう。 私は外に飛び出した。 母がつべこべ何か言っていた気がするが無視した。 家に帰ったら怒られるだろうが、いつものことである。 私はとりあえず誰もいないだろう古い公園に向かった。 とても古い公園で、遊具もなく狭いため誰も人は来ない。 古い公園に到着し、ふと、目を止めた。 紗愛が目線を送っておる先には、何匹もの虫がいた。 いつもなら気持ち悪い!と言って逃げているが、今日はそうはしなかった。 せっせと食べ物を運んでいる。 彼らは、自由がない。生きるために食べ物を食べ、感情もなく、楽しみもない。 私ははっとした。 私は、すべてのガチャに失敗しているわけではない。 人生のガチャは、失敗しなかったと思う。 人生のガチャを失敗すると、虫とかになっていたんじゃないかって思う。 虫なんかより、人間はとても楽しい人生を送ることができる。 私はガチャに失敗してなんかない。 なんなら、虫などのほうがガチャに失敗したと思ってるんじゃないのか。 自分は幸せなんだ。そして、「〇ガチャ」といういい方は、消極的だ。 全てが運じゃないんだ。努力もあるはずなんだ。 勉強だって、努力じゃないか。運動も努力だ。 何事もガチャというのはやめよう。 それに、私は幸せなんだ。人間という楽しい人生に生まれてき、優しい友達にだって囲まれている。 空はさらに晴れ、私の心も明るくなった。 作抹茶

短編小説みんなの答え:1

くっつきたくても、くっつけない。

私の名前は梨川菜々子。中2。私は今、青春真っ只中だ。そんな私には好きな人がいる。 西野直人君。彼はクラスでは目立たないけど、とってもかっこいい。だけど、問題がある。 私が直人君に近づいても、すぐ向こうにいってしまうのだ。まるで私のこと、嫌ってるみたい。 ある日、私はダメ元で直人君に呼びかけた。「直人君!」「ん?」直人君は、初めてこっちを向いてくれた。 嬉しすぎて、直人君の方に近づいた。だが後退りをする。「行かないで!!」 「ごめん。僕、梨川さんと仲良くしたいんだけど、どうしても勝手に後ろに下がっちゃうんだ。」 「え?」「僕、梨川さんのことが好き」驚きすぎて声が出なかった。何か温かいものが私の頬を伝った。 「私も!!これから仲良くしよ!」直人君は笑っていた。やっぱり、かっこいい。 そう。私と直人君はN極とN極だからくっつくことができなかった。 近くにはいなくても、愛は愛。これからも直人君と仲良くするつもりだ。    完 初めてラブストーリーを書きました。アドバイスよろしくお願いします。 最後まで読んでくれて、ありがとうございました♪ バイバイ☆彡

短編小説みんなの答え:0

私の恋はここからだ!

私の名前は暗道根暗(くらみねく) 見ての通り根暗みたいな名前だ。 まあ、そうなんだけど… 「おい!根暗女!邪魔だ。どけ!」 「おいおい。コイツの名前はねくだぞ!まあ、根暗だし、てか根暗って名前でいいっか!ww」 まあいいか。根暗だし。こんな奴相手にするだけ無駄だしな。私はその場を 立ち去ろうとする。 「根暗!何無視してんだよ!」 「そうだそうだ!」 あんなこと言われて何を言えばいいっていうんだよ!  その時だった。私の恋が始まったのは 「何やってんだよ!そんなことしちゃダメってわかんねぇーのか?」 「なんだよ、テメェー」 「邪魔すんなよ。」 「大丈夫か?暗道さん。隣のクラスの、石澤太陽(いしざわたいよう)だ。よろしくな。」 「はい。ありがとうございます。」 「おい!テメェーら!無視してんじゃねぇーよ!」 「そうだそうだ!」 「黙れ」 「「ひっ」」 すごっ!走って逃げてった…… 「話しの続き、太陽でいいよ。」 「私も、ねくでいいよ。」 私はその時太陽に、恋をした。         2年後 でも、私は自分から告白する勇気が なかった。暗道根暗って名前だけ あるなぁー。言いたかったけど…… もう、卒業だぁー。屋上で そんなことを考えていた、その時!       バタン!!! 「ねく!ここにいたのか!言いたいことがあるんだ。ねく!好きだ。今まで勇気がなかった。ねく。付き合ってくれ!」 「太陽。もちろん。私も勇気がなかったの。でも、ありがとう。言ってくれて。喜んで!」    私の恋はまだ、終わってない どうでしたか?恋の話は難しいのですが 挑戦してみました。 ぜひ、ねくの気持ちになって考えてみてくださいね!

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