短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
天使の羽。
「これは飾りですか!」 「す、すいません~!!」 私は天使の見習いです。 もう2年にもなるのに飛べないんだ~。 「海斗様~!」 「・・どうしたの?」 そうだろう・・・。傷だらけだからネ・・・。 「こいつはどうやっても飛べないんですよ~!」 「・・そうなんだ。・・・名前は?」 「あ・・ないです・・。」 そう。飛べたら決めれるんだが。まだ飛べないからね・・・。 「じゃあ、来て。」 「う、うん。」 誰にも内緒だが海斗君が実は好きなのだ。 「・・キミの名前は・・花・・でいい?」 「う、うん!」 好きな人に名前を命名されるのはどんなに嬉しいことか。 「あとね。花・・・花のこと、大好きだよ。」 「?!」 「ずっとさ、練習してるの。」 そして差し出したのは手の甲の傷。 「・・なに?」 「僕はね、ずっと飛べなかったんだ、だから手の甲に傷をつける代わりに、飛べるようになったんだ。 ・・・花にはやってほしくない。花は自分で努力して飛べるようになってほしいーって親みたいにいってごめん。 でさ、返事は?」 「私でよかったら、喜んで!」 「うんー、大好き。花ー、」 すると上から甘いキスが降りかかった。 次の日も、また次の日も 「この天使の羽は飾りですか!」 っていわれても、心は折れない。だってー 海斗がいるからー。
初恋の相手は画面越し
俺の名前は翔(しょう)。17歳ごくごく普通の高校生・・・のフリをした実はネット上では割りと有名な動画クリエイターだ。(今日の配信もめっちゃ人来ている!4万いる!あ…今日も来てくれてるソルトさん…)人の名前を覚えることが苦手な俺、いつもはアイコンでいつもいる人を把握しているが、ソルトさんだけは名前を覚えている。(いつも配信見てます)心のなかでそう伝えた。ソルトさんも俺と同じく17歳の人気動画クリエイターだ。数カ月後、俺はソルトさんのDMに「いつも配信見てます!大ファンです!」と伝えた。「こちらこそ!いつも見させてもらってます。」と返事がきた。今までとは違う嬉しさだった。顔が赤くなる。目を閉じてもソルトさんの言葉が目に見える。そこからしばらく会話を続けた。お互いのことや配信アルアルや、最近の話題など話題は飽きなかった。そして俺は気づいた(ただのファンへの気持ちでも、オシへの気持ちでもない気持ちな気がする)そう感じた。(もしかして俺あったことのない人に恋した?)俺の頭の中はパニックになった。だってあったことない人だぞ。嘘ついてる可能性もあるし、ただのおっさんかもしれないんだぞ、そんな相手に恋をしてしまった俺がいたんだぞ、誰だってパニックになる。もう思い切って聞いてみた。「デリカシーないですけど、ソルトさんって彼氏とかっているんですか?」なかなか送信ボタンが押せない。送信ボタンに手が触れそうになった途端、「翔、ご飯だよ!」と大きな声で言う母に驚き、送ってしまった。直ぐに返事が来た。「私彼氏はいませんよwでも好きな人はいますよ。」俺は食いついて返信した「どんな人ですか?」「かけるさんです。私と付き合ってください」「おれにも言わせてください。あなたのことが好きでした。俺と付き合ってください。」「よろしくお願いしますm(_ _)m」「こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m」 私は詩織。高2だ。他の女子たちはthe青春☆みたいなjk生活を送っているのかもしれないが、私に友達などほとんどいない。だからネットで配信や動画を投稿し世界中の人に可愛がられている。そんな私は今推している人がいる。名前は×#かける さんだかけるさんとは同い年でいつも私の配信を見てくれているし、私もかけるさんの動画は好きだ。そんなかけるさんからDMがきた。「いつも配信見てます!大ファンです!」そう言われた。推しからファンと言われた。嬉しい意外言葉が出なかったが、丁寧に返事をした。「こちらこそ!いつも見させてもらってます。」心臓の音が聞こえる。これが推しへのガチ恋と言うやつなのか。しばらく会話を続けると「ソルトさんって彼氏いるんですか」ときた。(あっこれ自分に気があるな)そう思い焦らしてみた。反応も可愛くてかっこよくてやっぱり恋だ。そして推しと付き合うことになった。 そんな近未来的?な出会いから5年後私達はあの時よりももっと有名になり動画で結婚報告をした。私達に祝福のコメントが降り注ぐ。 あとがき 推しと恋愛できたら幸せですね。
あの涙は忘れない。
いつからだろうか。幼馴染だったあなたを、男の子として見ていたのは。 私は、桜庭遥。幼馴染の相本伊織に、いつからか恋心を抱いていた。 君が、他の女子と話すだけで嫉妬している自分がいた。 こんな関係を終わらせたかった。 だからね。君を放課後屋上に誘ったんだ。 二人きりの屋上で、私は伝えようと思った。この気持ちを。 「ずっと前からすきでした。」 伊織は、驚いたような顔をして、しばらく黙ってしまった。 「ごめんね。いままで黙ってて。俺も実は美咲のことがす…」 ここまで言いかけたところで、伊織は、屋上の入り口に立つ、遥をみつけた。 「遥…?」 「伊織くん…ごめんね。変なところに来ちゃって。じゃあ私は帰るね。」 遥は、あの日、廊下で流した涙を一生忘れないだろう。
君と話したい。
私には好きな人がいる。 私の名前は 田中 初生 (たなか うい)。 好きな人の名前は颯真(そうま)。 中学2年でクラスは違うが颯真のことがすごく好きだ。 イケメンで運動神経も抜群。 それに比べて私は勉強も運動もできなくてだらしない。 (はぁ、いつみてもかっこよくてクールだな、廊下ですれ違ったときは心臓の音がどくどくするよ…、!) そんなふうにいつも見惚れてしまう。 話しかけるぞ!って思っているのに。 いつも話しかけることができないまま終わってしまう、連絡も全然取っていない。 明日には話しかけてみようかな__
いままでありがとう、"またね"
杏ちゃんの家に来てから、わずか2年。 時の流れは、一瞬だった。 そして、僕は_。 「…あれ、、、ここは?」 僕はぱっちりと目を開けた。体を起こし、あたりをキョロキョロと見回す。 見た事のない場所だった。 辺り一面の、野原。木の葉が、さわさわと風に揺れている。 「お目覚めですか」 しわがれた声がして、僕はびくっと振り向いた。そこに行儀よく座っていたのは、1匹の年老いた雄の三毛猫。 「ここは…どこ? 僕は……だれ?」 僕はその三毛猫に駆け寄った。三毛猫は動かず、ヒゲを震わせる。 「ここは、光の野原。前世でつとめを果たした猫が、幸せになるための場所です」 「前世で…つとめを果たす?」 「はい。つまり、あなた様はお亡くなりになられたのです」 何も思い出せない。僕が、誰なのか。どのような人生を歩んで、どのように死んだのか。 それに気がついたのか、三毛猫が言った。 「思い出せなくてよいのです。全ての猫が、幸せな亡くなり方をしたわけではないのですから。思い出せば、苦しいだけです」 「これから、僕はどうなるの?」 「ここは立ち寄り所。満足したら天界へと進みます。そして、神様のもとで、老いることなく永遠に楽しく暮らすのです」 僕はもう一度辺りを見回した。たしかに、他の猫の姿はない。 「天界に行きますか?」 三毛猫はそう、静かに聞いてきた。 だが、なにかが僕をここに引き止めている。思い出さなくてはならない気がする。 僕が…誰なのか。 僕の決意を感じ取ったらしく、三毛猫は少し顔を険しくした。 「私は、咎めることはしません。ですが、忠告はしておきます。前世の記憶を思い出せば一生苦しみ続ける方もいらっしゃいます」 「それでも…いい。教えてください。本当のの僕は…誰なのか」 三毛猫は、静かにうつむいた。その瞬間。 すべて…思い出した。 名前はスカイ。杏ちゃんの家に来てから、まだ2年の黒猫。そして…今日…トラックにはねられて、死んだ。死ぬ間際の、杏ちゃんの悲痛な叫び声を思い出して心が痛む。 「ぼく…。…杏ちゃんに会わなきゃ!」 僕は三毛猫にすがりよった。 「僕を現世に戻して!約束したんだ。必ずまた会いに行くって…」 「…あなたさまはお亡くなりになられた。たとえ現世に戻ったとしても、人間に姿はみえないのです」 「そん…な」 「ですが…ひとつだけ方法があります。極力すすめませんが…聞きますか?」 杏ちゃんにもう一度会えるなら…僕はなんだってする覚悟ができていた。 「教えてください」 三毛猫は目をしばたたかせた。 「わたくしはただの猫ではありません。天からの使者です。わたくしの魔法なら、姿がみえるようにできます」 「なら…っ」 「しかし。その後、あなたさまは消えてしまいます」 僕は動きをとめた。三毛猫は続ける。 「わたくしのこの力は天から授かったもの。そしてこの強力な魔法を使うには、犠牲伴います。この魔法であなたさまの姿をあらわにし、杏さまと最後の別れをかわしたあと、あなたさまは天界に行くことなく消えます。消える間際、人間の言葉でメッセージを残すことが出来ますが。どうしますか?」 「…やります。やらせてください!!」 正直、消えるのは怖かった。だけど、それ以上に杏ちゃんに会いたかった。 「…かしこまりました。では、目をつぶってくださいませ」 僕は静かに目をとじた。 「もういいですよ」 言われて目を開けると、そこには見慣れた景色が拡がっていた。大好きな景色、大好きな匂い。だけど、それどころじゃない。 「いいですか。わたくしの魔法をもってしても、10分です。10分たてば、あなたさまの姿は消えてしまいます。お忘れなく」 僕は走った。大好きな家をめざして。 「…杏ちゃん!」 杏ちゃんの部屋は庭のすぐ横。幸い窓は開いたままだった。部屋に入ると、杏ちゃんが布団を被って泣いていた。 「…スカイ?」 杏ちゃんは泣き腫らした顔をあげた。そして僕の姿をみるなり、駆け寄ってきて大声を上げて泣き出す。 「 苦しくない?痛くない?大丈夫? スカイ!…大好きだよっ!」 「にゃあ!」 僕も、好き。でも、もう時間がないや。 僕は無理やり杏ちゃんから離れると、とびきりの笑顔を作った。 僕は、消えた。杏ちゃんは涙をこする。 部屋には一通の手紙が落ちていた。 『杏ちゃん、大好き!!短い時間だったけど幸せだったよ! 僕は元気だよ。大丈夫。だから、僕のこと、忘れないで。いままでありがとう。"またね"』
私はお守りを握りしめながら、「君を守れてよかった」
重い目を開ける。 彼が生きていることを確認すると、私は命がけで、“アレ”を掴む。 それで、私の人生は幕を閉じた。 「おはよう、佑奈!」 私は佑奈、中2。 今、おはようと声をかけてくれたのは篤志(あつし)。 「おはよう!」 私も言う。そして聞く。 「ねえ、聞いた?“漆黒車の事故”の話」 漆黒の車、つまり黒の車が、 私たちが通う虹岡中学の前で事故を起こしたという話。 その漆黒車は、そのまま姿を消してしまったそうだ。 「ああ、知ってる。衝突したのってこの学校の3年生なんだよな?」 篤志は肩をすくめた。 「これ以上、事故、起こらなきゃいいけど・・・」 その事件から、3カ月半がたった。 「一緒に帰ろう、佑奈!」 篤志が呼んでくれる。 「いいよ!」 ニッコリうなずく。 篤志と帰るのは久しぶりだ。 「これ」 ぶっきらぼうに篤志が言う。 ん?と顔を上げると、目の前には紫色のキーホルダーがあった。 オシャレで綺麗だった。 「え、まさか篤志、くれるの?」 私が聞くと、うなずく。 「わあ、ありがとう!!」 私が言うと、篤志は嬉しそうにうなずいた。 平和だったのはここまで。 信号を渡っていた。 私と篤志が横並びになっていた。 すると、私の横に大きな影ができて、 すぐに振り向く。 大きな、あの漆黒車が、そこに―― 私と篤志は、その漆黒車にひかれた。 その時は他にも生徒がいたから、漆黒車は逃げられなかった。 私の全身は真っ赤で、傷がすごく深かった。 意識がもうろうとしている。 3年生の先輩が、慌ててこっちに来る。 後から来た普通の車の運転手も来て、救急車を呼ぶ。 私は、すぐ横を見た。 篤志は幸いにも、傷は浅かった。 ――篤志の方から漆黒車が来なくて、よかった。 まずそれを安堵。 だけどもう、無理だ。 私は死ぬかもしれない、いや、死ぬと思う。 もう体は動かない。 だけど、どうしても、これだけは、天国に持っていきたい。 私はポケットに手を伸ばす。 命がけで。 とてつもない痛みが走る。 手に取ったのは、あのキーホルダー。 それをお守りみたいに抱きしめて、 私の人生は幕を閉じた。
“元”好きな人
「好きです」 大好きな人に、そう伝える。 すると、目の前のあなたは俯いたまま首を横に振った。 そのまま、ぽつりと呟いた。 「もう、付き合ってる人がいるんだ」 ショックだった。 いつのまに、恋人ができたのか。 少し前までは、自分に好意を寄せてくれていたはずなのに。 悲しくなって、その場からは泣きながら去った。 日曜の公園は賑やかだったが、心は重くなり沈むばかりだった。 今日、告白された。 もう相手いるからもちろん断ったけど、なんだかあの目を思い出すとドキドキする。 前まで好きな人だった。 告白したこともあったくらい、好きだった。 あの時は結局ふられたけれど、何日かかっても傷は癒えなかった。 そのタイミングで、後輩から告白された。 好きでもなかったけれど、もしかしたら告白のことも忘れられるかもしれない、と思って軽い気持ちで付き合いはじめた。 こんなの、よくないか。 デートの予定を確認しようと手帳を開く。 そこには、来週の土曜日に“デート”と書かれていた。 この日に、別れたいことを話そう。 そして、別れた後、自分に告白してくれた、大好きなあの人に、私から告白しよう。 自分勝手な気もするけれど、やっぱりこれしかない。
私の感情を筆にのせて… 私の人生を狂わせた絵
あぁ、あの時からだ。 あの感情を、気持ちを、言葉じゃなくて絵で伝えたいって思い始めたのは。 悲しく、切ない。苦しく、もがいている。けど、あの感情には感謝の気持ちも込められている。 泣いている。けど笑っている。感謝とごめんなさいの気持ちが同じぐらい強い。 白くて、綺麗。美しい。感情は難しい。 この絵は二つの線で描かなければならない。 白い線と赤い線と青い線。 赤い線は薄く、やわらかくなぞられている。 白い線と青い線は混ざっている。紫色の線。 二つの線で表現する。描く。伝える。 絵というものは素晴らしいものだ。 言葉よりも深い意味が込められている。 喜び、悲しみ、楽しみ、怒り。 線だけで感情を描けるのだから。 私はすべてを書かなければならない。その絵を描いたとき、その絵を見せた時、 すべてが終わってしまうかもしれない。 その絵ですべてが伝わるなら、私は何でもいい。 あなたにすべてをささげるとき、私の運命が来まる。 まったく、絵の一枚で人生が決まってしまうなんて馬鹿げた話だ。 あぁ、あの時からだ。 何かが僕の中でつっかえ始めたのは。 何かが違う。 君は間違っていない。 なのに、僕は君を切り捨てた。 僕は君に謝罪をしなければならない。 あの時、君は泣いていた。涙が出ていた。 君は泣いていたけど、君の瞳は泣きながらも笑っていた。 君の澄んだ瞳は綺麗だ。美しかった。 けれど、君の瞳はあの時いつものように澄んではいなかった。 なぜだろう。 答えは、君に聞かないとわからない。 君の瞳に問いかけても君の瞳は沈黙を貫くだろう。 君の瞳は何の感情が見当たらないような、不安で仕方ないようなそんな瞳をしている。 僕を見て怖がっているように、君の瞳はおびえている。 私は、あなたの優しさに恋をした。 僕は、君の瞳に恋をした。 私は、あなたの優しさに包まれた。 僕は、君の澄んだ心に包まれた。 私は、あなたのことが好きだ。 僕は、君のことが好きだ。 僕は、私は、君のことを、あなたのことを、愛している なのになんで? 私の心を知りたい? 知りたい! 恋はしたい? 恋がしたい! 抱きしめられたい? 抱きしめられたい! 君の、あなたの、心に、優しさに、抱きしめられたい。 君は、僕に絵をくれた。 私は、あなたに絵をあげた。 すべてが分かった。 私たち、僕たちの人生が決まった。 私たちは、まだ終わらない。 私たちは、笑った。たくさん笑った。 まるで、檻の中から出てきたように。 私を、僕を、しめ付けていた鎖が一瞬で壊れたから。 私たちの、僕たちの、一瞬で消えた鎖が復活することは二度となかった。
あの日キミと見た綺麗な星空
「あーあ今日もつまんない」 ペラッと本のページをめくりながら言う 「えーと、星空が綺麗に見える…?」 「おーい!李梛ー!」 ビクッとして私は本をバンっと閉めた 「あはは、どうしたの?喧李」 「いいから、ちょっと来いよ」 「うわぁっ」 喧李が私の手を無理矢理引っ張る 「ちょ、ちょっと ど、どこに行くの?」 「いいから、いいから」 「はい、ついたぜ」 そこは みとれてしまうような宇宙のような星空だった 「わぁ、とっても綺麗!」 「だろ」 「あと、、これ!」 取り出したのは、美味しそうな クッキーだった 「えぇ!」 「これ喧李がつくったの?」 「はいこれ」 「おっと!」 私は落ちないようにクッキー を受け取った ボリッと食べると ほほが落ちそうなほど美味しかった 「わぁ、美味しい!」 次には写真を撮って 帰った 帰る途中私は…喧李が大好きになっていた 家に帰って置きっぱなしだった本には… こう 大好きな人と見る星空がこの世で一番綺麗 と…
俺らの約束の物語
「ずっといっしょだよ!」 そう言ったのになんで? ナンデ? 「なんで裏切ったの?」 4月の入学式 「はぁめんどくさなんで俺がこんなことをしなくちゃいけないのかなぁ」 「はい!全員!体育館行けぇぇぇぇぇ」 「うえぇぇぇぇぇぇぇい」 「えーあ、はいこんちゃー1年5組矢沢詩雪(やざわ しゆき)です。今いれさい大学の入学式にきていまぁぁーす。」 「校長先生のとても長い長いお話よろー」 「俺は生徒会会長だ。よろー」 長すぎるので省略! 「みんなぁ教室にもどれぇぇぇ!」 「うぃぃぃぃぃ」 「ん?君ぃどーしたんだいっ?」 「どうされましたか?」 「俺は、矢沢詩雪君は?」 「私は、北川萌香(きたがわもか)です。」 「ともだちになりませぇんかぁぁ?」 「wwwよろしくwお願いします。」 「タメでよろ!」 「おけ!初めての友達だから裏切るんじゃねぇーぞ!」 「おけ」 「「ずっといっしょだよ!w」」 って約束したのに・・ 「何で俺よりも給料の高い会社に言ってんだよもかぁー!」 「しゆが馬鹿なだけだよぉー!だってしゆ会社を破滅したいって言ったやん!」 「あぁぁぁぁ!なんでだよぉ!」 読んでいただきありがとうございました。またの機会があればよろしくお願いします!
当たり前がいつか当たり前じゃなくなる前に
本当は帰りたくなかった。 でも、帰らなきゃいけない場所だから。 「お帰り!」 優しいお母さんの声。 「おぉ、帰ってきたのか」 無口だけどほんとはすごく家族思いのお父さんの声。 「お姉ちゃん、バトミントンしよう!」 無邪気で可愛い弟の声。 全部全部当たり前で、幸せなんだ。 勝手に涙が出てくる。 散らかったままの部屋。 あぁ、もういないんだ。 私に幸せをくれた人たちは。 私の家族は、私の大切な人は、5年前事故で亡くなったんだ。 だから帰りたくなかったんだ。 かけがえのない「お帰り」を当たり前に言ってくれる人。 もっと大切にすればよかった。 今、当たり前の幸せを分け与えてくれる人が身近にいるのならば、その人を本当に大切にしてほしい。 当たり前が、いつか当たり前じゃなくなる前に。
針金髪の少女
私は生まれ持ち髪の毛が針金。菜々乃舞(ななのまい) めっちゃ硬いって訳じゃないけど、自由に曲げられてそこでピタリと止まる。 友達に「髪形崩れなくていいな~」って言われるけど、髪の毛結ぶのも一苦労。 毎回いっつも下ろしている。 「ああ…いいなぁ…」 体育の時間、マラソン大会の練習をしていた。 走って左右に揺れるふわふわした髪の毛。 円花(まどか)ちゃんだ。 私の1番の親友。私の針金髪をいつもふわふわにしようとしてくれる。 「ヘアアイロンしてみたら?」「ペンチで針金の部分を切り落とすとか…」 最近無理矢理になってきたけどw 男の子も「針金髪か…」っていってよってきてくれない。 ある日… 好きな人ができた。芽依斗(めいと)君。 『僕は、針金髪でも可愛いと思うな』 その一言で心が打ち抜かれた。 私は…この人に告白する! 次の日… フンフフーン♪ 今日は芽依斗君に告白する! … 【私、芽依斗君が好きです!】 え? どこかから声が聞こえた気がした。 中庭の方…心臓がドキドキしながら向かった。 そこでは芽依斗君が告白されていた。 『え…えーと…』 やばい…このままでは芽依斗君に告白する前に終わっちゃう! 私はいきなり割って入った 「芽依斗君!私も芽依斗君が好き!」 【え?だれ?ああ…針金髪の子か。それなら私の勝ちね。針金髪よりふわふわ髪の方がいいんですもの。ね?】 自信満々にあの子が言ってきたので、私はうつむいてしまった。 『舞ちゃん、付き合ってもらえないかな。』 【え?は?針金髪だよ?ふわふわのほうがいいでしょ?】 『針金髪でもふわふわでも、僕は舞ちゃんを選んだ。分かってくれる?』 【う…】 あの子は一言も言えなくってしまっていた。そして、そのまま去って行った。 芽依斗君は私に向かって言った。 『舞ちゃん。針金髪でも好きだよ。』 10年後。私はまだ針金髪だった。でも変わったことがある。 隣にいつも芽依斗君がいること。
みんなの「好き」
私は金子愛! 突然だけど、クラスメイトの小川駿はいつも1人で本を読んでるの きっと1人で退屈だろうな… よし!私が助けてあげよう! 「ねえ駿、私たちと一緒に鬼ごっこしようよ!」 「え、金子さんたちと…?」 「うん!本ばっか読んでて退屈でしょ?私たちと遊ぼ!」 「誘ってくれて、ありがとう…でも、 僕は本が読みたいから…また今度、誘ってほしいな…」 えっ、駿、鬼ごっこしないの?楽しいのに? 「本なんか読んでてもつまんないじゃん、楽しくもない…」 「…金子さん…」 「もういいもん、私たちは鬼ごっこしてくるもんね!」 さあ!鬼ごっこするぞー! 「愛ちゃーーーん!!!」 「わ、結香!」 この子は私の親友の田代結香! 「愛ちゃん愛ちゃん!今日さ、一緒に絵描かない?」 「絵かぁ…私、絵よりも鬼ごっこがしたいな」 「えー!鬼ごっこってそんなに楽しい? 結香は絵描いてた方が楽しいし、鬼ごっこつまんない…」 「鬼ごっこがつまんない…?!結香、なんでそんなこと言うの?」 「だって本当のことだもん! 愛ちゃんだって、絵よりも鬼ごっこだなんて!」 「ふん!結香のわからずや!!」 「愛ちゃんこそ!もう知らないもんね!」 …鬼ごっこがつまんないだなんて、そんなこと言わないでよ… 私は鬼ごっこが大好きなのに… …ん?結香は絵が描きたかったんだよね? それを私は鬼ごっこの方がいいって… まって、結香と私がやったこと、同じようなもんじゃん! そっか…みんなそれぞれ「好き」なものがあるんだ 『誘ってくれて、ありがとう…でも、 僕は本が読みたいから…また今度、誘ってほしいな…』 『本なんか読んでてもつまんないじゃん、楽しくもない…』 あ、私、駿にも同じようなこと言っちゃった… 結香にも駿にも謝んないと! _翌朝_ 「結香!!!!」 「愛ちゃん?!もう知らないって結香言ったのに!!」 「結香、ごめん!みんなそれぞれ好きなことがあるのに それを否定しちゃった…私,酷いことしたよね…」 「…それなら結香も、愛ちゃんが鬼ごっこ好きなこと 否定しちゃったよね、結香こそ、ごめんね」 「そうだ、愛ちゃん!お詫びというかなんと言うかだけど… 今日は、みんなで鬼ごっこしよう!」 「いいの?嬉しい!じゃあ、明日は絵描こうよ!」 「ふふ、やったあ!」 「あの、それとね…」 「愛ちゃん、どうしたの?」 「私実は、駿にも同じようなこと言っちゃったんだ」 「駿って、小川駿くん?」 「そう、だから謝ってくる」 「うん、いってらっしゃい!」 「駿!!」 「わっ…金子さん…もしかして、鬼ごっこ…?」 「ううん、違うの…前、駿の好きなことを否定して、 私の好きなことを押し付けちゃったから、それを謝りたくって…」 「僕こそごめんね、今日は一緒に鬼ごっこ、したいな…」 「本当!?ちょうど今日は結香も鬼ごっこ参加するんだ!みんなで楽しもうね!」 「うん、ありがとう、!」 「それから、明日は結香と絵描くんだけど、駿も一緒に描こうよ!」 「いいの…?僕、絵あんまり上手じゃないけど…」 「いいのいいの!」 「じゃ、じゃあ、明後日は、僕のおすすめの本を読んでみてほしいな…」 「おすすめの本!いいね、読んでみる!」 「本当?ありがとう、!」 みんなそれぞれ「好き」は違うからしっかり理解し合うのが大切なんだね 君の好きはなあに? 君の好きも教えてほしいな!
愛の絞首刑
「愛してる。言葉では伝えきれない程に。」 来る日も来る日も同じ言葉を君に伝えてる。 それなのに、君は無視を決め込み続ける。しかも辛そうな顔をして。私に愛想をつかしたの? だって最近私が連絡しても既読つくまでに1時間はかかったし、やっと帰ってきたと思った返信も心なしか素っ気ない。せっかく夜ご飯作って待ってたのに、『今日は同窓会あった』とか言って食べなかったりするし。 付き合ったばかりの頃は私が髪を少し切っただけで気付いてくれて、「可愛いね」なんて褒めてくれて。すごく嬉しかったんだよ? でも最近なんて髪をロングからボブにバッサリ切っても何も言ってくれない。 ……もしかして、他に女がいるの? たまに君から匂う高い香水の香りは自分で買ったものじゃないの?…女に買ってあげたの? 私にはそんなもの買ってくれなかったじゃない。LINEの履歴だって見ちゃった。GPSだって私の知らない女の家に入っていってた。 浮気なの?そんなの耐えられない。無理だよ。私だけの君じゃなかったの?君の1番は私じゃなかったって訳?ありえないでしょ。 私はこんなにも大きな愛を、想いを君に向けてるのに。 _そう君に話しかけても、どれだけ問い詰めても返事は帰って来ない。 すやすやと眠るように目を瞑り、私のベットに横たわる君に高い香水の匂いはしない。 一緒にお風呂に入って、髪の毛だって乾かしてあげたもんね。 私はベットの横に座り、冷たい君の手を取る。 今日は疲れたのかな。君の寝顔は少し歪んだ表情をしてる。手にも力が入ってないし。 私はそんな君の冷たい額に口付けをした。 「愛してる。誰にも渡したくないほどに。」
君と一緒にいたかった
「君と一緒にいたかった」 という俺の想いが、胸を締め付けた。 俺は、あの日の出来事を思い出しながら、自分自身を責めた。 もし、もっと勇気を持って彼女に近づいて、話しかけていれば……。 そう思いながら、俺は過去を振り返る。 あの日、彼女は俺と一緒にいてくれた。 彼女との時間は、俺にとって最高の瞬間だった。 しかし、俺はその瞬間を逃してしまった。 今、俺はその後悔と想いに苛まれていた。 「君と一緒にいたかった」 という思いが、俺の中で大きく膨らんでいく。 俺は、その想いを言葉にすることができなかった。 だが、心の中で、彼女に向けて、そっとつぶやいた。 「もし、あの時に戻れるなら、君と一緒にいたかった……」 俺は、その想いを胸にしまい込みながら、今日も一人、寂しく過ごす。
彼女にそえる、アイビーの花。
俺=燈台駆 _7月4日。 俺はスーツ姿のまま、ひとつのこじんまりとしたお墓の前でとまった。手に持っていたピンク色の花束をそっと供える。ひんやりとした墓石に触れた。 「…"死んでも離れない"。知ってるか? アイビーの花言葉だ、梨沙」 _今から7年前 「おいかけるぅ!腹減ったぞ!!どうしたらいいと思う?え?」 「奇遇だな!俺もだ! なぁ、なんかくれるんだろ? 腹減って死にそーなんだよこっち」 …今日は昼飯抜き、か。 「こ、これ、どうぞ…。俺のですけど、よかったら…」 「あ"ぁん? お前のだと? 俺たちのために作ってきてくれてるんだよなぁ?あ"? いつもわりーなwまた放課後な遊ぼーな!w」 昼飯抜きはいつものこと。だけど、こんなのまだ可愛い。1番恐ろしいのは放課後。大人数に殴られ蹴られ、サンドバッグにされる。 どんなに辛くても、明日はくる。 そう思っていた。 だけど、いじめは日に日にエスカレートしていった。 「なにやってるの!!!きゃー!!!!!」 「ここ…は…」 俺は気がつくと、病院のベットの上だった。 「そう…だ…俺…鉄パイプで…殴られて…」 体を起こそうとすると、ズキっと頭が痛む。 俺は頭を抑えた。いつもの感触じゃない。俺は包帯でぐるぐる巻きにされていた。ぼんやりと、窓の外を眺める。桜が咲いていた。 春だった。 いつのまに、春になったんだろう。毎日暴力に怯え、いつしか季節の移り変わりさえも忘れてしまっていた。 「あっ、目が覚めた? 大丈夫?」 俺は声のした方を向いた。ポニーテールの、小柄な女の子がじっと見つめてきていた。 「あ、あぁ」 誰だろう。覚えてない。そもそも、女の子と関わりがあっただろうか? 「あっ、私のこと、分からないよね。ごめん。私は大倉梨沙!こんにちは!」 これが、梨沙との出会いだった。 話を聞くと、俺が鉄パイプで殴られた場面に遭遇したという。大声で悲鳴をあげると、やつらは逃げていったらしい。そのあと、救急車も呼んでくれた。 「私ね、1年4組! あなた、1年1組でしょ。見たことあるもん。いつも、あいつらにいじめられてるの?」 「あぁ…。俺、うまれつき体が弱くて…逆らえないんだ。力じゃかなわないから」 「私も。実は…いじめられてたの、昔」 梨沙は、自分の過去を話してくれた。小柄で力も弱かった梨沙は、よくいじめの標的にされていたそうだ。 「自分でも変わらなくちゃって、思ってたんだけどね、無理だった」 そう言って、えへへ、と笑う。どうして笑えるんだろう。辛いはずなのに。 俺はいつしか、梨沙にだけ心を開くようになっていった。似たもの同士だった。 だけど…、梨沙と俺は、違う。 梨沙は強い心を持っていた。自分を持っていた。それに比べて俺は…何も出来なかった。 鉄パイプで殴られて多量の出血をした俺は、傷口から感染症にかかり、体が弱かったこともあって退院できずにいた。日に日に弱っていく俺をみても、梨沙は逃げなかった。 毎日話に来てくれた。いつしか、俺は梨沙が来るのを待つようになった。 1度だけ、あいつらが病室にきたことがあった。謝罪もなし。ただ冷やかしにきただけ。俺がうつむいていると、梨沙が立ち上がってどなった。 「ふざけないで! こんなことになったのは、あんたたちのせいでしょ!! 駆は、あんたたちのせいで日常を奪われたのよ!!」 初めて、彼女が怒っているところを見た。めずらしく、やつらは逃げていった。 「うるさかったかな。ごめんね」 この時も、彼女はえへへ、と笑ってみせた。 _7月3日。 俺は手術をすることになった。手術の前日、いつも通り病室に来てくれた梨沙の手には、ピンク色の花束がかかえられていた。 「これ!駆にあげる!アセビって花なんだ。アセビの花言葉は、2人で旅をしよう。元気になったら、私と遊ぼうね!」 純粋に嬉しかった。初めて自分を慕ってくれる友達ができた。だけど、これが彼女との最後の会話だった。 『速報です。今日未明、大倉梨沙さん(13)の死亡が確認されました。死因は出血多量で、男子中学生(15)4人が殺人の容疑で逮捕されました』 後から話をきくと、梨沙は俺をいじめていた奴らのところまで行ったらしい。それで、返り討ちにあった…。手術を終えた俺は途方に暮れた。 彼女がくれた、病室に飾っているアセビの花言葉。それは"2人で旅をしよう"の他にもうひとつ。 "犠牲" 彼女の優しい笑顔が浮かんできて、いじめられても泣かなかった俺は、初めて病室で泣きじゃくった。
どんな遠くの未来だって
・・・夢を見ていたのはいつの日だっけ。私はもう夢なんか見るほど幸せになることは許されない。 でも、そんな私を変えてくれたのは、 あの人だっけな。 (許してくれる人) 「桜!今日こそ好きな人言ってよね!?」 私の名前は桜。好きな人なんていない。だって、そんなに幸せな暮らし、持ってないのに。 貧乏で、親が私の学校生活費用と、私のおしゃれだけに貯金を注いでくれてるから。そんな私が、 恋愛なんてして、許されるものじゃないから。私だけ幸せになっちゃ、ダメだから。 「やだよ。そんなに私の恋愛事情が知りたいの?その前にか京子のその片思い、どうするの?」 「えっ!?あ・・実は・・・・・・」 恋愛事情が知られることは恋愛しないとないから、高校生らしく、強がっているんだ。 「ん・・・。はよーございます!」 わぁっ! だれ!?あの・・超絶イケメン&チャラそうな人&着崩した制服&寝癖だらけの髪の人! 「ホラーみんな座れ」 は?は?は?は?は!?先生が冷静に座れ?あ、もしかして転校生ってことね。まあいっか。あーゆーひといたほうがいいし。 私はまだこの頃は、なんとなくの存在で、クラスにいて欲しい。逆に、クラスにいるだけで勘弁して。という感じだった。 けど、そんな甘い考えじゃ、未来は変えられない。この人が私の世界を変えてくれるなんて。 「せんせー俺、夢咲 桜 っていう人の隣がいいっです!」 「え!?」 先生はそうして、彼と私を隣の席にした。 ガタッ 「よろしく。俺、白金 斗亜。仲良くな。」 「エェッ!?うん。よ、よろしく!?」 ドキドキじゃなくて、いきなりすぎて慌てちゃう。それからたくさん時間が経って・・・。(4時間程度) 下校時間になった。またいつもの・・・あの時間だ。 私は中学生の頃、みんなに貧乏って知られてた。大体の人はわかってくれて優しかった。でも今は言っていない。その理由は、 中学生の時の1歳上の先輩たちが私をいじめてくるんだ。今は2年生の彼女たち。ぶっちゃけ、あいつらが嫌いだ。 「ひゃっほーい!今日もさくらんぼをいじめちゃお!水道ホースアターック!」 バッシャァァァァ びっしょ びしょ 「ああ・・・。」 今日もやられた。制服の選択はお金がかかるから、4かに一回って、決めてるのになぁ・・・。 「グスッ ・・・ うわぁん・・・」 私は泣き出した。本当に、悲しい。制服のことじゃなくて、こんな先輩がいるなんて。もう嫌! 「あーあ。これは 放置できないなぁ。」 え!?斗亜くん!?どういうこと!?助けに来てくれたの!!?嬉しい! ((乙女心 「おら桜!何やってんだお前!バカじゃねぇの!?」 怒った?私何もしてないんですけど!?えぇぇ!? 「あぁ?お前転校生か・・・。1年?先輩にごめんなさいは?先輩の言うことは絶対。いい?」 「は?何言ってんだ。知ってるぞ。お前、宿題やってないだろ?先生(先輩)の言うこと聞いてないやん。 あほ。」 あほ!?流石に先輩にそれって・・。 「ほら。桜。いい加減にしろ。そこまでだ。なんで俺ら(友達や先生)にいわないんだ!?言えよ!」 そして私の手を引っ張って、彼は私を連れて走ったんだ。 「どうして助けてくれたの?」 私は聞いた。 「お前を助けたくて転校したんだ。どうだ?高校のルール違反の転校生は。」 「・・・。」 無言で、照れ隠しで君を見れない。 「まあ俺は・・・・。」 「何?」 「え・・いや。」 「言って!」 「・・・俺は、どんな遠くの未来だって、桜と一緒にいたくてきただけってこと。」 え・・・。 私はしばらく時間をおいて、こういった。 「斗亜くんに、恋してもいい?」 「!!!お前・・。それは・・まあ。 恋しちゃダメな人、恋されちゃダメな人なんて、いないからいいんだよ。」 私は少し嬉しい。 そう、ふんわりと笑みをあげた私と君。どんなふうに、 なっちゃうのかな。
依礼ちゃん、ありがとう!
この学校の2022年度生徒会長、 『毛利依礼(もうり いれい)』中3。 彼女は天才美少女と言っても過言ではない。 成績は当たり前のようにオール5をとる。 東京に行ってスカウトされたこともあるそうだ。 顔はパッチリ二重で目もクリクリでまつ毛も綺麗。 鼻が高くて唇は鮮やかなピンク色。 そしてリムが黒でテンプルが金の丸メガネ。 体力テストも満点A評価。学年1位。 その上性格も良くてクラスの人気者。 人間のお手本のような人だ。 私の名前は『新乃七桜(にいの なお)』中3。 私の取り柄は名前ぐらいしか無い。 よく名前が可愛いとは言われるが、 それ以外を褒められたことはない。 こんな言葉無いけど文武無両道が1番近い。 勉強も苦手で体力テストも毎年D評価。 クラスでも教室の角で本を読んでいるタイプ。 毎日が全然楽しくなくて暗い未来しか見えなかった。 だから毛利依礼に憧れがあった。 「ねぇ、新乃さん。今良い?」 「あっ毛利さん。どうしたんですか?」 「明日他校の文化祭に行くんだけど、 一緒に行ける友達がいないの。 だから新乃さん明日空いてないかなぁって。」 「明日は空いてますけど…。 なんで私なんかを誘おうって思ったんですか?」 「だって本当は新乃さん面白そうだから。 友達になったら親身に寄り添ってくれそうだし、 友達になりたいと思ったんだよね!」 「じゃあ、行きます!」 「マジ?ありがとう!時間は後で伝えるね!」 ___文化祭の日 「遅れてすみません。」 「大丈夫だよ!っていうかさ、かたくない? タメ口でワイワイ行こうよ!」 「…ごめん。」 「ねぇ、七桜ちゃんって呼んでも良い? 逆に私のことは依礼ちゃんでいいからさ!」 「うん、依礼ちゃん!」 「じゃあ行こっか!」 この時、暗い未来しか見えなかった私が、 依礼ちゃんが仲良くしてくれるって考えたら、 生きる自信が湧いてきて楽しみになった。 「依礼ちゃん、ありがとう!」 *・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+ 誤字脱字あったらゴメンねごめん 文字数的にちょっと微妙な終わり方になっちゃったけど、 どうだったか感想くれたら嬉しいな(^_-)-☆ 【登場人物】 ・新乃七桜(にいの なお:2008/04/07) ・毛利依礼(もうり いれい:2008/11/01)