短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
私にはあなたが必要です。
I need you. 僕の机に書かれた英文。 放課後の教室。 静かな空間。 時は僕の鼓動なんて無視して過ぎていく。 君は、顔をほんのり赤らめて。 僕の方をじっと見ていた。 僕の苦手な教科、知っているくせに。 茶色く錆びた机の脚が、夕日に照らされる。 眩しさに目を細めた僕。 君は諦めかけたように俯いた。 そして、英文の意味が分かるか、聞いてきた。 震える声で。 僕は、首を横に振る。 君は静かに笑って、そうだよね、と一言。 ああ、あの時。 ちゃんと、気持ちを伝えられていたらな。 恋は、英語なんかより、ずっと難しい。
恋愛を知らない彼女と素敵な男性。
いつからだろう、貴方のことをずっとずっと目で追うようになったのは。 私は、「レンアイ」というものを知らない。「スキ」って何?「キュンキュン」ってどんな感情? そんな中、ある人だけは私に自然に話しかけてくれる。彼は、K君。 特に何か優れた才能を持っているわけでもないただのクラスメート。そう、ただの、、、、 ある日の放課後、彼に呼ばれた。すると彼は言った。 「好きだ。」 えっ、、、?すると、 「僕は、知ってるよ。君の飾らない笑顔、優しい心を。でも、君は、恋愛を知らないんだよね。大丈夫だ。僕が、教えてあげる。だから、付き合ってほしい。」 10年後… 「K君、ご飯できたから、きてね!」 「分かった!」 いつからだろう、貴方のことをずっとずっと目で追うようになったのは。 私は、「貴方以外の素敵な男性」を知らない。 ずっとずっと愛してるよ。
背後から、春を告げる
桜が舞い踊る季節‥‥ HARUを、告げる。 今日は、私‥‥杏果(ももか)が、初めて高校に行く日‥‥!! 私の心の中には、不安と緊張と楽しみが詰まっていた。 ‥‥いや、不安だけかもしれない。 なぜなら。 私は中学生の時、不登校だったから。 私は人付き合いが苦手で、2年生になっても友達ができなかった。 勉強も運動もできないから、学校が嫌いに‥‥いや、大嫌いになった。 そして、学校生活でストレスが溜まって、 不登校になった。 そんな私が、なぜ高校には行くのか? その理由は、1つの言葉がもとになっている。 中学3年生の時、高校には行くかどうかを悩んでいると、 お兄ちゃんが言ったんだ。 「誰にでも苦手なことはあるから、いちいち気にしなくていいんじゃね?」 その言葉に押されて、私は一歩踏み出した。 高校に行く、と決断したのだ。 あっという間に高校に到着! ‥‥やっぱり、不安だなぁ。 私が校門の前で立ち止まっていると、背後から声がした。 【杏果、君ならできる。今から君に、『君の心の春』を告げるよ。――いけ、杏果!はじめの一歩!!】 私は慌てて振り向いた。 だけど後ろには、桜の木が立派に立っていただけだった。 この木に、『私の心の春』を告げられたのだろうか。 (私なら、できる――――――ッ!!) 私は、後ろの桜の木から落ちてきた花びらをそっと掴んだ。 そして、学校に足を一歩、踏み入れた―――。 「はじめの一歩!」 私の心の中では、今この瞬間、桜が満開に咲いた。
友達と仲間
(友達なんかいなくてもいい) 友梨はいつもそう思っていた。クラスのみんなに避けられて、一人本を読んで、絵を描いて過ごしていた。 そんなある日、転校生の咲仲が、このクラスの一員になったのだ。(初めましてさなかです。友達をたくさん作れるように頑張ります)友梨はその言葉が気に入らなかった。(一緒に遊ぼう) (その本、面白いの?) 無視して、適当に返事をして。もうさなかは話しかけてはくれない。 そして、2週間経っても、さなかはクラスに馴染めなかった。そんなさなかを見て、自分と似てるとも思って、2人はその日、友達になったのだった。 さなかは、みんなが知らない面白い遊びをたくさん知っていた。でも、友梨の気持ちは変わらない。 (友達なんて、さなかだけいればそれでイイんだ) でもさなかは、友梨よりずっと友達を大切にしていて… その日の宿題は”自分の名前について、家の人に聞くこと” そのとき初めて気がついた。 友梨の名前には(友達がたくさんできて、仲良く、楽しく遊べるように)と願いが込められていること ああ、そうだきっと。 咲仲、友梨。 私は咲仲のようにもっと仲間、友達を大切にしていればよかったんだ。 名前をつけた、お母さんやお父さんの期待にも応えなければ。 次の日の朝、友梨はみんなに会うのが楽しみで、走って学校に向かったのだった!
ラストレイン
ーーーーー夜の病院にてーーーーーー 「僕、生きている意味なんてあったのかな?」 〈雨風 レイン(あまかぜれいん)〉が住んでいる国は戦争がずっとあった。 来る日も来る日も空は曇り空だった。雨なんて降らなかった。 そこから、爆弾が降ってくるのだ。しかし、ある日戦争は突然終わりを迎えた。 国民は喜んだ。しかし、戦争に使われた地雷は埋まっていたままだったのだ。 レインは地雷を踏んでしまった。その日から、レインは病室で暮らしている。 もうない片足をさすりながら。 お母さんは悲しんだ。そりゃそうだろう。もう、いないお父さん。 片足を失った子供。お母さんは悲しみの淵へ行ったのだ。そして、レインは申し訳ない気持ちで いっぱいだった。 (母さんには申し訳ないな。でも俺は病室から出たくないんだ。) 「もしもーし。レインさーん。」 誰だろうか。病室の闇の中から声が聞こえた。レインは看護師さんと思ったみたいだったが、 違った。 「看護師さんじゃねえで、おいらは死神だ。」 「死神?フッ、やっときたんだ。」 レインは驚かずいつもの口調で話す。どちらかというと死神の方が驚いていた。 「ほう…驚かないなんて珍しいねえ。いつもなら、こっちにくんな!みたいな感じなんだよ。」 「死神も大変なんだねぇー」 「命をいただいていきたいんだが…どうやら未練があるようだな。」 図星だった。レインは落ち込んだ。その未練はもう実行はできないのである。 「おいら死神にゃ、人間に未練が残っていたら魂ちょうだいできないんだよ。 だから、なんでも願いを叶えてやる。なんか、やり残したことはあるか?」 「…足でもう一度外を歩きたい。」 「わかった。」 すると死神は手を一振りした。すると、レインの足は病室で暮らす前に戻っていた。 「さあ、外に行こう。」 月明かりの下、レインは歩き出した。久しぶりに外に出たレインは月の明かりが眩しいと思った。 「どうだ、歩いた感想は?」 「…久しぶりだな。」 「それだけかよ。まあ、いいや。次の願いは?」 「遊園地にいきたい。死神と一緒に。」 「いいぜ。」 死神が手を一振りしたと思うとそこは遊園地だった。人は誰もいないのに明かりはついている。 「あの、観覧車に乗りたい。」 2人は観覧車に乗る。昔、乗った観覧車だ。遠くの景色まで見える。 「どうだ、観覧車は。ジェットコースターじゃなくてよかったのか?」 「うん。ジェットコースターは嫌いだし。やっぱり、観覧車がいいね。」 1周回って、2人が降りてきた。すると、いつの間にか病室に戻っていた。 もう足も元に戻っている。死神は話し始めた。 「さあ次は?」 「…父さんとおんなじところに行きたい。」 「父さん?お前の父さんは…」 レインはお父さんが大好きだった。お父さんはいつも忙しそうだった。でもお父さんは レインとの時間を作ってくれた。お父さんと散歩したり、観覧車に乗って楽しんでいた。 しかし、戦争で兵隊として送り出されて離れ離れになった。今もどうしているかはわからない。 でも…多分…レインは話しながら泣いていた。 「だから出たくなかった父さんがいないことわかるから。死神、早く送ってくれよ。」 「…それが最後かよ。」 死神は少し考えて、話した。 「この後、おいらは罰せられるかもしれない。神様から。でもこれはおいらからのプレゼントだと 思ってくれ。」 死神は手を一振りした。すると、レインは空を飛んでいた。足は両足あった。 死神と空を飛んでいく。飛んで言った先は、レインの家だった。お母さんは1人、お茶を飲んでいた。 「さあ、行ってこい。」 レインは窓の近くにいた。ここからなら声が聞こえる。 「母さん。」 お母さんは驚いた。レインは言いたいことがたくさんあったが一言だけ言った。 「いつも、ありがとう。」 それを告げたと思うといつの間にかに病室に戻っていた。 「さあ、行こうじゃないか。」 レインは静かに頷いた。レインはベットに寝た。足が両足あるままで。 「これは戻らないの?」 「ああ、おまけだ。」 死神はウインクをした。レインもそれに釣られて笑ってしまった。 レインは目を瞑った。死神は鎌を上げた。すると、最後にレインは小さな声で喋った。 「最後に昔、父さんとみた虹を死神とみたいな…」 死神の鎌は振り下ろされた。 その日の夜、雨が降った。冷たい冷たい雨だった。 そんな雨が病院を包む。もう帰ってこない人がいるということを悲しむように。 でも、明日の朝には晴れるだろう。空の上からも虹が見えるだろう。 2人で虹が見れるだろう。 「死神、ありがとう。」 レインの頬には涙が伝っていた。
失恋したからこそ生まれた恋
「ぼ、僕、松本 昴(まつもと すばる)っていいます! ずっと前に一度図書室で見かけたんです!」 「あぁ、あの図書委員の子だよね?」 「は、はい!」 僕のこと覚えててくれたんだ。嬉しい。 「告白してくれてありがとう」 も、もしや…僕に告白したかったけど 告白できなかったんじゃ!? 「だけど…ごめん!昴君とは付き合えないの!」 「そ、そうですか……迷惑でしたよね。 ごめ…ん…なさ…い…」 ダッ 僕は恥ずかしさと悲しさの両方の気持ちでその場を後にする。 そして二つの気持ちが混じってだんだん気持ちが変化してきた。 なんなんだ!僕がせっかく勇気を出して告白したっていうのに! と、恥ずかしさと悲しみがだんだん怒りに変化していったのだ。 もう優等生なんてやめてやる!グレてやる! パリーン 僕はメガネをわざと落として割った。 不良になるのならメガネなんてカッコ悪い。そう思ったからだ。 そして今、現在。不良グループのトップに立っている。 みんな怖がって俺に近づいてこない。一人称も僕→俺にしたんだからな! 俺はもう前のオドオドした松本昴じゃない!不良トップの松本昴だ! 「あ、あの…」 「あぁ?なんだ?俺になんか用か?」 「そ、そうなんです…ちょっとこっち来てくれますか?」 「あの…私、杉江 ゆら(すぎえ ゆら)っていいます! 前に雑貨店で見かけたんです!」 「あぁ、あのバイトの…」 なんかこのパターンどっかで見たことあるぞ? ああ、そうだ!俺が不良になるきっかけのやつとの会話と同じだ。 「好きです!付き合ってください!」 俺が…今振ったらこいつも俺と同じ道に…それはさせない! 「おう。俺もだ。告白される前まで知らなかったが、 今知って好きになった。よろしくな。」 「はい!お願いします。」 俺が…いや、“僕“が…失恋したからこそ“俺“ の恋が生まれたんだ。 “僕“が失恋したからこそ生まれた“俺“の恋なんだ。
最期の危機
ひゃあ! 今、僕は絶体絶命の危機にさらされている。 そうなったきっかけを説明しよう。 まず、僕と妻の住んでいるところは、大変な食料不足になっていて、空腹の限界だった。そこで、僕は、となりのまちへ行って、食料を獲得することにした。 ある建物から、いい匂いがした。その匂いをかぐと、お腹が「ぐー!」と、反応する。黙れ!腹の虫い! そこにこっそり入って、匂いのする方へ行った。(またまた、ぐーぐーとうるさい虫のやつ。)そしたら、お菓子の山があった。しかも、ちょびっとあいていた。 (ラッキー!今日はなんだか、久しぶりにいい気分になったぞ!) お菓子を抱えて、建物から脱出しようとした。が、巨大生物が、追って、僕をバンバン叩いてきた。そして、僕は、透明な「ゴキブリ」になった。 その後、巨大な人間は、「やった!ゴキブリを倒したぞ!」と言った。 生まれ変わるなら、あんな奴は絶対に嫌だ。 ごめんな、妻よ。 どうでしたか?コメントお願いします!長くてゴメン!
濁りと夏
拝啓、何処まで走ろうとも追いつけない、蒸し暑い日の思い出へ。 二年ぶりに実家に帰省した。 山に囲まれた夏の田舎は、やはり懐かしく感じる。 両親に歓迎され、昼食を済ました後、僕は散歩がてら生まれ育った故郷を見てまわることにした。 この土地で、僕は電車やバスを見た事がない。だからこそ、上京して 当たり前に電車やバスに乗る人々に対して驚きを隠すことが出来なかった。 何も変わらない、僕の故郷。 何も無いけど、工夫して友達と遊んだっけ。 この狭い田舎で、僕の友達は二人しかいなかった。 一人は数年前に僕より先にここを出て、連絡はとっていない。 そしてもう一人は… よく三人で遊んだ山に行く。 ボロボロになった立ち入り禁止の看板と、子供が入れない程度の塀が佇んでいた。 この看板と塀が作られたのは、11年前。 あの子がこの山で居なくなってから、三ヶ月ほど経った時だった。 11年前は大きく感じていた塀も、今の僕にとっては小さい。 僕はそっと塀を乗り越え、山の奥へと進んでいく。 山の奥には緩やかな流れの小さな川があった。 あの子が居なくなったのはいつものように三人で水遊びをしている時だった。 ふとあの子の方を見ると、跡形もなく居なくなっていた。 まるで神隠しに遭ったかのように、なんの物音も立てず。 少し経ったあと、僕はまた塀を乗り越え、実家までゆっくり歩く。 歩いている途中、確かに聞こえた。 「また遊ぼうね」 拝啓、蒸し暑い日の、忘れられない思い出へ。
彼に振り向いてもらいたくて
私は、鈴野雪菜(すずのゆきな)。高校2年生。 私には、好きな人がいる。彼の名前は、斉藤蒼(さいとうあおい)。彼は、高校3年生で、ルックスや学力は普通なのだが……。 半年ほど前。私は、移動教室に間に合いそうになくて、廊下を走っていた。そして、3-3組の教室の前を通った時。私は、誰かとぶつかり、私はその場で転んだ。 「あっ、あの、すみません」 私は、とっさに謝り、相手の顔を見た。その相手は、斉藤先輩だった。 「いや、大丈夫ですよ。それより、あなたは怪我とかしてないですか?」 普通の人だったら、私に怒るはずなのに、彼は、私の体の方を心配してくれていた。 「大丈夫です。じゃあ、それでは」 私はそう言い、立ち上がり、教室へ向かおうとした。けれども、彼は、私が膝を打撲したことに気づいたらしい。 「授業よりも、体の方が大事ですよ。保健室に行った方がいいですよ」 彼はそう言い、私と一緒に保健室に行ってくれた。彼とのこんな出来事があり、私は、恋に落ちた──。 それから、私は、彼に意識してもらうために垢抜けを頑張った。そして、彼と出会ってから2ヶ月が経つ頃には、学校中の男子にモテるほど、可愛くなった。しかし、彼とは少し仲良くなれただけで、両想いにはなれなかった。 (容姿だけじゃ、だめなのかな?やっぱり、内面から変えないと………!) 今度は、気遣いをできるようにしたり、言葉遣いに気をつけたりするようになった。そのおかげで、内面から垢抜けた気がする。我ながら、見た目もさらに可愛くなったと思う。だが、それでも彼は振り向いてくれない。 (どうして、彼は私のことを意識してくれないの?あの時、優しくしてくれただけだし、それ以来は、たまに話すくらいだし……。私の何がだめなんだろう?) 雪菜は、蒼に彼女がいることを知らなかった──。
サカナビト。
私の名前は博多政夫(はかた ひろお)。 今から話すのは、昔々、私が幼い頃に経験した話である・・・・・ 私は魚釣りが好きだった。 そこで父さんに頼んで、初めての魚釣りに連れて行ってもらった。 「やった!とれた!!」 魚を取れ、喜んで跳び回っていた私は、足を滑らせ、転けてしまう。 転けた瞬間、目の前に巨大な魚のようなヤツが見えた。 そこで私の意識は無くなった。 今思えば、マグロのようなシルエットしていたな。 何時間経ったのだろうか、私は目を覚ました。 辺りを振り返っても誰いない。 この時、私の脳は謎だらけだった。 父さんはどこへ行ったのか、あの魚は何だったのか。 私助けてを呼ぶため、近くの町へ向かった。 しかしその町は、さっき見たあの巨大魚に襲われていたのだ!! ソイツは何といい気持ち悪い見た目をしていた。 生きた魚に人間の手足が生えたようなそんな見た目だ。 私は慌てて逃げて、迷子になってしまった。 遂に挟まれてしまった。 そしてその時私は全てを理解した。 あの魚は生きた人間を捕食するんだ。 だから死んだようにかたまっていた私は助かったのだ。 そして父さんはあの魚に丸のみされたのだ。 今も父さんの声が聞こえる。 「ひろ・・・ お・・どうか・・・・いき・・・ってくれ。」 そんなことを思っていると、上から音がした。 救助がきたのだ。 のろのろと下がってくるハシゴにしがみついた。 そこから色々あり、研究者になった。 そこで私はあの魚を「サカナビト」と名づける。 ハハハ。怖かったかい? 実はぜんぶ作り話なのさ。
お母さんなんか大嫌いだ。
登場人物…中学生の花と花の母さん お母さんなんか大っ嫌い…! 私は部屋の中で1人で泣きながら叫んだ。 ーー 私はずっとお母さん 1人で育ててもらっていた。 もちろん仕事をしないとご飯も食べれないし 学校にも行けない。 だからお母さんは私が中学校に登校してから 一日中スーパーで働いている でも、お金はあんまりもらえないみたい… 頑張って家賃と少しのご飯を買えるくらい。 クラスメイトは、 「新しい洋服買ってもらった!」 「外食に行った」 「遠くにお出かけした」 こんな話を日常的にしていた なんで私はお洋服も買ってもらえないし 遠くにも外食にも行けないの? 普通じゃないのかなあ こんなことができないのは、お母さんのせい そうやって思うようになってしまった。 私が成長するにつれお母さんも疲れが出るようになっていた。 学校から帰るといつも寝込んでいて、 料理もこれ食べてとかいた、付箋が貼られている おにぎりが毎晩置いてあった。 「お母さん!最近疲れてない?たまにはさ、お休みの日にお出かけしようよ しんどいんだったら病院もいきな?」 「ごめんなさいね花。お母さんは全然大丈夫…! 花のためにお金は貯めなきゃだし、病院も大丈夫。」 お母さんは大丈夫と答えるばかりだった 数ヶ月後。 母は癌にかかっていたらしい。 病院にも行ってなかったせいで、手術しても治らない 段階だった。それで、スーパーで倒れたらしい。 病院に急いで行った。今までにないくらいの速さで。 でも、病室に行くとお母さんはもう息を引き取っていた。 「申し訳ありませんが、お母様は息を引き取られました。」 いやだいやだいやだ。 こんな現実認めたくない なんでお母さんはこんな無理したんだろう 私のせいなのかな? なんで辛いことを言わなかったの 相談しなかったの? もっと話さなかった自分が憎い 「すいません…」「なんですか?」 「お母様から手紙です。」 なんだろう。 20××年。2月16日 花へ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー まずは謝りたいです、 l ごめんなさい。ほんとはもっと花の成長を見たかったな、 l 病院行かなかったのもお金を貯めてたからなの。 いっぱい我慢させちゃったよね お洋服も、お出かけも、誕生日にケーキも買えなかったよね。 一番辛いのは花だったよね、我慢させちゃってごめんね。 私は花が一番大切で大好きだったよ。 お母さんより。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー とっても優しくていい人なお母さんは大好き。 でも、自分を責めちゃうお母さんが私は大嫌い。 ごめんね。
理性を、君の為に捨てた。
___4444年.地球.日本___ 私は村田 優凜(むらた ゆりん) 昔は、人間はもっといたらしいけど、クラスは私以外、人工知能だ。 「優凜、おはよ~!」 この子は親友の舞雪(まゆき)。もちろん人工知能。 あ、そういえば、もうすぐ私は消える。 地球は、人工知能だけになる。 それまで、あと2日_ 私は田中 舞雪(たなか まゆき) もうすぐ私の親友__優凜は、消える。 そうプログラミングされていた。 友達がいない優凜のために、性格が合うように、造られた。 だから、寂しいなんて、思って‥‥ない。 「みんな‥ありがとう!」 私の為にみんなは、お別れの会を開いてくれた。 そこに、舞雪の姿はなかった‥ 家に帰って、私は呟いた。 「なんで‥舞雪、来なかったんだろ。」 すると、ピンポンが鳴った。 なんで、私、走ってるんだろ。 優凜の為に。 人工知能には、理性しかないのに_ すると、電話が鳴る。 「No.1324765832 田中舞雪 田中舞雪 止まりなさい 止まりなさい 理性に逆らうな プログラミング通りに動け」 嫌‥‥だ‥‥ 「嫌です!」 「お前は明日、消えるぞ。」 え? 「いいですっ!」 「はぁ?」 「いいんですっ!優凛に‥愛を‥伝えなきゃ‥」 「もういい。消えろ」 私は、優凜の家のピンポンを押した。 「舞雪だ‥‥」 「上がっていいよ。」 舞雪が来た。 舞雪は全てを話してくれた。 「そんなっ‥‥なんで‥私の為に‥」 「いいの。」 え‥ 「私は、優凜の為に生まれたんだから。」 次の日____ 優凜と、舞雪は消えた。 __素晴らしい人間と人工知能の友情__ この歴史は、何年経っても、変わる事は無かった。
みんなの未来は、きらめきの光であふれてる
私、神山夢美(かみやまゆめみ)。小学5年生。 みんなの夢─────それはなにか、クラスでアンケートをした。 みんなの夢はなにかと、胸がふくらむ。 アンケート用紙が集まり、回答を見てみた。(私は回答していない) 回答は、予想もしなかったことが書いてあった。 夢はない、そんな回答ばかりだった。 え……? みんなの未来は、輝かない光、ばかりなの─────? 次の日。 アンケート結果をグラフにした。 5年1組は26人。20人が、ない、という回答。 残りの5人は、あるけど自信がない、という回答。 こんなの発表するのか…… いよいよ発表の時。 「私は、みんなの夢はなんなのか、というアンケートをしました。その結果、20人が、ない、5人が、あるけど自信がない、という回答でした。みんなの未来は、まぶしく光り輝いている、私は、そう思っています。だから、みんなも自信を持って、夢をかなえてください。 ない人は、自分の好きなことや、得意なことを生かせる仕事がいいと思います。 これで発表を終わります。」 先生が、 「では、感想を言ってください。愛梨(あいり)さんから。どうぞ。」 「この発表で、私は、将来の夢に自信が持てました。今からでも遅くないから、努力しようと思いました。」 パチパチ…拍手があがる。 他にも、いろいろ感想を言ってくれた。 このアンケートして、よかった。 ー10年後ー 今ごろみんな、仕事がんばってるんだろうなぁ。 私の仕事は、スクールカウンセラー。 姉妹にも頼りにされたし、私の言った言葉は、姉妹がノートに記録しているとか。 私は、小学生の悩みをこわし、明るい未来にさせてあげたい。 みんなも、悩みなんかぶちこわして、 未来のとびらを開こう。 きっと、いい未来が待ってるから。
桜が綺麗ですね
彼とずっと一緒にいられる。そう思っていた──。 私は、桜井葵(さくらいあおい)。当時大学1年生だった私は、入学式の日。大学のキャンパス内にある桜の木を眺めて、こうつぶやいた。 「綺麗だなぁ……!」 「そうですよね」 私のつぶやきに、となりにいる誰かがそう答えた。 「あっ、すみません。自己紹介もなしに、急に。あの、俺、古川凪(ふるかわなぎ)って言います」 彼がこう言った時の横顔は、今でも忘れられない──。 「私は、桜井葵。あなたも、この大学の1年生になるの?」 「は、はい。そうです」 そう言うと、彼はまた桜に視線を移した。私も、彼と同じように、また、桜を眺めた。 「あっ、そうだ!私、この後、用事があるんだった!」 私は、我に返り、急いで帰ろうとした。そしたら、彼が、最期にこう言った。 「桜が綺麗ですね」 「……?」 私は、この言葉を聞いた時、意味がわからなかった。 「あ、いや、さっきのは、気にしないでください。では」 私は、彼に手を振り、帰り道を急いだ。この時の私は、まだ、彼と会うのがこれで最期だとは思っていなかった──。 彼は、入学式があった日の夕方、暴走車に轢かれて死んでしまった。私は、まだ彼とそんなに仲良くなったわけではないが、彼の突然の死に涙を流した。ふと、私は、彼のあの時の言葉を思い出した。 (そういえば、「桜が綺麗ですね」って、どういう意味なんだろう?) 私が大学に入学してから、1年が経った。大学のキャンパスには、去年と同じように桜が満開に咲いている。けれども、となりにいた彼は、もういない──。そう考えると、悲しくて泣きそうになった。 「そんな、今にも泣き出しそうな顔、しないでくださいよ」 となりから、聞き覚えのある声が聞こえた。私がとなりに目を向けると、なんと、亡くなったはずの彼がいたのだ……!しかし、彼の体は半透明になっていて、向こうの景色が透けて見える。 「桜井さん。やっぱり、『桜が綺麗ですね』の意味、わかってなかったですよね……?俺、あの言葉通り、こうやってまたこの場所に来たんだけど……」
大罪
私はとんでもない大罪を犯してしまった・・・ 私は今、とてつもなく後悔している・・・ なぜなら、太古の昔から「絶対にやってはいけない」と言われているあることをしてしまったからだ。 なぜそれをしてしまったのだろうか。 もしあのときに戻れるなら、あのときの自分を止めるだろう。 私はこれから罰を受ける。 私を乗せた天秤は大きく傾く。 体は禁忌によって蝕まれ変貌する・・・ それも仕方ない、自業自得だ。 私がしたことは、決して許されない。いや、私自身が許せない。 ___________________________________ その日は特になんの変わりようもない日だった。 風呂から上がって歯を磨き、九時には布団に入った。 しかしそれから一時間ほど経っても寝れなかった。 そのとき、奇妙な音が聞こえた。 「ぐるるるる」 それはまるで猛獣が獲物を欲しているような音だった。 私はそれを聞き、布団から出て猛獣が行くであろう場所へ向かった。 そこで私は、一つの箱・・・それもパンドラの箱を見つけた。 そこで最大の過ちが起きた。 絶対にやってはいけないとわかっていたが、私は欲望に逆らえず、パンドラの箱を開けてしまったのだ。 箱の中は渦巻きのような、なんとも言い難いものだった。 私はその中に浄化された水を注ぎ、しばらく待った。 時間はもう十時三十分になろうとしていた。 パンドラの箱を再び開けたとき、渦巻きは巨大化していた。 そしてそこに禁断の液体を乗せ、それを自ら取り込んでしまった。 その瞬間、言葉じゃ言い表せないような幸せな感情になった。 それは背徳感によってさらに増幅していた。 しかしその後、深い絶望が襲い、 もう後戻りはできないと私は悟った。 そう、私の罪は・・・ 夜中にマヨネーズをかけたカップラーメンを食べてしまったのだ。
天才役者
ある小さな町の小さな劇団に 一人の役者の少女がいた。 その女の子は見たことがある人の表情・シーン・動きであれば 完璧にその役をこなして見せるという まさに天性の持ち主だった。 そんな子が売れないはずもなく 順調に売れていき、徐々に 実力も認められるようになって 色々な映画やドラマにも出る人気役者になったのだ。 ある年、その子は 小説が有名なミステリー映画で 犯人に刺される被害者役を 務めることになった。 しかし、その子は練習の時はあまりその役を うまく演じれなかった。 だが、 なぜか本番のときにはとてもうまく役を演じ まるで本当に刺されているように上手だった。 その後 映画の評価はとても好評で その年のアカデミー賞を取ったほどだ。 そして無事、大成功したとさ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ちなみに映画の本番はクリスマスイブの次の日の朝であり クリスマスイブ当日には 被害者が刺されて亡くなった 犯人がいまだに分からない殺人事件があったそうですよ。
終わらない日々
時は、3069年。 今、世界では、ある問題が起きていた。 それは宇宙人との戦争だ。 宇宙人は、人類とは比べ物にならない軍事力を持っていた。 これは、その戦争で、全てを失った子供の物語。 「あれ・・ここどこ・・」 目をさます。まだ意識がしっかりしていない・・ 「そうだ。寝ていたら、突然宇宙人から攻撃が来て、妹とはぐれたんだ。」 周りを見渡すと、家は崩れて跡かたもなかった。 「そんな・・」 家族の名前も忘れてしまった。 ここからどうすればいいのか、わからなくなってしまった。 (とにかく学校に行ってみよう。何か思い出すかも・・) 学校へ向かう。うろ覚えだったけどなんとか思い出せた。 あとはこの横断歩道を渡れば学校だ、というところで視界に何かが入る。 それは宇宙人に追いかけられている人の姿だった。 目の前に宇宙人がいるのに体が動かない。 (必死に逃げているあの人の方が生きる意味があるんじゃないか。) 私はそう思う。 せっかくなら人生、いいことして終わりたい。 私がおとりになろう。 そう思う。 私は宇宙人にむかって走り出していた。 こうして私の人生は終わった。
恋は難しい【最後ハッピーエンド】
私は、彼が好き。 今、その好きな人と歩いていて恥ずかしくて赤らまいでしまった。 彼は、私のことを好きでは、、、ない、、。 聞いてしまったんだ。聞かなければよかったと思っている。 彼は同級生と付き合っている。その彼からの告白しているところを見てしまった。 最悪、、最悪、、。 私の恋は終わっている。でも、気持ちだけ、伝えるために告白をする。 「あの、、、。私、あなたが好きです!無理なのはわかってます。でも気だけ伝えたくて」 「嬉しい。無理じゃないよ。僕、あなたのことが好きだからね。」 え、、、?じゃあ、あの告白は何? 「ごめんなさいなんですけど、告白してるとこを見てしまったんです。」 「ああ!アレね!アレはウソ告だよ。ごめんね。心配かけて。その子とは付き合ってないよ。」 ま、まじー!! 「付き合ってください」 「もちろん。付き合おう」 ほみだっよー! 読んでくれてありがとうございます。 文とか間違っていたらすみません。 またね。