短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
なんで?
みなさん、こんにちは。 私、菜栗。なつってよむの。7歳。 私はね、…もう、人間に、しつぼうしてるの。 みんなね、私のこと、すぐにうらぎるの。 5歳くらいのとき、未唯ちゃんっていう幼馴染のこがいたんだ。 でもね、みぃちゃん、すぐにはなれていったの。 7歳になってすぐのころ。 私、親友ができたんだ。 でもね、クラスメイトの晴ちゃんが、わたしが虐めたっていったの。 そんなこと、してないのに。 それで、みんなはなれていっちゃった。 お母さんも、わたしのこといらないって。 もう、嫌なんだ。 だから、この世界にいるのももう最期。 あはは。もうこの世界に、未練はないや。 やることがなくて、やりたいこともみつからなくて、 ずっと勉強ばっかしてた。 「ははっ…なんだ、もうこの世界って、いいことなんかないんだ」 唯一、味方になってくれたのは美流だったなぁ、でも。 もうここには美流がいないの。 ー美流は、持病で死んじゃった。 まっくらな暗闇の中、少女は、 ずっと助けを求めていました。 でも、少女の求めた助けは、こなかったのです。 だから、もう、心を閉ざしてしまった。 「…美流…最期に、もう一回、会いたかった」 「来世では、美流に会えますように」 次に目を覚ますと、誰かの腕の中。 「あら、起きたの?菜ノ葉」 そっか、ここは来世の世界かな、 ここでは、美流にあえますように。 ー数年後 私は小学生になった。 ここでは、美流に会える? 「ねえねえ、キミキミ!友達になろ!?」 「あぇ、美流…ちゃん?」 なわけないか。でも、この子、美流ちゃんにすごく似てる。 美流ちゃん…なの? 「…もしかして。なつ?」 「美流ちゃん!!」 よかった、本当によかった。 私と美流ちゃんは、抱きしめあった。 ‘来世でも会えますように’このお願いは、叶ったみたい。 この世界になら…期待しても、いいのかな? 少女の真っ暗な心の中に、一握りの光が灯りました。 そう、“友情”という名の。 これから、少女の体験したことのない、楽しい世界が待ち受けていることでしょう。
天使であるという事
僕は特別な存在 神の使者をしている、いわゆる天使 といっても僕はまだ子供で仕事とかはあまりない、だからいつも暇なんだ 僕達天使には仕事の時以外に人と関わっちゃいけない、そういう決まりがある けど、少し人と話してみたいな、少しくらいいいよね… そう思いながら病院の中を飛びまわっていた 普通の人に僕は見えないんだよね…だれかいないかな見える人 その人と話して友達にでもなれたら素敵なんだけど 「わー!翼生えてる綺麗だねえ」 声の方を向くと、僕とおんなじ年くらいの女の子が立っていた どうやらこの子は見えるらしく、 色々話してみた 名前は久遠(くおん)と言うらしい、病気もほとんど治っていて、あと1ヶ月後もすれば退院するらしかった 人と会話出来た事が嬉しくてたくさん話した 友達になろうと言うと、いいよと言ってくれた 久遠と僕は友達になったんだ 明日も会おうねと言ってくれた ――ああ、明日が待ち遠しいな それから久遠とは数え切れないくらいにたくさん遊んだ これからもずっとずっと一緒にいたいな この可愛い笑顔をいつまでも隣で見ていたい いつの日からか僕は久遠と会うことだけを楽しみにしていた 久遠と会ってから1ヶ月経った 久遠の病状が悪化してきた 顔色が悪い笑顔も減ってきた、心配だな… 久遠の病室まで歩いているとお医者さんの話し声が聞こえた 「今頃は退院できたはずなのに、どうしてこんなに悪化しているんだ?」 「心配だね、死神でもいるんじゃないか?」 「縁起でも無い事言うなよ、ここは病院で俺達は医者なんだぞ!」 死神…か 久遠…大丈夫かな、少し急ごう 病室に入ると久遠はもう寝ていた でも苦しそうでずっと唸っていた、腕には会ったときは無かったはずの管がいくつもついていた ―――死神でもいるんじゃないか? 天使は久遠の頭を優しく撫でて微笑んだ 「今までありがとう、久遠…じゃあね」 真っ白な美しい翼を広げ、窓から飛び立った 満月が綺麗な夜だった それから一週間後 久遠は元気になっていった、お医者さんも母親も喜んでいた 「あの症状が嘘のように無くなっています、もう心配無いですよ」 「本当ですか?!ああ、よかったわ…本当に…」 「うん、よかったねえお母さん」 「元気になってよかったね」 聞こえるはずもない天界から天使はそう呟いた こんな苦しい思いをするなら…あの子と会わないままの方がよかったな… もう、こんな思いはしたくない…僕にこの役割は重すぎる 天使は天界の雲の上から落ちた 天使はおちていく中で自分の翼から抜け落ちる少し黒くなった羽を見つめ、目を閉じた これでよかったんだ…これで 堕ちた天使の目に涙が浮かんだ
彼氏と陰口。
朝、教室に入ると、いつもと同じ空気が流れる。 みんな私を見て、いつものニヤニヤ顔をする。 私は実(みのる)といいます。 私は、美人から遠く離れた気持ち悪い顔をしている。 クラスには可愛い子が何人もいる。 そして、その子たちはみんな彼氏がいる。 美人だと評されていない他のクラスメートも、大抵は彼氏がいる。 ――私だけ、彼氏がいないんだ。 それで、私は、クラスからちょっとしたいじめを受けている。 大きないじめじゃない。いつも同じ人から、ひそひそと陰口を言われるだけの、小さいいじめだ。 今日も、教室に入ったとたん、それが始まった。 「実、今日も可愛くなぁい」「こんなので彼氏できるわけないっつーの」 「こんな奴がクラスにいるなんて、サイアクー」「それなー」「ねえ見て!実が落ち込んでるー!ウケるw」 小声だけど、私にも聞こえてくるくらいの大きさの声で、 悪口をめっちゃ言ってくる。 先生が教室に入ってきたとたん、陰口をピタリとやめる。 ある日、私は屋上に呼び出された。 屋上に行くと、いつも陰口を言ってくる5人がいた。 私は戸惑って「えっと、何の用ですか・・・」と聞く。 5人のうち1人が、爆笑した。 「ウケるーッ!!何の用ですか、だって!!」 他の4人も笑いだした。 私は、悲しいを通り越して悔しくなってきた。 「何がおかしいの!?精一杯生きてるのに!!」 そう叫んで、屋上から飛び降りようとした。 5人は「精一杯生きてるんだって、笑えるー」と言いながら、飛び降りようとする私に気付かない。 私は飛び降りようとした。 でも、誰かに腕を掴まれた。 「え」と声を出しながら後ろを振り向くと、1人の男子がいた。 「なんで死ぬの?」と、私に問う。 「い、いじめられてるから、です」と私が言うと、男子は力強い声で言った。 「事情は知ってる。恋人ができないからっていじめられているんだろ? じつは俺、実が好きだ。俺から見ると、実は一番美人だ。嘘じゃない。だから、付き合ってくれないかな?」 予想外の言葉から、私は黙り込む。 後ろでそれを見ていた5人が、呆気に取られている。 私とその男子は、付き合い始めた。 それからは、5人からの陰口もなくなった。
心配させてよ、お前だけ。
「うーんん...」 「ほーらー美ー羽!!みーうー」 「んんー??んんうーん(えー??まだ寝てたーい)」 「そんなこといってるひまなんかなーいの、私達今から男子の薪運んで、カレー作って、ご飯たいて...」 「はいはい...それより、私がいったことよーくわかるね」 「そうでしょ??ドヤ」 「ドヤ顔すんなーw」 「ほらっ起きろー!!」 「ぐーすか、ごー」 「美羽のやつー!!」 私は美羽。小5です!!今、林間学習中の朝となりました。 理想))小鳥の声で目を覚ます。現在5:30。ちょっと外の景色、眺めよう。いい気持ち。朝の空気、気持ち...。 まだ早いから、みんなが起きないようにゆっくり読書、しようかな。 現実...))「ほらっあなた達!!何時だと思ってるの!?」 「...うぅんん...って先生っ!?」 「今、何時ですか!?」 「はひ、7時です...って、え!?」 「決められた起きる時刻は!?」 「ろ...6時、半...です...」 「30分間、あなた達はねてたんですか!?」 「は、い...」 こらぁぁっ!!! 「「「ひゃっごめんなさい!!」」」 結局私と一緒に寝てしまった友達2人もパジャマ姿で先生のお説教を存分にされたのでした...。トホホ... 私はちゃくちゃくと薪を運んだ。そして男子の元へ行った。 「はぁ」 先生に怒られちゃった...。 「元気出せよー先生に怒られただけで。俺なんか1日に2回以上怒られるぞ、どうだぁすごいだろ!?」 こいつはふざけ男子の崎浜頼。実は、昨日の夜の恋バナで私が話をした人。そう...私の好きな人。 「...っうっるさいなあ」 不機嫌そうに無愛想で答えてしまう自分がやだ。 もうちょっと可愛くできないのかなー、私。ほんとやだっ!! 「頼くんっ!!薪わりありがとー!すごいいっぱい!!カレーづくり頑張るね!」 「おお!!愛南も頑張れよー!」 愛南だ。愛南はクラスの女子のトップ。ていうか何なの今の頼!?愛南みたいなぶりっ子にでれでれしてっ!!! 愛南の方を見ると... 「うわー!!○○くんすごぉい!!めっちゃキレイにわれてる!頑張ってね」 「うん!!ありがとう、愛南ちゃんっ!!」 「おお!!さすが○○くん!やっぱり何でもできるね!すごすぎ!!」 「ん!?いやーそんなことはっ...!」 笑顔でほほえむ愛南は可愛く、怖い人間だ。 私は生まれつき不器用で、感情があまり上手く伝えられない性格らしい。 だから、愛南が憎い。ずるい。うざい。 そんなことを思う私は一生この性格は変わらないんだよなー。 ああやだー!もうっこんなこと考えちゃう...。 勝手に嫉妬して、勝手に考えて...そもそも勝手に好きになって。バカみたい。 「はぁ」 「お前さっきからため息しかしてねぇぞ 笑」 「はーあっ!?さっきあんたと話したでしょっ!?」 「ははっ...良かった...」 「え?」 「いや、美羽、元気出てて...」 「なんであんたにそんな心配されなきゃなんないのー」 「......」 「頼...??どうし...」 「好きな相手には心配したいんだよ...」 「...頼...?どうしたの、さっきから。いつもの頼じゃないみたい」 「だからっ!!...その...俺、美羽が好きだ。お前だけが好きだ。...いや、その、恋愛的に、な...?」 「じゃーさ、私と付き合ってよ。私もあんたのこと、好きだもん」
冷たい優しさ
『マスター…?マスターっ!』 どうしよう… 呼びかけても反応してくれない… 助けを呼ぶ…?でも、誰に… 姿を見られてはいけないのに…、 どうしよう…私っ、どうしたら… マスター、起きてマスター、お願い 誰か助けてっ… 私達が出会ったのはとある小さな店。 ここは、特別な人しかこれない店。 マスターは、特別な人だった。 店にいた私を見て、マスターは言った。 『このこが欲しい』と、 私は人ではない。ロボットでもない。 幽霊でもない。謎な生命体。 見た目は人そのもの。言葉も話せる。 けど、人じゃない。 私の姿は知られてはいけない。 だから、外には行けない。 それでもマスターは、私を選んだ。 マスターに会ってから、私は幸せだった 不幸は突然やってくる。 マスターの口癖だった。 実際、その通りで。 ある日、マスターは倒れた。 いつも通り、1人本を読んでいた。 突然、大きな物音がして。 見ると、倒れたマスターがいた。 血の気がひくのがわかった。 結局、マスターは帰らぬ人となった。 助けられなかった。マスターのこと。 私が、普通の人だったら。…助けられた? 私が…私が…私が…私が…私が…私が…私が… 私が…私が…私が…私が…私が…私が…私が… 私が…私が…私が…私が…私が…私が…私が… 私が…私が…私が…私が…私が…私が…私が… 私が、マスターを殺したんだ 私、覚えてます あの日のマスターのこと 優しい微笑みをくれたこと、 優しく、手を握ってくれたこと、 苦しいとき、側にいてくれたこと、 何もなかった私に、笑顔をくれたこと、 いつも、いつも… 『愛してる』といってくれたこと、 私、覚えてます。 覚えてます…ずっと…ずっと…ずっと… だから、だから… 私は死ねない。マスターと違って、 だからこそ、苦しい。 もう二度と、マスターに会えない それが、ただただ苦しい。 マスター、どうして、 どうして貴方は、そんなにも 『冷たい人なんですか?』
本当に大好き。
初短編小説です 私は「浦田(うらた)美乃梨(みのり)」 サッカーをやっている。 男子の中に女子一人。 男子はみんなイケメン。 好きな人ができた。その名は 「桃原(ももはら)海斗(かいと)」 海斗君はイケメンだし頭いい。 親友の「高ノ宮(たかのみや)みる」が好きという噂がある。 片思いだと思ってたのに。 ある日手紙で公園に呼び出された。 好き。とコクられた。 私は思わずみるが好きじゃないの?!と言ってしまった。 海斗君はウソ告を友達がみていて好きというのを広めた。とのこと あぁ返事は? 私は両思いだったんだね♡おっけ! と返事をした。 ベンチに座ったら甘いキスが降りかかってきた。 10年後 私達は結ばれた。 辛口NGです 感想お願いします!
15年越しの再開と奇跡。
"キキーーーー!!!!!" どんどん意識が遠のいてゆく。私は今、車とぶつかったのだ。 あれは15年前のことだった。 私が働く大病院に、当時10歳だった男の子が緊急搬送されてきたのだ。 助かる可能性はほぼない。そんな状態だった。 『こんなに幼い子供なのに残念』『可哀想に』そんな冷淡な言葉が耳に入る。 その瞬間、彼が私の手を、辛うじて残っていたであろう全ての力を振り絞って、握ったのだった。 「私が必ず助けるので手術をさせて下さい」 気づけば私は、そんな言葉を口にしていた。 それは奇跡だった。 誰もが無理だと思っていた状態だった彼は、奇跡的に回復したのだ。 その後も彼は入院生活で、外には出れない状態であったが、いつも私に会う度に、『助けてくれてありがとう。僕もいつか先生に何かあったら、絶対に助けるね。そのときは僕のお願いごと、聞いてくれるよね!』と、不思議なことを言うのだった。 彼は今どうしているのだろう。 ぼんやりと考えながら歩いていると、疾風の如く走る暴走車が私の目の前に現れたのだった。 気がつけば、そこは私が15年前に働いていた大病院だった。 カレンダーを見てみると、あれから一週間が経っていた。 私は一週間も意識を失っていたのだ。 「先生!」 まさか自分のことだとは思わなかった。 振り返ってみると、そこには男性医師が立っていた。 なぜ私が先生と呼ばれるのか、そのときはまだ理解が出来なかった。 「先生、僕、言いましたよね。絶対助けるって。」 その瞬間、涙が出てきた。 目の前に立っていたのは、私が15年前に助けた男の子なのだった。 「先生、お願いごと、聞いてくれますか?」 彼が入院していたあの頃、自由に行動することが出来なかった彼は、『外に出たい』『遊びたい』『学校に行きたい』そんな大したことのないお願いごとも、誰も叶えてはくれなかったのだった。 「もちろん」 そう言うと、彼は 「入院していたころ、先生はずっと僕の傍にいてくれました。あの頃から、僕は先生に恋をしていました。だから、これからはずっと僕が先生のそばにいさせてください。」 私は、その言葉を心に刻むと同時に、彼の手を精一杯の力で握ったのであった。
一歩
ピピピピッ…ピピピッ…、はあまた学校。私、谷川美月、中1はいじめられている。もう7月のというのに友達0。親に言うわけにもいかないので、しょうがなく学校に行った。みんなから避けられる。これは日常茶飯事。普通の人だったら別だけどね。 「みづ菌だ、キャー!」、「近くにいたら菌になっちゃう!」 そう言ってくるのは、木田葵と中井マリアだ。いじめる中心。ここ赤井中学校は人数が少ないからクラス替えなし。だからもうずっといじめられるかも。そうこうしているうちに、授業が始まって、何とか終わり、部活。 「失礼しまーす!あっ、もう来てたんですね、のん先輩に星菜先輩。」 「うん、今日は授業早く終わったからね、星菜。」 星菜先輩はコクっとうなずいた。ここは小説研究部。のんこと、柳田希、平井星菜と私。2人は中2。2人が私の学校に行く理由だ。のん先輩は優しくって、生徒会長。正義の味方って感じ。一方、星菜先輩は無口だけど、おしゃれ番長。中学生とは思えないほど最新情報持ってる。そんな2人がいなくなったら不登校になっちゃうかもってくらい心の支えだ。 「ねぇ、のんと星菜。日曜にここのカフェ行かない?」 「いいね!いこ!」、「私も行きたいです!」 そして日曜になった。3人でカフェに入ると、学校の話になった。 「美月ちゃんの友達ってどんな子?」 のん先輩に聞かれた。普通の人ならいない何て言えない。けど、2人になら言える。そんな気がした。私は話した。いじめられてること全部。4月からのこと全部。 「美月いい?そいうことはもっと早くいってよね!そして早くクラスの人に説得しないと!」 「同意見。」 私はいい意味で泣きそうだった。「味方」っていう人がいてよかったって。 月曜日になった。学校にいつものように歩いていく。けどいつもの気持ちじゃない。 「みづ菌来んなや!きもいな!」「あははははははは!!!」先生まで笑ってる。まあいつものことだけど。 「いい加減にしてくんない。私なにしたってつうの!」 「はあ、偉そうにしないでくれる。」 「それはこっちのセリフだわ!何もしないのに偉そうにしないでくれる?」 「ごめん」 「えっ、何言ってんのあんた!」 あやまったのは葵だ。こんなすぐあやまるなんて思いもしなかった。 「はじめはいいって思ってた。みんな居場所あるし。けどだんだんやりすぎかなって思った。言い訳かもしれないけどこれがほんと」 「ごめん!」「ごめんなさい!」「ごめんね!」みんなが口々にあやまった。 この日から7年。私は才能があったようで、ちょう売れっ子小説家になった。私はいじめの小説を主に書いている。私はこの本を通して自分のことを大切にしてほしいって伝えたい。 読んでくれてありがとうございました!誤字があったらすいません。コメントお願いします!
愛して愛して愛して
灯りひとつない住宅街を1人で歩いていると、世界にたった1人みたいで、あの日のことが思い出されて、泣きたくなる。 … 「健くん、会いたいね」 『会いたいね。わぁぁなんか照れくさ』 DMでメッセージを送り合いニヤニヤする深夜2時。会ったこともないし付き合ってすらないけど、雰囲気で両思いなのが分かる、心地よい関係。 「会いに行っちゃおっかなー?」 『来ちゃえ!笑』 そう言ったからだよ。 … ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、、 真夜中の住宅街、私の押すインターフォンの音だけがよく響く。あぁ、足音が聞こえてきた。やっと会えるね。 ガチャ [え、誰ですか?] 中から出てきたのは女だった。健くんは一人暮らしだよね?誰って、こっちが言いたいんだけど。 『おーい絵里?誰だったー?』 奥から聞こえてきたのは、通話で聞き慣れた健くんの声。 「ねえ、健くんなんだよね?!私だよ私!!会いたいから会いに来ちゃったよ!!ねえ、健くん!」 次第に、恐る恐る健くんが来た。やっぱり、思い描いてた通りのイケメンだ。 「こっちに来て!愛してるの。早く抱き締めて欲しいの。ねえ!」 『…なんで住所知ってんだよ。特定?怖すぎだろ…帰れ、帰ってくれ!!!』 帰れ???????どういうことなの。会いたいって言ってたじゃん。嘘だったの?好きだよ。ねえ大好きだよ健くん。 そう言いたかったけど、声が出なかった。バタンと強く閉められたドアの向こうで話してる声が聞こえる。 [祐也、なにあの人。健くん健くんって…] 『DMで話してた子だと思う。ほら、この前言ってたさ』 [あぁ、執拗いから適当に返してた子?怖すぎるでしょ、警察呼ぶ?] 分からない。訳分からない。警察?私たち、言わずもがな愛し合ってたふたりじゃないの?怖い、怖い、怖い、辛い、、 私は走ってその場を立ち去った。走りながら色々思った。 あの女は恋人なんだ。 健くん、本当は私のこと厄介な女だと思ってたんだ。 健くん、本当は祐也って名前だったんだ。 私、愛されてなかったんだ。 雨が降ってきた。冷たい雨。心に刺さる。私は泣き叫んだ。一方的な愛の暴走で、大好きな人に怖がられて、嫌われて…愛されない私って何の価値があるんだろう。ただ、愛されたかっただけなの。 … はぁ、と浅いため息をつく。やっぱり、思い出して泣いてしまった。辛くてたまらなかった3ヶ月前。でももう辛くないよ。過去の話だよ。 だって、私には翔真くんがいるんだもん。辛い時に寄り添ってくれた、優しい人。 現在深夜1時、曇のち雨予報だけど、翔真くんのお家に行くんだから天気なんて関係ないよね。色々思い出したせいで少し重くなってた足取りも、翔真くんを想うと軽くなる。まだ顔も知らない愛しの翔真くん。サプライズ訪問、喜んでくれるかな?ストーリーのスクショ並べてたら、家なんてすぐに分かっちゃったよ。待っててね翔真くん! もうすぐ会えるよ。
マジメな少女とあざとかわいい少年の話
こんにちは。私は「夏樹」です。私はほぼ毎日告白されます。 「夏樹さん、僕夏樹さんのことが好きです。付き合ってください。」 でも、返事は決まって、 「ごめんなさい。でも、ありがとう。」 私は、好きな人がまずいません。だから、毎日ことわってばかり。結構きつい気持ちです。告白され、ことわる事にため息が出ます。 「誰か、私を好きにさせられる人いないかな。」 こんな一人事を言っています。 「夏樹ちゃん!教室行こ!また、告白されたの?夏樹ちゃん人気だもんね!」 彼は「高菜」です。私がずっと前から一緒にいる、幼なじみです。高菜は、あざとかわいいです。 「うん。また、告白されちゃった。ま、いいや。教室行こ。」 私は言った。高菜は心配そうな顔になって、 「本当は、無理してない?夏樹ちゃん、いつもとちがうよ?」 私は心配かけたくなかったので、 「ううん。全然大丈夫。いつもこんな感じだよ。」 私は無理に笑った。すると高菜が、 「ふんー。ならいいよ。なんかあったら言ってね。」 私は、高菜の言葉で元気を出し、 「うん。わかった。言うよ。だから、今は、大丈夫。」 自分の中でふと、思った。今、「ドキ」ってしたような?なんだろう。まさか、恋?だったらいいな。って思っちゃだめ! 「夏樹ちゃん?どうかしたの?」 「ううん。なんでもない。」 そして、夏樹は友達と話し合って、恋だとはんめい。すぐ、告白するようにした。 「夏樹ちゃん。大事な話って何?」 「あの、その....」 私は、顔を赤くして言った。 「す、好きです!付き合ってください!」 高菜はびっくりして言った。 「僕も会った時から、好きです!僕こそ、付き合ってください!」 二人は笑い合い、付き合って、幸せに過ごしました。
ワタシのシアワセハ…?
私はもう意識がない 助かる命もない 私は一生を病院で過ごした。 体が弱く、 学校にも行けず、 友達もできず、 保育園・幼稚園も行ってなくて、 幼い頃に母と父を亡くして 一生を過ごしてきた もっと、丈夫な体になりたかったなって 皆んなと楽しく過ごせたらなって ずっと思ってた。 誕生日も 祝ってくれる友達すらいなくて、 毎日、病院の生活だった ハンバーグとかスパゲッティも食べたかったなって 思ってた でもハンバーグやスパゲッティすら分からなかったから 思ってたんだと思った __幼い頃(5歳ぐらいの頃)、私はある病気に懸かった 「[メイノウ病*]です。」って言われた (*フェクションです※安心して現実事じゃないので) 「恐ろしい病気で」 ある年にメイノウ病に懸かった人がいて、 小学校に行く前日に亡くなったらしい。 もちろん楽しみにしていた でもその楽しみが消えた 「命=NOということだった」と言った医者が メイノウ病だと名付けたからこんな名前になったと言ってた 幼い私はそれが理解できなかった… _理解したのはそれから8ヶ月後の事. 私はこの世界を去った。 世の中の人間は “生きている”という 幸せさがわからない人だっている。 分かる人はいる 私はその"生きている”という意味が理解できた。 死後 だから 今この小説を読んでいる君に向けてのメッセージ。 死んでから後悔しようとすることはしないで欲しいな じゃぁ わからない君にも教えるね “生きている“ということは素晴らしいことなんだよ! 命が生まれ 家族ができて 幼稚園や保育園に行って お友達がたくさんできて 小、中、高校生になって 辛いことがあっても乗り切って 相談もして 新しい命を産んで 娘、息子、ができて 老婆老爺になっても元気で 私はできなかった から言ってるんだ そこの君にも 私の言っていること。わかる? 君にも十分生きてほしいなって 自分の生きている価値がわからないって? 辛いんだね ここに来てくれてありがとう 命は、どんな価値があるか知ってる? お金以上に価値があるんだよ? 知ってた? 命はお金じゃ買えないでしょ? それぐらい大切で それぐらい価値がある、ってことなんだよ わかった? 私みたいになってほしくないんだ 絶対後悔するから ね! 考え直してみて! 自分が生まれたのは何のためだと思う? えっ!自分なんて存在しなくて良いって? 全然っよくないよ! それは、自分が存在して良かったと思うことを探すことじゃない?? 違うかもしれないけど私はそう思う! わかったよね! 良かったー! 後書き-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-* 感想お願いします フェクションです 回答待ってます! 短文・長文◎ 辛口×ー× 何でもお-け- ゅぃゅぃからでした! -+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*-+-*
また、恋をした
私、そよかは今、心の底からの涙を流しながら、家に向かって力の抜けた足と共に、走っている。何があったか、それは、失恋したんだ。大好きだった林先輩にふられたんだ……。 家はまだ遠い。 「キャッ!」 ゴツっ 最悪だ。転んだんだ。 すると誰かが私の手をつかんでいる。 それは、私の家の近くに住んでいる、幼馴染のいおりだ。 「大丈夫か、そよか。おばさん心配してたぞ」 「わかった、帰るねっ」 私は、恥ずかしさと情けなさで、胸が苦しかった。 「お前、なんかよそよそしいぞ」 「うえっ!?」 「だって、涙は流れてるわ、転んでさらに泣きそうになってるわ大変だな、そよかも」 「うん。私、失恋したもの」 そういうと、またかなり体がふらつく。 それをいおりが支えてくれたんだ、無言で……。 いおりの耳はちょっぴり赤い。私の心臓がドクドクなっている。 私は、ああ、また、恋をしたんだな。 今度は、叶うようにがんばろっ! 終 [作者のあとがき] 読んでくれてありがとう!まだ、下手くそだけど、がんばります! アドバイスや、感想を送って欲しいです!けれど、優しく、アドバイスして欲しいです! これからもいいものを作れるように頑張ります!
莉久くんへ、天国の私より。
ーピンポーン 「はーい、今開けまーす」 俺…月島莉久(つきしまりく)は、いつものように幼なじみの如月深空(きさらぎみく)の家に行った。親からLINEが来たので、「深空の家に行ってます」と返した。スマホをしまおうとすると、貝がらのキーホルダーがしゃら、とゆれた。 「優華さん、こんにちは。」 「莉久くん、今日も来てくれたのね。ありがとう。深空もきっと喜んでいるわ。」 リビングへ行って深空のお姉さん、優華さんにあいさつをすると、読んでいた本から目を離してあいさつを返してもらった。深空のお姉さんは、中学は受験に合格して通っていたけれど、勉強についていくのが辛くなって二年生後半から不登校になり、高校進学の時期に辞めたらしい。深空から聞いた。 深空の部屋に上がり、一人座って部屋を眺める。こんなところを友達に見られたら、キモい、って言われるかもしれない。でも、深空はそういうのを一切気にしないやつだった。そういう性格だから、今まで一緒にいられたのかもしれない。 ふと深空の机の上に視線を移すと、一通の封筒が、ぽつんと寂しげにおいてあった。深空の好きだった晴れた青空の色だ。いつから置いてあったのかはわからない。 よく見てみると、懐かしい深空の字で〝莉久くんへ〟と書いてあった。 え、、、俺? 勝手に読んで良いのか気が引ける。でもまあ、俺宛てだし…読んでみるか! 『莉久くんへ 久しぶり。元気? 莉久くんとは、保育園から四年生までずーーーーっとクラスが一緒だったよね。でも、五年生になってはじめてクラスが離れて、寂しかった。だから、六年生でクラス同じになれて嬉しかったよ! 私、莉久くんとの思い出、すっごくたくさんあるんだけど、何個か言っていい? まず、夏祭り。三年生ではじめて二人だけで行ったよね。莉久くんと一個だけ買ったもの交換をしたけど、そのときに莉久くんがくれたビーズのブレスレット、実はまだ持ってるんだ。私が莉久くんにあげた物、何か覚えてる?貝がらのキーホルダーだよ。持ってるかなー? あと、四年生になる前の春休み、珠洲島シーワールドに行ったね。イルカを見に行ったら、私たちの前でおじぎしてくれたの覚えてる?かわいかったよね。 これが一番の思い出なんだけど、六年生の移動教室でお土産買うとき、「深空、なに買う?できればキーホルダー…おそろにしないか?」って言っておそろにできたこと!莉久くんの方から言ってくれたのも嬉しかったなー。 莉久くんは、「女みたいな漢字の名前で嫌だなー」が口癖だったよね。私は、莉久くんの名前、好きだよ。いつか、莉久くん、「俺は誰にでも気遣いするようにしているのに誰も気づいてくれないし逆にキモいって言われる」って言ってたけど、私、莉久くんがいつでも気遣いしてたの、全部気づいてたよ。 私、莉久くんの優しいところ、誰でも平等に接せるところ、気遣いできるところ、なんかあったら慰めてくれるところも、全部、小さい頃から知ってるし、尊敬してる! 私は、そういう莉久くんが、友達としても、恋愛対象としても、ずっとずっと大好きです。 私と付き合ってください。 そして、私の分も、精一杯生きてください。 いつか、また会おうね。絶対。そしたら、必ず、莉久くんに、「好きだよ」って伝えるから。 深空より。』 部屋の窓から、風が吹き抜けていった。 end. こんにちは!雲ましゅまろです!小説書いてみました、どうですか!?誤字があったり、読みにくかったりしたらごめんなさい!(>人<;) 感想待ってます!
たったひとしずくの契約
もう大人なんだから。泣いちゃダメ。 感情を爆発させるのもダメ。 大人なんだから。 たとえ涙が出かかっても押し込んで。 後ろにある気持ちは見せちゃダメ。 私には決めたことがある。 絶対に涙は流さない。 たとえ陰でも。 それは契約。 たったひとしずくでもダメ。 これが、私の小さな小さなプライドを守るための鎧。 世界は理不尽だ。 本当の事を言ってくれと言われて、本当のことを言っただけなのに、答えてはくれない。 どこまでが本当の事なのかはっきりしていない。 どうやら、この世界において「本当の事」と「真実」は意味を同じくして全く違うもののようだ。 真実は常に正しい。 でも、本当の事は常に正しいとは限らない。 真実にとっては間違いでも、相手にとっては本当の事なのだ。 私は真実が好きだ。 真実は私に降りかかる「本当の事」という間違いを跳ね除けてくれる。 私に正しいことを教えてくれる。 それがまさに、「正論」である。 私の正論は嫌われる。 私はただ間違っていることに対して真実を述べただけだ。 だが、相手には都合が悪い事のようで、嫌な顔をされる。 世の中は真実で構成されている。 そこに机があるという真実、ここに自分がいるという真実。 それに間違いはない。 私は、世界という名の完全な真実に、理不尽にも間違いという揺らぎを入れたくないだけだ。 理不尽な間違いは世界にとっては汚れのようなものだ。 完全なんて存在しないというかもしれないが、目指すことはできる。 完全をただ追い求めた挙げ句の果てに私は感情で正論を述べているだけだ。 それが否定された時の憂いはとてつもない。 世界にとって都合が悪い事はつまり私の涙だ。 だから押し込めなくてはならない。 私の、たったひとしずくの契約のために。
干支の時間屋
「キャーッ!」 中学三年生の干支原 芹奈(えとはら せりな)は、突然、大声を出して叫んだ。 いつものように家に帰ってくると、芹奈の部屋に知らない男子がくつろいでいたからだ。 年は芹奈と同じくらいで、整った顔立ちをしているが、大きなしっぽが生えていて、人ではないような感じだった。 「あ。」 その男子は、なにかを大変な事をしてしまったような表情になった。 「た、たぬき!」 私はたぬきが化けて出てきたのかと思った。 「ち、違うんだ!」 その男子は何かをごまかそうとしているらしい。 「お母さん呼んでくるから!」 そう言って逃げようとすると、「待て!」と男子が叫んだ。 「全部話すから!」 男子がそう言ったので、話を少しは聞こうと思った。 最初からお母さんは家にいないし、さっきのはちょっとした脅しだ。 「僕は馬原 創馬(うまはら そうま)。十二支の干支の、「馬」だ。」 「うそっ」 私が疑うと、彼は真剣そうに言った。 「本当だよ」 「この干支原家が、僕たちの家で、ずっと一緒にいたんだよ。でも僕たちは君に見つかっちゃったからってこと。」 「僕たちって?」 この男子一人のはずなのにどうして「僕たち」なんだろう。 「十二支のみんなだよ。」 創馬くんがそう言うと、廊下からどんどんとうるさい足音が聞こえてきた。 「ガチャッ」 ドアの開く音とともに、たくさん知らない人が入ってきた! 中には女の子もいる。 全員、芹奈と同じくらいの年だ。 「わっ!」 創馬くんによると、ボブの、ちっちゃくてかわいい子が桐音すみちゃんで、気が強そうな子が牛奈しぐれちゃん。 無口で髪の毛の先っぽが白いのが虎枝みとらくん。 髪の長いおっとりした女の子が宇佐野ゆきちゃん 強そうな青い髪の子が龍田りゅうくん。 きりっとした目つきの男の子が波辺ひなたくん。 それと、創馬くん。 大人しそうなふわふわな髪の子が羊田ようちゃん。 机の上で寝てる茶色い髪の子が猿渡なおくん。 白い髪の綺麗な子が鳥羽にとりちゃん。 優しそうな賢い子が犬葉いおりくん。 そして、ショートカットのおしゃれな子が獅子島いのりちゃん。 みんな、十二支の動物なんだって。 そして、そのまま一週間が過ぎた頃。 かなり仲良くなったんだ。 「今日は、何で遊びましょうか。」 丁寧に、優しく声をかけてくれたのは、いおりくん。 いおりくんは、干支のみんなが、人に怪しまれないように人の姿になっていることを教えてくれたし、 親切で優しいから、話がはずむ。 「そろそろ、話しておいた方がいいと思ったのですが・・・」 いおりくんが、真剣な表情で話し始めた。 「僕たち干支は、「時間屋」をしていて、その年の干支が、お客さんに 少しだけ時間を分けるんです。」 「芹奈さんは、確か戌年でしたよね。」 「ですから、僕が時間を売ると、芹那さんの影響で、僕の寿命が、少しずつですが、縮むんです。」 「今までは、僕たちは何万年も生きるので心配はなかったのですが、芹奈さんに存在が見つかったため、 何千倍もの速さで、僕の寿命が縮むようになりました。」 「ですから、僕の残りの寿命は、一時間ほどです。」 それを聞いて、芹奈は、頭の中が真っ白になった。 「本当、なの・・・?」 「はい。」 「ですから、最後の時くらいは、知らせておかないといけないと思ったんです。」 「最後の一時間は、ここにいたいと思います。みんなも、僕の寿命は知っていますが、 隠しておいてくれていたんですよ。」 最後の一時間は、干支のみんなと私で、カードゲームをしたりして遊んだ。 旅行なんかよりも、これでよかったのかな、なんて思いながら、涙が出てきた。 いおりくんには見られたくなかったから、別の部屋で一人で泣いた。 しばらくして、みんなのところに戻った。 でも、いおりくんはもういなかった。 嫌な予感と、みんなの重い空気。 分かってしまった。 「いおりくん・・・。」 いおりくんは、もういないんだって。 私は、気分転換に外へ出た。 空はどんよりしている。 辛くて、思わず叫んでしまった。 「いおりくんっ!」 泣きながら、何回も名前を呼ぶ。 急いで、部屋に戻る。 そこには、笑っているみんながいた。 なんでみんな、笑ってるの? なんで笑っていられるの? みんなに対する違和感と怒りが出てきたとき、 ドアが開いて、犬が入ってきた。 「芹那さん!」 イヌが、いおりくんの声で喋る。 え、もしかして、いおりくん? 確か、いおりくんは、犬の干支だったような・・・。 「これは、運がよかったです!寿命が元に戻るなんて!しばらくは犬の姿でしか いられませんが、本当に良かったです!」 いおりくんが笑う。 また、いつもの日常が戻ってきた。 おしまい。
世界一幸せな国と秘密の扉。
虫の音が囁く夜の中、 私は灯ひとつの大きな部屋で 本のページをめくっていた。 私は、この国の王女という役目を 引き継ぐために歴史のことを 勉強しているのだ。 だけどこの城には だらだらとした貴族ばかり。 なんせこの国は世界一平和な 国だと知られるほど、 歴史に事件の一つもないのだ。 だから貴族は国のことを知ろうとも しないし、知る必要だってない。 だけど私は、 「もっとこの国に幸せになってほしい。」 そう、城の窓から街を眺めて呟いた。 でも、そろそろ寝なければ。 読み終わった本を本棚に戻そうとした時、 本棚の下に、何やら光るものが見えた。 「何かしら、これ…」 それはドアノブのようなもので、 錆ひとつなく、誰かが使っているようには 見えなかった。 私は不思議と、少しの恐怖が ありつつ、本棚を避けてそのドアノブを握った。 ドアを開けると、そこは広く、 ジメジメとしていた。 誰もつけることができないはずなのに 消えることのないように 燃え続けるロウソクを たどって、私は中の階段を降り、 一つの牢獄を見つけた。 こんなところ、みたこともない。 「……あんた、誰だい。」 しわがれた声が響いて、 私は声も出せずに驚く。 「私は……この国の王女です。 貴方こそ、なぜこんなところに?」 私は声を落ち着かせてそう聞いた。 牢屋の闇から顔を出したのは、 一人の老婆。なんとも、気味が悪かった。 「ははは…そりゃあ、 知らないのも無理はないね、王女さん。 私は古い歴史から残る魔女だよ。 今は、ここで閉じ込められてんのさ。」 「魔女…?そんなの、歴史の本の どこにも載っていませんでしたが…」 私は自分とは無縁とも言える「魔女」 という単語を、その魔女と 名乗る老婆に聞き返した。 「そうさ。歴史から消されたんだからね。」 「…いえ、この国は平和です。 事件の一つもない。 当然、魔女なんているはずもないですよ。」 「じゃああんたは、その平和は誰も 犠牲にならずにできているとでも 思っているのかい?それに、 この平和な国で魔女がいるなんて言って、 受け入れる人はいないだろう。」 「……それは…」 私は何も言い返せなかった。 だって、この魔女の言う通り、 「魔女」を受け入れようとしなかったのは 私だったからだ。 「私は、貴方のことを信じます。 魔女についての話、詳しく聞かせてくれませんか?」 そう言うと、魔女は 魔法で若い頃の記憶を私の頭の中で 見せてくれた。 そして私は、決心した。 この国は変わらなければいけないと。 魔女と出会った次の朝、 私は街に出て、魔女の話をした。 「信じて!私を、信じてください。 過去を受け入れるのは、前に進むことです!」 私は必死に国民に呼びかける。 だが、 「黙れ小娘!王女だからと言って調子に乗るなよ!」 と言う人たちを一人で説得することは、 とてもできるはずがなかった。 私は国民に「嘘つき」 と責められ、とうとう疲れ果て、 倒れた時。 一人の女性が、私の手を取った。 「大丈夫ですよ。私は、貴方の話を信じます。 なんせ、この国を愛する貴方が、 そんな嘘をつくわけがないのですから。」 「お、俺も!」 「みんな、この国を前に進めようぜ! このままだったら、俺たちは本当に 幸せにはなれねぇよ!」 そんな声に、私は涙を拭って立ち上がった。 そして、今があると言うわけだ。 「女王様、その話本当!?」 「ああ、本当だよ。」 年をとり、しわくちゃになった私は、 昔のことを子供達に話す。 「そうなんだね。」 魔女の子供が言う。 今では、魔女も人間も自由に暮らせるのだ。 みんなしてはしゃぐ子供達を 見て、私はこの国の幸せを感じている。 この子たちが、 この幸せを受け継いでくれますように。 「じゃあ、任せたわよ。」 私は静かに眠りについた。 【end】
勇者ルイスはお留守番!?
俺は勇者ルイス。元々冒険者ルイスだったが大型ドラゴンを1げきで倒したことにより勇者を名乗ることが許された。国王の命の危機を救ったのはやはり大きいのだろう。勇者になってから俺は町のみんなの人気者になった。そして王様の住む城の空き部屋で暮らしていた。朝起きて町のパトロール、(小さい魔物はけっこう倒す)かえっておいしい食事、そんなことを繰り返す生活を俺は気に入っていた。しかしそんなある日のことであった。 「隣町に100年に一度のドラゴンキングが!?」 町の人から聞いて俺は思わず声を上げた。100年に1度ドラゴンの中から生まれるといわれるドラゴンキングが隣町にいるらしい。俺が1げきで倒した大型ドラゴンなんか足元にもおよばない強さで町の人がたくさん殺されてしまっているそうだ。 「それでこの町にいる冒険者たちが続々向かっているそうよ」 町の人が教えてくれる。それを聞いて俺は思わず 「俺も隣町に行ってくる!」 武器を取りに城へ行くと王様が 「まさか…隣町へ向かうおつもりですか?」 「ああ。助けを欲している人を放ってはおけない」 「っ行かないでください!」 王様はそんなことを言い出した。 「あなたは勇者です。ドラゴンキングの戦いで死んでしまわれるとこちらの町民からの支持も下がるし大変なんです!」 …俺にこの町を守ってほしかったのかもな。でも、それでも 「俺は行く!助けてほしいと思っている人がいるんだから!しかも俺は強い、死なないから安心してくれよ!!!」 「…勇者ルイス、分かった。お願いします。実は隣町に息子が出かけて行ったんです。」 「そうだったのかよ!わかった、俺が助ける!」 隣町に行くとひどい状態だった。町は燃え人は泣いている。空を飛ぶ黒いドラゴンキングを俺はにらみつけた。先に来ていた冒険者たちが 「勇者様が来てくれた!」 そう言って喜んでいた。でも俺は少し倒せるか不安になってきた。でもやるしかないんだ。そう言って剣を握り全速力でドラゴンキングの方へ…そこからの記憶は無我夢中で戦っていたためあまりない。しかしドラゴンキングの首を魔法との合わせ技で切ったとき俺の勝利を確信したのはよく覚えている。 「お父さんっ」 「生きていたか、我が息子!」 王様と王様の息子が再会を喜んでいる。2人の涙を浮かべた笑顔を見て俺は戦ってよかったと思った。 「勇者ルイス…ありがとう、本当にありがとう!」 「いえ、国王陛下。当然のことをしたまでです。あぁあと俺この町を旅立ちます。まだまだやれると思ったんで。」 「そうか…行ってしまわれるか。しかしあなた様が決めたことなら私は止めない。」 「あぁでもこの町のピンチに真っ先に駆け付けるのはこの俺なんで。」 「…ありがとう、本当にあなたには何度も助けてもらった上にさらに助けてもらうかもしれません」 「何かあったら必ず。では行ってまいります。」 勇者ルイスはそう言って町を後にした。
異世界転生??
ある日、家は火事になった。私は部屋に取り残され、目の前が暗くなる。でも、生きているような気がする。 「おーい。起きてよー。」 女の人に呼ばれている。私は目を開いてみた。そしてまず、自分の体を見た。自分の体がそこにあった。 「私、死んだはず....。」 「あなたは、死んでしまったわ。でも、私達があなたをちがう世界に送ってあげる人なの。あなたは、選ばれし人なのよ。」 つまり、漫画で出て来る転生ってやつ?だとすると、この人は誰?私は聞いてみることにした。 「まず、あなたは誰ですか?話のことって転生ってことですか?」 女の人はほほえみ答えた。 「私は、生活の神クリス。それと、あなたがいうように転生のことよ。」 やっぱり。でも、この人が神様なんだ。 「転生ならしたいです。前の世界はいじめが多かったので...。」 「わかったわ。転生しましょう。どこがいい?」 私は考えましたが、平和な所ならどこでもいいので、いいました。 「平和な所がいいです。友達が作れて、学校に行けるなら。」 私は思い切って言ってみた。 「いいわ。たぶんここがちょうどいいわ。よし、いくわよ。」 そのしゅんかん、光にかこまれた。やがて光が消え、目が開いた。そこは、街だった。私は歩いた。お金は、5000円入っていた。 「まず、学校に入らないと。」 あれ、目の前に学校がある。そこには、「ハンター学校」と書いてある。 「よし、ここにしよう。私は魔法使いって書いてあるからね。」 私はその学校に入って楽しく過ごしました。