短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
送られたカモミール
送られたカモミール わたしにはたった1人の友達がいる。その子の名前は明音(あかね)という子だその子は笑顔が輝いていたそれに心が明るくて私の暗い心を照らしてくれた。だがそんな明音とすごせる日々も長くはなかった。 明「ねぇ、すみれって彼氏いるの?」 す「えぇーいないよあっでも好きな人ならいるかも」 明「えっじゃあこっそり教えてよ誰にも言わないからおねがい」 す「誰にも言わないでね」 明「うん」 す「実は田中君が好きなの」 明「へぇーそうなんだありがとう」 明「じゃあこれは2人だけの話しだね」 翌日、学校に行くと私が好きな田中君がいた。 そして田中君は言った 「気持ち悪いもう2度と俺にはなしかけようとするな」 私は理解できなくなってしまったゆっくりと考えてみると昨日明音との話しが頭に浮かんだそれで急いで明音の元に行った す「ねぇどいうことまさか好きな子をバラしたの」 明「思わずくちがすべっちゃてごめん」 す「最低明音なんか大嫌い」 明音は悲しい目でこちらを見ながら私の前から姿を消した。 あっちが話しかけてくるまで私は明音に話しかける気はなかっただがやっぱり寂しい気持ちになってしまった。やっと明音が話しかけてくれたがなぜか体がよそを向いてしまった。まってという頃には明音はいなかった ある土曜日の朝ポストを見ると一通の手紙が入っていた私あての手紙だったかみにはすみれへとかいてありこの字は明音だと思い封筒から手紙を出したそこには すみれへ あの時はごめんね私はどうしたらいいのかわからない、 だからこの花といっしょに気持ちを伝えるね ごめんなさい明音より と書かれていた私はこの手紙をみて封筒の中身を見てみたするとカモミールがはいっていたカモミールの花言葉はごめんなさいという意味だった今すぐ明音に会いに行こうとしたら明音の家はなくなっていたわたしは明音と話さなくてもわかった明音は遠い町に引っ越したんだと私は涙が溢れてしまったなんであんなにささいなことで喧嘩をしてしまったんだろうもっと話しとけば良かったとおもったただ明音の名前を呼ぶのがこわかった聞こえてなかったらどうしようこっちを向いてくれなかったらどうしようと思ってしまった。 今はいっしょに会ったりできるようになった2人でこのことを会うたびにお互い謝っている 21歳になったいまでもカモミールを押し花にして大切にしている
あつあつのかれーまん
「わあ、雪だ」 私の名前は 如月 由紀。 ゆき、、私は雪が嫌い。 私は毎日、外で氷売りをしている。 全部売れないと家に入れない。 雪の降る夜は特別寒い。 「今日こそ全部、、売らないと」 こおり、氷はいりませんかぁ。 大声をはりあげて、台車を押していく。 「こんな冬に売れるわけないのに」 今日もどこかに止めてもらうしかないかな、、 そう思った時。 「すみません、」 「、、はい?」 綺麗でふわふわなコートを着たお兄さんが声をかけてきた。 「そこの氷、全部ください」 ぜ、ぜんぶ!? 「あ、、りがとうございます。お値段は一つ200円で、、12個だから、、」 「はい、2400円。」 「あ、ありがとうございます」 台車ごと渡すと、 「君、そんな薄着で寒いでしょ、それに細い。ちゃんと食べてる?」 「わ、いいんですよ、私なんか、、、、」 「良く無い。これ、あげる」 お兄さんは私にぴったりのコートと手袋、さらにブーツまでくれた。 「わあ、、、」 「僕が昔着てたものでね。今から歳の離れた弟にあげに行こうと思ったんだけど 君にあげる。あとこれも」 袋から出したのは、、、美味しそうなカレーまんだった。 「いいんですか、こんなものまで」 朝から何も食べてないので、お腹はペコペコ。 「いいのいいの。じゃあね」 お兄さんは行ってしまった。 私はもらったものを身につけ、あつあつのカレーまんを頬張った。 あったかくて、カレーがちょっと辛くて。 でも、優しい味がした。 END どうもメンヘラかれーまんです。 どうでしたか?感想聞かせてください。
いまの自分にできること
私は友美。 今、色々な事に追われている。 塾の習題、委員会の仕事、親… 何からやればいいんだろうか? 今、自分は何ができるのか? 相談できる友達はいない… 大人も信用できない… 私はいつもクラスの中で1人だけで過ごす人だから、私の話を聞いてくれる人などいるとは思えない… そんなことを考えているうちに時間は過ぎていく。 「何時だと思ってるの!来年は中学生とはいえ、子供が起きている時間じゃないでしょう!」 昔から変わっていない聞きなれた親のセリフを耳障りに思いながら、私は布団に入った。 明後日までにあれやらなきゃ。あとあれは来週…明日は習い事があるから… いつのまにか眠っていたようだ。朝になり、私は様々な問題をかかえながらも学校へ行った。 「転校生の春花さんです。もう知っている人もいると思いますが。」 何でこっちに来るんだ?と思ったら、春花は私の後ろの席らしい。一番後ろの席で、となりはいない。 Γ…後ろで1人は、かわいそうですね。友美さん、春花さんのとなりへ行ってあげて下さい。」 先生にとんでもない事を言われ、「ぇ」と言ってしまった。 昔から人と関われない私が?初対面のとなりに?? そう思いながらも、仕方なく後ろの席に行った。 休み時間に1人で本を読んでいるとき、春花は話しかけてきた。 どうしたの?と。 え、何が、と言うと、さみしそうな顔をしているよ。と言った。 そんな顔してたかと思ったが、していたかもしれない。 どうするか、と まよったが、話すことに決めた。 自分のなやみを話すと、春花は口を開いた。 「がんばったね、大丈夫だよ。」 そう言われ、初めて気付いた。 そうだ、今の自分がするべきことは、 自信をもつことだ。
私の幸せ
私の名前は白川百合。 ごく普通の中学2年生だ。 私の初恋相手は同じクラスの桜井龍斗。 今でもずっと彼に恋してる。 彼に好きになってもらえるように努力した。 彼の視線になるべく入るようにしたり、いつも笑顔で元気いっぱいな私でいたり。 そんな努力をするうちに彼と話すようになっていた。 彼はいつも笑顔で元気で面白い。 誰にでも優しくて女子の人気?ものだと思う。 彼と一緒に遊んだり話したり下校したり。 毎日が楽しかった。 でも、ある日のことで私の楽しい毎日はなくなってしまった。 その日彼と登校中に聞いた。 百合「ねぇねぇ。龍斗って好きな人とかいる?」 龍斗「気になってる人はいるかな」 百合「ふーん。そうなんだ。」 龍斗「何で?」 百合「えっ。それは龍斗ってかっこいいからモテるし。」 龍斗「そうかな?普通っしょ。」 ー休み時間ー 友達「ねぇ。百合知ってる?」 百合「なにが?」 友達「桜井が隣のクラスの女子に告白したってよ。」 百合「そーなんだ。っ?!えっ?龍斗が?告白した?」 友達「らしいよ。めっちゃびっくりだわ。まさか桜井が告白なんてね。」 百合「は?信じらんない。嘘やないよね?」 友達「だから何回言ったらわかんの。本当やって。」 私は絶望した。 やっと仲良くなって順調に進んでいったのに。 龍斗は私のこと好きじゃなかったんだ。 努力した意味無くなったんじゃん。 もう嫌だ。龍斗なんて大っ嫌い。告白って。酷いよ。 ー次の日の朝ー 龍斗「おはよ。百合。どした?元気ないじゃん。」 百合「ねぇ。龍斗隣のクラスの女子に告白したって本当?」 龍斗「えっ。そうだけど。」 百合「その子OKした?」 龍斗「うん。してくれた。マジで嬉しい。ずっと好きだったんだ。」 百合「。。よかったね。。付き合えて。応援するね。」 龍斗「。。?うん。ありがと!百合に応援してもらうと頑張れるよ。」 はぁ。龍斗めっちゃ嬉しそうだった。 そうだよね。好きな子と付き合えたんだもんね。 龍斗は幸せでいいよね。私なんかいなくたって龍斗は何も思わないよね。 百合「ねぇ。龍斗の幸せって何?」 龍斗「俺の幸せ?うーん。やっぱり好きな子と付き合えたことかな。」 そうだよね。言うと思った。 好きな子と付き合えたことが1番幸せだよね。 龍斗「でも。俺は百合が幸せだったらそれでいいかな。」 百合「えっ。私が幸せだったら?龍斗は幸せなの?」 龍斗「そうだよ。百合が幸せだったら俺も幸せ。」 その瞬間私は自分の幸せとは何か分かった。 自分の幸せは「龍斗が幸せ」だってこと。 龍斗が幸せだったらそれだけで自分も幸せになれる。 あぁ。私って本当バカだ。 何でずっと気づかなかったんだろう。 好きな人と付き合えなくても好きな人が幸せだったらそれだけで幸せになれる。 龍斗「?どしたん?百合ー?」 百合「ごめんごめん。」 百合「じゃあ。私は龍斗が幸せだったら私も幸せっ!」 こんちゃ! 楽しんで読んでいただけたでしょうか? 今回初のラブストーリーでございます! たくさんのコメント待ってます!
ありがとう。
すずは生まれた時の性別は男性だが、心は女性。そのことで、嫌われいじめを受けていたが…ある日その場を目撃した、二つ学年が上のゆづる(男)がすずの優しさに惹かれ、彼女をサポートし始めました。ゆづるはすずの味方として、彼女に力を与え、嫌がらせをする人々に立ち向かいました。すずとゆづるの絆は次第に深まり、共に闘い、成長していきました。嫌われいじめを受けることは辛いけれど、彼らが団結して立ち向かうことで、少しずつ状況が変わっていきます。ある日、すずとゆづるは学校のカフェテリアでお互いの思いを語り合っていました。すずは心の中で長い間抱えていた悩みや苦しみをゆづるに打ち明けました。ゆづるは優しく耳を傾け、すずの気持ちを受け止めました。 「すず、君の心は大切なものだよ。どんな形であっても、それを受け入れてくれる人が必ずいる。君は強いし、素晴らしい存在なんだから。俺はいつもそばにいるし、君を支えることができるよ」とゆづるは優しい笑顔で言いました。 すずはゆづるの言葉に胸が熱くなり、涙が溢れ出しました。彼らはお互いを理解し支え合える特別な絆で結ばれたのです。 その後、二人は一緒に行動するようになり、学校中の生徒たちに勇気を与えました。すずの勇気ある姿勢とゆづるの強いサポートが、次第に周囲の人々に影響を与えていきました。 いじめはなくならないかもしれないけれど、すずとゆづるはお互いの存在で力を与え合い、前向きに生きることを決めました。彼らの友情が、たくさんの人々に勇気と希望をもたらす一石となったのです。
短編小説 「とりかえ」
「「うっそーーーーーーー!!」」 土曜日の朝、響いた叫び声。 この声の正体は、私・里音と、双子の妹・茉音。 私達、実は魔法を使える魔女なのっ! 魔女と言っても魔法で良いことを起こす”良い魔女”の双子なんだ。 そして、私達が叫んだわけは―。 私は今朝、茉音と、テレビでマジックの番組を見ていた。 「とりかえ」、つまり入れ替わりのマジックがやっていたんだ。 その番組によると、入れ替わりたい人同士で『入れ替われ!』って言いながらお互いの手を叩き合うと一日の間入れ替われるらしい。 でも、もう一度やるにはなぜか1年間あけないといけないみたいだから、1回で成功できるのかがカギとなるんだって。 そうとう高度な技術が必要そうだけど、マジック好きな私と茉音はやってみたくなって、練習としてやってみた。 なんてったって、魔法も使えるし。 とは言えど、さすがに一発では無理そうだね、双子パワーでできたらすごいのにね、って話しながらやったら、、 「「うっそーーーーーーー!!」」 ―こういうことなんだ。 「いくら何でも本当に入れ替わるなんて思いもしなかったっ..!」と茉音。 私も、「双子パワーのおかげかな?」って嬉しい気持ちで言ったけど、本当は驚きのほうがずっと大きかった。 でも、入れ替わったからには楽しみたいっ! 「今日は何も予定ないね..何しようか?」とりあえず、茉音に聞いてみる。 「うーん、そうだ!里音、試しに空飛んでみない?」 「いいね!私高所恐怖症だけど、怖くないかも!?」 そう、私は、せっかく高く空を飛べるのに、高所恐怖症なのだ! 茉音はその反対で、あまり高くまでは飛べないけれど(練習中!)高いところは全然怖くないどころか大好きらしい。 一回でもいいから高いところを楽しんでみたかった私からすれば絶好のチャンス! そんなわけで、早速空を飛んでみる。 「すごい!めっちゃ高く空飛べた!だけど、こ..コワイ!..里音は?」と茉音。 「あ、いつもみたいに高く飛べない!でも、高いところに来ても怖くない!」と私。 ということは..! 茉音の方を向くと、同じ考えだったらしく、うなずいてくれた。 「「お互い、苦手を克服しちゃおー!」」 こんな感じで、”いつもと反対”を楽しんだんだ! 次の日。 「やった!これで、前よりも二人で空飛ぶの楽しめそう!」 「だね!」 なんとなんと、お互い苦手を克服できちゃった! 「「また来年、とりかえやろうね!」」 お互いの絆を深められたとりかえ。笑顔あふれたとりかえ。 またできる日、楽しみだなあ! あとがき ちょっと不思議な双子、里音(りお)と茉音(まお)の「とりかえ」物語、どうでしたか? 私自身双子なので、「こんなことできたら面白いだろうなあ!」って考えながら書きました(誤字脱字あったらすみません!)。 何を伝えたいかというと、お互い苦手な所は理解し合って克服する―つまり助け合いを大事にしていってほしいってことです! このお話を読んでくれたあなたの今日や明日が、より輝く1日となっていますように。 by心愛
恋×鍵~寧音の恋のスタートです♪
【ドラマ:恋×鍵~寧音の恋のスタートです♪台本】 ・監督:新妻陽平(にいづま ようへい) ・脚本:佐藤和香(さとう わか) ・松田寧音(まつだ ねね) →役者:橋本ユイ ・神宮寺海(じんぐうじ かい) →役者:瑞木倫太郎 ・市川茉希(いちかわ まき) →役者:藍田美桜 ・坂本優真(さかもと ゆうま) →役者:役所健 ・木田花梨(きだ かりん) →役者:福乃茉優 ・源琉之介(みなもと りゅうのすけ) →役者:増田優作 _____________________ 私は女優の『橋本ユイ(はしもと ゆい)』24歳だ。 今はドラマの撮影中で神奈川県藤沢市にいる。 「ユイ!おはよ~。眠いよぉ。」 「おはよっ!今日もよろしく!」 そう言ってきたのは撮影仲間の女優。 名前は『藍田美桜(あいだ みお)』24歳と、 『福乃茉優(ふくの まゆう)』21歳だ。 「台本読み合わせないか?」 そう声をかけてきたのは同じく撮影仲間の俳優、 『瑞木倫太郎(みずき りんたろう)』27歳。 今は『恋×鍵~寧音の恋のスタートです♪~』という、 7月19日スタートの木曜ドラマを撮っている。 このドラマは江ノ島の海岸の近くに住む6人の夏の恋愛ドラマ。 脚本は『満月の夜空~僕と貴方に~』や『本気=マジ』などの、 人気恋愛ドラマを作った『佐藤和香』 特に満月の夜空は最高視聴率19.7%の人気作だ。 ___撮影終了後 「はーい!今日は解散でーす!」 「はぁ疲れたわ~。茉優ちゃんお疲れさま!」 「優作さん、お疲れ様です。」 「倫太郎、メシ行かないか?」 「はい!健くんと行けるのめっちゃ嬉しいっす!」 「私も行きたい!ユイも行こうよ!」 「美桜ちゃん、邪魔じゃないなら良いけど。」 「おーし!じゃあみんなで行こう!」 「健さん無理しないでくださいよ?」 「もちろん!ユイちゃん心配性だね。」 私達は順調にドラマの撮影を進めることができた。 ___9月某日 《~です。続いてエンタメです。7月期ドラマ、 『恋×鍵~寧音の恋のスタートです♪』 が最高視聴率20.9%という驚きの視聴率を…。》 「ねぇ美桜、凄くない?約21%だよ!」 「マジで佐藤さんすごいね! あとで健にも連絡しておこう!」 「健って急に呼び捨て?」 「実は付き合うことになったの!」 「えー!凄いじゃん!おめでとう!」 「ふふっ、ありがとう!」 *・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+*・+ 誤字脱字あったらごめん! 『恋×鍵』は『ラブキー』って読むよ! 名前をたくさん考えるのが大変だったよ汗 その代わりちょっとややこしいけどね…。 感想・アドバイス等沢山待ってるよ(^^♪
カット、カット、カット
私の名前はえーとここはカットで 好きな人はーここもカット 自分の過去もカット 全部カットカット 失礼、私はここではゆあと名乗らせていただこう。 ちょっとだけ売れてるバンド『カット』あ、でも こういったら店長に怒られるか。 バンドメンバーは ベース みあ (18歳?「歳を20歳盛ってる」) ドラム しあ (18歳) ボーカル 私 (18歳) と、いう構成だ。ちなみにこれもカット みあが激おこぷんぷん丸になるからである。 夢みたいだが武道館ライブができる。 うれしいな。 「おし、こんな感じでいいか」 『わーキャーキャー』 「あ、ここもカットで」
うちらは絶交なんてできない
私は中学3年の大森 星奈(おおもり せな)。ここ最近はめっちゃルンルン気分。 なんでかって? そ!私、第1志望の高校に合格したの! 正直言って、この中学は好きじゃない。この中学は引越し先の家から10分くらいの公立の中学。もともと私が住んでいたのはここよりは都会で、大きな綺麗な学校に通っていた。小学校を卒業してすぐにお父さんの転勤でこっちに引っ越すことになった。 前の学校は小中一貫で、また大好きな友達と同じ学校に通えるはずだったのに、、。 でも、今回の高校受験で前に住んでいた地域の高校を受けてもいいってお母さんに言われたの!それで私は当然のことそっちの高校を受けて、合格した。大好きなあの地域に通える、もしかしたら小学校の友達に会える、そう思うとおとなしくはしていられなかった。 それに、、。私はある女の子に会って言わないといけないことがあるし___。 いよいよ今日は入学式!ルンルン気分で制服に腕を通し、電車に乗り、ついに正門の前に着いた。やっぱりこの地域が懐かしく、愛おしかった。一応顔見知りがいないか探すと、私が会いたかった子に似た人を見つけた。でも、まさか、ね、、。 入学式が終わり学級活動も終わった。今のところ知り合いはいなかった。トイレにでも行こうかと私は廊下に出た。そのとき 隣のクラスからあの子が出てきた。あの子がたまたま振り向き、目が合った。 やっぱりあの子だ。私は確信した。するとあの子も私が誰か気づいたようだ。 あの子がこっちに向かってくる。そしていよいよ_______ 「ねぇ、もしかして星奈、ちゃ、ん、、?」その子はぎこちなく私の名前を言う。 「そうだよ。やっぱり、和葉、だよね」 そう。この子は横山 和葉(よこやま かずは)。簡単に言っちゃえば、私が小2のとき絶交した子。 和葉とは保育園が同じで、たまたま同じ小学校だった。それでずっと親友でいようって約束した。でも、小2のある日大喧嘩をした。どっちが悪いとか覚えてないけど、その後全く話さなくなった。それぞれ違う友達と仲良くし、和葉と関わることはなくなった。 「せ、星奈、、。あの、、。ご、ごめん。2年の時、、。」 「え、いや、、私こそごめん。ホントごめん」 私は、和葉に会ってあの時のことを謝りたい、そう思っていた。でも、和葉の方から謝ってくるなんて、、。やっぱり私たち、考えてること同じだ、、。 「和葉、謝ることないよ。ていうか、もういいよね。そんな昔のこと、!」私は笑顔で言った。 「そう、だね、。でも星奈なんで、この高校に?引っ越し、は?」 「私、ここの高校に来たくて、ここ受けたの。小学校の卒業文集に和葉が行きたい高校、ここって書いてあったから、、会いたいなとか思ったり、、。」 「ほ、ほんと?うちも、星奈に会いたくて。星奈が言ってた高校受けてみたら、、」 「やっぱ。すごいね。私たち同じこと考えてて。」 「ほんと。“ずっと親友”なんだね。」 こうして私は志望校に入学した先で、約7年前に絶交した親友と再会することができた。 いや、絶交はできてないんじゃないかな。 和葉が言った 「うちらに絶交なんて無理なんだね!」 ほんと、その通りだよ。私の“親友”はいつでもどこでも和葉1人です。
拝啓、もう会えない君へ。
これは、私・心(こころ)が小学4年生の頃の話。 もう学年が変わる頃に転校してきた帰国子女の悠斗(ゆうと)くん。 隣の席になって、少し親しくなった。 最初は緊張してたけど、いっぱいお話をするにつれて、 君の優しさを知って、君の本心を知って。 君に会えるってだけで、胸がときめく。 初めての感覚だった。 休み時間では、毎日校庭のブランコで遊んでいた。 古臭くて錆び付いているブランコだったから、誰も遊ぼうとしない。 そんなブランコが私たちにピッタリだった。 キイキイ音を立てながらブランコを漕いだ。 たまに目を閉じてみたり、足を使わずに漕いでみたり…と、 二人なりに楽しんでいた。 「もうすぐ桜が満開だね」 「きれい…」 「まだまだ。桜は満開になるところが本番なんだよ」 「へぇ…」 悠斗くんは返事をしながら、目をキラキラ輝かせて桜を見ていた。 5年生になっても、悠斗くんとは仲良く遊ぶ… …はずだった。 「…こころ。ぼく、5月にはアメリカに帰らなきゃいけないんだ」 ブランコのそばで、悠斗くんはそう言った。 二人の間に沈黙が走る。 「…そ、っか。帰っちゃうんだ」 「うん。ごめんね、こころ」 「謝らなくていいんだよ。全然、だいじょうぶ、だから…」 私は、必死に涙を堪えて言った。 でも、堪えきれなかった。 まるで壊れた水道のように、涙が一気に溢れ出した。 「…まだ、遊びたいよぉ…」 (だって、だって…) 悠斗くんのこと、好きなんだもん。 言いたくても言えないこの気持ち。 今言ったって、意味ないだろう。 「…こころ」 悠斗くんは、こっちを向いた。 その目は真っ直ぐ、私を見つめていた。 「好きだよ、こころ」 発された言葉はそれだった。 「…え?」 「ずっと、大好き。今までも、これからも」 私は、涙が止まらなかった。 「うん…私も…大好き…!」 満開の桜に見守られて、私たちは繋がった。 でももう君は、ここには居ない。 連絡先も知らないから、話すこともない。 久しぶりに小学校の前を通った。 懐かしのブランコは、修理されて綺麗になっていた。 風で桜の花びらが舞う。 桜の甘い香りが、私の鼻をかすめた。 その香りは、あの時と変わりなかった。 拝啓、もう会えない君へ。 ずっと、ずーっと、大好きだよ。
『君の愛を召して。』
人間もいない。動物もいない。生物もいない______。 これは第7次世界大戦終戦後の世界だ。 地は荒れ果て、廃墟の建物しかない。瓦礫も沢山落ちている。 微かに匂う人の血の香りに咳こむ。 語り手である私は一条華弥(いちじょうかや)。26歳。 たった1人の生き残りだ。 第4次世界大戦からは人同士ではなく機械と人が戦争をしていた。どこかの国の情報処理機械が狂って暴走したのだ。後からわかったことだが、これは人が計画したプログラムで大型テロだったらしい。 第6次世界大戦終戦後は生き残りがまだかなりいた。その時の死者は一億を優に超えた。 そして第7次世界大戦の頃。 機械が感情を持ち始めたのだ。核兵器や戦術は人が超えられるものではなかった。世界中で一斉に戦いが始まったから逃げる場所はない。そんな私はというと、感情がないふりして機械になりきっていた。まさか気付かれないとは思わなかった。そうして私のずる賢さで私だけが助かったのだ。 今日も私は探策に出掛けた。生き残り仲間を探す為に。拠点としていた廃墟の病院はあと少しで崩れそうだ。そろそろ新しい拠点を探さなくてはならない。のそのそ歩いていると一通の手紙が見つかった。核爆弾でよく燃えなかったな、と思っていると______。 『一条様』 宛先の名字は一条だった。もしかしたら親族かもしれない。だが一条なんてこの世に沢山いるし、こんな奇跡あるわけない。そう思って中身を見ると『華弥』という文字が見えた。 「おかあ、さん…?」 『最愛なる華弥へ 元気ですか?この手紙を読んでいるということはもう私は死んでいるのね。貴方は賢いから生き残るでしょう。あまり長く書けないけれど1人になっても生きる希望を捨てないでね。 お母さんより』 お母さんは私が8歳の時に死んでしまったのに何でもお見通しだ。 早く死んだお母さんを恨んでいたことも。 この世界にうんざりしていることも。 もうそろそろ死んでしまおうと思っていることも、全部。 しょっぱい涙が頬に伝わる。 「ありがとう、お母さん。やっと決心がついた。」 わたしは喉元にナイフを突き刺した。早く天に上りたい。 どもっチヲです!感想や解釈などなど、よろしくお願いします!初心者なので誤字脱字などがあったらすみません!
キミが大好き。
俺の名前は、楠木誠 俺はついに、高校生になった とても緊張する。友達はできるか?彼女はできるのか?不安ばっか、、 とりあえず、席につく。 ーザワザワー 「こんにちわっ!!」と、俺に話しかけてきた。 「ねぇ、名前教えてくんない?あっ、忘れてた!私の名前は、伊藤綾。綾って呼んでね?」 「あー、俺の名前は、楠木誠。よろしく。あ、綾、、」 「そんなに、きんちょーしなくていいよっ!よろしくね?誠くん!!」 「べ、別に、きんちょーなんか、してねーし」 とても可愛い女子だった。俺は恋に落ちた。 「皆さん、こんにちは。担任になった高山です。気軽に話しかけて下さい。 高校生活のスタートですね!大変なこともたくさんあると思いますが、頑張りましょう。出席番号の1番から自己紹介をします。」 「はいっ。皆さんこんにちは。私は、伊藤綾です。友達をたくさん作りたいです!たくさん話しかけて下さい!」 みんな、ちゃんとした、自己紹介だ。次は、俺の番、、 「皆さん、こんにちわっ!!俺は、楠木誠。みんなには、誠って呼んでもらいたいな!一年間よろしくね!」 おまり好きではない、明るいキャラで自己紹介をした。 「えっ?誠くんめっちゃカッコイイじゃん!!」 綾がいった。俺は嬉しくて、顔が赤くなった。 「はぁ、疲れたー。早く帰ろ、、」 「ねぇ、待って!私も一緒に帰る!!」綾が言った。 「はいはい。早く来いー、、、」 綾は聞いた。「ねぇ、誠くんって、好きな人とか、彼女っている?」 「はぁ、?俺に彼女がいると思うか?まぁ、好きな奴はいるけど、、」 「ほんと?ねぇ、ねぇ、誰ー???」 「言わねーよw」だって俺の好きなやつは、、、 「じゃあ、私の好きな人教えてあげなーい!!」 「は?わかったよ、教えるから、教えろよ-?」 「うん!わかった!!」 「えっと、、、あ、綾。」 「、、?」 「だから、綾だって!、、」 「ちょっと待って?嘘でしょ??」 「嘘じゃない。今日、俺に話しかけてくれたときから好きだった。」 はぁ、どうせ振られるんだ、、、 「私も。誠くんのこと、、好き\\\\」 「ちょっと待て。これから、お前のことを絶対に幸せにする。だから、俺と付き合って下さい」 「う、うわーん(泣)うんっ、お願いします(泣」 「泣くなってw、せっかくの可愛い顔が台無しだよ!」 「これから、よろしくね?」 「あぁ、よろしくな!!」 「大好きだ。」 「大好きだよ。」 楠木誠・・くすのき まこと 伊藤綾・・いとう あや こんちゃっちゃ! どーも、#ぴーちゃん!ですっ!! 皆さんどうでしたか? 初めて作ったので、下手だと思います。 アドバイスなどくれるとありがたいです! みんなの幸せを願っているよ それじゃあ、ばいちゃー!
あなたが好きで
リアナです。好きな人のためには、どんなこともできるのですね。 「リアナ、好きや。俺はもう長うないがな。返事聞きてえ。リアナの返事聞くまで俺は生きちょる。」地方訛りの言葉で、彼、歩夢くんは言ってくれた。けれど、次の日、歩夢くんの病室に行くと、歩夢くんは亡くなっていた。看護師さんは、 「リアナちゃん、歩夢くんね、リアナが俺を好きやなくても、返事聞きとうて。リアナの声、聞きてえです。」ってお医者様に言っていたの。歩夢くん、リアナちゃんが大好きみたい。と言っていた。 歩夢くん!私も好き!ありがとうって言いたかった。だけなのに。 空から紙が降ってきた。「地の世と死の世の間にゆこう。きっとそこで喜びがある。」何これ?文が下手ね!なぞなぞ? 私は友達のほのかちゃんに見せた。ほのかちゃんは頭がいいから。ほのかちゃんは、「リアナちゃん、死の世って天国のこと。地の世はここだよね。お墓じゃないかな。死者の国につながる通路だから。」私はそこに歩夢くんがいる気がした。 お墓の前。 「リアナ、読んでくれはったの?」歩夢くん。「返事、聞けんかった。もう死んでもうたしな。」死んでない。歩夢くんは生きてる。「歩夢くんは生きてるよ。返事を聞くまでずっと、生きちょるよ。」 「なんや、返事聞きとうてたまらんかったのに、聞きとうなくなったわ。」と笑う。笑い合えた。「好き!歩夢くん、大好き!」というと、歩夢くんは笑顔のまま、消えていった。
病弱な僕と優しいいとこ
僕は開山雄大。僕は生まれつき病弱で病気に一回でもかかれば死んでしまう可能性が91%だった。だから僕は外に出たことがない。でも家でいとこの翔太兄ちゃんがいつも遊んでくれるから寂しくも無い。 今は11月 冬だ。冬はインフルエンザやコロナウィルスなどがあって僕に取っては最大の難敵だ。できるだけかからないようにしていたのにとうとうコロナにかかってしまった。そして僕はたくさんの管で繋がれた。そして翔太にいちゃんがお医者さんと喋っていた。「できる限りのことはしますがもう無理だと思って下さい。」「そんな。お医者さんお願いです。どうか雄大を、いとこを助けて下さい。」僕はあまり目がほとんど見えなくなっていた。でも翔太兄ちゃんがいることはわかった。「し、翔太兄ちゃん?」「大丈夫か雄大。どこか痛く無いか。苦しく無いか。食べたいものはないか?」「カレーライス」カレーライスは僕の大好物だ。「わかった。ちょっと待ってろよ。すぐ買ってくるから。」そう言って病院の売店に行ってしまった。その間僕は考えていた。「死」ってなんだろう。死んだら兄ちゃんに会えないの。兄ちゃんのこと忘れちゃうの?すると翔太兄ちゃんが帰ってきた。「よしカレーの時間だぞ。食べれるか?無理かな。兄ちゃんが食べさせてやろう。あーん」兄ちゃんが食べさせてくれた。「美味しい」そう言って僕は気がつけば涙を流していた。食べ終わった。兄ちゃんが言った。「次はしりとりするか。前より兄ちゃんは上手くなったぞ。じゃありんご」「ゴリラ」「ラッパ」「パイナップル」「ルーレット」「トマト」「時計」「イルカ」「カメラ」「ライオン」「あっ負けた」僕が悔しそうにすると兄ちゃんが言った「ほら言ったとうりだろ。次はじゃんけんするか。最初はグージャンケンポン」僕はパー兄ちゃんもパー「あいこでしょ」僕はグー兄ちゃんはチョキ「よし勝った」そして僕はいろんなことを兄ちゃんとした。「雨森翔太さん診察室に来て下さい。」「はい。何番ですか?」「3番です」「じゃあ行ってくるな」そう行って兄ちゃんは看護師さんと一緒に行ってしまった。診察室では兄ちゃんとお医者さんが喋っていた。もうこのモニターを見たらもう長くはありません。もう持っても1日」「分かりました。雄大の元に戻っていいですか。」「はい」そして兄ちゃんが泣きながら帰ってきた。そして兄ちゃんとたくさん遊んでいた。でも目の前が真っ暗になった。「にぃちゃんが見えない。「大丈夫か。」「お母さんらを呼んで」 するとすぐにみんなが駆けつけてきた。僕は兄ちゃんに言った。「兄ちゃんありがとう」「すると兄ちゃんが僕を抱きしめた。「雄大」「翔太にいちゃん」気がつけば僕の目の前は真っ暗で何も聞こえなくなっていた。でも兄ちゃんの温もりだけはわかった。 登場人物 . 開山雄大(主人公で生まれつき体が 弱い) . 雨森翔太(雄大のいとこで雄大より 9歳年上)
猫それぞれ。
俺は近藤直人。一人暮らしの、至って普通の公務員。そんな俺には、家族が一人いる。 いや、1匹っていったほうがいいのかな。 「クロー! 腹減ったか?」 俺の視線の先にいる黒猫は、1度青い瞳で俺をちらっとみると、棚に登ってそのままどこかへ行ってしまった。 いつもこんな感じ。クロがうちに来てから2年がたつが、いっこうに懐いてくれない。黒猫って懐きにくいのかな。偏見だけど。 だが、餌の時間になったら黙ってこっちにくるし、別に俺が近くにいても逃げはしない。ただ、絶対に触らせなてはくれなかった。 基本的に、うちは放し飼い方式だ。 俺がいない昼間は寂しいだろうと思い、自由に家に出入りできるようにしている。 俺はクロに嫌われてるのか…? 「ねぇ、クロちゃん見にいってもいい?」 ある日、職場の同僚にそう言われた。 「いい…けど。別に可愛くないよ。2年たつけどぜんっぜん懐かないし」 「えー。まぁいいじゃん」 その子は笑ってそう言ってくれた。 翌日、その同僚が我が家に遊びに来た。 クロが出ていっては困るので、朝から窓はすべて締め切っている。 まぁ、出られないと気がついたクロは俺をずっと睨みつけてたけど…。 同僚は家にあがるなり、クロのところへ一直線。もちろん、クロは距離をおき、毛を逆立ててフーっ!と威嚇した。 まぁ、すぐにさめちまうだろうな。 だけど、同僚はしばらくクロを観察したのち1歩後ずさってクロに微笑みかけた。 「このくらいなら、みててもいい?」 クロは、しばらくするとぷいとそっぽをむいて毛繕いを始めた。 もう、興味はなくなったみたいだ。 その後、同僚はしばらくニコニコとクロを眺めていた。 帰り際、同僚が笑顔で言った。 「今日はありがとう! クロちゃん、すっごく可愛かった! また機会があったらみせて!」 「いいけど…。可愛くないやつだと思わなかった? 愛想悪いだろ?」 俺がつい聞くと、同僚は首を傾げた。 「そうかな。私は可愛いと思ったけど。猫それぞれ、だよ」 じゃあね、と手を振って帰っていく。 「猫それぞれ、か。クロ、お前は俺の事嫌いなわけじゃないのか?」 俺がクロに手をのばすと… 「ふしゃぁぁぁぁぁぁ!!」 「いってぇぇ!!やっぱ嫌いなのかよ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ その夜、クロは血を吐いた。 俺は焦ってすぐ病院に駆け込んだけど …遅かった。 クロは、最後まで触らせてはくれなかった。 末期の癌だったのだ。 だけど、クロはいままで1度も俺に辛そうなそぶりをみせなかった。 もしかしたら、外でも、吐いていたのかもしれない…。 俺は泣いた。 仕事もやめた。 クロが死んでから、世界が変わった。 ご飯を食べない日もあった。 やっぱり俺にとっては唯一の家族だった。 こうして、数年後、俺もあっけなく死んだ。 「ここ…は?」 目が覚めると、まぶしい場所にいた。 自分をみると、クロが生きていた頃の姿になっている。 髭はきちんとそられ、髪もセットされ、きちんとした服を着ていた。 「そうか…俺、死んだのか」 つい、目でクロを探す。だけど、いるわけがないことくらい、最初からわかっていた。 「しょうもない人生にしちまったな。クロは楽しく暮らしてるといいけど」 そうして、俺は歩き出した。どこへ向かうでもなく。 突然、まぶしい光につつまれた。 目の前に現れたのは、大きな扉。 いつのまにか、お爺さんが俺の隣にいた。 「お疲れ様でした。この扉の奥に、天国に続く階段がありますよ」 「…遠慮しておきます。俺はこんなしょうもない人生を歩んでしまった。クロに合わせる顔がない」 すると、おじいさんが微笑んだ。 「そんなことを言わず。いったん開いてみなさいな」 俺は言われるがまま、扉に手をおく。扉はギィィ、と音を立てて開いた。 俺は目を見開いた。階段の前に、まぶしく輝く黒猫が1匹。 黒猫は俺に気づくとしずかに立ち上がった。 「遅かったじゃん」 「ク…ロ?」 俺はクロに駆け寄った。気がつくと、扉をくぐって駆け出していた。クロは、初めて俺に触らせてくれた。 「クロ!クロぉ…!待っててくれたのか?」 「あたりまえじゃん。遅かったな。でも…早すぎだよ。なんで死んじまうんだよ。俺、ぜんぶ見てたよ」 クロは、クロなりに俺のことを愛してくれていたんだ。 猫それぞれ。 その言葉が、頭に浮かんだ。
君の手に
「はい!これあげる!」 「どんぐりのスープ、これで作れるね!」 俺は、眞樹(まじゅ)。小1。俺は真珠(まじゅ)にもらったどんぐりをこの小さな手に握りしめた。この時はただの遊びだったのに 「中学校で分かれる前にLINE交換しよ、」 卒業式に言われた。 「うん。」 「はい、手、出して。」 「え、うん」 渡されたのはIDが書かれた紙だった。 #4年後の夏 “今度、会おうよ。久しぶりに。12時にあの木の下集合ね。拒否権なし!” LINEで送られてきた。LINE交換はしたがあまり会話はしていなかった。 “おけ” 「よぉ。どうした、急に呼んで。」 「今日は眞樹に渡したいものがあった。。手出して」 「何これ。」 そう言った瞬間に走っていってしまった。 俺は家に帰ってみた。手紙だった。 眞樹へ 今日は来てくれてありがとう。 急に呼び出してごめん。 私は、ずっと一緒に生きてきた。眞樹と。 名前が同じだったからかな。 私やっぱり、眞樹のことが好きみたい。 返事は後でいい。 真珠より あいつのくせ。はっきりものを言ってくんない。 これは付き合ってと告白の手紙だ。俺は携帯を手にした。 “明日,来て” “うん” 「ねえ、手、出して。」 「え。うん」 「俺もずっと真珠のこと好きだった。小2ぐらいから。だから、結婚を前提に付き合ってください。」 そして私は眞樹にもらった指輪を握りしめた。 おはこんばんにちは!azyu@です!じゅっていう発音とか文字が好きです!(何それ 初の短編小説、わかりにくかったらごめんなさい!
未来と過去
【未来と過去A】 未来なんて、クソだ。 私は過去を操る、カコ。過去を操るのは難しいことなんだけど、歴史改変するのを防ぐ役割がある。 ミライは最低だ。このまま、平和な暮らしをすればいいのに、どんどん技術を進歩させている。 過去が素晴らしい。作り上げてきた歴史を、未来は、もしかしたら、消滅させてしまうかもしれない。 技術を進歩させたら、いずれタイムマシンがつくられてしまう。タイムマシンが作られたら、真っ先にみんな乗り込む。犯罪者が乗れば、簡単に逃亡することもできるし、歴史を変えてしまうことだって十分あり得るのだ。 技術が進歩すればするほど、争いは絶えない。犯罪は絶えない。 でも、私の今の力では、過去に全てを留めることはできない。みんな、ミライの方へ行ってしまっている。 私は信じている。きっと、みんなが平和を選んで、みんなが自ら力を差し出し、みんなを過去へと飛ばせることを。 【未来と過去B】 過去なんて、クソだ。 私は未来を操る、ミライ。未来は神秘的で面白い。次々と飛ぶように開発される発明品、どんどん進歩する技術……。 でも、それを阻止するカコは最低だ。便利な方がいいのに、なんとか留めようとしている。 未来が素晴らしい。過去ばかり見ていたら、何にも変わらない。 技術を進歩させたら、いずれタイムマシンが作れる。そうしたら、もっと新しいワクワクするような世界が見えてくるだろう。過去はドロドロで、汚れた人たちしかいないから行かないけれど。 技術が進歩すればするほど、みんな喜ぶ。便利になる。 でも、私の今の力では、技術を大幅に進めることはできない。だから私は人間を仲間にした。 私は信じている。いつか、技術や力が大幅に進歩して、平和が創られることを。 【未来と過去C】 未来も過去もクソだ。 私は今__現在を操る、マイ。現在が1番楽しい。今を生きていれば、楽しいからだ。 でも、過去に飛ばしたいカコと未来を願うミライは最低だ。過去を見つめていても何も変わらないし、未来を願っても何も変わらない。 現在が素晴らしい。現在を生きていなければ、未来と過去を考えても水の泡。 技術は作り上げていくもの。コツコツと積み重ねていく努力が1番大切だ。もしぐうんと進歩させてしまったら調子に乗って怠けるし、進歩させなかったら何にも面白くない。 技術はコツコツと積み重ねていく。その方がみんな面白い。ワクワクする。 だから、私は今を大切にしている。現在という力で。 私は信じている。いつか、ミライとカコが考え直し、技術を左右しないことを。 カコ・ミライ・マイ「「「あなたは、過去・未来・今、どれを選ぶ?」」」
俺の前世。(ちょっと怖いかも)
「(テレビ)昨夜、〇〇銀行に、強盗が入りました。監視カメラからは、黒い格好をした男性らしきが写っており、△△銀行に入った人物と同じに見えます。そして、警備員の山本啓治さんが遺体で確認されました。警察は捜査を引き続き続ける予定ですが、手がかりがなく…」 「また銀行強盗か。物騒だねぇ。」 「ほんと。まあ、こんな古汚い家には入ってこないと思うけど。」 俺は三井蓮(みついれん)。高校2年生だ。今は朝飯中。 「あ、あべ。ごちそうさまっ!」 急がないと。俺は急いで着替え、家を出た。 「蓮セーフ!」 ギリギリだ。チャイムの「キ」の字で教室に入り、次の「キ」の字で椅子に座り、「ン」の字で荷物を出した。 これが俺の「チャイムの法則」だ。かっこいいだろ。 「蓮、またすごい手さばきだねー。」 隣の陸斗(りくと)が小さい声で話しかけてきた。 「ふんっ、お前の方もだろ。俺だって、遅刻したいわけじゃないんだかーっつ!」 くそ、またか。 俺は近頃、頭が急に痛くなる時がある。 何かが引っ張られるような痛み。引っ張られてはないんだけど。 「蓮、大丈夫?」 陸斗が声をかける。 「ああ、大丈夫だ。それより今日の放課後、みんなでカラオケ行こうぜ。」 「ん、いいね。できる限りの人数を誘っとくよ。」 「マジ、サンキュ!」 放課後。俺たちは常連のカラオケ屋に行った。 「次、蓮の番だよ。何歌う?」 「うーん。俺はパスで。」 「えー!蓮、いつもパスじゃん。」 「眠いんだよ。誰かうまいやつ歌ってくれ。俺はちょっと寝るーっつ!」 また、頭が痛くなってきた。 いつもの、比べものにならないくらい、強い痛み。 ヤバい。どうしよう。 「ちょっと俺、病院行ってくる。」 「え、蓮?じゃあ俺もついていくよ。」 「まあいいけど。」 病院の待合室。まだ痛い。 カラオケ屋で起こった痛みよりは少し弱いけど、ズキズキと痛みがある。 「お前は、わるーい罪を犯した。その痛みは、「怨」怨みじゃ。」 椅子に座っていると、怪しげな婆さんが話しかけてきた。 「え、なに?ねえ陸斗、陸斗?」 「わしも、会話もその坊主には聞こえとらん。」 「は?そんなんできるわけないじゃん。」 「ふっ、できるさ。わしは女神から加護を受けた魔女じゃなからのう。」 「あ、そう。で?罪って何?」 「お前さんがいちばん分かったるじゃろう。昨日は、銀行から金を盗み、警備員を殺した。」 なにそれ。俺が、人を殺した?今朝のニュースの犯人が俺?俺じゃない。 「そうさ。お前じゃない。お前の前世がそうさせているんだ。」 「俺の…前世?」 「そうじゃ。お前は死んで、また生まれ、別人なのに、同じことを繰り返すんじゃ。」 「なんで?なんで俺がそんな目に!」 「思い出させてやろう。」 すると婆さんは杖を取り出して、俺の頭の上で円を書いた。 すると、俺の頭の中に誰かの記憶が落ちてきた。 ずっと昔。渋沢栄一が銀行を作った頃。男は緑色の薬を飲んでいた。 「わぁ!」 急に映像が変わった。薬を飲んでいた男と、違う男が警備員を殺し、銀行のお金を盗んでお盗んでいた。 その次も、ずっと先も、人は変わったのに、同じことをしている。同じ服で、同じ動作をして。 そして、そのあと誰かを殺して、捕まって、死刑で死んだ。16歳の、男だった。 「これは、昨日の出来事じゃよ。」 同じ映像だった。だが、どこかでみたことがある体だった。 「どうじゃ?」 「昨日の、映像が、俺って、ことなの?」 「そうじゃ。」 「いやだ!最後は誰かを殺して、捕まって、死刑だろ!!って、もしかして俺が殺すのは…。」 俺は隣を見た。陸斗がいる。 「さあ。わしは分からん。たとえ魔女でも、未来は見えないし、変えることはできない。」 「じゃあ、どうすればいいんだよ!」 「どうしようも出来ない。だが、女神の加護をやるから、次の人生は生まれた時から今の記憶がある。」 「次の人生で、どうにかしろと?」 「だが、誰も達成できなかった。前前世のお前も試したんじゃがな。」 「やる!俺は、やってみせる!」 「そうか。」 そう言って、婆さんは消えた。すると人が動く。俺の手には、ナイフが。 「ねえ蓮、そのナイフ…何?」 陸斗が訪ねてきた。どうしよう。まてよ、寿命で死んでも良くないか。 すると、俺の体が勝手に動いた。 もしかして…。 「いやだっ!やめろっ!!」 俺は必死に叫んだ。だが体は聞かず、陸斗の前に立ち、ナイフを構えた。 「え、蓮どうしたの?」 「嫌だ。嫌だ!!!!」 「やめて!蓮。やめて!!!!」 「(二人)いやーー!!」 朝。俺は知らない誰か、俺の赤ん坊になっていた。