短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

私は、何のために生きてるんだろう。 そう思う事がよくあるー 私は、波結(はゆ)。私には、産まれてすぐに亡くなった、双子の妹がいる。  私は、友達がいない。根暗で、つまらないから。今日も上履きを隠された。悔しかったけど、何も言えなかった。帰り道、私はなんとなく近所の公園に寄った。そこには、私と同じぐらいの年齢の子がブランコに座っていた。なんとなく、隣に座る。 「なんていう名前?」唐突に話しかけてきた。 「波結。皆川波結。」 「そうなんだ。私は莉結。」 お互いに話す事がないので黙る。 「何かあったの?」と莉結が聞いてきた。 「私、いじめられてるんだよね。」 「上履き隠されたり、嘘の情報拡散されたりしてさ。もう、嫌になっちゃった」 「波結、そんなやつぶっつぶせ。」 「え?」 「そういう奴は、反応を楽しんでるだけだから。何も反応しなきゃいいんだ」 「うん、ありがと」 「じゃちょっとはあんたの役に立てたってことか」と、莉結は初めて笑った。 少し、心が軽くなった。 家に帰って思い出した。『家族について調べる』という宿題があることに。発表しなきゃいけないんだっけ。えーと、私の家族構成は、父、母、あと妹…そういえば、なんていう名前何だろう。ママに聞いてみた。 「莉結っていうのよ」 私はえっ、と思った。あの子は私の妹だったのかもしれない。ママは続けた。 「2人おそろいの『結』っていう字は、2人仲良くしてほしいっていう意味があるのよ~」ママは鼻歌まじりにキッチンへ向かった。 莉結、ありがとう。私を助けてくれて、ありがとう。

短編小説みんなの答え:0

きみのそばにいるよ

俺は32歳でこの世を去った。 目が覚めると俺は誰にも見えていない つまりは幽霊になった。 俺には生きていた頃、付き合っていた 3歳年下の彼女・美優(みゆ)がいた。 美優とは結婚寸前まで行っていた 俺は美優が何をしているか心配で 美優を見に行った。 美優は俺のお墓にお参りに行っていた。 それから10年経ったが美優は俺のお墓に 毎日来ては手を合わせて拝んでいた その寂しげな後ろ姿、手を伸ばしても 美優の体には触れられない。 どれだけ呼んでも聞こえない。 「どこにいるの?」 いつも決まって君は俺に問いかける。 俺も決まっていつも 「美優のそばにいるよ」と言う。 いつも俺のお墓の前で泣いている美優 俺は神様に願った。 「どうか、一度でいい。美優に  会えなくなってもいい。  美優に俺の声が聞こえて欲しい」 そんな苦しい願い、叶うわけない いつもと同じように俺に問いかける美優 俺はいつもと違う事をいう。 「美優、泣かないでくれ。  美優は笑顔が1番だから。  俺は美優を見守っているから」 こんな声、聞こえるはずないと 思っていたが 「…悠里、聞こえたよ。ありがと」 美優が空を見上げて言う。 俺の体はいつのまにか下半身が 見えなくなってきている。 「あー、願いが叶ったんだなぁ」 美優は俺のお墓に問いかける 「どこにいるの?」 俺はそっと目を伏せて 「美優のそばにいるよ」 読んでくださってありがとうございます 意味不明なところもあるかも しれませんが…。 では、さよなら!

短編小説みんなの答え:0

記憶喪失の自分。出会った絵画。

私は記憶喪失だ。交通事故で頭を強く打って1ヶ月意識不明の重体だった。 でも奇跡的に一命はとりとめた。けど、わたしは記憶喪失だ。 何も覚えていない。何もできない。そんな私が出会ったのは絵画だ。 自由な発想、自由な表現。これらに私は魅了された。 なにもわからなかったけど、私は1から絵画を学び、りんご?っていうものを描いた。 私の第一印象は、赤くて丸い。そのくらいだった。周りの人たちはなぜだか目から涙を出して、私を抱きしめた。 そして私はもっと絵画を学び次は私の絵を見て涙を流してくれた、人を一生懸命描いたんだ。 そしたらその人は、前よりもっと涙を流してくれた。そして前よりもっと強く抱きしめてくれた。 そして私は絵画は人を喜ばせるもののためにあるんだ!と確信した。 そして私は来る日も来る日も絵画を描き続けた。 記憶喪失の自分。出会った絵画で人生は変わったんだ。

短編小説みんなの答え:3

題名がないので何かいいのあったら教えてください!

皆は不思議なのことにあったことがあるかい? ある男の子が数年前にあった不思議なことを、今から話してあげる。 _____________________ 学校から帰ってふと机の上を見ると、小さな白いチューリップがあった。その時はあまり深く考えていなかった。 次の日、朝起きたら机の上のチューリップが増えていた。 その次の日も、そのまた次の日も、朝起きると机の上のチューリップは増えている。 さすがにおかしいと思ったので、親友に相談してみた。 「最近、朝起きたら机の上にチューリップが置いてあるんだよ~!誰かのイタズラとも思えないし」 そうすると、親友はこう言った。 「その花に何か意味があるんじゃないかな?例えば花言葉とか」 家に帰るとすぐ、図書館に行った。 白いチューリップの花言葉を探すためだ。 白いチューリップの花言葉は「失われた恋」だった。 それを見た僕は 「あぁ…なんだ。僕の友達か…」 と呟いた。 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 最後の言葉を見ると「僕」は、失恋した人だと分かるね。でも、『友達』とは言わないよね?どういうことだろう。私なら『私と同じなんだ』って言うかな。 失われた恋…そうチューリップを置いている人は恋をしていた時に亡くなってしまった。だから失われた。それなら「僕」が言った『友達』…もう分かったよね? 恋をしていた時に亡くなった、友達…

短編小説みんなの答え:1

私、思い切って。そして。(小説、見てねっ)

私、日乃。高1。 夢だった私立高の星高に入学!は、できなかった。けど、イイとこに入学できた、って思ってる。 私、その高校では何と!! ハ-フの女子、ヒカルって子と親友っ。日本とアメリカだって。顔は日本強め。 日本で生まれ育ち。だって。 ハ一フの子としゃべってみたかったんだ! カワイイし、少しあこがれる。 実際、すぐ気が合って毎日が楽しかった。 だけど、ヒカルにはかくしてることがあるの。 それは、小説を書いてるってこと。私、本が好きだから! 私は、ヒ力ルにどう思われるのかな?とか下向きに考えてしまう私。 隠しごとはナシで心が通じる、友達。 そういう子を私は、作ることができなかった。 だから、今度は後悔したくない!って強く、そう思った。 思い切って言おうっ。 「ヒカル、話、いい?」 「0K、いいよ亅 そしてこのことを言った。 すると、、、 「お-!いいじゃん。応えんするよぉ!亅 「ホン卜?してくれんの?亅 「もちろん!だって友達だもん亅 「ありがと亅 「あ、あと言いたいこと、あるの亅 ヒカルはそう言った。何だろ? 「イラス卜レ一夕一になりたいの。 だから、日乃の書いた小説に絵、書きたい!イイ?亅 「ホン卜?亅 「うん亅 「もちろん!いいよ!亅 その日を境に、頑張った。もう特訓をした。 そして、成果が出たのか、 こうして今は、小説家。ヒカルもイラス卜レ一夕一になった。 私、勇気を出してよかった。 あのころの思い出は、忘れない。 感想よろしく。 ではっ!

短編小説みんなの答え:0

サヨナラは一度だけ?

(名前・説明等は敢えて省かせて頂きますので、詳細等は各々で考察してください。) 「…知っていますか?フェニックスは寿命を迎えると、自ら炎に飛び込んで命を絶つんですよ。」 突然口を開いた彼女の発言に、 俺は目を丸くした。 「あぁ、まあ知ってるよ。 それで、それがどうかしたのかい?」 「……私、十歳の時から容姿はずっと変わってませんけど、もうすぐこの世に性を受けて五百年程経っているんです。 …だから…」 彼女が最後に何を言うのかを察した俺は、自身の指を彼女の小さな唇に添えた。 「…待ってくれよ、まさか……死のうと思うだとか言うんじゃないだろうな?」 困惑で歪みかける俺の顔を真剣な眼差しで見つめながら、彼女はコクリと首を縦に振った。 嘘だ。それだけは絶対に嫌だ。 「だっ、だって、君は不老不死なんだから、老衰によって死ぬことは無いだろう?」 突然過ぎる別れが目の前に迫ってきて混乱状態に陥っている俺に何も言葉を投げずに、 彼女はただただ俺を見つめていた。 「…なァ……頼むから、何か言ってくれよ…俺達から見た君は、嫁入り前の幼気な少女なんだぞ…?なんで君のような幼い子が死ななければならないんだ……?」 ひたすら彼女に声をかける口には、自身の目から止まらない涙が落ちてきて鹹い感覚がした。 今だけは大人気ないと思われても構わない、声を上げて泣きたい。 泣き落としをしてでもいいから彼女と離れる事を阻止したかった。 「………………疲れたんです。」 漸く口を開いた彼女の顔を覗くと、大粒の涙をボロボロと零していた。 涙で滲むその瞳には、光の欠片も見えなかった。 「人間の友達はみんな何百年も前に居なくなってしまいましたし、何度も新しい出会いを繰り返してはまた置いて行かれる日々、 うんざりしちゃうんですよ。 …だから死なせて欲しいんです。 大丈夫、ちゃんとまた蘇ってきますから。」 フェニックスが死んで蘇ることで永遠の時を生きる事はわかっている。 それでも、彼女と別れるのは一回だけであろうが嫌だ。 そもそも、本当に君はまたこの世へ戻ってくるのか? その出会いと別れの繰り返しは一度の死によって止められるものなのか? 俺の頭の中は疑問でいっぱいだった。 涙が滴り落ちる俺の頬に、彼女はその小さな手を添えた。 「…準備をしましょう。」 ……どうやら、俺に選択権は無かったようだ。 諦めが付いた俺は、わかったよと言うように コクリと一度だけ頷いた。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 彼女は自分なりの死に方で死ぬと言っていた。 俺は不安で仕方がなかった。 彼女がその曖昧な方法でまたここへ戻ってこれるのかが心配だったのだ。 彼女は哀情に眉を顰めているアイツから錆が混じった銀色のライターを渡されると、自身の羽根が積もった小さな山に放り投げて炎の海に染め上げた。 そして、さようなら 愛してます という言葉だけを残して、彼女は羽ばたいた。 渦巻く炎の中、 その小鳥は太陽の如くあかあかと燃えて、俺の耳と胸に激痛が走る程鳴き叫んでいた。 これが最後の挨拶だと言うように赤と黒で染まった手をこちらに向けて小さく振ると、崩れかけた身体を地面に叩きつけた。 やがてその身体は無数の光へと姿を変えて、風と共に蒼い空へと飛び立って、雲の中へと 消えていった。 その光を見届け終えた俺達は、情けないほど涙を流して咆哮の様な叫び声を上げた。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 私の目の前にあるのは一扇の扉。 きっと扉の向こうには、何度も羽を広げたあの空が待っている。 その下ではあの方達が待っている。 そんな事はわかっている。 それでも… 頭の中でそう呟きながら私は後ろを振り返ると、果てることを知らない暗闇の中へと足を踏み入れた。 さて、これから何処まで行こう。

短編小説みんなの答え:0

水無月の、青春。

私は青山弥生。私立名門新緑女学校中学3年生。 あと半年で高校生になるけど、彼氏を作りたい。 友達の理奈は、かわいくて、モテモテ。2人で電車に乗る時もいつも声をかけられる。 彼氏を作らない主義らしいけど、1番仲良くしてるのは、大学院生の木谷さん。眼鏡をかけててイケメンなのに頭もいい。 「ばいばーい!」 理奈と別れ、家までの道をとぼとぼ帰る。 私の家は厳しく、門限は6時だ。 家の周りには畑が並んでる。向かいの金成さん夫婦の畑。息子はもう成人するんだって。最近会ったことないけど。 そこに、少年がポツンと座っていた。金髪で、ピアスをつけたちゃらそうな男。 私は目を合わせないように急いで家へ向かった。 「さよなら」 母の声だ。そっと覗くと厳しい家庭教師の杉山さんがいた。 あんな人にも奥さんがいるんだとつくづく思う。 「あっ理奈。遅いじゃないの。杉山さんに迷惑でしょ。」 「申し訳ありません。杉山先生。ごめんなさい、お母様」 「うむ。次したらやめさせていただきますからね。」 「そんなっ。すみませんちゃんと叱り付けておきますから。」 父と母に夜遅くまで叱られ、食事は少しだけだった。 それに比べ、弟はいいな。 次の日。 「おはよう。弥生」 「おはよー理奈。」 「今日のテスト自信ある?だるくない?」 「まあまあ、いいじゃん」 「そんなことないよぉ~理奈頭悪いもん。グスックス」 (は~。時々理奈が嫌になる) キーンコーンカーンコーン 夕方。私は一人で教室にいた。 理由は、リナをいじめたということで反省させられていたから。 あと少しで門限だ。 どうにか抜け出さねば。 「よし、青山帰っていいぞ」 担任が言った。おそいよ。もう5時50分。 あーあ、どうしよう。 門の前に不良集団がいた。どうしたんだろう。 「なあ、あんたが青山弥生か。てめえうちの理奈いじめただろ。すこしくらい時間もらうぜ。」 「えっと…」 しばらくして、ブルルーン。バイクの音がした。見ると昨日家の前にいたやつだ。こいつも仲間? 「なんだよてめぇ。やる気か?」 「あんたの嬢さん貰ってくぜ」 私は引っ張られ、乗せられた 「あんた、向かいのやつだよな。今何時だ?」 「えっ。5時58分。どうしよう」 「任せろ。」 この人、金成さんの息子さん?よく見ると、イケメンだ。 ブルルーン。5時59分49秒。明らかにスピード違反の気もするが。家の前に着いた 「ありがとうございます。」

短編小説みんなの答え:2

幸せじゃなきゃダメですよ?

※名前が独特です。 私はうさぎ。 はぁ…なんとか間に合った!(ーдー)=3 今日は初めてのアイドルのサイン会!道が渋滞で、途中からタクシーを降りて走って来た。 人生で一番かいたであろう汗も乾いたし、あとはとびっきり幸せな時間を待つだけ!ゴホ スタッフ「まもなく、○○の皆さんの登場です!」 観客(うさぎ含む)「キャ~~~~!!!!」 私の声、ちゃんと届いたかな?ゴホゴホ 嬉しすぎて今にも泣きそう!! 夢…じゃないよね?本当に目の前に…ゴホ そう思っていると、ぐー(推し)が話し始めtゴホゴホ)) …あ… どうしよう、私…汗で体が冷えたから、喘息になっちゃった…ゴホゴホッ そう思っていると、周りからの視線、メンバー達の心配そうな視線を感じた。 …みんな心配しちゃうし、迷惑だよね… 私は近くのスタッフに言って、ホールを出た。ホール前のイスに座ると、涙が溢れてきた。 せっかく、ぐーに会えたのに… でも、他のみんなの幸せな時間を邪魔しなくて良かったよね! そう自分に言い聞かせたのに、やっぱり悲しくて…どのくらい泣き続けたんだろう。いつの間にか、ファンのみんなが出てきていた。もう、終わっちゃったんだ…私も帰ろ… 「待って!!」 !? メンバー達が私の方に走ってきた…! てつお「体調は大丈夫?…」 私はさっきよりも涙が溢れてきた。 ちむ「落ち着いて…落ち着いて…」 本物の皆が私をなだめてくれる… 余計に泣いてしまう私を見て、 リーダー「他のファンの幸せのために、ありがとう。」 続けて、 ぐー「でも、あなたが幸せじゃなきゃダメですよ?」 大好きな大好きなぐーの笑顔を見て、私は最高に幸せな気分になった。 うさぎ「はい!」 ユンじぃ、王子、ホプたちにも見守られた私は、間違いなく世界一幸せなファンだ。

短編小説みんなの答え:0

君を見つけるまで

俺は高校2年の陸(だいち)俺には好きな人はいないでもある日 陸 おーい部活に遅れるから早く行くぞ。親友 今行くから待てよ。 陸 部活に遅れたらお前のせいだからな!親友 なんだよ 陸 急かすなって! 陸 あ! あの娘をその時見て可愛いなと思った。それから李菜とは友達になった。 私は李菜(りな)私は好きな人がいます。一つ上の先輩 南勇(なお) 私は学校1の先輩と話をする事も多く先輩とは仲良しです。最近 仲良しになった陸って言う人と話をするようになりました。陸 お前らー 部活に集中しろよ!練習しなきゃ今度の試合負けるぞ。だから皆で…あ! 李菜 陸 今度の試合頑張ってね! 陸 あ.あ~頑張るから試合に来いよ。李菜 絶対行くね! 試合の日 李菜 陸君頑張って! いじめっ子 あ~ら 李菜さんじゃない李菜さんさ陸君のストーカーなんですって! 李菜 わ..私 ストー…カーじゃありませ… いじめっ子 李菜さんさもう陸に近づかないでね! 李菜 は..はい 分かり…まし…た。 陸 お前ら 李菜をいじめてんの。 俺見てたお前らが李菜をいじめる所 陸 李菜俺と付き合ってください。 李菜 はい!

短編小説みんなの答え:0

青とレモンと春の兆し

君の言葉が_______ 『ごめん……』 悲しそうに目を伏せる君と、声が何も出なくなった私。 君の言葉が、私を苦しめるんだよ。 放課後、2人しかいない教室にじめっとした風が通り過ぎる。 言わなきゃ良かったんだ…… ずっと追いかけてきただなんて、そんな青臭い台詞、そりゃ誰だって嫌だよね。 自己暗示しても何も効果は無い。 静かさに耐えられなくなった私の心は、音を立てて崩れ落ちる寸前。 余りのショックに涙すら出てこない私は、君の目にはどう映っているのだろう…… もう君のことは考えないって決めたのに、やっぱりまだ…… 『好きなの』 ほろ苦いなんて言葉では表せない心の痛み。 やっと動いた体は、教室のドアを開ける。 もう嫌だ、明日からどんな顔して会えば良いの……? そんな事を思いながら、雨の中傘を差さずに制服で駆け出す私。 本当だったら、君と2人で傘を差して帰るはずのいつもの道。 またそんな事考えて、私の胸は苦しくなる。 走って、走って、走って…… 土砂降りの中私の心は雨と一緒に流されていけば良いのに。 そんな願いは、届かない。 体が寒くなり少しコンビニの中で雨宿りする。 ふと向こうから歩いてくる2人の人影。 少し気になって私はその2人を遠くから見守る。 1つの傘を2人で分け合って、雨の中その2人はキスをした。 あぁ、本当最悪……なんでこんなの見ちゃったんだろう…… 私はそう思い、重く沈んだ心を引きずりながら家へ帰ろうとした。 ふと視線を感じゆっくりと振り返ったその先には、見間違えるはずもない、君の姿。 何も声が出ない私と、焦ったような君の目。 あぁ、そういう事か。 全てを理解した私の頬には、一筋の涙が伝う。 報われない。何をしても報われないんだ。 被害妄想だとか自意識過剰だとかそんな事どうでもいい。 もう、私、ここにいたくないよ。 また駆け出す私の足。 水溜りを蹴って、前も見ずに走る。 せめて、雨がこの苦しみを流して欲しかった。 でも、私はこの苦しみを背負って明日からまた1日を過ごす。 今は立ち直れなくても、きっと未来の私は立ち直ってる、はず、だろう。 全く確信は無いけど、でも未来の私に賭けるのも良いかもしれない。 今はただひたすらに涙を流そう、泣き喚いて叫ぼうか。 そんな事考えた、雨の中の私。 ちょっとだけ、大人の風が吹いた気がした。 ____私の春の証だ。 ーーーーーーーーーーーーーーー 渚沙です。是非コメント下さい。欲を言えばアドバイスとかも欲しいです笑 リクエスト?とかも受け付けます。私の語彙力と相談ですがね……笑

短編小説みんなの答え:1

【超短編読み切り小説】姫は吟う

私は一国の姫である。 無敗の王と呼ばれた武将の父を持ち、月よりも美しいとされる母を持つ、箱入り娘だ。 言うなれば、私に手に入らない物はほとんどない。 美貌も、富も、地位も、名誉も……全て我が物にすることが出来るのである。 けれど、手に入らないものはある。 それは自由だ。 これだけ恵まれていれば当然、私は丁重に扱われる。 まるで宝石のように。 傷ひとつつけさせまい、と過保護に、育てられたのである。 窮屈である。 わがままではあるが、自由にはさせて欲しい。 美貌も、富も、地位も、名誉も、いらないから。 あの人の元へ、行かせて欲しい。 私はただそれが望みだ。 お願い致します、どこかに居る神様。 極楽浄土にいるであろう、仏様。 私に全てを捨てる代わりにあの人と共に添い遂げる権利を私に下さい。 あの人と居れば何もいりませんから、と。 私は遠い、遠い国にいるあの人を思い浮かべて、吟うのだった。

短編小説みんなの答え:1

小説家になりたいです………!

こんにちは。私は将来小説家になりたいです! なので試しに書いてみました。 ~陽葵(ひまり)、黄色い空と青い太陽のコンビは一生?どっちが長生きする?~ 黄空(きあ)が私に何かを話したのはこれが最後だった。 ~なにそれ、逆でしょ?~ 私が黄空に何かを言ったのはこれが最後になる。 その場で黄空が倒れて救急車に運ばれて病院で亡くなった……………って? 前から病気だったらしいけどなんで言ってくれないのよ…! 黄色い空…青い太陽…?何言ってるの?? 私は意味がわからなかった。 でも、そのメッセージが何だったのか嫌でも知ることになる………… 翌日、八雲がいきなりからかってきた。 「お前の親友の名前“黄色い空”でお前の名前が“葵(あおい)陽”だな!」 あれ…?どっかで聞いたことが……!! 「ありがと!八雲!」 そう言って私は学校の窓から身をのりだして叫んだ。 「一生………じゃなくて…」 「永遠の友情だよぉぉっっ!!」 ー終わりー

短編小説みんなの答え:0

魔桜の咲く夜(まざくらのさくよ)

善も悪もないこの世界で 何ができるのか 天使でも悪魔でも良かった 私の願いを叶えてくれるなら 満月の夜は よく笛を吹く練習をしてた 春夏秋冬関係なく 魔桜は咲く 舞い踊れ 舞い踊れ 魔桜の花びらとともに 笛を吹きながら 舞い踊り続ける 魔桜の咲く夜 ー終わりー

短編小説みんなの答え:1

意味怖

俺は普通の会社員、A。今日もいつも通り、会社に行く前にトイレに行こうと思ったけど、今日はそこまでいきたくないし、水道代がもったいないので会社ですることにした。  家を出て少し歩いてすぐに、スマホを忘れた事に気が付いた。すぐに家に戻りスマホをポケットに入れたその時、 (ピッピッピッピー)と音がした。すぐにトイレの便座が自動的に閉まる音だと気が 付いた。             「なーんだビビったじゃん」    そんな独り言を言い、家を出た。                    解説               Aは、トイレに行かずに家を出た。なのにトイレの便座が閉まる音がした。何故?それは簡単、Aがいない間に誰かがトイレを使ったからだ。                    あまり怖くなくてすいません。読んでいただきありがとうございました。

短編小説みんなの答え:0

自覚

遠くにある街柱が白く薄暗い色で光っている。その光がなければ私はきっと前も後ろも見えなくなってしまうであろう。一応見える位置に家はあるのだが、人の気はなく、隣で小さく聞こえる川の流れる音と私の足音以外私の耳には届いてこなかった。  私の左側には背の高いフェンスが並んでいる。おそらく夜に間違って川に転落しないように設置されたものだと思う。私も足を滑らせてこの川に落ちたんだ。 私が色々なことを考えながら家路をゆったり歩いていると、急に後ろから変な気配を感じた。それは、何とも言葉にしにくいような雰囲気で、とにかく気持ちの悪いものとしか言えないような代物だった。振り返って確かめたかったが、その勇気は私にはなくてどうしようもない。とりあえず私は足を早める。 少ししただろうか、私の体が疲れ始めた。一刻も早くその気を振りほどきたかったのだが、なぜかそれは一向になくならない。というか、ますます気持ち悪さが加速していっている気がした。足音は聞こえないのに、どんどん私に近づいてくる。私の背後から私をどんどん蝕んでいるみたいだ。  私は一瞬だけ後ろを振り向いた。よくよく考えれば、それが人でも何でも私に危険をもたらすものであることに変わりはないはずなので、私が振り返って確かめる必要など無かったのだ。それなのに、私は振り向いてしまった。 それは黒いかたまりであった。 その黒いかたまりは、私の顔を追いかけるようにして近づき始めた。私はそれが無性に怖くて振りほどこうと必死になって走り逃げ回ったが、距離を離せそうにない。私は一生懸命足を動かす。冬の冷たい空気が鼻を刺しているはずなのに、私はそれを感じられなくなっていた。まるで体全体の感覚が無くなっているかのようだった。 全力で逃げていたつもりだったが、その影は私のすぐ背後を追いかけ、私の体を乗っ取りでもするかのように襲いかかってきた。 「やめてっ!」 私は暗闇の中、咄嗟に大声で叫んでいた。自分の身を片手で包み、手に持っていた白くて重いカバンを力いっぱい振り回す。カバンは横にあるフェンスに当たって傷つくはずだったが、私はそれに構いもしなかった。体は私の意思に反して動かなくなり始めたが、それでも私は抵抗していた。 とても、とても怖かったからだ。その黒いかたまりに飲み込まれては、きっと私は消えたくないのに消えてしまう。根拠などあるわけがないが、その漠然とした感情はきっと適当なんかではない。私の思い過ごしではないはずだ。 長い間走ってカバンを振り回していた私の体はもうすでに限界を越えている。私は足から力なく崩れ落ちた。不思議と息は切れていなかったが、体がとてつもなく重い。そして、とても寒かった。 「……追い払えたかな」 私は左右を何度も確認してそう呟いた。その黒いかたまりの気配はすっかり消え落ちていて、気持ち悪さも無くなっている。一体アレが何だったのかは分からなかったが、取りあえず助かったのか。私はカバンを握りしめ、ため息をついた。 そのときだった。私の視界が真っ黒に覆われていく。あの薄暗い街灯の光をも遮断し、私の目にはもう何も届かなくなった。 「っ……!」 振り絞るように出した声もすでにかすれ、静かに消えていく。 私がどうしようもなくうなだれていると、ふと真っ黒な闇の中に私の寝たきりの姿が浮かび上がった。無機質で真っ白に染め上げられた部屋に、私が動くこともなくベッドに横たえている。そして、隣には一人の男が静かにたたずんでいた。私の細く病弱そうな腕をなで、顔をなで、手をとってくれたあの男。 ……ああ、私はもうあの黒いかたまりに取り込まれてしまったのか。気づくのが遅すぎた。 全てを、思い出した。これは夢だ。 私の足はすでにもうなかった。手も、頭も、胴体も、全てが麻痺して動かなくなる。それを認識する脳でさえも、すでにこの世から隔離されているようだ。 黒いかたまりは私を飲み込んでしまった。私はきっと消えていく。この世に私は二度と戻れることはないだろう。 そうか、黒いかたまりは、もしかしたら私自身だったのかもしれないな。 遠くから私の名前を呼ぶ声が聞こえるような気がする。泣き叫んでいるようで、なんと言っているのかは分からなかった。私はふと止まったはずの心臓を握りたくなる。胸を押さえて、その声に応えそうになる。私も彼と一緒に泣き叫びたかった。 でも、もう声は出なかった。 私は、もう消えてしまったんだ。

短編小説みんなの答え:0

死んだ君へ[長い]

「ねぇ、ミナトはなんで死んだの?」 僕の声は君に届いただろうか。 僕の涙や多くの人の涙はミナトの瞳に映ったのだろうか。僕はいまだにミナトの死から立ち直れていない。 ミナトと僕は親同士の仲が良くて、ずっと一緒だった。家の近くを冒険してみたり、初めてのお使いもミナトとした。ミナトは僕の幼馴染で大切な親友で家族のような存在だった。 中学3年生の冬。 ミナトと違う高校への進学が決まった。 初めてミナトと離れることになる。 一緒に登下校をすることももうない。 それでも僕は悲しくなかった。だって、家は近いからすぐに会える。だから平気!と思っていた。 だけど、高校生になってそうはいかなかった。中学生のときと違って、勉強がとても難しい。このままじゃ置いていかれる。そうプレッシャーを感じた。勉強しなきゃ駄目だと思った。僕はミナトに遊ぼうと言われても、「勉強で忙しい。」と言って追い払うときが何回もあった。僕はそれをとても後悔している。もしも、ミナトと遊んでいればミナトの変化に気付けたのかもしれない。 ミナトの話を聞くことができたかもしれない。僕は親友失格だ。それからずっと部屋に引き込もっていた。そんなとき、ミナトのお母さんから手紙を貰った。ミナトからの手紙だった。手紙には僕への感謝がずらりと書かれていた。泣いた跡もあった。 「最後に手紙で言うのは許して欲しい。直接だと勉強の邪魔になっちゃうだろ? だから許してくれ。少しだけ言いたいことがあったんだ。まず、勉強忙しいときに遊びに誘ってごめんな。ずっと謝りたいと思ってたんだ。本当にごめん。それと、また一緒に遊ぼうな!生まれ変わっても親友でいよう!俺はお前といれて本当に幸せだった。ありがとう!」 手紙を見終わったとき、ただ涙が溢れた。もう枯れたはずだった涙が止まらなかった。何度も何度も手紙を読み返した。僕が泣いてもミナトは帰ってこないのに。自分の無力さがとても憎くなった。 ミナトは部活や勉強などがプレッシャーになっていて、辛かったんだとミナトのお母さんに言われた。親友なのになにも相談に乗れなかった。自分勝手にミナトの誘いを断った。ミナトは僕にきっと話そうとしてくれたはずなんだ。僕に相談したかったはずなんだ。今の僕の姿をミナトは見ているのだろうか。いつもみたいに僕に優しい笑顔を向けてくれているだろうか。僕の傍で笑ってくれているだろうか。そう思うと、なぜかミナトがそばにいるような気がして元気がでてきた。明日からちゃんと学校に行こう。そう思えた。 あれから時は過ぎ、今日は高校の卒業式だ。ミナトは空の上から僕を見てくれているだろうか。きっとミナトは見てくれている。根拠なんてないが、僕はそう思う。ミナトの応援が僕をここまで引っ張ってくれた。ミナトの笑顔が僕の心の支えになった。「ねぇ、ミナト。僕は頑張るよ。ミナトの分まで。だから、これからも誰よりも誰よりも応援しててね。」 初めて書きました。 ぐだぐだですまない。 なんか暗い最後になりそうだったが、微ハッピーエンドに持ち込みました。 それではまた~ 長くてすまぬ

短編小説みんなの答え:3

【短編小説】お兄ちゃん

今日は2月3日。誕生日会の日だ。 でもお母さんの誕生日は10月、 お父さんの誕生日は3月、 私の誕生日は8月だ。 なら、誰の誕生日会なのかって? じゃあ、10年前の事から話さなきゃ。 私は自分の名前が嫌いだった。 女なのに「清(せい)」だなんて。 友達の千穂ちゃんとか、彩乃ちゃんのようにもっと可愛らしい名前がよかった。 でも、5歳の頃だったか6歳の頃だったか…ある日お母さんに聞いたんだ。 「ねえおかあさん。なんでわたしはおんなのこなのに「せい」ってなまえなの?もっとかわいいなまえがよかった!」 「…そうね。そろそろ話してもいいかしら。 あのね、清ちゃん。貴方にはね、お兄ちゃんがいたのよ」 「いるわけないよ。わたし、ひとりっこだもん。おかあさんもそういってたでしょ?」 「いたのよ。貴方が生まれる3年前の2月3日、出産したの…でもね、死産だったの。死んじゃった状態で生まれてきたのよ。」 「ほんと?」 「本当よ。それでね、お父さんとお母さんはその子に「清」って名前を付けようとしてたの」 「わたしとおんなじなまえだ」 「だからね、貴方に、清くんの分まで生きて欲しくて…その名前を付けたの。 嫌だよね。清くんが死んじゃったのはお母さんのせいなのに。ごめんね…」 お母さんは泣いていた。 「いやじゃないよ。」 「…どうして?」 「だって、おにいちゃんのなまえだもん。 おにいちゃんがいないのはかなしいけど、 さみしくはないよ。 おにいちゃんはきっとわたしたちをみまもってくれてる。おにいちゃんとわたしはなまえがおなじだから、きっといっしょにいられる。おかあさん、おんなじなまえをつけてくれてありがとう」 「…そう言ってくれてありがとう、清ちゃん。」 その日から、私がお兄ちゃんの分まで生きてやろうって思ったんだ。 私は今年16歳になる。 お兄ちゃんは生きていたら19歳だ。 今日は2月3日。我が家は、毎年この日に誕生日会をするんだ。お兄ちゃんの誕生日会を。 写真も私物もないけど、私のお兄ちゃんは確かにいるんだ。今も私たちの事を見てくれてるんだ。 ケーキのロウソクに火をともして… 「「「ハッピーバースデー!」」」 おわり ここまで見てくださりありがとうございました!

短編小説みんなの答え:1

神様に気に入られた妹

夏のある日… 僕の妹が消えた。 その日は、家族でおばあちゃんが住んでいる所へ来ていた。おばあちゃんが住んでいるところは、森の中。森の中に建てられた一軒家だった。森の周りならまだしも、中なら誰もいない。僕と妹、咲は、おばあちゃんの住んでいる所に行くと、滅多にふれあえない自然に興奮していた。いつも二人で遊んでいた。 その日の朝も「行ってきまーす!」「きまーす!」僕が言う「行ってきます」についてくるかのように「きます」と咲が言う。 家の奥からは、おばあちゃんの「気をつけるんだよ」と言う声と「お昼までには戻ってくるのよー?」と言う声が聞こえてきた。 僕はいつものように「わかってるよー!」と言った。 「ほら、咲。行こう!」僕は咲の手を引いていつも通る所を通った。 僕はこう見えて記憶力がいいんだ。いつもは悪いフリをしてるだけ。悪いフリをしておかないとお母さんに色々言われるから悪いフリをしているんだ。 「咲、もうすぐだぞ」「やったー!おっ花♪クローバー♪よつばーのクローバー!」「ははっ、何だその歌?自分で作ったのか?」「うん!あ!ちょうちょ!にぃに!みて!きれい!」咲が指差した先を見ると大きな見たことがないアゲハ蝶が居た。「ん?あ、ホントだ、キレイだな、あの蝶」「うん!」「けど、捕まえないでおこうな?ここに来た時だけ見られる存在にしておこう」「んんー?難しいことわかんない…けどつかまえない!にぃに!お花のアレ作って!」「あぁ、お花の冠、ないいぞ。咲、一緒にお花集めよう」「うん!」 僕達はいつも通りいつもの場所にきては花を積んで僕がお花の冠を作ってたんだ。 完成して咲の頭に被せてあげたら可愛くて仕方がない。喜ぶ顔も物凄く可愛い。そんな時、またあの蝶が通った。 「あ!ちょうちょ!」「だな、あ、待て!咲!」咲は蝶に導かれるように後を追った。僕も急いで咲の後を追った。追いかけた頃には、まだ太陽は傾いていたはずなのに追いついた頃には太陽が真上に来ていた。ここまでの道順は覚えた。いろいろな目印を見つけ出して記憶した。だから帰り道は大丈夫だ、咲も目の前にいる。 「咲」「?なぁに?」「そろそろ帰ろう、お母さん達が待ってる。」「えー、もう少し遊んでいたい!」「でも…お腹空いただろ?」「空いてない」「え、でも、朝少ししか食べてないじゃないか。ずっと走ってたし、疲れただろ?兄ちゃんおんぶしてやるから、な?帰ろう?」「いや!」「いやって…」「いや!!咲、この子達と遊ぶ!」「…この子達?」「うん!」「この子達って…誰だ?僕達以外に人は居ないぞ…?」「きつねさんと、ウサギさんがいるよ?」「キツネ…?咲、お前狐見たことないだろ、なんでわかる」「?自分できつね、っていってる!」「(なんだ…霊的な何かか…?小さい子にしか見えないなにかなのか?咲は楽しそうだし……悪いやつではない…のかな?)わかった、でもちょっとだけな?ちょっとだけ遊んだら、家に戻ろう、な?」「うん!きーつねさん!あっそびーましょー!」「(おかしい…何かが変だ。何だ、この違和感…)」 僕はその時感じた違和感の事を考えていた。 考えていた時間はわからない。ずっと考えていたのだろう、もう太陽が真上から少しズレていた。それに気づいたのは、考えていた時にあの蝶が視界に入ったからだった。 あの蝶は、警戒心が無いのか僕の手に止まった。止まったと思ったらすぐに飛び、ついてこい、とでも言うように先頭を飛んだ。 僕は蝶に導かれるがまま歩いた。歩いて歩いて歩きまくった。すると開けたところに出た。そこには咲と白い狐と兎がいた。 「咲」「!にぃに!」咲は僕に抱きついてきた。「にぃに、かえろ、咲、お腹減った!」「…あぁ、帰ろう。狐さん、ウサギさん、妹と遊んでくれてありがとう。…咲、行こっか。」「うん!」僕は先と遊んでいた狐と兎にお礼を言ってから頭を下げた。咲は、僕と繋いだ手を離さないようにぎゅっと握っていた。 僕達はまたあの蝶を見た。 また朝に導かれるように歩くといつの間にか家についていた。 家の前で立っている僕の隣には咲はいなかった。おかしい、ずっと手を握っている感覚があったのに…。僕は探しに行こうとした。その時お母さんの声が聞こえた。「隼人?どうしたの、ご飯食べに帰ってきたんでしょ、早く入りな」「え、でも、咲が…」「咲って…誰?」「え…」 お母さんやお父さん、おばあちゃんとおじいちゃんの記憶から咲が消えていた。 覚えていたのは僕だけだった。僕は居なくなったことを例え話としておばあちゃんに話した。するとそれは、神様に気に入られたんだよ、と言った。 俺は、高校生になってからあの蝶を見たところへ来た。すると、あの時の蝶が、ついてこい、とでも言うようにまた先頭を飛んだ。 感想やアドバイスなどあれば言ってください!

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